2019年の台湾情勢に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2019.12.26 Focus 台湾

(Yahoo)

中国初の国産空母「山東」、台湾海峡を通過 <2001-122602>
 台湾国防部が26日、今月17日に就役した中国初の国産空母山東が同日、護衛の艦隊を伴って台湾海峡を南から北に向けて航行したと発表した。
 国防部が公表している情報によれば、中国の空母が台湾海峡を通過するのは6度目である。
2019.12.07 Focus 台湾

(Yahoo)

英海軍の測量船、台湾海峡通過 国防部が確認 <>2001-120701>
 台湾国防部が7日、英海軍測量艦Enterpriseが同日、台湾海峡を南から北へ航行したことを確認したと発表した。
 複数のメディアによると、Enterpriseは厦門に近い金門島の沖合を経由して台湾海峡に入ったという。
【註】
 測量艦Enterpriseは全長90.6m、排水量3,740tで、Oerlikon 20mm機関砲2門とM134 7.62mm 6銃身ガトリング銃2丁などを装備している。
2019.12.06 Focus 台湾

(Yahoo)

国産600トン級巡視船、就役間近 蔡総統が「安平」と命名/台湾 <2001-120603>
 台湾が海軍の沱江級コルベット艦を元に海洋委員会海巡署(沿岸警備隊)向けに建造した600t級警備艦の命名式が6日に高雄市で行われ安平と命名された。 進水式は来月行われる。
 安平は南方海域の水産資源保護や領海警備などの任務に就くが、有事には戦力として活用することが可能という。
 海洋委員会海巡署によると、600t級警備艦は12隻建造され、2027年までに順次引き渡される計画という。
2019.11.28 Focus 台湾

(Yahoo)

台湾の新しい100トン級巡視艇が進水 性能や安定性が向上 <1912-112805>
 台湾海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)の100t級巡視艇の進水式が27日に基隆市内で行われた。 同署艦隊分署によると、速力は30ktで航続距離は1,200nmを上回る。
 同署の巡視艇は、別メーカーが28隻を建造する予定だったが、14隻目以降納入が遅れるなどしたため2017年に契約を解除して改めて入札を行い、未納分の15隻を高雄市の台湾国際造船に発注し直していた。
2019.11.22 Focus 台湾

(Yahoo)

台湾の国交国との連盟結成で中国に対抗 ツバルが働き掛けへ <1912-112204>
 台湾と外交関係を結ぶ南太平洋ツバルのコフェ外相が16~21日の日程で訪台し蔡総統や呉外交部長らと面会した。
 コフェ外相は太平洋のソロモン諸島キリバスが9月に相次いで台湾と断交して中国と国交を樹立したことを受け、太平洋にある台湾の国交樹立国に働き掛けて連盟を結成共同で中国に対抗する考えを示した。 台湾との外交関係を維持する太平洋4ヵ国の動向に注目が集まっている。
2019.11.22 ロイタ通信

(Yahoo)

ツバルが中国企業の人工島建設提案を拒絶、親台湾姿勢を堅持 <1912-112201>
 ツバルのコフェ外相が21日、中国企業から提案された海面上昇に対処するための人工島建設計画を拒絶したと明らかにした。 中国はこうした申し出を通じて、ツバルなど台湾と外交関係のある太平洋の島国を取り込もうとしているが、コフェ氏は台湾支持の姿勢を鮮明に打ち出し、同様になお台湾と外交関係を維持しているマーシャル諸島パラオナウルの3ヵ国との連携を強化していく方針を打ち出した。
ツバルの位置 (Google Map)】
 コフェ外相はロイタに、ツバルと台湾の外交関係はかつてないほど強固だと語り、他の3ヵ国と結束協力することで中国の影響力に対抗できるとの見方を示した。
2019.11.17 時事通信

(Yahoo)

中国空母が台湾海峡通過 近く就役、総統選けん制か <1912-111704>
 台湾国防部が17日、中国初の国産空母がフリゲート艦などと艦隊を組んで、東シナ海から台湾海峡を南下したことを確認したと発表した。 来年1月11日に台湾総統選を控える中、中国が敵視し再選を望まない蔡英文総統を牽制する意図があるとみられる。
 台湾の中央通信によると、中国の空母が台湾海峡を通過するのは空母遼寧が今年6月に航行して以来である。
2019.11.13 Focus 台湾

(Yahoo)

米軍艦、台湾海峡を通過 今年9度目 国防相「航行の自由作戦」 <1912-111303>
 台湾国防相が13日、米海軍巡洋艦Chancellorsvilleが12日に台湾海峡航行の自由作戦を実施したと明らかにした。 米艦の台湾海峡通過は今年に入って9度目である。
 Chancellorsvilleは台湾海峡を北から南に向かい、バシー海峡に進路を取った。
2019.11.07 FifthDomain In first, America co-hosts cyber war game ‘CODE’ with Taiwan <1912-110704>
 台湾と米国が共同主催する一週間に及ぶサイバ攻防戦演習
CODEが行われている。 2013年以来隔年で実施されてきたこの演習は、今年は初めて米国が共同主催国になった。
 演習は対抗戦で、敵方(赤軍)としてはオーストラリア、チェコ、インドネシア、マレーシア及び日本が参加し、台湾の公共及び民間のサイバインフラに対し疑似攻撃を仕掛けている。
 英Financal Times紙によると、この他に6ヵ国がオブザーバとして参加している。
2019.11.06 産経新聞

(Yahoo)

台湾、李登輝政権が準中距離弾道ミサイル開発 裏付ける公式文書入手 <1912-110603>
 産経新聞が6日、台湾の李登輝政権が1995~1996年の台湾海峡危機のあと、MRBMの開発を進めていた当時の機密資料を入手した。 この資料は、1997年12月17日に開かれた国家安全会議幹部会議の議事録要旨などのコピーで、蒋国防部長が席上MRBMの研究開発が成功すれば、中共に対し有効な抑止力を持つことができると述べたと記されている。
 MRBMの開発はこれまで関係者の話として報道されてきたが、公式な文書で開発への政権中枢の関与が明らかになるのは初めてである。
2019.11.05 Focus 台湾

(Yahoo)

米軍機、台湾海峡の中間線付近を飛行=国防部 <1912-110503>
 台湾国防部が5日、米軍のMC-130特殊作戦機1機が同日、台湾海峡の中間線の東側を北から南に向かって飛行したと発表した。 同部の公開資料によれば、米軍の同型機は8月29日と9月27日にも台湾海峡を飛行している。
 米軍艦の台湾海峡通過は、同部が初めて資料を公表した昨年7月以来ほぼ毎月続いてきたが、今年10月は確認されなかった。
2019.10.30 Focus 台湾

(Yahoo)

