2019年の北鮮情勢に関する報道

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2019.12.23 東京新聞 北朝鮮、ミサイル発射車両を量産 金正恩氏、昨年2月指示 <2001-122305>
 中朝関係筋が23日、北朝鮮の金委員長が昨年2月ごろ、ICBMなどの
TELの量産を指示していたことを明らかにした。 70両分の部品を中国などで調達する費用として、党軍需工業部傘下の貿易会社に数千万ドルが当てられたという。 米情報当局も同様の情報を把握しており、70両のうちICBM用が何両なのかや生産の進展状況を追跡しているもようである。
 北朝鮮が米朝交渉に臨みながら、核やミサイル戦力の強化を進めてきた実態を示すものである。
2019.12.22 時事通信

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北朝鮮 ICBM 関連施設で動き 米メディア <2001-122202>
 米NBC TVが21日、専門家による人工衛星画像の分析を基に北朝鮮のICBM開発に関連する平城の工場仮設施設などが設置されているのが確認されたと報じた。 金正恩朝鮮労働党委員長が6月に同工場を視察したとされ、直後から工場の拡張が始まったという。 この工場は軍民両方の車両を生産しているが、2017年11月の火星-15 ICBMの発射準備に使われたとされる。
 画像を分析した米国の大量破壊兵器専門家は、ICBMの発射装置の製造または改修のために仮設施設が設置された可能性を指摘した。
2019.12.22 時事通信

(Yahoo)

北朝鮮、「全般的武力」の強化決定 正恩氏、党軍事委に出席 <2001-122201>
 朝鮮中央通信が22日、北朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議が金委員長も出席して開かれて、金委員長が今後の軍建設と軍事政治活動で基本とすべき方向と方法を具体的に明らかにしたと報じた。 年内に米国との非核化交渉をめぐり最終判断と決心を下すと表明している金委員長は、軍幹部らに対し今後について指示を行った可能性もある。
 軍事委に続き「重大な問題を討議決定」する党中央委員会総会を近く開く見通しで、対米交渉の新方針が示されるかが焦点となる。
2019.12.18 Jane's Defence Weekly North Korea has tested rocket engine, says South Korean defence minister <2002-121802>
 韓国国防相が12月10日、その3日前に北朝鮮が東倉里発射場でロケットエンジンの試験をしたと発表した。
 北朝鮮は12月8日に、東倉里発射場で重要な試験を実施したと報じていた。
2019.12.16 朝鮮日報 北朝鮮の南浦造船所、SLBM バージ船周辺にトラックや作業員 <2001-121603>
 北朝鮮の南浦造船所にあるSLBM試験用バージ船周辺にトラックや作業員が集まっている様子が衛星写真に撮影された。
 米国の戦略国際問題研究所 (
CSIS) が公表した衛星写真を見ると、試験用バージ船の上にあった網のような物体が一部撤去され、周辺には小型トラックや数人の作業員が立っている様子が撮影された。
2019.12.16 中央日報

(Yahoo)

韓国国防部の傘下機関「北が多弾頭 ICBM 開発の可能性」…初めて言及 <2001-121602>
 韓国国防部傘下の韓国国防研究院 (
KIDA) が13日に出した報告書「2020国防政策環境展望および課題」で、北朝鮮の多弾頭ICBM開発の可能性に言及した。
 以前から軍事専門家は、北朝鮮が2017年11月に発射した火星-15 ICBMは弾頭部が丸くて短い点を根拠に多弾頭化の可能性を提起したが、国防部、合同参謀本部、KIDAなどは明確な立場を表しておらず、政府の軍関連機関が北朝鮮ICBMの多弾頭化に言及したのは今回が初めてである。
2019.12.14 時事通信

(Yahoo)

北朝鮮、また「重大な実験」 ICBMエンジン燃焼か <2001-121401>
 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の国防科学院報道官が14日、東倉里の西海衛星発射場で13日に重大な試験再び実施したと発表した。 試験は13日22:41~22:48に行われたという。 報道官は実験の詳細な内容は明らかにしなかったが、ミサイル開発の本格的な再開の可能性を強く示唆した。
 北朝鮮は7日にも同発射場で非常に重大な試験を行っており、ICBMエンジン燃焼試験の可能性が指摘されている。
2019.12.11 聯合ニュース

(Yahoo)

米戦略爆撃機が日本周辺を飛行 北朝鮮に対する間接的警告か <2001-121103>
 米空軍のB-52Hが空中給油機から給油を受け日本の周辺を飛行したことが、11日に民間の航空追跡サイトAircraft Spotの情報で分かった。
 南北間の軍事的緊張が高まった時期には米韓合同軍事演習などに合わせ朝鮮半島周辺に頻繁に飛来したが、米朝間の対話が始まって以降、周辺を飛行する回数は減ったとされている。
2019.12.08 聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮の「重大試験」発表にも NSC 開催せず 慎重対応=韓国大統領府 <2001-120802>
 北朝鮮国防科学院が8日に東倉里で重大な試験が行われたと明らかにしたが、韓国大統領府は論評を発表しないなど慎重に対応する姿勢を見せた。
 国家安全保障会議 (
NSC) を開催するなど積極的に対応するとの見方もあったが、NSCは開かれなかった
2019.12.08 時事通信

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北朝鮮、ミサイル発射場で「重大実験」 ICBMエンジン燃焼か 非核化交渉中断も <2001-120801>
 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の国防科学院報道官が8日、東倉里にある西海衛星発射場で7日午後に非常に重大な試験が行われたと発表した。 試験の詳細には触れていないがICBMに使われるエンジン燃焼実験の可能性がある。
 一方、北朝鮮の金国連大使は7日に声明を発表し、「米国と今、長い協議を行う必要はない。 非核化は既に交渉のテーブルから下ろされた」と非核化交渉中断を主張し、米国の求める持続的で実質的な対話についても、内政課題のために米朝対話を利用する時間稼ぎの策略と非難した。
2019.12.06 中央日報

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北朝鮮に異常兆候…世界3機の「コブラボール」を東海に投入した米国 <2001-120605>
 軍用機追跡サイトAircraft Spotによると、6日午前に米空軍のRC-135S Cobra Ball 1機が沖縄の嘉手納基地を離陸して日本海に向かった。 Cobra BallはBMの電子信号と軌跡を追跡することに特化した偵察機で、3機だけ保有する米国の核心偵察システムである。
 米国は、北朝鮮の東倉里で新たな活動が確認されたことからCobra Ballを投入して対北朝鮮監視に入ったと見られる。
2019.12.06 中央日報

(Yahoo)

「東倉里ミサイル発射場に大型コンテナ」…北朝鮮、ICBM 準備か <2001-120604>
 CNNが5日、北朝鮮西海衛星発射場(東倉里ミサイル発射場)で以前になかった動きが見られるとし、北朝鮮が人工衛星打ち上げやICBM発射のためのエンジン燃焼実験を再開する可能性もあると報じた。
 CNNは民間衛星会社Planet Labsが5日に撮影した衛星写真で、東倉里発射場の前に5日以前に撮影された写真ではなかった大型コンテナが置かれていると報じている。
2019.12.05 朝鮮日報

