中南米情勢に関する報道

   
年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2024.02.04 Stars & Stripes Diplomatic tensions between Ecuador, Russia over military equipment threaten banana exports <2403-020410>
 エクアドルとロシアの間の亀裂は、ロシアがエクアドルからのバナナの輸入の一部を禁止することを決定した週末に激化しているように見える。 ロシア連邦獣医植物検疫管理庁は2月3日に、エクアドルの5社からの輸入を禁止すると発表した。  エクアドルは世界有数のバナナ輸出国であり、2022年の売上高は$3.5Bで、年間売上高の1/5がロシア向けである。
 両国は最近、エクアドルが$200Mの新装備と引き換えに、古いロシア製装備の一部を米国に引き渡す決定した後、対立している。
2024.01.23
 13:52
AFP=時事

(Yahoo)

エクアドル軍、コカイン22トン押収 <2402-012315>
 エクアドル軍は21日、中西部ケベドなどで同国史上最大規模の麻薬取り締まり作戦を実行し、コカイン22tを押収した。 軍は20日にもコカイン3tを積んだ半潜水艇を拿捕している。
 エクアドルでは犯罪組織首謀者の脱獄を発端に、治安当局と犯罪組織が「戦争状態」に陥っている。
 2ヵ月前に就任したノボア大統領は22日、犯罪組織との戦争は進展しているが勝利には至っていないとし、非常事態宣言を4月まで延長すると述べた。
2024.01.15
 18:02
時事通信

(Yahoo)

アレバロ大統領が就任 台湾と外交、中国とも関係 グアテマラ <2402-011510>
 中米グアテマラで15日未明に元外務次官のアレバロ氏が任期は4年の大統領に就任した。 就任宣誓は14日の予定だったが、新議会の発足が遅れたことから翌日未明にずれ込んだ。
 総統選挙で頼副総統が当選した台湾との外交関係を維持しながら、中国とも貿易関係の拡大を目指す方針を示しており、「一つの中国」の原則を掲げる中国の出方が注目される。
 アレバロ新大統領は13日に、就任式典に出席するためグアテマラを訪問した台湾の呉外交部長と会談し、グアテマラ製品の台湾向け輸出を増やすことなど関係の強化に向け協議した。 地元メディアの取材では、中国との貿易関係を拡大し発展できると信じているとも強調した。
2024.01.15
 14:51
ロイタ通信

(Yahoo)

グアテマラ新大統領が就任、妨害で式典に大幅遅れ 多難な船出 <2402-011507>
 中米グアテマラアレバロ氏が15日未明に新大統領に就任した。 ジャマテイ前大統領の陣営の妨害によって就任式は大幅に遅れ多難な船出となった。 ジャマティ前大統領は就任式に出席しなかった。
 アレバロ氏が2023年8月の大統領選に勝利して以来、ジャマテイ前大統領の盟友とされる司法長官は、アレバロ新大統領の新興政党「セミージャ運動」の活動停止や選挙の無効化など政権移行を阻止する試みを強めていた。 グアテマラ最高裁は14日、「セミージャ運動」の議員が議会で無所属として登録すべきとの判断を示した。
 セミージャ運動は160議席中23議席しか持たず、議会の過半数を維持している野党は大統領認証の議会手続きが滞った。 こうした就任妨害の動きにアレバロ支持派は議会に突入する構えも見せていた。
 米国と中南米諸国はアレバロ新大統領の当選を尊重するよう政府に求めている。
2023.12.29
 09:21
産経新聞

(Yahoo)

英、哨戒艦をガイアナに派遣へ 同国侵攻を狙う隣国ベネズエラに対抗 後ろ盾の中露牽制の狙いも <2401-122903>
 英国防省は、ベネズエラと領土問題を巡って軍事的緊張が高まる旧英植民地のガイアナに英海軍の哨戒艦Trentを12月末までに派遣し、29日にもガイアナ沖で警戒行動を開始すると発表した。 英国防省によると、哨戒艦Trentは12月に別の任務でカリブ海に入っていた。
 ベネズエラの反米左派マドゥロ政権は、隣国ガイアナのエセキボ地域の領有権を主張して同国への軍事的威圧を強めており、12月3日の国民投票で「95%以上がベネズエラ編入に賛成した」と主張し、5日にはガイアナ国境に1個師団を投入すると発表していた。
、哨戒艦の派遣は英政府としてガイアナ支援の立場を打ち出すと同時に、ベネズエラを通じて中南米での影響力拡大を図る中国とロシアを英米の連携で牽制する狙いがある。
【註】
 River級Batch 2の哨戒艦Trentは排水量2,000tで、30mm機関砲1門と7.62mm機銃4丁を装備し、ヘリ甲板を有している。
2023.12.15
 18:19
毎日新聞

(Yahoo)

ベネズエラとガイアナが武力衝突回避で合意 資源地帯巡り首脳会談 <2401-121510>
 ベネズエラのマドゥロ大統領とガイアナのアリ大統領が14日、カリブ海の島国セントビンセント・グレナディーンで会談した。
 マドゥロ大統領がX(Twitter) で発表した共同宣言によると、両国は「武力による威嚇や行使をしない」ことで一致し、対話の継続などでも合意した。
2023.12.09
 07:21
ブラジル日報

(Yahoo)

《ブラジル》ベネズエラ軍事力は50倍と分析=ガイアナ軍はわずか3千人 <2401-120903>
 ベネズエラとガイアナの間でエセキボの領土争いが激化しているが、専門家らは可能性が低いながら、直接対決に発展した場合ガイアナは自国より50倍もの軍事力を有するベネズエラと対立することになると、G1サイトが5日に報じている。
 米CIAによると、ベネズエラの軍事投資は世界6番目で、南米大陸で最も装備が整った軍隊の一つであるのに対してガイアナは152番目にすぎない。
 1965年に設立されたガイアナ国防軍は、陸軍、空軍、沿岸警備隊、ガイアナ国家予備軍を擁し、英国連邦に属する英語圏の国だけに、軍もブラジル、中国、フランス、イギリス、米国と関係を維持しており、将校の大半は英国王立陸軍士官学校で訓練を受けている。
 そのため、仮に紛争が発生すれば、米国とブラジルなども巻き込まれる可能性がある。 ベネズエラが陸路でガイアナに侵攻する場合、ブラジル領土を通過する可能性が高いと指摘されているが、ブラジルは〝中立〟を堅持する関係で、ベネズエラ軍がブラジル領土を通過するなどの、ルーラ大統領を怒らせるような行動をとる可能性は低いとの見方もある。
2023.12.08
 10:34
AFP=時事

(Yahoo)

米・ガイアナ合同軍事演習にベネズエラ反発 石油豊富な地域めぐり情勢緊迫 <2401-120809>
 ベネズエラが7日、石油資源が豊富なエセキボ地域をめぐり関係が緊迫化している隣国ガイアナと米国の合同軍事演習が発表されたのを受け、挑発行為だと非難した。
 オランダと英国の植民地だったガイアナは、1899年の仲裁裁定でエセキボ地域はガイアナ領と認められたと主張しているが、ベネズエラは1777年から同地域の東を流れるエセキボ川が自然的国境として認められていると主張している。
2023.12.05
 11:54
産経新聞

(Yahoo)

ベネズエラ大統領、隣国ガイアナの一部領土獲得へ「あらゆる行動」 <2401-120505>
 ベネズエラで独裁色を強める反米左派のマドゥロ大統領が3日、隣国ガイアナ領エセキボを「ベネズエラ領」に組み込むことへの賛否を問う国民投票を実施し、賛成が95%を超えたとして4日にエセキボの領有権獲得へ「あらゆる行動をとる」と宣言した。
 ガイアナ政府は、マドゥロ大統領が「エセキボ併合」を目指しているとみて警戒を強めている。
 エセキボの面積は北海道の2倍の160,000㎢で、ガイアナの国土の7割を占める。 1899年の国際仲裁協定で当時は英国領だったガイアナの領土となったが、ベネズエラは仲裁協定の無効を主張してきた。
2023.11.20
 10:14
毎日新聞

(Yahoo)

アルゼンチン大統領選 極右野党のミレイ氏勝利 中国に批判的な候補 <2312-112004>
 アルゼンチンで19日に大統領選の決選投票があり、第三極の極右のミレイ下院議員が与党連合の中道左派マサ経済相を破り当選を確実にした。
 アルゼンチンはフェルナンデス現政権下で、一帯一路への参加を表明するなど中国との関係を強化してきたが、ミレイ候補は「共産主義者と取引しない」と述べるなど中国に批判的な態度を取っている。
 アルゼンチンは8月に中露主導の新興5ヵ国 (BRICS) への参加を認められたがこれにも反対で、同国の外交政策は今後、大きく変わる可能性がある。
2023.10.31
 13:39
ロイタ通信

(Yahoo)

ベネズエラ最高裁、野党の大統領予備選の効力停止 <2311-103108>
 ベネズエラ最高裁が30日、2024年の大統領選の候補者を選ぶため野党が22日に実施した予備選の結果について、効力を停止すると発表した。 最高裁は野党から政府の手先と見なされている。
 政府と野党は先に、与野党双方に候補者の選定を認めることで合意したのを受けて米国は10月、同国に科していた制裁を一部緩和していただけに、最高裁の判断は米国の怒りを買いそうだ。
2023.10.18
 07:50
ロイタ通信

(Yahoo)

ベネズエラ政権と野党、次期大統領選巡る協定に合意 米は制裁緩和へ <2311-101811>
 ベネズエラのマドゥロ大統領が率いる反米左翼政権と野党勢力が17日、次期大統領選を2024年後半に実施し、投開票状況に対する国際的な監視を受け入れて公正性を図ることなどを盛り込んだ協定に合意した。 協定では与野党それぞれが、内部のルールに沿って候補者を選ぶことも認められた。野党側は近く候補者の予備選を行う。
 この協定成立により、ベネズエラにとって基幹産業である石油セクターに科されていた米国の経済制裁の一部が緩和されることになる。
2023.10.17
 07:38
ロイタ通信

(Yahoo)

ベネズエラ政権と野党が選挙取り決め合意へ、米制裁緩和の見込み <2311-101703>
 ベネズエラの反米左翼マドゥロ大統領が率いる政権と野党勢力が今週、約1年ぶりに対話を再開する。
 事情に詳しい関係者は、双方は協議を通じて2024年大統領選を公正に行うための取り決めに合意する見通しで、これを受け米政府はベネズエラに対する経済制裁の緩和に動くことになることを明らかにした。
 ただ関係者の話では、米国はマドゥロ政権が過去に公式、あるいは非公式に示した自由で公正な選挙を行うという約束を果たさなかった点を踏まえ、今回は同政権が新たな取り決めを確実に履行するかどうか見極めながら、当初は非常に限定的な形で制裁緩和を進めていく方針だという。
 2024年大統領選を巡っては、マドゥロ大統領が再選を目指すとみられているが、まだ正式な出馬表明はしていない一方、今のところ有力な野党政治家はいずれも立候補が禁じられている。
2023.10.16
 14:00
日経新聞 エクアドル大統領に右派ノボア氏、経済開放路線を継続 <2311-101609>
 中南米で左派政権の成立が相次ぐなか、エクアドルの次期大統領に実業家出身の右派ノボア氏の就任が決まった。
 現在のラソ政権が進めた市場重視、親米の路線は継続する見通しで、外国投資や中小企業の活性化に注力して経済の底上げを目指す。
2023.10.06
 00:00
Defense News UAE's Edge Group acquires stake in Brazilian missile maker SIATT <2311-100601>
 UAEの兵器メーカであるEdge Gp.が9月29日、ブラジルのSIATT社の株式の50%を取得したと発表した。
 SIATT社はブラジル政府が進めているMANSUP対艦ミサイル開発計画で、誘導制御部やテレメトリーを担当している。
【註】
 アブダビ造船 (ADSB) 社や電子装備のSIGN4L社、各種ミサイルのHalcon社などを傘下に収め、イスラエルのIAI社とも提携し始めたUAEのEdge Gp.は、7月にブラジル海軍と射程70kmのMANSUP対艦ミサイルの共同開発を発表している。 Edge Gp.は射程250kmのHS-250の開発も検討していると伝えられている。
【関連記事:2309-070510 (JDW 2023.07.05)】
2023.10.03
 08:29
ロイタ通信

(Yahoo)

メキシコ大統領、米のウクライナ軍事支援を批判 中南米援助を要求 <2311-100306>
 メキシコのオブラドール大統領が2日、米国の対ウクライナ軍事支援を批判し、中南米諸国への支援により多くのリソースを振り向けるよう訴えた。 同大統領は以前から、移民問題を改善するため中米やカリブ海諸国の経済発展支援に充てる資金を増やすよう米国に求めてきた。
 米国がこれまでにウクライナ戦争に$30B~$50Bを投じたことは「最も不合理で有害だ」と述べた。
 ロペスオブラドール大統領は戦争を巡り中立的な立場を取り、西側によるウクライナへの軍事支援を批判し、戦争終結に向けたロシアとウクライナの和平協議も提案している。
2023.09.17
 18:00
日経新聞 中南米左派、「米の裏庭」で中国と結束 発言力拡大狙う <2310-091703>
 新興国で形成する国連の枠組み「77ヵ国グループ(G77プラス中国」が16日、キューバで開いた首脳会議で「新興国にとって不公平な国際経済秩序がもたらす課題に深い懸念を表明する」とした共同声明を採択した。
 中国との結束を強めている中南米の左派政権が米国の裏庭で、米国と距離を置く新興国が歩調を合わせて発言力を高める狙いがある。
2023.09.05
 19:43
CNN

(Yahoo)

キューバが人身売買網を摘発、ロシア側で戦う戦闘員を採用 <2310-090515>
 キューバ外務省が4日、ウクライナでロシアのために戦うキューバ人を採用する人身売買ネットワークを摘発したと明らかにした。
 外務省の声明によると、このネットワークはロシアを拠点に、ロシア国内や自国に住むキューバ人の軍動員を図っていた。 内務省がネットワークを発見し、無力化と解体に取り組んでいるという。 声明では詳細をほとんど明らかにしなかったものの、関与者に対する刑事手続きに着手したと明らかにした。
 キューバ政府はウクライナでの戦争開始以降、冷戦時代の友好国であるロシアを擁護してきたが、「キューバはウクライナでの戦争の当事国ではない。 傭兵活動や採用を目的に国内で何らかの人身売買に参加し、キューバ国民に他国に対して武器を取るよう仕向ける者には、現在も今後も断固たる措置を取る」としている。
ロシア政府は現時点で反応を示していない。
2023.07.29
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

「台湾と断交」条件に投資申し出る中国…グアテマラ大統領「友人を売り渡す習慣ない」と拒否 <2308-072901>
 台湾との外交関係を維持するグアテマラのジャマテイ大統領が25日、首都グアテマラ市の大統領府で読売新聞の単独取材に応じた。
 ジャマテイ大統領は2020年の就任以来、中国から「台湾との断交」を条件に巨額のインフラ投資など様々な申し出を受けたが、いずれも拒否したことを明かした。 「我々は友人(台湾)を売り渡す習慣はない」と述べ、台湾との外交関係を維持する姿勢を強調した。
 台湾と外交関係を結ぶ13ヵ国のうち、中南米・カリブ地域には7ヵ国が集中する。 中でもグアテマラは最大の人口や経済規模を誇る。
2023.07.10
 14:04
共同通信