米上院、台湾支持の法案を可決 各国との関係安定促す <1911-103005>
 米議会上院が29日、台湾の外交関係や国交を結んでいない国との民間交流、国際参加などを支持するよう米行政機関に促す台北法案全会一致で可決した。
 下院外交委員会でも30日、下院に提出されている同法案について採決が行われる予定で、法案は上下両院の本会議をそれぞれ通過し、一本化を経て大統領が署名することで成立する。
2019.10.14 Aviation Week & ST Taiwan at work on fighter engines <1912-101406>
 台湾
NCSIST戦闘機の国内開発を視野に、昨年から戦闘機用エンジンの開発を行っていることを明らかにした。
 政府は戦闘機開発についての時程表を示していないが、台湾では遅くとも2030年代までには現有機の更新に迫られる。
2019.10.14 Aviation Week & ST Following rollout, Taiwanese jet trainder is due to fly in mid-2020 <1912-101405>
 台湾
AIDC社で、次期高等練習機AJT(註:T-5 Blue Magpie)がロールアウトした。 初飛行は2020年6月に計画されている。  双発で亜音速のAJTは同社が1990年代に開発した超音速戦闘機FC-K-1を元にしているが、部品の80%は別物で、機体も練習機仕様になっている。 エンジンはF-CK-1が搭載しているTFE-1024-7の無アフタバーナ型であるHoneywell社製F-124を搭載している。
 AJTの開発には韓国KAI社のT-50同様Lockheed Martin社が大きく係わっている
2019.10.02 Jane's Defence Weekly PN inducts more KAAVs, attack craft <1912-100212>
 フィリピン軍が9月23日に韓国製の水陸両用戦闘車KAAVを4両と17mの多目的艇MPAC 2隻を追加配備した。
 韓国製AAV7A1であるKAAVは、2016年4月にHanwha社へPHP2.42B ($46M) で8両を発注した一部で、比海軍のTarlac級揚陸艦から発進でき、比海兵隊が装備する。
 全長17m、幅4.76m、喫水2.1mでウォータージェットで推進し47ktの性能を持つMPACは3隻ずつ発注した4次分で、台湾のLung社とフィリピンのPropmech社が共同で建造した。
2019.10.02 Jane's Defence Weekly Taiwan rolls out indigenous T-5 aircraft <1912-100211>
 台湾で9月24日、国産高等練習機T-5 Blue Magpie(註:台湾の報道では「勇鷹」)がロールアウトした。 初飛行は2020年6月に計画されている。 台湾は2026年までに66機のT-50を老朽化したAT-3に代えて装備するほか、Northrop社製F-5E/Fに代えて軽攻撃機型のAT-5を装備する計画である。
 T-5の外観はAIDC社製の国産戦闘機F-CK-1 Ching-Kuoと似ているがエンジン部分が広くなり燃料搭載スペースも大きくなっている。 また脚が強化され翼が僅かに上向きになっている。
 エンジンはHoneywell社製F124を、同社とAIDC社の合弁会社で生産しているほか、操縦席の表示装置はBAE Systems社に台湾のソフトウェアが装荷され採用されている。
2019.10 Internationsl Defence Review Taiwan MND pursues multirotor UAV developments <1912-100011>
 台湾国防省が台北で開かれたTADTE 2019展で、第202補給処と第205補給処で開発とした3種類の多ロータUAVを展示した。
UAV Forward Observation System
 小型使い捨てチルトロータUAVで、Cloud Leopard Ⅱ M2 8×8自走迫撃砲に搭載した試験が行われている。
UAV Patrolling System
 10kgを搭載して20分滞空でき、画像認識ソフトの試験に使われている。 また、高精細な3D地形モデルを作成するセンサを搭載する計画がある。
Multi-Purpose Drone System
 搭載能力20kg
C-UAVとしても使える。 10m遠方から3×3mの捕獲網を発射する1.25kgのCobra捕獲弾の発射装置3基を搭載するほか、T91 5.56突撃銃やT85 40mm擲弾発射筒も搭載できる。
2019.10 Internationsl Defence Review Taiwan's NCSIST rolls out indigenous anti-radiation loiteing munition <1912-100005>
 台湾の国営
NCSIST社が8月に台北で開かれたTADTE 2019展に、量産可能状態のChien Hsiang索敵攻撃ARMを出品した。
 Chien Hsiangは12発のキャニスタがトレーラに載せられて1個中隊となり、台湾本島だけで無く金門島や馬祖島にも配備可能である。
 NCSISTはChien Hsiangの性能諸元を明らかにしていないが、専門家は固定及び移動中のレーダを目標に300~700kmの射程を持ち、上昇限度は20,000ftを超えると見ている。
2019.10 Internationsl Defence Review Taiwan's Cloud Leopard Ⅱ M2 prototype breaks cover <1912-100001>
 台湾国防省が8月に台北で開かれたTADTE 2019展で次世代8×8装甲車Cloud Leopard Ⅱ M2試作2号車を展示した。 試作1/2号車とも2017年に試験を開始し2019年末に完了する。
 8月17日に公開されたCloud Leopard Ⅱ M2は、全長7.6m、幅3m、高さ2.4m、重量24tで、次世代型CM-34のエンジンは現有のCM-32/33 Cloud Leopard
IFVの410hpから450hpに強化されている。 また液気圧懸架装置は車体を全方向で最大80mm下げることができる。 さらに11mであった最小回転半径が9mになり、渡渉能力も1.2mになっている。
 TADTE 2019展には81/120mm自走迫撃砲型も展示されていた。 81/120mm迫撃砲は射程延伸弾を使用すれば6,300mの射程を有する。
2019.09.27 Focus 台湾

(Yahoo)

米軍機が台湾海峡中間線沿い飛行 先月末に続き <1910-092703>
 台湾国防部報道官が27日、米軍のMC-130J特殊作戦機1機が26日に台湾海峡中間線に沿って飛行したと明らかにした。 消息筋によると、米軍機は台湾海峡中間線沿いを北から南に向かって飛行し、台湾の南東に方向を変えたという。
 同部が公開している情報によれば、米軍機は8月29日にも台湾海峡を飛行していた。
2019.09.25 Jane's Defence Weekly Taiwan highlits support for US Indo-Pacific strategy <1911-092503>
 台湾国防部が9月11日に2019 National Defense Reportを公表した。 この中では米国のインド太平洋戦略の支援を強調し、豪、日、比、韓、タイ、シンガポールとの協調の重要性を強調している。
 また2017年以来となる米国の武器輸出も挙げている。
2019.09.02 Aviation Week & ST Advanced F-16s to dominate Taiwanese fighter force <1910-090207>
 米国防安全保障協力局 (
DSCA) が8月20日に議会に対し、台湾へのF-16 Block 70の売却を国務省が承認したと報告した。 売却されるのは66機既存のF-16 142機と合わせて208機になる。 台湾はこの他にMirage 2000-5を55機、国産のF-CK-1を125機保有しているため、戦闘機は合わせて388機になる。
 Northrop Grumman社製APG-83 AESAレーダを搭載するF-16 Block 70はF-5E/F及びRF-5E合わせて62機と換装することになる。
2019.09.20 Focus 台湾

(Yahoo)

台湾、キリバスと断交 今週2ヵ国目 <1910-092002>
 台湾外交部が20日、外交関係を結んでいた太平洋の島国キリバスとの国交断絶を発表した。 背景には、来年1月の総統選で再選を目指す蔡英文総統に揺さぶりをかけようとする中国の狙いがあるとみられる。
 16日にはソロモン諸島と断交したばかりで、これで台湾と外交関係を結ぶ国は15ヵ国になった。
2019.09.16 Focus 台湾

(Yahoo)

台湾、ソロモンと断交 国交国16ヶ国に 呉外相「極めて遺憾」 <1910-091603>
 ソロモン諸島のソガバレ首相が16日に、台湾と外交関係を断絶中国と国交を樹立することを決めた。
 これに対して台湾の外交部長は、極めて遺憾であり強く非難すると述べ、同日夜にソロモン諸島との外交関係断絶を発表した。 これで中華民国(台湾)と外交関係を結ぶ国は16ヶ国になった。
2019.09.11 朝日新聞

(Yahoo)

台湾の国防報告書「中国は侵攻の選択肢を捨てていない」 <1910-091104>
 台湾国防部が11日、2年ごとにまとめる国防報告書を公表した。 中国の習主席が1月の演説で台湾に統一を迫ったことに触れ、「中国は台湾への武力侵攻の選択肢捨てておらず、軍事力の現代化で台湾海峡の軍事バランスを崩そうとしている」と位置づけている。
 また過去2年間に中国軍の戦闘機や空母遼寧などが台湾本島の周辺や太平洋沖などで訓練を行ってきたことを示し、「軍事的な行動範囲を西太平洋やインド洋にまで延ばし、我々への脅威は増している」と分析した。
2019 National Defense Report (繁体中国語)
2019.09.11 Focus 台湾

(Yahoo)

