年 月 日
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出 典
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標 題
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要 旨
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2017.12.26 |
Yahoo |
Focus 台湾記事
「蔡政権初の国防報告書 新たな防衛戦術を提示/台湾」 |
<1801-122603>
台湾国防部が26日に2017年の国防報告書を発表した。 報告書は隔年に発簡されており、今回は蔡英文政権
発足以来初めてである。 革新・非対称戦略を用いて戦力を構築していく方針を示しており、防衛作戦では従来の水際での阻止から
沿海部での決戦にまで押し上げる新たな理念を初めて公式に提示した。
中華民国軍はこれまで、水際で敵を食い止める「灘岸決勝」を採用してきたが、今回新たに提示した「戦力防護、沿海決勝、灘岸せん滅」の理念では、決戦の
場を沿海部における縦深防御と火力打撃に求め上陸を防ぐとしている。 |
2017.12.20 |
Jane's Defence Weekly |
Taiwan cancels MCMV contract with local shipbuilder |
<1802-122009>
台湾国防省が12月13日にCFSC社と交わしていたTWD35.85B ($1.1B) にのぼる掃海施設艦(MCMV)の契約を破棄したと
発表した。
台湾が2014年に6隻のMCMVを建造すると発表し、Lockheed Martin社が指揮装置をCFSC社に納入することになっていた。 |
2017.12.18 |
Yahoo |
Focus 台湾記事
「中国大陸軍機が2日連続で台湾周辺を飛行 国防相が監視を指揮」 |
<1801-121803>
中国のY-8が18日午前にバシー海峡から宮古海峡上空へ抜ける長
距離飛行を行った。 17日にもY-8情報収集機とY-8電子戦機が同経路で飛行したことが確認されている。
馮国防部長は立法院で来年度の予算に関する質疑に応じる予定だったが、午前11時ごろに同院を後にして台北市内にある連合作戦指揮センタに向かい、中軍機
の行動を監視するように指示すると共に、軍用機や艦艇を派遣して対応したという。
中国大陸軍機による台湾周辺空域での演習が繰り返されていて、今月17日のほか9日にも、H-6やSu-30が宮古海峡周辺を飛行している。 |
2017.12.14 |
Yahoo |
Focus台湾記事
「日本版台湾関係法『3年以内に進展の可能性あり』=自民党議員」 |
<1801-121401>
自民党の鈴木馨祐衆院議員が台北市内で開かれた「台米日三者安全保障対話シンポジウム」で13日、党内の有志議員
で策定を目指している日本版「台湾関係法」について今後2~3年以内に進展の可能性があると明らかに
した。
台湾関係法は米国が1979年の中華民国との断交後に双方の実務関係のあり方について定めたもので、米国の台湾に対する武器供与の法的根拠にもなっているが、
日本とは日台関係の基礎となる法律を定めておらず、同党の岸信夫議員らが制定に向けた取り組みを進めている。 |
2017.12.11 |
Yahoo |
朝鮮日報記事
「中国駐米公使『米軍艦が台湾寄港なら武力統一』」 |
<1801-121101>
香港紙の明報が10日、中国の李駐米公使が8日に、米国の軍艦が台湾に寄港すれば中国軍は
台湾を武力で統一すると述べたと報じた。 同紙は、中国政府は米台の軍事交流に一貫して反対してきたが、中国の外交官が戦争にまで言及したのは初めて
だと指摘した。
李公使は、米議会が9月に可決した国防授権法には、米国と台湾の軍艦による交流訪問
を検討することを求める内容が含まれており、中国と米国の国交正常化当時の共同声明に反すると述べた。 米上院は今年6月に両国の艦船がハワイ、グアムまた
は台湾の高雄を訪問する案が話し合われた。 |
2017.12.10 |
Chineses Military Review |