(Yahoo)

パラグアイ次期大統領、訪台へ <2308-071006>
 台湾外交部が9日、パラグアイのペニャ次期大統領が11日から5日間の日程で台湾を訪問し蔡総統と会談すると発表した。
 パラグアイは南米で唯一、台湾と外交関係を維持する国で、8月に就任するペニャ次期大統領はtwitterに投稿した動画で、「友好の絆を維持し続ける決意だ」と述べた。
2023.06.23
 11:55
Tha News Lens

(Yahoo)

キューバに設置された中国のスパイ基地 ファーウェイ社員らの出入り確認=米紙 <2307-062306>
 Wall Street Journal紙が21日、中国の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊 (ZTE) の社員が、中国がキューバに設置した情報収集のためのスパイ施設に出入りしていると報じた。
 米政府関係者が社員の動きを追跡したところ、中国政府が通信会社をスパイ活動に利用している可能性があることが分かったとしている。
 そのため、バイデン政権は中国がキューバで情報収集を拡大する取り組みを続けていると警戒している。 両社を巡っては、米国などが安全保障上の脅威があるとして排除を進めているが、ファーウェイとZTEはそれぞれ声明で根拠がないとして、スパイ施設との関与を否定している。 中国外務省もキューバでのスパイ活動を否定している。
2023.06.22
 14:56
日経新聞 グアテマラ大統領選、親台湾候補が優勢 断交歯止めも <2307-062211>
 台湾と外交関係を持つ国で最も経済規模が大きい中米グアテマラの大統領選挙が25日に迫ったが、世論調査で上位2候補が台湾への支持を表明している。
 南米パラグアイでは4月末に大統領選で台湾を重視する候補が当選しており、中南米で広がる台湾との「断交ドミノ」に歯止めがかかる可能性がある。
2023.06.20
 15:57
時事通信

(Yahoo)

中国、キューバで訓練施設計画 米政府は軍駐留に懸念 米紙 <2307-062019>
 Wall Street Journal紙が20日、中国がキューバに軍の訓練施設建設を計画していると報じた。
 同紙が複数の関係者の話として伝えたところによると、中国側はキューバ政府との間で、米国に近い北岸に共同軍事訓練施設を設置する計画について協議しており、結論は出ていないものの「かなり進んだ段階」まで議論が煮詰まっているもようだという。
 関係者によると、訓練施設は兵士が常駐するだけでなく、米国を監視・盗聴する拠点となりかねないため、計画を察知したバイデン政権はキューバ側に接触し、思いとどまるよう働き掛けている。
2023.05:01
 06:50
テレ朝 News

(Yahoo)

パラグアイ大統領選 台湾と関係維持表明の候補当確 南米唯一の国交は維持へ <2306-050102>
 南米で唯一、台湾と国交を結ぶパラグアイの大統領選挙で、台湾との国交維持を主張する与党のペニャ候補が当選確実となった。
 事前の世論調査では台湾と断交して中国と国交を結び、大豆や牛肉の輸出拡大を訴える野党候補とペニャ候補の支持率が拮抗していた。
2023.04.19
 10:36
時事通信

(Yahoo)

グアテマラ大統領、訪台へ 災害基金など支援に期待 <2305-041903>
 グアテマラのジャマテイ大統領が18日、台湾を22日から2日間の日程で訪問すると発表した。 ジャマテイ大統領は「台湾の国家主権を認める」と改めて強調した上で、自然災害対策基金や空港空調設備などへの支援に期待を示した。
 グアテマラは台湾と外交関係がある世界13ヵ国の一つで、ジャマテイ大統領は3月末にグアテマラを訪れた台湾の蔡英文総統と会談したばかりである。
2023.03.26
 10:46
毎日新聞

(Yahoo)

ホンジュラスと台湾、断交を発表 「経済再建」で中国と国交樹立 <2304-032605>
 ホンジュラスの外務省が25日に声明で台湾との断交を宣言した。 また中国国営新華社通信は26日に中国がホンジュラスと国交を樹立したと報じた。 ホンジュラスのカストロ大統領は14日に経済の再建を理由に中国との国交樹立を目指す方針を表明していた。
 これで台湾が外交関係を維持する国は13ヵ国となった。
【関連記事:2304-032304 (毎日 2023.03.23)】
2023.03.23
 10:14
毎日新聞

(Yahoo)

ホンジュラス、台湾に25億ドル要求 中国と国交樹立方針発表前日 <2304-032304>
 台湾中央通信が22日、台湾と外交関係を維持するホンジュラスのカストロ政権が、台湾と断交して中国と国交を樹立する方針を示す一方で、台湾に対し$2.5Bの経済支援を求めていたと報じた。 カストロ政権は断交を恐れる台湾の足もとを見て、巨額の資金支援を受けようとしている可能性がある。
 中央通信によると、ホンジュラスのレイナ外相は13日に台湾の呉外交部長に対し「最後通告」と記した書簡を送付と同国の債務$2Bの返済への協力や病院建設など計$2.5Bの支援を要求した。 その翌14日にカストロ大統領は中国と国交を結ぶ方針を発表した。
 レイナ外相は22日にロイタに対し、カストロ大統領の発表の約1週間前に台湾側にホンジュラスの債務を台湾が引き受ける仕組みに関する書簡を送付したと説明していた。
2023.03.04
 10:20
毎日新聞

(Yahoo)

英領フォークランド、アルゼンチンが英国に領有権交渉の再開提案 <2304-030404>
 アルゼンチン外務省が2日、カフィエロ外相が2日に主要20ヵ国・地域 (G20) 外相会合が開かれていたニューデリーでクレバリー英外相と会談し、南大西洋にある英領フォークランド(スペイン語名マルビナス)諸島について、領有権の交渉再開を求めたと発表した。
 フォークランド諸島は1833年から英国が実効支配しており、1982年にはアルゼンチンが侵攻したものの英国に敗北した。
2022.12.17
 11:58
ロイタ通信

(Yahoo)

混乱続くペルー、抗議デモ死亡受け閣僚2人が辞任 新政権に圧力 <2301-121705>
 ペルーでコレア教育相とペレス文化相が16日に、カスティジョ前大統領罷免に抗議するデモが各地で拡大し死者が出たことを理由に辞任した。 ボルアルテ新政権に対する圧力は一段と強まっている。
 ペルーでは、議会が7日にカスティジョ氏を罷免した後、混乱が続いている。 デモ参加者の一部は、新大統領に就任したボルアルテ氏の辞任や新憲法の制定、議会の解散を要求し、公共施設を放火、警察署を襲撃、高速道路を封鎖するなどの事態に発展している。
2022.12.17
 07:12
ブラジル日報

(Yahoo)

ペルーで今何が起こっているのか=自己クーデター失敗 カスティージョ政権の終焉= ペルー在住 都丸大輔 <2301-121703>
 12月7日はペルー史上でもっとも緊迫した日の一つとなった。 この日はカスティージョ大統領に対する3回目の弾劾決議案の審議及び採決が午後3時から実施される予定であった。
 カスティージョ前大統領は自己クーデターに失敗し、国会により弾劾決議案の採決が行われている最中にメキシコ大使館に逃亡しようとしたところをペルー警察に拘束され、副大統領であるボルアルテ氏が大統領に就任した。
 カスティージョ大統領に対しては、ペルーの検事総長が7つもの汚職疑惑で告発をしていた。 その上、大統領府の事務局長、最も親しい間柄の大臣、親族である甥、従妹などにも検察庁による汚職での捜査が及んでいた。
2022.12.14
 07:47
時事通信

(Yahoo)

ペルー前大統領復権を 共同声明で「深い憂慮」 中南米左派4ヵ国 <2301-121405>
 汚職疑惑を追及されたペルーの急進左派カスティジョ前大統領は、ペルー国会での罷免決議採決に先立ち7日に国会解散を命令した直後に罷免され、反逆罪などの疑いで身柄を拘束された。
 これに対しメキシコ、アルゼンチン、コロンビア、ボリビアなど中南米4ヵ国の左派政権は12日に共同声明を発表し、カスティジョ氏を「大統領」と形容したうえで、「カスティジョ氏は野党による非民主的な嫌がらせの被害者であり、関係者に対し民意を優先させるよう求める」と復権を訴えた。
2022.10.01
 06:02
NHK News 国連安保理 「住民投票」非難する決議案 ロシアの拒否権で否決 <2211-100103>
 国連の安保理事会が、ウクライナの東部や南部で行われた「住民投票」だとされる活動を違法だと非難し、ロシアによる一方的な併合などの根拠にはできないとして、ロシア軍の即時撤退を求める米国ととアルバニアが提案した決議案をロシアが拒否権を行使して否決した。
 決議案には理事国15ヵ国のうち10ヵ国が賛成したが、中国インドブラジルガボン棄権した。
2022.09.29
 08:45
時事通信

(Yahoo)

EU 大使追放へ 強権批判に反発 ニカラグア <2210-092904>
 中米ニカラグアのメディアが28日、左派オルテガ政権がEUの駐ニカラグア大使を口頭で「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定し、国外退去を通告したと報じた。 EUが最近、政権の強権姿勢を批判したことへの報復措置とみられる。
 既に国内の政敵やメディアを抑え込んでいるオルテガ政権は、海外からの批判に神経をとがらせていて、3月にはバチカン大使を追放し、7月には米大使の受け入れを拒否した。
2022.09.23
 10:42
毎日新聞

(Yahoo)

ニカラグア、米 CNN スペイン語放送を停止 政権批判を排除か <2210-092304>
 中米ニカラグアの反米左派オルテガ政権が21日夜、有料で視聴できる米CNNのスペイン語放送を遮断した。 理由は明らかにしていないが、政権に批判的な報道を排除する狙いがあるとみられる。 CNNは声明を発表し、「我々は今後も真実と透明性のある報道を追求していく」と述べた。 放送は停止したものの、引き続きインターネットのスペイン語サイトとYoutubeで報道は閲覧できるとしている。
 ニカラグアでは今年に入って、表現の自由に対する締め付けが強まり、国連人権委員会は13日の声明で、政権に批判的な少なくとも20の宗教関連のラジオやTV局が閉鎖されたと報告した。 8月には、政権に批判的なカトリック教会の神父も拘束された。 CNNのスペイン語放送はこうしたニュースも報じていた。
2022.09.20
 13:00
ロイタ通信

(Yahoo)

エクアドル、中国と債務再編で合意 <2210-092010>
 エクアドル政府が19日、中国の銀行と債務再編で合意したと発表した。 2025年まで$1.4Bの返済負担を軽減する。 中国の国家開発銀行、中国輸出入銀行とそれぞれと$1.4B、$1.8Bの融資契約について返済期限を延長し、返済額を軽減することで合意した。 返済期限はそれぞれ2027年、2032年まで延長された。
 エクアドルのラッソ大統領は2月に債務再編と中国との長期石油販売契約の条件改善を目指すと表明していた。 中国は過去10年エクアドルの主要な金融パートナーとなった。
2022.07.22
 10:13
日経新聞 ウクライナ大統領、演説断られる 南米4カ国の首脳会議 <2208-072208>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が、ブラジルアルゼンチンウルグアイパラグアイの4ヵ国が加盟する南米南部共同市場Mercosurが21日に開いた首脳会議でのオンライン演説を断られていたことが分かった。 ゼレンスキー大統領は議長国パラグアイのアブドベニテス大統領と6日に電話会談した際、首脳会議での演説を申し入れた。 パラグアイの外務副大臣は20日の記者会見で、演説拒否について「加盟国の同意が得られなかった旨をウクライナ側に伝えた」と説明したが、どの国が反対したかは明かさなかった。
 ブラジルのボルソナロ大統領はプーチン露大統領との関係を深めているほか、アルゼンチンは対露経済制裁に反対の立場を示している。
2022.07.21
 14:23
ロイタ通信

(Yahoo)

ウルグアイ、中国との単独 FTA 交渉方針を明言 近隣国は懸念 <2208-072107>
 ウルグアイのブスティジョ外相が20日、中国との自由貿易協定 (FTA) を推進する方針を改めて明言した。 ラカジェポー大統領は先週、原材料や鉱工業製品、技術の輸出拡大に向け中国との公式な貿易交渉に入ると表明していた。
 一部近隣諸国から、単一の国でなく地域として交渉すべきとして、懸念が上がっている。
2022.06.28
 08:36
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア・ブラジル大統領、食料安保巡り協議 戦略関係強化を確認 <2207-062806>
 ロシア大統領府が27日、プーチン大統領とブラジルのボルソナロ大統領が世界の食料安全保障について電話協議し、戦略的パートナーシップを強化する意向を確認したと発表した。 プーチン大統領はブラジルへの肥料供給義務を完全に履行すると確約した。
 ボルソナロ大統領も27日のイベントで「プーチン大統領と食料安保やエネルギー安保について電話協議した」と述べ、農相とエネルギー相が同席したと明らかにした。
2022.06.20
 08:07
産経新聞

(Yahoo)

南米コロンビアで初の左派政権誕生へ 大統領選決選投票 <2207-062006>
 南米コロンビアで19日に大統領選決選投票が行われ、元ゲリラ左派ペトロ元ボゴタ市長が勝利し、コロンビア史上初の左派政権が誕生する。
 ペトロ氏は反米左派政権のベネズエラと外交関係を再開し、米国との自由貿易協定を見直すとしていて、南米随一の親米国家コロンビアと米国の関係が変化する可能性がある。
2022.06.12
 02:55
テレ朝 News

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反米政権の中米ニカラグア ロシア軍の駐留認める <2207-061201>
 AP通信などによると、ニカラグアの反米オルテガ大統領が国内にロシア軍の戦闘機や艦船の駐留を認め、緊急時に人道的観点からロシア軍が国内で任務に当たるとしたことから、今年の後半から実際に駐留が始まる可能性がある。
 ニカラグアから米国までは4,000kmで、ロシア国営放送は「米国のミサイルがウクライナからモスクワへ到達できるなら、我々はより強力な何かを米国の近くに展開するべきだ」と報じている。
2022.04.30
 03:13
Defense News Colombia chooses South Korea's TA-50, FA-50 as next jet trainers, officials say <2205-043002>
 コロンビア空軍がKAI社製TA-50とFA-50合わせて少なくとも20機を$600Mで購入し装備する。 TA-50/FA-50は練習機としてだけでなく老朽化したイスラエル製Kfirを補完して空対空及び空対地戦闘も行う。
 KfirはElta社製ELM-052 AESAレーダとRafael社製Derby
BVRAAMを装備する南米最強の戦闘機である。
2022.02.10 時事通信