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緊張高まる韓国軍、鄭国防相「北による軍事活動増強を鋭意注視」 <2001-120503>
 韓国の鄭国防長官が4日、北朝鮮が軍事活動を強化しておりこれを韓国軍は注視していると述べた。 北朝鮮が近くミサイル発射などの挑発に乗り出す可能性が高いと予想しているようである。  最近米軍は偵察機を投入して北朝鮮に対する監視を強化しており、3日にはE-8C JSTARSやRC-135U Combat Sentが朝鮮半島上空を、また2日にはRC-135W Revet Joint、先月30日にはU-2S Dragon Ladyが北朝鮮の動きを監視している。
2019.12.03 時事通信

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北朝鮮に軍事力行使辞さず 交渉停滞にいら立ち?  米大統領 <2001-120302>
 トランプ米大統領が3日、ストルテンベルグNATO事務総長との会談冒頭で記者団に、非核化交渉が停滞している北朝鮮に対し必要があれば軍事力の行使も辞さないと述べた。
 トランプ大統領は北朝鮮の金委員長と良好な関係を維持していると述べ、「非核化するとした合意の順守を望んでいる」と強調した一方、米国はかつてなく強大な軍事力を持っていると主張し、必要に迫られれば使うこともあると語った。
2019.12.01 聯合ニュース

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米偵察機がまた朝鮮半島上空を飛行 対北監視強化 <2001-120101>
 民間の航空追跡サイトAircraft Spotによると、北朝鮮が超大型
MRLの連続発射試験を行った2日後の11月30日に、米軍のU-2Sソウルなどの首都圏や江原道、忠清道の上空を飛行していた。 今回の飛行は北朝鮮の追加挑発の動向を把握するためとみられる。
 北朝鮮が先月25日に黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線 (NLL) 付近で海岸砲を発射した際には、同27~28日にRC-135V、E-8Cの米偵察機が朝鮮半島上空を飛行している。
2019.11.28 聯合ニュース 北の2発は「超大型放射砲」か 米朝交渉期限の年末迫り揺さぶり <1912-112809>
 韓国軍合同参謀本部が28日、北朝鮮同日16:59に咸鏡南道連浦から日本海に向け超大型
MRLとみられるSRBM 2発を発射したと発表した。
 2発は30秒間隔で発射され、北朝鮮がこれまで3回行った試験発射で行わなかった連射に成功したものとみられる。
2019.11.28 産経新聞

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北の2発は「超大型放射砲」か 米朝交渉期限の年末迫り揺さぶり <1912-112808>
 韓国軍合同参謀本部が28日、北朝鮮同日16:59に咸鏡南道連浦付近から飛翔体2発を日本海に向けて発射したと発表した。 飛距離は380kmで到達高度は97kmと探知した。
 北朝鮮によるミサイルなどの発射は10月31日に超大型
MRLと称する事実上のSRBMを試射して以来で、今年に入って5月以降13回目になる。 韓国軍は今回の2発も超大型MRLとの見方を示した。
2019.11.28 讀賣新聞

(Yahoo)

北が「弾道ミサイル」発射、日本の EEZ 内に落下せず <1912-112807>
 防衛省が28日、北朝鮮が同日にBMとみられるものを発射したと発表した。 日本の領域には飛来せず、排他的経済水域 (EEZ) 内にも落下しないとしている。
 防衛省関係者によると、BMとみられる飛翔体2発が同日16:59に北朝鮮の東岸から発射されたという。
2019.11.28 讀賣新聞
(Yahoo)
北朝鮮が飛翔体発射…弾道ミサイルかは不明 <1912-112806>
 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が28日に飛翔体を発射した。 BMだったかどうかは明らかになっていない。
2019.11.20 Jane's Defence Weekly China not enforcing UNSC resolutions on North Korea, says US DoD official <2001-112001>
 米国防総省でインド太平洋を担当するシュライバー次官補が11月7日、中国が北朝鮮に対する安保理決議を犯していると非難した。
2019.11.07 時事通信

(Yahoo)

日本越えミサイル発射示唆=北朝鮮大使、安倍首相を非難 <1912-110701>
 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の宋日昊日朝国交正常化交渉担当大使が7日の談話で、「島国(日本)の上空を飛行体が飛び越えた時の不安と恐怖が恋しくてわが国に挑戦しようとするなら、われわれは日本という孤島を眼中に置かず、自分のすべきことをする」と日本上空を越える中長距離ミサイル発射の可能性を示唆し、日本を牽制した。
2019.11.06 Jane's Defence Weekly North Korea conducts another test of its 'super-large' MRL <1912-110608>
 北朝鮮のKCNAが11月1日、10月31日に超大型
MRLの発射試験に成功したと報じた。 韓国合同参謀本部によるとミサイルは16:35と16:38に発射された。
 今年になって12回目の発射となるこの日発射されたのは8月24日及び9月10日に発射されたのと同型と見られる。
2019.11.05 毎日新聞

(Yahoo)

