一般社団法人日本安全保障戦略研究所のホームページへようこそ 
                                       一般社団法人日本安全保障戦略研究所 理事長 井 晉
理事長
 今日の国際的な安全保障環境は,パワーバランスの急激な変化とともに従来見られない程多層的でありかつ先行きが不透明になっています。
 換言すると,韓国による国際法不遵守に起因する日韓関係の急速な悪化,巨大経済圏構想「一帯一路」の海洋シルクロード戦略と自由で開かれたインド太平洋戦略の角逐, 中国の経済侵出に起因する米中間の貿易戦争,朝鮮半島の核・ミサイル開発と米朝関係の変化,核と石油をめぐる米・イラン問題,英国のEU離脱問題等々, 今日の安全保障上の問題は,政治と経済が複雑に交錯していく傾向にあります。  

 わが国を取り巻く国際的な安全保障の問題は,このような政治と経済が顕著に絡むグローバルな問題と無関係ではありません。 わが国がこれら政治と経済の問題を背景とした安全保障問題と取り組むに当たって, アジア太平洋地域の問題がグローバルな安全保障上の問題と不離不測の関係にあることに留意しなければなりません。
 このような急激に変化する安全保障環境を検討する上で重要なことは, 経済と政治の問題の根底には依然として軍事力の存在が大きな要因を占めていることを認識し,軍事力を十分踏まえしっかりした安全保障観に基づいた戦略を構築することにあると考えます。

 わが国の国家安全保障政策は,国際協調主義に基づく「積極的平和主義」の立場から,米国を始めとする関係国と連携し,国際政治経済の主要プレーヤーの立場から, 地域及び国際社会の平和と安定及び繁栄にこれまで以上に積極的に寄与していくことを基本理念としています。
 また,国際社会における「法の支配」の確立を重要視し, 自国領土の保全,海洋権益及び経済的利益の確保,自国民の保護などの観点からアジア太平洋やインド洋における安全保障戦略の問題と取り組んでいます。さらに民生を安定し, 愛国心を高揚し,国家の安全を保障するに必要な基盤を確立すること,そして国力国情に応じ自衛のため必要な限度において,効率的な防衛力を漸進的に整備することを国防の基本方針としています。

 わが国の安全保障戦略を研究するにあたって,その根底にある軍事力はもとより,安全保障と戦略を総合的かつ有機的に結び付けて検討し, その成果を内外に発信することは喫緊の課題であります。
 政策アイデアを商品として提供するシンクタンクと,基礎的・学術的研究を行う大学等の教育機関の機能は, 本質的に異なるものであり,このような基礎の下にわが国と国際の平和と繁栄を目指す当研究所の活動に対し, 皆様のご理解と温かい支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。                                                           (2019年8月1日記)  

 -当研究所の目的- 
 (一社)日本安全保障戦略研究所は,わが国の安全保障・戦略に関する調査研究を行い,その成果の発信・普及を行なうとともに, 人材の育成に努めるなど,わが国の安全保障・戦略の構築・強化に寄与することを目的としています。
 なお, 一般社団法人日本安全保障戦略研究所の英語表記はSecurity Strategy Research Institute of JapanでアブリビェーションはSSRIです。

 -当研究所に所属する研究員の紹介- 
 こちらをご覧ください。

 -当研究所の活動状況-
 当研究所 は,前記の目的を達成するため,次のような活動を行っています。
@ わが国周辺の安全保障環境及び軍事情勢等に関する調査研究(受託調査研究等を含む)
A ウェブサイト開設,図書出版等による調査研究成果の普及,成果を活用した政策提言等
B セミナーの開催,委託教育や論文指導の受け入れ等人材育成の活動
C その他,本研究所の目的達成に資する活動
 なお,当研究所に所属する研究員がこれまで行ってきた調査研究の実績や政策提言などの活動は,以下の通りです。
                「調査研究実績・政策提言」
30年度
書籍『核大事典』 出版(国書刊行会
書籍
序章 恐怖の「第2次核時代」へ突入した世界
第1章 核時代を読み解くためのキーワード
第2章 米国の核政策・戦略と国際社会の核開発の動き
第3章 核をめぐる国際的取り組み
第4章 核拡散のメカニズムと「第2次核時代」─「恐怖の核時代」の再来─
第5章 日本の核政策
第6章 日本を取り巻く核の脅威
第7章 英仏独の核戦略と核政策
第8章 日本の核政策・核戦略のあり方
終章 いかに核の危機を克服するか─「キューバ危機」から北朝鮮問題を考える─

