「北方領土に対空ミサイル配備=戦車大隊、軍施設も―ロシア」
「ロシア機、日本列島を周回=空自がスクランブル―防衛省」
「北方領土の軍備強化開始へ=沿岸防衛に対艦ミサイル―ロシア」
「ロシアの極東軍備拡大、標的は日本ではなく中国」
「ロシアの新防空システム、カムチャツカに配備」
「ミサイル旅団追加配備か=北方領土―ロシア軍参謀本部高官」
「北方四島の部隊増強を検討=「防衛力再建」と強調−ロシア下院小委員長」
2011.10.12
Yahoo
時事通信記事
<1111-101203>
インタファクス通信によると、ロシア国防省高官が12日、北方領土を含む千島列島駐留部隊に、Buk-M1(註:SA-11)
の配備を終えたことを明らかにした。
同高官によると、T-80 MBT 大隊も配置されたほか、国後、択捉両島で新たな軍事施設の建設
を開始し、軍備強化は今後も継続されるという。
2011.09.14
Jane's Defence Weekly
Russia aims to complete Mistral deal by end of 2011
<1111-091402>
ロシア国防相が、Mistral級強襲揚陸艦三番艦と四番艦の購入契約が年内に行われると述べた。
2011.09.10
Yahoo
時事通信記事
「ロシア軍4隻、宗谷海峡通過」<1110-091001>
防衛省は9日、ロシア海軍のフリゲート艦など4隻が同日午後、北海道と樺太の間にある宗谷海峡を通
過したと発表。
また同省は10日にも、さらに20隻が宗谷海峡を通過したと発表した。 20隻にはミサイル巡洋艦、
戦車揚陸艦や病院船も含まれており、千島列島付近に設定した訓練海域で、大規模な総合演習を行うとみられる。
領海侵犯はなかったが、同省は過去最大の規模と警戒を強めている。
時事通信記事
「ロシア艦艇さらに20隻通過=宗谷海峡、戦車揚陸艦も―防衛省」
2011.09.09
Searchina
中国軍も尖閣に近づく、ロシア軍機、日本周辺一周
<1110-090902>
ロシア軍の爆撃機2機が対馬海峡から太平洋や北方領土周辺を経て日本周辺空域を周回したが、同日に中国軍の Y-8 情報収集機1機も、東シナ海
を南下して日中中間線を越え、尖閣諸島の北100〜150kmに接近していた。
2011.09.09
Yahoo
時事通信記事
<1110-090901>
防衛省が8日、ロシアの爆撃機2機が同日、日本列島を周回するように飛行したと発表した。 領空侵犯はなかったが、
ロシア機が列島を周回飛行するのが明らかになったのは初めてである。
同省統合幕僚監部によると、2機は Tu-95 で、日本海を沖縄本島付近まで進んだのち太平洋を北上し日本列島を一周した。 また
オホーツク海上空では、別の2機による空中給油も確認された。
2011.08.17
Jane's Defence Weekly
China and Russia to expand defence ties
<1110-081707>
中国国防省が8月8日、中露軍の参謀総長がモスクワで会見し、両国の軍事協力関係を拡充することで合意したと発表し
た。
2011.06.17
毎日新聞
ロシア:仏揚陸艦購入で合意 極東配備、北方領土を防衛
<1107-061704>
ロシアとフランスが17日、Mistral級強襲揚陸艦2隻をロシアが購入する契約に調印した。
NATO 内部にはロシアへの揚陸艦提供に懸念もあったが、仏露間で最終的に合意した。
ロシアは同艦を北方領土周辺の防衛に当てるとしており、日露関係への影響も予想される。
2011.05.25
Jane's Defence Weekly
Russia to upgrade Kuril defences
<1107-052501>
ロシア国防省が、今年、南千島に新世代装備を配置すると共に、2012年までに
新たに2ヵ所の軍事施設を完成させると発表した。
2011.05.11
Yahoo
時事通信記事
<1106-051101>
インタファクス通信によると、ロシア軍のマカロフ参謀総長が11日、今年後半から国後、択捉両島に駐屯する第18機関銃砲兵
師団に新装備の配備を開始すると述べた。
マカロフ参謀総長によると、北方領土の軍備強化計画は2014〜2015年までに完了する予定で、超音速対艦ミサイル
Yakhont の陸上発射型 Bastion も配備するとしている。
2011.04
Jane's Missiles & Rockets
Second S-400 unit to join Moscow-region defences
<1106-050012>
ロシアで二番目となる S-400 Triumf (SA-21) 連隊の編成完結式が2月中旬に行われた。 隷下には4発搭載
発射機を8基装備する部隊が2個入る。 この連隊はモスクワ近郊に配備されるが、現在準備中の3個目
の連隊は千島に配備される。