北朝鮮のミサイルは新型と同系統 3分間隔で2発 <1912-110504>
 河野防衛相が5日、北朝鮮10月31日に発射したSRBMは、8月24日9月10日に発射された新型ミサイルと同系統(註:米国がKN-25と呼ぶ4連装
MLR)とみられると明らかにした。
 北朝鮮は5月以降、12回にわたってミサイルの発射を繰り返しているが、防衛省は3種類の新型が含まれているとみている。
2019.11.01 日経新聞 インド原発にサイバー攻撃 北朝鮮が関与か <1912-110101>
 インドの原子力発電所サイバ攻撃を受けたことが31日までに分かった。 情報を抜き取る狙いでつくられたマルウエアが原発のパソコンで検出されたと、国営企業のインド原子力発電公社が認めた。
 地元紙は北朝鮮のハッカー集団ラザルスが関与したとの専門家の見方を報じた。
2019.10.31 Military Times North Korea fires 2 missiles in the sea amid stalled talks <1911-103109>
 北朝鮮が10月31日に2発のミサイルを日本海に向けて発射したが、韓国と日本の当局者は、狙いを米国との核協議への圧力とみている。
 韓国合同参謀本部は、ミサイルが370km飛翔し、高度90kmに達したと発表した。 日本政府は日本の領海内及びEEZ内への飛来はなかったとしている。
2019.10.31 NHK 北朝鮮「超大型ロケット砲」の発射実験に成功と発表 <1911-103105>
 北朝鮮の国営メディアが1日朝、31日に超大型ロケット砲の発射試験に成功したと発表した。
 韓国軍は31日、北朝鮮が西部の平安南道順川付近から短距離の飛翔体を2発発射したと発表していて、北朝鮮の1日朝の発表はこの発射を指しているとみられる。
2019.10.31 聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮が飛翔体2発発射 「超大型ロケット砲」連射実験の可能性も <1911-103104>
 韓国軍合同参謀本部が31日、北朝鮮が同日16:3516:38に中部の平安南道順川付近から朝鮮半島東側の日本海上に未詳の短距離飛翔体を1発ずつ発射したと発表した。 飛距離は370km、到達高度は90kmという。 北朝鮮の飛翔体発射は今月2日に元山の海上からSLBM 北極星-3を発射して以来で、今年に入って12回目となる。
 今回は陸上から海上に向けて発射していることからSLBMではなく、超大型
MRLか新型TBMと見られるが、最初の発射から3分後に2発目が発射されたことから、MRLの連射実験の可能性が高いと専門家らは分析している。
2019.10.31 共同通信
(Yahoo)
発射されたミサイルは2発と防衛相 <01911-103103>
 河野防衛相が31日、北朝鮮が発射したSRBMは2発で、飛距離は350~400km、高度は100kmとみていると明らかにした。
2019.10.31 産経新聞
(Yahoo)
北朝鮮がミサイル発射情報 <1911-103102>
 海上保安庁が、北朝鮮が31日午後にミサイルを発射したとの情報を出した。
2019.10.23 Jane's Defence Weekly N Korean missile arsenal now a key thrats to US <1912-102313>
 米議会調査局が10月9日に発簡した報告書(註:
Defense Primer: Ballistic Missile Defense)で、北朝鮮の弾道弾が中、露、イランと共に最も憂慮すべき脅威になっていると警告している。 それによると北朝鮮は韓国を射程に収めるSRBMを数百発、日本と米軍基地を射程に入れるMRBMを数十基保有し、ICBMの開発も行っている。
 更に10月2日には発射試験を行った射距離450km、到達高度910kmのSLBMは2,000kmの射程を有するとみられる。
2019.10.09 Jane's Defence Weekly North Korea says it test-fired a new type of submrrine-lauched ballistic missile <1912-100902>
 北朝鮮が10月3日、前日に北極星-3
SLBMの発射試験に成功したと発表した。 韓国合同参謀本部によると北極星-3は07:11に発射され飛距離450km到達高度910kmであったという。
 防衛省によると火星-3は隠岐諸島北方350kmの日本のEEZ内に着弾した。
2019.10.08 NHK 北朝鮮漁船の乗組員 なぜ帰した 水産庁から聴取へ 自民 <1911-100802>
 能登半島沖の日本のEEZ内で7日、水産庁の漁業取締船北朝鮮の漁船が衝突した事故では、沈没した漁船の乗組員全員が救助されたあと、別の北朝鮮の船に引き取られたことについて、自民党は8日に水産庁幹部を呼んで、漁船の乗組員を別の船で帰した理由などについて詳しく聞くことにした。
 乗組員を帰したことについて水産庁は、取締りの目的は違法操業をさせないことであり、通常の対応だったという認識を示している。
2019.10.07 NHK 漁船衝突 北朝鮮の乗組員 約60人全員救助 <1911-100703>
 日本のEEZ内水産庁の漁業取締船おおくに北朝鮮の大型の漁船が衝突し、北朝鮮漁船は沈没し乗組員が海に投げ出された。 このた漁業取締船などが救助活動にあたった結果、これまでに海に投げ出された北朝鮮の乗組員およそ60人全員を救助した。
 海上保安庁によると、救助された漁船の乗組員は全員、別の北朝鮮の船に引き取られた。
2019.10.07 NHK 北朝鮮漁船と水産庁漁業取締船が衝突 能登半島沖 <1911-100702>
 水産庁の漁業取締船が7日09:00すぎに日本海大和堆周辺水域で北朝鮮漁船と衝突した。 漁業取締船が北朝鮮漁船に対し日本のEEZから出るように警告していた際に発生した。
 この海域では外国漁船による違法なイカ漁が行われていて、水産庁の漁業取締船は外国漁船に対して違法操業が疑われる場合には海域から退去するよう警告を行っている。
2019.10.04 朝鮮日報

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北の SLBM、弾頭の形は中国製とそっくり <1911-100402>
 北極星-3射程2,000km以上と推定されているが、韓国軍当局は北朝鮮は射程を3,000km以上に伸ばす改良作業を続けているとみている。
 理論上、北の3,000t級新型潜水艦は、米国本土から2,000kmほど離れた沿岸進出してSLBMを撃った後、帰投することができる。
2019.10.03 共同通信

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政府、韓国にミサイル情報提供へ 最大射程は約2500キロ <1911-100302>
 政府関係者が3日、政府北朝鮮が2日に発射したBMについて、韓国の要請に応じ日本の情報を提供する方針を固めたことを明らかにした。 11月に有効期限が切れる日韓の軍事情報包括保護協定 (
GSOMIA) に基づく対応で、河野防衛相は3日夜にエスパー米国防長官と電話会談し、北朝鮮対応で日米の連携や日米韓の協力が重要だとの認識を確認した。
 河野防衛相は、このSLBMの最大射程を日本のほぼ全域が射程に入る2,500kmに達するとの分析を明らかにした。
2019.10.03 NHK 北朝鮮 日本海で SLBM 「北極星3型」発射成功と発表 <1911-100301>
 北朝鮮の国営メディアが3日朝、2日に日本海で北極星-3 SLBMの発射試験に成功したと発表した。 韓国軍は2日に北朝鮮が元山沖の海上からSLBMとみられる飛翔体を発射したと発表していて、北朝鮮の3日朝の発表はこの発射を指しているとみられる。
 一方、金委員長がこれを祝ったと伝えたものの、委員長本人が立ち会ったかどうかは明らかにしていない。
2019.10.02 共同通信

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日本全域射程の新型か、北朝鮮 SLBM 2千キロも、脅威顕在化 <1911-100207>
 北朝鮮が2日、東海岸付近から発射したBMはSLBMとみられ、特殊な軌道で飛距離を抑えたもようで450km飛行したが、日米韓の専門家らは、実際の射程は日本全域を攻撃可能な2,000kmに及ぶ恐れがあると分析している。 過去に発射した射程1,000km以上のSLBM北極星を改良した新型の可能性があるという。
 ただ、CNNは米政府当局者の話として、発射は潜水艦からではなく沖合の海中に設けた発射台から発射したと報じている。
2019.10.02 NHK 北朝鮮ミサイル “1発だった可能性”と修正 官房長官 <1911-100204>
 北朝鮮によるBM発射について菅官房長官が2回目の記者会見で、BMは2日07:10に北朝鮮の東岸から東の方向に発射され、07:27ごろに島根県の島後沖の北約350kmの日本のEEZ内に落下したと推定されると発表した。 飛距離は450km、到達高度900kmと推定されている。
島後島の位置 (Google Map)】
 そのうえで菅官房長官は、1回目の会見で2発のBMが発射されたとしたが、現時点ではBM 1発が発射され、2つに分離して落下した可能性があると考えられており、詳細は現在分析中だと述べ、発射された弾数を修正した。
2019.10.02 NHK 北朝鮮ミサイル「SLBM とみられる」韓国軍合同参謀本部発表 <1911-100203-1>
 韓国軍合同参謀本部が、北朝鮮が2日朝発射した飛翔体について北極星SLBMと見られると発表した。 飛翔体は元山近くの海上から発射され、到達高度は910km、飛距離は450km程度とみられ、米韓軍が詳しい情報の収集や分析を急いでいる。
 北朝鮮によるSLBMの発射が確認されれば、2016年8月以来となる。
NHK 落下は「大和堆」周辺か 北朝鮮ミサイル <1911-100203-2>
 関係者によると、発射された2発のうち1発は島根県の島後から北寄りに370kmほど離れた日本のEEZ境界付近に落下したと推定されるという。
2019.10.02 共同通信

