2018年の核拡散問題に関する報道

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出   典
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要             旨
2018.09.12 Jane's Defence Weekly Pakistan's arsenal could contain up to 250 nuclear warheads by 2025, says report <1811-091201>
 米国科学者協会 (
FAS) が8月31日の報告書 "Bulletin of teh Atomic Scientists" のなかで、現在パキスタンが140~150発保有している核兵器が、7年後には220~250発になると見積もっている。
2018.08.15 ロイタ通信

(Yahoo)

海水から「イエローケーキ」抽出に成功、米科学者グループが発表 <1809-081504>
 米国の科学者が普通のアクリル繊維を用いて、海水からウラン含量の高いイエローケーキの 抽出に成功した。
 研究グループは、実用化されれば今後数世紀にわたり、米国の核燃料が枯渇する恐れはなくなると話している。
2018.07.17 産経新聞

(Yahoo)

北の秘密核施設特定 平壌近郊 ウラン濃縮は15年前から 米誌など <1808-071702>
 米Diplomat誌が13日、北朝鮮が国際社会の目を逃れてウラン濃縮活動を継続していると指摘されている カンソンと呼ばれる秘密施設の所在について、平壌から数kmの千里馬であると突き止めたと報じた。 米情報機 関も同誌の分析を事実と確認したとしている。
 分析によると、北朝鮮は核拡散防止条約 (
NPT) からの脱退を表明した2002年ウラン濃 縮施設の建設を開始し2003年初頭から稼働させていた。 施設のうちウラン濃縮を行っているとみられる建物は壁で囲まれており、重要警備区域であること を示しているという。
 この1年間の衛星写真を分析したところ、問題の建物では冬季でも屋根に雪が積もっておらず、濃縮作業などで屋根が熱を帯びている可能性があるとしている。