2018年の韓国情勢に関する報道

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2018.12.28 読売新聞

(Yahoo)

北漁船を普段から救助か…知られたくなかった? <1901-122804>
 防衛省が12月28日に
FCSレーダの照射問題で映像を公開した。 ビデオでは乗員が韓国駆逐艦に対し、三つの周波数で「行動の目的は何ですか」などと英語で問い合わせたが、韓国側からの応答はなかった。
 現場は大量の北朝鮮漁船によるイカの密漁が問題となっている好漁場の大和堆の周辺で、日本政府関係者は「韓国軍北朝鮮漁船の救助普段から関わっている可能性があり、日本に知られたくなかったのではないか」と分析している。
2018.12.26 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国型次期駆逐艦6隻 国内研究開発を決定=20年代に戦力化 <1901-122602>
 韓国防衛事業庁 (
DAPA) が26日、韓国の次期駆逐艦 (KDDX) 6隻は海外からの購入ではなく、国内で開発することを決定した。
 KDDXは一番艦が2020年代後半に就役する。
2018.12.26 聯合ニュース

(Yahoo)

次期3千トン級潜水艦の基本設計完了 19年後半から建造予定=韓国 <1901-122601>
 韓国防衛事業庁 (
DAPA) が26日、9月に進水した初の3,000t級潜水艦島山安昌浩(KSS-Ⅲ Batch 1)よりも高性能な次期3,000t級潜水艦 (KSS-Ⅲ Batch 2) の基本設計を完了したと発表した。 2019年後半に建造に入る。
 KSS-Ⅲ Batch 2の国産化率は80%で、Batch 1の76%を上回る。
【関連記事:1810-091401 (中央日報 2018.09.14)】
2018.12.24 Aviation Week & ST South Korean defense budget rises despite thaw with North <1902-122404>
= 韓国2019年度国防予算での主要事業を紹介した記事 =
Chunggung Block 2
 Chunggungを発展させたBMD迎撃弾
Hyunmu 4
 韓国には玄武-2 BMと玄武-3 CMがあり、玄武-2Cは射程が800kmであるが、玄武-4は新型BMと言うだけでなにも分かっていない。
【註】
 ChunggungはCheongungとも呼ばれる中距離SAM (KM-SAM) で、ロシアAlmaz-Antey社の支援でS-400やS-350Eで使用している9M96を元にして開発された。
 玄武-4なのかは定かではないが、2017年9月に玄武-2Cの弾頭を2tに大型化する案を検討中だと報じられている。
【関連記事:1710-090603 (RC 2017.09.06)】
2018.12.24 聯合ニュース

(Yahoo)

艦艇から誘導弾・航空機迎撃 独自技術で防衛用誘導弾開発=韓国 <1901-122404>
 韓国
DAPAが24日、艦載SAM海弓を独自開発したと発表した。 海弓は垂直発射方式で射程は20km、来年に量産を始め、2021年から護衛艦や揚陸艦に順次配備される。
 海弓はRAM代替として2011年から開発が進められてきたもので、外国の同種の兵器と比べても劣らない性能を持たせた。
2018.12.23 日経新聞 「日本の哨戒機が威嚇飛行」 韓国軍関係者が反論 <1901-122301>
 韓国の聯合ニュースが複数の韓国軍関係者の話として23日、海上自衛隊のP-1哨戒機が韓国海軍の駆逐艦に
FCSレーダを照射された問題で、日本の哨戒機は我々の艦艇が捜索救助作戦を開始したずっと後に接近し、我々の艦艇の上を飛行するなど、むしろ日本側が威嚇的だったと報じた。
 それによると、韓国の艦艇は20日に遭難した北朝鮮の船舶を救助するため、マニュアルに従って航海用レーダとFCSレーダをフル稼働させていたが、海自の哨戒機が接近してきたため、識別のため光学カメラで哨戒機を撮影した際、それに連動してFCSレーダが稼働したもので、哨戒機には照射しなかったという。
【註】
 一般に目標からの光を追随するだけで自身はなにも発しない(パッシブ)センサである光学センサに対し、自身が電波を発する(アクティブ)レーダは相手に電波を捕捉される弱点を有する。
 このためアクティブセンサが作動するとパッシブセンサが連動することはあっても、パッシブセンサに連動して自動的にアクティブセンサが作動することはあり得ない。
 この意味で韓国軍の言い分は虚偽である。
2018.12.22 時事通信

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韓国艦の火器レーダー照射、数分間に複数回=意図的か、外務省局長抗議へ <1901-122202>
 政府関係者が22日、海上自衛隊哨戒機が韓国駆逐艦から
FCSレーダの照射を受けた問題で、海自機は数分間にわたり複数回照射を受けていたことを明らかにした。 防衛省は韓国側の意図的な行動だったことを示す事実として捉えており、外務省が韓国側に直接抗議する。
 防衛省は22日、韓国側の「哨戒機を追跡する目的でレーダを使用した事実はない」との主張に反論する文書を発表した。 北朝鮮の遭難漁船を捜索するためだったとの韓国メディアの報道を念頭に、FCSレーダは広範囲の捜索に適するものではなく、防衛省内では故意だと疑わざるを得ないかなり苦しい言い訳だとの声も出ている。
【関連記事:0621-101803 (朝鮮 2006.10.18)】
2018.12.22 時事通信

(Yahoo)

漁船捜索でレーダー照射=当局「日本は過剰反応」―韓国紙 <1901-122201>
 韓国駆逐艦が日本海で海上自衛隊哨戒機に
FCSレーダを照射した問題で、朝鮮日報は22日、駆逐艦が北朝鮮の遭難漁船を捜索するため、一般レーダよりも精密なFCSレーダーを稼働させ、哨戒機がその半径に偶然入ってきたとする韓国軍関係者の話を伝えた。
   同紙によると、韓国軍関係者はFCSレーダを作動させたのは事実だが、日本の哨戒機を狙う意図はなかったと説明し、日本側が日本の排他的経済水域(EEZ)内で照射を受けたと発表したことについて、駆逐艦が遭難船救助のため、通常の作戦海域よりも東側に進んだのは事実だが、日韓のEEZの中間水域で起きたことだと反論し、日本の反応は度を越している側面があるという認識を示したという。
2018.12.21 時事通信

(Yahoo)

韓国艦、海自機にレーダー照射=無通告、岩屋防衛相が非難―「通常作戦中」と反論 <1901-122104>
 海上自衛隊のP-1が能登半島沖の日本の排他的経済水域 (
EEZ) 内で、韓国海軍の駆逐艦からFCSレーダの照射を受けた事件で、外務省など複数のルートで強く抗議したのに対し、韓国国防省報道官室は、通常の作戦活動中で海自哨戒機を追跡する目的で運用した事実はないと説明、危険性を強く主張する日本側と立場の違いを際立たせた。
 ただ、誤解がないよう十分に説明するとも表明した。
2018.12.21 毎日新聞

(Yahoo)

海自哨戒機P1に韓国軍艦艇が火器管制レーダーを照射 <1901-122103>
 防衛省が21日夜、P-1が20日15:00頃に能登半島沖で警戒監視活動中、韓国海軍の駆逐艦から射撃照準用射撃管制 (
FCS) レーダで照射されたと発表した。
 岩屋防衛相は21日夜、不測の事態を招きかねない極めて危険な行為と韓国側に強く抗議したと述べた。
2018.12.20 ロイタ通信

(Yahoo)

韓国、米と合同軍事演習の規模縮小を協議=国防省 <1901-122004>
 韓国国防省が20日、来年の米国との定例の合同軍事演習について、Foal Eagle演習を含めて縮小する可能性を協議していると明らかにした。 指揮所演習 (
CPX) は2回実施する方針を示した。
 マティス米国防長官は先月、来年のFoal Eagleは範囲を縮小して、北朝鮮との外交関係に悪影響が及ばないようにする考えを表明していた。
2018.12.19 Jane's Defence Weekly Seoul to buy SM-2s for second batch of KDX-3 destroyers <1902-121907>
 韓国
DAPAが12月7日、KDX-3駆逐艦の2次建造分3隻SM-2MR Block ⅢBを装備することにしたと発表した。 この3隻は2023~2027年に就役する。
 米国防総省は10月30日に韓国にAegis Combat System Baseline K2を$365.7MのFMSで売却すると発表している。  2008~2012年に就役した3隻のKDX-3はAegis Baseline 7.1を装備している。
2018.12.19 Jane's Defence Weekly HHI awarded contract to build final two FFX-Ⅱ frigates for RoKN from 2020 <1902-121903>
 現代重工 (HHI) が12月13日にFFX-Ⅱフリゲート艦で最終となる7番艦と8番艦艦の2隻をKRW633.5B ($563M) で受注したと発表した。 5番艦と6番艦は大宇造船 (DSME) がKRW631.5Bで受注している。
 FFX-Ⅱは基準排水量2,800t、満載時3,650tで、Mk 45 Mod 4 127mm砲とPhalanx
CIWSを1基ずつと16セルVLSを装備し、速力30ktの性能を持つ。
2018.12.05 Jane's Defence Weekly South Korea to procure additional Green Pine radars <1902-120508>
 韓国
DAPAが11月27日、Elta社にEL/M-2080 Green Pineレーダ2基を追加発注したと発表した。 納期は2020年代初期になる。 この2基はBlock-C型で、契約額はKRW330B ($292M) と言う。
 韓国は2012年にもGreeb Pineレーダ2基を$200Mで発注しているが、これはBlock-Bで、Block-Cは捕捉距離が伸び、追随システムが向上している。
2018.12.03 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国空軍きょうから単独訓練 韓米合同演習の中止を補う <1901-120301>
 韓国軍合同参謀本部が3日、韓国空軍が同日から7日にかけ戦闘準備態勢総合訓練を実施すると発表した。
 米韓は毎年12月に実施する定例の合同空軍演習Vigilant Aceを今年は行わないことにしており、今回の総合訓練はこれを補う意味で実施する韓国空軍の単独訓練となる。
2018.12 International Defence Review South Korea's K9 self-propelled artillery production to roll into 2021 <1902-120004>
 韓国Hanwha社製K9 Thunder 155mm/52口径
SPHが国内外で受注数が2,000両を超え、少なくとも2021年まで生産が継続される。
 K9は韓国陸軍が装備していたBAE Systems社製M109A2 155mm/39口径SPHより射程が画期的に長く、エスニア、フィンランド、インド、ノルウェー、ポーランド、トルコの各国が装備しているほか、オーストラリア、エジプト、マレーシア、スペイン、UAEの各国でも試験を行っている。
 更に米国もK9を用いたNAMMO 155mm HE-ER弾の発射試験を行っている。 NAMMOはねじ込み取り付け式のベースブリードユニットで、射程を40kmにまで伸ばせる。
2018.11.28 Jane's Defence Weekly South Korea's DAPA launches military export agency <1901-112817>
 韓国
DAPAが11月19日、武器輸出の推進を担当する部局DExPro立ち上げた。
2018.11.28 Jane's Defence Weekly RoKN receives fourth and final LST-2 class tank landing ship <1901-112806>
 韓国LST-2揚陸艦で四番艦にして最終艦が11月21日にHHI社から
DAPA引き渡された。 就役は1Q/2019年に予定されている。
 基準排水量4,900tのLST-2は全長127m、全幅19.4m、喫水5.4mで、速力23kt、12kt航行時の航続距離8,000nmの性能を持ち、完全武装兵300名戦車2両水陸両用戦闘車8両ヘリ2機を搭載できる。
2018.11.28 朝鮮日報

(Yahoo)

75トン・エンジン試験用ロケット、無事打ち上げ <1812-112803>
 純韓国国産ロケット「ヌリ号」の75tエンジンの試験ロケットが28日午後4時に、全羅南道高興郡外羅老島の羅老宇宙センタから打ち上げられた。
 2013年1月30日に発射に成功した羅老号以降、韓国国内から宇宙ロケットが打ち上げられるのは5年10ヵ月ぶりで、28日に発射された試験ロケットはヌリ号に使われる75t液体燃料エンジン1基に同重量の疑似負荷が付いている。
2018.11.27 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国軍 イスラエル製早期警戒レーダー2機を追加購入へ <1812-112709>
 韓国
DDAPAが27日、について、イスラエル製Green Pine BMEWレーダ2基追加購入することを決めた。
 韓国軍は既に2基のGreen Pineを装備しているが、今回導入される機種は探知距離が800km以上で、600km以上だったこれまでの機種よりも性能が上がっているため、上昇段階にあるBMを捕捉することができる。
2018.11.27 中央日報

