2019年の韓国情勢に関する報道

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出   典
標       題
要             旨
2019.12.23 Aviation Week & ST KF-X funding surges in South Korea's 2020 budget <2002-122304>
 総額KRW51.15T ($44B) の2020年韓国国防費のうちKRW1.40T ($1.19B) がKF-X開発に向けられる。 KF-Xは2026年末に1号機が納入される。
 一方KRW1.79TがF-35購入費になっている。
2019.12.23 朝鮮日報
(Yahoo)
北朝鮮要員生け捕り訓練、米軍が写真を公開 <2001-122302>
 米国防総省が、在韓米軍特殊部隊が先月に韓国軍特殊部隊と、北朝鮮の朝鮮人民軍基地を攻撃して敵軍幹部らを生け捕りにするいわゆる斬首作戦の訓練を撮影した写真を公開した。
 米韓軍特殊部隊はこのような合同訓練を過去にも何度か行ってきたが、今回は異例にも訓練の様子を公開したのは、クリスマス挑発を示唆した北朝鮮に対し、軍事面で強い警告のメッセージを送るためと見られる。
朝鮮日報
(Yahoo)
2019.12.23 聯合ニュース

(Yahoo)

大型無人偵察機グローバルホーク 韓国空軍基地に1機目が到着 <2001-122301>
 韓国空軍が装備するGlobal Hawkの1号機が23日早朝、南部の泗川基地に到着した。 残りの3機も2020年前半までに導入する。
 Global Hawkの導入で空軍の監視範囲は北朝鮮全域にとどまらず、朝鮮半島周辺の一部の地域にまで広がる。
2019.12.18 Jane's Defence Weekly South Kora approves 2020 defence budget <2002-121813>
 韓国国防省が12月11日、2020年の国防費をKRW50.15T ($42B) と発表した。 これは2019年度比で7.4%増で、GDPの2.5%を占める。
 また韓国は2022までに現在610,000である兵力を500,000にまで削減する。
2019.12.18 >Jane's Defence Weekly >HHIC to supply four more LSF-Ⅱ hovercraft to RoKN <2002-121809>
 韓国
DAPAが12月10日、韓進重工 (HHIC) にLSF-Ⅱ LCAC 4隻をKRW316B ($264.5M) で追加発注した。
 90tのLSF-Ⅱは速力40ktで、157tの貨物または150名の兵員を運搬可能で、MBT 1両と兵員24名も搭載できる。
【註】
 LSF-Ⅱは韓進重工が開発建造したLCACで、1998年に米国からFMSでライセンス製造権を購入したLCACを元に開発されたと見られる。
2019.12.18 Jane's Defence Weekly USFK retures four military sites to South Korea <2002-121807>
 在韓米軍が12月11日、韓国に4ヵ所の基地を返還すると共に更に13ヵ所の返還を計画していると発表した。
 返還されるのはCamp Eagle、Camp Long、Camp Marketの一部、Camp HoveyのShea Range地区である。
【註】
 4ヵ所は仁川の1ヵ所のほか、3ヵ所ともソウルの東北方で軍事境界線近くにある。
Camp Eagle の位置 (Google Map)】
Camp Long の位置 (Google Map)】
Camp Market (Bupueong) の位置 (Google Map)】
Camp Hovey の位置 (Google Map)】
2019.12.13 Jane's 360 HHIC launches four more PKX-B-class fast attack craft for RoKN <2001-121305>
 現代重工業 (
HHIC) 社が12月13日、高速哨戒艇PKX-Bの二次発注4隻を進水させた。
 PKX-Bの一番艇は2017年10月、二番艇は2019年11月26日に引き渡されており、三番、四番艇も2019年内に引き渡される。
2019.12.11 Jane's Defence Weekly South Korea to advance development of indigenous long-range SAM system <2002-121102>
 韓国
DAPAが12月4日、北朝鮮のBM脅威に対抗してBM撃墜能力を持つSAMであるL-SAMを開発すると発表した。 L-SAMの開発はKRW970B ($814.3) かけて2024年まで行われる。
 L-SAMはBMを高度50~60kmの終末弾道段階で撃墜するという。  
2019.12.11 聯合ニュース

(Yahoo)

2020年度国防予算 7.4%増の4.6兆円=韓国 <2001-121102>
 韓国国会が10日の本会議で、2020年度(1~12月)予算案を可決した。 国防予算は政府案と同じ2019年度比7.4%増のKRW501.527T(4兆5,700億円)となり、初めてKRW50Tを上回った。
 内訳は防衛力改善費が前9年度比8.5%増のKRW16.6804T、兵力運営費と戦力維持費を合わせた戦力運営費が6.9%増のKRW33.4723Tで、国会の審議段階で防衛力改善費は一部事業でKRW167.1Bが減額され、別の事業でKRW156Bが増額されたた結果、最終的に政府案に比べKRW11.1Bの減額となった。
2019.12.04 Jane's Defence Weekly MBDA to integrate BVRAAM onto RoKAF's KF-X fighter <16.pdf>2001-120416>
 MBDA社が11月22日、KAI社とKF-XにMeteor
BVRAAMを搭載する契約を行ったことを明らかにした。
 この契約でMBDA社はKAI社に対しknow-howや製造のための試験装置などを提供する。
2019.12.04 Jane's 360 South Korea to advance development of indigenous long-range SAM system <2001-120405>
 韓国
DAPAが12月4日、北朝鮮のBM能力増大に対応して国産長距離SAM L-SAMの開発開始を決定したと発表した。
 L-SAMは航空機及びBMに対応でき、2024年までにKRW970B ($814.3M) かけて開発するという。
2019.12.04 Jane's 360 Contract for design, construction of RoKN's first FFX-Ⅲ frigate to be awarded in first quarter of 2020 <2001-120404>
 韓国
DAPAが12月4日、FFX-Ⅲ次期フリゲート艦一番艦の詳細設計と建造を1Q/2020に発注すると発表した。 建造費はKRW450B ($377.6M) で完成は2024年と見られる。
 FFX-Ⅲの基本設計は2016年12月にHHI社にKRW16.6Bで発注されている。
 排水量3,000tのFFX-Ⅲはステルス要素が取り入れられると共に、AESAレーダの採用で360゚監視と多目標同時追随能力が求められている。
2019.12.01 聯合ニュース

(Yahoo)

米偵察機がまた朝鮮半島上空を飛行 対北監視強化 <2001-120101>
 民間の航空追跡サイトAircraft Spotによると、北朝鮮が超大型
MRLの連続発射試験を行った2日後の11月30日に、米軍のU-2Sソウルなどの首都圏や江原道、忠清道の上空を飛行していた。 今回の飛行は北朝鮮の追加挑発の動向を把握するためとみられる。
 北朝鮮が先月25日に黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線 (NLL) 付近で海岸砲を発射した際には、同27~28日にRC-135V、E-8Cの米偵察機が朝鮮半島上空を飛行している。
2019.12 International Defence Review LIG Ne1 unveils Sea Sword Ⅱ USV <2001-120016>
 韓国LIG Nex1社が10月下旬に釜山市で開かれたMADEX 2019展でHae Gum Ⅱ USVの実大模型を展示した。
 Hae Gum (Sea Sword) Ⅱ はFRP製で全長が8mから12mになり、幅3.5m、排水量11tで速力35kt以上、20kt巡航での航続距離180nmの性能を持つ。
 武装としては12.7mm機銃1丁を搭載したスタビライズ砲塔とPoniard 70mm誘導ロケット弾の8セル発射機を装備する。 Poniardは昼間6km、夜間3kmの捕捉距離を持つEO/IR装置で誘導する。
 速力は40kt、12km以内を15kt巡航で8時間航行できる。 搭載したEO/IR装置は昼間6km夜間3kmを監視でき、搭載レーダは5kmを監視できる。
2019.12 International Defence Review Hanwha Defense showcases new UUV for ASW operation <2001-120014>
 韓国Hanwha社が釜山で開かれたMADEX 2019展で対潜用UUV ASWUUVを公開した。 ASWUUVの開発は2017年に開始され2021年に試験を実施し、2022年に装備化する計画である。
 ASWUUVは全長7m、排水量3,000kgで、深度300mまでを7ktで航行できる。
2019.11.29 Jane's 360 Iraq receives final T-50IQ light fighter and trainer aircraft <1912-112905>
 イラク空軍が11月29日、韓国KAI社製T-50IQ高等練習機の24号機にして最終号機を受領した。
 T-50IQはT-50 Golden Eagle / FA-50 Fighting Eableのイラク仕様機で、2013年に発注されていた。
2019.11.26 Jane's 360 HHIC hands over second PKX-B-class patrol craft to RoKN <1912-112605>
 韓国の高速哨戒艇PKX-B二番艇が11月26日に韓国海軍へ引き渡され、2020年前半には就役する。 続く三番、四番艇も年内に引き渡される。
 全長44m、幅7m、排水量500t、速力40ktのPKX-Bは一番艇が2017年10月に引き渡され、各国海軍は16隻を建造する計画である。
2019.11.21 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国軍 米加豪と合同訓練=日本は参加せず <1912-112106>
 韓国政府の消息筋が21日、韓国が5月に続いて参加する米軍主催の合同演習Pacific Vanguardが20日から始まったことを明らかにした。  Pacific Vanguardは今年2回目で、5月の前回は韓国、米国、オーストラリア、日本の4ヵ国が参加し、グアム付近の海上で行われたたが、今回日本は参加しない
 同消息筋によると、今回の演習では米グアム付近の太平洋上で合同機動訓練、射撃訓練、対空防衛訓練、対潜水艦作戦などの訓練が行われる。
2019.11.21 聯合ニュース 代替服務者を1300人削減 兵役人員不足へ対策=韓国政府 <1912-112105>
 韓国政府が21日に李首相の主宰で国政懸案点検調整会議を開き、兵役代替服務制度の改善計画を確定し発表した。
 計画は、少子化に伴う2020年代前半以降の兵役対象者の不足が見込まれるため、2022年から2026年までの5年間かけて代替服務要員を1,300名削減することが骨子となっている。
2019.11.21 中央日報

(Yahoo)

米上院「GSOMIA 終了時、韓国に撤回要求決議案を提出」 <1912-112104>
 米国上院外交委員会のリッシュ委員長(共和党)が軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) 終了時に韓国に撤回を促す決議案を提出する計画だと明らかにした。
 リッシュ委員長は、決議案発議に外交委民主党幹事であるメネンデス議員と、共和党所属インホフ上院軍事委委員長、リード上院軍事委民主党幹事が参加すると述べた。
2019.11.21 朝鮮日報

(Yahoo)

在韓米軍第1戦闘旅団4500人が撤収の可能性、有事に地上戦に投入される連合師団の主力部隊 <1912-112103>
 米国のトランプ政権が在韓米軍1個旅団の撤収あるいは削減を強行する場合、第2師団第1旅団戦闘団 (
BCT) がその最も有力な候補になりそうである。 この部隊が削減される可能性が指摘されたのは、9ヵ月ごとの交代時に次の部隊を派遣しないだけで比較的に簡単に4,500名を削減できるからで、今の第1騎兵師団第3機甲旅団戦闘団 (ABCT) は来年3月ごろに米本土に戻る。
 1st BCTは在韓米軍における唯一の歩兵部隊であると同時に主力部隊で、現時点での1st BCTの任務は米陸軍第1騎兵師団の3rd ABCTが担当しており、現在駐留する部隊は今年6月に韓国にやって来た。
2019.11.20 Jane's Defence Weekly ...and third Daegu-class frigate for RoK Navy <2001-112010>
 現代重工業 (
HHI) 社がFFX Ⅰを大型化したFFX-Ⅱフリゲート艦を11月11日に進水させた。
 進水したのは8隻建造される内の3番艦で、全長122.1m、満載時排水量3,650tMk 45 Mod 4 127mm砲のほか16セルのVLSはPalanx 20mm CIWS 1基を装備する。
2019.11.20 Jane's Defence Weekly HHI launches second and final Jose Rizal-class frigate for the Philippine Navy... <2001-112009>
 現代重工業 (
HHI) 社がフィリピンから受注したフリゲート艦の2番艦にして最終艦が進水した。
 韓国海軍のFFX-Ⅰを小型化した進水したフリゲート艦は全長107.5m、排水量2,600tOto Melara 76mm Super Rapid砲1門のほか、艦尾にはトルコAselsan社製30mm SMASH砲1門、艦首と艦尾にはそれぞれSIMBAD-RC SAM発射機(註:Mistralを発射するMBDA社製)を装備する。
 同型艦2隻の建造は2016年にPHP16B ($316M) でHHI社が受注し、その後PHP2Bで搭載装備等が発注されていた。
2019.11.17 時事通信