Upgraded Taiwanese E-2T Hawkeye 2000 AEW&C Return Home |
<1801-121006>
台湾のE-2T Hawkeye AEW&C機が、米国でのE-2T Hawkeye 2000
への改修を終え台湾へ戻ってきた。 |
【註】
台湾はE-2Tを6機保有していて、これら全ては2013年までに米海軍のE-2C 2000と同等の性能を持つE-2Kに改造されたと報じられていた。
【関連記事:1304-031002 (DN 2013.03.01)】
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2017.10.19 |
Yahoo |
Focus 台湾記事
「自衛隊機が台湾の防空識別圏を飛行? 空軍は否定」 |
<1711-101904>
台湾野党国民党の議員が中央社の取材に対し18日、台湾交通部民用航空局の飛行点検機に対し緊急発進したが
自衛隊機2機が中華民国の防空識別圏に進入したと語った。 飛行点検機は11日に台北飛行情
報区と日本のADIZが重複する空域である東経123~124度を飛行中、那覇基地から発進したF-15J 2機に退去を求められたとい
う。
これに対し空軍司令部は、近日わが国の防空識別圏に入った日本機はないと発表し事実を否定した。 |
2017.08.13 |
Yahoo |
Focus台湾記事
「中国大陸軍機、台湾東部沖を飛行 今月3回目」 |
<1709-081302>
台湾国防部は13日、人民解放軍のY-8 ELINT2機が同日午前にSu-30 2機の護衛を受けて台湾南
部のADIZ外からバシー海峡を経て北東に向かって飛行したと発表した。 国防部によると、2機は太平
洋から東シナ海に向かって宮古海峡を北上した。 今月9日にもY-8が、12日にはY-8 ELINT機とH-6が同じルートで台湾東
部の海域をそれぞれ飛行した。
人民解放軍が台湾東部の海域を飛行したのは今月に入って3回目である。 |
2017.07.05 |
Jane's Defence Weekly |
US approves first Taiwan sales under Trump |
<1708-070508>
米国防安全保障協力局(DSCA)が29日、国務省が以下のような総額$1.4Bに上る台湾への武器売却を承認
したと発表した。
・Early Warning Radar の技術支援: $400M
・AGM-154C JSOW 56発: $185.5M
・AGM-88 HARM: $147.5M
・Mk 48 長魚雷46発: $250M
・Mk 46 短魚雷168発及び Mk 54 短魚雷の改良: $175M
・SM-2 構成品: $125M
・AN/SLQ-32A Kidd級駆逐艦艦載電子戦装置の改良 |
2017.07 |
International Defence Review |
Taiwan's NCSIST develops 20mm SADWS close-defence weapon system |
<1708-070006>
台湾の国立CSISTが、短距離自動火器SADWSの詳
細を明らかにした。
SADWSは遠隔操作砲塔に搭載された射程2,000mの双連20mm砲で、外側の弾倉に200発が装填されている。
砲塔には目標自動追随装置とセンサパッケージが搭載され、センサとしては高分解能TV、IIRセンサ、レーザ測遠器が内蔵されている。 |
【註】
SADWSを取り上げているWebSite Jane's 360では、これを歩兵
用兵器として取り扱っている。 また重量を1,000kgとしている。 |
2017.06.30 |
Yahoo |
Focus台湾記事
「米軍艦の台湾寄港を盛り込んだ国防権限法案 米上院軍事委で可決」 |
<1707-063003>
米上院軍事委員会が28日、米海軍の艦船を高雄など台湾の港に定期的に寄港させること
などを初めて盛り込んだFY18の国防権限法案を可決した。 同法案は今後、米上下両院で審議される。
米上院軍事委員会が公表した法案の要約によると、同盟国への支援に関する項目の中には米軍艦の台湾寄港のほか、米太平洋軍が台湾の入港や停泊の要請を受け