(Yahoo)

韓国政府、米爆撃機の韓半島上空飛行中断を要請 <1812-112706>
 米太平洋空軍司令官が26日、韓国政府の要請により米軍爆撃機の朝鮮半島上空飛行を中断させたと話した。
 米空軍はB-1BとB-52、B-2などの戦略爆撃機をグアムに配置し、朝鮮半島一帯で定期的に訓練を行ってきた。 特に北朝鮮の核とミサイルの試験がある際に、朝鮮半島への展開して北朝鮮への圧力レベルを高めてきた。
2018.11.22 ロイタ通信

(Yahoo)

米韓合同演習「フォールイーグル」、来年は範囲縮小=米国防長官 <1812-112201>
 マティス米国防長官が21日、韓国と毎年春に行う合同演習Foal Eagleについて、来年は範囲を縮小して、北朝鮮との外交関係に悪影響が及ばないようにする考えを表明した。
2018.11.21 Jane's Defence Weekly DSME to build two more FFX Ⅱ frigates <1901-112111>
 韓国DSME社が11月14日、FFX-Ⅱフリゲート艦2隻を追加受注したことを明らかにした。 この2隻はFFX-Ⅱの5番艦と6番艦で2022年までに就役する。
 FFX-Ⅱは6隻保有するFFX-Ⅰを大型化した基準排水量2,800t、満載排水量3,650t、速力30ktのフリゲート艦でMk 45 Mod 4 127mm主砲のほかPhalanx 20mm
CIWS 1基を装備している。
2018.11.21 Jane's Defence Weekly KAI wins Indonesian air force deals <1901-112110>
 インドネシアが韓国KAI社にT-50i高等練習機へのレーダと砲の搭載KT-1B 3機をKRW100B ($89M) で発注したことが11月8日に明らかになった。
 インドネシアはこのほかに、2003年以降KT-1B 19機を購入している。
2018.11.16 Defense News New battery can double the operational time of submarines, says South Korea <1812-111605>
 韓国
DAPAが、2020年代中頃に進水する次世代潜水艦KSS-Ⅲに搭載するリチウムイオン電池を開発したことを明らかにした。
 この電池を採用することで潜水艦の戦闘可能時間は従来の鉛蓄電池の二倍に伸びるという。
【註】
 KSS-ⅢはBatch 1の一番艦が9月に進水しており、Batch 1最後の三番艦も2017年6月に進水し、Batch 1全3隻は2020~2024年に完了すると言うことから、リチウムイオン電池搭載艦は続くBatch 2の3隻とBatch 3の3隻になると見られる。
【KSS-Ⅲ関連記事:1707-063004 (中央日報 2017.06.30)】
2018.11.12 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国初の空中給油機到着 北朝鮮はかつて強く反発 <1812-111202>
 韓国空軍が初めて導入した空中給油機A330MRTT1号機が12日午後に釜山の金海空軍基地に到着した。 空軍関係者によると、同機は1ヵ月間の検査後に実戦配備される。 来年にも3機が追加される。
 空軍は既に操縦士や整備士、給油技術者などを選抜して研修を終えている。
2018.11.09 Jane's 360 South Korea navy increases BMD with upgraded Aegis system <1812-110906>
 韓国海軍が10月30日に、新たに建造する駆逐艦でBMD能力の向上を図るためLockheed Martin社に$365.7MでAegis Weapon System Baseline K2を発注した。
 Baseline K2はBaseline 9.C2の韓国型である。
2018.11.04 聯合ニュース

(Yahoo)

南北 非武装地帯の見張り所撤収開始=黄色い旗掲揚 <1812-110405>
 韓国と北朝鮮が4日、非武装地帯 (
DMZ) 内にある見張り所 (GP) のうち、試験的に撤収することにした11ヵ所ずつに黄色い旗を掲げ、撤収手続きを始めた。 国防部は11月末までにGPの兵力や装備の撤収、破壊などの措置を完了し、12月中に双方が検証する手続きなどを終える方針を明らかにした。
 南北は9月19日に署名された軍事分野合意書で、年末までにそれぞれ11ヵ所のGPを試験的に撤収することで合意し、10月26日に板門店で開かれた将官級軍事会談で11月末までに撤収対象のGPを完全破壊することで一致した。
2018.11.04 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国と米国 海兵隊合同演習再開へ=約6か月ぶり <1812-110404>
 朝鮮半島の非核化や平和定着に向けた南北・米朝対話の円滑な推進のために中止していた米韓海兵隊合同演習 (
KMEP) が6か月ぶりに再開される。 韓国軍によると、5日から韓国南東部の浦項で韓国海兵隊と沖縄に駐留している米海兵隊第3海兵遠征軍が参加する訓練を、500名と韓国の水陸両用強襲車 (KAAV) などが2週間実施する。
 KMEP演習は朝鮮半島の非核化や平和定着に向けた外交努力を後押しするため、5月から6ヵ月間中止となっていた。
2018.11.01 東亞日報 「韓国軍の大将が米軍を指揮」 韓米が未来連合司令部の創設で合意 <1812-110101>
 鄭韓国国防部長官とマティス米国防長官米韓安全保障協議会で31日、戦時作戦統制権返還で最大の課題の一つだった未来連合司令部創設に合意し、「未来指揮構造記録覚書改正案」に署名した。 現在、韓国軍と在韓米軍を指揮する米韓連合司令部に取って代わる未来司司令官を韓国軍が担うことで合意したもので、米韓が戦作権返還の条件と関連して初めて意味ある合意である。
 現在の連合司令部は米軍大将が司令官を担い韓国軍を指揮しているが、創設案では韓国軍が司令官を、米軍大将が副司令官を担う指揮体系が明示された。
 当初、他国軍の指揮を受けない米軍の特性上、未来司創設案の合意は実現しないかもしれないという見方が少なくなかった。
2018.11 International Defence Review RoKA unveils new CBRN reconnaissance vehicles <1812-110002>
 韓国陸軍が2018 DX Korea展で2017年に配備を開始したCBRN Recon Vehicle Ⅱ新型
CBRN偵察システムを公表した。 このシステムはK200 IFVを基にしたK216 NBCRVの後継で、車体にはK200A1が使われている。
【関連記事:1703-020106 (JDW 2017.02.01)】
2018.10.31 Jane's Defence Weekly Indonesia to renegotiate KFX/IFX fighter involvement <11812-103113>
 インドネシアの政治法務治安担当調整省が10月19日、現下の経済情勢から韓国と共同で進めているKFX/IFX計画について見直す必要があるとの見解を明らかにした。
2018.10.31 聯合ニュース 南北間の軍事敵対行為 あすから全面中止=韓国当局 <1811-103101>
 韓国国防部が31日、9月に平壌で開かれた南北首脳会談の際に締結した「板門店宣言の履行に向けた軍事分野合意書」いかなる場合でも武力を使用しないとしたことを受け、南北は11月1日午前0時から陸海空での一切の敵対行為を中止すると発表した。
 国防部は、軍事分野合意書に明示された
 ・軍事境界線 (
MDL) 近傍での砲撃訓練や連隊級以上の機動訓練の中止
 ・航空機種別の飛行禁止区域の設定
 ・南北艦艇の出入りが禁じられる緩衝海域内の設定
などを徹底して履行すると伝えた。
2018.10.29 産経新聞

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中国軍機、対馬海峡の上空飛行…自衛隊が緊急発進 首相訪中終えたばかり <1811-102904>
 統合幕僚監部が29日、中国軍機1機東シナ海と日本海を飛行したため、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させたと発表した。 飛行したのはY-9
ELINT機で、東シナ海から対馬海峡を通過し日本海上空を飛行した。
 先の安倍首相の訪中では、習近平国家主席との会談で新たな日中関係構築に向け「脅威ではなくパートナー」などの新3原則を確認したばかりだった。
2018.10.29 聯合ニュース

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中国軍用機1機 韓国の防空識別圏進入=今年6回目 <1811-102903>
 韓国軍合同参謀本部が29日、Y-9
ELINT機と推定される中国軍機1機が同日10:03に済州島北西から韓国防空識別圏 (KADIZ) に入り、10:37ごろに済州島の離於島東方にで識別圏を離れた。
 その後、日本の防空識別圏の内側を飛行し、11:48に浦項の東方93kmの上空で再びKADIZに入った。 北側に機首を向けた中国軍機は江陵東方の上空まで北上後、南に旋回し、最初の進入経路に沿って15:02にKADIZを出た。
2018.10.24 中央日報

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韓米連合訓練に続いて韓国軍の東海岸火力訓練も中止に <1811-102401>
 12月に予定されていた米韓連合航空演習Vigilanr Aceが中止になったなか、韓国軍関係者が24日、東海岸で陸軍と海軍が毎年行ってきた韓国軍の大規模火力演習も中止になったことを確認した。
 昨年4月の陸海合同射撃演習には、陸軍第8軍団をはじめとする前方5個軍団の砲兵部隊から、K239天舞
MLRをはじめ、K163A1九龍130mm MLR、K9 SPHとKH179牽引砲など30門やUAV、ARTHUR-K対砲レーダが参加した。 また海軍からは哨戒艦、高速艦、高速艇など10余隻が参加している。
2018.10.22 朝鮮日報

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インドネシア、韓国との戦闘機共同開発投資を削減へ <1811-102202>
 韓国と次世代戦闘機 (KF-X) の共同開発を進めてきたインドネシアが、新興国の金融不安などによる財政的負担を理由に再交渉に乗り出すことを決めた。 インドネシアは韓国のKF-X開発費8兆5,000億ウォン(8,500億円)のうち20%に当たる1兆7,000億ウォン(1,700億円)を負担することになっており、2026年までの開発計画に支障が懸念される。
 KF-Xの開発が遅れれば、開発にあたっているKAI社などの防衛産業への打撃はもちろん、F-4、F-5など古い戦闘機の退役に伴う戦力の空白もあり得る。
【註】
 インドネシアのK-FX計画からの撤退は4月に「撤退」を表明した (1806-042506) のち5月に「再交渉」を求めている (1807-050905) と報じられていた。
2018.10.20 ロイタ通信

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12月の米韓軍事演習中止、北朝鮮との交渉に配慮 <1811-102001>
 米国防総省が19日、北朝鮮を巡る外交努力を継続するため米国と韓国が12月に予定していた定例合同軍事演習 "Vigilant Ace" の中止を決定したことを明らかにした。
 この日行われたマティス米国防長官と韓国の鄭国防相との会談で決まったという。
2018.10.19 日経新聞 国連軍司令部、飛行禁止区域への態度を留保 <1811-101910>
 朝鮮半島の非武装地帯 (
DMZ) を管轄する朝鮮国連軍司令部が19日、韓国と北朝鮮の国防相が9月に署名した「軍事分野合意書」のうち、地雷撤去や警戒兵力の削減などについては支援すると発表した。 そのうえで、南北による追加の地雷撤去や監視哨所の撤収、警戒兵力の削減、武器撤収、病死者の遺骨発掘への支援を表明した。
 一方、南北が11月1日から実施することで合意した飛行禁止区域の設定については態度を表明しなかった。 偵察能力の低下につながる可能性がある軍事境界線の上空における飛行禁止区域の設定などには言及せず、部分承認にとどまった。  軍事分野合意書では、軍事境界線を挟んだ南北に、固定翼機は東部地域で40km、西部で20km、UAVは東部15km、西部10km、回転翼機は東部、西部ともに10kmの範囲で飛べなくしている。
2018.10.19 聯合ニュース

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米軍との空中訓練 12月に実施予定=韓国空軍 <1811-101908>
 韓国空軍が国会の国政監査で19日、定例の米韓合同航空演習 "Vigilant Ace" を12月の第1週に実施する計画で米国と協議して充実した内容で行うと明らかにした。
 空軍作戦司令部によると、Vigilant Aceには2016年の同訓練に韓国側70機、米国側約100機が、2017年には韓国側約90機、米国側約180機の航空機が参加しており、昨年は米国側からステルス戦闘機F-22とF-35Aも参加したという。
2018.10.19 聯合ニュース

(Yahoo)