(Yahoo)

米韓演習を延期 北朝鮮との協議に配慮 <1912-111702>
 エスパー米国防長官が17日、バンコクで行われた韓国の鄭国防相との会談で月内に予定していた米韓合同航空演習の延期を決定し、共同記者会見で明らかにした。
 エスパー長官は、延期は譲歩ではなく平和を促進するための善意の措置だと米朝対話進展に向けて対立を回避する対応であることを強調しているが、北朝鮮が米韓演習実施の動きに強く反発していることを踏まえ、米朝の対話継続を優先して北朝鮮側に配慮したとみられる。
2019.11.16 Jane's Defence Weekly HHIC wins deal for more PKX-B-class patrol craft <2001-111611>
 韓国
HHIC社が10月31日、高速艇PKX-B 4隻をKRW246B ($211M)で追加受注したと発表した。 4隻は2022年12日に引き渡されるという。
 同社はこの契約で16隻のPKX-Bを合わせてKRW1.1Tで受注したことになるが、第二次生産分として更なる追加受注を期待している。
2019.11.16 Jane's Defence Weekly ToKN receives third upgraded Chang Bogo-class submarine <2001-111610>
 韓国
DSME社が10月31日、能力向上改修工事中のType 209/1200潜水艦を海軍へ引き渡した。
 同型潜水艦9隻の内3隻の改修は2014年にKRW179B ($154M) で契約されていた。
2019.11.06 Jane's Defence Weekly Seoul deploys indigenously developed coastal radar <1912-110611>
 韓国
DAPAが10月30日、LIG Nex1社と開発した国産初の沿岸監視レーダMaritime Surveillance Radar-Ⅱが9月にoperationalになったと発表した。
 今後2025年までに10基程度を取得するという。
2019.11.05 聯合ニュース

(Yahoo)

米国防総省 韓米空中訓練を予定通り実施=韓国軍「規模を調整」 <1912-110502>
 VOAが5日、米国防総省報道官が米韓合同航空演習予定通り行うための手続きを進めていることを明らかにしたと報じた。 報道官は演習名については言及しなかったがVigilant Aceであることを示唆した。
 韓国の複数の政府消息筋は朝鮮半島の非核化に向けた外交努力を支援するため、Vigilant Aceを昨年に続き、今年も実施しない方針を固めたと伝えていた。
2019.11.04 Jane's 360 RoKN receives third upgraded Chang Bogo-class submarine <1912-110401>
 韓国
DSMEで2018年7月から改良工事を行ってきたTypa 209/1200潜水艦Lee Eok Giが10月31日に工事を完了し韓国海軍へ引き渡された。
 2001年12月に就役した全長56.4m、幅6.2m、排水量1,200tのLee Eok Giは、国産システムを搭載して目標の捕捉追随能力を伸ばすほか、曳航アレイソナーも装備する。
2019.11.03 聯合ニュース

(Yahoo)

韓米合同空軍演習 今年も実施せず=非核化に向けた外交支援 <1912-110301>
 韓国の複数の政府消息筋が3日、米韓空軍が実施する大規模合同演習Vigilant Aceを、昨年に続き今年も実施しない方針を固めたことを明らかにした。
 朝鮮半島の非核化に向けた外交努力を支援するとともに、演習に強く反発する北朝鮮に配慮した措置とみられる。
2019.11.01 Jane's 360 HHIC awarded contract for four more PKX-B-class patrol craft <1912-110104>
 韓国の韓進重工 (HHIC) が10月31日、PKK-B哨戒艇4隻をKRW1.1T ($211M) で追加受注したと発表した。 この契約で同社のPKK-Bの受注は16隻になった。 PKK-Bの一番艇は2017年10月に韓国海軍へ納入されており、続く3隻も2018年12月に進水し年内に引き渡される。
 PPK-Bは全長44m、幅7m、排水量500tで、
CODAG推進で速力40ktの性能を持つ。
【註】
 PKK-Bの前身であるPKK-Aは最終となる18隻番艇が2018年1月に就役している。
 PKG-Aは全長63m、排水量579tで、SSM-700K海星 (Haeseong) 対艦ミサイルのほか76mm砲、40mm砲各1門を装備している。
【関連記事:1802-012502 (Jane 2018.01.25)】
2019.10.29 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国とオーストラリア海軍 31日まで合同訓練 <1911-102903>
 韓国海軍が29日、南東部の浦項沖で同日から31日まで、オーストラリア海軍合同演習を実施すると明らかにした。 韓国からは駆逐艦崔瑩とフリゲート艦、潜水艦などの艦艇6隻、P-3、対潜ヘリなどの航空機6機が参加する。 オーストラリア海軍からはAegis駆逐艦HobartとMH-60ヘリ1機が参加する。
2019.10.28 Jane's 360 MADEX 2019: Hanwha Defense showcases new UUV for ASW operations <1911-102802>
 韓国Hanwha社が釜山で開かれたMADEX 2019展で対潜用UUV ASWUUVを公開した。
 ASWUUVの開発は2017年に開始され2021年に試験を実施し、2022年に装備化する計画である。
2019.10.24 朝鮮日報
(Yahoo)
防空識別圏に侵入したロシア戦闘機、韓国軍は機種も知らなかった <1911-102401>
 韓国軍が22日、韓国防空識別圏 (KADIZ) に6時間近く侵入したロシア軍機の一部機種を誤って判断していたことが明らかになった。 韓国軍は当初、Su-27 3機と言っていたが、ロシアはSu-35Sが訓練に参加したと発表した。
 韓国軍の主力戦闘機であるF-15Kよりも性能が高い最新鋭のSu-35Sが今回の作戦に投入された事実が明らかになったことから、ロシアは米国と韓国の反応を見たのではないかという解釈も出ている。
朝鮮日報
(Yahoo)
2019.10.23 Jane's Defence Weekly HHI contracted to design STOVL-aircraft-capable LPX-Ⅱ amphibious assault ship <1912-102318>
 韓国現代重工 (
HHI) が10月16日、STOVL機の運用が可能な次世代LHDであるLPX-Ⅱの概念設計を受注したと発表した。
 LPX-ⅡはF-35Bの離着艦を念頭に入れていたが、韓国は10月7日に2021~2025年にTRW3.95T ($3.3B) かけて40機装備するF-X ⅢをF-35BではなくF-35Aに決めている。
2019.10.23 Jane's Defence Weekly DSME wins contract to build upgraded KSS-Ⅲ submarine <1912-102317>
 韓国の大宇造船 (
DSME) が10月11日、改良型のKSS-Ⅲ 3,000t潜水艦1隻の設計と建造を$1.13T ($958M) で受注したと発表した。 改良型は従来型より水中速力が速く、潜航時間が延びている。 同社は明らかにしなかったが、今回受注した1隻は第三次生産分の一番艦とみられる。
 一次生産分の一番艦と二番艦はDSME社で、三番艦はHHI社で建造されている。
2019.10.23 Jane's Defence Weekly HHI to build another KDX-Ⅲ-class destroyer <1912-102315>
 韓国現代重工 (
HHI) が10月10日、3隻建造されるKDX-Ⅲ第二次生産分一番艦をKRW676.6B ($573.5M) で受注したと発表した。
 二次生産分のKDX-Ⅲは一次生産分より全長が4m長い170mで、幅21m、排水量8,100tである。 Aegis Combat SystemはBaseline K2で、SM-2MR (RIM-66M-5) を装備する。
2019.10.23 Jane's Defence Weekly KAI aims upgraded Surion KUH at export market <1912-102308>
 韓国KAI社がADEX 2019展で10月15日、Surion KUHの改良型で輸出仕様のSurion KUH 1Eを公表した。
 Surion KUH 1EはGarmin社(註:米国)と共同で主として搭載電子機器を強化すると共に、キャビン扉を改良し、増槽や武器搭載用にバルクを取り付けている。
2019.10.23 Jane's Defence Weekly Raytheon/Korean Air partnership to offer multiple-intelligence aircraft to RoKAF <1912-102307>
 Raytheon社と大韓航空がADEX 2019が開かれた10月15日に、韓国空軍向けにGlobal 6500ビジネスジェットを元にした
ISR機を共同開発することで合意したと発表した。 主契約社はRaytheonになり、レーダ、EO/IR、SIGINT情報の収集にあたる。
 韓国空軍はDassault社製Falcon 2000を元にしたSIGINT機2機を購入し、Hawker 800 4機のSIGINT活動を増強している。
2019.10.23 Jane's Defence Weekly Hanwha Defense unveils prototype of AS21 Redback IFV <1912-102306>
 韓国Hanwha社が10月15日、ADEX 2019展でAS21 Redback
IFVを公開した。 AS21は韓国陸軍が装備しているK21 IFVの大幅改良型で、重量42t、最高速度65km/h、航続距離520kmでオーストラリアEOS社製30mm砲塔を装備しており、豪陸軍が450両のIFVと17両の支援車を装備するAUD10~15B ($6.9~10.3B) のProject Land 400計画にRheinmetall社製Lynx KF41 IFVと共に候補になっている。
 また同社は、韓国海兵隊が200両装備しているKAAV水陸戦闘車の後継を目指しているKAAV Ⅱも公表した。 現有のKAAVはAAV7水陸戦闘車を元にしていた。
2019.10.23 Jane's Defence Weekly Russia offers Ka-32 upgrades for Korea <1912-102305>
 Russian Helicopters社がADEX 2019展で10月14日、Rostec社が韓国に対しKa-32の改良を提案していることを明らかにした。
 改良ではエンジンをより強力なVK-2500PS-02に換装し、新型の消火装置を搭載するなどが行われ、Ka-32A11Mになる。
【註】
 韓国は対ロシア借款の返済として導入し、海洋警察庁や山林庁のほか空軍も7機保有しているが、原因不明のエンジン異常などで運用に支障を生じている。
2019.10.23 Jane's Defence Weekly Suirion Marine Attack Helicopter makes debut <1912-102304>
 韓国KAI社がSurion多用途ヘリを海兵隊の攻撃ヘリとしたMAHを10月15~20日に開かれたADWX展に出展した。 KAI社はSurionのMAHへの改造をAirbus Helicopters社の支援で行った。
 MAHには陸軍向けの<離地区と同じ20mm Gatling砲EO/IRターレットが装備されている。 機体には6ヵ所にハードポイントがあり、展示されたモデルでは70mmロケット弾ポッド及び
ASMATGM発射用の4連装及び2連装の発射筒を装備していた。
2019.10.23 Jane's Defence Weekly KAI could 'open' to more foreign partners on KF-X <1912-102303>
 韓国KAI社がKF-Xの開発で、更なる国外企業参画を求めている。
 KF-Xの開発にはインドネシアが共同開発国として参画しているが、同国は資金不足を理由に分担金KRW300B ($253M) の支出を渋っている
2019.10.23 Jane's Defence Weekly KAI reveals full-scale mock-up of KF-X <1912-102302>
 韓国KAI社がソウルで開かれたADEX 2019展の初日である10月15日にKF-Xの実大モックアップを公表した。 KF-Xの最終設計審査 (
CDR) は9月に完了している。
 KF-XはKAI社が第五世代戦闘機から第四+世代戦闘機に代えてリスクを低減してLockheed Martin社の支援とインドネシアの共同出資で2023年IOCを目指して進められている。
2019.10.23 中央日報

(Yahoo)

ハンファディフェンス、装甲車試作モデル3台をオーストラリア政府に納品契約 <1911-102302>
 韓国Hanwha社が23日、オーストラリアRedback
IFVの試作車3両をKRW40.5T(37億円)で売却する契約を締結したと発表した。
【関連記事:1911-101703 (Jane 2019.10.17)】
 オーストラリアは、次期IFVと系列車両8種を400両を購入するLand 400 Phase 3計画を進めており、1年間の試験評価を経て2021年に最終的に機種が選定される。
2019.10.22 聯合ニュース

(Yahoo)