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英中関係、悪化の一途 フォークランドが新たな火種に <2203-021009>
 中国の習国家主席が6日、北京冬季五輪の開会式出席のため訪中したアルゼンチンのフェルナンデス大統領と会談した後に両首脳が署名した共同声明で、アルゼンチンは台湾に関する中国の主張に、中国はフォークランド諸島の領有権をめぐるアルゼンチンの主張それぞれ支持を表明した。
 これに対しトラス英外相は猛反発している。
2022.01.28 NHK ホンジュラス カストロ新大統領就任 「台湾との関係維持望む」 <2202-012807>
 台湾が外交関係を持つ14ヵ国の1つであるホンジュラスでは昨年11月の大統領選挙で当選したカストロ新大統領の就任式が27日に行われ、台湾の頼副総統が出席し、前日の26日にはカストロ大統領と個別に面会した。
 台湾総統府によると、この会見で頼副総統はホンジュラスとの関係を引き続き強化したいという蔡総統からの書簡を手渡したのに対し、カストロ大統領は「台湾からの援助はホンジュラスにとって非常に重要だ」と述べました。
 中米では、中国が経済援助などをてこに台湾の友好国の切り崩しを進めていて、カストロ大統領は選挙中「当選したら台湾と断交して中国と国交を結ぶ」と主張していたが、頼副総統との面会後、台湾メディアの取材に対し「台湾との関係維持を希望する」と述べた。
 就任式には、ハリス米副大統領も出席し、頼副総統と短時間、ことばを交わした
2022.01.19 共同通信

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ホンジュラス式典に台湾副総統 米副大統領も出席へ <2202-011908>
 台湾総統府は19日、ホンジュラスカストロ大統領の就任式頼副総統をトップとする訪問団を派遣すると発表した。 現地時間の26日に到着し27日に式典に出席する予定で。米国政府はハリス副大統領を派遣することから、頼副総統とハリス副大統領が会談するかどうか注目される。
 頼副総統一行は訪問の際、米国を経由するが、台湾外交部幹部は米国での予定は「相手側と調整中」とし、ハリス副大統領を含む各国代表との接触については「接触機会は必ずある」とした。
【註】
 就任するホンジュラスのカストロ新大統領は元大統領の妻で、選挙公約で当選すれば台湾と断交して中国と国交を結ぶと訴えていた。
【関連記事:2112-112905 (テレ朝 2021.11.29)】
2022.01.10 Aviation Week & ST Scramjet vehicle test inserts Brazil into hypersonic race <2204-011001>
 ブラジルが2021年12月に、4回計画されているスクラムジェット推進の14-X PropHiper計画で初めてとなる飛行試験に成功した。 全長1.5mの14-XはVSB-30二段推進ロケットで高度30kmまで打ち上げられMach 6近くで200kmを飛翔した。
 今後2024年に2度目、2027年に3回目の試験が行われ、4回目で最も高度な試験が2030年に計画されている。
2021.12.15 Focus 台湾

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グアテマラ、中国のワクチン誘惑を拒絶「台湾こそ真の友」 外交部が感謝 <2201-121503>
 台湾と外交関係を持つ中米グアテマラのジャマテイ大統領が13日にFinacial Timesとのインタビューで、中国からCOVID-19ワクチンの提供を見返りに国交を結ぶよう提案されたがこれを拒絶したと明かした。
 大統領は、グアテマラは中米で唯一中国が勢力拡張に成功していない国だとし、COVID-19の影響下で台湾からは医療物資が送られたことに言及した。
2021.12.13 讀賣新聞

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台湾と断交の見返り、ニカラグアに中国製ワクチン…大統領の息子「最高に幸せ」 <2201-121305>
 AP通信などによると、台湾と断交中国との国交を回復したニカラグアに12日、中国製のCOVID-19ワクチン20万回分が到着した。
 中国はニカラグアにワクチンを提供し、外交政策を変更したことへの見返りを与えた。
2021.12.10 テレ朝 News

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中米ニカラグア 台湾との断交を発表 <2201-121004>
 ニカラグアの外相は9日の記者会見で、中国が唯一の合法政府だと述べ台湾との国交を断絶することを発表した。 この発表を受け台湾外交部は、台湾は長年ニカラグアの発展を支援してきたが、大統領の政権が長年の友好関係を無視したことを残念に思うと声明を出した。
 ニカラグアでは先月の大統領選挙が行われ現職のオルテガ大統領が5度目の当選を果たしたが、選挙前に有力候補を拘束したことなどから米国やEUから選挙結果を認めないと批判されていた。
2021.12.10 ロイタ通信

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ニカラグアが台湾と断交、「米国の裏庭」で中国が影響力 <2201-121002>
 ニカラグアの外務省が9日、台湾との外交関係を断ち再び中国と国交を結んだと発表した。 ニカラグアの断交で、台湾と外交関係を結ぶ国14ヵ国に減る。 ニカラグアはオルテガ政権下の1985年に台湾と断交したが、1990年に当時のチャモロ大統領が外交関係を復活していた。  米国務省は、ニカラグアの断交発表を受け、ニカラグアの政権は自由な選挙で選ばれたわけでなく、決定は民意を反映していないとし、民主主義や法の支配を尊重する全ての国に台湾との関係強化を呼び掛けた。
2021.12.05 テレ朝 News

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中国が中南米カリブ海地域32ヵ国とフォーラム開催 <2201-120507>
 中国の習国家主席が3日に行われた中南米カリブ海地域の32ヵ国との会議オンラインで出席して演説し、中国とともに困難を乗り越えることを歓迎すると述べ関係強化に期待を示した。
 一方、王外相は台湾問題に触れ、台湾は中国の国家統一と民族の感情に関わるもので、中国の正当な立場を支持すると信じると各国の外相らに訴えた。
2021.11.29 テレ朝 News

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中米ホンジュラス大統領選 親中野党候補が勝利宣言 <2112-112905>
 中米のホンジュラスで大統領選挙が行われ、元大統領の妻で野党のシオマラ・カストロ候補勝利宣言を行った。
 カストロ氏は選挙公約で、当選すれば台湾と断交して中国と国交を結ぶと訴えていた。
2021.11.17 産経新聞

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中米ホンジュラス大統領選で波紋 有力候補が中国重視 <2112-111713>
 台湾と外交関係を持つホンジュラスの大統領選を前にした世論調査で、中国と外交通商関係を結ぶと訴えた野党候補が首位に立ち波紋を広げている。 中台を不可分の領土だとする中国との国交樹立は台湾との断交を意味する。
 外交関係を維持する国が15ヵ国にとどまる台湾はホンジュラス引き留めに躍起になっており、蔡総統は13日にホンジュラスとの外交関係が80年を迎えたことを祝してエルナンデス大統領を総統府に招き、一層の関係強化を確認した。
2021.11.17 時事通信

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中米ニカラグア、OAS 脱退へ 大統領連続4選批判に猛反発 <2112-111707>
 ニカラグアの国会がは16日、反米左派のオルテガ大統領の連続4選民主的正統性がないと批判した米州機構 (
OAS) から脱退手続きを取るようオルテガ氏に求める声明を圧倒的多数で決議した。 独裁色を強めるオルテガ大統領は、7日に実施された大統領選で政敵を拘束するなどして徹底排除した結果、75%の得票率で当選していた。
 OASは12日の総会で、選挙について「自由でなければ公正でも透明でもなく、民主的正統性がない」と一蹴し、オルテガ政権に政治犯釈放を求めるとともに、速やかな選挙の検証を行うよう理事会に求める決議を、米国やブラジルなどの賛成多数で採択していた。
2021.11.11 日経新聞 ホンジュラス大統領、台湾訪問へ 中国と駆け引きか <2112-111107>
 台湾外交部が11日、ホンジュラスのエルナンデス大統領が蔡総統の招待に応じ、近く台湾を訪問することを認め歓迎の意を示した。 台湾メディアなどによると、12日に台湾を訪問し、13日には蔡総統と会談する可能性があるという。
 ホンジュラスは台湾が外交関係を持つ15ヵ国のうちの1国で、今年は外交関係の樹立から80年の節目を迎えた。
 海外の高官の台湾訪問が相次いでおり、再び中国が強い反発姿勢をみせる可能性がある。
2021.11.05 共同通信

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ニカラグア、左派政権続投へ 通算5期目、7日に大統領選 <2112-110504>
 ニカラグアで7日に大統領選が行われる。 左派の現職オルテガ大統領ら6人が立候補するが、独裁色を強める政権は野党の有力候補を事前に拘束するなど露骨に選挙介入しているため、オルテガ大統領の連続4選、通算5期目入りが確実な情勢である。
 左翼ゲリラ組織サンディニスタ民族解放戦線 (FSLN) 出身のオルテガ大統領は1979年に革命を成功させて1984年の大統領選で初当選し1期務めた。 2006年大統領選で返り咲き、現在は連続3期目で、2014年の憲法改正で無期限の長期政権に道を開いた。 2018年には反政府デモを武力で封じ市民ら300人以上が死亡している。
2021.07.28 産経新聞

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メキシコがキューバに支援物資 米制裁を「非人道的」と批判 <2108-072806>
 メキシコ左派政権を率いるオブラドール大統領が27日、COVID-19危機で電力や食料、医薬品が不足し困窮するキューバへの人道支援を本格化したと発表し、ロイタ通信によると軽油10万バレルを積んだメキシコ国営石油会社の船が26日にハバナ港に到着した。 27、28両日もメキシコのカリブ海に面したベラクルス港から食料品や酸素ボンベ、医薬品を積んだ船が出発するという。
 オブラドール大統領は米国によるキューバへの経済制裁を非人道的と批判した。
2021.07.19 ロイタ通信

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ペルー急進左派カスティジョ氏、大統領就任見据え中国大使館訪問 <2108-071902>
 ペルー大統領選で勝利宣言した急進左派のカスティジョ氏が、15日に中国との関係強化に向け大使館を訪問し、COVID-19ワクチンの供給ペースを加速するよう求めた。
 6月6日の決選投票で過半数の票を得たカスティジョ氏は次期大統領として正式に確認されるのを待っている状態で、僅差で敗れた対立候補の中道右派ケイコ・フジモリ氏は結果に異議を唱えているものの、覆る可能性は薄いとみられている。
2021.04.13 日経新聞 エクアドル大統領選、親米右派が逆転勝利 対中警戒公言 <2105-041303>
 11日に行われたエクアドルの次期大統領に元銀行頭取で右派のラソ氏が決選投票で52%の票を獲得し当選した。 ラソ氏は選挙期間中、米国と新たな自由貿易協定 (FTA) と投資協定を結ぶと述べるほか、COVID-19ワクチンの確保でも米国に協力を要請する方針を示すなど親米的な姿勢を鮮明にしていた。
 一方、ラソ氏は対中警戒論者として知られ、中国の債務増加を懸念していて、2020年にはエクアドルの排他的経済水域 (EEZ) 付近で中国漁船が操業を繰り返していると非難し、現政権に対し駐エクアドル中国大使に抗議すべきだと強硬論を展開した。
2021.02.05 時事通信

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ガイアナ、事務所開設を破棄 「中国が圧力」と台湾 <2103-020503>
 台湾外交部が5日、ガイアナと事務所を相互開設するために調印した協定について、ガイアナ側が一方的に破棄したと発表した。 中国が介入したとみられる。
 外交部は、中国が圧力をかけたもので、多方面から努力したがガイアナの決定を覆すことはできなかったと説明した。
【関連記事:2103-020402 (読売 2021.02.04)】
2021.02.04 讀賣新聞

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米駆逐艦、台湾海峡を通過…バイデン政権下で初 <2103-020402>
 米海軍第7艦隊などによると、駆逐艦John S. McCainが4日に台湾海峡を北から南に航行した。 バイデン政権発足後、米軍艦艇が台湾海峡を通過したのは初めてで、バイデン政権は今回、台湾への軍事的圧力を強める中国に、今後も台湾に関与し続けていく姿勢を示した。
 一方、台湾外交部は4日、南米ガイアナとの間で先月に台湾事務所開設で合意し、一部業務が始まったと発表した。
2021.02.04 ロイタ通信

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米、ベネズエラ野党のグアイド氏支持を表明 <2103-020401>
 米国務省報道官が3日、ベネズエラの野党指導者グアイド氏について、引き続き暫定大統領として支持する方針を示した。 またマドゥロ大統領については独裁者と批判し、同氏との交渉には否定的な見方を示した。
 一方、EUは米国同様に12月の選挙の正当性は認めていないものの、グアイド氏について先週、特権を持つ対話相手であるものの暫定大統領とは認めないとの方針を示している。
2021.01.06 毎日新聞

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ベネズエラ新国会が発足 「二つの国会」が並立する異常事態 <2102-010604>
 ベネズエラの反米左派マドゥロ大統領の与党圧倒的多数を占める国会が5日に開会した。 与党は昨年12月上旬の議会選で約9割の議席を確保した。 マドゥロ大統領は、唯一掌握できていなかった国会をコントロールすることで、さらに独裁色を強める。
 野党指導者グアイド国会議長が率い、国会の多数派を占めていた野党連合は不正が行われると訴えて選挙をボイコットした。
 野党連合は12月下旬、当時現職だった議員任期を1年間、延長することを国会で決議したが、与党は中国やロシアの支援をもとに議会運営を継続する構えで、二つの国会が並行して存在する異常状態が続くとみられる。
2020.10.25 共同通信

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ベネズエラの野党指導者が出国 秘密裏にスペインへ <2011-102501>
 ベネズエラで昨年、反米左翼マドゥロ政権への蜂起を呼び掛け不発に終わった野党指導者ロペス氏が24日までに、約1年半避難していた首都カラカスのスペイン大使公邸を後にし、秘密裏に出国しスペインへ向かったと地元メディアなどが報じた。
2020.08.19 ロイタ通信

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米、対ベネズエラ追加制裁を検討 燃料取引が対象に=BBG <2009-081904>
 Broomberg通信が18日に複数の関係筋の話として、米トランプ政権がベネズエラへの追加制裁を検討していると報じた。 それによると、現在まだ認められている欧州やアジアの企業との燃料取引を停止させる考えだが、まだ確定はしておらず、協議が続いているという。
 米政府は数ヵ月前からベネズエラへの追加制裁を検討してきたが、同国向けにガソリン輸出を開始したイランへの対応を優先したとしている。
2020.08.15 ロイタ通信

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米、イランのタンカー4隻拿捕 ベネズエラへの燃料輸送を阻止 <2009-081501>
 米国が14日、ベネズエラに向けて航行していたイランの燃料タンカー4隻拿捕したと発表した。 米制裁に違反するイラン・ベネズエラ間の主要供給路を阻止したもので、トランプ大統領は、イランはベネズエラに燃料を送るべきではないと主張している。
 米司法省は、今回押収した燃料は1,116,000バレルと過去最大量で、現在は提携国の協力とともに米国の管理下にあるとした。 差し押さえた燃料は米国の主要な石油輸送ハブであるテキサス州ヒューストンに向かったとした。
2020.07.21 Focus 台湾

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パラグアイ大統領、中国との国交樹立に「ノー」=駐台湾大使が明かす <2008-072104>
 パラグアイのギレン駐台湾大使が21日に台北市内で開かれた「中華民国台湾・パラグアイ国会議員友好協会」の設立式典で、同国のベニテス大統領中国に対し国交樹立に関してノーを突き付けたと明らかにした。
 ギレン大使は、パラグアイと中華民国(台湾)両国の友好関係は時間とともにより強固なものになると述べた。
2020.06.01 ロイタ通信