無人偵察機「グローバルホーク」4機 19年に導入完了=韓国空軍 <1811-101907>
 韓国空軍が国会の国政監査で19日、Global Hawk 4機の導入来年までに完了する計画であることを明らかにした。 Global Hawkの導入完了後、空軍は2020年までに複数機の
MALE UAVを追加で導入する計画だという。
 空軍はまた、北朝鮮の核やミサイル脅威などに対応したLSAMを2024年までに装備化し、PAC-3も2022年までに導入すると明らかにした。
2018.10.19 聯合ニュース

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来年の韓米合同演習 24回実施=韓国海兵隊 <1811-101906>
 韓国海兵隊司令部が国会の国政監査で19日、連合作戦遂行能力の向上のため、米韓連合訓練を活性化させるとして、来年に米韓海兵隊合同演習 (KMEP) を24回実施する方針を明らかにした。 同演習は2016年に14回、2017年に17回、今年は11回実施されている。
 今年は19回行う予定だったが、朝鮮半島の非核化や平和体制構築に向けた南北、米朝対話を考慮し8回を取りやめたことから、来年も朝鮮半島情勢次第では計画済みの一部演習が取りやめになる可能性がある。
2018.10.18 中央日報

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25日試験打ち上げ予定だった韓国型ロケット、機体欠陥で延期へ <1811-101801>
 今月25日に予定されていたヌリ号のロケット発射試験日程が機体から異常が見つかったため延期になった。
 三段式ロケットのヌリ号のエンジンと燃料を含めた発射重量は52.1tで打ち上げ63秒後に音速を突破し、164秒後に上空100kmに到達する。
【関連記事:1810-090701 (中央 2018.09.07)】
2018.10.16 Jane's 360 South Korea's K9 self-propelled artillery production to roll into 2021 <1811-101604>
 韓国Hanwha社製K9 155mm
SPHが2021年までだけで2,000門を生産される。 K9 SPHはK10弾薬補給車とセットで韓国陸軍のほかエストニア (12門)、フィンランド (48門)、ノルウェー (24門)、搭載車両を現地車両に代えてインドポーランドトルコに輸出しているほか、オーストラリアエジプトマレーシアスペインUAEの各国も試験を行っている。
 更に今年末には米Yuma試験場でNAMMO 155mm HE-ERの試射を行う。 NAMMO 155mm HE-ERはNorthrop Grumman社製の誘導キットを取り付けたベースブリード弾で、射程が40kmに延伸される。
2018.10.15 朝鮮日報

(Yahoo)

韓国軍のミサイル開発、韓国大統領府の指示で7ヵ月延期 <1811-101502>
 韓国軍は北朝鮮のBMを迎撃する長距離SAM (L-SAM) の開発を進めているが、その発射試験が韓国大統領府の指示複数回にわたり延期されていたことが14日までに分かった。
 韓国軍は北朝鮮の核ミサイルの脅威に対抗するため韓国型ミサイル防衛システム (KAMD) の整備を進めているが、中でもL-SAMはKAMDの中核を占めるSAMである。
2018.10.15 中央日報

(Yahoo)

韓国軍が数千億ウォン投入の無人機開発事業、南北軍事合意で無用に <1811-101501>
 休戦ライン前方師団に配備する予定だった師団用偵察UAV南北軍事合意のため無用になる。 このUAVは南方限界線と軍事境界線 (
MDL)の間の2km区間に飛ばして北朝鮮のGPなど指揮所や砲兵部隊など (DMZL)一帯を監視するというため2010年に開発を決めた。
 師団用偵察UAVの偵察可能距離は5kmと確認されたが、9月19日の南北軍事合意書のUAV飛行禁止距離は、軍事境界線 (MDL) から東部15km、西部10kmで、来月1日からはこのUAVをMDL付近に飛ばして北朝鮮軍の動向を監視するのが不可能になる。
2018.10.12 Defense News South Korea to buy ship-based interceptors to counter ballistic missile threats <1811-101210>
 韓国軍統合参謀本部が12日、SM-3を購入する決定を行ったことを明らかにした。 またIron Domeをモデルにした独自の防空システムを開発することも明らかにした。 開発するシステムは "Artillery Killer" と呼ばれる射程120km以上のシステムで、2mの精度を持つという。
 2016年の韓国国防白書によると、北朝鮮は8,600門の牽引/自走砲と5,500両の
MRLを保有し、その70%を南北境界線近くに配備しており、前方配備された340門の長距離砲はソウル首都圏に15,000発/時の砲撃が可能という。
2018.10.12 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国国防相「南北、黄海の平和水域化を継続的に進展」 <1811-101205>
 韓国の鄭国防部長官が12日、韓国海軍国際観艦式に合わせて済州島で開いた「西太平洋海軍シンポジウム」で演説し、南と北は9月の南北首脳会談で署名した『板門店宣言履行のための軍事分野合意書』の履行を通じ、敵対行為の中断非武装地帯 (
DMZ) の平和地帯化黄海の平和水域化を継続的に進展させていくと述べた。
2018.10.12 聯合ニュース

(Yahoo)

米戦略兵器展開と対北防衛・反撃計画 非核化と絡め柔軟に検討=韓国軍 <1811-101204>
 韓国軍合同参謀本部が12日に国政監査のため国会国防委員会に提出した業務報告資料で、米軍の戦略兵器の展開と、北朝鮮の核やミサイルに対抗する3軸体系の構築は、北の非核化の進行と絡めて柔軟に検討すると報告した。
 北朝鮮の非核化が進展すれば米戦略兵器の朝鮮半島への展開を要請しない可能性があり、3軸体系の構築計画も見直すことがあり得るという意味に解釈される。
2018.10.10 中央日報

(Yahoo)

日経「ポンペオ氏、韓国外交長官に『いったい何を考えているのか』激怒」 <1811-101002>
 日経新聞が10日、ポンペオ米国務長官が康韓国外交長官との電話会談で、康長官に対して激怒した騒ぎがあったと報じた。 この報道によると、ポンペオ長官が激怒したのは9月18~19日に平壌で開かれた第3回南北首脳会談で合意した内容のうち軍事分野のためで、米軍にとってはとうてい受け入れられない内容だったのはもちろん、韓国側から事前に詳細な説明や協議がなかったという。
 特に米国側が怒ったのは軍事境界線の上空を飛行禁止区域に設定したためで、韓米両国軍はこの地域の上空に随時偵察機などを飛ばして北朝鮮軍を監視してきたが、これが封鎖されてしまえば、北朝鮮に向かった目を塞いでしまうことに他ならないためということになる。
2018.09.29 東亞日報 KAI の高等練習機、米国空軍の受注に失敗 海外輸出の先行きに暗雲 <1810-092901>
 米空軍が27日に次期高等練習機の優先交渉対象者にBoeing-Saab共同企業体を選定したと発表した。 Lockheed Martin社と組んで入札に参加したKAI社は脱落した。
 KAIチームはLockheed Martin社と共同開発した超音速高等練習機T-50の改良型T-50Aで入札に参加していた。
2018.09.26 Jane's Defence Weekly South Korea's DSME launches first KSS-Ⅲ submarine <1811-092605>
 韓国DSME社が9月14日、3,000t級潜水艦KSS-Ⅲを進水させた。 9隻の建造が計画されているKSS-Ⅲの一番艦島山安昌浩2020年末に就役する。
 KSS-Ⅲは全長83.3m、全幅9.6mで速力20kt、航続距離10,000nmの性能を持ち、射程1,500kmのCheon Ryong
LACMを発射する6セルVLSを装備している。
2018.09.20 Jane's 360 Hyundai cuts steel for Philippine Navy’s second 107 m frigate <1810-092001>
 韓国現代重工が17日、2016年にフィリピン海軍から受注したHDF-3000 2,600t級フリゲート艦の二番艦の建造を開始する式典を蔚山の同社造船所で行った。
 HDF-3000フリゲート艦の一番艦は5月に起工しており、2隻は2021年までに比海軍に引き渡される。
2018.09.19 Jane's Defence Weekly Meggitt expands involvement in Korean KFX programme <1811-091914>
 英Meggitt社が9月10日、韓国のKFX開発でエンジンの振動モニタ装置を受注したと発表した。
2018.09.19 Jane's Defence Weekly South Korea to begin mass-producing K806, K808 armored combat vehicles <1811-091909>
 韓国Hyundai Rotem社が9月10日、4~8月に陸軍が行った試験に通過したK806 16t 6×6装輪装甲車及びK808 20t 8×8装輪装甲車の量産を今年末に開始することを明らかにした。
 装備数量について韓国陸軍は2016年9月に、K806を100両K808を500両としていた。
2018.09.19 Jane's Defence Weekly Hyundai Rotem readies K2 MBT for Middle East sales <1811-091906>
 韓国のHyundai Rotem社がDX Korea 2018展にK2 Black Panther 56t
MBTを出展した。 同社は中東への輸出を見込んでおり、出展されたK2 MBTには砂漠色の迷彩が施されていた。 また2018年初期には公開されていない場所で機動及び射撃の試験を実施している。
 韓国軍は旧式化したM-48 MBT及びK1 MBTの代替えとして600両の調達を検討している。
2018.09.19 Jane's Defence Weekly RoKA unveils 'Dronebot Warrior' unit plan <1811-091905>
 韓国陸軍が10月にUAVやUGVを装備する特殊部隊Dronebot Jeontudahを正式に発足させる。 部隊は大隊規模2019年に完全編成になる。
 装備するUAVはminiUAVから
TUAVまでで、例えばMTOW 9kg、搭載能力2.5kgの4ロータ式Striker Droneなどになる。
2018.09.14 Jane's 360 DX Korea 2018: RoKA outlines plans for new 'Dronebot Warrior' unit <1810-091404>
 韓国陸軍が、2017年12月に予告していたUAV/UGV部隊Dronebot Warriorを2018年10月に発足させ、2019年に編成を完結することを公式に明らかにした。 部隊は大隊規模になると見られる。
 Dronebot Warriorが装備するのはUconsysem社製RemoEye-002BやKAL-ASD社製のKUS-FTなと既に装備しているUAVではなく、NES&TEC社が開発したStriker Droneのような戦術UAVになるという。
 4発VTOL UAVのStriker Droneは
MTOW 9kgで2.5kgの搭載能力を持ち、500g爆弾2発を搭載できる。
2018.09.14 中央日報

(Yahoo)

韓国の独自設計による3000トン級潜水艦「島山安昌浩」が進水 <1810-091401>
 韓国が初めて独自設計した3,000t級潜水艦島山安昌浩進水式が14日午後に南部の巨済にある大宇造船海洋の造船所で行われた。 島山安昌浩は全長83.3m、全幅9.6m、速力は20ktで、試験を経て2020年12月に海軍に引き渡され、2022年1月に就役する。
 島山安昌浩KSS-Ⅲ Batch 1とも呼ばれ、韓国では1,200tのKSS-Ⅰ 9隻KSS-Ⅱ 9隻など18隻が建造された。 KSS-Ⅲには3つのBatchで各3隻が建造される。 島山安昌浩は、BMやCMを発射する垂直発射管6本を装備しており、射程500km以上の玄武-2Bの搭載を検討している。
2018.09.13 Defense News US clears P-8, Patriot missile sales for South Korea <1810-091304>
 米国防総省国防安全保障協力局 (
DSCA) が13日、韓国へのP-8 6機PAC-3 64発などの売却を国務省が承認したと発表した。
 売却額はP-8が$2.1B、PAC-3が$501M、その他の装備品が$2.6Bという。
2018.09.08 中央日報

(Yahoo)

韓米、平沢基地へのパトリオットミサイル配備を協議中 <1810-090803>
 在韓米軍筋が7日、平沢基地を防御するため在韓米軍PAC-3 1個大隊平沢基地に配備する件について韓国と協議中であることを明らかにした。
 在韓米軍には現在、烏山空軍基地と倭館のキャンプキャロルにそれぞれPatriot 1個大隊が配置されている。
2018.09.07 中央日報

(Yahoo)

設計から製作まで100%韓国産ロケット 来月打ち上げ <1810-090701>
 羅老宇宙センターロケット組み立て棟で、韓国航空宇宙研究院の研究員が来月末に打ち上げられる全長25.3m試験ロケットの下段部位の異質物を慎重に刃物で削り取っていた。
 試験ロケットを推進する75tのエンジンには燃料のケロシンが11t、液体酸素が燃料の倍の23tほど入る。
2018.09.05 Jane's Defence Weekly South Korea increase spending to support military reforms <1810-090506>
 韓国国防省が8月28日、2019年度国防予算に前年度比8.2%増のKRW46.7T ($42B) を要求すると発表した。 この増加率は2010~2017年間の平均増加率4.4%の二倍に上る。
 また同時に財務省が2019年度要求の詳細と2018~2022年の国防予算計画を公表した。 それによる残り3年の予算の見積もりは以下の通りでで平均増加率は6.6%になる。
 ・2020: KRW49.9T
 ・2021: KRW52.8T
 ・2022: KRW55.5T
2018.09.04 聯合ニュース

