年 月 日
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出 典
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標 題
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要 旨
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2018.11.30 |
Jane's 360 |
Latvia seeks medium-range GBADS as part of wider military revamp |
<1812-113007>
ラトビア国防相が28日、同国のStingerやRBS-70による防空を強化するため中距離SAMを導入するとの考えを示した。
ただしPatriot級ほどのシステムは考えていないと強調したことから、Kongsberg社のNASAMSが候補と思われる。 |
2018.11.01 |
Jane's 360 |
Lithuanian Iron Wolf Brigade affiliated with German panzer division |
<1812-110106>
ドイツ陸軍とリトアニア陸軍の首脳が10月21日にヴィリニュスで、リトアニア陸軍のIron Wolf旅団をドイツ陸軍戦車師団に編入する合意文書に署名した。
また、リトアニア陸軍とドイツ陸軍の共同訓練を強化するため、リトアニア軍将校をドイツ陸軍第1及び第10戦車師団に配属することも明らかにした。 |
2018.10.07 |
毎日新聞 (Yahoo) |
ラトビア 議会選 親露派が第1党維持 |
<1811-100703>
ラトビアで6日に議会選が行われ、即日開票の結果、親露派政党「調和」が23議席を獲得し、第1党を維持した。 連立政権を組む国民連合(13議席)、緑と農民連合(11議席)、新統一(8議席)の3党は汚職疑惑を批判されて議席を減らした。 「調和」は昨年にロシアの政権党「統一ロシア」との提携を解消するなど、ロシア寄りの態度を修正したとアピールしてきたが、現在の24議席から微減した。
一方いずれも新興政党のKPV (16議席)、新保守党(16議席)、発展(13議席)が躍進した。 焦点は連立協議に移るが、ロイタ通信は「調和」の親露的な立場が他党から警戒されており、政権入りは微妙だと伝えている。 |
2018.09.21 |
産経新聞 (Yahoo) |
日エストニア防衛相会談 サイバー防衛分野の協力強化 |
<1810-092104>
小野寺防衛相が21日にエストニアのルイク国防相と防衛省で会談し、サイバ分野での協力強化で一致した。 小野寺防衛相は会談後、エストニアにあるNATOサイバー防衛センタに防衛省職員を派遣し、能力向上に努めていくと述べ、エストニアの協力に期待感を示した。
政府は年末に見直す防衛計画の大綱でサイバー空間の能力向上を掲げる方針で、サイバ防衛の先進国であるエストニアの知見を得たいと考えている。 |
2018.09.19 |
Jane's Defence Weekly |
Poland gives details of new, fourth devision |
<1811-091908>
ポーランド国防相が陸軍記念日の9月9日に、同国軍で四番目となる師団の詳細を明らかにした。 同師団は2011年に解散した第1ワルシャワ師団の代わりに国内防衛にあたる。 新師団は第1機甲旅団、第21ポドハレ狙撃旅団と新編された即応編成旅団からなり、第1機甲師団はLeopard 2A5 MBT大隊2個からなる。
ポーランド陸軍はこのほかに第11機甲騎兵師団、第16機械化師団、第12ポメラニアン機械化師団があり、第12師団はNATOの東北多国籍師団に指定されている。 |
2018.09.19 |
時事通信 (Yahoo) |
ポーランドで米軍基地設置検討=トランプ氏「ロシアは攻撃的」 |
<1810-091901>
トランプ米大統領が18日にホワイトハウスでポーランドのドゥダ大統領と会談し、BMD分野など軍事面での連携を強化することで合意した。
ドゥ大統領が軍事的圧力を強めるロシアを念頭にポーランドにおける恒久的な米軍基地設置を改めて要請したのに対しトランプ大統領は「真剣に検討している」と応じた。 |
2018.09.18 |
Stars & Stirpes |
US Air Force to join large-scale aviation exercise in Ukraine |
<1810-091807>
在欧米空軍が17日、NATO加盟国でないウクライナが来月実施する "Clear Sky" 演習に米空軍が他の8ヵ国と共に参加すると発表した。
"Clear Sky" は今年ウクライナが実施する数件の多国籍演習の1つで、米国は450名を参加させる。 その内250名が操縦手及び飛行支援要員で、残りは演習の支援業務に当たる。 |
2018.09.18 |
Defense News |
'Fort Trump': US considers permanent base in Poland |
<1810-091806>
トランプ米大統領がホワイトハウスでポーランドのドゥダ大統領と会談した18日に、米国がポーランドの要請に応じて米軍をポーランドに常駐させることを検討していると述べた。 会談後の共同記者会見でドゥダ大統領は、ポーランドの米軍常駐基地はFort Trumpと呼ばれることになると述べた。
2014年にロシアがクリミアに侵攻して以来ポーランドは訓練名目で第173空挺旅団戦闘団などの米軍を受け入れており、8月にはF-22 5機と40名の空軍部隊がポーランドに展開している。 またエストニアも米軍の常駐を希望している。 在欧米陸軍は先週、ドイツに1,500名を追加派遣すると発表した。 ドイツには既に33,000名が駐留している。 |
2018.09.12 |
Jane's Defence Weekly |