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イラン、ベネズエラに追加で燃料輸出も=外務省 <2007-060101>
 イラン外務省が1日、ベネズエラ政府から要請があれば同国向けにさらに燃料を輸出する方針を示した。 ベネズエラはガソリン不足に見舞われており、イランはすでに燃料タンカー5隻をベネズエラに派遣している。
 米政府はイラン産燃料のベネズエラへのさらなる輸出を阻止するため、状況を注視しており、海外の政府、港湾局、海運会社、保険会社に対し、イランのタンカーを支援すれば制裁を科すと警告している。
2020.05.26 ロイタ通信

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イラン産燃料タンカー、1隻目がベネズエラに到着 <2006-052601>
 ベネズエラの経済担当副大統領兼石油相が25日、同国のエルパリト港にイランからタンカー5隻のうち1隻目が到着したと発表した。 1隻目は01:00頃にエルパリト港に到着し、2隻目は25日午前の時点でベネズエラ海域に入りベネズエラ軍に護衛されているほか、3隻目はカリブ海に接近しているという。
 TankerTrackers.comの推計を総合すると、イランはベネズエラに153万バレルのガソリンと精製用の原料を提供するという。
2020.04.15 Jane's Defence Weekly KAI's FA-50 export plans put on hold in Argentina <2006-041511>
 アルゼンチンへのFA-50輸出COVID-19パンデミックの影響による財政悪化から先延ばしになったことから、KAI社が同国への売り込みを再開している。
2020.04.13 中央日報

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タイ、「韓国 T-50」2機の追加購買を撤回か…コロナで予算削減 <2005-041301>
 韓国産製用機の輸出があちこちで新型コロナウイルス感染症という暗礁に乗り上げている。 海外軍事専門サイトが11日にタイ政府がT-50TH 2機を追加購入する事業を取り消したと報じた。
 アルゼンチン軍事専門メディアは4日、アルゼンチン政府が新型コロナのために経済状況が不確かという理由でFA-50の購入計画を中断すると明らかにした。
2020.04.02 NHK 米 カリブ海のベネズエラ周辺の軍部隊増強へ 麻薬密輸対策で <2005-040204>
 トランプ米大統領が1日、ベネズエラのマドゥーロ政権が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う混乱に乗じて米国への麻薬の密輸を増やす兆候があり、これを取り締まる必要があるとして、ベネズエラの周辺に展開している米軍部隊を増強する方針を明らかにした。
 今後、カリブ海と東太平洋に新たに海軍の駆逐艦や空軍の航空機などを派遣し、現地にすでに展開している米軍の兵力を倍増させるという。
2020.04.01 ロイタ通信

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米、対ベネズエラ政策転換 与野党協力し暫定政権樹立なら制裁解除 <2005-040103>
 米政府が3月31日、ベネズエラのマドゥロ大統領率いる与党と野党が協力し、マドゥロ大統領を退陣させたうえで暫定政府を樹立し、政権移行に道筋をつければ、米国の制裁を解除するとの新たな提案を発表し、これまでの圧力政策を転換させた。
 この提案によると、マドゥロ氏だけでなく昨年に暫定大統領就任を宣言した野党指導者のグアイド国会議長も退陣し、暫定政権に加わることはできない。
2020.03.26 Jane's 360 South Korea to transfer two decommissioned patrol vessels to Ecuador's coastguard <2004-032607>
 韓国沿岸警備隊で2019年10月と2020年1月に退役した警備艇2隻がエクアドルに引き渡される。
 HHI造船所で建造され1990年12月と1991年12月に就役した2隻は全長53.7m、幅7.4m、喫水2.5m、排水量300tで、エクアドル仕様に再塗装が終われば5月か6月に引き渡される。
2020.02.26 Jane's Defence Weekly South Korea to donate corvette to Colombian Navy <2004-022604>
 韓国がコロンビアへ2018年12月に退役した浦項級コルベット艦1隻を無償供与する。 この合意は昨年行われていた。
 浦項級コルベット艦はOTO Melara 76mm/62砲2門とOtobreda 40mm
CIWS 2門を装備している。
2020.02.19 Jane's 360 South Korea to donate a Pohang Class Corvette to the Colombian Navy <2003-021901>
 韓国がコロンビアへ2018年12月に退役した浦項級コルベット艦1隻を無償供与する。 この合意は昨年行われていた。
 浦項級コルベット艦はOTO Melara 76mm/62砲2門とOtobreda 40mm
CIWS 2門を装備している。
【註】
 浦項級コルベット艦は基準排水量950t、満載時1,220tで、CODOG
2019.11.06 ロイタ通信

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米、ベネズエラ高官5人に制裁 マドゥロ政権に圧力強化 <>1912-110601>
 米財務省が5日の声明で、ベネズエラの治安当局者や政治家など5人に対して制裁を科したと発表した。 制裁対象者はマドゥロ政権下での汚職や反体制派への暴力に関与しているとした。
 この5人に対してはEUやカナダはすでに制裁を科している。
2019.08.07 日経新聞 米高官「ベネズエラ支援国に制裁」 政権に退陣促す <1909-080703>
 ボルトン米大統領補佐官が6日、ペルーのリマで開催されたベネズエラ情勢についての国際会議に出席し、会議に先立って記者団に「対話の時は終わった」と述べ、経済制裁でマドゥロ政権の退陣を促す方針を改めて主張した。
 ボルトン補佐官は「ベネズエラはならず者国家の一員に加わった」と強調し、ベネズエラは米国からキューバやイラン、北朝鮮、シリアと同様の扱いを受けることになるとした。
2019.08.07 ロイタ通信

(Yahoo)

ベネズエラ問題、国際社会は今こそ行動強化を=米大統領補佐官 <1909-080701>
 トランプ米大統領が5日、米国内のベネズエラ政府資産全て凍結する大統領令に署名した。
 ボルトン大統領補佐官は6日、ベネズエラのマドゥロ政権に対抗策を講じる時期が来たと指摘し、国際社会に行動を強化するよう呼び掛けた。
2019.07.24 NHK ベネズエラ反政府側国会議長「米州相互援助条約」参加承認発表 <1908-072402>
 ベネズエラの反政府側を率いるグアイド国会議長が23日、ベネズエラの国会が米国などとの防衛に関する相互条約である「米州相互援助条約」に参加することを承認したと発表した。
 政府側からは、条約への参加は米国カのベネズエラへの軍事侵攻を容認するものだとして反発の声もあがっている。
2019.07.21 Navy Times Venezuelan fighter jet ‘aggressively shadows’ US Navy recon aircraft <1908-072102>
 米南方軍が21日、米海軍のEP-3 Aries Ⅱ公海上空ベネズエラのSu-30 1機により極めて挑発的な接近を受けたと発表した。
2019.07.10 Jane's Defence Weekly China's Latino reach <1908-071016>
= 中国の中南米進出に関する4頁の記事 =
 ・Chinese charity
 ・Port investment
 ・Backlash
2019.07.10 Jane's Defence Weekly Russian flotilla visits Cube as part of international tour <1908-071010>
 米露の緊張が高まるなか、ロシアのProject 22350フリゲート艦Admiral Gorshkovを先頭に補給艦、給油艦、タグボートで構成されたロシア海軍の小艦隊が、6月24日にキューバのハバナ港に入港した。 露海軍北海艦隊に所属するこの小艦隊はドバイ、スリランカ、中国、更に6月11日にはエクアドルを経てキューバに到着した。
 Admiral Gorshkovは2018年7月に就役した最新鋭艦で、3M55/P-800 Oniks3M14 Kalibr CMのほか、Poliment-Redut防空システムを装備している。
2019.07.05 ロイタ通信

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ロシア、ベネズエラ軍増強を支援する用意─外務次官=RIA <1908-070505>
 ロシア通信 (RIA) が、リャブコフ露外務次官が5日に、ベネズエラ軍の増強を支援する用意があると表明したと報じた。
2019.07.05 朝日新聞 ベネズエラ「重大な人権侵害」 5千人殺害と国連報告書 <1908-070503>
 ベネズエラの人権状況について、国連人権高等弁務官事務所 (OHCHR) は4日に公表した報告書で、独裁的なマドゥロ政権により2018年だけで政権に反対する者が5,287人殺害されており、重大な人権侵害があると結論づけた。 報告書では、政権を支持する武装民兵「コレクティーボ」が市民の殺害に関与しているとしている。
 これに対しマドゥロ政権は、誤りばかりだと反発している。
2019.07.05 日経新聞 ベネズエラ政府が拷問や殺人に関与 国連報告書 <1908-070502>
 国連人権高等弁務官事務所 (OHCHR) が4日にベネズエラ情勢についての報告書を発表した。
 独裁体制を構築したマドゥロ政権が野党支持者に対して恣意的な身柄拘束や拷問を行っているほか、軍や政府の指示を受けた武装民兵が殺人に関与していると明記し改善を求めている。
2019.06.25 ロイタ通信

(Yahoo)

ベネズエラに再びロシア空軍機、首都空港に着陸 <1907-062501>
 ベネズエラ首都カラカスの空の玄関口となっているシモン・ボリバル国際空港に24日、ロシア空軍機が着陸したのをロイタの記者が目撃した。 軍用機の行動を追跡する専門ウェブサイトでも確認された。
 3月にはロシア軍の2機がベネズエラに到着し、国防関係者や兵士100人を乗せていたため、トランプ米大統領が全部隊の撤収を求め、ロシア外務省は飛行機が運んできたのは武器売却契約に関係する専門家だと主張し、論争を巻き起こしていた。
2019.06.21 おたくま経済新聞

(Yahoo)

エンブラエルがイスラエルIAIと共同で早期警戒機「P600」の開発を発表 <1907-062105>
 ブラジルのEmbraer社とイスラエルのIAI社が6月18日、P600
AEW機の共同開発に合意したと発表した。 Embraer社がAEW機の分野に進出するのはこれが初めてとなる。
 Embraer社によると、P600は同社のビジネスジェットPraetor 600にIAI社の子会社ELTA社が開発したAESAレーダを装備する。
2019.06.19 Jane's Defence Weekly US DoD resumes training 'Northern Triangle' forces, despite Trump's promise to cut aid <1908-061910>
 トランプ大統領難民流入を理由に、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスの3国に対し援助停止を公言しているが、米軍は引き続きこれら3ヶ国に対する軍事訓練を実施してている。
2019.06.08 東京新聞 ベネズエラ難民、400万人に 国連発表「驚異的ペース」 <1907-060802>
 国連難民高等弁務官事務所などが7日、ベネズエラから脱出した難民と国外移住者が400万人に達したと発表した。 多くは中南米諸国が受け入れているという。
 過去7ヵ月間で100万人増加しており「驚異的なペース」と指摘した。
2019.06.05 ロイタ通信

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中国、ベネズエラで建設的な役割果たす=習主席 <1907-060504>
 ロシア訪問を控えた中国の習国家主席がタス通信とロシア新聞に対し、国際社会と協力してベネズエラで建設的な役割を果たすと表明、ベネズエラ国内情勢を可能な限り早期に正常化するため同国を支援していくと述べたと、中国外務省が発言内容を公表した。
2019.06.04 産経新聞

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露、ベネズエラから撤収か トランプ氏がツイート <1907-060401>
 訪英中のトランプ米大統領が3日、ツイッターに「ロシアがベネズエラから大半の人員を撤収させたと通知してきた」と投稿した。 ロシアは反米左翼マドゥロ政権を支えるため3月に軍人約100名を乗せた軍用機2機をベネズエラに派遣するなどしてきたが、撤収が何を指すのかは不明であるが、派遣された人員はベネズエラで発生した大規模停電により影響を受けたS-300の復旧要員とみられていた。
 一方Wall Street Journal紙がロシア国防省に近い関係者らの話として3日、ベネズエラ軍の訓練をにあたっているロシア国営の防衛企業ロステックが、最盛期には1,000人だった派遣人員を数十人に減らしていると報じた。 マドゥロ政権が現金不足で支払いができないことが原因としている。 トランプ氏の投稿はこれを指す可能性もある。
2019.06.03 時事通信

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カナダ、在ベネズエラ大使館閉鎖 <1907-060302>
 カナダのフリーランド外相が2日、在ベネズエラ大使館を一時閉鎖すると発表した。 カナダは1月にグアイド国会議長の暫定大統領就任を認めたため、マドゥロ政権下では外交官の着任も認められないし、現館員の外交特権もいずれ期限を迎えるのが閉鎖の理由という。
 またマドゥロ政権がカナダに派遣したベネズエラ外交官の処遇も精査すると報復を警告した。
2019.06.02 朝日新聞

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エルサルバドル大統領にブケレ氏就任 対米急接近で注目 <1907-060201>
 エルサルバドル大統領に当選したブケレ前サンサルバドル市長が1日に就任し、前政権下の昨年8月に台湾と断交して中国と国交を結んだ過程について検証する考えを打ち出した。 また、中国の中南米進出に神経をとがらせる米国に急接近しており、今後の動向が注目される。
 エルサルバドルでは1992年の内戦終結以来、右派の国民共和同盟と左派で元ゲリラのマルティ民族解放戦線 (FMLN) が政権を担ってきて、この10年はFMLN政権が続いたが情勢は好転せず、2月にあった大統領選では第3の政党で中道右派の「国民統合のための大連合」から出たブケレ氏が圧勝していた。
2019.05.13 ロイタ通信

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ベネズエラ軍幹部、動画で軍に蜂起呼び掛け <1906-051301>
  ベネズエラの空軍司令官と名乗る軍幹部が12日に軍に対しYou Tubeで、ベネズエラ政府がキューバの共産主義の独裁政権に支配されていると述べ蜂起を呼び掛けた。
 同国の経済破綻にもかかわらず、マドゥロ大統領は軍の支持によって権力を維持している。
2019.05.01 東京新聞 ベネズエラで軍の大規模離反なし 事実上のクーデター、思惑外れか <1906-050101>
 ベネズエラで暫定大統領就任を宣言した野党連合出身のグアイド国会議長や軍の一部が電撃的に行った反米左翼マドゥロ政権に対する蜂起で、政権を支持する軍とグアイド氏の支持者らとの衝突が4月30日に首都カラカスなどで続いた。
 グアイド氏が蜂起のビデオ声明を公表したカラカス近郊の空軍基地近くでは、同氏の支持者らのグループに軍の装甲車が突っ込み、地元メディアによると2人がけがをして病院に運ばれ、他にも数十人がゴム弾や催涙弾で負傷した。
 大規模な軍の離反は起きておらず、事実上のクーデターは議長の思惑通りには運んでいないとみられる。
2019.04.30 毎日新聞