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北朝鮮が飛翔体2発を発射 <1911-100202>
 菅官房長官が2日、北朝鮮が飛翔体2発を発射し「1発は島根県沖の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下したとみられる」と発表した。
2019.10.02 時事通信

(Yahoo)

北朝鮮が飛翔体発射=日本のEEZに落下も <1911-100201>
 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が2日に江原道元山の北方から日本海に向けて飛翔体を発射した。
 日本政府によると、北朝鮮からBMとみられるものが発射され、日本海の日本の排他的経済水域 (EEZ) への落下の可能性がある。
2019.09.30 朝鮮日報

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韓国国防部が「民間用」と見なす咸朴島の北レーダー、監視距離178キロの軍事用だった <1910-093002>
 黄海の北方限界線 (
NLL) 付近の咸朴島北朝鮮が設置したレーダについて、韓国軍は軍事用に使用可能なレーダと見なしていることが分かった。 咸朴島レーダの監視距離は178kmとの見方も出ている。 韓国軍は当初、このレーダを民生用と説明していた。
 自由韓国党の白議員が咸朴島に設置されたレーダを製造した古野電気などに問い合わせたところ、このレーダーは2015年に北朝鮮が公表した新型高速艇はもちろん、米国やフランス、イタリア、デンマークなどの海軍で軍事用として使用されていると明らかにした。 北朝鮮軍は海軍艦艇やスパイ船など数百隻でこのレーダを使用しているという。
2019.09.25 朝鮮日報

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米CNN「北の新型弾道ミサイル潜、進水迫る」 <1910-092501>
 北朝鮮がSLBMを搭載する新型の潜水艦 (SSB) の進水準備を本格化させたとみられるという外信の報道が相次いでいる。 CNN TVは23日にPlanet Labs社が同日撮影した北朝鮮新浦造船所の衛星写真を基にSSBの進水が迫ったと言えると報じた。
 これに先立ちNHKも今月20日、新浦造船所の衛星写真を分析した結果、埠頭には北朝鮮の既存の潜水艦よりもはるかに大きい長さ100mの構造物が設置されているなど、一連の進水準備の動きが見られると報じた、北朝鮮が間もなくSSBを進水させる可能性が高まっていると分析している。
2019.09.24 朝鮮日報

(Yahoo)

北、新型SSB運用基地の馬養島に大規模地下要塞造成中 <1910-092401>
 北朝鮮SLBM 3~4発を搭載可能な3,000t級潜水艦のため新浦沖の馬養島大規模な地下施設を作っていることが22日までに分かった。
 韓国軍関係者が、北朝鮮は馬養島の潜水艦基地で要塞の現代化、地下化作業を進めており、島全体の潜水艦収容能力や防御能力を向上させようとする動きとみられると語った。
新浦と馬養島の位置 (Google Map)】
2019.09.20 時事通信

(Yahoo)

寧辺に秘密の地下施設か=目的不明-米サイト分析 <1910-092001>
 38 Northが19日に衛星画像に基づき、北朝鮮寧辺の核施設付近で秘密の地下施設2ヵ所存在することを確認したと発表した。 ただ、地下施設が何に使われているかは不明という。
 米国が非核化プロセスの一環として求める寧辺への査察実現を念頭に、地下施設は将来の査察チームの関心対象になるとした。
2019.09.18 Jane's Defence Weekly Missile deplomacy <1911-091814>
=北朝鮮の BM に関する7頁の記事=
 ・KN-23 SRBM
 ・Large-calibre MRL
 ・Another SRBM
 ・'Super-large' MRL
 ・Ballistic missile progress
 ・Ballistic missile submarine
 ・'Very standard' weapon
 ・Japan and South Korea BMDs
 ・Tokyo-Seoul tensions
 ・Revived talks
2019.09.18 Jane's Defence Weekly Pyongyang conducts another test of 'super-largee multiple rocket launcher' <1911-091810>
 北朝鮮国営KCNAが9月11日、前日に8月24日と同型超大型
MRLの発射試験を実施し、金委員長が最終性能確認試験と述べたと報じた。
 韓国合同参謀本部 (JCS) によると、この日の試験では06:53と07:12に発射されたミサイルは射距離330km、到達高度50~60kmを飛翔して日本海に落下したという。 8月24日の際にJCSは、2発が発射され最高速度Mach 6.5380kmを飛翔し到達高度は97kmであったとしていた。
2019.09.17 朝鮮日報

(Yahoo)

北も自爆型ドローン配備、全長1.4-1.8メートルでレーダー捕捉困難 <1910-091703>
 サウジアラビアの石油関連施設がUAVによる攻撃で大きな損害が発生したことを受け、韓国軍も対策に乗り出した。 北朝鮮もレーダ探知が難しい小型UAVはもちろん、長距離の攻撃能力を持つ自爆型UCAVの配備を進めている。
 韓国国防部と合同参謀本部によると、2014年に京畿道坡州市、ペンニョン島、江原道三陟市で墜落した北朝鮮の小型UAV 3機を復元して実験を行ったところ、3~4kgの爆弾は搭載できないが、400~900g程度の手榴弾なら1個は運べる性能があることをすでに確認しているという。 しかし北朝鮮は小型UAVの性能向上にも取り組んできたため、今では3~4kgほどの爆弾を搭載し、韓国の主要施設に衝突させ自爆攻撃ができる能力をすでに確保した可能性も高いようである。
2019.09.16 朝鮮日報
(Yahoo)
米「韓国国防長官室ハッキング、北のアンダリエルによる所業」 <02.pdf>1910-091602>
 2016年に外部と分離された韓国の国防ネットワークから「韓米連合作戦計画5015」など軍事機密が大量に流出したハッキング事件は、北朝鮮のハッキンググループAndarielによるものだったことが明らかになった。
 米財務省は13日に、Andarielなど北韓の3つのハッキンググループに対する制裁を発表し、こうした事実を公表した。
朝鮮日報
(Yahoo)
2019.09.14 ロイタ通信

(Yahoo)