入れることや水中戦での攻撃能力向上を目指す台湾への技術支援、台湾と米国のさらなる関係強化などが記されている。 |
2017.06.29 |
Defense News |
US clears arms deal for Taiwan worth up to $1.3B |
<1707-062907>
米国務省が29日、以下のような総額$1.3Bに上る台湾への武器売却を承認した。
・Early Warning Radar の技術支援: $400M
・AGM-154C JSOW: $185.5M
・AGM-88 HARM: $147.5M
・Mk 48 重魚雷: $250M
・Mk 46 及び Mk 54 魚雷の改良: $175M
・SM-2 構成品: $125M
・AN/SLQ-32A 艦載電子戦装置の改良: $80M |
2017.06.07 |
Yahoo |
時事通信記事
「中国、海兵隊を強化=尖閣占拠、『潜在的任務』か」 |
<1707-060704>
米国防総省が6日公表した中国の軍事動向に関する報告書は、海軍陸戦
隊(海兵隊)について、尖閣諸島における潜在的な新たな任務を視野に入れていると指摘したてる。 海
軍陸戦隊は装備を充実し兵力の増加も進められ、将来は米国の海兵隊のような独立性の強い組織に昇格させるとの
観測も出ている。
報告書によると、中国陸軍の揚陸部隊が台湾侵攻を目指すのに対し、海軍陸戦隊は南シナ海や尖閣の占拠に狙い
を定めているという。 |
2017.05.25 |
Yahoo |
時事通信記事
「台湾軍、離島で軍事演習=中国軍の侵攻想定」 |
<1706-052502>
台湾国防部が25日、台湾海峡の澎湖島で中国軍の台湾侵攻を想定した
陸海空軍合同演習を実施し、一部のメディアに公開した。
演習には3,900名の将兵とAH-64 Apache、F-16、IDFも参加した。 |
2017.05.24 |
Jane's Defence Weekly |
Taiwan receives two ex-US guided-missile frigates |
<1708-052407>
元米海軍のOliver Hazard Perry級フリゲート艦2隻が台湾に引き渡された。
元FFG 50 TaylorとFFG 51 GaryはそれぞれPFG-1112 FengChia及びPFG-115Ming Chuanと艦名が変えられ、5月13日に台湾国旗を掲げ台
湾兵が乗務して高雄市の左営海軍基地に入港した。 |
2017.05.13 |
Yahoo |
Focus 台湾記事
「米から購入のフリゲートが到着 台湾海峡の防衛強化に期待」 |
<1706-051303>
台湾が米国から購入したOliver Hazard Perry級フリゲート艦2隻が13日午前に高雄の左営軍
港に到着した。
米から台湾へのフリゲートの売却は、2014年末にオバマ前政権下で承認されたもので、今回の2隻は米海軍を退役した艦齢約30年の艦で
、銘伝、逢甲と命名された。 |
【註】
Oliver Hazard Perry級フリゲート艦はSM-1 MRを装備する満載排水量4,057~4,100tのCOGAG推進艦で、先に購入した同じくSM-1 MRを装備するKidd級駆逐艦(満
載排水量10,500t)より小型である。 |
2017.04.27 |
Stars & Stripes |
Taiwan's pursuit of F-35s tests Trump's early rapport with China’s Xi |
<1705-042703>
トランプ大統領と習主席の間で緊張緩和が進むのに対抗して、台湾はトランプ大統領にF-35の売却を働きかけ
ようとしている。
台湾は早ければ7月にもLockheed Martin社に購入希望兵器のリストを提出するが、F-35の追加に合わせて最新型F-16はリストから
外れる模様である。 |
2017.04.19 |
Defense News |
Taiwan's Navy seeks first indigenous landing platform dock |
<1705-041906>
台湾が国産LPD建造のRFTを発簡した。 応募締め切りは5月10日になっている。