(Yahoo)

軍事境界線付近の地雷撤去に200年必要 韓国陸軍関係者 <1810-090405>
 韓国陸軍の関係者が4日、非武装地帯 (
DMZ) の軍事境界線 (MDL) 南側と民間人出入統制線の北側と南側に敷設 された地雷の撤去には、前線に配置された工兵大隊を全て投じても200年かかるとの見解を示した。
 この関係者は、板門店宣言に明示されたDMZ平和的利用の本格化に備え陸軍本部内に『地雷撤去作戦センタ』(仮称)を設置する必要があるとした。 陸軍が構想する 地雷撤去作戦センタは地雷撤去に関する計画を立案し、調整統制して地雷撤去を実行する専門組織になる。
2018.08.30 日経新聞 トランプ氏「演習再開なら大規模に」 北朝鮮けん制 <1809-083002>
 トランプ米大統領が29日、米朝首脳会談を受けて中止している米韓合同軍事演習について「もし演習を 再開したらかつてないほどの大きな規模になるだろう」とツイッターで表明し、演習は自身の判断でいつでも再開可能 とも訴えた。 膠着している非核化交渉の打開に向け、北朝鮮をけん制した可能性がある。
 ただ、大統領は北朝鮮の金委員長との関係について「とても良好で、温かいものだと確信している」と強調し、現時点では「米韓合同演習に巨額の資金を費やす理由はな い」とも指摘した。
2018.08.30 聯合ニュース トランプ氏「韓米軍事演習に大金使う理由なし」 <1809-083001>
 トランプ米大統領が29日、現時点で米韓合同軍事演習に大金を使う理由がないとの立場を表明した。 ホワイトハウス は、トランプ大統領は北朝鮮の金委員長と非常に良く、温かい関係にあると信じているとする声明を発表した。
 一方、マティス国防長官は米韓合同演習について同日、いかなる決定も下していないとする声明を発表した。  前日の会見では米韓演習をさらに中止する計画はないと発言し、これが演習の再開と受け止められていることから、自 ら火消しに乗り出したとみられる。
2018.08.29 Jane's Defence Weekly RoKA to withdraw from some DMZ guard posts <1810-082911>
 韓国国防相が8月21日、北朝鮮との間の非武装地帯 (
DMZ) に置かれた約10箇所の哨舎から兵員を撤退させることを明らかにした。
2018.08.29 Jane's Defence Weekly RoKN considering F-35Bs for carrier ops <1810-082909>
 韓国聯合ニュースが8月17日、韓国海軍が5月14日に進水し2020年の就役を目指す独島級LPHの二番艦馬羅島F-35Bを搭載する方針で、12月中旬を目処に検討を進めていると報じた。
 聯合ニュースによると韓国はF-4やF-5の退役に合わせてF-35Bを導入すると言う。
2018.08.29 ロイタ通信

(Yahoo)

米韓合同軍事演習、追加的な中止は計画せず=米国防長官 <1809-082901>
 マティス米国防長官が28日、韓国軍との大規模合同演習を追加的に中止する計画はないと述 べた。
 マティス長官は記者会見で、来年の演習についてはまだ何も決定されていないとしながらも、北朝鮮に誠意を示すための演習中止は無期限のものではなかったと指摘し、 シンガポールで行った米朝首脳会談を受けた誠意の表現としていくつかの大規模な演習を中止する措置を取ったが、現時点では追加的な演習中止の計画はないと、中止の対 象にならなかった小規模な演習は現在も継続されていると述べた。
2018.08.28 時事通信

(Yahoo)

韓国国防予算案、8.2%増=日本の防衛費に近づく <1809-082805>
 韓国国防省が28日、2019年度予算案が前年度比8.2%増のKRW4.67T(4兆7,000 億円)に上ったと発表した。
 伸び幅は2009年度以降最大で、日本の防衛省の平成31年度予算概算要求が5兆1,911億円であることから、この額に急速に近づきつつある。
2018.08.28 産経新聞

(Yahoo)

韓国国防予算案が8.2%大幅増 文政権「力を通じた平和」追求 <1809-082804>
 韓国の文政権が28日、近く国会に提出する今年度比べ9.7%増となるKRW47.05T(47兆2,000億円)の来年度(2019年1~12月)予算案を閣議決定し た。 このうち国防予算にはKRW4.67Tを充て、今年度比8.2%増と2008年度以来の高い伸び率となった。
 国防予算は2010~2017年度の平均増加率4.4%と比べ2倍近い大幅な伸びで、特に「三軸体系」と呼ぶ北朝鮮の核や大量破壊兵器に対応するための防衛システムの構築に KRW578.5Bを割いた。
【註】
 8.2%増が続けば9年で2倍を超える。 これに対し次期中期防の初年度となる来年度の防衛予算は、防衛省の概算要求段階で前年度比2.07%増で、年末に決定する政府案では 2%増を割ると見られている。
 このままのペースで行けば2年後の2021年度には韓国の国防費が日本の防衛費を上回ることになる。
2018.08.24 時事通信

(Yahoo)

日韓軍事情報協定を再延長=韓国 <1809-082403>
 韓国国防省関係者が24日、日本との防衛機密の共有を可能にする日韓軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) について、1年間再延長する考えを示した。
 GSOMIAは2016年11月に締結され有効期間は1年で、期限の90日前までに一方が破棄を通告しない限り延長される仕組みとなっている。
2018.08.24 Record China 韓国最強の潜水艦の進水式が延期、当局が発表した情報を削除―韓国メディア <1809-082401>
 朝鮮日報が21日、7月17日に公式サイトで公開していた29日に実施する予定の3,000t級潜水艦初号艦の進水式を、公開 から数時間のうちに情報は削除され、韓国政府は進水式を9月12日に行うことを再決定するも、再び計画が変更され、具体的な進水式の日程が出ていない状況だという。
 関係者は現状では9月中旬以降に行われる可能性が高いとしており、9月9日の北朝鮮建国70周年記念日、さらにその後平壌で開かれる予定の南北首脳会談 を配慮した日程変更との見方が出ている。 しかし当局者はあくまで大統領の日程上の問題とコメントしている。
2018.08.23 中央日報

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ドローンが偵察・爆撃…韓国軍、未来戦ドローン部隊を10月創設 <1809-082304>
 韓国陸軍消息筋が22日、ドローンボット戦闘団が10月1日に第3軍司令部隷下で発足するとし、来年初めに第1、第3軍司 令部が統合された地上作戦司令部が新設されれば傘下の地上情報旅団として改めて編成される方針であると述べた。
 ドローンボット戦闘団は大佐を指揮官に50名規模で始まり、来年は三桁以上に増員する計画で、現在は創設準備要員が10機の UAV4両のUGVを装備して習熟訓練を進めているが、今年度の予算で60~80機を取得する。 今後は遠距離偵察 UAVと攻撃型自爆UAVを開発しドローンボット戦闘団に装備するという。
2018.08.20 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国海軍3千トン級潜水艦 来月進水式=20年末に実戦配備 <1809-082004>
 韓国政府関係者が20日、3,000t級潜水艦一番艦進水式が巨済にある大宇造船海洋の造船所で 9月に行われることを明らかにした。
 2020~23年の第1期に配備される3,000t級潜水艦3隻にはBMの垂直発射管6門が設置され、射程 50kmの玄武-2Bが搭載される。 2025年以降の第2期に配備される3隻に垂直発射管 10門が設置される。
2018.08.18 朝鮮日報

(Yahoo)

韓国海軍新型揚陸艦、米ステルス「F35B」配備を検討 <1809-081801>
 韓国が排水量30,000~40,000tの大型揚陸艦(LPH)の建造を進め、この艦にF-35Bの搭載も検討 している。 40,000tの揚陸艦となると中型空母になる。
 韓国海軍が現在保有している19,000tの独島馬羅島」では、排気熱で飛行甲板が溶けてしまい、機体の重量にも耐えられないためF3-5Bの離着艦はできない。  F-35Bを搭載するためには飛行甲板やエレベータなどを補強しなければならないが、このための改造費は建造費なみにかかるという。
2018.08.15 Jane's Defence Weekly South Korea announces defence procument reforms <1810-081507>
 韓国
DAPAが8月2日、装備調達刷新計画 (Defense Business Innovation Plan) を発表した。 その5日前に国防省 は兵力削減と部隊の近代化を盛り込んだDefense Reform 2.0を発表しており、DAPAの計画はこの軍近代化計画を支える計画になっている。
2018.08.14 Jane's 360 Hyundai lays keel for New Zealand’s naval fleet tanker <1809-081406>
 韓国HHI社が2016年にニュージーランドからNZD493M ($323M) で受注した洋上給油艦 Aotearoaの組み立てが13日に蔚山で始まった。
 Aotearoaは全長173m、全幅24.5m、喫水8.5m、排水量24,000tで、速力16kt、航続距離6,750nmの性能を持つ。
 ニュージーランドは(註:南島東岸の)Antarcticaからペルシャ湾までAotearoaで燃料を輸送する計画で、軽油8,000t、航空燃料1,550t 、真水250tを積載でき、このほかに20ft標準コンテナ12個を搭載できる。 コンテナのうちの4個は弾薬等の危険物を収 納できる。
2018.08.08 聯合ニュース

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24年から軍需品輸送用ドローン導入 韓国国防部が推進 <1809-080801>
 韓国国防部が8日、新たな国防改革案「国防改革2.0」の一環として輸送用のUAVを2024年か ら導入する方針を示した。
 今年下半期から運用要求に近い試作機10機を順次導入して2023年まで実証評価を行い、配備可能と判断すれば 2024年から陸軍の全般前哨 (GOP) 師団や空軍の防空管制部隊、海軍と海兵隊の島嶼部隊などに食糧や医薬品、弾薬といった軍需品を供給する際 に活用する。
2018.07.28 産経新聞

(Yahoo)

韓国軍が大幅な人員削減 兵役期間も短縮へ 対北抑止「弱まる」批判も <1808-072801>
 韓国国防省が27日に文大統領に国防改革案を報告し了承された。 それによると現在618,000名の兵力は2022年までに 500,000名に削減される。 削減対象は陸軍の118,000名で、将官も現在の436名から76名減らし360名 にする。 この対象も9割近くが陸軍である。
 兵役は陸軍と海兵隊で21ヵ月の期間が2021年末までに18ヵ月に、海軍は23ヵ月から20ヵ月、空軍は24月から22ヵ月にそれぞれ短縮する。
 一方、国防関連での軍属の比率を5%から10%に上げて非戦闘分野の職に軍属を充て、この分野の軍人は歩兵や機械化師団 などの戦闘部隊に移す。 女性士官の比率も2022年には昨年の5.5% (10,097名)から8.8% (17,043名)に拡大する。
2018.07.24 聯合ニュース

(Yahoo)

非武装地帯からの撤収推進へ 南北首脳会談の履行措置=韓国軍 <1808-072404>
 韓国国防部が24日に国会国防委員会に提出した資料で、南北首脳会談の板門店宣言の履行に向けた実質的な措置として 、非武装地帯 (
DMZ) 内にある哨所 (GP) から人員と装備の撤収を推進する方針を明らかに した。 DMZ内の南北のGPには機関銃などの重火器が配備されている。
2018.07.18 中央日報

(Yahoo)