ロシア軍機6機が防空識別圏進入 戦闘機10機緊急発進=韓国軍 <1911-102203>
 韓国軍合同参謀本部が、ロシアの軍用機6機が22日午前に韓国防空識別圏(KADIZ)に入り、韓国空軍の戦闘機10機が緊急発進したと発表した。 KADIZに入ったロシア軍機はA-50
AEW&C機1機、Su-27 3機、Tu-95 2機だった。
 ロシア軍機がKADIZ内に入っていた時間は計3時間で、爆撃機2機は約2時間10分間、KADIZ全域を飛行した。 ただ、韓国の領空は侵犯しなかった。
2019.10.18 Jane's 360 ADEX 2019: Hyundai Rotem positions for future tank opportunities <1911-101804>
 韓国のHyundai Rotem社が10月17日にADEX展で、K2
MBTの後継として開発中の次世代MBTを公開した。
 K2 Black PantherはM48 Patton及びK1 MBTの後継として現在装備されており、2011年にBatch-1 100両、2014年にBatch-2 106両が発注され2021年までに納入される。 2020年に始まるBatch-3では100両の受注が見込まれている。
 K2 MBTのパワーパックは、Batch-1ではドイツ製のエンジンとミッションが、Batch-2では韓国製エンジンにドイツ製ミッションが使われているが、Batch-3では両者とも韓国製にする方針である。
2019.10.17 Jane's 360 ADEX 2019: Hanwha Defense unveils prototype of AS21 Redback IFV <1911-101703>
 韓国Hanwha社が10月10日~15日にソウルで開かれたADEX 2019航空防衛博に、AS21 Redback
IFVを出品した。
 AS21は42tで乗員3名のほか8名の搭乗が可能で最高速度65km/h、航続距離520kmの性能を持つ。 オーストラリアEOS社製T2000砲塔を搭載し、30mm砲を装備している。
 AS21 Redback IFVは韓国陸軍が2009年から装備しているK21 IFVの重量型で、Rheinmetall社のLinx KF41 IFVと共にオーストラリアが450両計画しているProject Land 400 Phase 3の候補にもなっている。
2019.10.17 Jane's 360 ADEX 2019: Hanwha Defense unveils new amphibious assault vehicle <1911-101702>
 韓国Hanwha社がソウルで開かれたADEX 2019航空防衛博に、韓国海兵隊向けのKAAV Ⅱの縮尺模型を展示した。
 KAAV Ⅱは現在装備している200両のKAAVに代わるもので、2022年に開発を完了するという。
 KAAVはAAV7A1の韓国型である。
2019.10.15 Defense News South Korea's future fighter program at risk, even as development moves along <1911-101505>
 ソウルで10月15~20日に開かれるADEX航空防衛博にKAI社が国内開発している4.5世代戦闘機KF-Xの実大模型を展示した。
 KF-Xは最終設計審査 (CDR) を完了し試作機製造段階に入っており、2021年には試作1号機がロールアウトして、2026年にはF-16の最新型と同等の戦闘機として開発を完了する。 KF-XはMTOW 25,600kg、最大搭載能力7,700kgで航続距離2,900kmの性能を持つ。
 展示された模型は翼下6ヵ所にハードポイントを持ち、2個の増槽、2発のLGB、2発のIRIS-T AAMを搭載していた。 この他に4発のMeteor BVRAAMを胴体下に搭載する。
2019.10.14 Jane's 360 ADEX 2019: KAI showcases Surion Marine Attack Helicopter <1911-101409>
 ソウルで10月15~20日に開かれるADEX航空防衛博でKAI社が韓国海兵隊向けに開発した攻撃ヘリMAHの縮尺模型を展示した。
 MAHはSurion多用途ヘリを元にして、機首に開発中の陸軍向け軽攻撃ヘリLAHと同じ20mmガトリング砲EO/IRターレットを搭載している。
 またスタブ翼6ヵ所にハードポイントを持ち、展示された模型では両翼それぞれに70mmロケット弾ポッドと、対地、対戦車ミサイル用の4連装及び2連装の発射機を搭載している。
 MAHの元になったSurionはLAH同様にAirbus Helicopter社と共同で開発した。
2019.10.11 Jane's 360 RoKA confirms plans to cut personnel numbers to 365,000 by 2022 <1911-101105>
 韓国陸軍が10月11日に国会に対し、2022年までに100,000名の兵力を削減し365,000名にすると報告した。
 聯合ニュースは国勢調査結果を引用し、低出生率から20歳台男性の数が2018年の350,000から2022年には250,000以下になると報じている。
2019.10.10 Jane's 360 RoKN task force examines potential construction of nuclear-powered submarines <1911-101007>
 聯合ニュースが10月10日、韓国海軍が10日に国会への報告原子力潜水艦建造可能性の検討作業を進めていることを明らかにした。
2019.10.10 朝鮮日報

(Yahoo)

現代重工業、海軍の次世代イージス駆逐艦を受注 <1911-101005>
 現代重工業が10日、韓国海軍次世代Aegis駆逐艦を建造すると発表した。 今回、現代重工業が建造するのは、海軍が導入する次世代Aegis艦3隻の1隻目で、蔚山造船所で建造し2024年11月に引き渡す。
 新型Aegis艦は全長170m、全幅21m、排水量8,100t、速力30ktで、既存のAegis艦と比べるとBMD能力と対潜水艦作戦遂行能力が改善される。 現代重工業は、BMの探知追跡などの能力は2倍以上増加した上、潜水艦探知距離は3倍以上向上し、作戦範囲の拡大が期待されるとしている。
2019.10.10 聯合ニュース

(Yahoo)

6千トン級「ミニイージス艦」 年内に基本設計開始=韓国海軍 <1911-101004>
 韓国海軍が10日、報道資料などでmini Aegis艦と呼ばれる排水量6,000t級の次期駆逐艦 (KDDX) の基本設計を年内に開始することを明らかにした。
 KDDXは、現在6隻が就役している4,200t級駆逐艦 (KDX-Ⅱ) よりは大型で、7,600tのAegis駆逐艦 (KDX-Ⅲ) よりは小規模である。
2019.10.10 中央日報

(Yahoo)

韓国海軍、7万トン級中型空母建造を検討していた <1911-101003>
 韓国海軍70,000t級の中型空母の建造を検討していたことが分かった。
 国会国防委員会の崔議員が10日、海軍が大型輸送艦-Ⅱ計画を確定するために行った研究過程で、中型空母と軽空母の2案を検討したと明らかにした。 海軍が検討した中型空母は全長298m、満載排水量71,400tで、固定翼機32機と回転翼機を搭載できるもので、軽空母は全長238m、満載排水量41,500tで、固定翼機12機と回転翼機8機を同時に搭載する。
 崔議員によると、海軍は取得費用と取得期間を総合した結果、最終的に軽空母に決定した。
2019.10.03 共同通信

(Yahoo)

政府、韓国にミサイル情報提供へ 最大射程は約2500キロ <1911-100302>
 政府関係者が3日、政府北朝鮮が2日に発射したBMについて、韓国の要請に応じ日本の情報を提供する方針を固めたことを明らかにした。 11月に有効期限が切れる日韓の軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) に基づく対応で、河野防衛相は3日夜にエスパー米国防長官と電話会談し、北朝鮮対応で日米の連携や日米韓の協力が重要だとの認識を確認した。
 河野防衛相は、このSLBMの最大射程を日本のほぼ全域が射程に入る2,500kmに達するとの分析を明らかにした。
2019.10.02 Jane's Defence Weekly PN inducts more KAAVs, attack craft <1912-100212>
 フィリピン軍が9月23日に韓国製の水陸両用戦闘車KAAVを4両と17mの多目的艇MPAC 2隻を追加配備した。
 韓国製AAV7A1であるKAAVは、2016年4月にHanwha社へPHP2.42B ($46M) で8両を発注した一部で、比海軍のTarlac級揚陸艦から発進でき、比海兵隊が装備する。
 全長17m、幅4.76m、喫水2.1mでウォータージェットで推進し47ktの性能を持つMPACは3隻ずつ発注した4次分で、台湾のLung社とフィリピンのPropmech社が共同で建造した。
2019.10.02 Jane's Defence Weekly Prototype of KF-X fighter to be rolled out in first half of 2021, DAPA confirms <1912-100202>
 韓国
DAPAが9月26日、KAI社が試作しているKF-Xは2021年上期に組み立てを完了し、その1年後に初飛行することを確認した。
2019.10.02 中央日報

(Yahoo)

韓国国防長官「北ミサイル関連で日本に情報共有要請した」 <1911-100206>
 韓国の鄭国防部長官が2日に国防部で開かれた国会国防委員会の国政監査で、北朝鮮が07:11に未詳の飛翔体を日本海方向に発射したことに関連し、日本に対し日韓軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) に基づいて情報共有を要請したと明らかにした。
2019.10.02 中央日報

(Yahoo)

米「韓国の独島飛行は非生産的」再び批判…韓日米制服組トップ会談 <1911-100205>
 米国務省韓国戦闘機の竹島上空飛行を批判した。 8月25~26日の2日間実施された韓国の「独島」防御訓練に対して非生産的と批判したことに続き、竹島関連の日韓紛争に対して引き続き批判的な立場を堅持した。
 米国務省報道官室関係者がVOA放送に送った電子メールで、1日に開かれた71周年国軍の日の記念式典で韓国空軍F-15Kが竹島上空を哨戒飛行したことに対し、韓国と日本の間の最近の意見衝突を考慮する時、リアンクール岩礁(竹島)での軍事訓練時期とメッセージ、拡大した規模は進行中の問題を解決するにあたり生産的ではないと批判した。
2019.09.30 中央日報

(Yahoo)

アデン湾で手を握った韓日…清海部隊、海上自衛隊と合同訓練 <1910-093001>
 韓国軍が29日、日韓関係が最悪に達しているなか23~26日にアデン湾で、日韓伊3ヵ国による合同訓練日韓が主導して行ったと発表した。
 日本からは護衛艦さざなみ、韓国からは駆逐艦姜邯賛が、伊海軍からはフリゲート艦1隻が参加し、日韓は共同で船舶臨検訓練を行った。
 韓国軍関係者によると、アデン湾で日韓合同訓練は数回行われおり、臨検訓練も今回が初めてではないという。
2019.09.27 中央日報

(Yahoo)

韓国、2033年ごろ軽空母の進水可能…F-35B の代わりに F-35A を追加で20機導入へ <1910-092702>
 韓国政府が空軍の次期戦闘機の二次計画FX-2にF-35A 20機を追加購入する方針を固めた。 海軍が建造する計画の軽空母に搭載可能なF-35Bも検討されたが、軽空母が進水するのが2033年頃になることから当分はF-35Aに集中するとの方針に変わった。
 韓国合同参謀本部はF-35A選定当時、財源を考慮してまず40機を先に確保し、残りの20機は後で決めるとし、FX-2の機種選定を進めてきた。
【関連記事:1910-081905 (AW&ST 2019.08.19)】
2019.09.26 Jane's 360 KF-X fighter prototype to be rolled out in first half of 2021, DAPA confirms <1910-092601>
 韓国
DAPAが9月26日、KAI社が開発中のKF-Xは試作1号機が2021年前半にロールアウト1年後に初飛行する計画であることを明らかにした。
 その後試作機6機で試験を行い2026年中頃に試作を完了し、2026~2032年に当初分の120機を生産してF-4E及びF-5Eと換装するという。 韓国は輸出を含め350機を生産する計画である。
2019.09.25 Jane's Defence Weekly ...and invests in the development of laser-based anti-aircraft weapon system <1911-092511>
 韓国
DAPAが9月17日、KRW88B ($74M) をかけて対空レーザ兵器を開発するとの声明を発表した。
 Block 1ではUAVの捕捉追随と無力化を目指し、2023年の実用化を目指す。
 Block 1では1回のレーザ照射にかかるコストをKRW2,000としている。
 Block 1の成功後は戦闘機人工衛星などの更に大型の目標を遠距離で破壊することを目指すという。
2019.09.25 Jane's Defence Weekly South Kora approvesK-SAAM mass production... <1911-092510>
 韓国
DAPAK-SAAMの量産移行を承認した。 KRW750B ($633M) の量産契約は3Q/2019に行われる。
 K-SAAMはLIG Nex1社が担当し、2018年12月に開発を完了していた。
【註】
 K-SAAMはRolling Airframe Missileの後継となる艦載SAMである。
【関連記事:1902-010907 (JDW 2019.01.09】
2019.09.18 Jane's Defence Weekly Strengthening Seoul's air warriors <1911-091815>
=韓国空軍に関する5頁の記事=
 ・Fighter force
 ・Tanker acquisition
 ・Intelligence improvements
 ・Major helicopter acquisitions
 ・Indigenous programmes
2019.09.18 ハンギョレ新聞