ロシア軍高官によると、S-400 に代わる開発中の S-500 は2014年に量産に入る。 S-500 の最大射高は50,000mで、
射程3,500kmまでの弾道弾を撃墜できる。
2011.03.08
Yahoo
Wall Street Journal 記事
<1104-030801>
昨年のメドベージェフ大統領に続く、ロシア国防相による、軍事視察目的の南千島訪問や、
ロシア海軍による太平洋上への照準シフトと、艦船の配備拡大計画、更に S-400 と ASCM の極東配備は、いずれも70年に及ぶ南千島をめぐる
露日間のいざこざにかかわるものであり、両国の関係悪化を示唆するもののように見えるが、ロシアの真の目的は、恐らく長年対峙している
中国からの防衛にあると思われる。
ロシアと日本は19世紀半ばから争いを続けてきたが、ロシアと中国の紛争の発端はさらに古く1600年代にまでさかのぼる。 両国は国境をめぐって1969年まで小競り合
いを続けてきた。 地域覇権をめぐる争いに日本が無関係だったわけではないが、ロシアと中国は己こそユーラシアの真の指導
者であると信じている。
2011.02.21
Aviation Week & ST
S-400s in the Kurils would be 'overkill'
<1104-022101>
ロシアは西太平洋に於ける脅威を明らかにしないまま、北方四島の兵力増強の必要性を宣言している。 増強される兵
力には S-400 (SA-21) や Buk (SA-11) が含まれる。
北方四島は1945年にロシアが侵略した領土で、日本はその返還を求めている。
2011.02.18
Yahoo
読売新聞記事
<1103-021801>
ロシア軍参謀本部高官が18日、ペトロパブロフスク・カムチャツキー近郊にある太平洋艦隊の潜水艦基地防衛などのため、
S-400 が、カムチャツカ半島に配備されると明らかにした。 配備時期は不明である。 同艦隊には最新鋭の
Borey級 SSBN が配備される予定で、S-400 の配備はこれをにらんだ動きの可能性があが、モスクワ周辺に次ぐ S-400 の配備は、ロシアが戦略的に重視する極東の防衛能
力強化を図るものとみられる。
S-400 を巡っては、国後、択捉両島に配備する可能性が報じられていたが、国防省はその後、北方領土での S-400 の配備や兵員追加の
計画はないと明確に否定した。
2011.02.15
Yahoo
時事通信記事
<1103-021501>
ロシア軍参謀本部高官が15日、北方領土の防衛強化のため、現在駐留している機関銃・砲兵師団に加えて SAM 旅団が
配置され、S-400 が配備される可能性があるとの見通しを明らかにした。
北方領土駐留部隊をめぐっては、これまでに国防省筋が機関銃・砲兵師団を自動車狙撃旅団に再編すると発言していたが、同高官は、自動車狙撃旅団は北方領土には必
要ないと、機関銃・砲兵師団は維持されると述べた。
2011.02.12
Searchina
ロシア、北方四島に強襲艦と新型戦闘機配備か
<1103-021203>
ロシアのメドベージェフ大統領が9日、ロシアは北方四島により多くの現代兵器を配備しなければならないと語った。 ロシア国防省社会委員
会のメンバーは9日、北方四島の軍事力は SAM を重点に世代交代を行い、現代的な空港情報化ネットワークを配備した空軍基地を建設するほか
、太平洋艦隊に軍艦とミサイル艇を配備すると説明した。
ロシアの北方四島を確保するため、S-400 2個大隊と Yakhont 地対艦ミサイルのほか、レーダ基地もいくつか
建設している。 このほか北方四島の空港を整備して空軍基地を建設し、Su-35 と対潜機を配備する可能性があるという。
2011.01.29
Yahoo
時事通信記事
<1102-012901>
ロシア下院の軍事技術協力小委員長が、北方領土に駐留するロシア軍部隊の増強が検討されていることを明らかにし
た。 同小委員長は、現在、北方四島の駐留部隊の再編作業が進められており、2年以内に完了するとし、配備兵力については4,000名になるか、
10,000名になるかは安全保障上の必要に応じて決まると述べた。
1997年に当時の国防相が、北方四島の兵力を3,500名に削減したと発言している。
2011.01
Jane's Missiles & Rockets
Russian units conduct live missile firings
<1102-010011>
極東に駐留するロシア空軍の S-300V (SA-12) の連隊とロシア北部に駐留する連隊
が、訓練射撃で初めて 96M6M Kaban(右図)弾道弾標的2発を撃墜した。 96M6M は射程100〜1,000kmを模擬できる。
ロシア軍の S-300V (SA-12) は、2008年に地上軍から空軍へ移管されている。