2021年までの建造費は$207Mで2017年には$42.75Mが計上されている。 更に2隻の建造も計画されており、2021年には就役する。
国産LPDは全長502ft、排水量10,000tで速力21kt、航続距離7,000哩の性能を持ち、76mm砲1門とPhalanx
CIWSや国産のTC-2Nミサイルも装備する。
【関連記事:1607-062305 (DN 2016.06.23)】 |
2017.04.12 |
Jane's Defence Weekly |
Taiwanese industry commits to submarine project |
<1706-041203>
台湾NCSISTが4月5日、議会外交国防委員会のヒアリングを前に、潜水艦の国産
には外国技術の導入が不可欠であることを明らかにした。
台湾の国産潜水艦はNCSISTがCBSB社と8隻を建造する計画で、一番艦の就役は2028年に計画されている。 |
2017.04.07 |
Defense News |
Taiwan struggles to acquire 5 types of submarine tech for local program |
<1705-040712>
台湾が潜水艦を国産するに当たり5件の技術が入手でき
ないでいる。 このため米国や日本を含む各国に代表団を送り協力を求めたが、
日本は中国の反感を恐れて台湾の要求を拒否した。 |
2017.03.29 |
Jane's Defence Weekly |
Taiwan lauches indigenous submarine programme |
<1705-032912>
台湾国防省が3月21日、国立のCSIST及び建艦企業のCSBCと国産潜水艦の建造契約
を行った。
政府は4年間かける当初の設計段階に$65.64Mの予算を配分しており、最終的に8年間で6~8隻を建造し、
10年以内に就役させるという。 |
2017.03.29 |
Stars & Stripes |
US, Japan test Xi with Taiwan outreach ahead of Trump summit |
<1704-032906>
来週フロリダで行われるトランプ大統領と習主席の会談を前に、日米両政府が台湾との接触を強め
ている。
先週だけでも、台湾は米国務長官の特使を受け入れているほか、日本からもこの半世紀で最高の高官である
副大臣の訪問を受けている。 |
2017.03.21 |
Yahoo |
時事通信記事
「潜水艦、自主建造へ=造船会社と設計契約―台湾」 |
<1704-032104>
台湾の国防部が21日、造船最大手の台湾国際造船などと潜水艦の基本設計に関する
契約を結び、高雄市の左営海軍基地で記念式典を開催した。
1,500~2,000t級の潜水艦を4年間で設計した上で自力で建造し、2024年の進水を目指している。 |
2017.03.16 |
Defense News |
Taiwan to upgrade F-16 jets, seek stealth capability |
<1704-031606>
中国が今週国防費を7%増の$151Bと発表したが、台湾国防省が16日に今年度の国防費を
1%弱増の$11.4Bとすることを明らかにした。
こうしたなか台湾国防省は、保有しているF-16を米国の技術を取り入れて最先端のステルス戦闘機に改良すること
を計画していると発表した。 |
【註】
台湾のF-16ではレーダをAESA化する計画が進められているが、Lockheed Martin社が提案しているF-16Vでは、このほかに増槽のコンフォーマル化も含まれている。
さらに同社は、インドのMMRCA向けとしてF-16IN Super Viperを提案したこともあった。 |
2017.03.16 |
NHKニュース |
台湾 防衛力強化の方針 中国に対抗へ |
<1704-031605>
台湾は4年ごとに防衛戦略を見直しているが、昨年5月に発足
した蔡英文政権による初の報告書が16日に議会で説明された。 報告書では台湾海峡の情勢について、中国は台湾周辺を封鎖して離島を奪取する能力をすでに備えて
いると分析し、中国の軍備増強に対する警戒感を示している。