(Yahoo)

小型無人機攻撃するレーザー対空兵器開発 <1910-091803>
 韓国防衛事業庁が17日、小型UAVを攻撃するファイバレーザを使用したレーザ兵器の開発に着手したことを明らかにした。 2023年までに開発を完了する計画である。
 陸軍首都防衛司令部は最近、イスラエルから輸入したC-UAV用レーダ9基を装備し、大統領府と国会、空港など首都圏の中核施設に配備した。 このレーダはUAVを捕捉すると共に、使用周波数を無力化するという。
 更に軍は、UAVの距離と方向に加えて高度まで探知する3Dレーダも開発中だという。
2019.09.17 中央日報

(Yahoo)

韓国軍、レーザー対空武器体系開発事業に着手 <1910-091705>
 韓国防衛事業庁が17日、レーザ対空武器の開発を開始すると明らかにした。 レーザ対空武器は近距離の小型UAVや多ローターへりなどを精密打撃できる。
 レーザー対空武器の開発は今年から880億ウォン(80億円)をかけて2023年までに完了して装備化する。
2019.09.11 Jane's Defence Weekly South Korea confirm 2020 budget proposal <1911-091103>
 韓国国防省が8月29日、2020年国防予算に7月上旬の発表をKRW50.4T下回るKRW50.13T ($41.3B) を要求すると発表した。 2019年を7.4%上回る
 予算要求では部隊運用費に2019年を6.8%上回るKRW33.46T、軍近代化経費に8.6%増のKRW16.69Tが計上されている。
2019.09.10 共同通信

(Yahoo)

「竹島は日本領」と米認識 政府、豪文書でも確認 <1910-091004>
 内閣官房が10日、米国政府が1950年竹島を日本領と認識しているとの見解をオーストラリア政府に伝えた内容が記載されたオーストラリア側の文書が見つかったと発表した。
 資料は米政府がサンフランシスコ講和条約の起草段階で日本の領域に関するオーストラリア政府の質問に答えた文書で、同じやりとりに関する米側の文書は既に公開されている。
2019.09.06 中央日報

(Yahoo)

韓国防衛産業振興会-インド防衛産業協会「防衛産業協力 MOU」締結 <1910-090601>
 韓国防衛産業振興会が6日にソウルでインド防衛産業協会 (SIDM) と防衛産業協力に関する業務協約
MoUを締結すると発表した。
 両協会はK-9自走砲の輸出やK-30対空自走砲の輸出推進など、両国間の防衛産業協力が活性化している時期に防衛産業業者間の情報共有、ネットワークの構築などの効果的な支援が必要だという認識を共有しているという。
2019.08.31 朝鮮日報
(Yahoo)
米軍基地「移転」の代わりに「返還」、青瓦台が公に言及するのは異例 <1909-083101>
 韓国大統領府が国家安全保障会議 (NSC) 常任委員会で在韓米軍基地問題を話し合い、異例の「返還」という表現を使った。 軍周辺からは、北朝鮮が挑発してきてもあまり開いていなかったNSCで、米韓関係が良くない今、10年以上経つ米軍基地返還問題を取り上げたのはやや意外という声が上がっている。
 韓国国防部が、大統領府が早期返還対象として発表した26ヵ所の米軍基地のうちの相当数はかなり前から返還交渉をしていた場所だと説明した。 国防部の関係者は基地の大部分は平沢基地移転など在韓米軍再配置で空になっている場所だとして、これまで韓国政府と自治体、米軍が敷地返還などをめぐって長期間協議してきたと語った。
朝鮮日報
(Yahoo)
2019.08.30 朝鮮日報

(Yahoo)

来月の「ソウル安保対話」に米国不参加、ハリス大使は行事を相次いでキャンセル <1909-083004>
 韓国政府による日韓軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) 破棄決定米韓対立が強まる中で、来月4日から6日にかけてソウルで開かれるソウル安保対話(SDD) に米国政府が不参加を決めたことが29日までに分かった。 2012年から韓国国防部が主催してきたSDDには、2014年を除き毎年米国防次官補もしくはそれに準ずる米軍関係者が出席してきた。 今回も韓国国防部はシュライバー国防次官補の出席を強く要請したが、米国側は日程上の理由で参加は難しいと通知したと伝えられている。
 ハリス駐韓米国大使も29日に予定されていた在郷軍人会の招請講演や対外経済政策研究院 (KIEP) 主催の行事出席を相次いでキャンセルした。
2019.08.29 時事通信

(Yahoo)

韓国国防予算案、7.4%増=初の50兆ウォン台に <1909-082904>
 韓国国防省が29日、2020年度予算案を発表した。 前年度比7.4%増の約50兆1,500億ウォン(4兆3,700億円)で、初めて50兆ウォンを突破した。
 自主国防を掲げる文在寅政権が2017年5月に発足して以降、国防費は急速に拡大しており、新型SRBMなどを相次いで発射する北朝鮮に対し、弱腰との批判が上がるのを避ける狙いもあるとみられる。
2019.08.29 共同通信

(Yahoo)

韓国、米に事前通告せず 日本との協定更新要求 <1909-082902>
 インド太平洋安全保障担当のシュライバー米国防次官補が28日にワシントン市内で講演し、韓国による日本との軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) の破棄決定に関し韓国から米側に事前通告はなかったと明かした上で、韓国側に決定を取り消し更新するよう求めた。
 韓国政府は破棄決定を公表した22日に米国も理解を示していると説明したが、米側は「失望している」などと激しく反発していた。
2019.08.27 産経新聞

(Yahoo)

米国務省、竹島での韓国軍事演習を「非生産的」と批判 <1909-082704>
 米国務省が27日、韓国が竹島とその周辺で大規模演習を行ったことに関し、韓国による日本との軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) 破棄などで日韓対立が高まっている中での演習実施は現在の事態解決をする上で生産的でないと批判する声明を出した。
 これに先立ち同省のオルタガス報道官は25日、GSOMIAを破棄した韓国の文政権についてツイッターで「深く失望し懸念している。 協定破棄は韓国の防衛をより困難にし、米軍に対する危険を高める」と異例の強い調子で批判した。
2019.08.25 時事通信

(Yahoo)

韓国軍、竹島で軍事訓練=ヘリで上陸、イージス艦も投入-日本を強く意識か <1909-082503>
 韓国海軍が25日、韓国が実効支配する島根県竹島の「防衛」を想定した訓練を開始した。
 前回は昨年12月に行われ、今年は6月に実施予定だったが、日韓関係への影響を考慮し延期していた。
2019.08.23 ハンギョレ新聞

(Yahoo)

ポンペオ「韓国の GSOMIA 終了に失望」…韓米関係に飛び火か <1909-082305>
 カナダを訪問したポンペオ米国務長官が22日のカナダのフリーランド外交長官との会談後の記者会見で
GSOMIA終了に関する質問を受け、韓国が情報共有合意に対して下した決定を見て、われわれは失望したとした。
 米国が公に韓国政府に不満を示したものであり、日韓対立の余波が米韓関係にも悪影響を及ぼすと見られる。
2019.08.23 TBS

(Yahoo)

アメリカ「文政権の大いなる思い違い」 <1909-082304>
 米国務省が22日、韓国の文政権に対し軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) の破棄を決めれば、同盟国の安全保障上の利益に悪影響を及ぼし、北東アジアの安全保障問題で文政権の大いなる思い違いを知らしめることになると繰り返し伝えてきたとの声明を発表し、韓国を異例の強い表現で批判した。
 ポンペオ国務長官は、韓国の決定に失望しており、我々は日韓両国が対話を続けるよう要請すると述べている。
2019.08.22 時事通信

(Yahoo)

軍事情報協定破棄、日本政府に衝撃=韓国との亀裂決定的 <1909-082202>
 韓国による日韓軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) 破棄の決定を受け、米国が反対する協定破棄には踏み込めないと想定していた日本政府には衝撃が広がっている。 元徴用工問題に端を発した日韓関係の悪化は安全保障分野にまで波及し、両国の対立は決定的となった。
 防衛省幹部は、さすがにそこまでしないと思っていたので残念だと落胆を隠さなかった。 別の同省幹部は何も言うことはないと絶句し、外務省幹部は誠に遺憾だと言葉少なに語った。
2019.08.22 毎日新聞

(Yahoo)

韓国の見切りに日本「まさか」「困るのは…」 GSOMIA破棄 <1909-082201>
 韓国大統領府が22日、国家安全保障会議 (
NSX) の会合を開き、24日が更新の判断期限だった日韓軍事情報包括保護協定 (GSOMIA) を破棄する決定をした。
 会合後、記者会見した大統領府国家安保室第1次長は、日本が輸出手続きを優遇する対象国「グループA(ホワイト国)」から韓国を除外した政令改正を閣議決定したことが「両国間の安保協力環境に重大な変化をもたらした」と批判したうえで、GSOMIAの維持が「韓国の国益に合致しない」と主張した。
 北朝鮮がミサイル発射を繰り返す中、日米両政府は韓国側に協定継続を働きかけていた。
2019.08.19 Aviation Week & ST South Korea is moving toward F-35B acquisition <1910-081905>
 韓国は2014年から40機のF-35Aを発注しているが、新たにF-35Bを20機装備する計画である。 追加発注するF-35B 20機は2030年就役を目指しKRW3T ($2.5B) で建造する全長250m、排水量40,000tの空母に搭載する。
 韓国にとって中国は明らかな脅威であるが、日本もまた防衛対象国と見ている。
2019.08.14 聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮ミサイルの迎撃能力向上へ 国防中期計画=韓国軍 <1909-081403>
 韓国国防部が14日、国防中期計画 (2020~2024年) を策定したと発表した。 同計画には5年総額290兆5,000億ウォン(25兆4,600億円)が投じられる。
 北朝鮮のBM脅威に備えるため、2020年から5年間かけて韓国型ミサイル防衛 (KAMD) システムの防衛地域を広げ、ミサイル迎撃能力を一段と引き上げる。 国防部によると探知距離800km以上の
BMEWR 2基とAegis駆逐艦レーダで、あらゆる方向から飛来する北朝鮮ミサイルの探知能力を備え、あわせてPatriotなどを改良し、長距離SAM (LSAM) の開発を完了させて北朝鮮の新型SRBMの迎撃能力を確保するとしている。
 また2020年にF-35Bを搭載する多目的大型輸送艦(30,000t級軽空母)の概念設計に着手する。
2019.08.11 聯合ニュース

(Yahoo)

韓米きょうから合同指揮所演習 北の武力示威にも警戒 <1909-081102>
 米軍主導の米韓連合軍が持つ有事作戦統制権韓国軍への移管に焦点を合わせた今年下半期の米韓合同軍事演習「米韓連合指揮所訓練」が11日から本格的に始まる。 今回は初めて韓国軍大将が司令官を、米軍大将が副司令官を務めることになる。
 韓国軍合同参謀本部によると演習は20日まで行われるが、事前演習として5日から8日まで各種の局地的な挑発やテロ対応などを想定した危機管理参謀訓練(CMST)を実施した。
2019.08.06 中央日報

(Yahoo)

日本の安全保障上の価値を忘れたのか=韓国 <1909-080607>
= 論説記事 【時視各角】 =
 日本との安全保障協力は破棄してもかまわないのか。 一部では時々使える衛星情報を提供する国という程度で考えられているようだ。これは見えない日本の安全保障上の重要性を知らずに言うことだ。
 日韓の軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) を見直すという声が高まり、日本の安全保障上の価値が天秤にかけられている。
2019.08.06 朝鮮日報

(Yahoo)

米国は圧迫…韓日を名指しして「ホルムズ派兵」を要求 <1909-080606>
 オーストラリアを訪問中のポンペオ米国務長官が4日、オーストラリアとの外務防衛閣僚会議後にエスパー国防長官と共に開いた記者会見で、航行の自由を可能にする国際的連合を構築することになるという点を、大いに確信しているとして、韓国や日本のように、物やサービスがホルムズ海峡を通して流れ込んでいる国々が自国の経済的利益を保護する形で参加することは極めて重要と発言し、韓国と日本に対し事実上の派兵を要求した。
2019.08.05 産経新聞

(Yahoo)