Poland to conduct Baltic air policing with F-16s due to MiG-29s being grounded |
<1811-091206>
ポーランド国防省が2019年1月~4月に参加するバルト警察飛行 (BAP) Orlik 8 BAPに当初予定していたMiG-29A 4機ではなく、第23戦術航空基地所属のF-16C 4機をバルト三国に派遣することにした。
同国は5月にMiG-29Aの派遣を決めていたが7月6日に第22戦術航空北所属のMiG-29Aが夜間訓練中に墜落した際、操縦士は脱出を試みたがロシア製射出座席の不良で死亡して以来、保有するMiG-29 31機とSu-22 18機全機を飛行停止にしている。 |
2018.09.12 |
NHK |
バルト海 天然ガスの新パイプライン整備 アメリカは反対 |
<1810-091205>
ロシア最大の政府系ガス会社ガスプロムが、西欧の大手エネルギー企業5社とともに、バルト海の海底に1,200kmの天然ガスのパイプラインNord Stream 2を来年末の稼働開始を目指して建設しており、今年7月にはバルト海での敷設工事が始まり、11日にその様子がNHKなど一部のメディアに公開された。 パイプラインの終点となるドイツの町、ルブミンの沖合10kmの洋上では、船からパイプを海底に沈める作業が24時間態勢で進められていた。
Nord Stream 2をめぐっては、ポーランド、バルト三国、米国などが「ヨーロッパのロシアへのエネルギー依存が強まることになる」として反対している。 |
2018.09.06 |
Jane's 360 |
Poland to conduct Baltic air policing with F-16s because of MiG-29 grounding |
<1810-090605>
ポーランド空軍が2019年1月から4月まで担当するバルト海警察飛行 (BAP) に当初予定していたMiG-29A 4機ではなくF-16C 4機を派遣することにした。
同国空軍では7月6日にMiG-29A 1機が墜落事故を起こしたのを機に、31機保有するMiG-29Aと18機保有するSu-22の全機を飛行停止にしている。 |
2018.08.01 |
Jane's Defence Weekly |
Poalnd takes direct route to HIMARS acquisition |
<1809-080105>
ポーランド国防省が7月20日、国産やイスラエルIMI社製ではなく米国からHIMARSを購入すると発表した。
米政府は2017年11月に、ポーランドに対してGMLRS弾25発、ATACMS弾61発、GMLRS弾誘導部1,642セットを
売却することを承認している。 |
2018.07.11 |
Defense News |
NATO has a new Baltic command structure |
<1808-071105>
NATO首脳会議の初日となる11日に、デンマーク、ラトビア、エストニアが
北方多国籍師団の創設文書に署名した。 この合意にはカナダ、英国、リトアニアも支援国として名を連ねている。
師団にはNATO軍からも300名以上が配属されてNATO軍の一部としてeFP大隊とも連携して活
動する。
師団は2~4個旅団からなり、司令部は9月にoperational、師団は2019年前半にIOC、2020年中頃
にFOCになる。 |
2018.07.04 |
Jane's Defence Weekly |
Poland plans fourth division |
<1808-070417>
ポーランド国防相が6月21日、4番目の師団を編成する準備中で、目下隷下部隊の展開や装備取得などをしている
と述べた。 ポーランドは2011年に第1ワルシャワ機械化師団を廃止している。
また同相は、17個旅団編成する国土防衛隊 (WOT) の最後の4個旅団が
2018年末までに編成され、2019年末までに17個旅団の編成を完了すると言う。 ただ完全充足が完了するのは
2020年末になる。 WOTのfull operationalは2025年になる。 |
2018.06.26 |
Stars & Stripes |
Estonia to buy South Korean howitzers in $54 million deal |
<1807-062607>
エストニアが韓国Hanhwa社からK9 SPH 12門を$54Mで購入する
ことになった。 最初の納入は2020年になる。
K9 SPHはフィンランド、ノルウェー、ポーランドも採用を決めている。 |
2018.06.13 |
Jane's Defence Weekly |
Estonian think-tabnk finds gaps in Balistic air defence and proposes improvements |
<1808-061310>
エストニアのシンクタンクが同国国防省に、バルト地域における防空に穴が生じているとする
勧告を行った。
それによると、低空域監視レーダの欠落、防空C4ISRの脆弱性などが挙げられている。 また現有陸上防空システム
(GBAD) が統合されていないことも問題視している。 |
2018.06.06 |
Jane's Defence Weekly |
MND proposes permanent US military presence in Poland |
<1807-060608>
ポーランド国防省が、米陸軍のポーランド国内常駐を求める文書を公表した。 その
中で同国政府は1個機甲師団の駐留を求めている。 |
2018.06.03 |
Army Times |
US-led NATO exercise starts in Baltics, Poland |
<1807-060304>
米国が主導してNATO加盟19ヵ国から18,000名が参加しポーランドやバルト三国を舞台に行わ
れる "Saber Strike 2018" が3日に開始され15日まで続けられる。 今回の演習にはNATOから6,000名が参加するほか、
非加盟国であるイスラエルも参加する。