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ベネズエラ 軍の一部クーデターか、グアイド氏が動画投稿 マドゥロ政権側は否定 <1905-043004>
 2人の大統領が並立する事態が続くベネズエラで、暫定大統領就任を宣言した野党指導者グアイド国会議長が30日、ツイッターに兵士と並んで軍の一部が離反したとする動画を投稿した。 ロイタ通信によると、グアイド氏は野党指導者ロペス氏とともに首都カラカスの空軍基地近くで約70名の兵士に守られている。
 一方パドリノ国防相は全国の軍部隊は各基地におり、暴力につながるクーデターの動きを拒否すると述べ、マドゥロ政権が軍を掌握していると主張する一方、グアイド氏側に寝返った少人数のグループに対応していると明かした。
2019.04.20 CNN

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米がロ中の影響力排除の新たな軍事対応を検討 ベネズエラ情勢 <1905-042003>
 米国防総省当局者がベネズエラ情勢で同省がベネズエラからロシア、キューバと中国の影響力を削ぐための新たな軍事力行使の選択肢を検討していることを明らかにした。 部隊投入など大々的な軍事行動ではなく、人道支援を名目にした近隣諸国との軍事交流強化や関連海域での米海軍の演習増加などが浮上しており、ベネズエラには支障なしに自由に介入出来るとのロシアなどの思い込みを防ぐ効果を狙っている。
 ただ、複数の国防総省当局者はマドゥロ大統領率いる政権を駆逐するための直接的な武力行使について省内では否定的な見解が主流と指摘した。 マドゥロ大統領の辞任を求めロシアに干渉中止を求めるトランプ大統領自身、米軍部隊を投入することに乗り気でないとされる。
2019.04.18 ロイタ通信

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米、ベネズエラ中銀を制裁対象に キューバへの圧力も強化 <1905-041801>
 米トランプ政権が17日、キューバとベネズエラに対する新たな制裁措置を発表した。 ボルトン大統領補佐官は、マイアミで開かれたキューバ亡命者との会合で、キューバ軍と情報機関に追加制裁を科すほか、渡航や貿易への制限を強めると明らかにした。
 また、ベネズエラ中央銀行も制裁対象に指定して米国との金融取引を制限し、政府機関によるドルへのアクセスを阻止する。
2019.04.13 時事通信

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米、ベネズエラへの圧力強化=第三国の海運会社に制裁 <1905-041301>
 米財務省が12日、ベネズエラからキューバへの石油輸出に関与したとして、リベリアとイタリアに拠点を置く海運会社計4社を制裁対象に指定するとともに、4社が所有するタンカー計9隻を公表した。 この制裁により米国内の資産が凍結され、米国人との取引が原則禁止される。
 ベネズエラの主要な外貨獲得源である石油輸出で第三国企業への制裁を拡大し、マドゥロ反米政権に対する圧力をさらに強化した。
2019.04.10 ロイタ通信

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ベネズエラ政府、中銀から金8トン搬出=関係筋 <1905-041002>
 ベネズエラ議員と政府関係者が、政府が先週に中央銀行の金庫から8tの金を運び出したことを明らかにした。 米国による経済制裁に苦しむなか、外貨調達に向けて国外に売却するとみられている。
 政府関係者によると、中銀の金準備は米国の追加制裁が科される前の年初から30t減少したが金庫内にはなお100tあり、貨幣価値では$4B以上というが、このままのペースで減少を続ければ、中銀の金準備は年末までにほぼ底を突くという。
2019.04.02 日経新聞 ベネズエラ最高裁、野党指導者の不逮捕特権剥奪へ <1905-040206>
 ベネズエラの最高裁が1日、グアイド国会議長不逮捕特権を剥奪する手続きを開始すると発表した。 同国の司法は独裁政権を確立したマドゥロ大統領の影響下にある。 2月にグアイド氏が出国禁止令を無視して出国したことを受けた措置で、今後、制憲議会で議論するというが同議会はマドゥロ氏を支持する与党系の議員が全議席を占めており、グアイド氏の不逮捕特権剥奪は確実な状況である。
 これまでマドゥロ政権は米国が後ろ盾となっているグアイド氏に直接手を出してこなかったが、足元で倒閣運動の勢いが弱まるなか強権姿勢を強めている。 米トランプ政権はマドゥロ政権に対し、グアイド氏に危害を加えた場合、経済制裁を科すと警告している。
2019.04.01 Jane's 360 Rosoboronexport opens helicopter training facility in Venezuala <1905-040104>
 ロシアの武器輸出企業Rosoboronexport社の子会社であるRostec社が3月29日、ベネズエラにヘリ搭乗員及び整備士の訓練施設を開設したと発表した。
 この施設による訓練の対象は、Mi-17V5 Hip-H、Mi-26T Haloなどの輸送ヘリと、Mi-35M Hing-Eガンシップになるという。
2019.03.30 ロイタ通信

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米、ベネズエラ2次制裁を検討 政権の資金源遮断=ボルトン補佐官 <1904-033001>
 ボルトン大統領補佐官が29日にロイタTVのインタビューでトランプ米大統領が、外国企業向けのベネズエラ関連制裁強化(二次制裁)を検討していることを明らかにした。
 ベネズエラと取引を行う他国企業に制裁を科し、マドゥロ政権の資金源を断つことを検討中という。
2019.03.29 NHK ベネズエラ 反政府指導者に15年間の公職禁止処分 <1904-032901>
 ベネズエラで暫定大統領への就任を宣言したグアイド国会議長に政府の会計検査官が28日、国内外から不法に資金を受け取っていたとして、今後15年間大統領をはじめ公職に就くことを禁じる処分を科したと発表した。
 会計検査官はグアイド氏が2015年に議員になって以降、100回以上海外に出張して高級ホテルに宿泊し、その資金を国内外の関係者から不法に受け取っていたと発表した。 そのうえで会計検査官は、グアイド氏が説明を拒んだため処分を科したとしている。
2019.03.28 ロイタ通信 ロシアはベネズエラから軍撤退を、「あらゆる選択肢」=米大統領 <1904-032801>
 トランプ米大統領が27日、ロシアに対しベネズエラから軍を撤退させるよう呼び掛け、撤退の実現に向けあらゆる選択肢の用意があると警告した。
 ロシアは23日に100名の兵士を乗せた空軍機4機を首都カラカスに派遣したが、米政府はこの中には特殊部隊員やサイバーセキュリーティ要員が含まれているとみている。
【関連記事:1904-032502 (ロイタ 2019.03.25)】
2019.03.25 ロイタ通信

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ロシア空軍機、ベネズエラに着陸 国防当局者や兵士が搭乗=報道 <1904-032502>
 ベネズエラカラカス空港に23日、ロシアの国防当局者や100名近くの兵士を乗せた同国空軍機2機が着陸した。 2機のうち1機にはロシア軍幹部が搭乗し、もう1機は35tの物資を積んだ貨物機だったという。 フライト追跡サイトによると、このうち1機は24日にカラカスを離れた。
 両国は3ヵ月前にベネズエラで合同軍事演習を行い、マドゥロ大統領は関係強化の表れだと主張したが、米政府はロシアによる影響力拡大だと批判した。
2019.03.21 サンパウロ新聞

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ウラン輸送の車列を襲撃 賊と警察が銃撃戦 <1904-032102>
 ブラジルで19日、原子力発電に使用するウランを輸送中の車列武装した賊の襲撃を受け、車列の警護に当たっていた警察との間で銃撃戦が行われた。
 同日付で伝えた伯メディアによれば、ウランは同市内にあるアングラ原子力発電所1号および2号の燃料として運ばれる途中で、武装した数人が車列を警護していた警察に対して発砲してきたが、警察側がこれに反撃して銃撃戦となり、その後、賊は何も奪わずに退散し、ウラン輸送の車列は輸送を再開した。
 警察によれば、賊は逃走時に、9mm弾12発が装填された拳銃用弾倉1個を現場に落としていったが、ブラジルにおいて9mm拳銃は原則として警察や軍隊以外は使用しない。
2019.03.21 時事通信

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フランス、ブラジルの NATO 加盟否定=米大統領発言に <1904-032101>
 フランス外務省副報道官が20日、トランプ米大統領が19日にブラジルが将来NATOに加盟する可能性に言及したことについて、地理的な適用範囲は厳密に定められていると述べ、欧州に属さないブラジルは対象にならないとして否定的な見解を示した。
 NATOの規定では、北大西洋地域の安全保障に貢献できる欧州の国が加盟国の招請を経て加盟できると定められており、承認には全加盟国の同意が必要となっている。
2019.03.20 産経新聞

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米、ブラジルを NATO 非加盟の主要同盟国に指定へ <1904-032003>
 トランプ米大統領が19日、ブラジルのボルソナロ大統領とホワイトハウスで会談した。 トランプ氏は会談後の共同記者会見で、ブラジルをNATO非加盟の主要同盟国に位置づける意向を表明し、「ブラジルのトランプ」の異名をとる親米右派のボルソナロ氏と連携してベネズエラのマドゥロ政権など中南米の反米左派政権に対抗していく立場を打ち出した。
2019.03.18 日経新聞 ブラジル大統領が訪米、米国との軍事協力拡大へ <1904-031801>
 ブラジルのボルソナロ大統領が17日から訪米し19日にトランプ米大統領と会談する。
 1月に就任したボルソナロ氏は親米路線を推進しており、米国との軍事や通商面での協力拡大を進めており、ブラジルのNATO協力国入りや混乱が続くベネズエラ情勢を協議するほか、2国間の貿易拡大に向けた取り組みも進める。
2019.03.15 Military Times There are mounting signs of military planning for Venezuela <1904-031505>
 トランプ米大統領は2017年以来、ベネズエラに対する武力介入について度々口にしているが、1月にはボルトン補佐官がコロンビアに5,000名を派遣すると述べたり、ベネズエラ担当特使にイラク戦争を立案したアブラムズ氏を起用している。
 更に3月11日にはポンペイオ国務長官がベネズエラ駐在外交官の存在が米国の行動を制約すると総引き上げを命じたことが、ベネズエラへの武力介入開始を示唆している。
2019.03.15 ロイタ通信

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ベネズエラ駐在の米外交官、全員が出国=ポンペオ米国務長官 <1904-031503>
 ポンペオ米国務長官が、ベネズエラ駐在の外交官全員が14日に国務省の事前発表通り出国したと明らかにした。
 ある米当局者は、出国には民間のチャーター機が使用されたと述べた。
2019.03.14 時事通信

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中国、支援を申し出=ベネズエラ停電 <1904-031401>
 中国外務省報道局長が13日、ベネズエラの電力システム再建のため中国が技術的支援行いたいと考えていると表明した。
 ベネズエラのマドゥロ大統領は、米国のサイバ攻撃を受けたと主張しており、報道局長も非常に懸念を抱いていると述べたが、米国の関与には言及しなかった。
2019.03.13 産経新聞

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ベネズエラ、大規模停電に関与とグアイド氏へ捜査開始 <1904-031305>
 ベネズエラの検事総長が12日、3月7日から続いている大規模停電に関与した疑いがあるとして、暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長への捜査を開始したと発表した。 マドゥロ大統領は停電の原因を米国によるサイバ攻撃だと主張している。
 米国の支持を受けるグアイド氏が米国と共謀したとの構図を描き、国民の批判をかわしたい狙いがあるとみられる。
2019.03.13 ロイタ通信

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ベネズエラのグアイド氏、石油業界開放に向け法案準備=関係筋 <1904-031304>
 ベネズエラで暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長は、故チャベス前大統領が推し進めた資源ナショナリズムを撤回し、油田開発や国有石油会社PDVSAの事業で民間企業の役割を拡大するため準備している法案の草案が明らかになった。 法案はベネズエラの輸出収入の90%を占める国内石油産業を復活させるために重要とみられる。
 国内の産油量が70年ぶりの水準に落ち込む中、業界再建のための投資が期待できる外資のエネルギー企業からグアイド氏への支持を取り付ける狙いがある。
2019.03.13 ロイタ通信

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ベネズエラ、駐在する米国外交官に出国命令 停電は6日目 <1904-031303>
 ベネズエラ政府が12日、国内に駐在する米国の外交官に対し72時間以内に国外退去するよう命じた
 現地の情報によると、ベネズエラで先週起きた大規模停電は6日目となるが停電が続く地域では、医療体制の悪化、食料の腐敗、石油ターミナルの閉鎖など深刻な影響が広がっている。
 専門家によると、今回の停電は南東部の水力発電所と全土の送電網を結ぶ送電線の技術的問題が原因である可能性が高いが、マドゥロ大統領はトランプ米大統領が主導するサイバ攻撃が停電の原因だと主張している。 サーブ検事総長は12日に最高裁に対し、野党指導者のグアイド国会議長が停電に関与したかどうかの捜査を開始する許可を求めたと明らかにした。
2019.03.12 ロイタ通信

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米、ベネズエラ駐在の米外交官全員に帰国指示へ <1904-031205>
 米国務省は、ベネズエラ駐在外交官全員を週内に帰国させると明らかにした。 同省は1月24日、ベネズエラ駐在の政府職員の家族全員を帰国させ、在ベネズエラ大使館のスタッフを最小限まで減らす決定をしている。
 今回の決定は駐ベネズエラ大使館外交官の存在が米政策の制約になっているとの結論を反映しているという。
2019.03.12 NHK ベネズエラ 国会議長が国家緊急警報発令 軍関係者にも協力要請 <1904-031204>
 ベネズエラでは、反米を掲げ中国やロシアの支持を受けるマドゥーロ大統領と、暫定大統領への就任を宣言し米国の支援を受けるグアイド国会議長が対立し、国際社会を巻き込んで混乱が広がっているが、7日に発生した大規模停電の復旧が遅れ、野党が多数を占める議会によるこれまでに人工透析を受けられなくなった患者など250人が死亡した。
 こうした事態を受けて、グアイド国会議長は11日、議会を招集し国家緊急警報を発令した。
 国家緊急警報では、停電の復旧や人道支援物資の受け入れに協力するよう軍関係者に強く要求しているほか、ガソリンの供給が不足していることを理由に、キューバへの原油の供給を停止するよう訴えている。
2019.03.12 時事通信

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米、ロシア拠点の銀行制裁=ベネズエラ反米政権の「生命線」 <1904-031202>
 米財務省が11日、ベネズエラ国営石油会社PDVSA支援を禁じた大統領令に基づき、ロシアに拠点を置くエブロフィナンス・モスナル銀行を制裁対象に指定すると発表した。
 米政府は同銀をベネズエラのマドゥロ反米政権の生命線と見なしており、資金面の締め付けを強化した。
2019.03.10 NHK ベネズエラで大規模な反政府デモ 緊張高まる <1904-031001>
 ベネズエラでは、マドゥーロ大統領に対抗してグアイド国会議長が暫定大統領に就任すると宣言し対立が深まっているが、地元メディアによるとグアイド暫定大統領の呼びかけに応じ、9日に首都カラカスなどに国旗を掲げた多くの市民が集まり反政府デモが行われ緊張が高まっている。 演説したグアイド暫定大統領は、警察や軍が各地のデモを妨害していると批判したうえで、「ベネズエラに自由を取り戻すまで、街に出続けよう」と述べ、マドゥーロ大統領の退陣を訴えた。
 一方のマドゥーロ大統領は、デモの取り締まりを強化しているが、身柄の拘束まで踏み切っていない。 米国がグアイド暫定大統領に危害が加えられれば軍事介入も辞さない構えを示していることが背景にあるとみられる。
2019.03.08 ロイタ通信