台湾、今年度の国防報告書公表 防衛構想のイメージ図を初掲載 <1910-091103>
 台湾国防部が11日、今年度版の国防報告書を公表した。 国防報告書は2年に1度発表しており、蔡英文政権では2冊目となる。 全体の防衛構想は前回提示した「防衛固守、多重抑止」を引き継いでいて、今年度の報告書では防衛構想が初めて150枚の図表で示された。
 防衛構想は戦力防護沿海決勝灘岸せん滅を3本の柱としており、作戦全過程で戦力防護を行い、航空戦力や沿岸に設置した火力で敵軍の船団を阻む沿海決勝、泊地や海岸、沿岸に上陸した敵軍を撃滅する灘岸せん滅の2段階で防衛を図る。
 さらに、地理的優位性を生かして革新、非対称の作戦思想で陸海空の戦力を統合、戦場の主導権を握り、敵軍による台湾奪取失敗の作戦目標を達成するとしている。
2019.09.10 産経新聞

(Yahoo)

カナダ艦が台湾海峡通過 今年2回目 <1910-091005>
 台湾の国防部が10日午後、カナダ海軍のフリゲート艦1隻が台湾海峡を北から南に向け通過中だと発表した。
 カナダ海軍艦艇の通過は6月中旬以来、今年2回目で、中央通信社によると通過したのはフリゲート艦Ottawaで、自動船舶識別装置 (
AIS) による船舶情報を発信していた。
2019.09.09 時事通信

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ソロモン外相、台湾と関係維持=「断交」報道を否定 <1910-090903>
 台湾と外交関係を持つソロモン諸島のマネレ外相が9日、訪問先の台北で呉外交部長との共記者会見で、台湾との友好的で充実し進歩的な関係を大事にしている」と述べ、関係維持の重要性強調し、ソロモンが近く台湾と断交して中国と国交を樹立するとの報道を否定した。
 ただ、今年就任したソガバレ首相は、外交関係を台湾から中国に切り替える利点と問題点を調査する特別作業部会を設置するなど、中国との関係強化に動いているとされる。
2019.08.30 Focus 台湾

(Yahoo)

国防部、中国の軍事力に関する報告書 中国が確立目指す核戦力を指摘/台湾 <1909-083006>
 台湾国防部が30日、中国の軍事力に関する2019年の報告書を発表した。 報告書によると、中国は2020年に核大国の抑え込みや核戦争の封じ込め、領土防衛の力を備えた戦略的核戦力の確立を目指しているという。 さらに、中国は2020年までに台湾に対する全面的な武力侵攻準備を整える計画だと見ている。
 ただ、中国には全面的に台湾を侵攻する正規の作戦能力備わっていないとし、現時点で比較的可能性が高いのは、軍事威嚇封鎖作戦火力打撃だとの見方を示し、上陸作戦については、中国は演習の頻度や規模を拡大しているものの、現時点では中華民国の離島を奪取しうる作戦能力しかないとしている。
2019.08.29 朝日新聞

(Yahoo)

「米軍機、中間線沿い飛行」台湾発表 米中続くさや当て <1909-082905>
 台湾の国防部が29日、米軍のMC-130特殊作戦機が同日午前に台湾海峡の中間線に沿って北から南へ飛行したと発表した。 これに先立ち、米軍は南シナ海で「航行の自由」作戦を実施した一方、中国は米艦船の寄港を拒むなど双方のさや当てが強まっている。
 中間線は1950年代に米軍が設けたとされ、中台間ではそれを挟んだすみ分けがおおむね守られてきたが、米中・中台関係が悪化するなか、今年3月に中国軍の戦闘機が中間線を越え台湾側を約10分間飛行する事案が起きた。
2019.08.28 Jane's Defence Weekly Taiwanese MND showcases its latest weapon systems <1910-082804>
 台北で8月15~17日に2019 TADTA防衛宇宙博が開かれ、国内外から150社が参加して800のブースで展示を行った。
 台湾AIDC社が展示した高等練習機
AJTは9月に試作機が公開されて地上試験を開始し、2020年6月に初飛行が計画されている。
 AJTは2026年までに66機が生産され、現有のAT-3及びF-5と交代する。
 そのほかにイスラエルのHarpyと似たJian HsiangとTeng Yun (Cloud Rider) MALE UAVなども展示された。
2019.08.23 時事通信

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米軍艦が台湾海峡航行=今年7回目 <1909-082308>
 台湾の中央通信によると、米海軍艦2隻が23日に台湾海峡を北上する形で通過した。 米艦の航行は、今年7回目でほぼ毎月1回のペースで同海峡を航行している。
 米国務省は20日に台湾へのF-16V売却を承認し議会に正式に通告したばかりで、中国への牽制を強めている。
2019.08.21 Focus 台湾

(Yahoo)

米駐台代表、高雄の軍事施設を訪問 米在台協会がSNSに公開、異例/台湾 <1909-082103>
 米国の対台湾窓口機関である米国在台協会 (AIT) のクリステンセン台北事務所長(大使に相当)が20日、高雄市の軍事施設を視察した。 訪問の様子はAITのFacebookやInstagramに数回に分けて写真とともに投稿された。
 AITが台湾の軍事施設への訪問を公表するのは異例である。
2019.08.21 時事通信

(Yahoo)

米国務省、台湾向け新型 F16 戦闘機の売却承認 80億ドル相当 <1909-082102>
 米国務省が、台湾への新型F-16の売却を承認したため、国防安全保障協力局 (
DSCA) が20日に議会に正式に通知した。
 売却されるのはF-16V 66機とGE社製エンジン75基、及びその他システムなど売却額は$8Bになると見られる。
2019.08.20 Jane's 360 Taiwan readies CM-34 IFV for delivery <1909-082005>
 台北で8月15日~17日に開かれた2019TADTE展で台湾国防省が、雲豹 (Cloud Leopard) 8×8装輪装甲車の
IFV仕様であるCM-34年内に32両装備すると発表した。 台湾は284両のCM-34を装備する計画である。
 CM-34は現有のCM-32/-33同様、全長6.35m、幅2.7m、高さ2.2mであるが、重量は22tから24tに増えている。
 主装備はOrbital ATK社製Mk 44 Bushmaster Ⅱ 1門と7.62mm機銃1丁で、30mm弾420発を搭載している。
2019.08.20 Jane's 360 Taiwan's Cloud Leopard II M2 prototype breaks cover <1909-082004>
 台北で8月15日~17日に開かれた2019TADTE展で台湾国防省雲豹Ⅱ (Cloud Leopard Ⅱ) 8×8装輪装甲車の試作2号機M2を公表した。 雲豹ⅡM2の試験は2017年に公表されたM1と共に2019年末まで行われる。
 24tの雲豹ⅡM2は全長7.6m、幅3m、高さ2.4mで、パワーパックは現有のCM-32/-33雲豹及びそれに続くCM-34
IFV同じものを使用するが、出力は410hpから450hpに引き上げられている。 パワーパックはCaterpillar社製エンジンとAllison社製ミッションでできている。
2019.08.17 共同通信

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米、台湾にF16戦闘機売却へ 中国は厳重抗議 <1909-081701>
 米議会関係者が16日、トランプ米政権台湾にF-16を売却する方針を固め、議会に非公式に通知し手続きを進めており、近く正式決定する見通しであることを明らかにした。
 米メディアによると、売却されるF-16は66機で$8Bにのぼる。 トランプ政権は7月にも、M1A2 Abrams
MBT 108両などの売却を決めている。
2019.08.16 Defense News Trump OK's F-16 sale to Taiwan amid China tensions <1909-081609>
 米議会筋が8月16日、トランプ政権台湾新規製造のF-16V数十機を売却する決定を行ったことを明らかにした。 F-16VはF-16の最新型で台湾は2年後に退役するF-5E/Fの後継にするという。
 台湾はかつてF-16 66機の売却を要求していたがオバマ政権はこれを拒否し、代わって台湾が保有していたF-16A/B Block 20 140機の改良を認め、一号機はすでに納入されている。
2019.08.16 Jane's 360 TADTE 2019: Taiwan's NCSIST unveils new MALE-class UAV development <1909-081608>
 台北で8月15~17日に開かれた2019 TADTE展で、
NCSIST社のASRD事業部が騰雲 (Teng Yun) MALE UAVを発展させたUAVの実大モックアップを展示した。
 現在2機が試作されている騰雲は全長8m、翼端長18mで、実用航続距離1,000km、対空能力24時間、実用上昇限度25,000ftの性能を持つMQ-9 Reaper似のMALE UAVであるが、発展型は騰雲のレシプロエンジンをターボプロップに換えて機体も大きくなり、MTOW搭載能力が増大している。
2019.08.16 Focus 台湾 台湾の20年度国防部予算、約5.2%増1.2兆円 軍機・軍艦の国産に740億円 <1909-081607>
 台湾の2020年度予算案が15日に行政院院会(閣議)で決定され、国防部所管予算は前年度比5.2%増の3,580億台湾元(1兆2,100億円)である。
 行政院主計総処によると、国防部所管予算のうち軍事投資費は960億元(約3,255億円)で、軍事投資費には軍用機国産に当てる64億元(217億円)と艦船国産の154億元(523億円)が含まれる。
2019.08.16 産経新聞