米、北朝鮮ハッカー集団に制裁 「悪質なサイバー攻撃に関与」 <1910-091402>
 米財務省が13日、北朝鮮が行ったとされる身代金要求型ウイルスWannaCryによるサイバ攻撃に関与したとして、北朝鮮政府が支援するハッカ集団LazarusBluenoroffAndarielの3集団を制裁対象に指定した。
 財務省によると、Lazarusは2017年に米国のほか、オーストラリアやカナダ、ニュージーランド、英国などでWannaCryを使ったサイバ攻撃に関与し、影響は少なくとも150ヵ国に及んだ。 また2014年には、ソニーの米子会社Sony Pictures Entertainmentにもサイバ攻撃を仕掛けたという。
 BluenoroffはLazarusと連携し、バングラデシュ中銀から$80Mを盗み出したとされている。 またAndarielは銀行のカード情報などを盗み出し現金を引き出したり、個人情報を不正に売却していたとみられる。
2019.09.11 産経新聞

(Yahoo)

北「超大型放射砲」2発失敗か 金正恩氏視察も… 連射実験で挽回示唆 <1910-091107>
 北朝鮮国営メディアが11日、金委員長が10日に超大型
MRLの試射を8月24日に続いて再び視察したと報じたが、飛翔体2発が発射されたが、うち1発は陸地に落下したと推定され、一部試射に失敗したとの見方が出ている
 また北朝鮮メディアが4本の発射管を持つTELの写真を公開した際、蓋が開いた3本の発射管が写し出されており、発射を想定した3発のうち1発が不発だった可能性も指摘されている。
2019.09.11 中央日報

(Yahoo)

北「超大型ロケット砲を発射した」…今回は「成功した」言及なく <1910-091106>
 北朝鮮メディアが今月10日、金委員長の指導の下で再び超大型ロケット砲の試験射撃をしたと報じたが、以前の超大型ロケット砲発射発表の時とは違い「成功した」という言葉はなかった
2019.09.11 朝鮮日報

(Yahoo)

北が撃ったミサイルの情報、韓国軍は今回なぜ明かさないか <1910-091105>
 韓国軍が10日、北朝鮮の発射体挑発を発表する際、飛距離330kmだけを公表して到達高度については口を閉ざした。 今回に先立ち5月4日から8月24日まで、9回行われた挑発のたびに頂点高度を発表し、一部の発表では発射体の最高速度まで公開していたのとは対照的である。
 このため韓国軍内外からは「最近北朝鮮の発射体についての情報判断で間違いが続いていたことから、そもそも情報を非公開にしているのではないか」という声が上がった。 実際、このところ韓国軍は北朝鮮のミサイル、
MLRについて誤った飛行距離を公表したり、北朝鮮がMLRだと明かした発射体をSRBMと発表したりして、情報失敗という批判を受けてきた。
┏━━━━┳━━━━━━━━━━┳━┳━━━━━┳━━━━━┓
┃    ┃          ┃数┃射 距 離┃ 高  度 ┃
┣━━━━╋━━━━━━━━━━╋━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃ 5月 4日┃   Iskander   ┃ 2┃  240km ┃  60km ┃
┃ 5月 9日┃   Iskander   ┃ 2┃ 420/270km┃ 45~50km┃
┃ 7月25日┃   Iskander   ┃ 2┃  600km ┃  50km ┃
┃ 7月31日┃    新型MRL   ┃ 2┃  250km ┃  30km ┃
┃ 8月 2日┃    新型MRL   ┃ 2┃  220km ┃  25km ┃
┃ 8月 6日┃   Iskander   ┃ 2┃  450km ┃  37km ┃
┃ 8月10日┃    ATACMS    ┃ 2┃  400km ┃  48km ┃
┃ 8月16日┃    ATACMS    ┃ 2┃  230km ┃  30km ┃
┃ 8月24日┃   超大型 MLR  ┃ 2┃  380km ┃  97km ┃
┃ 9月10日┃ATACMS or 超大型 MLR┃ 2┃  330km ┃ 50~60km┃
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2019.09.11 ロイタ通信 北朝鮮、金氏が10日の超大型多連装ロケット砲の試射を指導=KCNA <1910-091102>
 国営朝鮮中央通信社 (KCNA) が11日、北朝鮮の金委員長が10日行われた超大型
MRLの試射を指導したと報じた。 KCNAによると、これまでも超大型MRLの発射試験を指導してきた金委員長は、戦闘作戦の観点から同ロケット砲の能力がついに確認できたと述べ、今後の課題は発射試験の実施だと指摘した。 どのような試験が必要とされているのかには触れていない。
 韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が米国との非核化協議再開に意欲を示した直後の10日朝に平安南道价川付近から東に向けて短距離飛翔体2発を発射したと発表していた。
2019.09.11 東京新聞 「超大型ロケット砲」試射 金正恩氏視察と北朝鮮報道 <1910-091101>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が11日、金委員長が10日に超大型
MRLの試射を視察したと報じた。 北朝鮮は10日朝に内陸部の平安南道价川付近から東方向に飛翔体2発を発射しており、これを指すとみられる。
 超大型MRLの試射8月24日に続き2回目で、韓国軍によると最大330km飛翔し、1発は地上に落ちたとの韓国報道もある。
2019.09.10 聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮が今年10回目の飛翔体発射 「内陸横断」で性能誇示か <1910-091003>
 韓国軍合同参謀本部が10日、北朝鮮が同日06:53と07:12分に平壌北方の平安南道价川付近から東に向け未詳の短距離飛翔体2発を発射したと明らかにした。 1発は330kmを飛翔し残りの1発の飛行距離はそれより短いとされている。 韓国軍と米軍は飛翔体の正確な飛行距離や高度、速度などを分析しているが、飛翔距離などから、8月24日に発射した大口径
MLRである可能性が高いと見ている。 今回の飛翔体の到達高度は40~60kmとされている。
 7月31日と8月2日に発射した400mmと推定される大口径MLRは高度25~30km、飛距離220~250kmだったが、8月24日に発射した600mmと推定されるMLRは高度97km、飛距離380kmと分析されている。
2019.09.10 聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮が短距離飛翔体2発発射 330キロ飛行=韓国軍 <1910-091002>
 韓国軍合同参謀本部は10日、北朝鮮が同日06時:53と同07:12に平壌北方の价川から東に向け未詳の短距離飛翔体2発を発射したことを確認したと明らかにした。 飛翔体の最大飛行距離は330kmという。
 最近の北朝鮮による飛翔体発射状況:
┏━━━━┳━━━━━━━━━━┳━┳━━━━━┳━━━━━┓
┃    ┃          ┃数┃射 距 離┃ 高  度 ┃
┣━━━━╋━━━━━━━━━━╋━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃ 5月 4日┃     KN-23   ┃ 2┃  240km ┃  60km ┃
┃ 5月 9日┃     KN-23   ┃ 2┃ 420/270km┃ 45~50km┃
┃ 7月25日┃     KN-23   ┃ 2┃  600km ┃  50km ┃
┃ 7月31日┃  KN-23 (新型MRL) ┃ 2┃  250km ┃  30km ┃
┃ 8月 2日┃  KN-23 (新型MRL) ┃ 2┃  220km ┃  25km ┃
┃ 8月 6日┃     KN-23   ┃ 2┃  450km ┃  37km ┃
┃ 8月10日┃    新型TBM   ┃ 2┃  400km ┃  48km ┃
┃ 8月16日┃    新型TBM   ┃ 2┃  230km ┃  30km ┃
┃ 8月24日┃解析中(大口径 MLR)┃ 2┃  380km ┃  97km ┃
┃ 9月10日┃※  大口径 MLR  ┃ 2┃  330km ┃※40~60km┃
┗━━━━┻━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━┻━━━━━┛
(※:聯合ニュース記事 (
1910-091003) による)
2019.09.10 共同通信