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米、対ベネズエラ制裁拡大へ マドゥロ政権支持の銀行も対象=担当特使 <1904-030802>
 米国のベネズエラ担当特使が上院委員会の公聴会で7日、ベネズエラのマドゥロ政権に対する制裁措置の範囲を拡大する方針を表明した。
 特使はマドゥロ政権の命令に従っている金融機関に一段の制裁が導入されると表明し、欧州の銀行に対しマドゥロ政権によるベネズエラの個人資産へのアクセスを排除する措置を取るよう要請していることを明らかにした。
2019.03.07 NHK ベネズエラ マドゥーロ政権 ドイツ大使の国外追放発表 <1904-030702>
 ベネズエラのマドゥーロ政権が6日、ベネズエラ駐在ドイツ大使に対しベネズエラに好ましくない行動をしているとして、2日以内に国外に退去するよう命令を出した。
 この大使は最高裁判所の出国禁止命令を破って国外へ出国していたグアイド国会議長が4日に帰国した際に米国大使らとともに空港に出迎え、危害が加えられないように車で演説会場まで送っていたという。
2019.03.02 ロイタ通信

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ベネズエラ軍兵士600人、マドゥロ政権側から離反=野党指導者 <1904-030202>
 ベネズエラの野党指導者であるグアイド国会議長が1日、600名の兵士が過去数日間にマドゥロ政権側を離れたとの認識を示した。
 グアイド氏は、政権交代への支持を求めてパラグアイを訪問し、指導者と会談した。
2019.03.02 ロイタ通信

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米、ベネズエラに今週2回目の追加制裁 人道支援妨害巡り <1904-030201>
 米財務省が1日に声明で、ベネズエラに対する追加制裁を発表した。 死者が発生した衝突の発端となった人道支援物資の搬入阻止に関与したとして、マドゥロ政権の治安部隊6名を米国内にある資産を凍結し、米国との取引を禁じる制裁対象に追加したと明らかにした。
 米政府による追加制裁は今週に入り2回目で、マドゥロ政権退陣に向けた圧力を一層強めている。
2019.02.26 産経新聞

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ペンス米副大統領、ベネズエラ問題で62億円支援表明 <1903-022604>
 ペンス米副大統領が25日、コロンビアの首都ボゴタでベネズエラの反米左翼マドゥロ政権に批判的な中南米諸国などによる「リマ・グループ」の会合に出席し、ベネズエラ難民支援のために$56Mを拠出することを明らかにした。 会合には、ベネズエラで暫定大統領を宣言したグアイド国会議長も参加した。 ベネズエラから周辺国などへ逃れた人々は340万人とされ、米国の支援は国境を接するコロンビア、ブラジルでの食料、医療援助などに充てられる。
 ペンス副大統領は、さらに行動が必要なときだと述べ、会議参加国に対しベネズエラの主要外貨獲得手段である「国営ベネズエラ石油」(PDVSA) の資産を凍結することや、マドゥロ政権高官が所有する資産を、グアイド氏側に引き渡すよう要請した。
2019.02.26 ロイタ通信

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ブラジル、米の対ベネズエラ軍事介入に国土利用許さず=副大統領 <1903-022601>
 ブラジルのモウロン副大統領が25日、米国がベネズエラに対し軍事介入を行う場合、いかなる状況下でも米国がブラジルの国土を利用することは許さないと述べた。 副大統領は、ブラジルはベネズエラとの紛争を回避するためにあらゆる手段を尽くすと述べた。
 ただ、ブラジルもベネズエラの暫定大統領を宣言したグアイド国会議長に対する支持を表明している。
2019.02.25 日経新聞 ベネズエラ軍から120人が離反 コロンビア発表 <1903-022504>
 コロンビア政府が24日、ベネズエラから120人以上の将兵マドゥロ政権から離反し、コロンビアに避難したと発表した。 マドゥロ大統領が人道支援物資の受け取りを拒否するよう指示したことに対し、反抗の意志を示したという。 長引く経済危機で食料や医薬品が不足する中、末端の将兵は十分な食料配給を受けていないとされる。
 コロンビアのラミレス副大統領によると、1日のうちに120人以上の将兵がグアイド氏の指揮下に組み込まれたと述べ、既に数名は地元メディアでグアイド氏支持を表明している。
 一方、23日に発生した支援物資の搬入を巡る国境地帯での衝突ではベネズエラ軍は組織としてマドゥロ政権の指示に従っている。
2019.02.25 ロイタ通信

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ベネズエラ、支援物資搬入巡り国境で衝突 米は「具体措置」発表へ <1903-022503>
 ベネズエラとコロンビアとの国境では、物資搬入を試みた野党支持者らに対し、搬入を阻止しようとする治安部隊が催涙ガスやゴム弾を使用したため車両はコロンビアの倉庫に戻った。 ブラジルのロライマ州は、銃撃で治療を受けているベネズエラ人の数は18人に上り、全員が重体だと明らかにした。 またベネズエラの犯罪監視団体は、ブラジルとの国境付近で3人の死亡が確認され、全土での負傷者は少なくとも295人に上るとした。
 これに対しコロンビア当局によると治安部隊約60名が23日に離反し、ブラジルの軍当局者は24日にベネズエラの国家警備隊の2名が23日夜に離反したと述べた。
 一方、米政権高官はペンス米副大統領ベネズエラ情勢への対応で具体的な措置を25日に発表すると明らかにした。
2019.02.24 日経新聞 ベネズエラ国境で衝突激化 5人死亡 軍、現政権支持変えず <1903-022403>
 ベネズエラでは政権維持のカギを握ってきたマドゥロ大統領への組織的な支持を変えていない。 現政権が崩壊すれば市民の抗議活動を弾圧した軍の将兵は法的責任を問われる可能性が高い。それだけに今後、軍が政権に反旗を翻すのは難しくなったとの見方もある。
 軍の支持で強気になったマドゥロ氏は米国との対決姿勢をアピールしてナショナリズムをあおり、求心力を高める戦略を描く。 23日にはグアイド氏を支持するコロンビアと外交関係を断つと発表し、駐在大使らの24時間以内の国外退去も命じた。
2019.02.24 日経新聞 ベネズエラ、コロンビアとの断交を宣言 <1903-022402>
 ベネズエラのマドゥロ大統領が23日、コロンビアとの国交断絶を宣言した。
 野党指導者のグアイド氏がコロンビア国境から支援物資の搬入を試みる中、グアイド氏と共謀しコロンビアのドゥケ大統領が軍事侵攻を支援していると主張している。
2019.02.23 ロイタ通信

(Yahoo)

ベネズエラ治安部隊が発砲、1人死亡 支援物資搬入巡り緊張 <1903-022302>
 地元関係者らがロイタに、ベネズエラとブラジルの国境付近で22日に治安部隊が住民に発砲し、少なくとも2人が死亡し数人が負傷したことを明らかにした。  地元の指導者2人によると、支援物資の搬入を阻止しようとしているとみて、住民らがブラジル国境に向かう軍用車列を止めたところ、兵士らが村に突入して発砲し、死傷者が出たという。
2019.02.23 日経新聞 ボリビアで反大統領デモ、「ベネズエラ化」に懸念 <1903-022301>
 南米の資源国ボリビア反米左翼のモラレス大統領に抗議する大規模なデモが広がっている。 モラレス大統領は4選を禁じる憲法の規定を事実上無視して10月の大統領選に出馬する意向を示しており、ベネズエラのような独裁化を懸念する声が広がる。
 2016年の国民投票で大統領の4選を可能にする憲法改正が否定されたにもかかわらず、モラレス大統領は憲法解釈で出馬は可能と主張し、昨年末に同氏の影響下にある最高選挙裁判所が出馬を認める判断を下したのを機に、市民の間に反発が広がった。
2019.02.22 日経新聞 IMF、エクアドルに42億ドル融資 反米路線を転換 <1903-022203>
 IMFが21日、南米の産油国エクアドル政府に$4.2Bを融資をすることで合意したと発表した。 2017年に就任したエクアドルのモレノ大統領はコレア前大統領が進めた反米左派路線からの転換を進めており、IMFとの連携で低迷する経済を立て直す狙いである。
 エクアドルは2017年まで続いた反米左派のコレア政権の下、石油販売で得られた収入を国民へのばらまきにあてていた。 原油価格の下落で経済が低迷する中、コレア氏の後を継いだモレノ氏は反米路線とばらまき政策からの転換を表明し、IMFをはじめとした国際機関との協調を重視する姿勢を示していた。
2019.02.22 NHK ベネズエラ大統領「周辺国との国境を完全に封鎖」と発表 <1903-022201>
 ベネズエラの暫定大統領への就任を宣言したグアイド国会議長が米国などからの支援を受けて、23日にコロンビアとブラジルの国境からベネズエラに向けて人道支援物資を運び込む計画を明らかにしたのに対し、マドゥーロ大統領が21日に人道支援物資が運び込まれないように21日20:00からコロンビアとブラジルとの国境を完全に封鎖すると発表した。
 マドゥーロ大統領は、ロシアから300tの医薬品を購入し、国民に配布したことも明らかにするなど、人道支援物資を拒否する構えを崩しておらず、国境を挟んで緊張が高まっている。
2019.02.20 毎日新聞

(Yahoo)

ベネズエラ海上も封鎖 支援物資搬入を阻止 <1903-022004>
 ベネズエラのマドゥロ政権が19日、カリブ海のオランダ自治領キュラソーなどとの海域を封鎖したと明らかにした。 暫定大統領就任を宣言した野党指導者、グアイド国会議長が準備を進める人道援助物資搬入を防ぐのが狙いである。 グアイド氏はコロンビア北部とブラジル北部から陸路で、キュラソーから海路で23日に一斉搬入する計画を進めている。
Curaçao島の位置 (Google Map)】
 一方、ブラジル政府はグアイド氏の呼びかけに応じて19日、米国と協力し23日から北部国境に支援物資を移送すると発表した。 ベネズエラ国内へはグアイド氏側が搬入する計画だという。
2019.02.19 産経新聞

(Yahoo)

河野太郎外相がグアイド暫定大統領を支持表明 ベネズエラ情勢 <1903-021904>
 河野外相が19日にベネズエラ情勢に関し、暫定大統領就任を宣言した野党出身のグアイド国会議長を支持する考えを表明した。
 米国や欧州主要国が反米左翼のマドゥロ政権を批判し、グアイド氏への支持を打ち出す中、日本政府はこれまで明確な態度表明をしていなかった。
2019.02.17 東京新聞 米軍機でベネズエラ支援輸送開始 隣国コロンビアに <1903-021703>
 ボルトン米大統領補佐官が16日にツイッタで、ベネズエラ国民を支援するため、隣国コロンビアに米空軍の輸送機が人道支援物資180tの輸送を開始したことを明らかにした。 これまでは民間機で運んでおり、空軍機を使うことで圧力を強める狙いとみられる。 AP通信によると、空軍輸送機2機が16日にコロンビア北部ククタに到着した。
 反米左翼マドゥロ政権は「人道危機など存在せず米国が軍事介入の口実に利用している」と支援受け入れを拒否しており、緊張が高まりそうである。
2019.02.16 日経新聞 米財務省、ベネズエラに新たな経済制裁 軍や警察高官ら <1903-021602>
 米財務省が15日、ベネズエラの軍や警察の高官など5人を新たに経済制裁の対象に加えると発表した。 制裁対象となったのはベネズエラ軍諜報局や情報機関本部のトップのほか、軍出身の国営石油会社PDVSAの社長など、マドゥロ政権を支える軍や警察関係者らで米国内に保有する資産を凍結する。
 ただ「民主主義を回復させるため、確固たる意味のある行動をとれば制裁は解除する」としており、マドゥロ大統領からの離反を促している。
2019.02.15 ロイタ通信

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キューバ「米がベネズエラ近辺に特殊部隊」、周辺国は否定 <1903-021501>
 キューバが14日、米国が介入に向け人道危機を口実にベネズエラ近くに特殊部隊を移動させたとの認識を示した。 今月初旬に米軍輸送機がプエルトリコやドミニカ共和国などカリブ海諸島に飛来し、地元政府が把握していない可能性を指摘した。
 米国のベネズエラ担当特使はイベントでキューバ側の指摘について問われ、「新たなうそ」と述べた。
2019.02.09 日経新聞 米政府、ベネズエラ軍高官と接触か ロイター報道 <1903-020902>
 ロイタ通信が8日、米トランプ政権ベネズエラ軍高官と連絡を取っていることが明らかになったと報じた。 マドゥロ大統領の支持層を切り崩す動きで、同国の元外交官も新たに離反を表明した。 ロイタ通信が匿名の米大統領府高官の話として、我々はマドゥロ前政権のメンバや軍高官の一部と対話しており、さらなるベネズエラ軍高官の亡命が予想されるという。
 トランプ政権は、軍高官やマドゥロ政権関係者に対する追加経済制裁発動も検討しているという。
2019.02.08 ロイタ通信

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次期エルサルバドル大統領、対中関係維持の是非検証へ <1903-020803>
 3日にエルサルバドルの次期大統領に選出された前サンサルバドル市長のブケレ氏が、中国との外交関係を今後も維持していくべきかについて調査を行うとの方針を示した。 側近は、新政権は前政権が中国との関係を強化した理由を検証するとしている。
 昨年8月に前政権がドミニカ共和国とパナマに続いて台湾と断交してから1年足らずしか経ていないが、ブケレ氏は選挙戦中、中国との外交関係を結んでからエルサルバドルが受けた恩恵に否定的な見方を示していた。
2019.02.08 ロイタ通信

(Yahoo)

米軍、ベネズエラ国内の職員保護用意=南方軍司令官 <1903-020801>
 フォーラー米南方軍司令官上院軍事委員会の公聴会で7日、ベネズエラ国内の米職員や外交施設を必要なら保護する用意があると言明した。
 どのように対応する可能性があるのかについて、詳細には立ち入らなかった。
2019.02.04 ロイタ通信

(Yahoo)

エルサルバドル大統領選、第3党ブケレ氏が勝利宣言 <1903-020403>
 エルサルバドルで3日、任期満了に伴う大統領選が実施され、議会第三党の中道右派「国民統合のための大連合 (GANA)」から汚職撲滅を掲げて出馬したブケレ前サンサルバドル市長が勝利宣言を行った。
 1992年に内戦が終結して以降、エルサルバドルでは左派「ファラブンド・マルティ民族解放戦線 (FMLN)」と中道右派「民族主義共和同盟 (ARENA)」の二大政党が国政を担ってきており、二大政党に属さない大統領が30年ぶりに誕生する。
【註】
 エルサルバドルは2018年に台湾と断交し中国と国交を結んだり、中国が同国のラ・ウニオン港を軍事基地化する可能性があると報じられたりと、急速な中国寄りの政策に米国が懸念を表明していた。
【関連記事:1809-082403 (時事 2018.08.24)】
【関連記事:1809-082306 (東亞 2018.08.23)】
2019.02.02 毎日新聞