(Yahoo)

台湾が自主開発のレーダー攻撃用無人機を公開 <1909-081604>
 台湾国防部が15日、敵のレーダに自爆攻撃を行う国内開発の無人攻撃機剣翔を台北市内で始まった2年ごとの「台北国際航空宇宙・国防工業展」に出展した。 剣翔の滞空時間は6時間以上で、敵地上空を遊弋してレーダ波を感知して突入する。
 今年から量産を始めており6年間で104機を配備する。 剣翔は国防部系の研究開発機関「中山科学研究院」がイスラエルのHarpyに着想を得て10年をかけて開発した。 発射機はトレーラによる移動式で1両に12発を搭載する。
2019.08.16 ロイタ通信

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台湾、来年防衛費8.3%の大幅増額 中国の脅威に対抗 <1909-081603>
 台湾が15日、来年の防衛予算を8.3%増やしてTWD411.3B ($13.11B) とすることを閣議で承認した。
 与党の民進党が優勢な立法院で承認される見通しで、成立すれば、行政院主計総処によると伸び率は2008年以来の高率で、額は2001年の記録開始以降最大となる。
2019.08.15 Focus 台湾

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蔡総統、防衛産業のサプライチェーン構築成果をアピール/台湾 <1909-081501>
 「台北国際航空宇宙産業および国防工業展」(TADTE)が15日に台北市内で開幕し、開会式で挨拶した蔡総統は台湾の宇宙防衛産業の発展状況について、サプライチェーンを構築するメーカーがすでに100社以上になり、取得した認証は20項目以上に上るとアピールした。
 蔡総統は、台湾の航空宇宙産業の市場規模は2016年に1,000億台湾元(3,400億円)の大台を突破し、昨年は1,200億元(4,000億円)を上回ったほか、外資系企業からの受注も好調だとアピールした。 また同展の目玉であるUAVにも触れ、同分野の研究開発を奨励するために法改正に取り組む姿勢を示した。
2019.08.07 Jane's Defence Weekly Trump China advisor casts doubt on F-16 sales to Taiwan <1909-080712>
 かつてトランプ大統領の政権移行チームの一員で、現在では大統領の中国問題顧問でHudson研究所の上席研究員でもあるPhillsbury氏が7月25日、トランプ政権が台湾へF-16を売却するとしているが実際には行われないだろうと述べた。
 事実トランプ大統領はまだF-16の売却を承認してはいない
2019.07.31 Jane's Defence Weekly China issues strong warning to Taiwanese 'separatists' in new defence White Paper <1909-073104>
 7月24日に公表された中国の国防白書では、台湾分離の動きに強い警戒感を示している。 中国の国防白書は2015年に初めて発簡された。
2019.07.29 時事通信

(Yahoo)

台湾周辺で軍事演習=蔡政権をけん制-中国 <1908-072904>
 中国海事局が28日と29日、軍事活動を行うため台湾に近い2ヵ所の海域を相次いで航行禁止区域に指定した。 航行禁止が指定されたのは、浙江省沖と広東・福建両省沖の2ヵ所で、期間は浙江沖が28日~8月1日、広東・福建沖が7月29日~8月2日だが、いずれも詳細は明らかにされていない。
 安全保障面で米国との連携を強める台湾の蔡政権をけん制する狙いがあるとみられる。
2019.07.25 産経新聞

(Yahoo)

米巡洋艦が台湾海峡を通過 「台湾独立には武力行使」と警告の中国を牽制 <1908-072502>
 米第7艦隊が24日、米海軍巡洋艦Antietamが24、25両日に台湾海峡を通過したと明らかにした。
 中国の習近平体制は24日に発表した国防白書で、台湾独立の動きに対しては武力行使を辞さない姿勢を表明しており、海峡通過は台湾に対する中国の軍事的圧力を牽制する狙いがあるとみられる。
2019.07.17 Jane's Defence Weekly US confirms Abrahams MBT deal with Taiwan <1908-071710>
 米国防安全保障協力局 (DSCA) が7月8日、台湾への総額$2.22Bにのぼる
FMS契約国務省が承認したと発表した。
 売却されるのはM1A2T Abrams MBT 108両、Block Ⅰ-92F Stinger 250発とM88A2戦車回収車、M1070A1重輸送車、更にこれらに付属する機関銃、弾薬、発射発煙筒、エンジン及びトランスミッション、通信装置などである。
 M1A2は台湾が現有している老朽化したM60A3 MBTや国産のCM11 MBTと換装する。
2019.07.13 Focus台湾 米下院、台湾への武器売却を支持する法案可決 蔡総統の NY 滞在中 <1908-071304>
 米下院が12日、台湾への武器売却を支持する内容が盛り込まれたFY20国防権限法案 (
NDAA) を賛成多数で可決した。
 同院軍事委員会が公表した草案によると、台湾について米国防長官は台湾の自己防衛力を高めるために台湾側のカウンターパートと話し合いの場を持ち、台湾の軍事力を総括的に評価するべきと第1243条で定めている。 先月27日に可決された上院版NDAAも、台湾への武器売却や米艦による定期的な台湾海峡通過を支持する内容が盛り込まれている。
2019.07.12 ロイタ通信

(Yahoo)

中国、台湾に武器売却の米企業に制裁へ 「安全保障脅かす」 <1908-071203>
 中国外務省が12日、米企業による台湾への総額$2.2Bの武器売却は中国の主権と国家安全保障を脅かすとし、武器売却に関与する企業に制裁措置を科す方針を発表した。
 米国防総省は8日に承認した武器売却には、General Dynamics社製M1A2T Abrams
MBT 108両やRaytheon社製Stinger MANPAD 250発などが含まれる可能性がある。
2019.07.10 Jane's Defence Weekly US 'normalises' defence trade with Taiwan <1908-071008>
 米政府が台湾への武器輸出について、従来のパッケージ方式輸出から個別に審査する一般の
FMS方式に切り替えることになった。 これはFY18国防権限法 (NDAA) で議会から求められたことによる。
 FY18 NDAAではこの他に、台湾から武器売却の要求があった場合、政府は120日以内に承認の是非を議会に報告することを求めている。
2019.07.09 時事通信

(Yahoo)

米、台湾に戦車売却へ=総額2400億円 <1908-070901>
 トランプ米政権が8日、戦車108両SAMなど総額$2.2B相当の装備品を台湾に売却することを承認し、議会に通知した。
 売却されるのはM1A2 Abrams
MBTStinger MANPADS及び多数の弾薬などである。
2019.07.04 Jane's 360 Taiwan looks to incentivise foreign investment in defence <1908-070405>
 台湾立法院国防及び他の戦略分野での外国からの投資を促進する法案を可決した。
 台湾国営CNAによると法案では外国からの投資に対し税制上の優遇措置を求めている。
2019.07.02 Jane's 360 US 'normalises' defence trade with Taiwan <1908-070203>
 米政府が、従来台湾への武器輸出を複数の案件を1度に通告する「同梱」方式から、案件ごとに通告する通常の
FMS方式に切り替えることにした。
2019.06.27 ロイタ通信

(Yahoo)