29年度
書籍『中国の海洋侵出を抑え込む』 出版(国書刊行会
書籍
第1章 これからの世界とアジア太平洋・インド地域の安全保障の課題
第2章 中露関係の行方と今後のアジア太平洋・インド地域情勢 
第3章 中国の国家目標と覇権的拡張戦略
第4章 米国の対中国防・軍事戦略および作戦構想 
第5章 米国および中国周辺主要国の対中関係の力学と基本戦略 
第6章 東シナ海と中国の覇権的侵出
第7章 南シナ海に見る中国の覇権的拡張の現状 
第8章 アジア太平洋・インド地域と連携した日本の対中防衛戦略
第9章 トランプ米政権の対中・対日政策の動向
終 章 米中関係と「トゥキュディデスの罠」

26年度
書籍『国防なき憲法』 出版(内外出版  ※日本郷友連盟・偕行社共同プロジェクトによる図書の出版
書籍
第一部  改正が急がれる日本国憲法
第一章 いま,なぜ憲法改正が必要なのか ― 憲法改正を問う理由 ―
第二章 日本国憲法と自衛隊
第三章 憲法とは何か(憲法の目的) ― 憲法は国家権力を縛るためだけの規範か ―
第四章 憲法改正の促進 ― 一刻も早い憲法改正を実現しよう! ―

第二部  憲法改正に関する提言と各国憲法との比較
第一章 憲法改正に関する提言 ― 「自助自立」の国防体制の構築 ―
第二章 各国憲法との比較 ― さらなる理解のために ―

25年度
書籍『 基本から問い直す 日本の防衛』 出版(内外出版
書籍
序 章 このままでは危ない日本の将来
第一章 わが国の安全保障・防衛問題が凝縮されている「国防の基本方針」
第二章 「国防の基本方針」に集約された安全保障・防衛問題の真実
第三章 わが国の地政学的地位・特性の再確認
第四章 わが国の国際社会における地位の向上ならびに役割責任の増大と限界
第五章 わが国の安全保障・防衛上の問題と諸制約の克服
第六章 わが国を取り巻く安全保障環境の変化
第七章 わが国周辺の軍事的脅威の実態
第八章 現代戦の特性
第九章 時代の変化に即した新しい安全保障・防衛の基本方向
おわりに ―「国防基本法」/「国家安全保障基本法」の制定を急げ―

24年度
 わが国の予備役制度のあり方について
23年度
 わが国の国防体制(国防機構,情報体制等)
22年度
  『国家安全保障基本法』の制定に関する提言  *提言書「Pdf(別窓)」
21年度
  『国防の基本方針』の見直しに関する提言  *提言書「Pdf(別窓)」
20年度
書籍『日本の核論議はこれだ』 出版(展転社
書籍
序 章 日本の核論議
 ・「東京直撃で死者50万人」の衝撃
 ・ 国政の場で核論議を封印してはならない
第一章 核武装論の問題点
第二章 当面の現実的政策としての安保体制強化論
第三章 将来の選択肢としてのNATО型核共有等の模索
終 章  日本の国防政策への提言

防衛省改革に対する緊急提言  *提言書「Pdf(別窓)」
新防衛大綱策定への提言  *提言書「Pdf (別窓)」
19年度
新たな核脅威下での国家防衛・国民保護に関する提言  *提言書(縦書き)「Pdf(別窓)」
18年度
憲法改正に関する提言  *提言書(縦書き)「Pdf (別窓)」
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