一方リトアニア国防省によると同国最大の演習である "Thunder Storm" も
9,000名が参加して行われる。 |
2018.05.28 |
Stars & Stripes |
Poland says Russian gas pipeline is a 'new hybrid weapon' |
<1806-052807>
ポーランド首相がワルシャワで開かれたNATO議会で28日に、ロシアが進めているNord Stream 2
ガスパイプライン計画を「欧州安全保障に対する毒薬」と呼び、新たなハイブリッド兵器であると警告した。
Nord Stream 2はシベリアで新たに採掘した天然ガスをエネルギーが不足しているドイツに送り供給量を倍増しようとい
うものであるが、この計画を巡っては米国やEU加盟国の一部もポーランドと同じ立場に立っており、ドイツ・ポーランド間のようにEU内に亀裂が生
じている。 |
【註】
ドイツのメルケル政権は福島事故を受けて脱原子力に転じ、2011年7月に最も古い7基を閉鎖するとともに、運転中の9基も2022年までに段階的に閉鎖することを決めたため
、エネルギ事情が切迫している。 |
2018.05.28 |
Stars & Stripes |
Poland seeks permanent US troop presence, offers financing |
<1806-052806>
ポーランド国防相が28日にラジオ番組で、現在暫定的に巡回配置されている米軍を恒久配置するよう米政府に
要望していることを明らかにした。
ポーランドが要望しているのは1個機甲師団、数千名規模で、そのインフラ整備に$2Bを用意
するという。 |
2018.05.09 |
Defense News |
Finland, Sweden and US sign trilateral agreement, with eye on increased exercises |
<1806-050909>
フィンランド、スウェーデン、米国の3ヵ国国防相が8日に米国防総省で、国防に関する協力関係を強化する
合意文書に署名した。 これら各国は今までも防衛協力に関する2ヵ国関係を持っていたが、2014年のロシアによるウクライナ併合をきっかけに、
より正式な協力関係を築いている。
ただフィンランドとスウェーデンは米国が防衛の柱としているNATOには加盟しておらず、米国が懸念している欧州の軍事産業を保護するPESCO
をEUの一員として支えている。 |
2018.05.09 |
Jane's 360 |
Exercise marks final validation of Joint Expeditionary Force |
<1806-050907>
英国が主導するJEFが今年後半に完全実働可能になるため、オランダ軍のJutland Dragoon
連隊、リトアニアのIron Wolf旅団、ラトビアの機械化歩兵旅団、英軍の空挺連隊第3大隊をはじめとする欧州9ヵ国が参加した最終演習
'Joint Warrior' が4月20日から5月5日の間に英国南部のSalisbury Plainで行われた。
JEFにはバルト三国、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン、オランダと英国が参加している。 |
2018.04.04 |
Jane's Defence Weekly |
Wargames look to improve NATO defence fo the Baltics |
<1806-040416>
RAND研究所が2016年に、2014~2015年に実施した模擬戦闘の結果から、ロシアがバルト三国に重装部隊を侵攻させれば、それぞれの
首都を60時間以内に制圧できると警告している。 それ以降NATOはバルト三国とポーランドにeFP大隊を配置し、ラト
ビアとリトアニアはエストニアに合わせて国防費をGDPの2%にした。
しかしながら同研究所はロシア軍部隊の配置に更に注意すべきであると警告している。 |
2018.04.04 |
Jane's Defence Weekly |
Poland signs Patriot agreement for Wista |
<1806-040408>
ポーランド国防省が3月28日、同国Wisla計画の第一段階としてPatriot 2個中隊分とNorthrop
Gumman社製のAMD戦闘指揮装置IBCSを購入することに同意した文書に署名したことを明らかにした。 |
【註】
IBCSは2016年に実施された限定実員試験LUTでソフトウェアーの何ヶ所かに不備が見つかっていたことから計画が遅れており、IOCが2022年
予定とまだ開発中である。
しかしながらポーランドはPatriot採用の条件をIBCSの導入としていた。 |
2018.03.28 |
Stars & Stripes |
Poland signs $4.75 billion deal to buy US Patriot air defense systems |
<1804-032803>
ポーランドが総額$4.75BにのぼるPatriotの購入契約に署名した。 デューダ大統領によると同国にとって過去30年間最
大の装備購入契約であるという。
購入するのは発射機16基とレーダ及び射統装置4基と言う。 |
2018.01.03 |
Jane's Defence Weekly |
Polish terrritorial army starts to take shape |
<1802-010312>
ポーランド東部のBialystokで12月16日、基礎訓練を終えた250名が参加して国土防衛隊 (WOT)
の創隊記念式典が開かれた。 この種式典は同国東部一帯で開かれており、既に職業軍人1,200名と防衛隊員6,000名の合わせて7,200名
が編成されている。
WOTは12月15日に基本装備となるGrot小銃の一次分1,000丁を受領している。
同国は2017年1月1日に国防相直轄としてのWOTを創設しており、三期に分けて53,000名17個旅団を編成する計画である。 |