カナダ軍艦、台湾海峡を航行=中国国防省 <1907-062703>
 中国国防省が27日、カナダ艦が台湾海峡を航行したと発表した。 カナダ紙によると、カナダ艦は航行の自由作戦で6月18日に台湾海峡を航行した。
 カナダ艦が台湾海峡を航行するのは、カナダ当局による中国通信機器大手、ファーウエイの孟最高財務責任者の逮捕後、初めてとなる。
2019.06.25 Focus 台湾

(Yahoo)

中国空母が台湾海峡航行 「全行程を把握」=国防部 <1907-062503>
 一部の台湾メディアが25日、中国海軍の空母遼寧の台湾海峡航行を報じた。 それによると遼寧など複数隻の中国艦が25日午前、遼寧の母港である山東省青島に向かって南から台湾海峡に入り、同日の夜には東シナ海へと抜ける見通しという。
 日本の防衛省の発表や複数メディアの報道によると、遼寧を中心とした中国海軍の艦隊は6月11日に沖縄宮古島間を通過後、グアム島周辺やフィリピン南部の海域を経由して南シナ海に入っていた。 遼寧台湾を周航したのは、昨年夏に始まった改装以来初めてだという。
2019.06.19 産経新聞

(Yahoo)

カナダ海軍艦艇2隻が台湾海峡通過 台湾・国防部が確認 <1907-061901>
 台湾の国防部が19日、自由時報などが19日に報じた、自動船舶識別システム (
AIS) の情報を掲載するサイトを元に、カナダのフリゲート艦と補給艦台湾海峡を南から北に通過したと報じたことを確認する形で、カナダ海軍の艦艇2隻が18日に台湾海峡を通過したことを明らかにした。
 2隻は13~15日にベトナム沖の南シナ海で、海上自衛隊の護衛艦いずもなどと共同訓練を実施していた。
2019.06.06 ロイタ通信

(Yahoo)

米国、台湾への武器売却を準備 戦車など20億ドル超=関係筋 <1907-060601>
 米国が台湾への武器売却を進めようとしていると、事情に詳しい関係者4人が匿名で明らかにした。
 関係者によると、M1A2 Abrams
MBT 108両と対戦車弾など$2Bを超す武器の売却に関する非公式の通知が米議会に提出された。
2019.06.05 Jane's Defence Weekly Taiwan starts work on three more Tuo Jiang corvettes <1907-060515>
 台湾のLung Tec造船が5月29日、沱江級コルベット艦3隻の建造を公式に開始した。 最初の1隻は2021年、3隻目は2025年に引き渡される。
 2014年12月に就役した沱江級コルベット艦の一番艦沱江は凌波性の高いカタマラン型で全長60.4、全幅14m、喫水2.3m、排水量567tで、ウォータージェットで推進する。 量産型は何点かの改良がなされ安定性が改善されると共に武装も強化されるが、詳細は明らかにされていない。
2019.05.30 Focus 台湾

(Yahoo)

軍事演習中に中国軍機が台湾周辺を飛行 国防部「適切に対処」 <1906-053005>
 防衛省統合幕僚監部が29日、台湾軍の定例訓練「漢光35号」が東部海域で実施された29日に中国軍機台湾東部沖を飛行したと発表した。
 確認されたのはY-8電子戦機Y-9情報収集機の2機で、Y-8は東シナ海から対馬海峡方面に向かい、Y-9は宮古海峡を通過して台湾東部の西太平洋に入ったという。
2019.05.28 Defense News Taiwan lands aircraft on highway as part of military drills <1906-052810>
 台湾が年次演習で5月28日、中国からの航空基地攻撃を想定して彰化県で高速道路に軍用機を着陸させた。 着陸したのはV型に改良されたF-16、Mirage 2000、国産戦闘機
IDF及びE-2K AEW&C機である。
彰化県の位置 (Google Map)】
 台湾は144機保有するF-16A/Bを$4.21BかけてF-16Vに改良中であるが、米国に対しM1 MBTと共に新規生産F-16Vの売却を要求している。
2019.05.28 産経新聞

(Yahoo)

台湾、高速道で戦闘機発着訓練 5年ぶり <1906-052804>
 台湾の国防部が28日、有事に高速道路を滑走路として利用する訓練を5年ぶりに行い、報道陣に公開した。 この日は、F-16VやMirage 2000、E-2Kなど4機が彰化県の高速道路に着陸し、攻撃ヘリが空中で護衛する中、燃料と弾薬を補給し、次々と離陸した。
 中国は、台湾に面する地域にSRBMだけで1,500発を配備しており、ミサイルの一斉攻撃で台湾の全ての滑走路を破壊できるとされるため、国防部は本島の高速道路など5ヵ所を代替滑走路に指定し、2004年から不定期に訓練を実施している。
2019.05.26 NHK アメリカと台湾 安全保障担当の高官が異例の会談 <1906-052601>
 台湾外交部が25日、外交や安全保障政策を統括する総統の諮問機関である国家安全会議のトップの李秘書長が5月13日から21日まで訪米し、ホワイトハウスで安全保障政策を担当するボルトン大統領補佐官と会談したと発表した。 会談の日時や内容は明らかになっていない。
 米国は1979年に中国と国交を結んだことに伴い台湾と断交していて、安全保障を担当する双方の高官が会談するのは極めて異例である。
2019.05.25 Focus 台湾

(Yahoo)

国産コルベット艦の量産開始 小型でも強力 蔡総統「台湾精神の象徴」 <1906-052503>
 台湾が国産コルベット艦沱江の量産を開始し、24日に起工式が行われた。
 沱江は全長60メm、全幅14m、排水量500tの双胴型で、最高速力38ktの性能を持つ。 2025年までに3隻が建造される計画で、1隻目は2021年末に完成する。
2019.05.23 ロイタ通信

(Yahoo)

米軍艦船2隻が台湾海峡を航行、中国の反発必至 <1906-052304>
 米海軍第7艦隊が、米艦船2隻が22日に台湾海峡を航行したと発表した。
 報道官によると、同海峡を航行したのは駆逐艦Preble 補給艦Walter S. Diehlである。
2019.05.22 Focus 台湾

(Yahoo)

台湾東部海域で実弾射撃訓練 過去5年で最大規模の海上演習=国軍 <1906-052202>
 台湾国防部が22日早朝、台湾東部海域実弾射撃訓練を実施した。
 演習には、昨年11月に就役したOliver Hazard Perry級フリゲート2隻を始めとする水上戦闘艦22隻、主力戦闘機3機種を出動させ、公開海上演習としては2014年以来最大規模となった。
2019.05.16 Focus 台湾

(Yahoo)

海軍のコルベット艦、量産へ 中国に対抗の「空母キラー」に/台湾 <1906-051601>
 台湾海軍参謀長が16日に立法院外交および国防委員会で、量産が開始される沱江型コルベット艦空母キラーとしての役割を問題なく果たせるとの見方を示した。
 沱江型は全長60m、全幅14m、排水量500tの双胴型で、最高速力は38ktの性能を持ち、HF-2、HF-3の搭載や魚雷を装備し、高速で中国の空母に近づき攻撃できる。 海軍が現在保有しているのは初号艦の1隻のみであるが、2025年に3隻完成する見通しである。
2019.05.15 Jane's Defence Weekly Taiwan breakes ground on sub construction facility <1907-051506>
 2017年に潜水艦の建造を受注した台湾のCSBC社が5月9日、高雄市南方の同社施設で潜水艦建造施設の起工式を行った。
 この施設の建造費はTWD3.7B ($120M) で、2020年には完成する。
2019.05.09 Record China 米下院で「台湾保証法案」可決、中国外交部は珍しく「ある単語」を2度使い警告―中国メディア <1906-050904>
 米下院で7日、台湾保証法案台湾に対する米国のコミットメントの再確認について投票が行われ、前者は全会一致で可決、後者は賛成414票、反対0票、棄権17票で議決された。
 「台湾保証法案」の内容には、米国による台湾への武器売却を常態化すること、米台貿易協定の協議を再開すること、そして台湾の国際組織加入を支援することなどが含まれていた。
 中国メディアの海外網は8日、米国が下院で可決した台湾への干渉法案について「中国外交部は珍しく『重大な』という言葉を2度用いて米国に警告した」と報じた。
2019.05.09 時事通信