米韓が合同指揮所演習を開始 北の反発に演習名さえ公表せず <1909-080505>
 韓国の鄭国防相が国会で、米韓両軍が5日に合同指揮所演習を開始したことを明らかにした。 米韓は昨年6月の米朝首脳会談以降、大規模な合同演習を相次ぎ中止しており、今回も例年夏に実施していた「乙支フリーダムガーディアン」に代わる防御主体の規模を縮小した演習だが、北朝鮮は強く反発してきた。
 演習は当初、3月の演習名に「19-1同盟」に次いで「19-2同盟」と呼んでいたが、「同盟」という名称が北朝鮮の反発を招くとして名称が変わった可能性があるが、いまだ公表されない異例の状況となっている。
2019.08.05 AFP=時事

(Yahoo)

米韓合同演習開始、北朝鮮の警告無視 <1909-080504>
 米韓が5日に年次合同軍事演習を開始した。 演習には主に、コンピューターシミュレーションが用いられ、詳細は公表されていないが韓国軍の有事における作戦統制能力の検証などが行われるという。
 北朝鮮は先に、米韓演習は米朝の非核化交渉に悪影響を及ぼすと牽制しており、それを無視した。
2019.08.01 Jane's 360 Korean Air flies KUS-VH unmanned Little Bird <1909-080104>
 大韓航空MD 500 Little Bird軽攻撃偵察ヘリをUAV化したKUS-VHが7月30日に初飛行した。
2019.08.01 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国軍は「新型弾道ミサイル」の評価変えず 北のロケット砲発射報道 <1909-080102>
 韓国軍合同参謀本部が1日、北朝鮮7月31日発射した飛翔体大口径誘導ロケット砲だと発表したが、韓国軍はSRBMだとする評価を変えていない。 韓国軍合同参謀本部の関係者は1日、この飛翔体について「現在のところ韓米情報当局は新たな形態の新型SRBMと類似した飛行特性を持っていると評価している」と述べた。
 韓国の軍事専門家の間では、射程が数百㌔に達する大口径ロケット弾の場合、誘導装置を搭載すれば一般的なSRBMと区別が難しいとの指摘もある。
2019.08 International Defence Review LIG Nex1 advances Sea Sword USV development <1909-080011>
 韓国LIG Nex1社が6月に昌原市で開かれた海洋防衛展でHae Gum USVを展示した。
 Hae Gum (Sea Sword) は全長8mで排水量3t12.7mm機銃1丁を装備する。
 速力は40kt、12km以内を15kt巡航で8時間航行できる。 搭載したEO/IR装置は昼間6km夜間3kmを監視でき、搭載レーダは5kmを監視できる。
2019.07.31 Jane's Defence Weekly RoKAF fires warning shots at Russian A-50 <1909-073106>
 韓国空軍が7月23日、2度にわたり領空侵犯したとしてロシア空軍A50
AEW&Cに対し警告射撃を実施した。
 聯合ニュースによると、竹島周辺の日本海上空に09:00頃にロシア軍のTu-95MS 2機と中国軍のH-6K 2機が飛来したためF-15KとF-16Kが緊急発進したところ、A-50が領空を侵犯した。
 A-50は韓国側がフレアー10発を発射し80発の警告射撃を実施したところ空域をでたが、その30分後に再び侵入したため各国側は280発の警告射撃を実施した。
2019.07.30 Aviation Week South Korea moving toward F-35B acquisition <1908-073002>
 韓国の最新の戦闘機購入計画では60機予定していたF-35Aの購入数を40機だけにした。 残りの20機はF-35Bにする積もりと見られる。
2019.07.29 ロイタ通信

(Yahoo)

韓国、ホルムズ海峡の有志連合参加に向け海軍部隊派遣へ=現地紙 <1908-072903>
 韓国の毎日経済新聞が、韓国がホルムズ海峡での航行の安全確保を目指す米国主導の有志連合に加わるため、駆逐艦1隻を含む海軍の部隊を派遣する計画であると報じた。
 報道によると、韓国はソマリア沖で活動する海軍の海賊対策部隊、清海をホルムズ海峡に派遣することを決めた。
2019.07.24 CNN

(Yahoo)

竹島上空に4ヵ国の戦闘機、中ロが合同軍事力を誇示 <1908-072403>
 日本と韓国が領有権を争う島根県竹島周辺上空で23日、ロシア軍機中国軍機合同飛行を行ったことを受け、韓国軍と自衛隊の戦闘機が緊急発進した。 韓国は、ロシア軍機が2度にわたって領空を侵犯したため警告射撃を行った。 防衛省はこのロシア軍用機が日本の領空を侵犯し、ロシアと中国の爆撃機が日本の周辺を飛行したと発表した。
 中国とロシアは相互の軍事協定は結んでいないが、実戦レベルで中国軍とロシア軍が連携できる相互運用能力を着実に強化してきた。
2019.07.23 NHK ロシア国防省「ロシアと中国軍機 共同の警戒監視活動実施」 <1908-072306>
 ロシア国防省が23日に声明で、ロシア軍機と中国軍機日本海と東シナ海の上空で共同の警戒監視活動を初めて実施したと明らかにした。 それによると、活動に参加したのはロシア軍のTu-95 2機と中国軍のH-6 2機で、韓国が防空識別圏内に入ったとするロシア軍機と中国軍機とみられる。
 またロシア政府は22日、ロシアと中国の国防省が軍事協力協定の締結に向けて協議を進めていることを明らかにした。 協定の具体的な内容は明らかになっていないが、ロシア国防省の関係者はNHKの取材に対して、最終協議が9月頃に行われ、そのあと協定が結ばれるとの見通しを示した。
2019.07.23 ロイタ通信

(Yahoo)

韓国軍、「領空侵犯」のロシア軍用機に警告射撃数百発 <1908-072304>
 韓国の国防当局者が、韓国軍機が23日に同国領空に侵入したとしてロシアの軍用機数百発の警告射撃を行ったことを明らかにした。
 同省によると、ロシアの爆撃機2機中国の爆撃機2機がともに23日午前、韓国防空識別圏 (KADIZ) に進入した。 その後これとは別にロシアのA50
AEW&C機1機が09:00過ぎにを2度にわたり韓国が実効支配している竹島上空の領空侵犯したため、韓国はF-15とF-16が緊急発進し、360発の警告射撃を行った。
一方、ロシア側はいかなる領空も侵犯していないとしている。
2019.07.23 共同通信

(Yahoo)

竹島上空で韓国軍が警告射撃 ロシア軍機が「領空侵犯」 <1908-072303>
 韓国軍合同参謀本部が23日午前、ロシア軍機が領空侵犯したとして、韓国が実効支配する島根県竹島周辺で、韓国軍戦闘機が警告射撃したと明らかにした。 参謀本部によると、中国軍機も同日、韓国の防空識別圏内に入ったという。 聯合ニュースは23日、ロシア軍機はTu-95爆撃機で、中国軍機は偵察機と推定されると報じた。
 ロシア軍機の韓国領空侵犯は初めてで、中国軍と行動を共にするような飛行は異例である。
2019.07.22 Defense News South Korea to build ship for short-takeoff-and-vertical-landing aircraft <1908-072203>
 韓国統参議長の朴大将が7月12日、韓国が2020年代後半に新型の大型LPHを就役させる計画であると述べた。
 このLPH-Ⅱは2隻現有する14,500tのLPHの二倍以上になる30,000tで、27,000tのいずも型を超え、STOVL機16機、装甲車両20両、兵員3,000名を搭載できるという。
2019.07.22 ロイタ通信

(Yahoo)

8月の米韓合同軍事演習は計画通り実施=韓国高官 <1908-072201>
 韓国大統領府の高官が20日、8月の米韓合同軍事演習計画通りに実施されるとの見通しを示した。
 演習はトランプ米大統領と金正恩委員長との合意に反するとの北朝鮮の主張を否定した。
2019.07.18 時事通信

(Yahoo)

日韓軍事情報協定「再検討も」=韓国高官が見直し示唆 <1908-071804>
 韓国大統領府報道官が、大統領府の国家安保室長が与野党代表会談の場で18日、日韓軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) について、今は維持する立場だが、状況に応じて再検討もあり得ると語ったことを明らかにした。
 日本政府による対韓輸出規制をめぐり、追加措置をけん制する狙いとみられる。
2019.07.12 朝鮮日報

(Yahoo)

半島有事:国連軍司令部、「日本の戦力支援」を初明記 <1908-071201>
 日韓の紛争が経済や安全保障の領域まで急速に拡大している中、米国が日本の国連軍参加を検討するかのような動きを見せ論争が起きている。 在韓米軍司令部が11日に発行した「在韓米軍2019戦略ダイジェスト」で国連軍司令部を紹介するなかで異例にも日本に関する内容を掲載し、危機の際に必要な日本からの支援および戦力協力を続けると記して、国連軍が日本を通して戦力支援を受けると明示した。
 国連軍は朝鮮戦争に参戦した関係17ヶ国から成り日本は構成員ではないが、日本には有事の際に国連軍の兵たん基地や入境基地の役割を果たす国連軍の後方基地7ヶ所ある。
2019.07.10 Jane's Defence Weekly South Korea proposes defence spending increase for 2020 <1908-071011>
 韓国国防省が2020年の国防費に、前年度比8%増のKRW50.4T ($43B) を要求した。
 このうちKRW16.8Tが軍近代化費で、そのなかで装備等調達費が7%増R&D費が9%増になっている。
2019.07.10 FNN

(Yahoo)

兵器に転用可能…韓国「不正輸出リスト」を独自入手! サリンや VX の原材料も第三国に <1908-071004>
 FNNが韓国政府作成不正輸出リストを独自入手した。 リストによると兵器に転用可能な物資が第三国に不正に輸出されており、2015年から2019年3月にかけて韓国から無許可で輸出された案件は156件に上っている。
 このリストには核兵器や生物化学兵器に転用される恐れがあるとして、国際社会が厳しく統制監視している物資が掲載されている。 例えば、2017年10月に韓国のD社がパキスタン、マレーシア、中国、シンガポールに輸出した「ジイソプロピルアミン」という物資は、化学兵器に転用可能だという。
2019.07.04 Jane's 360 KAI's Light Armed Helicopter conducts first flight <1908-070404>
 KAI社が7月4日、同社が開発している韓国陸軍の軽武装ヘリ
LAHが初飛行したと発表した。 LAHの地上試験は4月に開始されていた。
 LAHはSafran社とHanwha社が共同開発したArriel 2L2ターボシャフトエンジンを2基搭載している。
2019.07.03 Jane's Defence Weekly KAI and Safran sign partnership deal <1908-070312>
 韓国KAI社Safran社技術提携
MoUを結んだ。
 KAI社はAirbus Helicopter社と共同で同社のEC-155ヘリを元に軽武装ヘリLAHとその民間型であるLCHを開発しており、そのエンジンにSafran社製Arriel 2Nを元にSafran社とHanwha社が共同開発したArriel 2L2を採用している。
2019.07.03 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国国防部が来年度予算8%増額要求へ 初の50兆ウォン超 <1908-070301>
 韓国国防部が3日、2020年度(1~12月)の国防予算として前年比8%増のKRW50.4330T(4兆6,400億円)を国会に要求すると、国会国防委員会に報告した。 国会で認められれば、国防費が初めてKRW50Tを超えることになる。
 このうち防衛力改善費がKRW16.8028T(9.3%増)、戦力運営費がKRW33.6302T(7.4%増)となっている。
2019.06.27 Jane's 360 South Korea completes development of 120 mm self-propelled mortar system <1907-062704>
 韓国DAPAが6月27日、自走120mm迫撃砲の開発が完了したと発表した。
 この120mmSPMはHanwha社とS&T Dynamics社が2014年からKRW41.3B ($35.7M) かけて120mm迫撃砲をM113
APCに搭載したもので、現有のM30 107mm迫撃砲より射程が2.5倍に伸びる。
2019.06.26 Jane's Defence Weekly Seoul proposes further 8% boost to defence spending <1908-062617>
 韓国経済財務省が6月14日、2020年の国防費要求をKRW50.4T ($42.5B) とすると発表した。
 これは2019年の8%増になる。
2019.06.26 Jane's Defence Weekly Philippine Navy commissions two AW159 helos, four KAAVs <1908-062611>
 フィリピン海軍が6月17日に、AW159 Wildcatヘリ2機と韓国製KAAV水陸両用戦闘車4両の就役式典を行った。
 KAAVは2016年4月にHanwha社にPHP2.42Bで発注した8両の最初の4両で、5月第一週にフィリピンに到着していた。
【註】
 KAAVは米海兵隊が装備しているAAV7を韓国がライセンス国産したもので、KAAVにはAAV7をラ国生産したKAAV7とAAV7A1をラ国生産したKAAV7A1がある。
2019.06.19 Jane's Defence Weekly Upgraded submarine delivered to RoKN <1908-061913>
 2年間に及ぶ改良工事を終えた韓国海軍KSS-Ⅰ級潜水艦Na Dae Yongが6月10日に大宇造船 (
DSME) から韓国海軍へ引き渡された。
 KSS-Ⅰ級は全長55.9m、胴径6.2m、排水量1,200tであるが、改良の詳細は公表されていない。
2019.06.12 Jane's Defence Weekly South Korea develops new 8×8 30mm SPAAG system <1908-061209>
 韓国Hyundai Retem社K808 8×8装輪装甲車双連30mm砲とEO/IRセンサを搭載した
SPAAGの開発を完了したと発表した。 開発にはKRW55B ($46.8M) かかったという。
 韓国軍は現在20mmのM167 VADSを装備しているが、新SPAAGの射程はその1.6×になる。
2019.06.12 Jane's Defence Weekly South Korean general to head joint military command with US <1908-061204>
 韓国国防省が6月4日、将来設置される米韓統合軍の司令官韓国の陸軍大将が付くことで米韓両政府が合意したと発表した。
 また同時に、現在米陸軍大将が司令官となっている統合軍司令部をソウルの龍山から、ソウル南方65kmに位置するCamp Humphreysに移設することでも合意した。
2019.06.05 Jane's Defence Weekly KAI wins T-50TH upgrade deal in Thailand <1907-060514>
 KAI社が5月24日に、タイ空軍からT-50TH練習機の能力向上をKRW62.3B ($52.5M) で受注したことを明らかにした。 タイはT-50TH 12機を発注し、既に4機を受領している。
 能力向上でT-50THには、Elta社製EL/M-2032レーダ、Elbit社の子会社Elisra社製
RWRchaff/flareディスペンサが搭載されるが、これらはT-50の戦闘機型であるFA-50では既に搭載している。
2019.06.05 Jane's Defence Weekly Hyundai Rotem restarts K2 tank production <1907-060509>
 韓国Hyundai Rotem社が2014年に受注し2017年に完納するはずであったK2 Black Panther
BMT二次生産分100両量産を再開した。 既に最初の2両は陸軍に納入され、残りも2021年までに納入するという。
 K2 MBT二次生産分は国産トランスミッションの不具合で生産が止まっていたが、韓国国防省が国産のエンジンとドイツ製ミッションを採用する決心をしたため生産が再開された。
【註】
 K2 MBTは2011年配備開始であったが、パワーパック(エンジンとトランスミッション)の不具合から、ドイツ製のエンジンとミッションを組み合わせたユーロパワーパックを搭載して一次生産分100両が2014年から装備されていた。
2019.06.05 中央日報