その上で、ステルス性能を持つ新型VTOL戦闘機などの導入計画を進めるほか、サイ
バ攻撃への対応にも取り組むことなどによって、防衛力を強化する方針を明らかにした。 さらに、台湾の防衛産業の発展を目指す戦略が新たに盛り込まれ、
潜水艦などを国産で建造する計画を進め、産業の振興にもつなげていく考えが示された。 |
2017.03.16 |
Yahoo |
時事通信記事
「ステルス戦闘機で中国対抗=潜水艦自主建造も―台湾国防部」 |
<1704-031604>
台湾の国防部が16日、4年ごとの防衛計画見直し(QDR)報告を発表した。
中国の軍事的脅威に対抗するため、ステルスSTOVL戦闘機の配備や潜水艦の国内建造
を目標に掲げた。 |
2017.03.08 |
Record China |
台湾の潜水艦建造プロジェクトが頓挫、「日本から購入」が最後の手段―香港誌が最後の手段―香港誌 |
<1704-030803>
香港誌の亜州週刊が7日、台湾の国産潜水艦計画が暗礁に乗り上げたと報じた。 記事によると、台湾海軍と台
湾国際造船社が潜水艦外殻の設計図と特許使用権の取得のため2月初めに蘭、伊、独、英を密かに訪問したが、「一つの中国」原則などを理
由に提供を拒否されたという。
米軍は昨年10月、台湾海軍に外殻の特許使用権を獲得できなければ、関連設備や作戦システムを提供することはできないと伝えていたとされ、記事は欧州4ヶ国の
拒絶により台湾の国産潜水艦自主建造計画は最初の一歩で封殺されたと報じた。
その一方で、台湾が日本からスクラップの名目で、おやしお型、はるしお型潜水艦を買い取り、米国から作戦システムや電子設備を売ってもらう計画を始めるか
もしれないと、台湾にとって日本からの購入が最後の手段だと報じている。 |
2017.03.08 |
Yahoo |
Fodus 台湾記事
「海軍、国産揚陸艦の概要初公開/台湾」 |
<1704-030802>
台湾海軍が7日、国産揚陸艦の建造計画の概要を初めて公開した。 国産揚陸艦については2016年の時点で言及
があったものの、具体的な概要についてはこれまで触れられておらず今回が初めて公開となった。
国産揚陸艦は全長220m、排水量22,000t、速力30ktで、甲板には大型ヘリが少なくとも6機積載
可能で、76mm砲のほかSAMも搭載される見込みである。 |
【註】
揚陸艦の速力は一般に22kt前後で、台湾の揚陸艦の速力が駆逐艦並みの30ktは異様である。 76mm砲やSAMも装備すると支援艦というより戦闘艦と見ることができる。
【関連記事:1607-062305 (DN 2016.06.23)】
台湾は76mm砲2門、40mm単装砲4門、CIWS 2門などを装備する満載排水量20,859tの戦闘支援艦盤石も保有している。
【関連記事:1412-111902 (SC 2014.11.19)】 |
2017.03.02 |
Yahoo |
Focus 台湾記事
「台湾、戦闘機用ジェットエンジン開発へ 来年から予算計上」 |
<1704-030202>
台湾国防部傘下の研究機関で兵器開発などを行う国家中山科学研究院院長が2日、立法院外交および国防委員会で、戦闘
機用ジェットエンジンの開発に関する予算を来年にも計上したいとする考えを示した。
開発プロジェクトの名称は織女星計画で、国産戦闘機経国に搭載されているエンジンを基礎にするとしている。 |
2017.03.01 |
Yahoo |
Focus 台湾記事
「台湾東部にパトリオット配備 戦力強化で=国防省」 |
<1704-030101>
台湾国防部が立法院に提出された報告書で、東部の花蓮、台東地区にPatriotを配備し
たことを初めて明らかにした。 |
2017.02.15 |
Jane's Defence Weekly |
Taiwan to locally build 66 supersonic trainer aircraft |
<1704-021508>
台湾国防省が2月7日、TWD68.6B ($2.2B)にのぼる超音速練習機XT-5 Blue Magpie 66機
の契約を国立CSISTと国営AIDC社と行ったと発表した。 試作1号機は2年いないに完成し
2020年までには試練飛行が開始され、2026年までには全66機が納入されるという。