(Yahoo)

初の潜水艦建造を本格化=24年に進水、翌年就役-台湾 <1906-050903>
 台湾初の潜水艦建造を担当する高雄市の台湾国際造船社が9日、台湾最大の海軍基地がある高雄港で専用工場の建設に着手した。 潜水艦は排水量は2,500~3,000tで建造予算は約493億台湾ドル(1,750億円)で、2024年7~9月に進水、2025年末に就役の計画である。
 初公開された模型によると、X型のスクリューを採用するなど、海上自衛隊のそうりゅう型と似た構造になる見通しである。
2019.05.05 Focus 台湾

(Yahoo)

台湾国際造船、巡視船を6隻建造へ 海保当局から受注 <1906-050505>
 台湾国際造船が、海洋委員会海巡署(沿岸警備隊)から1,000t級警備艦6隻の建造を受注したと発表した。 受注額は62億4,000万台湾元(約224億5,700万円)で、2027年10月末に完成する。 建造する警備艦はヘリコプタの発着が可能で、ロケット弾や機関砲なども装備する。
 防衛産業の発展を図る蔡政権の下、同署は警備艦の国産化を推進しており、同社では今年2月に4,000t級大型警備艦4隻の起工式が行われた。 完成すれば同署が保有する警備艦で最大となり、同社は設計からメンテナンスまで引き受け、2025年までに納入を完了する。
2019.04.29 読売新聞

(Yahoo)

米艦、台湾海峡通過 今年4回目 <1905-042905>
 米海軍第7艦隊が29日、駆逐艦Stethemと同William P. Lawrenceが現地時間の28~29日に台湾海峡を通過したことを明らかにした。
 米艦の台湾海峡通過は4ヶ月連続で、台湾への圧力を強める中国をけん制する狙いがあるとみられる。
2019.04.25 ロイタ通信

(Yahoo)

仏軍艦、今月6日に台湾海峡通過 中国とのあつれき増大の恐れ <1905-042501>
 複数の米当局者の話で、フランス海軍のフリゲート艦が4月6日に台湾海峡を通過したことが明らかになった。 米当局者が匿名を条件にロイタに明らかにしたところによると、台湾海峡を通過したのはフリゲート艦Vendémiaireで、中国軍が追跡していた。
 欧州諸国の軍艦のこうした行動はほとんど例がなく、米当局者によると仏艦の海峡通過を受け、中国は中国海軍設立70周年のイベントへのフランス軍招待を取り下げた。
 仏軍艦が台湾海峡を通過したことは、米国の同盟国の間で中国周辺の航行の自由を巡る主張が高まっている可能性があることを示唆しており、オーストラリアなど他の米同盟国も同様の行動を起こす可能性がある。
2019.04.24 Jane's Defence Weekly Taiwan outlines defence spending plans <1906-042412>
 台湾国防省が4月14日に国営CNA通信で、2019年にTWD346Bである国防費毎年2%以上引き上げ、2027年までにTWD400B ($13B) 以上にすることを明らかにした。
 これにより国防費の対GDP比は、当面2%、数年後には2.4%に引き上げる。
2019.04.17 産経新聞

(Yahoo)

中国軍機が台湾爆撃訓練 「周回」飛行時に 外交部異例の公表 <1905-041706>
 台湾の呉外交部長が17日に外交部のツイッター公式アカウントで、中国空軍のH-6Kが15日に台湾を周回飛行した際、台湾本島南部と南東部を爆撃する訓練を行っていたと明らかにした。 呉部長はまた、訓練に軍用機24機と艦艇5隻が参加したとも公表した。
 台湾当局が中国軍の詳しい訓練内容を公表するのは異例で、挑発行動がエスカレートしている可能性がある。
2019.04.16 Focus 台湾

(Yahoo)

米国、台湾への推定5億米ドルの有償軍事支援案を承認 F16 戦闘機訓練など <1905-041606>
 米国防安全保障協力局 (
DSCA) が15日、駐米国台北経済文化代表処F-16の飛行訓練や保守後方支援を継続して提供する推定$500Mの (FMS) を国務省が承認したと発表した。
 訓練や支援は米アリゾナ州Luke AFBに配備されているF-16に対して行われる。
2019.04.16 産経新聞

(Yahoo)

中国軍機、台湾「周回」で台湾関係法の意義浮き彫り <1905-041604>
 台北で15、16の両日、米国の台湾関係法制定40年を記念する行事が相次いで開かれ、米中両国の対立が深まる中、緊密な関係をアピールしたい米台の思惑が一致した。 会合の冒頭には蔡英文総統は「台湾は脅しに屈しない」と発言した。
 トランプ政権からは事前の予想を超える高官の訪台はなかったものの、中国が15日に爆撃機に台湾を周回させたことで雰囲気は一転し、一連の会合は米台が一致して中国を非難する場となり、16日のシンポジウムではライアン前米下院議長は中国を厳しく批判した。
 防衛省の発表で、バシー海峡から西太平洋に抜けたし中国空軍のH-6Kは異例の4機編隊だったことが判明した。
2019.04.16 産経新聞

(Yahoo)

中国が台湾に警告 「主権守る決意見くびるな」 <1905-041603>
 中国空軍機による台湾周辺の巡航を台湾の蔡政権が批判したことに対し、中国国務院台湾事務弁公室が16日に、国家主権と領土を守るわれわれの堅い決意と強靱な能力を見くびってはならないと警告した。
 談話は、蔡政権が民衆をだまし、機に乗じて中台の対立をあおっていると非難した。
2019.04.16 Focus 台湾

(Yahoo)

多数の中国軍機が台湾周辺を飛行 国防部、F16 をスクランブル発進 <1905-041602>
 台湾国防部が15日、多数の中国軍機が同日正午ごろ中国大陸南部から台湾南方のバシー海峡上空を通過して西太平洋に出る長距離飛行を行ったと発表した。
 飛行したのはKJ-500
AEW&C機やH-6K爆撃機、Y-8輸送機、Su-30J-11戦闘機などで、このうちH-6Kは基地に戻る際、宮古海峡上空を飛行した。
2019.04.16 NHK 中国軍機 台湾をほぼ周回する訓練実施 蔡英文政権をけん制か <1905-041601>
 台湾国防部によると、15日12:00頃に中国軍の偵察機や爆撃機など複数機がバシー海峡を抜けて西太平洋の海域で訓練を実施し、このうち爆撃機は沖縄本島と宮古島の間の上空を通過して中国側に戻った。 中国軍機が台湾を周回するようなルートで飛行するのは1年ぶりで、このところ台湾海峡にたびたび艦艇を派遣している米国や、トランプ政権と連携を強める台湾を牽制したものとみられる。
 一方、中国国防省は15日に、台湾東部の海域で艦船や爆撃機、偵察機を含む海と空の兵力による合同訓練を実施したと発表した。 訓練は敵の制圧など実戦を想定したものだとして、国家の主権と領土を守る能力を絶えず向上させるなどと意義を強調した。
2019.04.13 朝日新聞

(Yahoo)