(Yahoo)

韓国軍、新型車輪型対空砲を開発…国産化率95%以上 <1907-060503>
 韓国防衛事業庁が5日、ハンファ社と開発した30mm装輪対空砲が試験評価の結果、軍の要求をすべて満たしたとことを明らかにした。 30mm装輪対空砲は探知距離が7km、有効射程は3kmで、現有の20mm Vulcan砲と比べて1.6倍伸びた。
 30mm装輪対空砲には、2015年6月からKRW55B(50億円)が投じられ、国産化率が95%以上で、今後輸出も期待される。
2019.06.03 Jane's 360 South Korea, New Zealand sign defence equipment accord <1907-060309>
 韓国
DAPAニュージーランドと装備の共同開発と共同生産で合意し、6月4日にMoUを締結した。
 ニューーランドは2016年に韓国現代重工 (HHI) に全長173mの洋上補給艦を発注しており、4月に進水したAotearoaと命名された同艦は2020年に就役する。
2019.06.03 Jane's 360 Hyundai to split to accommodate DSME acquisition <1907-060306>
 韓国現代重工 (
HHI) 社が5月31日、大宇造船 (DSME) 社の買収に向けた準備として持ち株会社(KSOEを設立してDSMEをその参加に入れると発表した。
2019.06.02 聯合ニュース

(Yahoo)

韓米 北朝鮮の飛翔体は「短距離ミサイル」と結論 <1907-060202>
 韓国の政府高官が2日、米韓軍と情報当局北朝鮮が5月4日に発射した飛翔体短距離ミサイルと結論付けたことを明らかにした。 北朝鮮が4日と9日に発射した短距離ミサイルは同種類だが、BMかどうかやロシア製Iskander SRBMとの類似性などについては引き続き分析を進めることにした。
 また、韓国政府の消息筋は北朝鮮が5月4日と9日に発射したミサイルは同じ種類だとしたが、短距離ミサイルの高度が低く、射程もScud B(射程300km)やScud C(同500km)より短かったため、BMかどうかについては分析中との立場を維持することにしたという。
2019.05.29 Jane's Defence Weekly Seoul advances maritime helicopter procurement <1907-052907>
 韓国
DAPA対潜ヘリの第二期分について提案を受け付けている。 計画は12機でKRW900B ($804M) になる。
 第一期分は2016年にLeonardo社がAW159を8機納入している。
2019.05.29 Jane's Defence Weekly HHI launches Philippines' first José Rizal-class frigate <1907-052906>
 現代造船 (
HHI) 社が5月23日にインドネシアから受注したフリゲート艦一番艦を進水させた。 二番艦も船台で起工している。
 2016年に$337Mで受注したフリゲート艦は韓国海軍のFFX-Ⅰを元にした全長107.5、全幅13.8m、喫水3.65m、排水量2,600tで、速力25kt、15ktで航行して航続距離4,500nmの性能を持つ。
 装備としては76mm砲一門と艦尾にトルコAselsan社製SMASH 30mm遠隔操作砲を搭載している。
2019.05.28 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国軍の有事作戦統制権行使能力を初検証へ 韓国軍大将が主管 <1906-052803>
 米軍主導の米韓連合軍が持つ有事作戦統制権韓国軍への移管に向け、韓国軍の軍事能力を検証する米韓合同演習が8月に実施される。
 韓米連合軍司令部や韓国軍合同参謀本部によると、有事作戦統制権移管のための
IOCの検証評価を、8月の米韓合同指揮所演習と並行し、韓国軍大将の主管で実施する案が有力とされる。
2019.05.28 共同通信

(Yahoo)

日韓防衛相会談見送りへ 政府、非公式接触で調整 <1906-052802>
 複数の日本政府関係者が28日、政府がシンガポールで5月下旬から開かれるアジア安全保障会議に合わせた日韓防衛相会談を見送る方向で検討に入ったことを明らかにした。 代わって立ち話形式などでの短時間の非公式接触を調整する。
 一方、中国との国防相会談は行う見通しで、防衛当局間の幹部間のホットライン開設や部隊間交流について議論する。
2019.05.27 中央日報

(Yahoo)

変速機問題で生産中断の「K2 戦車」、2次量産出庫式を開催 <1906-052702>
 昌原の現代ロテム社でK2戦車第2次量産の最初の2両がロールアウトした。 2014年に契約が締結されたK2の2次生産は2017年までに納品を終えることになっていたが、国産変速機耐久試験を通過できず2年以上も計画が中断されていた。
 このため防衛事業庁はドイツ製の変速機を搭載することを決め、走行試験と低温始動試験を通過したため納品開始に至った。
2019.05.27 中央日報

(Yahoo)

韓国航空宇宙産業、タイに600億ウォン規模レーダー輸出 <1906-052701>
 KAI社が26日、タイ空軍のT-50TH練習機にレーダとレーダ警報受信機 (
RWR)、チャフ/フレアー発射装置などを搭載する計画をKRW60B(55億円)で受注したことを明らかにした。
 契約には教育訓練、修理付属、支援装備納品も輸出契約に含まれ、2021年10月までに最終納品する。
2019.05.25 東亞日報 米上院、「在韓米軍2万8500人以下の削減を禁止」法案可決 <1906-052502>
 米上院軍事委員会が23日、在韓米軍の規模を現在の28,500名以下に削減することを禁止する内容の法案を可決した。 同法案には、中国の軍事覇権拡大を阻止する内容も含まれた。
 米議会が、在韓米軍駐留経費負担問題で何度も不満を示したトランプ政権に在韓米軍駐留の必要性を強調する一方、最近相次いで短距離ミサイルを発射した北朝鮮にもかなりの圧力になるとみえる。
2019.05.24 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国軍 長距離レーダーの国内開発を再推進へ <1906-052402>
 韓国防衛事業庁が24日に防衛事業推進委員会の会議を開き、KRW250B(231億円)が投じる対空監視用の長距離レーダの国内で開発を決定した。 長距離レーダの国内開発は過去にも進められたことがあったが、評価試験結果の不備や開発業者の契約違反行為などにより中断していた。
 またK1A1
MBTを地雷原処理車に改造して量産する計画もKRW480Bで進められ、年内に契約を締結する。
2019.04.24 朝鮮日報

(Yahoo)

北が最も恐れる韓米合同空軍演習「マックスサンダー」、公式に廃止 <1905-042404>
 米韓合同の大規模空軍演習Max Thunderが始まってから10年で公式に廃止された代わりに、合同作戦遂行能力向上のため訓練規模を縮小して22日から連合編隊群総合演習を2週間の日程で行っているという。 韓国空軍が23日、毎年4月末から5月初めにかけて実施していたMax Thunder演習を代替する連合編隊群総合演習を実施していると発表した。 今回の演習はMax Thunderより規模が縮小され、昨年のMax Thunder演習にはF-22をはじめF-15K、F-16など米韓空軍戦闘機100機が参加したが、今回の演習にはF-22などは参加しないという。
 北朝鮮はMax Thunder演習を北侵爆撃演習だとして恐れており、これ口実に南北高官級会談を一方的に中断していた。
2019.04.24 朝鮮日報

(Yahoo)

在韓米軍が平沢基地で THAAD 展開訓練、北をけん制か <1905-042403>
 在韓米軍が第8軍司令部のある平沢市のCamp HumphreysTHAADの展開訓練を行ったことが23日までに確認された。 在韓米軍関係者は、第35防空砲兵旅団D中隊が今月20~27日に擬製弾を用いた展開訓練を行ったと語った。
 米軍のTHAAD展開訓練は今年初めから本格的に実施されているが、THAADのレーダと発射機が正式配備された星州ではなく平沢基地で訓練が実施されたのは異例だある。
2019.04.23 朝鮮日報 韓国国防部がレーダー運用指針を日本に通知、対立再燃か <1905-042301>
 読売新聞が22日、韓国国防部が防衛省に対して1月に、日本の哨戒機が韓国の艦艇の3nm以内に接近したら
FCSレーダを照射するという内容からなるレーダ運用指針を伝えていたと報じた。 またハリス駐韓米大使がこの問題で鄭国防相に懸念を伝えたとも報じている。
 「哨戒機・レーダ照射」問題にまたも火が付き、日韓対立が増幅されかねないという懸念が強まっている。
朝鮮日報
朝鮮日報
2019.04.17 Jane's Defence Weekly South Korea begins ground trials for KAH <1906-041709>
 韓国KAI社がAirbus Helicopters社製H155双発ヘリを元に開発している軽攻撃ヘリ
LAHの地上エンジン試験が開始され、4月8日にその画像が公開された。
 2018年12月18日に試作一号機がロールアウトしたLAHは、機首に20mmガトリング砲が取り付けられたほか、ロケット弾ポッドを搭載する補助翼が付けられている。
2019.04.17 Jane's Defence Weekly DSME to deliver three more submarines to Indonesia <1906-041701>
 韓国大宇造船海洋 (
DSME) 社が4月12日、インドネシアからType 209/1400の二次分3隻をKRW1.162T ($1.02B) で受注した。 3隻は2026年末に完納する。
 この契約が行われたのは2011年に$1.1Bで受注した同型3隻の3番艦が、インドネシアの造船企業のPT PAL社で進水した翌日に行われた。
2019.04.12 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国 インドネシアに潜水艦3隻を追加輸出 <1905-041202>
 韓国防衛事業庁 (
DAPA) が12日、大宇造船海洋 (DSME) がインドネシアから1,400t級の潜水艦3隻を受注したと発表した。 受注額は総額$1.02Bになる。
 同社は2011年にも同じくインドネシアから1,400t級潜水艦3隻を受注しており、今回が2度目の輸出契約となる。
2019.04.10 Jane's Defence Weekly Seoul pushes indigenous research and development plan <1906-041009>
 韓国
DAPAが4月2日、軍事科学技術の振興策として研究開発に国内の中小企業に門戸を広げる計画を発表した。
2019.04.05 毎日新聞

