- 上席研究員-


樋口写真

 - 樋口譲次(ひぐち じょうじ)-
  
生年月日/出身昭和22年生まれ) 長崎県(大村高等学校)出身
学歴防衛大学校第13期生 機械工学専攻
陸上自衛隊幹部学校 第24期指揮幕僚課程
米陸軍指揮幕僚大学留学(1985年〜1986年)
統合幕僚学校 第9期特別課程
主要職歴(自衛隊)第2高射特科群長
第2高射特科団長兼飯塚駐屯地司令
第7師団副師団長兼東千歳駐屯地司令
第6師団長
陸上自衛隊幹部学校長(最終補職) *退職時の階級は「陸将」
退職後株式会社日本製鋼所の顧問として勤務(平成24年1月完全退職)
現在日本安全保障戦略研究所上席研究員
偕行社・安全保障研究会研究員
日本戦略研究フォーラム政策提言委員
隊友会参与 など

研究成果
T-1 単著
*『現実化する宇宙戦-「宇宙小国」日本はどうする?!-2023年12月22日発売』(国書刊行会)
書籍
 いまや宇宙は、現代の経済社会活動に不可欠のインフラである一方、中国等の衛星破壊実験に見られるように宇宙の戦場化リスクが急速に現実化している。  万一、宇宙戦が生起すれば、国家の安全保障・防衛は勿論のこと、経済社会活動や個人の日常生活に至るまで甚大な影響を及ぼさずにはおかないであろう。
第1章 現実化する宇宙戦(Space Warfare)──宇宙を制する者はすべてを制する
第2章 軍事がリードしてきた宇宙開発の歴史と最近の動き
第3章 主要国の宇宙戦への取組み
第4章 主要国に大きく出遅れた日本の「宇宙戦」への取組み
第5章 宇宙戦から始まる中国の台湾侵攻
第6章 宇宙戦の国際的課題と今後の日本の宇宙戦能力強化の具体的方策──「宇宙小国」日本はどうする?!

*『中国軍、その本当の実力は-中国軍は台湾を着上陸侵攻できるのか -2023年4月21日発売』(国書刊行会)
書籍
 徹底した秘密主義と権謀術数を常套手段とする中国の政治・軍事の実情を知ることは、至難の業である。
 「台湾有事は日本有事」の危機が叫ばれる中、中国軍の本当の実力を解明することは喫緊の課題であり、中国の各種工作やマスコミなどの極端な論調に惑わされない冷静な判断が必要である。
 そのため本書では、まず中国軍が「ソ連(ロシア)型軍隊」であり、ロシア軍と軍事的類似性があることを踏まえ、ウクライナ戦争におけるロシア軍の軍事作戦の実態を分析し、そこから中国軍の実体や実力について何が類推でき、どのような問題や課題があるかを明らかにした。
 尖閣・台湾を軍事侵攻するには着上陸(水陸両用)作戦の遂行が必須の要件である。現段階で中国軍がその実力を有しているか、その能力を分析評価し、可能な範囲で課題に対する答えを導いた。

*雑誌「正論」平成18年10月号「本当にこれでいいのか「防衛省設置法案」」,
 同じく平成19年5月号「これでは日本は守れない!自衛隊の実力低下を憂う」
*その他、JAPAN BUSINESS PRESS、雑誌「偕行」などに論文多数を執筆

T-2 共著
*『日本の核論議はこれだ』
 (郷友総合研究所編、展転社、平成20年4月発行)
*『基本から問い直す日本の防衛』
 (日本安全保障戦略研究センター編、内外出版、平成26年1月発行)
*『中国の野望をくじく日本と台湾−独立したい台湾、統一したい中国、日本はどうする−』
 (日本戦略研究フォーラム編、内外出版、平成26年10月発行)
*『「国防なき憲法」への警告』
 (日本郷友連盟・偕行社共同プロジェクト編、内外出版、平成26年12月発行)
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