中間線越え飛行「米軍艦への牽制」 中国関係者が明かす <1905-041303>
 中国軍の戦闘機が3月末に台湾海峡中間線を越えて飛行した問題で、米艦船台湾海峡を繰り返し通過していることへの牽制が目的だったと中国軍と中国政府の複数の関係者が明らかにした。 中国軍機は中間線の台湾側を10分ほど飛行した後、西へ飛び去った。
 台湾国防部によると、中国のJ-11 2機が台湾海峡の中間線を越えたのは3月31日11:00過ぎで、台湾軍が中国軍機の通常と異なる飛行を察知したのは澎湖島の南西海域の上空で、台湾の本島まで190kmだった。 台湾軍はF-16 4機を南部の嘉義基地から緊急発進させ中国軍機に警告した。
2019.04.10 Jane's Defence Weekly Taipei scrambles aircraft to intercept two Chinese fighters in Taiwanese airspace <1906-041003>
 中国のJ-11 2機が3月31日11:00頃、台湾から185kmの台湾空域に侵入した。
 その直前となる3月24~25日には米海軍駆逐艦Curtis Wilburと米沿岸監視隊警備艦Bertholfが台湾海峡を通過している。
2019.04.09 日経新聞 中国、台湾への「威嚇」エスカレート <1905-040902>
 3月末に中国の戦闘機が台湾海峡の中間線を越えて台湾側に侵入するなど、習近平指導部が台湾への軍事的な威嚇を強めており、中国人民日報系の環球時報は2日に「台湾の基地をピンポイント攻撃する可能性も排除できない」との社説を掲載し爆撃の可能性にも言及した。
 台湾の蔡総統が太平洋諸国の訪問後の3月27日に米ハワイに立ち寄り、ハワイ州軍の少将と会談した。 台湾総統が外遊中に米軍人と会談するのは初めてだった。 すると31日には中国のJ-11 2機が台湾海峡の中間線を越え、台湾側に侵入している。 中間線は中国と台湾の軍が偶発的な衝突を避けるための境界線で越えるのは極めて異例である。
2019.04.03 毎日新聞

(Yahoo)

台湾に05年から米軍人常駐 中国の反発必至 <1905-040301>
 米国の対台湾代表機関である米国在台協会
AIT)の報道官が3日、AIT台北事務所に2005年から現役の米軍人が警備のため常駐していることを明らかにした。 米国は警備のため世界各地の大使館に海兵隊を常駐させているがAITへの常駐は否定していて、米国が台湾への軍人常駐を認めるのは初めてである。
 米側には中国をけん制する狙いがあるとみられるが、米中は1972年の共同声明で台湾からの米軍撤退に合意しており、「一つの中国」原則を掲げる中国の反発は必至である。
2019.03.31 産経新聞

(Yahoo)

中国の戦闘機が台湾海峡の中間線越え挑発 <1904-033101>
 台湾紙の自由時報が31日、国防部が同日11:00頃に中国軍のJ-11 2機が台湾本島の西南部の空域で台湾海峡の中間線を越えて台湾本島側の空域に侵入したと発表したと速報した。 侵入時間は10分間といえう。 台湾海峡の中間線は中台間の事実上の停戦ラインで、中国軍機がこれを越えるのは極めて異例である。
 同紙によると、台湾側は多数の戦闘機を緊急発進させたほか、SAM部隊にも即応態勢を取らせた。
2019.03.28 産経新聞

(Yahoo)

台湾の潜水艦自主建造計画 海外支援の確保にめど <1904-032807>
 台湾中央通信社などが、厳国防部長が立法院の外交・国防委員会で28日、国産潜水艦建造計画が設計段階で必要な海外製品の輸出許可がすべて得られたと明らかにしたと報じた。 海軍は3月に詳細な設計に入り、1隻目は2024年の進水を目指している。
 出席した立法委員らによると、輸出許可が得られた製品や技術は707件で、実際の建造段階では改めて別の輸出許可が必要になる。 中国の圧力でドイツ企業などの数件がキャンセルされたが、重要なシステムでは複数の代替案があるという。 米政府は昨年4月に米企業の商談参加を許可した。
2019.03.28 ロイタ通信

(Yahoo)

米国、台湾からの武器売却要請に前向き=蔡英文総統 <1904-032804>
 台湾の蔡総統は27日、米政府が台湾への武器売却に前向きな反応を示していることを明らかにした。
 台湾は戦車のM1 AbramsF-16Vの購入を新たに申し入れている。
2019.03.27 Focus台湾 蔡総統、米ハワイに到着 米政府機関訪問へ/台湾 <1904-032707>
 台湾の蔡総統が26日に南太平洋歴訪の帰路ハワイに立ち寄った。 27日にはヘリテージ財団がワシントンで開催するフォーラムにテレビ会議の形で初参加し、地域の安全をテーマとする講演を行うほか、危機管理を担うハワイ州緊急事態管理庁 (EMA) を訪問する。 またシンクタンク「東西センター」で行われる「台湾関係法」制定40周年を記念する映像イベントへの出席も予定されている。
 蔡総統が米国に立ち寄る際に米政府機関を訪問するのは、昨年8月の中南米歴訪に続き2回目で大きな進展として注目される。
2019.03.27 時事通信

(Yahoo)

台湾関係強化法案を提出=兵器売却支持-米超党派 <1904-032703>
 共和、民主両党の超党派議員団が26日、台湾との関係強化を目指す法案を上院に提出した。
 法案には、台湾への米国製兵器売却を米議会が支持することや、台湾との軍事演習実現に努力するよう国防総省に要請することなどが含まれている。
2019.03.26 Focus台湾 蔡総統、インド太平洋地域のパートナーとの連携に意欲/台湾 <>1904-032609>
 太平洋諸国を歴訪している台湾の蔡総統が26日、最後の訪問地であるのマーシャル諸島に到着した。
 総統は同行記者団との懇談で、パラオ、ナウルと海上保安に関する協力協定をそれぞれ締結した今回の成果に言及し、海洋研究や海難救助などを通じてインド太平洋地域のパートナーを密接に連携させられればと意欲を示した。
2019.03.25 Focus台湾

(Yahoo)

ナウル議会、台湾支持の決議案採択 蔡総統太平洋歴訪 <1904-032503>
 太平洋歴訪中の蔡台湾総統が24日、2ヵ国目のナウルに到着した。
 ナウル議会は25日に蔡総統のナウル訪問を歓迎する決議を全会一致で採択し、ワガ大統領は中国が掲げる「一つの中国」原則や台湾との一国二制度の方針を受け入れない台湾の姿勢に支持を示した。
2019.03.25 Navy Times Why did a Coast Guard cutter take a jab at China? <1904-032508>
 3月24~25日に米海軍駆逐艦Curtis Wilburと沿岸警備隊警備艦Bertholf航行の自由作戦 (
FONOP) として台湾海峡を通過した。 この作戦間カリフォルニアを母港とする警備艦Bertholf第7艦隊の戦術統制下に入った。
 退役陸軍将校で海軍大学の教授を務めているアーマー氏は著書で、沿岸警備隊の部隊は作戦地域に投入されれば増強部隊になると述べている。
2019.03.25 ロイタ通信

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米駆逐艦と沿岸警備艇、台湾海峡を通過 中国との緊張高まる恐れ <1904-032501>
 米軍が24日、海軍の駆逐艦と沿岸警備隊の警備艦台湾海峡を通過したと明らかにした。
 米軍が発表した声明によると、通過したのは駆逐艦Curtis WilburとBertholf級警備艦(註:Bertholf)である。
【 関連記事:1904-032002 (中央 2019.03.20)】
2019.03.07 Focus 台湾

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台湾、新型戦闘機の売却を米に正式要請 防空能力の強化図る <1904-030703>
 台湾の一部メディアが6日、F-16V 66機の売却を米国に要請し、購入金額は4,000億台湾元(1兆4,500億円)に上ると報じた。
 これを受けて台湾空軍司令部が6日、米国に新型戦闘機の売却を正式に要請したと報道資料で発表したが、7日の記者会見では機種について米側に具体的な指定はしておらず、F-15、F-18、F-16、F-35のいずれも候補に含まれており、米国の回答を待ってから機種の選択や金額の交渉を行うとの方針を示し、金額については「完全な憶測」だと否定した。
2019.03.06 Focus 台湾 台日間の安保対話 日本にもメリット、一方で懸念も=謝駐日代表 <1904-030605>
 台湾の謝駐日代表が5日、千葉県内で開催中のイベントで、日本がこれまで台湾と安保対話を行っていないことについて、米国も台湾と安保対話を行いたいと考えているが、日米が共に懸念しているのは、台湾の軍関係者中国を訪れた際に機密情報を漏えいしたケースがある点だとして、台湾は機密保持をより徹底するべきだとの考えを語った。
2019.03.05 Focus 台湾 日本への安保対話要請 外交部「意思疎通続ける」/台湾 <1904-030508>
 蔡英文総統安全保障サイバ戦に関する対話を日本政府と行いたいとの考えを産経新聞のインタビューを通じて表明したことについて、日本の外務省から蔡総統の要請に応じる考えはないとの回答があったと一部メディアで伝えられた。
 台湾の外交部は5日に日本側から連絡があったと明かし、各種ルートを通じて意思疎通を続けていくとの方針を示した。
2019.02.28 Focus 台湾