(Yahoo)

ベネズエラ空軍幹部がマドゥロ大統領を「独裁者」と批判 野党グアイド氏支持表明 <1903-020203>
 AP通信などが、ベネズエラ空軍のヤネス将軍(註:少将)が2日、マドゥロ大統領を独裁者と非難し、グアイド国会議長を暫定大統領として認めると表明し軍に同調を呼びかけていると報じた。 ヤネス将軍は、軍の90%は独裁者を支持していないと述べ、マドゥロ大統領は脱出するために航空機2機を準備させていると語った。 軍に対しては国民をこれ以上、弾圧するなと呼びかけた。
 グアイド氏が1月23日に暫定大統領就任を宣言して以降、グアイド氏への支持を表明した最高位の軍人とみられる。
2019.02.02 東京新聞 ベネズエラに軍事介入「選択肢」 ペンス米副大統領 <1903-020202>
 ペンス米副大統領が1日、反政府デモが激化するベネズエラ情勢について演説し「独裁政権を完全に終わらせる時が来た。 今は対話ではなく行動の時だ」と述べ、反米左翼マドゥロ大統領を退陣に追い込むため、外交や経済で圧力を強化する方針を示した。
 トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に、ベネズエラへの軍事介入は常に選択肢だと語った。
2019.02.02 ロイタ通信

(Yahoo)

ベネズエラへの米軍事介入、差し迫っていない=ボルトン大統領補佐官 <1903-020201>
 米国のボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が1日にラジオ番組で、米国もしくはブラジルやコロンビア、さらに第三国による軍事介入が迫っているかとの質問に対し迫っていないと回答した。
 ただしトランプ大統領はすべての選択肢を検討しているが、われわれが目指しているのは平和的な政権の移行だと語った。
2019.02.01 ロイタ通信

(Yahoo)

欧州議会、ベネズエラ「暫定大統領」宣言したグアイド氏を承認 <1903-020101>
 欧州議会が31日、ベネズエラの暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長承認を巡る採決を行い、賛成439票、反対104票で可決した。 欧州議会は声明で、EU加盟28ヵ国に対し、ベネズエラで自由で透明、かつ信頼の置ける大統領選挙が実施されるまで、グアイド氏を唯一の正統的な暫定大統領として承認するよう呼び掛けた。
 EU加盟国では英国フランスドイツスペインが26日にマドゥロ大統領が8日以内に大統領選実施を表明すればグアイド氏を承認するとの立場を表明している。
2019.01.29 NHK ロシア ベネズエラに軍事会社の武装警備員派遣 ロイター報道 <1902-012903>
 ベネズエラ情勢の混乱を受けて、反米路線をとるマドゥーロ大統領を支援するため、ロシア民間軍事会社の武装警備員をひそかに現地に派遣したとメディアが報じた。
 ロシア大統領府はこの報道を否定したが、プーチン政権と民間軍事会社の深いつながりを指摘する声もあり、疑惑は消えそうにない。
2019.01.29 日経新聞

(Yahoo)

マドゥーロ独裁政権の裏幕は軍幹部とキューバか <1902-012902>
 ベネズエラ二人の大統領がいる異常事態に陥っており、南米を舞台にシリアのような代理戦争が起きてもおかしくない構図が整いつつある。
 グアイド暫定大統領側には米国を盟主とするブラジルなどリマグループの汎米諸国や英仏独などのEU主要諸国、マドゥーロ大統領の側にはロシア、中国、キューバ、メキシコ、トルコという独裁政権的、もしくは左派などの反米勢力が集まっている。
2019.01.29 ロイタ通信

(Yahoo)

ベネズエラの金引き出し巡る判断、英中銀の決定事項=英外務閣外相 <1902-012901>
 英国のダンカン外務閣外相が28日、ベネズエライングランド銀行 (BOE) に預けている金準備をマドゥロ大統領が引き出せるかどうかはBOEの決定事項であるとの見方を示した。
 ベネズエラのグアイド国会議長は27日に公表した書簡で英当局に対し、マドゥロ大統領がBOEに保有している金を回収できないようにすることを要請していた。
2019.01.28 時事通信

(Yahoo)

ベネズエラ暫定大統領を承認=豪外相 <1902-012805>
 オーストラリアのペイン外相が28日、ベネズエラグアイド国会議長を新たな選挙が行われるまでの暫定大統領として承認して支持すると発表した。
2019.01.25 ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア、ベネズエラのマドゥロ大統領を支持 米は主権侵害と批判 <1902-012501>
 ロシア政府が24日、米国がベネズエラの内政に干渉入していると批判し、ベネズエラのマドゥロ大統領への支持を表明し、米国による軍事介入に警鐘を鳴らした。 中国もベネズエラの独立と安定を守るための取り組みを支援するとの見解を示している。
 トルコのエルドアン大統領も、「同胞のマドゥロよ、胸を張れ。 われわれが支持している!」と述べ、同氏への支持を表明した。
2019.01.24 時事通信

(Yahoo)

「暫定大統領」承認明言せず=EU、ベネズエラ情勢で <1902-012406>
 EU欧州委員会の報道官が24日、ベネズエラで反体制派のグアイド国会議長が暫定大統領就任を宣言したことに関し、「国会を支持し、信頼性のある選挙が実施できる政治プロセスを求める」と述べた。
 ただ、EUとして暫定大統領を承認するかどうかは明言を避けた。
2019.01.24 ロイタ通信

(Yahoo)

米、マドゥロ氏の断交受け入れず 「ベネズエラ暫定政権と外交」 <1902-012405>
 米国が23日、ベネズエラのマドゥロ大統領米国との外交関係を断つと表明したことについて、受け入れない方針を示した。
 マドゥロ氏には断交する権限がないとの見解を示し、野党指導者のグアイド国会議長が率いる政府と外交を行うとした。
2019.01.24 毎日新聞

(Yahoo)

ベネズエラ「2人の大統領」 極まる政局混迷 <1902-012404>
 米国など10ヵ国以上が23日、ベネズエラの暫定大統領として野党が多数を占める国会のグアイド議長を承認すると発表した。 米国などは、マドゥロ大統領が再選した昨年5月の大統領選について民主的でなかったなどとして正当性を否定し今月10日の2期目就任を認めていない。 米国以外にブラジルやアルゼンチン、コロンビアなど中南米諸国とカナダがグアイド氏を承認した。
 米国などの動きを受け、独裁色を強める反米左派のマドゥロ大統領は米国との外交関係の断絶を宣言した結果、2人の大統領が並び立つ異例の事態となり、ベネズエラの政局混迷は極まった。
2019.01.24 産経新聞

(Yahoo)

ベネズエラ国会議長が「暫定大統領」宣言 マドゥロ氏は米国と断交 <1902-012403>
 ベネズエラのグアイド国会議長が23日、反米左翼のマドゥロ大統領に代わり自ら暫定大統領に就任すると宣言した。 これを受けトランプ米大統領は23日、グアイド氏を暫定大統領として承認するとの声明を発表した。 トランプ氏は軍事的選択肢の可能性について問われ、「あらゆる選択肢を検討している」と答えた。
 これに対しマドゥロ大統領は23日に米国との国交断絶を表明した。 ベネズエラ国会は野党連合が多数派を占めているが、独裁体制を確立するマドゥロ大統領によって権限を剥奪され、マドゥロ政権は野党勢力への弾圧を強めている。
2019.01.24 日経新聞

(Yahoo)

ベネズエラ=グアイド議長が大統領代行宣言=米国、ブラジルなどが揃って承認 <1902-012402>
 1月10日に大統領就任式を強行したベネズエラのマドゥーロ氏に対し、同氏の再選は無効とする風潮が国内外で広がっていたが、同国国民議会のグアイド議長が23日、自分が同国の大統領代行であると宣言し、米国やブラジルなどが次々にそれを承認している。  ベネズエラでは、21日に軍兵士の一部が反乱を起こしたが体制派の軍兵士らに逮捕される事件が発生し、22日も反体制派の抗議行動が続いていた。 これに対してペンス米国副大統領は22日、マドゥーロ政権には合法性はなく米国はあなた方を支援すると述べている。
2018.12.10 Military Times Russia sends 2 nuclear-capable bombers to Venezuela <1901-121004>
 ロシア国防省が、Tu-160 2機が10,000kmを飛行してベネズエラに着陸したと発表した。 同機にはAn-124輸送機とIl-62旅客機も同行したという。 Tu-160がいつまでベネズエラに留まるのか、どのような武器を搭載しているのかは明らかにしていない。
 Tu-160は射程5,500kmのKh-101 CMを搭載できる。
2018.08.24 時事通信

(Yahoo)

米、対エルサルバドル関係見直し=台湾と断交「重大懸念」 <1809-082403>
 米大統領府が23日に声明を出し、エルサルバドルが台湾と断交中国と国交を結んだことについて、西半球諸国の内政 に対する中国のあからさまな介入を受け入れるもので、米国にとって重大懸念だと表明した。
 その上で、エルサルバドルとの関係を見直す方針を明らかにした。
2018.08.23 東亞日報 中国、米国の目の前で軍事基地の建設か <1809-082306>
 中国エルサルバドルラ・ウニオン港軍事基地化する可能性が ある。 駐エルサルバドル米国大使が先月初め、中国が単にラ・ウニオン港に投資する目的ではなく、軍事的に何か狙い があって中米地域の影響力拡張を望むという点で懸念されると述べた。
La Unión の位置 (Google Map】
 それから1ヵ月後の今月21日、中国は台湾の国交を樹立していたエルサルバドルと国交を正常化すると発表し、エルサルバドルは直ちに台湾と断交 した。
2018.08.08 Jane's Defence Weekly Bolivia receives new military aid package from China <1810-080809>
 ボリビア陸軍が7月30日、2011年に結ばれた中国との軍事協力協定に基づき車両などの軍事援助パッケージを受領した。
 同陸軍はこれまでにも、2016年にTiger 4×4軽装甲車10両や、軍用車両19両などを受け取っている。
2017.08.16 日経新聞

インターネット

ベネズエラ、月末に軍事演習 「防衛体制を整備」 <1709-081607>
 ベネズエラのマドゥロ大統領が15日までに、民間人も参加する大規模軍事演習月末に実施 すると発表した。 トランプ米大統領が11日に軍事介入の可能性を示唆したことに対抗したもので、領土 の防衛体制を整えると宣言した。
 一方でトランプ大統領に対話も呼びかけており、演習は不安定な情勢が続く国内の引き締めが目的とみられる。
2015.09.30 Jane's Defence Weekly Brazil-Russia Pantsyr-S1 deal now expected in 2013 <1511-093004>
 ブラジルが2016年にも、ロシアから Pantsyr-S1 (SS-22) を購入する契約を行う。 Pantsyr-S1 の購入交渉は2013年に開 始され、2015年には契約が行われる予定であったが、遅れていた。
 Pantsyr-S1 中隊は、6両の戦闘車両と3両の補給車両及び指揮統制車などで構成される。
2015.05.23 日経新聞

インターネット

中国とペルー、横断鉄道検討で合意 李首相と大統領が会談 <1506-052304>
 ペルーの報道によると、南米歴訪中の中国の李首相が22日に第三の訪問国ペルーでウマラ大統 領と会談し、中国が協力を表明しているペルーとブラジルを結ぶ南米大陸横断鉄道の実現可能性について検討を進めること で合意した。
 李首相は最初の訪問国ブラジルのルセフ大統領とも同鉄道建設についての検討開始で合意して いるが、巨額の費用がかかることや環境破壊への懸念から実現を危ぶむ声も強い。
【註】
 中国はニカラグアとパナマ運河に代わる運河建設を進めようとしている【1501-122405 (朝日新聞 2014.12.24)】ほか、 先日もタイと、マラッカ海峡を迂回する運河建設で合意【1506-052101 (Record China 2015.05.21)】など、この種の動きを活発化させている。
2015.05.20 読売新聞

インターネット

キューバ、いったん合意した中国艦の常駐を撤回 <1506-052002>
 中国軍関係筋や、中国の動向に詳しい在中南米の外交筋が読売新聞に対し、キューバが一旦合意した中国海軍艦艇のキュ ーバ常駐を、昨年後半に撤回していたことを明らかにした。 キューバが当時、米国との国交正常化交渉 開始に向けた秘密協議に、進展があったことが背景にあるとみられる。
 関係筋などによると、キューバは2012年に艦艇の派遣やカリブ海での合同演習などを中国に提案したのに対し中国は提案に応じ、最新鋭駆逐艦を常駐 させる方向で準備を進めていた。
 しかし、その後に両国間で実務レベルの協議に入ろうとしたところ、キューバが態度を一変させたという。
2015.03.24 Defense News UK seeks to update Falklands air defense <1504-032405>
 英国防相が24日に議会で、フォークランド諸島防衛のため今後10年間に£180M ($268.7M) をかけて陸 上防空システムを整備することを明らかにした。 配備されるのは防空指揮装置 (
BMC4I) と、古くなった Rapier に代わる FLAADS Land 新型 SAM 及び G-AMB レーダである。
 現在1,200名の部隊が駐屯しているフォークランドには、2016年中頃までに Chinook 2機を配備すると共に、Mare港を整備し、外洋哨戒艦1隻を配備する。
2015.03 International Defence Review UK eyes BMC4I capability for the Falklands <1504-030002>
 英国防省がフォークランド諸島に配備する新型の
BMC4I システムを調達する。 このシステムは2014年10月に納入 を完了した陸軍の LEAPP と似たシステムになる。
 LEAPP は2008年4月に Lockheed Martin UK社が£100M ($154M) で受注した、可変規模のシステムで、Giraffe AMB レーダ5基と LEAPP 制御ノード 4基、表示装置車3両、Link 16 ノードなどから構成される。 LEAPP はまた、戦闘通信網、Link 16、暗号化衛星通信、空地音声通信など各種通信のノード としても働く。
2015.02.25 Jane's Defence Weekly China's J-10 advocated as Argentine 'Typhoon beater' <1504-022502>
 解放軍報のウェブサイトである China Military Online が、アルゼンチンへの戦闘機売却交渉が、
JF-17/FC-1 ではなく J-10B で進められていると報じた。 J-10B はフォークランド諸島の英軍が装備している Typhoon を撃退できるとしている。
 フォークランド諸島はアルゼンチンから500km離れているため J-10 ではギリギリとなるが、空中給油能力を有する J-10B であれば余裕であるという。
2015.02.22 Defense News Argentina, China could jointly develop fighters <1503-022202>
 アルゼンチン国防相が2014年10月に、1982年のフォークランド紛争で活躍した Mirage Ⅲ/5 の後継として Gripen 14機を導入すると発表したが、英国は直ちにこの契約を潰した。 しかしながらアル ゼンチンの大統領は2月2~5日に北京を訪問し、戦闘機を含む各種兵器の技術移転で合意した。
 中国はフォークランドの問題を自国の東、南シナ海紛争になぞらえており、アルゼンチンへの
FC-1/JF-17J-10 の輸出を考えているとみられる。
2015.02.11 Jane's Defence Weekly Peru offered FA-50 fighters by South Korea <1503-021110>
 韓国の国防次官が2月3日、ペルーが韓国の
FA-50 軽戦闘機を24機導 入することを明らかにした。
 ペルーに対する韓国の技術協力はこれが初めてではなく、 KT-1P 練習機の共同生産をすでに行っている。 KT-1P は4機がすでに納入され、残 りの16機が現地部品を増やして生産されている。
2015.01.07 Jane's Defence Weekly UK reviews Falklands defence as Argentina eyes Su-24s <1502-010706>
 英国防省が、ロシアが食料の見返りとして Su-24 12機をアルゼンチンへリースするとの Daily Express紙が報じたこと により、フォークランド諸島防衛の見直しを迫られている。
 空母 Qeen Elizabeth の就役は2023年と先で、現在フォークランド諸島防衛には Typhoon 4機 Rapier SAM と1,200名の部隊が当たっている。
【註】
 英国は、AAM/SAM 両用ミサイル CAMM の陸上型である FLAADS(L) を開発し、フォークランドに配備すると報じられている。
【関連記事:1502-011204 (Defense News 2015.01.12)】
2014.12.24 朝日新聞