韓国産ヘリコプターを改造した海兵隊ヘリコプター墜落…5人死亡1人負傷 <1808-071801>
 韓国海兵隊の上陸機動ヘリMarionが17日に墜落し5人が死亡し1人が重傷を負った。
 MarionはKAI社が2012年に開発を完了したSuriobを上陸機動ヘリに改造したもので、2013年に開発を開始し2015年 1月に初飛行、2016年1月に開発を完了していた。
2018.07.16 Aviation Week & ST KF-X design approved, first flight due in 2022 <1809-071602>
= KF-X の開発経緯に関する2頁の記事 =
 KF-Xの事前設計審査 (
PDR) は6月28~29日に行われ、2019年9月に最終設計審査 (CDR) が計画されている。
 試作初号機は2021年6月にロールアウトし、その1年後の2022年6月に初飛行する計画である。
 C103案が採用されたKF-Xは自重10.9t、MTOWが24tになる
2018.07.12 Jane's 360 Indonesia enacts law to boost collaboration with South Korea <1808-071207>
 インドネシア国会が10日、韓国との防衛技術協力や軍事生産の協力を推進する法案を可決した。
 両国は今までもKFX/IFXの共同開発やType 209/1400潜水艦の生産などでの協力をはじめ、KT-1 練習機、Black Fox装甲車、T-50高等練習機などを輸出しているが、韓国は艦船の追加受注野戦砲Surionヘリなどの輸出を狙っている。
2018.07.10 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国が官民軍の有事対応訓練 来年から実施=韓米演習廃止の可能性も <1808-071003>
 韓国政府が来年から朝鮮半島有事に備えた官民軍による新たな形態の演習乙 支太極演習の実施を決めたことで、政府の演習と米韓合同軍事演習を連係させた定例の乙支 (Ulchi) Freedom Guardian(UFG)が廃止され るのではないかとの見方が出ている。
 UFGの実施是非は米韓両国間の議論を経るべき事案ではあるが、UFGから韓国政府の国家戦時対応態勢を点検する「乙支演習」を分離する予定のた め、UFGの廃止につながる可能性もある。
2018.07.10 ロイタ通信

(Yahoo)

韓国、8月の政府動員演習を中止 米韓合同軍事演習中止の一環で <1808-071002>
 韓国国防相と行政安全相が10日、米韓合同軍事演習中止の一環として行われてきた政府の動員演習今年は実施しない と発表した。 ただ今年予定している単独での演習は実施するとした。
 中止を決めたのは乙支 (Ulchi)と呼ばれる演習で、通常は米韓合同演習の "Freedom Guardian" と並行して毎年8月に行 われている。
2018.07.07 朝鮮日報

(Yahoo)

相次ぐ「変数」でストップした国防改革 <1808-070701>
 韓国国防部が今年初めに国防改革2.0を決定し、軍の構造改革と同時に北朝鮮の核やミサイルを打撃す るKill Chain、韓国型BMDSのKAMD、大量報復という三つの軸を現政権の任期中に完成させる予定だったが、今年4月の南北首脳会談以降、 対北朝鮮政策路線が変化したことから、北朝鮮に対応するシステムが変更されたり、各種兵器開発や導 入案が白紙化されたりする可能性も出ている。
2018.07.04 Jane's Defence Weekly South Korea updates offset policy to support collaboration exports <1808-070422>
 韓国
DAPAが6月26日、1980年代初期から代わっていない防衛産業の相殺戦略を、輸出と共同 開発生産重視に変えた新たな相殺戦略に変更したと発表した。
2018.07.04 Jane's Defence Weekly South Korean military drills put off 'indefinitely' <1808-070419>
 米国防総省が6月22日、8月に実施予定であった米韓合同演習 "Ulchi Freedom Guardian"無期限に延期すると 発表した。
 米韓合同演習については、6月12日にシンガポールで開かれた米朝首脳会談後にトランプ大統領が、米朝の話し合いが続けられている間は行わないと述べていた。
2018.07.04 Jane's Defence Weekly South Korea to procure MPAs through FMS <1808-070418>
 韓国が6月26日、1990年代中頃から装備しているP-3 Orionの後継をP-8A Poseidonに決めたと発表した。
 第一次分6機は$1.8Bの
FMS契約で購入する。
2018.07.02 Aviation Week & ST South Korea chooses Poseidon <1808-070208>
 韓国がP-8Aの導入を決めた。 P-8Aの単価はKRW220B ($200M) で6機購入する総経費はKRW1.9T ($1.7B) と言う。
 韓国は2013年に、米海軍が2009年に退役させたS-3 Vikingを少なくとも20機導入するとしていたが、その後2018年末までに大韓航空がL3社と共同で古いP-3を 改造してP-3CKとする契約を行っていた。
【註】
 P-3CKとは米海軍が25年間使用した後、14年間アリゾナの砂漠に放置されていたP-2Bを改造した機体。
2018.06.28 東京新聞 米長官、在韓兵力の維持を表明 「同盟の象徴」と再確認 <1807-062805>
 マティス米国防長官が28日に韓国を訪問し、宋国防相と会談した。 マティス長官は同盟国防衛の義務は「揺るがな い」と強調し、現行の在韓米軍兵力を維持すると表明した。
 米韓合同軍事演習の中止決定を受けて抑止力低下への懸念が強まるなか、朝鮮半島への米国関与を確約した。
2018.06.27 Jane's Defence Weekly US and South Korea suspend 'Ulchi Freedom Guardian' military exercise <1808-062703>
 米韓が北朝鮮の非核化に伴う緊張緩和から、8月に計画されていた今年の年次合同演習 "Ulchi Freedom Guardian" の中止を決めた。
2018.06.27 Stars & Stripes US upgrading Korea missile defense even as war games halted <1807-062705>
 米MDA長官のグリーブス空軍中将が26日、米韓合同演習は中止になったが朝鮮半島のBMD計画は今後も 推進すると述べた。
 先週上院を通過した総額$716BのFY19国防権限法ではBMDの改良に国防総省の要求より$81M多い$284Mが配当されている。 議会が追加したのは 以下の3点である。
① THAAD AN/TPY-2の取得したデータPatriotの射撃を行う。
② Patriotの迎撃弾を
MSEに換装する。
③ THAADの通信を改良し発射機1基を離隔配置して掩護域を拡大する。
2018.06.26 Stars & Stripes Estonia to buy South Korean howitzers in $54 million deal <1807-062607>
 エストニアが韓国Hanhwa社からK9
SPH 12門を$54Mで購入する ことになった。 最初の納入は2020年になる。
 K9 SPHはフィンランドノルウェーポーランドも採用を決めている。
2018.06.26 中央日報 韓国型先端戦闘装備「ウォリアープラットフォーム」初公開 <1807-062601>
  Warrior Platformを着用したUAE派遣アーク部隊第14次特殊戦チームが25日、仁川市の平和 支援団で建物内部の掃討作戦を公開した。
この日、韓国陸軍が初めて公開したWarrior Platformは、活動性が強化された防弾チョッキ14kgの荷重を耐えること ができるラガーベルト、夜間透視鏡と夜昼照準鏡など18種類の検証された装備で構成されている。
 韓国軍は今年下半期からWarrior Platformを段階的に拡大普及させる。
2018.06.25 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国軍が米 P8 哨戒機導入へ 「言い値」購入で議論呼ぶ可能性 <1807-062503>
 韓国防衛事業庁が25日、次期
MPAとしてP-8AをFMS方式で購入 することを決めたと明らかにした。
 FMSは米政府との直接契約で装備品を調達するもので、米側が価格や納期に主導権を持つ一種の随意契約であり、公開競争とは異なるため価格交渉が事実上不可能で、技 術移転も受けるのが難しいという指摘も出ており、今回の決定は議論を呼びそうである。
2018.06.25 聯合ニュース

(Yahoo)

自走砲射撃訓練も中止か 「板門店宣言に抵触」=韓国軍 <1807-062501>
 韓国軍が南北軍事境界線に近い北西島嶼毎年下半期に実施しているK-9
SPHなどによる定例の射撃訓練今年は行わない方針である。
 韓国政府筋は、接敵地域での砲射撃訓練は「板門店宣言」の「敵対行為の全面中止」の精神に抵触すると述べた。
2018.06.23 産経新聞

(Yahoo)

米韓演習さらに2つ中止 非核化交渉へ信頼醸成、即応態勢低下の懸念も <1807-062304>
 米国防総省報道官が23日、8月に予定していた米韓合同指揮所演習 "Ulchi(乙支)Freedom Guardian (UFG)" に加え、向こう3ヵ月以内に実施予定だった2件の演習を無期限で中止すると発表した。
 今回中止が決まった演習は米韓の海兵隊が参加して毎年行われている「韓国海兵隊交換プログラム (KMEP)」と呼ばれるもので、例年は実 弾演習や上陸訓練などが行われている。
2018.06.21 朝鮮日報 在韓米軍司令部 ソウルから移転へ=29日開館式 <1807-062101>
 韓国国防部などによると、ソウルの竜山基地から移転する在韓米軍司令部の新庁舎の 開館式が29日に平沢Camp Humphreysで行われる。
 韓国と米国は2003年に各地に点在する在韓米軍基地を平沢に移転することで合意し、 第8軍司令部昨年7月に竜山基地からCamp Humphreysに移転していた。
2018.06.20 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国軍 単独の指揮所演習も延期=来週実施予定 <1807-062002>
 韓国軍関係者が20日、来週実施を予定していた同軍単独の指揮所演習「太極演習」の延期を決めたことを明らか にした。 この関係者は、26日から3日間実施する予定だった太極演習の延期が決定したとしながらも、最も適切な時期に最適な方策で実施できるよう検討中と述べた。
 太極演習は、朝鮮半島の有事に備え作戦遂行能力を高める目的で1995年から実施してきた指揮所演習で、合同参謀本部が主催して軍団級以上の作戦部隊が参加し、 毎年5~6月に行われているが、延期は今回が初めてである。
2018.06.19 聯合ニュース

(Yahoo)

韓米軍当局 8月の韓米軍事演習中止を発表 <1807-061904>
 米韓軍が19日、8月に朝鮮半島で予定されている定例の米韓合同指揮所演習 "Ulchi(乙支)Freedom Guardian (UFG)" を中止すると発表 した。 朝鮮半島の非核化や平和体制の構築に向けた米朝対話の円滑な推進のための措置である。  UFG以外の "Foal Eagle""Key Resolve" については、まだ方針は決まっていない ようである。
2018.06.18 東亞日報 韓米軍事演習中止、東倉里の廃棄を見極めてから決定 <803.pdf>1807-061803>
 韓国と米国が17日、北朝鮮の金朝鮮労働党委員長が約束した東倉里ICBMエンジン試験場の廃棄確認後、8月に 予定された"Ulchi(乙支)Freedom Guardian (UFG)" 演習など主要な合同演習の中止を最終決定する方向でまと まったことを明らかになった。
 外交筋は、北朝鮮が約束したミサイル試験場の廃棄と後続の米朝高官級会談などが合同軍事演習の中止に対する韓米間の最終決定に影響を与えるだろうと明らか にした。
2018.06.17 朝鮮日報 北朝鮮最前線の長距離砲撤去問題 南北が協議開始 <1807-061702>
 複数の韓国政府筋によると、14日に板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で開かれた南北将官級軍事会談で、韓国側から「板門店宣言」に盛 り込まれた軍事分野の合意内容の履行に向けた案の一つとして、北朝鮮の長距離砲を軍事境界線 (
MDL) から 30~40km後方に移すことを提案し議題として取り上げられた。
 韓国軍は、北朝鮮がMDL付近に1,000門余りの砲を配備し、このうち射程54kmの170mm SPG60kmの240mm MRLの合わせ330門が韓国の首都圏を狙って いると分析している。
2018.06.15 中央日報

(Yahoo)

「8月の韓米合同軍事演習中断」 米国防長官、日本側に伝達 <1807-061502>
 NHKが防衛省関係者の話として、マティス米国防長官がの小野寺防衛相と14日夜に電話会談 を行い、8月に予定された米韓合同図上演習 "Ulchi(乙支)Freedom Guardian (UFG)" を中止する方向で韓国側と調整しているとい う立場を伝えたと報じた。
2018.06.14 時事通信

(Yahoo)

在韓米軍、縮小検討せず=米国防長官が小野寺防衛相に <1807-061404>
 小野寺防衛相が14日、米朝首脳会談を受けマティス米国防長官電話会談した。
 トランプ米大統領在韓米軍の将来的な縮小撤退を示唆したことに関し、小野寺防衛相が在韓米軍は東アジアの 安全保障に重要な役割を担っていると維持を要請したのに対し、マティス長官縮小などは検討していないと返答 した。
2018.06.14 時事通信

(Yahoo)