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中国の爆撃機が南シナ海で訓練 国防部、軍機や軍艦を派遣して監視/台湾 <1903-022802>
 台湾国防部が27日、中国軍のH6爆撃機が同日午後に広東沿岸の基地から南シナ海に向けて飛び立ち、基地に戻る定例の飛行訓練を実施したと発表した。  同部は、軍用機や軍艦を派遣して状況を把握し、異常は見られなかったと報告している。
2019.02.27 Jane's Defence Weekly Taiwan to upgrade its HF-ⅡB missile <1904-022709>
 台湾の防衛当局者が2月18日、台湾がHsiung Feng Ⅱ Block Ⅱ (HF-ⅡB) の改良を決め、改良を2023年までに完了することを明らかにした。
 改良の内容は明らかにしていないが、台湾の専門家は現在の射程160km250kmまで延伸するもので、一般にはHF-ⅡERと呼ばれていると述べている。 また
ECCMや誘導装置も改良され、改良されれば180kgのHE弾頭を搭載するという。
2019.02.26 ロイタ通信

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米軍艦2隻が台湾海峡航行、米中の緊張高まる恐れ <1903-022602>
 米太平洋艦隊が、駆逐艦Stethemと補給艦Cesar Chavez2隻が25日に台湾海峡を航行したことを明らかにした。
 太平洋艦隊は声明で「米軍艦が台湾海峡を航行したことは、自由で開放されたインド太平洋に対する米国の意思を示している」とした。
2019.02.23 Focus 台湾

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中国の台湾侵攻 「第一波の攻撃に耐える」=蔡総統 CNN報道 <1903-022304>
 総統府が22日、蔡総統とCNNのインタビューでの一問一答の内容を公表した。 それによると、中国の台湾侵攻について蔡総統は「第一波の攻撃に耐えるだけの力がある」とした上で、「第一波の攻撃後、中国は国際社会からの圧力を受けると同時に、自国の経済や他分野への打撃をも受けなければならない」と指摘した。
 蔡総統は更に、「われわれ自身が第一波の攻撃に耐えてから、全世界の他の国々がそろって中国に強い抗議の意思を示し、圧力をかけてほしい」と期待を示した。
2019.02.19 Focus 台湾

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「中国との政治的協議の前には国民投票を」改正法案、優先的に審議へ/台湾 <1903-021905>
 台湾の今国会で、安全保障関連法案、経済振興法案、関心の高い法案の47本の法案が最優先で審議されることになった。
 このうち安全保障関連法案は主に、中国の交流について定めた「台湾地区・大陸地区人民関係条例」(両岸人民関係条例)の改正を指し、両岸間の政治的な協議の内容は国民投票によって大多数の同意を得なければならないと定める方針だという。
 また、中国政府が発行し中国人と同等の待遇を与える居住証を取得した者に対し、台湾の行政機関への届け出を義務付けるほか、居住証を放棄してから一定期間経過しなければ、選挙への立候補や、軍人、公務員、公立の教育機関の教員などの職に就くことを禁じるとする内容も盛り込まれる。
2019.02.12 Focus 台湾

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4千トン級の国産巡視船、高雄で起工式 人道支援の能力向上に期待/台湾 <1903-021204>
 台湾が自力で建造する4,000t級大型警備艦4隻の起工式が11日に高雄市の台湾国際造船で行われた。 初号艦は来年12月に海洋委員会海巡署(沿岸警備隊)に引き渡される。 4隻の設計から建造、メンテナンスまでを一貫して手掛ける台湾国際造船によると、最後の1隻の納入は2025年になる。 同署が現在保有する最も大きい警備艦は3,000t級で、4,000t級は同署初かつ最大になる。
 防衛産業の育成に積極的に取り組む蔡英文政権の下、同署は警備艦の国産化を推進しており、2027年までに4,000t級4隻のほか、1,000t級6隻、600t級12隻など大小計141隻の建造を計画している。
2019.01.25 Stars & Stripes Navy sends destroyer, refueler through Taiwan Strait amid tensions with China <1902-012505>
 人民解放軍総参謀長の李上将が1月15日に訪中した米海軍作戦部長リチャードソン大将と会見し、米国は台湾問題に介入しないよう警告したが、1月24日に米海軍駆逐艦McCampbell補給艦Walter S. Diehl台湾海峡を通過した。
 リチャードソン大将は李上将との会見3日後に東京で、米国は1つの中国の原則は承知していると述べている。
2019.01.25 朝日新聞 米海軍艦船2隻が台湾海峡を通過 中国を牽制する狙いか <>1902-012502>
 米国防総省が24日、米海軍駆逐艦McCampbell 補給艦Walter S. Diehlの2隻が台湾海峡を通過し、南シナ海から東シナ海へと航行したことを明らかにした。
 米海軍艦船の台湾海峡通過は昨年11月以来で、南シナ海で軍事拠点化を進め、台湾への圧力を強める中国を牽制する狙いがあるとみられる。
2019.01.24 Focus 台湾

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台湾、自主開発した無人機「鋭鳶」初の飛行デモ 遠距離偵察が可能 <1902-012401>
 台湾国防部が24日、政府系研究機関の国家中山科学研究院が開発した遠距離の偵察監視用UAV鋭鳶の展示飛行を南部屏東の基地で行った。 海軍の資料によると、鋭鳶は全長5.3m、幅8.6m、高さ1.6mで、上昇限度4,000m、滞空能力12時間の性能を持つ。
 海軍海上戦術偵捜大隊が装備している鋭鳶は、これまでに墜落事故が複数回発生しており、1月10日にも台東沖での任務から戻る途中で海に墜落した。
2019.01.05 産経新聞

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台湾・蔡総統、中国にらみ日本との安全保障協力に期待 <1902-010502>
 台湾の蔡総統が5日に海外メディアと会見し、中国の習近平国家主席が2日の演説で台湾への武力行使を辞さない姿勢を示したことに対し、防衛力の構築が重要政策の中でも最優先だと強調した。
 その上で、台湾の防衛力強化に協力してくれる全ての国と共に努力したいと述べ、米国だけでなく日本との安全保障協力にも期待をにじませた。
2019.01.05 Focus 台湾

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国産の600トン級巡視船、高雄で起工式/台湾 <1902-010501>
 台湾が国内で建造する600t級警備艦の起工式が1月4日に高雄市の中信造船高鼎工場で行われた。 新造される12隻のうちの1隻目で、2020年末の完成を目指す。 600t級警備艦は台湾が建造した海軍の沱江型コルベット艦を元に、任務の性質や需要に合わせ、同署向けに改良が施される。
 防衛産業の育成に積極的に取り組む蔡政権行政院は2017年に艦艇国産計画を承認し、警備艦の国産化を進めており、2027年までに600t級12隻のほか、4,000t級4隻1,000t級6隻など計141隻の建造を目指している。
2019.01.02 Focus 台湾

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米国、台湾支持の新法成立 総統府が感謝、協力関係深化に期待 <1902-010201>
 トランプ米大統領が12月31日、台湾への定期的な武器売却や高官の台湾訪問などを提唱する内容が盛り込まれたアジア再保証イニシアチブ法案(ARIA)に署名し、同法が成立した。
 同法は米国が「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指し、日本や韓国、オーストラリア、東南アジア諸国との安全保障や経済における連携の強化を図るもので、台湾については、断交後の両国関係のあり方を定めた台湾関係法台湾に対する6つの保証にのっとった定期的な武器売却や2018年3月に成立した台湾旅行法に基づく高官の台湾訪問などを提言している。