(Yahoo)

北朝鮮が飛翔体2回発射 米韓演習終了後も継続 <1910-091001>
 韓国軍合同参謀本部が10日、北朝鮮が同日、中部、平安南道の内陸部から日本海側に向け飛翔体を2回発射したと明らかにした。
 8月に実施された米韓合同軍事演習に反発してSRBMの発射などを繰り返してきた北朝鮮は、演習終了後も発射を継続しており、兵器開発を急いでいるとみられる。
2019.09.09 中央日報

(Yahoo)

米 CSIS 「北、金泉里基地1000キロ級『火星9』運用…日本も打撃圏」 <1910-090901>
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) が6日、北朝鮮金泉里ミサイル基地施設を取り上げ、韓国全域はもちろん沖縄の米軍基地を含めた日本全域を攻撃することができると警告した。 報告書はこれまで地下ミサイル貯蔵庫程度として低く評価されていた金泉里ミサイル基地を重要な基地だと分析している。
 報告書によると、金泉里基地は1990年代初期から射程500~600kmの火星-6 (Scud C) を装備していたが、1999年には射程1,000kmの火星-9 (Scud-ER) を初めて装備した基地の一つとして確認された。
2019.09.07 朝鮮日報
(Yahoo)
国連「北朝鮮、新型中距離ミサイルを実戦配備」 <1910-090702>
 国連安保理北朝鮮制裁委員会が5日、北朝鮮中朝国境付近に射程2,000kmの北極星-2を配備したことを報告書を通して明らかにした。
 北極星-2が中朝国境付近に配備されれば、在日米軍基地に対する奇襲攻撃能力が大幅に強化されたと分析されている。
朝鮮日報
(Yahoo)
2019.09.07 共同通信

(Yahoo)

北に日本射程のミサイル基地か 衛星写真などで米分析 <1910-090701>
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) が衛星写真などに基づき6日、北朝鮮南東部金泉里の非公表のBM基地に、火星-9 MRBMが配備されているとの分析結果を公表した。 基地はソウルの北東170kmの山あいに位置する。
 日本の南半分と韓国全土を射程内に収めているとみられ、CSISはより新しいミサイルがこの基地に配備されれば脅威は沖縄の米軍基地を含む日本全体に及ぶ可能性があると指摘している。
2019.09.05 東亞日報 北朝鮮の超大型放射砲は「KN25」弾道ミサイル、在韓米軍がコード名 <1910-090502>
 在韓米軍が、8月24日に咸鏡南道宣徳から日本海に発射された北朝鮮の大口径
MLRKN-25というコード名をつけたことが確認された。 このMLRの胴径は600mmで、新型SRBMと判断される。
 5月初めに発射されたIskander似のSRBMはKN-23と名付けており、在韓米軍は大口径MLRの弾道が典型的なBMの放物線の軌跡と一致し、Mach 6.5も既存のMLRを凌駕したことから、新型SRBMと見て、さらに分析を行っている。
【註】
 NK-23がIskander似のSRBM、NK-25が8月24日に4連装MRLから発射された胴径600mmのMLRとすればNK-24は何なのであろうか。
 8月2日に6連装MRLから発射されたMLRを指すのであろうか。
2019.09.05 朝鮮日報
(Yahoo)
北朝鮮が咸朴島に日本製レーダー設置、仁川空港・仁川港を探知 <1910-090501>
 北朝鮮が西海北方限界線 (
NLL) 近くの咸朴島に探知距離30~60kmの日本製レーダを設置したことが4日までに分かった。 咸朴島から60km以内には仁川国際空港、江華島、仁川港などがあり、仁川沖合全体が事実上、北朝鮮軍のレーダ探知圏内に入ったことになる。
朝鮮日報
(Yahoo)
2019.09.04 Jane's Defence Weekly North Korea test-fired 'super-large' multiple rocket launcher <1910-090406>
 KCNAが8月25日、北朝鮮が24日に超大口径
MRLを発射したと報じた。 KCNAが報じた画像で先端に4枚の小型翼を持つミサイルは8×8装輪TELから発射された。 韓国軍連合参謀本部によると発射は06:45と07:02に行われ射距離380km射高97km、最大速度Mach 6.5であった。
 北朝鮮は8月10日と16日にもSRBMを発射しており、KCNAが報じた画像によると両日のミサイルは米陸軍のATACMSによく似ており、NOTINCO社のKing Dragon 300 610mm弾にも似ている。
2019.09.03 讀賣新聞

(Yahoo)

北ミサイル、新型3種類か…5月以降の発射分析 <1910-090302>
 岩屋防衛相が3日の記者会見で、北朝鮮が5月以降に9回発射した飛翔体について、2種類の新型SRBMが含まれていたとの分析結果を明らかにした。 さらにもう1種類の新型SRBMが発射された可能性もあり防衛省は引き続き分析を進めている。
★ 5月4日、9日、7月25日と8月6日に発射されたミサイルは新型で、通常のBMと異なる変則的な軌道で落下し、速度が遅くIskanderとの類似性が指摘されている。
★ 8月24日のミサイルは、高度がScudと同じ約100kmと他の飛翔体より高かったことから別の新型SRBMと判明している。
★ 8月10日と16日に発射された飛翔体は、それとは異なる新型SRBMの可能性があり、
ATACMSとの類似性が指摘されている。
★ 7月31日と8月2日の飛翔体の詳細は判明しておらず8月24日のミサイルと類似している可能性があるという。
2019.09.03 時事通信

(Yahoo)

北朝鮮ミサイル、2種類は新型=防衛省、分析を継続 <1910-090301>
 岩屋防衛相が3日の記者会見で、北朝鮮による5月から9回にわたる飛翔体発射について、少なくとも2種類の新型のSRBMが含まれているとの見解を示した。  岩屋氏は5月4日から7月25日と8月6日に発射された計8発について、既存のBMとは異なる新型だと推定していると述べ、ロシア製のIskanderとの類似にも言及した。 8月24日の2発についても固体燃料方式の新型ミサイルと判断した。
2019.08.29 共同通信

(Yahoo)

北朝鮮SLBM実験準備か 米シンクタンク分析 <1909-082903>
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) が28日に最新の衛星写真に基づき、北朝鮮新浦の造船所SLBM搭載とみられる新型潜水艦を建造発射試験の準備を進めている可能性があるとの分析結果を発表した。
 北朝鮮メディアは7月下旬に金委員長が新型潜水艦を視察したと報じ、近く日本海に配備されるとした。
2019.08.28 ロイタ通信