(Yahoo)

米韓連携のきしみを懸念 防衛研が「東アジア戦略概観」 <1905-040509>
 防衛研究所が5日に年次報告書東アジア戦略概観を公表した。 報告書では韓国の文政権北朝鮮との融和に傾いていることへの警戒感を示し、在韓米軍と韓国軍の連携を弱めて抑止能力の低下につながりかねないとの懸念を示している。
2019.04.05 産経新聞

(Yahoo)

防衛研究所「米朝交渉は北朝鮮の時間稼ぎの可能性」 <1905-040508>
 防衛研究所が5日に東アジア戦略概観 2019を発表した。 昨年6月の初の米朝首脳会談に関しては、北朝鮮に核やミサイル開発を継続しつつ経済状況を立て直すための時間稼ぎとして利用される可能性があると警鐘を鳴らした。
 また、北朝鮮産石炭の密輸入韓国政府が見逃したとされる問題などに触れ、韓国は制裁をなし崩し的に緩めようとしているのではないかという疑念を米国に持たれているようだと分析し、昨年12月に発生した韓国海軍駆逐艦による自衛隊哨戒機への火器管制レーダ照射問題も記述している。
2019.04.02 朝鮮日報

(Yahoo)

ハワイの米海兵隊機、韓国で異例の単独訓練 <1905-040205>
 米海兵隊航空機14機が、先月ハワイから韓国に飛来し訓練を実施していた。 通常なら米海兵隊の航空機は沖縄から朝鮮半島へ飛来していたが、Foal Eagleが実施されない状況で米軍が韓国でこのような訓練を行うのは異例である。 韓国軍は公表しなかったが、米太平洋海兵隊の司令官は2日に韓国国内のセミナーでこうした事実を公開する。
 米軍の戦略偵察機が相次いで朝鮮半島付近に出動していることと併せ、米軍が独自に北朝鮮への軍事的圧力を強めようとしているのではないか、という見方が浮上している。
2019.04 International Defence Review South Korea accelerates airborne sensor, EW programmes <1905-040001>
 韓国地上軍 (
GOC) の責任範囲を200kmまで延伸するのに合わせて長距離偵察が可能なレーダ偵察機の導入を検討しており、1月に公表された2019~2023年を焦点として国防白書ではKRW2T ($1.7B) をかけて4~8機を整備したいとしている。
 候補にはNorthrop Grumman社製E-8C JSTARS、Raytheon社のASTOR、同じくRaytheon社製で大型ビジネスジェット機にHISAR-500 AESAレーダを搭載したISTAR-K、Boeing社がLeonard社と提案しているP-8 Poseidonを元にRaytheon社製AASレーダを搭載した案が挙がっている。
 韓国はこの他に電子戦機の導入も検討しており、これにはBoeing社とBAE Systems社が関心を示している。
2019.03.29 Jane's 360 South Korea receives second A330 MRTT aircraft <1904-032905>
 韓国国防省が3月28日、2015年に4機発注したA330-200
MRTT空中給油機2号機を受領した。
 1号機は1月30日に受領しており、3/4号機も11月と12月に受領するという。
2019.03.29 聯合ニュース

(Yahoo)

「F35A」2機が韓国到着 ステルス機初保有=21年までに40機導入 <1904-032903>
 韓国空軍F-35Aの1、2号機が29日午後に、清州の空軍基地に到着した。 2機は22日(現地時間)に米アリゾナ州Luke AFBを出発しハワイなどを経由し総距離13,800kmを飛行した。
 韓国政府は2014年3月に同機を40機購入することを決定した。 20機の追加購入も慎重に検討している。
2019.03.27 Jane's Defence Weekly Seoul expands import substitution drive <1905-032714>
 韓国
DAPAが3月18日、武器輸出の促進のため輸出する武器が使用する輸入部品を国産品に切り替えると発表した。
 2019年には砲システムのスリップリングなど92品目が対象になるという。
2019.03.27 Jane's Defence Weekly Soth Korean MND details next-gen technology drive <1905-032710>
 韓国国防省が3月18日、2018年中頃に発表したDefense Reform 2.0計画に基づく次世代軍事技術の開発を振興する計画を発表した。
2019.03.27 中央日報

(Yahoo)

韓国次世代戦闘機事業に参加したインドネシア、契約条件の再協議要求 <1904-032704>
 韓国KFXの共同開発に参加しているインドネシアが現在の契約条件が不利だとして再協議を要求している。 インドネシア政府の再協議案は韓国に支払う分担金は減らしつつ、技術移転は増やす内容である。
 インドネシアは現在、全体事業費8兆8,304億ウォン(8,600億円)の20%にあたる1兆7,338億ウォンを分担することになっているが、インドネシアはこれを減額すると明らかにした。 また分担金完納期限を2026年から2031年に遅らせるように再交渉するという。
【関連記事:1903-012304 (JDW 2019.01.23)】
2019.03.20 Jane's Defence Weekly Hyubdai advances proposed acquisition of DSME <1905-032016>
 韓国大宇造船 (
DSME) と韓国国営開発銀行 (KDBKDB) が3月8日、KDBが保有しているDSME株を現代重工 (KDBHHI) の親会社であるHHIホールディング社に売却することで最終合意した。 KDBが現在保有しているのはDSME株の55.7%で、売却によりその保有比率は18%になる。 一方HHIはDSME株の28%を保有する筆頭株主になる。
 HHIによると買収額はKRW2T ($1.7B) になると見られる。
2019.03.18 中央日報

(Yahoo)

韓国型戦闘機事業「試製1号機」 2021年出庫 <1904-031805>
 韓国空軍の主力戦闘機として開発されているKFXの試作1号機2021年にロールアウトする。
 韓国防衛事業庁 (
DAPA) は18日の国会国防委員会業務報告で、航空機システム基本設計の審査を終え現在は試製機製作のための詳細設計を進行中とし、9月に詳細設計を審査し2021年に試作1号機をロールアウトする計画であることを明らかにした。
2019.03.13 Jane's 360 Saab positions GlobalEye for South Korea <1904-031309>
 韓国は2011年以来E-7 Peace Eye
AEW&Cを装備しているが、AEW&Cの増強のため2017年にDAPARfIを発簡している。
 これに対しSaab社が3月12日、GlobalEye AEW&C機を韓国空軍の要求に合わせ提案したことを明らかにした。
【註】
 現在韓国が装備しているE-7 Peace EyeはBoeing 737にSaab社製EriEyeレーダを搭載したAEW&C機で、EriEye-ERをBombardier社製Global 6000に搭載したGlobalEyeとの大きな差は機体の違いだけと思われる。
【 GlobalEye 関連記事:1604-022901 (AW&ST 2016.02.29)】
2019.03.06 聯合ニュース

(Yahoo)

官・民・軍の有事対応訓練初実施へ 韓米演習は廃止=韓国 <1904-030602>
 韓国政府関係者が6日、5月27日から30日までの4日間、官民軍が参加する新たな形態の乙支太極演習を初じめて実施することを明らかにした。
 毎年8月に韓米両軍の合同指揮所演習乙支 (Ulchi) Freedom Guardian(UFG)に合わせて実施されてきた韓国政府の演習「乙支演習」を、通常5月に行う韓国軍単独の指揮所演習「太極演習」と統合する。 これに伴いUFGは廃止される。
2019.03.03 聯合ニュース

(Yahoo)

韓米 あすから大規模演習に代わる「同盟」実施 <1904-030303>
 韓国軍合同参謀本部と米韓連合司令部が3日、中止を決めたKey Resolve
CPXに代わる演習同盟を4日から開始すると発表した。
 危機管理演習などの準備を終えた同盟は12日まで、週末を除く7日間実施される。
2019.03.03 聯合ニュース

(Yahoo)

韓米 大規模定例合同軍事演習の中止決定=北朝鮮に配慮 <1904-030302>
 米韓軍事当局が3日、韓国の鄭国防部長官と米国のシャナハン国防長官代行が2日に電話会談を行い、両軍が毎年春に実施している二つの大規模合同軍事演習の中止を決定したと発表した。
 中止するのは指揮所演習 (
CPX) のKey Resolveと実員演習のFoal Eagleで、Key Resolveは韓国式の名称に変えて3月4日から7日間実施する。 Foal Eagleも名称を変更した小規模な演習年間を通じて実施するという。
2019.03.01 聯合ニュース

(Yahoo)

韓米合同指揮所演習 名称変更し4日から実施=日程も短縮 <1904-030103>
 米韓合同指揮所演習として毎年上半期に実施されていたKey Resolveの名称が19-1演習に変更され、4日から実施される。
 19-1演習はKey Resolveと同じくコンピューターシミュレーションを使った指揮所演習 (
CPX) である。
2019.02.28 Stars & Stripes Pentagon plans scaled-back spring training exercise in South Korea as Trump-Kim negotiations falter <1903-022810>
 米国防総省当局者が、ハノイで行われた2回目の米朝首脳会談合意無く終了したのちに、3月に予定されている韓国軍との合同演習(註:Foal Eagle)は規模を縮小するものの予定通り実施すると述べた。 Foal Eagleでは近年、11,500名の米軍と290,000名の韓国軍が参加している。
 またKey Resolveとして知られてきた
CPXも縮小するものの予定通り実施するという。 Key Resolveには昨年、12,200名の米軍と10,000名の韓国軍が参加た。
 Foal EagleやKey Resolveと同規模の毎年秋に行われるUlchi Freedom Guardianは昨年中止された。
2019.02.27 Jane's Defence Weekly South Korea outlines commitment to export reforms <14.pdf>1904-022714>
 韓国が防衛装備の輸出拡大のため管理費の大幅削減を検討している。
 一例として現在価格の2~5%を課している技術費を1~3%に削減することを検討している。
2019.02.27 Jane's Defence Weekly KAI starts production of KFX prototype <1904-022711>
 KAI社が2月14日、KFX試作1号機製造開始されたと発表した。 ロールアウトは2021年で、2026年中頃に開発を完了する計画である。
 KAI社は2026~2032年に当初分としてF-4EやF-5Eと換装する120機を生産する計画である。
2019.02.25 中央日報

(Yahoo)

中国軍用機、また韓国防空識別圏に…鬱陵島・独島の間を初めて通過 <1903-022502>
 中国軍用機が昨年12月に続いて2ヵ月ぶりに韓国防空識別圏 (KADIZ) に再び進入した。 韓国合同参謀本部によると23日08:03に中国軍用機1機が離於島南西からKADIZに進入した後、08:27に離脱した。
 その後、日本防空識別圏 (JADIZ) 内を飛行したのち、09:34に浦項市東83kmからKADIZに再び進入し、鬱陵島と竹島の間を通って鬱陵島北東111kmまで北進した後は反転して抜け出ていった。
2019.02.25 産経新聞 海自観艦式、韓国を招待せず レーダー照射で溝 <1903-022501>
 複数の政府関係者が24日、防衛省今年10月に開く海上自衛隊の観艦式に、韓国海軍を招待していないことを明らかにした。 防衛省はすでに米国やオーストラリア、インド、シンガポールなどに加え中国にも案内を出しているが、韓国の招待は見送っている。
 前回の2015年の観艦式には、米豪印仏のほか韓国海軍の駆逐艦も参加していた。
2019.02.20 聯合ニュース 韓米合同軍事演習 名称変更し来月実施へ <1903-022005>
 毎年上半期に実施されていた米韓合同演習Foal Eagle名称が消滅する。 これまでFoal Eagleの期間中に実施していた合同演習のうち、大隊級以下の演習は例年通り実施するという。
 一方、全面戦に備えた米韓合同指揮所演習として毎年上半期に実施されていたKey Resolveは名称を19-1演習に変更し、防御を中心に3月に実施される。
2019.02.15 東亞日報 キー・リゾルブに参加する米兵力の一部が韓国入り…軍筋「韓米演習はいつも通り実施が有力」 <1903-021503>
 最近、3月4日から10日間行われる米韓合同軍事演習Key Resolveの事前準備を担う米先遣隊が韓国入りした。 これにより事実上演習が開始されたとの観測が流れており、演習開始日に合わせて米増援部隊の展開や演習シナリオの点検など事前手続きが着々と進んでいるという。
 軍消息筋は、27~28日にベトナムで開かれる米朝首脳会談のために合同軍事演習の中止説が出ているが、現在まで準備は正常に進んでいることを明らかにした。
2019.02.13 日経新聞 F35 戦闘システム部品の整備拠点に 米政府が日本を選定 <1903-021307>
 防衛省が13日、F-35が搭載する戦闘システムの部品のアジア太平洋地域の整備拠点日本国内に設置することを米政府が決めたと発表した。 拠点の設置場所など詳細は今後詰めるが、三菱電機が2025年以降に受注する見通しである。
 アジア太平洋地域のF-35整備は、機体は三菱重工業エンジンはIHIが担うことがすでに決まっている。
2019.02.13 中央日報