XT-5は1984年以来装備しているAT-3及び1970年代にライセンス生産されたF-5E/F戦闘練習機の後継になる高等練習機で、2015年に開かれた台北航空展ではAT-3を
元にした亜音速のAT-3 MAXと、国産戦闘機F-CK-1 Ching Kuoを元にした超音速のXAT-5が候補になっていた。
【関連記事:1509-081403 (DN 2015.08.14)】 |
2017.02.08 |
Yahoo |
Focus 台湾記事
「国産レーダー公開 戦闘機関連技術『出発点に到達』=研究機関/台湾」 |
<1703-020801>
台湾国防部傘下の研究機関である、国家中山科学研究院が7日、独自に開発したAESAレーダを公
開した。 国防部は同日、台中市の同院航空研究所で新型高等練習機の委託製造に関する協議書と協力覚書の調印式を開催し、式典の会場ではAESAレーダを始
め、同院の研究成果が多数展示された。
同院副院長は次世代戦闘機関連の技術がすでに出発点に立ったとし、今後計画に沿って一歩一歩前進させていくと述べた。 |
2017.02.06 |
Defense News |
Taiwan to upgrade indigenous missile capabilities |
<1703-020603>
台湾は国産のASCM、SAM、AAMの射程延伸等の改良を行っており、HF-2とHF-3は、それぞれ射程
を156、250哩に延ばしている。 天弓-ⅢSAMはTBMの迎撃にも成功している。
また射程375哩のHF-2E陸上発射型LACMは2011年に量産に入っている。 |
2017.01.25 |
Jane's Defence Weekly |
Taiwan begins F-16V modernisation |
<1703-012509>
台湾が保有するF-16A/BをF-16V 142機に改造する作業に着手した。 この改造でF-16は、F-16E/F Block 60が搭
載するAN/APG-80を元にしたNorthrop Grumman社製AN/APG-83、別名SABRに換装される。 |
2017.01.24 |
Yahoo |
Focus 台湾記事
「国防相、国産戦闘機の開発計画明かす/台湾」 |
<1702-012402>
台湾の馮国防部長が23日、国産戦闘機の開発計画を進めていると明かした。 空軍内にはすでに「空軍航空科学
技術研究発展センター」が設立されており、国軍の将来の発展にとって重要だとしている。
馮部長は、航空機や艦艇の国産化は蔡総統就任後の国防部で重要な政策として位置付けられていると強調し、国産潜水艦の建造計画で進展が見られていることに触
れた上で、国産戦闘機の製造も合わせて進める方針を示した。 |
2017.01 |
International Defence Review |
Carrier killer: Taiwan's Tuo Jiang-class missile corvette |
<1702-010009>
= 台湾の Tuo Jiang級コルベット艦を紹介する5頁の記事 =
台湾が国内で建造したTuo Jiang(沱江)級ステルスコルベット艦は、全長60.4m、満載時重量
567tで、速力43ktの性能を持つ。
一番艦Tuo Jiangは主砲にOtoMelara社製76mm砲、艦尾にVulcan Phalanx CIWS
を各1門装備するほか12.7mm機銃を4丁装備している。
ASCMとしては艦中央の起立式発射機に、亜音速のHF-2と、ラムジェット推進でMach 2のHF-3
を合わせて16発装備している。
Vulcan Phalanx CIWSはSea Oryx SAMに換装される計画が進められている。 Sea Oryxは国産戦闘機IDFが装備し
ているTC-1 AAMや、そのSAM型で陸軍が装備しているAntelope SAMの発展型で、8又は16発が搭載される。
Tuo Jiang級コルベット艦は2015年3月当初、12隻が勢揃いするはずであったが、現在の計画では10隻が三次に分けて建造されることになっ
ている。 TC-2N SAMの垂直発射装置を持つFlight 1の3隻は、計画が遅れて2017年に建造が開始される。 |