(Yahoo)

北朝鮮ミサイル軌道「変則的」、防衛網突破の可能性=岩屋防衛相 <1909-082802>
 岩屋防衛相が27日、北朝鮮が24日に発射したミサイルの軌道が変則的だったとし、北朝鮮は日本の防衛網を突破する新たなSRBMを開発しているようだと述べた。
 これに対し韓国国防省は同日、北朝鮮のミサイル発射に関する詳細な分析中であると明らかにした。
2019.08.26 ハンギョレ新聞

(Yahoo)

北朝鮮「超大型ロケット砲」発射…第4の新型兵器試験か <1909-082601>
 北朝鮮が24日06:45と07:02に発射した今回のロケット砲が外見は先日発射した「大口径誘導ロケット砲」と類似で装輪式発射機に2列4本の発射管を装填し、北朝鮮は「世界にない新たな主体兵器」と主張しており、ある軍事専門家は400mmより大きな口径で以前とは完全に異なる兵器システムである可能性も排除できないと見ている。
 今回のロケット砲が以前と異なる兵器システムならば、北朝鮮が4種類の新兵器を開発したということになる。
  ・新型戦術誘導兵器
  ・新型大口径誘導ロケット砲
  ・新しい兵器
  ・超大型ロケット砲
 北朝鮮が当初から既存の300mm
MLR大口径誘導弾超大型弾二種類に改良しているのではないかとの分析もある。
2019.08.25 ロイタ通信

(Yahoo)

金正恩氏、「超大型多連装ロケット砲」実験を指揮と国営メディア <1909-082504>
 北朝鮮国営朝鮮中央通信社 (KCNA) が25日、金委員長が24日に超大型多連装ロケット砲 (
MRL) の発射試験を指揮したと報じた。
 韓国軍は24日に北朝鮮が同日朝にSRBMとみられる飛翔体2発を発射したと発表していた。
 KCNAが公表した写真には、8輪車両に搭載された大型の発射筒から発射される様子が写っている。
【註】
 先端に誘導用と見られる小さな十字翼があることから、米陸軍が無誘導のMLRS弾に誘導装置を付加したGMLRSと良く似ている。
 発射機に2列2弾で4発搭載されていることから、ロケット弾の胴径は400mm以上と見られる。
2019.08.25 時事通信

(Yahoo)

北朝鮮、「超大型ロケット砲」試射=正恩氏が指導、業績誇示 <1909-082502>
 朝鮮中央通信が25日、北朝鮮が新たに開発した超大型多連装ロケット砲 (
MRL) の試射に24日、成功し、金正恩朝鮮労働党委員長が指導したと報じた。 24日に日本海に向けて発射したBMを指すとみられる。
 北朝鮮は7月下旬以降の一連の飛翔体発射で、新開発の大口径操縦放射砲などを試射したとしたが、今回は別の種類の可能性がある。
 日本政府や韓国軍によると、北朝鮮は24日に徳付近からBM 2発を発射し、それぞれ400km350km飛行した。 SRBMと推定され、高度は97km、速度はMach 6.5以上だった。
2019.08.25 共同通信

(Yahoo)

北朝鮮「超大型ロケット砲」試射 金正恩氏、兵器開発の継続強調 <1909-082501>
 朝鮮中央通信が25日、金委員長立ち会いの下、新たに開発した超大型放射砲(多連装ロケット砲 (
MRL) )」の初の発射試験が24日行われ成功したと報じた。
 24日朝に同国東部から日本海に向けて発射した飛翔体2発を指すとみられるが、日韓はSRBMと推定していた。
【註】
 「初の発射試験」と発表していることから、4月以来発射が繰り返されてきたMLR)やNK-23 SRBMとは別のロケット弾と見られる。
2019.08.24 聯合ニュース

(Yahoo)

北発射の短距離ミサイル 高度97キロ=「新型兵器」を高角発射か <1909-082403>
 韓国軍合同参謀本部が24日、北朝鮮24日06:45頃と07:00時すぎに宣徳付近からSRBMと推定される飛翔体を日本海に向け発射したと発表した。 到達高度は97km飛距離380km、最大速度はMach 6.5以上と確認された。
 到達高度97kmは北朝鮮が今年に入って9回発射した飛翔体の中で最も高く、韓国軍は「既存の飛翔体を高角発射した可能性がある」としながらも、別の種類である可能性も排除できないとしている。
2019.08.24 聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮 北東部から飛翔体2発発射=今月5回目 <1909-082402>
 韓国軍の合同参謀本部が24日、北朝鮮が同日早朝に北東部の咸鏡南道宣徳付近から日本海に向け、飛翔体を2発発射したと発表した。
 発射は今月に入り5回目で、今年9回目となる。
【註】
 今年の4月以降北朝鮮が行っている一連のSRBM発射は必ず2発ずつで、しかもかなり時間を空けて行っているのが特長である。
 2発の連続発射試験には、同一発射機から続けて発射する連射 (ripple firing) 試験または別々の発射機からほぼ同時に発射する斉射 (salvo firing) 試験が考えられ、いずれも発射の間隔は数秒以内であるはずなのに、一連の試験は数十分の間隔で行われている。
2019.08.22 日経新聞 カナダ、豪州も瀬取り監視参加へ 防衛相「歓迎」 <1909-082204>
 カナダとオーストラリアが国連安保理決議で禁止されている北朝鮮が行う瀬取りの警戒監視活動に参加することになった。 カナダは海軍は8月下旬にフリゲート艦を東シナ海などに派遣するほか、オーストラリアは9月上旬以降航空機を使って警戒監視にあたる。
 岩屋毅防衛相は22日の閣議後の記者会見で「取り組みを歓迎する」と述べた。
2019.08.21 Jane's Defence Weekly Kim Jong-un continues to let his missiles do the talking <1910-082102>
 北朝鮮8月16日更に2発のミサイルを日本海に向け発射した。
 ・7月31日:大口径誘導ロケット弾
 ・8月 2日:大口径誘導ロケット弾
 ・8月10日:400km、48km、Mach 6.1
 ・8月16日:230km、30km、Mach 6.1
 KN-23はIskanderの9M723/9M723Eや
ATACMSのほか、韓国のBMやNORINCO社製King Dragon 300 610mmロケット弾とも良く似ている。
2019.08.16 聯合ニュース

(Yahoo)

北発射の飛翔体 高度30キロ・飛距離230キロ=韓国軍 <1909-081605>
 韓国軍合同参謀本部が16日、北朝鮮が同日08:00すぎと08:15頃に東部の通川の北方から朝鮮半島東の東海上に向けて未詳の短距離飛翔体2発を発射したと発表した。
 飛翔体の高度は30km、飛行距離は230kmで、最大速度はMach 6.1以上と確認された。
2019.08.14 Jane's Defence Weekly North Korea continues to test short-range rockets, missiles <1909-081409>
 北朝鮮が日本海に向けたSRBMの発射を繰り返している。
5月4日発射:到達高度50km、飛距離420km、Iskanderの9M723/9M723E似
5月9日発射:到達高度50km、飛距離240km、Iskanderの9M723/9M723E似
7月25日発射:到達高度37km、飛距離450km、Mach 6.9
7月31日発射:大口径
MLR
8月2日発射:大口径MLR
8月6日発射:7月25日と同型
2019.08.12 朝鮮日報