インターネット

ニカラグア運河、着工 中国資本でパナマ上回る規模 <1501-122405>
 ニカラグアを横断し、太平洋からカリブ海までを総延長280kmでつなぐニカラグア運河の建設が22日に開始された。 建設は中国資本が担い、2020年の開業を目指す。
 ただ、巨額の費用や大規模な工事が必要となることから、最終的な実現性を疑問視する見方もある。
【関連記事:1410-091005 (朝日新聞 2014.09.10)】
2014.09.10 朝日新聞

インターネット

ニカラグアの運河、12月着工 総延長パナマの3倍 <1410-091005>
 ニカラグア政府が9日、太平洋とカリブ海、大西洋を結ぶ運河の建設を12月に始めると発表した。  2019年に完成する予定で、計画通りならば、運河の総延長はパナマ運河の三倍以上になる。 工事は中国系の香港 ニカラグア運河開発投資有限公司が請け負い、総工費は$40Bと見込まれている。
 一方、2016年までには拡張工事を終えるパナマ運河を抱えるパナマのバレラ大統領は、ニカラグアの運河について、あま りに巨額の投資で、実現可能だとは思わないと訪問先のスペインで発言した。
2014.01 International Defencd Review Brazil upgrade ASTORS Ⅱ Mk 3 <1402-010018>
 ブラジル陸軍が Avibras社に ASTORS Ⅱ Mk 3
MLR を発注した。 ASTORS Ⅱ Mk 3 は現在、 ASTORS Ⅱ Mk 3M に改良する計画が進められている。
 ASTORS Ⅱ Mk 3M は、2014~2018年に3個中隊が配備される ASTORS Mk 6 と共用される。 いずれも AV-TM 300 CM、AV-SS-40G 誘導ロケット弾、 AV-SS-30/-40-60 非誘導ロケット弾を発射する。
【註】
 ASTROS Ⅱ Mk 3 はベンツを動力部に使用しているのに対し、ASTROS Mk6 は Tatra社製三軸6輪車を使用している。
2013.12.18 Jane's Defence Weekly Seoul eyes Latin American market <1402-121807>
 ペルーの国防相が11月下旬に訪韓した際、KAI社の工場を訪れ、2012年11月に$208Mで発注した KT-1P 初頭練習機の最初の 2機が組み立てを完了するのを視察した。
 KT-1P は4機が韓国の KAI社で、残りの16機はペルーの SEMAN社で組みたてられる。 両社は他の南米諸国への輸出も視野 に入れており、この地域で200機程度の需要があると見ている。
2013.07 International Defence Review Waxing lyrical: Brazil's guided weapons developments progress <1308-070026>
= ブラジルのミサイルに関する3頁の記事 =
 ・MAA-1A Prianha 1 AAM: 
 ・MAA-1B Prianha 21 AAM: 
 ・MAR-1 ARM: 
 ・AV-TM 300 CM: 射程300km、弾頭重量150kg
2013.06 Jane's Missiles & Rockets SA-12 and SA-17 hardware delivered to Venezuela <1307-060014>
 ロシアがベネズエラに、2009年9月の契約に基づく追加の SAM を納入した。
 納入されてのは S-300VM Antey-2500 (SA-12) 大隊と、Buk-M2 9M317 (SA-17) 3個大隊分である。
2013.05.29 Jane's Defence Weekly China reveals its Latin America shipbuiding plans <1307-052904>
 現在、南米に艦艇の輸出実績を持たない中国が、5月15~19日にペルーのリマで開かれた SITEF 展で、 元級潜水艦や3,700tの新型フリゲート艦、トルコの要求で設計した22,000tドック型揚陸艦などの艦艇をアピール した。
 南米に輸出実績はないものの、ペルーの軍事紙によると中国はベネズエラのフリゲート艦6隻の主機である GE社製 LM-2500 を 修理した実績を持っている。 LM-2500 は中国の TYpe 052 駆逐艦の主機でもある。
2013.04.24 Jane's Defence Weekly Brazil prepares to launch its own cruise missile <1306-042406>
 ブラジル Avibras社が開発している AV-TM 300 長距離 CM の初めての発射試験が、2~3ヶ月以内に行われる。
 AV-TM 300 はターボジェットで推進する射程300kmの CM で、150kgの弾頭を搭載する。 現在の構想は 地上発射式で、同社製 ASTROS MRL から発射される。
2013.04.10 Jane's Defence Weekly Venezuela receives its first S-300VM <1306-041002>
 ベネズエラがロシアから、最初の S-300VM を受領した。 S-300VM は分解された状態で、4月3日にパナマ船籍 の輸送船から陸揚げされた。
【関連記事:1111-091406 (JDW 2011.09.14)】
2013.03.02 Defense News Brazil to get its first nuclear subs <1304-030202>
 ブラジル大統領が3月1日、同国がフランスの協力を得て、米露仏英中に次ぐ原潜保有国 になると述べた。 フランスは Scorpene級通常動力潜水艦4隻をブラジルに提供すると共に、ブラジル原潜の開発で非核部分について協力する。 ブラジルは既に ウラン濃縮技術を保有しており、核燃料は自給できる。
 Scorpene級潜水艦の一番艦は2017年までにブラジルへ引き渡され、2023年には原潜が就役する。
【註】
 ブラジルとフランスは2008年12月23日に、総額EUR860Mにのぼる軍事支援に関する合意文書に調印している。 この協定には Scorpene級潜 水艦4隻の購入に加え、フランスの技術供与により原子力潜水艦1隻をブラジル国内で建造することも含まれていた。
AFP 通信記事 2008.12.24
2013.01.19 Yahoo 新華網記事

「ペルー軍の防空ミサイル入札、韓国企業が勝利 中ロ企業が不満」

<1302-011902>
 ペルー軍が2012年12月3日、韓国 LIG Nex11社に$42.87Mで KP-SAM MANPADS を発注した。
 ペルー軍は当初、大量の MANPADS をチリと境を接する南部軍司令部の4ヵ所に配備する計画で、LIG Nex11社発射機18、ミサイル100発以上、携帯式レーダ3基を導入する ことにした。
2013.01.13 毎日新聞

インターネット

フォークランド諸島:英国とアルゼンチンの対立が再燃 <1302-011301>
 英国とアルゼンチンのフォークランド(アルゼンチン名マルビナス)諸島領有権争いが再燃している。 今回の対立再燃の 直接のきっかけは3日に、英国紙に掲載されたアルゼンチン大統領の公開書簡で、180年前に英国がアルゼンチンからマルビナス諸島を奪ったと訴え、返還を迫る内容になっ ており、アルゼンチンは同じ書簡を国連事務総長にも提出した。 これに対し英国は必要とあれば軍事力の行使も辞さない構 えで、島では3月に帰属を決める住民投票をひかえ緊張は高まっている。
 フォークランド諸島はアルゼンチン沖にあるが英国が1833年から実効支配しており、住民の多くは英国系である。
2012.05.11 Defense News South American defense spending doubles in 5 years: report <1206-051103>
 南米12ヶ国で構成する南米諸国連合 (UNASUR) が5月12日に公表した報告書によると、この地域で軍事的な紛争 がないにもかかわらず、構成国全体の過去5年間の国防費が$33.2Bと二倍になっている。
 国別ではブラジルが最多で全体の47%を占め、次いでコロンビアが17%、ベネズエラが10.7%で、更にチリ、アルゼンチン、エクアドル、ペルー の順であるが、対 GDP 比ではエクアドルが2.74%と最も高く、次いでコロンビアが1.89%になっていて、ブラジルは1%以下 である。
2012.05.10 Yahoo 朝鮮日報記事

「初等練習機 KT1、ペルーに輸出へ」

<1206-051002>
 韓国政府の消息筋が9日、韓国が開発した初等練習機 KT-1 10機と、同機を軽攻撃機に改造した KA-1 10機の、 計20機を$200Mでペルーに輸出する契約が来月締結される見通しと語った。
 KT-1 の輸出はインドネシアとトルコに次ぎ三番目で、南米へは初となる。
2012.03 Jane's Missiles & Rockets Venezuela acquires S-125-2M Pechora-2M air-defence system <1205-030013>
 ベネズエラが2月4日、新規に購入した S-125-2M Pecora-2M (SA-3) を公開した。
 S-125-2M は S-125-M を改良するものであるが、同国は S-125-M を保有していなかったため、新造品をロシアから直接購入 した。
【 SA-3 改関連資料:1111-091401 (JDW 2011.09.14)】
2011.09.14 Jane's Defence Weekly Russian S-300s for Caracas 'must not go to Iran' <1111-091406>
 駐ベネズエラロシア大使がベネズエラ紙のインタビューで、ロシアが同国に5個システムの S-300 を売却するが、同 国からイランへの輸出認められていないことを明らかにした。
2010.10.27 Jane's Defence Weekly Venezuela eyes Russian S-300 system banned from Iran <1012-102702>
 ベネズエラのチャベス大統領が10月18日、ロシアがイランへの輸出を中止した S-300 を同国が 購入すると発表した。 ロシア大統領は9月22日にイランへの輸出中止を発表した際、代わりの購入先を探していると述べていた。
 ベネズエラが購入するのは S-300PMU-1 (SA-20) 5個システム全てで、契約額は$800Mにのぼるが、これは2009年9月にロシアから $2.2Bの長期延べ払いで購入する武器の一部になる。
 同国はこの他に Tor-M1 (註: SA-15 ) 12両と ZU-23 23mm対空機関砲も購入することも明らかにした。
2009.09.15 韓国中央日報

インターネット

ベネズエラ、核開発を表明 …「代替エネルギー必要」 <0910-091505>
 チャベス大統領が13日、石油と天然ガスに代わるエネルギー源を開発しなければならないと発言した。 また、先週モスクワ訪問時に、プーチン首相が ベネズエラの核開発に協助を約束したことを明らかにした。
 チャベス大統領はイランのアフマディーネジャード大統領と親密な関係を結んでおり、ニューヨークマンハッタン地方検事長は先週、ベネズエ ラが国連のイラン経済制裁措置に反してイランに送金した疑いがあると述べている。
2009.04.29 Jane's Defence Weekly Brazil's guided weapons target export markets <0906-042910>
 Mectron社を中心とするブラジルの GM業界は輸出を拡大している。 4月にリオデジャネイロで開かれた LAAD 2009 宇宙防衛展に Mectron社 は MAR-1 ARM、Acauan GPS 誘導爆弾キット、MAA-1B Piranha Ⅱ AAM を出品した。
MAR-1
 炭素樹脂製の弾体によりステルス性を持つため、発見撃墜が困難であるという。 レーザ近接信管で起爆する 90kgの弾頭を搭載している。 2008年にパキスタンへ100発を輸出した。
Acauan
 ブラジルのほか、南米のどこかの国、及び中東の4ヶ国から受注している。
MAA-1B
 南ア Denel社の A-Darter を共同開発する一方、第五世代 AAM である A-Darter より短射程の第四世代 AAM である MAA-1B を開発した。
2008.11.19 Jane's Defence Weekly Venezuela boosts its spending on defence by 25% <0901-111903>
 ベネズエラの2009年国防費は、前年比25%増の$4.2Bになる。 同国は2005年以来、ロシア、中国、ベラルーシから武器 を輸入しており、その総額は$4.4Bにのぼる。
2008.10.08 Jane's Defence Weekly Brazil reopens programme for nuclea-powered sub <0812-100802>
 ブラジルが9月26日に、6,000t級攻撃型原潜の建造計画を公式に開始した。 年間の計画経費は$250Mで、 完成は12年後になる。
 船体及び原子炉の設計は、フランスの造船会社である DCNS社が支援する。
2008.09.26 Yahoo 産経新聞記事

「露、ベネズエラと軍事協力・・・」

<0810-092604>
 ロシアのメドベージェフ大統領が26日にベネズエラのチャベス大統領と会談し、軍事技術の供与 などで協力を加速させることで合意した。
 ロシアは、ベネズエラがロシア製武器の購入に充てる資金として$1Bを貸与する。
2008.09.26 Yahoo 読売新聞記事

「ロシア、原子力分野でベネ・・・」

<0810-092603>
 ロシアのプーチン首相が25日、ベネズエラのチャベス大統領と会談し、原子力分野でベネズエラに 協力する用意があると表明した。 会談では、軍事技術やエネルギ資源、先端技術の開発を中心とする経済分野での協力を拡大する方針 でも一致した。
 ベネズエラに原子力に関連する技術や施設を供与すれば、軍事転用の可能性も否定できないとして米国の反発を招く可能性がある。
2008.09.26 Yahoo 毎日新聞記事

「チャベス大統領、ロシアと軍・・・」

<0810-092602>
 ロシアを訪れたベネズエラのチャベス大統領が26日にメドベージェフ大統領と会談し、11月にカリブ海で合同軍事演 習を行うなど一層の軍事協力強化で合意した。 インタファクス通信によると、チャベス大統領は会談冒頭、グルジア紛争での ロシアの軍事介入を完全に支持すると改めて表明した。
 ロシアはグルジア紛争後、Tu-160 2機によるベネズエラへの長距離訓練飛行を実施したほか、原子力ミサイル巡洋艦 ピョートル大帝 が演習参加のため21日にベネズエラに向け出発した。
2008.09.10 Jane's Defence Weekly Financing delays Venezuelan modernisation plans <0811-091003>
 ベネズエラが計画している軍の近代化は、ロシア ROE社が延べ払い限度額を$800Mに設定 しているため遅延している。
 計画では Kilo級潜水艦を3隻購入することになっているが発注されたのは1隻だけで、最近24機の配備を完了した Su-30MK2補充分12機の契約も延期になっている。
2008.08.11 Aviation Week & ST Su-30 for Venezula <0809-081105>
 ベネズエラのチェベス大統領が、ロシアに$3Bで発注していた Su-30 24機を既に 受領したことを明らかにし、更に Su-35 購入の意欲も見せた。
 米国は同国に対し F-16 の補用品売却を停止している。