米韓演習凍結に当惑=トランプ氏「挑発的、不適切」―今後の交渉で苦境も <1807-061402>
 トランプ米大統領が12日の記者会見で、米韓共同演習を不適切だと断言し、戦争ゲームは費用が掛かるうえ 挑発的だと述べて北朝鮮と交渉が行われている間は、米韓共同演習を凍結すると宣言したことについて、日韓両国 だけでなく米国内にも当惑が広がっている。
 米韓演習につて米側はこれまで演習は防衛目的との立場を堅持し北朝鮮攻撃の意図を否定きたが、トランプ大統領の唐突 な凍結宣言はこうした主張をすべてひっくり返したもので、グリーン元米国家安全保障会議 (NSC) アジア上級部長は「かなり衝撃的だった」と振り返る。  その上で、大統領が初期の交渉で大きな譲歩を示したことで今後の非核化交渉の上で、米側に何一つ利益にならないと批判している。
2018.06.14 朝日新聞 演習中止で抑止力低下も…トランプ氏発言、落とし穴露呈 <1807-061401>
 米朝首脳会談から一夜明けた13日に北朝鮮の国営メディアが、トランプ米大統領米韓合同軍事演習を中止する 考えを会談で示したと報じた。 演習が実際に中止されそれが長引けば、北朝鮮に対する抑止力は低下する。会談のあいまいな合意の 「落とし穴」が早くも露呈した。
 韓国軍の元将校は、北朝鮮米韓演習の度にそれに対応する即応体制を取らざるを得ず 重い負担になっていたが、演習中止が長引けば新たな挑発を行えるようになると心配している。
2018.06.13 Jane's Defence Weekly South Korea strengthens import subsititutuinon measures <1808-061319>
 韓国国防省調達本部 (
DAPA) が6月6日に武器やその構成品の国産化に関する指針をまと め公表した。
2018.06.13 朝鮮日報 ホワイトハウス「大規模な韓米演習は中断、通常の演習は継続」=米紙 <1807-061303>
 トランプ大統領が12日に米韓合同軍事演習の中断に言及したことをめぐり、混乱が続いているが、Washington Post紙が12日にホワイトハウスの関係者が「定例的な合同演習は続けるが、大規模な演習は中断 するという意味だ」と説明したと報じた。
 これに先立ちペンス副大統領は同日に行われた共和党上院議員との昼食会で、半年に1度実施している 米韓合同軍事演習は中断するものの、通常の演習は続けると明らかにした。
2018.06.13 時事通信

(Yahoo)

米韓演習凍結「驚かず」=国防長官 <1807-061302>
 ロイタ通信によると、米国防総省のホワイト報道官が12日、トランプ大統領が米朝首脳会談後の記者会見で米韓合同演 習の凍結を打ち出したことについて、記者団に「マティス国防長官は驚いていない」と述べ、事前にトランプ氏から相談を受けてい たことを示唆した。
 また、マティス長官の考えが大統領と「完全に一致している」と説明した。
2018.06.13 朝日新聞 米朝あいまいすぎる合意 結局、北朝鮮の主張ほぼ丸のみ <1807-061301>
 今回の米朝首脳会談で最大の懸案だった北朝鮮の非核化をどのように、いつまでに成し遂げるのかの問題は、 北朝鮮の主張を米国がほぼ丸のみした
 ポンペオ米国務長官は「完全で検証可能、不可逆的な非核化 (CVID) が受け入れられる唯一の結果だ」と主張して事前協議でも直前まで米国は CVIDを強く主張したが、北朝鮮は「米国も体制保証に関する具体的な期限や方法を示すべきだ」などと抵抗 していた。
 結局12日の共同声明は「朝鮮半島の完全な非核化」との表現に留まり、金委員長が5月9日にポンペオ氏と会談した際、「余すところなく非核化する」と語ったのと 比べて進展があったとはいえず、結局、北朝鮮が押し切った格好になった。
2018.06.12 Stars & Stripes US suspends military drills with South Korea in surprise overture to North <1807-061206>
 トランプ大統領が12日に北朝鮮と行った核を巡る交渉で、米国が韓国との合同演習を凍結する事になった。 こ の決定について米国は何の見返りもなしに北朝鮮に対し妥協したとの批判が出ている。
 米国は今まで、春の "Foal Eagle" と "Key Resolve"、秋の "Ulchi Freedom Guardian" の二大合同演習のほか、各種の小規模合同演習を毎年行ってきた。
2018.06.12 時事通信

(Yahoo)

米韓軍事演習凍結に驚き=戦力削減への伏線か―防衛省 <1807-061202>
 12日に行われた米朝首脳会談後の記者会見でトランプ大統領経費節減を理由に米韓合同軍事 演習を凍結すると発言した。 また、在韓米軍撤収にも言及しており、防衛省自衛隊にとっても予想外で波紋を広げた。
 防衛省幹部は、在韓米軍削減への道筋を付けるのではないかとしたうえで、在韓米軍の動向や体制は北東アジアの安全保障や日本の防衛力 整備に大きな影響を与えるので、トランプ大統領の発言を精査する必要があると話した。
2018.06.08 中央日報

(Yahoo)

韓国の原子力潜水艦保有計画、韓米同盟に摩擦も <1807-060802>
 米シラキュース大のフレンチ政治学博士が海軍と韓国海洋戦略研究所、韓国海路研究会が共同で開催した第18回艦上討論会で8日に発表する「韓国の原子 力潜水艦確保のための挑戦と課題」と題する論文で、韓国が進めている原子力潜水艦保有計画が米韓同盟に新たな緊張と挑戦になるという 指摘している。
 フレンチ博士はスタインバーグ元米国務副長官 (2009~2011年) の政策研究補佐官を務めた経歴がある。 昨年9月には外交安保専門誌National Interestに「韓国は原子 力潜水艦を建造しなければならないのか」と題して寄稿していることから、今回の討論会に招請された。
2018.06.01 Jane's 360 South Korea signals AESA progression <104.pdf>1807-060104>
 韓国
DAPAKFXに搭載するAESAレーダの開発国 内で実施することに決めた。 開発をを担当するのはHanwha社で契約額はKRW360B ($334M) になる。
 DAPAは2020年までに試作を完了し、2022年にKFXに搭載する計画である。
2018.05.28 中央日報

(Yahoo)

韓国軍、大型輸送艦3番艦「白リョン島」事業に着手へ…F-35B 搭載すれば軽空母に <1806-052803>
 韓国海軍は2005年に独島級大型輸送艦の一番艦独島を、今月14日には二番艦馬羅島をそれぞれ進水させたが、三 番艦白翎島(仮称)の建造計画が近く始まる
 独島級大型輸送艦は排水量14,500t、全長199m、幅31mであるが、関係者によると三番艦にはF-35B母艦としての能力を追加することも検討しており 、甲板を従来よりさらに厚くて強度が高い鉄板で補強し、戦闘機を別に格納できる二重構造の甲板を採択する可能性があるという。 この場合白翎島 は30,000t級になるという。
2018.05.27 朝日新聞 米国の揺さぶりに危機感が一致 南北首脳、突然の会談 <1806-052701>
 韓国の文大統領と北朝鮮の金委員長が26日に再び会談した。 米朝首脳会談 開催をめぐるトランプ米大統領の揺さぶりに動揺がみられた北朝鮮だが、朝鮮半島の平和を訴える韓国と米朝対話が途絶えることへの危機 感で一致したようである。
 北朝鮮は、国内メディアで米朝首脳会談の開催に同意したと報じているいるうえ、経済制裁や米軍による軍事的脅威もあり、簡単に 米朝会談を中止できない状況に追い込まれていた。
2018.05.23 Jane's Defence Weekly Souh Korea launches second Dokdo-class helicopter carrier <1807-052310>
 韓国HHIC社が5月14日、独島級の二番艦となるヘリコプタ揚陸艦 (LPH) 馬羅島進水 させた。
 全長199mの独島級LPHは速力23ktで、UH-60 10機と兵員700名
MBTを含む戦闘車両10両LCAC/a> 2隻を搭載することができる。
2018.05.22 朝鮮日報

(Yahoo)

韓国軍:「8月の韓米合同演習、縮小される可能性が高い」 <1806-052202>
 今年8月に実施される予定の米韓合同演習 "乙支Freedom Guardian" (UFG) を巡り、北朝鮮の反発で縮 小されるとの懸念が韓国軍の内外で強まっている。 論争が大きくなっていることを受け、国防部報道官が21日に、防衛的な性格で実施され る米韓合同演習については、従来の立場から変化はないと説明した。
 にもかかわらず、こうした懸念が広まっているのは北朝鮮が板門店宣言を掲げてUFGに抵抗する可能性が強いからで、北朝鮮は今月16日に南北高官級会談を突如キャ ンセルするとともに、その理由として米韓両国空軍が実施する合同航空演習 "Max Thunder" が板門店宣言への露骨な挑戦だと主張している。
2018.05.21 中央日報

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米 B-52 爆撃機、17日に日本と訓練…なぜ韓国は不参加? <1806-052101>
 米空軍のB-52H 2機が17日に朝鮮半島南端付近の上空を飛行した。 韓国の防空識別圏には進入しなかった。 B-52Hはグアムを離陸した後、沖縄 付近で日本の防空識別区域に入り、航空自衛隊のF-2と訓練飛行をした。
 Wall Straat Journalは18日、当初この訓練は日米韓が参加する連合訓練として計画されたと報 じた。 24日まで行われる米韓連合空軍訓練 "Max Thunder" とは別の "Blue Ligtning" と呼ばれるこの訓練は韓国側の不参加で日米間だけで進行 された。 北朝鮮fは16日に "Max Thunder" を南北高官級会談無期限延期を宣言しち理由 に挙げている。
2018.05.19 東京新聞 米爆撃機訓練に韓国不参加 首脳会談前の緊張懸念 <1806-051902>
 Wall Street Journalが米政府当局者の話として18日、韓国政府がB-52との共同演習 "Blue Lightening" への参加を見送っていたと報じた。
 6月に予定される米朝首脳会談を前に、戦略爆撃機との共同演習が北朝鮮を刺激して緊張が高まるのを懸念したとい う。
2018.05.16 産経新聞 在韓米軍家族の退避指示 平昌五輪前にトランプ大統領 <1806-051604>
CNN TVが15日、トランプ米大統領が平昌冬季五輪開催前に在韓米軍の兵士らの家族を韓国から退避 させるようマクマスター補佐官に指示を記載した覚書を作成させた。
 しかしながらマティス国防長官やケリー大統領首席補佐官が、大規模な退避に踏み切れば緊張を高めると説得し内容を変更させたという。
2018.05.16 中央日報 北、「韓米マックスサンダー訓練」を非難…南北高官級会談中止を通知 <1806-051602>
北朝鮮が国営朝鮮中央通信を通じて16日早朝、米韓大規航空演習 "Max Thunder" を理由に16日に予定されていた 南北高官級会談を中止すると一方的に通知した。
北朝鮮が問題視した "Max Thunder" 演習は今月11~25日に行われる米韓空軍の年次連合演習で、F-22 8機、B-52、F-15Kなど約100機が参加するもので、F-22 8機が参加 したのは今回が初めてである。
2018.05.15 朝鮮日報 「在韓米軍2万2千人以上」 米法案に「米と緊密協力」=韓国政府 <1806-051505>
 米議会下院軍事委員会で9日、安全保障に関する確実な保証がない限り在韓米軍を22,000名未満に削減してはならないとする国防権限法の修正案 が可決された。 現在公式の在韓米軍兵力は28,500名となっている。
 これについて韓国外交部は、、米議会で検討が進む法案への具体的な言及は適切ではないとしながらも、韓米間で緊密に協力していくとの姿勢を示した。
2018.05.09 Jane's Defence Weekly Souyh Korea and the Philippines commit to joint militry-industrial engagement <1807-050911>
 韓国とフィリピン軍事産業の協力拡大で合意した。 これは韓国からの装備導入の拡大に対応し円滑化するた めものである。
 フィリピンは2014年と2016年にそれぞれ12機のF/A-50
KAI社に発注したほか、フリゲート 艦2隻HHI社に発注している。
2018.05.09 Jane's Defence Weekly Indonesia wants to renegotiate KFX fighter agreement <1807-050905>
 インドネシア国防相報道官が5月1日、KFX/IFX開発について韓国に対し再交渉を求めて いることを公式に認めた。 また関連技術の移転について米政府が輸出規制をしている事にも憂慮を示した。
 KFX/IFXの共同開発は2015年に両国で合意し、$8Bと見積もられる開発費については、韓国政府が60%、インドネシアが20%、KAI社が20%負担することになっていた。
2018.05.05 中央日報

(Yahoo)

