- 研究員-
学歴 | 防衛大学校第30期生(1986年電気工学卒) |
| オーストラリア海軍幕僚大学留学 |
| 博士(学術)〔広島大学〕、修士(国際情報)〔日本大学〕 |
主要職歴(自衛隊) | 米海軍第3艦隊司令部連絡官 |
| 護衛艦ゆうべつ艦長 |
| 在ロシア防衛駐在官 |
| 第8護衛隊司令 |
| 統合幕僚監部サイバー企画調整官 |
| 自衛隊広島地方協力本部長 |
| 指揮通信開発隊司令 |
| 下関基地隊司令 *退職時(2018年)の階級は「海将補」 |
|
退職後 | 広島大学法学部客員教授 |
| 東海大学平和戦略国際研究所客員教授 |
| 明治大学サイバーセキュリティ研究所客員研究員 |
| 安全保障懇話会研究班研究員 |
| 富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティ(株)安全保障研究所主席研究員 |
| 日本安全保障戦略研究所研究員 |
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研究成果
T
著書
T-1 単著
*『
軍艦進化論 ペリー黒船艦隊からウクライナ戦争無人艦隊まで』(
扶桑社2024.04.24)
「砲艦外交」のための軍艦→「敵よりも大砲打撃力の勝る軍艦」が中心、大艦巨砲主義の芽生え→「大艦巨砲主義の中心となる戦艦」が中心、艦隊決戦が海戦の雌雄を決する→「戦艦(大艦巨砲主義:艦隊決戦)」から「空母(空母機動部隊による航空作戦主流)」へ→「空母機動部隊主流は変化なしも、ミサイル対応艦の必要性増大」……「イージス艦」の登場・「ステルス艦(艦上の突起物がなくレーダーを反射にくい)」の登場→「空母主流」「イージス艦の有用性」に変化なしも、「弾道ミサイル対応イージス艦」の必要性増大→「現有艦艇」の有用性は変わらずも、「無人艦隊」による海戦のブレークスルー――という変遷を詳しく解説
*『
近未来戦の核心サイバー戦−情報大国ロシアの全貌』(
育鵬社2021.10.22)
知らないうちに多大な被害を受け、攻撃国に大きな利益をもたらす「サイバー戦」の根本思想と実践法とは?
大国ロシアをベースに「サイバー戦」の全貌を元在ロシア防衛駐在官がひもとく!
2014年のウクライナ危機で、ロシアはわずかな抵抗を受けたのみで、簡単にクリミア半島を併合してしまった……「サイバー戦」の例のひとつである。
本書では、情報空間(サイバー空間)におけるロシアの安全保障問題(とくにサイバー戦)について、西側の標準的な考え方や慣習に左右されず、ロシアの為政者がどのように考えているのかに軸足を置き考察している。
T-2 共著
*「現代戦争論−超「超限戦」」(ワニブックスPLUS新書)
*「ロシア・ウクライナ戦争と日本の防衛」(ワニブックスPLUS新書)
*「プーチンの超限戦」(ワニプラス)
*「ネット世論操作とデジタル影響工作」(原書房)
*「グローバルシフトと新たな戦争の領域」(東海教育研究所
U 学術論文
*「ロシアの新たな「国家安全保障戦略」を読み解く」(廣島法学学会誌)
*「ロシアによるウクライナ侵略(ロシア・ウクライナ戦争)における情報戦」(安全保障懇話会誌)
*「ロシア・ウクライナ戦争にみるロシアによる「ハイブリッド戦」の欠陥」(公共選択学会学会誌)
*「ロシアの対外政策構想と「特権的利害地域」−グルジア紛争にみるロシア安全保障の課題」(日本国際情報学会誌)
*「ロシアの「情報安全保障ドクトリン」を読み解く」(ユーラシア研究所学会誌)
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