(Yahoo)

韓国、F-35 ステルス戦闘機整備国に選定 <1903-021306>
 韓国防衛事業庁 (
DAPA) が13日、Team ROKが地域のF-35構成品の第2段階整備業者に公式に選定されたと明らかにした。 韓国が2016年11月の第1段階業者選定時は射出座席の1品目だけだった
 Team ROKはHunpha、大韓航空、LIG Nexone、現代などの共同企業体で、今回の整備業者選定の結果米国政府から17分野の398品目が割り当てられることになった。
2019.02.12 中央日報

(Yahoo)

北核・ミサイル対応の戦略軍司令部創設公約…文大統領が撤回 <1903-021202>
 文大統領が大統領選挙で公約にした戦略軍司令部の創設なくなった。  韓国国防部が11日、「戦略軍司令部の創設を推進するのか」という中央日報の質問に対し「戦略軍司令部を創設しないことにし、代案を準備している」という立場を明らかにした。
 戦略軍司令部は北朝鮮の核やミサイルの脅威に対抗するため、有事の際、北朝鮮の指揮部とミサイルを打撃する任務を担う予定だったが、南北関係の変化が戦略軍司令部の創設に影響を及ぼしたという見方が出ている。
2019.02.06 Jane's Defence Weekly Hyunsai Heavy Industries agrees to take over DSME <1903-020608>
 韓国現代重工 (HHI) 社がライバルの造船企業の大宇造船 (DSME) 社を買収する予備契約に署名したと、両社が1月31日に発表した。 買収額は$2Bという。
2019.02 International Defence Review KAI rolls out Light Attack Helicopter prototype <1903-020001>
 KAI社が2018年12月18日に泗川市の同社工場で、試作中の軽攻撃ヘリ
LAHを公開した。
 MTOWが4,900kgのLAHは2015年6月に開発を開始し、2016年8月に基本設計を完了、2018年11月に試作機の組み立てが完了した。
 今後2019年5月に初飛行して2022年7月まで飛行試験が続けられる。
2019.01.31 Jane's 360 Hyundai Heavy Industries agrees to take over DSME <1902-013105>
 韓国の現代重工 (HHI) が大宇造船 (DSME) を買収することに合意し、1月31日に両社と国営の韓国開発銀行 (KDB) で
MoUに署名した。
 買収額はKRW2T ($1.8B) 以上になる模様で、買収は6ヶ月以内に完了する。
2019.01.30 Jane's Defence Weekly Seoul begins production of home-grown C2A systm <1903-013008>
 韓国
DAPAが1月22日、国内で開発した指揮統制警報 (C2A) システム量産を開始したと発表した。 2018年12月に12月に当初分12個システムの契約が行われた。
 C2Aシステムは韓国が2011~2017年にKRW32.9B ($29.1M) かけて開発したシステムズ、従来音声通信で行い伝送に3分かかっていたのをディジタル化して30秒に短縮している。
2019.01.30 Jane's Defence Weekly Seoul releasesimages of 'threatening close-distance flight' by Japanese MPA <1903-013004>
= 韓国と日本の艦船トラブルに関する記事 =
 韓国国防省が1月24日、海上自衛隊のP-3Cが1月23日に黄海の蘇岩礁付近で、韓国海軍駆逐艦に"脅威を及ぼす低空飛行"で接近したと称する5枚の画像を公開した。
 韓国国防省によると1月に入ってこの種の飛行が3回目になるという。
2019.01.28 中央日報

(Yahoo)

「世界国防費支出トップ10」で断トツ1位は米国…韓国と日本は? <1902-012803>
 韓国国防技術品質院が配布した「2018世界防衛産業市場年鑑」によると、韓国の国防費は2017年に$39.2Bを支出して世界10位に入った。 米国が$611Bで1位を守り、中国が$222.8Bで2位であった。 昨年4位だったサウジアラビア ($69.4B) がロシア ($66.3B) を僅差で追い抜き3位に浮上し、5位インド ($63.9B)と6位フランス ($57.8B) が前年度とは違って順位が入れ替わり、7位は英国 ($47.2B) 、日本は$45.4Bで8位、9位はドイツ ($44.3B) であった。
 また、過去10年間の国防費支出増加率中国が110%、インドが45%、ロシアが36%であった。
2019.01.23 Jane's Defence Weekly South Korean MND details five-year spending plan <1903-012308>
 韓国国防相が1月11日、2019~2023年5ヵ年間の国防支出計画を公表した。 総額はKRW370.7T ($242B) で、過去10年間の平均上昇率が4.9%であったのに対し7.5%増となっている。 初年度にあたる2019年はKRW46.7Tと前年比8.2%である。
 研究開発費にはKRW21.9Tが配当されており、国防費全体に占める研究開発費の割合2019年には6.9%であるのが2023年には8.5%までに増える。
2019.01.23 Jane's Defence Weekly Indonesia resumes KFX payments <1903-012304>
 インドネシアが韓国のKFX計画に復帰した。 KAI社はインドネシア国防省から2018年末に分担金KRW132B ($118M)を受領し、2019年内にインドネシアの開発要員150名が韓国へ渡るという。
 またKAI社によると計画に従事しているインドネシアの技術者が、元々の28名から72名に増加している。
2019.01.21 産経新聞 韓国レーダー照射、水掛け論に区切り 再発防止、なお課題 <1902-012104>
 防衛省が韓国海軍駆逐艦によるP-1哨戒機への
FCSレーダ照射問題について21日、「これ以上協議を継続しても真実の究明に資するとは考えられない」とする最終見解を公表した。
 日本が韓国との協議を打ち切ったのは、不毛な水掛け論に一定の区切りをつけるためである。
 この問題では、攻撃準備行動ともいえるレーダ照射を曖昧な幕引きは許されず、政府は韓国に対し引き続き真相究明と再発防止を強く迫る姿勢を求める。
2019.01.15 聯合ニュース

(Yahoo)

18年版国防白書 「北朝鮮は敵」の文言削除=韓国 <1902-011502>
 韓国国防部が15日、2018年版の国防白書を刊行したと発表した。 2018年版からは「北朝鮮は敵」という文言が削除され、Kill Chainや大量反撃報復(KMPR)などの用語も消えた。
 兵力については、現在599,000名の常備兵力を2022年までに500,000名に削減する。 陸軍が464,000から365,000に、海軍、空軍、海兵隊は現在の規模が維持される。
2019.01.14 Jane's 360 Indonesia resumes KFX payments <1902-011407>
 KAI社が1月14日、インドネシアKFXの共同開発復帰することを明らかにした。
 インドネシア国防省は2018年末に開発分担金KRW132B ($118M) をKAI社に送金しており、2019年中に開発に当たる技術者150名が韓国入りするという。
2019.01.13 聯合ニュース

(Yahoo)

ステルス機 韓国初配備へ=「F35A」2機が3月到着 <1902-011302>
 複数の韓国軍関係者が13日、韓国空軍が昨年末にLockheed Martin社から引き渡されたF-35A 6機のうち2機3月末韓国に到着することを明らかにした。
 4~5月に実配備される予定である。
2019.01.11 聯合ニュース 向こう5年で国防費26.2兆円投入へ 年平均7.5%増=韓国 <1902-011102>
 韓国国防部が11日、2019~2023年国防中期計画を発表した。 同期間に投入予定の国防費は総額KRW27.7T(26兆2,000億円)で、内訳は自主国防に向けた兵器システムの戦力化事業などに充てる防衛力改善費がKRW94.1T、人件費を含む戦力運営費がKRW176.6Tになる。
 各年の国防費は2019年がKRW46.7T、2020年がKRW503.T、2021年がKRW54.1T、2022年がKRW57.8、2023年がKRW61.8Tと策定され、同期間の年平均の国防費増加率は前年比7.5%と、直近10年間の年平均増加率4.9%を大きく上回る。
【註】
 同じ5年間の我が国の中期防は、総額を総額27兆4,700億円としながらも、実際の各年度予算では25兆5,000億円に抑制するとしている。 また防衛費の伸び率も韓国が年平均7.5%としているのに対し、平成31年度の政府原案では1.3%増に過ぎない。
 このことから、今後5年以内に我が国の防衛費は韓国に抜かれ、その後もリードを広げられると見られる。
2019.01.09 Jane's Defence Weekly South Korea completes prelominary design for second batch of KSS-Ⅲ submarines <1902-010916>
 韓国
DAPAが2018年12月26日、DSME社に発注したKSS-Ⅲ二次生産型基本設計を完了したと発表した。 一番艦の建造は2019年後半に開始される。
 DAPAは二次生産型の建造数を明らかにしていないが、2018年9月14日に進水した一次分が3隻建造されることから、二次分の建造も3隻と見られる。
 KSS-Ⅲ二次生産型にはリチウムイオン電池が採用されている。
2019.01.09 Jane's Defence Weekly Seoil approves plan to develop KDDX destroyers <1902-010915>
 韓国
DAPAが2018年12月26日に、6隻建造する次世代駆逐艦KDDX計画を承認した。 KRW1.8T ($1.59B) のKDDXは2020年末までに開発を開始し、6隻2030年代中頃から末までに就役させる計画である。
 KDDXは全長155m、全幅18.8m、排水量8,000tで、中型ヘリ1機を搭載する。
2019.01.09 Jane's Defence Weekly Seoul completes Haegung system <1902-010907>
 韓国
DAPAが2018年12月24日、2003年から装備しているRolling Airframe Missileの後継となるK-SAAM Haegung (Sea Bow) の開発を完了したと発表した。
2019.01.08 Jane's 360 South Korea sets up new ground command <1902-010805>
 韓国陸軍に新たな組織である陸戦司令部 (
GOC) が1月8日に正式に発足した。
 これは韓国政府のDefense Reform 2.0計画に基づくものでGOCは第1軍及び第3軍を隷下に置く。 司令官には第3軍団司令官であった金大将が任命された。
2019.01.04 Jane's 360 Thailand's first South Korean-made frigate heads home <1902-010403>
 タイが韓国に発注していたDW3000フリゲート艦韓国を出航して2018年12月25日に香港に到着した。
 このフリゲート艦は予定通り2019年初期にタイ海軍で就役することになる。
【註】
 大宇造船所で建造したフリゲート艦Tachinは満載排水量3,700tで、76mm砲のほか8セル32発のSeaSparrow用VLS、20mm CIWS 1基、30mm単装機銃2門などを装備し、速力30ktの性能を持つ。
2019.01.02 Jane's Defence Weekly KAI rolls out Light Attack Helicopter for South Korea <1902-010212>
 KAI社で2018年12月18日、韓国陸軍の軽攻撃ヘリ
LAHがロールアウトした。
 LAHはAirbus社のH155(旧名称EC155 B1)を元に開発されたもので、機首にEO/IRセンサと20mm砲、両スタブにロケット弾ポッド、胴体と機尾にミサイル警報受信機を搭載している。
 韓国陸軍は214機を2022~2023年から装備する計画だが、Airbus社は300~400機の輸出を見込んでいる。
2019.01.02 時事通信

(Yahoo)

韓国国防省「低空飛行」で日本に謝罪要求=哨戒機レーダー照射問題 <1902-010202>
 韓国国防省が2日、海上自衛隊のP-1が韓国駆逐艦から
FCSレーダの照射を受けた問題で声明を出し、哨戒機が人道的な救助活動中だったわが国の艦艇に対し、威嚇的な低空飛行をしたとして謝罪を要求、実務協議の開催を呼び掛けた。
 また、わが国の艦艇は哨戒機にFCSレーダを照射しなかったと重ねて否定し、日本はこれ以上、事実を歪曲する行為を中止すべきだと主張した。
 韓国国防省が日本への謝罪要求という強硬対応に転じたことで、日韓間の対立が一層深刻化し、防衛協力全般に影響が及ぶ懸念も出てきた。