韓国の斬首部隊用の潜入ヘリコプター事業、事実上の白紙化 <1806-050502>
 北朝鮮指揮部を除去するため韓国特殊任務旅団(斬首部隊)を平壌など北朝鮮後方に侵入させる特 殊作戦用ヘリ10機程度を装備する計画が、先月27日の板門店宣言で軍事的緊張状態を緩和することに合意したことに伴い事実上中止になっ た。 特殊作戦用ヘリだけでなく韓国軍の主要装備の取得が縮小される可能性まで提起されている。
 特殊作戦用ヘリは、通常のヘリに地形追跡レーダや精密航法装備などを装備して夜昼間全天候飛行を可能にしたほか、 空中給油を受けることができるため長距離飛行も可能で、機体を防弾装備によって保護して高い生存性も誇っている。 ある消息筋は米特殊部隊が 使用しているMH-47Gを導入しようとしていたと述べた。 MH-47Gは海外に販売された実績がない。
2018.05.04 時事通信

(Yahoo)

在韓米軍縮小を検討か=トランプ氏が指示―米報道 <1806-050404>
 New York Times紙が3日、トランプ大統領が国防総省に対して在韓米軍縮小選択肢を検討す るよう指示したと報じた。 複数の政府筋によれば、完全撤収の可能性は低いものの、平和協定が結ばれれば現在の規模を維持す る必要がなくなる可能性があるという。
 米政府筋によると、トランプ大統領は韓国政府による駐留経費負担が十分でないと不満を持っている上、駐留米軍の存在をもってしても北朝鮮の 核開発を防げなかったと主張している。 韓国には米軍28,500名が駐留しているが、韓国政府が駐留経費の約半分を負担しているとされる。
2018.05.02 Jane's Defence Weekly Indonesia receives second Nagapasa-class submarine <1806-050217>
 韓国
DSMEインドネシアから4隻受注したType 209/1400級潜水艦二番艦がインドネシアに引き渡された。
 Type 209は水中排水量1,400tで、水中速力21.5kt、水上速力11ktの性能を持ち、533mm魚雷発射管8門を装備している。
2018.04.27 中央日報

(Yahoo)

南北首脳会談 共同宣言文「年内に終戦宣言…韓半島非核化目標を確認」 <1805-042702>
 板門店宣言によると、南と北は不可侵合意を再確認し厳格に遵守していく。 このため段階的に軍縮を実現していき 、停戦協定締結65年目を迎える今年に終戦を宣言し、停戦協定を平和協定に転換することにした。
 また、恒久的かつ強固な平和体制の構築に向けた南北米3者または、南北米中4者会談の開催を積極的に推進していくことにした。
2018.04.27 中央日報

(Yahoo)

南北首脳会談 共同宣言文「5月に軍事会談…一切の敵対行為を中止」 <1805-042701>
 27日に開かれた南北首脳会談で、文大統領と金国務委員長が「韓半島の平和と繁栄、統一のための板門店宣言」を発表 した。
 宣言文によると、南と北は地上と海上、空中をはじめとするあらゆる空間での軍事的緊張と衝突の根源になる相手に対する一切敵対行為を全面中止 する。 このため 、黄海の北方限界線 (
NLL) 一帯を平和水域にして軍事的衝突を防止し、双方に提起されている軍事的問題を解決する ために軍事当局者会談を頻繁に開催することにし、5月中に将官級会談を行うことにした。
2018.04.26 聯合ニュース

(Yahoo)

韓米軍事訓練きょう事実上終了か 南北首脳会談前に融和ムード演出 <1805-042602>
 韓国軍関係者が南北首脳会談を目前に、米韓軍が26日に合同の野外機動演習 "Fall Eagle" を事実上終了するもようで あることを明らかにした。 "Fall Eagle" は陸海空軍と海兵隊が参加する野外実動演習で、米軍は海外増援戦力を含む11,50名0人、韓国軍は300,000名が参加した。
 また合同指揮所演習 "Key Resolve" についても南北首脳会談当日の27日は一時中断する
2018.04.25 Jane's Defence Weekly Indonesia considers pulling out of KFX/IFX programme <1806-042506>
 インドネシアがDSA2018で、韓国と進めているKFX/IFX計画から撤退することを明らかにした。  撤退は財政上の理由やインドネシアにとっての技術戦略上の利益などであるが、インドネシアの国防当局者は最大の理由は経済的なものではなく 技術的な利益や地政学上の問題であると述べている。
2018.04.25 Jane's Defence Weekly Hanwha and AVP Engineering's New Tigon 6×6 armoured wheeled vehicle unveiled <1806-042505>
 韓国のHanwha社マレーシアのAVP社がDSA2018展で、Hanwha社製Black Foxを元にし、主として東南アジアや中東を輸出 先としたたTigon
AFVを公表した。
 Tigonは操縦手、指揮官、砲手を含む11名乗りで、12.7mm機関銃または30mm砲を装備するが90mm砲の搭載も可能という。 重量はBlack Foxの18tよ り重い21~22tで、最大速度は陸上で110km/h以上、水上で8.5km/h以上という。
2018.04.21 中央日報

(Yahoo)

韓国大宇造船、インドネシアに潜水艦1隻引き渡しへ <1805-042103>
 大宇造船海洋は2011年12月にインドネシアから潜水艦3隻を受注し、昨年8月に1隻を引き渡し たのに続き、25日に2隻目を引き渡す。
 大韓民国最初の輸出仕様となる1,400t級潜水艦は10,000mの航続性能を持ち、特に潜航能力が優れているという。
2018.04.11 Jane's Defence Weekly RoKN receives third LST-2 <1806-041110>
 韓国海軍が4月2日、4隻建造を計画しているLST-2級揚陸艦の三番艦を受領した。 LST-2級は 全長126.9m、全幅19.4m、喫水5.4mである。
2018.04.11 Jane's Defence Weekly RTAF commissions first four Golden Eagles <1806-041108>
 タイ空軍が2015年に12機発注したT-50TH最初の4機が4月4日に 就役した。 T-50THは老朽化したAero社製L-39ZAの後継となる。 タイは更に4機を追加発注する模様である。
 T-50THはF/A-50と同程度の武装能力を持っているが、Link 16など一部の機能は搭載されていない。
2018.04.04 Jane's Defence Weekly First F-35A for South Korea rolled out <1806-040403>
 韓国が40機発注したF-35Aの一号機が3月28日にFort Worthでロールアウトした。
2018.04.03 Jane's 360 South Korean navy receives third LST-2-class tank landing ship <1805-040304>
 韓国海軍が4隻の建造を計画している天王峰級揚陸艦 (LST-2) の三番艦日出峰が2日に 韓国海軍へ引き渡された。 一番艦の天王峰は2014年11月に就役している。
 LST-2は全長126.9m、全幅19.4m、喫水5.4m、基準排水量4,900t、速力23ktで、完全武装兵300名AAV 8両を搭載でき、UH-60Aなどのヘリ2機が離着艦出来る飛行甲板を有する。
2018.04.01 時事通信

(Yahoo)

米韓、軍事演習開始=対話ムードに配慮も <1805-040101>
 米韓両軍が1日、朝鮮半島有事を想定した定例の米韓合同軍事演習を韓国や周辺海域で開始した。 1日からは約4週間にわたる 野外機動訓練 "Fall Eagle" が始まり、米軍11,500名と韓国軍290,000名が参加し、今月中旬からは指揮所演習 "Key Resolve" が約2週間行 われ、米韓両軍計22,000名が加わる。 今年は冬季五輪と時期が重なったため演習開始を延期していた。
 米韓の複数の軍当局者によると、米軍は演習期間中、空母を派遣しない方針で、両軍の参加人員は過去最大規模とされた昨年と同規模だが、演習期間は約 半分に短縮される。 27日の南北、5月末までの米朝首脳会談開催へ調整が進む中、対話ムードに水を差さないよう抑制的な内容になる。
2018.03.29 聯合ニュース

(Yahoo)

ステルス戦闘機F35A 韓国1号機の引き渡し式=40機配備へ <1804-032901>
 韓国の購入したF-35A一号機の引き渡し式が28日に行われた。 今回の1号機を含め、今年生産 される6機のF-35Aは米アリゾナ州で韓国軍操縦士と整備士の教育訓練に使用される。
 F-35A 40機は来年上半期から順次韓国に導入され、2021年までに配備される。
2018.03.28 Defense News South Korea eyes French design for indigenous nuclear sub, sources say <1804-032802>
 複数の韓国海軍筋が、韓国海軍がフランスのBarracuda級5,300t原潜をモデルにした5,000t級原潜の建 造を検討していることを明らかにした。
2018.03.25 産経新聞 在韓米国人の大規模退避訓練実施へ ボランティア参加者約100人を米本土まで移送 <1804-032503>
 Stars & Stripes紙が23日、米軍が4月1日から開始される米韓合同軍事演習に合わせて在韓米国人の大規模な国外退避訓練を行うと報じた。  同紙によると、退避訓練は "Focused Passage" と名付けられ、北朝鮮との間で戦争が起きたという想定で、4月16~20日の日程で行われる。
 米軍は毎年春と秋に米軍人の家族と軍属を対象に日本への退避訓練を行っているが、今回は初の試みとしてボランティアの参加者 100名を実際に米本土まで移送する。
2018.03.21 Jane's Defence Weekly Seouk signs for additional Taurus cruise missieles <1805-032108>
 韓国Taurus KEPD 350K
ALCM 90発を追加発注したことが3月 13日に報じられた。 その半年前にTaurus KEPD 350K初の発射試験がF-15K SLAM Eagleで行われている。
 Taurus KEPD 350Kは2013年11月に170~190発が発注されている。
2018.03.21 Jane's 360 South Korean KUS-FS MALE UAV continues flight trials as development draws to a conclusion <1804-032101>
 韓国が開発中のKUS-FS MALE UAVが今年後半に開発を完了する見通しである。
 17日に画像が公開されたKUS-FSは2012年に初飛行したかつてMUAVと呼ばれていた全長11m、翼端長25mのMQ-9 Reaper級MALE UAVで、巡航速度 169kt、航続距離1,852km、滞空能力32時間、実用上昇限度50,000ftの性能を持つ。
2018.03.19 Defense News South Korea to deploy 'artillery killer' to destroy North Korean bunkers <1804-031905>
 韓国が新開発のSSMを装備する旅団10月に創設する。 この旅団は
DMZ近くに配備された北朝鮮の長距離砲を開戦初期に破壊することを任務とし、この計画は来月に文大統領に提出される "Defense Reform 2.0" 計画に盛り込まれる。
 2016年版国防白書によると、北朝鮮は8,600門の牽引または自走の長距離砲と、5,500両 MRLを保有し、その17%をDMZ近くに配備している。 北朝鮮はソウルに向け340門の長距離砲で、 15,000発/分の射撃が可能であるという。
 配備されるのは砲兵殺しの異名を持つ射程120km以上のSSMで、固定式の発射機から4発の斉射が可 能で、地下数㍍のバンカーや指揮所を破壊できる。
 対砲兵旅団はこのほかに、射程36km/80km/160kmの130mm/227mm/239mmのMLRを発射するChunmoo MLRSも装備 する。
2018.03.19 朝鮮日報

(Yahoo)

韓国軍:平壌の軍事施設を破壊する火力旅団を新設へ <1804-031902>
 ある韓国軍筋によると、韓国国防部は攻撃的な新作戦計画国防計画2.0を早ければ4月末までに文大 統領に報告する予定だという。 計画では火力旅団を新設する共に、既存のミサイル旅団の戦力を大幅に強化する対策を取りまとめたこ とが分かった。
 現在、米韓両軍は北朝鮮との全面戦争あるいはこれに準ずる有事の際、米韓連合作戦計画5015に基づいて北朝鮮の核やミサイル基地などを先 制攻撃するKill Chainと呼ばれる計画をすでに取りまとめているが、その計画通り北朝鮮の核とミサイルを破壊した場合でも、ソウルなど韓国の首都圏は北朝鮮の長射程 砲からかなり長い時間にわたり攻撃を受けるという問題点がある。 韓国軍によると、首都圏を狙った北朝鮮の長射程砲はおよそ 340門あり、1時間当たり最大で15,000発以上の砲弾が降り注ぐとみられている。
2018.03.19 朝鮮日報

(Yahoo)

F35A ひっそりお披露目、北への刺激を意識か <1804-031901>
 韓国軍が今月28日に米国テキサス州Ft. WorthにあるLockheed Martin社の工場で行われるF-35A 1号機のロールアウト式典 が当初の計画よりも規模を縮小して実施されることになった。
 南北首脳会談などを控え、北朝鮮を刺激したくない韓国政府の意向が反映されたようだ。
2018.03.13 東亞日報 宋永武国防部長官「4年以内に将軍100人削減」 <1804-031308>
 韓国国防部が、国防改革の一環として2022年までに軍の将軍100名を削減する計画を推進していることが12日に確認さ れた。 既に伝えられている70~80名とする削減水準を大幅に上回り、430名いる将軍全体の23%を削減することになるという。  削減対象は陸軍で、副軍団長や副師団長のポストなどをなくすなどの措置を検討している。
 軍消息筋によると、有事の際に直ちに戦闘力を発揮できるヒョウのように、肥大化した軍組織を敏捷で強い組織に換骨奪胎させるための強力な処方と強調した。
2018.03.13 Defense News South Korea quietly orders 90 more Taurus bunker-busting missiles <1804-031312>
 韓国Taurus
ALCM 90発を2月下旬に発注していたが、北朝鮮と の関係から今まで公表していなかった。
 Taurusの発注は今回が2度目で、最初は2013年にF-15K搭載用に170発を単価$1.8Mで発注して いる。 昨年9月には北朝鮮が6回目の核実験を行ったのを受け、初めての発射試験を行い、F-15Kから発射されたTaurusは400kmを飛翔してソウル南西200kmの群山に設けら れた標的に命中した。
 韓国は60機保有しているFA-50から発射できる小型のTaurus 350K-2も保有している。 Taurus 350K-2はTaurus 350Kを短くして300kgに小型化し たもので、射程はTaurus 350Kの500kmに対し300kmと短くなっている。
2018.03.13 朝鮮日報

(Yahoo)

韓国軍 長距離空対地ミサイル90発の追加導入契約を締結 <1804-031303>
 韓国がTAUSUS
ALCM 90発を追加購入する。 TAUSUSは射程500km以上で、韓国軍は北朝 鮮の核やミサイル脅威への抑止力を強化する目的で2013年に170発の購入契約を結び配備している。
 2016年にはさらに90発の購入を決め契約締結を推進してきた。
2018.03.08 Defense News With delay in US, South Korea turns to Europe for air-to-air missile technology <1804-030801>
 韓国
DAPAが5日に、今年選定するミサイルの候補18品目を公表した。 その中にはKF-Xに搭載するミサイルも含ま れ、MBDA社のMeteor BVRAAMIRIS-T SRAAMが挙げられ ている。
 DAPAは当初AIM-120 AMRAAMとAIM-9X Sidewinderの搭載を考えていたが米国からの承認が得られていないため欧州製に切り替えたが、米国から の導入もあきらめたわけではないという。
2018.03.07 Jane's Defense Weekly Seoul to invest more in4IR technologies <1804-030710>
 韓国通商産業エネルギ省が2月23日の声明で、第四次産業革命に向けた国内技術の振興予算を 2017年のKRW134.3B ($125M) から2020年にKRW200Bへと大幅アップすることを明らかにした。
 ここで言う第四次産業革命関連技術とは、電子兵器、UAV、ロボット、3Dプリン、AI、自動化、データ分析などを指す。
2018.03.07 中央日報

(Yahoo)

対潜能力に優れた韓国の次期護衛艦「大邱」、就役式を無事終了 <1804-030701>
 韓国海軍が6日、次期フリゲート艦 (FFX-Ⅱ) 1隻目となる大邱 就役式を行った。
 大邱は韓国海軍の戦闘艦で初めて推進に電動機とガスタービンエンジンを結合した推進システム(註:
COGLAG)を採用している が、製造過程で漏水などさまざまな欠陥が見つかっていた。
2018.02.28 Jane's Defense Weekly Seoul looking to buy more PAC-3 MSE interceptors <1804-022808>
 韓国
DAPAが2月7日、PAC-3 MSE弾を購入するFMS契約を今年後半に米政府と行うと発 表した。 購入数は明らかにしなかったが、引き渡しは2020年以降になるという。
 DAPAは2014年4月にPAC-2弾の改良を$1.3Bで、同年11月にPAC-3弾136発を$1.4Bで発注している。
2018.02.19 Defense News Seoul to order new PAC-3 interceptors to counter North Korea <1803-021905>
 韓国DAPAが2月7日、PAC-3
MSE弾をFMSで購入することを承認した。 契約額は $53Mであるが購入数量は明らかにされていない。 契約は今年の上半期に行われ、納入は2020年以降になる。
 韓国は2015年ドイツから中古のPAC-3弾とPAC-2の地上装置をPAC-3用に改造するキットを購入している。
2018.02.17 Stars & Stripes Fort Shafter developing wartime evacuation plan for Americans in South Korea <1803-021704>
 米太平洋軍司令官のハリス海軍大将が14日の議会公聴会で、在韓米軍司令官のブルック陸軍大将が朝鮮半島有事における 民間人脱出計画
NEOを作成したと証言した。
 ハリス大将は、現在韓国に駐在する米民間人200,000人程度と見られ、 日本人も60,000人程度いると見られると述べた。 一方韓国の専門家は今月、韓国にいる米国人を230,000人、日本にいる米国人を90,000人 と見ている。
 昨年11月に米議会調査室は、北朝鮮による在来兵器の攻撃で開戦初日だけで30,000~300,000人が犠牲になると見積もっている。
2018.02.14 Jane's Defense Weekly Boeing, Saab position for South Korea's MPA requirement <1804-021403>
 Boeing社とSaab社がシンガポール航空展に、韓国の洋上哨戒機
MPA提案している機種を 展示した。
 北朝鮮のSLBMを警戒している韓国は、16機保有しているP-3を増強するMPA 6機を$1.7Bで購 入する計画と言われている。
2018.02.12 Aviation Week & ST South Korean Marines consider attack version of Surion <1804-021202>
 韓国海兵隊が1月にSurion多用途ヘリの海兵隊型であるMUH-1 Marineonを2機受領した。 海兵隊は2023年までに更 に26機を受領し28機体制にする計画であるが、MUH-1の攻撃型を検討している。
 一方、長い議論の末に開発が開始された軍民両用のLCH-LAH(右図)は、計画通り2018年に試作機の組み立てが開始される。
2018.02 International Defence Review Saab joins South Korean AESA fighter radar development <1804-020002>
 Saab社が2017年12月、韓国KFX搭載AESAレーダの開発支援契約をSEK125M ($15.2M) で受注したと発表した。 同社は韓国のLIG Nex1社と共同 する。
 韓国
DAPAは2017年5月にAESAレーダ開発についてKRW40BB ($37.6M) でElta社と主契約社であるHanwha社に対する支援契約を結んでいる。
2018.01.31 Jane's Defence Weekly South Korea to reduce number of troops by 2022 <1803-013104>
 韓国国防省が1月21日、今後4年間に兵力を125,000名削減して500,000名にすると共に、 兵役期間を21ヶ月から18ヶ月に短縮すると発表した。
 2016年末の時点で韓国軍の兵力は625,000名であるのに対し北朝鮮は1,280,000名であるという。
2018.01.29 Aviation Week & ST Indonesian participation in KF-X doubt <1803-012906>
 インドネシア財政上の理由から韓国とのKF-X共同開発から撤退しそう な情勢にある。 もし撤退しなくても、役割は縮小されることになる。
2018.01.25 Jane's 360 RoKN commissions 18th and final PKG-A-class patrol vessel <1802-0125029
 韓国海軍の18番目にして最終となる犬鷲級(Gumdoksuri class)高速艇(PKG-A)が1月11日に就役 した。
 PKG-Aは全長63m、排水量579tで、SSM-700K海星(Haeseong)対艦ミサイルのほか76mm砲、40mm砲各1門を装備している。
2018.01.20 東亞日報 韓国の兵器輸入は世界5位、2014年に9兆ウォン購入 <1802-012005>
 ストックホルムの国際平和研究所(
SIPRI)によると、2012~2016年の国際兵器輸出の規模は$142.2B で、米国が33.2%と最も多く、ロシア23.3%、中国6.2%で、韓国は1.0%と13位を記録であった。
 韓国は兵器輸入でもかなりの比重を占め、SIPRIによる2007~2016年に、世界輸入市場の3.9%を占めて 5位となった。 「2017年防衛産業統計年報」によると、2012年の2兆1,473億ウォンから2015年には5兆9,406億ウォンに増加した。  2014年には、F-35AとHALE UAVの導入などの大型輸入により9兆1,000億ウォンと最高額を記録したが、2016年には8,894億ウォンに減少した。
2018.01.20 Yahoo 中央日報記事

「韓国国防部『4年以内に兵力50万人に縮小…服務期間18ヵ月に短縮』」

<>1802-012003>
 韓国政府消息筋が、戦時作戦統制権(戦作権)移転が速くなるとしたうえで、国防部が戦作権早期移転の ために国防予算のうち防衛力改善費の比率を今年の31%から来年は33%、2023年に は37%に引き上げる計画であることを明らかにした。
 また現在603,000名の兵力を2022年までに500,000名に減らし、陸軍と海兵隊の兵役期間 を段階的に現行の21ヵ月から18ヵ月に短縮すると明らかにした。
2018.01.17 Jane's Defence Weekly Thailand receives first T-50 jet trainers <1803-011710>
 タイがL-39の後継として韓国に12機発注しているT-50高等練習機の第一次分4機の 最初の2機が、1月8日にバンコックに到着した。 KAI社は現在12機を受注しているが、18機は受注できると見ている。
 同社はこのほかにフィリピンからFA-50を12機イラクからFA-50を納入済みの6機を含 めて24機インドネシアからT-50を16機受注しており、更にアルジェリア、ボツワナ、 ペルーとも商談を進めている。
2018.01.17 Jane's Defence Weekly RoKMC receives two helicopters <1803-011709>
 韓国海兵隊がKAI社製KUH-1の海兵隊型MUH-1 2機を受領した。
 MUH-1は兵員9名が搭乗でき、3時間以上の滞空能力を持つという。
2018.01.08 Jane's 360 Thailand to receive first T-50 jet trainers <1802-010805>
 タイが韓国に12機発注T-50THの一次生産分4機の内の最初の 2機がバンコクに向けソウルを出発した。 KAI社に発注されたのは二次生産分の8機を含め12機であるがタイ空軍は16機のT-50TH を要求しており、最終的には18機になると見られる。
 T-50シリーズはこのほか既に12機のFA-50がフィリピンへ納入され、16機のT-50もインドネシアに納入されて いる。 更にイラクからは24機発注されたFA-50のうち6機が引き渡し中である。
2018.01.05 Yahoo ロイタ通信記事

「米韓軍事演習、パラリンピック後に実施へ=米国防長官」

<1802-010502>
 米韓首脳が共同演習の延期で合意したことについてマティス国防長官が4日、演習 は3月9~18日の平昌冬季パラリンピックの後に行うと述べた。 米韓は毎年春季に、合同軍事演習"Key Resolve"と"Fall Eagle"を行っ ている。
 マティス長官は、延期は単に平昌冬季五輪パラリンピックの期間中は韓国への訪問者が激増し、韓国軍が警 備などに忙殺されるという「ロジスティックな懸念」に配慮して軍事演習の延期が決まったと、韓国北朝鮮の対話とは関係がなく「あ くまでも実務的な問題」と強調した。
2018.01.03 Jane's Defence Weekly DAPA advances ASR-Ⅱ rescue ship project <1802-010314>
 韓国
DAPAが12月15日、排水量5,200tの潜水艦救難艦ASR-Ⅱの開発計画を公表した。計画は2015年末から DSME社と進められており、2022年には完成するという。
 韓国海軍は現在、1996年11月に就役した全長103m、排水量4,300tのASRを保有しているが波高2m以下でしか使用できないのに対し、ASR-Ⅱは水深500m 、波高4mまで使用可能という。
2018.01.01 朝鮮日報 李明博政権の対UAE軍事支援計画、文政権が再検討 <1802-010102>
 李明博政権時に樹立されたUAEに対する軍事力支援計画を、現在の文政権が再検討しよ うとしていたことが分かった。 また、両国間で締結した軍事協力関連の
MoUをめぐっても、内部で問題になっていたと言われている。
 軍消息筋は、李明博政権時代に原発を受注した際に、両国間にMoU形式の軍事的合意があったため、韓国合同参謀本部がUAEに対する軍事力支援計画を立てたが、現 政権発足後、合同参謀本部の支援計画や了解覚書について、手続き上違法性があると指摘され再検討または修正しようという動きがあったと承知していると語った。
【関連記事:1401-120801 (DN 2013.12.08)】