(Yahoo)

北朝鮮の新型ミサイルは数百個の子弾を装着している可能性も <1909-081201>
 8月10日に北朝鮮が2発の新型SRBMを発射したが、専門家は数百個の子弾を散布する米国の
ATACMS似た新型の戦術SSMの可能性が高いと分析している。
 北朝鮮が最近相次いで発射しているIskander似のSRBMと400mm級の新型大口径MLRに続き、3弾種目となる新型のSRBMの開発にも成功したとの見方もある。
2019.08.11 Military Times North Korea says Kim supervised weapons tests, criticizes Seoul <1909-081104>
 北朝鮮が11日、名称不詳の新型SRBMの発射試験を行ったと発表しその画像を公開した。 韓国軍は北朝鮮が10日にSRBMを2回発射400km飛翔したとしている。
 韓国軍によると発射されたSRBMは高機動性を持ち低進弾道での飛翔が可能なロシアのIskanderによく似ているという。
【註】
 北朝鮮の新型SRBMがIskanderに酷似していると言うことは、Iskanderのコピーである韓国の玄武-2Bとも似ていることを意味し、北朝鮮が当該技術をロシアからではなく韓国から得た可能性も否定できない。
2019.08.11 聯合ニュース

(Yahoo)

金正恩氏が「新兵器」試射視察と北報道 新型地対地ミサイルか <1909-081101>
 北朝鮮の朝鮮中央通信などが11日、10日に発射した飛翔体とみられる写真6枚を公開した。 同通信は「党で構想してきたもう一つの新たな兵器が登場した」との金委員長の発言を報じたが、兵器の名称や特徴などは明らかにしなかった。
 北朝鮮はこれまで、飛翔体発射の翌日に兵器の名称などを国営メディアを通じて発表しており、7月25日の発射については「新型戦術誘導兵器」、同31日と8月2日の発射に対しては「新型大口径操縦放射砲」と報じた。 しかし、10日の発射については金委員長が従来の兵器体系と異なる優れた戦術的特性を備える兵器体系と述べたと伝えるにとどめた。
2019.08.10 聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮が「短距離弾道ミサイル」2発発射 2週間で5回目=韓国軍 <1909-081003>
 韓国軍合同参謀本部が10日、北朝鮮が10日05:34と05:50に咸興付近から朝鮮半島東の日本海上にSRBMと推定される飛翔体計2発を発射したと発表した。 高度は48km、飛距離は400km、最大速度はMach 6.1以上だったとした。
 北朝鮮は飛翔体を相次ぎ発射しており、7月25日、31日、8月2日、6日に続き今回で5回目で、今年に入り7回目となる。
2019.08.10 NHK 北朝鮮 日本海に向け 飛しょう体2回発射 <1909-081002>
 聯合ニュースが韓国軍の話として、北朝鮮が日本海にむけて飛翔体を2回発射したと報じた。
 韓国軍が詳しい状況を調べているという。
2019.08.08 中央日報

(Yahoo)

北ミサイルの動向が尋常でない…核探知米偵察機が次々と日本に集結 <1909-080805>
 米空軍の偵察機次々と日本に集まっており、これら偵察機の活動も増えている。 7月25日以降4回もミサイルを発射した北朝鮮の動向を監視する目的と考えられる。
 航空機の飛行をモニタリングするエアクラフトスポットによると、6日にWC-135W 1機が嘉手納基地を離れて横田基地に移動した。 空中の放射性物質を採取するWC-135Wは北朝鮮が核実験を実施するたびに日本に展開して朝鮮半島周辺を飛行した。
 6月9日に嘉手納基地に飛来したRC-135S Cobra BallはEO装置で遠距離からBMの軌跡を把握できる。 5日にはグアムのAndersen AFBからRQ-4B Global Hawk 2機横田基地に到着した。
2019.08.07 Jane's Defence Weekly North Korea conducts third weapon test in eight days <1909-080713>
8月2日発射
 北朝鮮が8月2日02:59と03:23に2発のSRBMを日本海に向け発射した。 これで7月25日以来3回目の発射になる。 SRBMは最高速度Mach 6.9高度25kmに達し220km飛翔した。
7月31日発射
 7月31日05:06と05:27に発射され高度30km、距離250kmを飛翔した2発は、KCNAが新型誘導ロケットと報じている。
7月25日発射
 低進弾道で飛翔した新型SRBMを米韓はIskanderの9M723/9M723E似のKN-23と見ている。
2019.08.07 産経新聞

(Yahoo)

北がサイバー攻撃で2100億円調達か 国連報告書 <1909-080702>
 ロイタ通信が5日、国連安保理北朝鮮制裁決議履行状況監視する専門家パネルが、北朝鮮が銀行や暗号資産(仮想通貨)取引業者に対するサイバ攻撃を仕掛け、これまでに最大で$2Bを得た可能性があるとする中間報告書をまとめたと報じた。
 資金は、核兵器など大量破壊兵器の資金源になっているという。
2019.08.06 聯合ニュース

(Yahoo)

北が短距離弾道ミサイル2発 高度37キロ・飛距離450キロ=韓国軍 <1909-080605>
 北朝鮮が米韓合同軍事演習2日目となる6日に発射した飛翔体について、韓国軍は北朝鮮が最近相次いで発射したものと類似したSRBMと分析している。
 韓国軍合同参謀本部は6日、この日05:24と05:36に黄海南道から日本海上に発射したSRBMと推定される飛翔体2発を捕捉したと発表した。 発射されたSRBMの高度は37km、飛距離450km、最大速度Mach 6.9以上だったとした。
2019.08.06 NHK 北朝鮮が飛しょう体を2回発射 韓国軍発表 <1909-080604>
 韓国軍の合同参謀本部が6日未明、北朝鮮が南西部の黄海南道から日本海に向けて、飛翔体を2回発射したと発表した。
2019.08.03 日経新聞 北朝鮮は「多連装ロケット砲」と報道 <1909-080302>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が3日、金委員長が2日に行われた大口径誘導
MLRの発射試験を再び視察したと報じた。
。  2日に東部の咸鏡南道から発射した飛翔体を指しているとみられるが、米韓政府はこの飛翔体を新型のSRBMとみており意見が食い違っている。
【註】
 MLRだと見ることとSRBMだとすることは矛盾しない。
 報道された写真では装軌式のTELに大型弾が3発搭載されていることから、多連装ロケット (MLR) と呼んでも間違いではない。
 一方ロシアのIskander (SS-26) はTELに2発ずつ搭載されており、3発搭載の大型弾はSRBMと呼ばれても問題ない。 ただ一般にMLRを搭載するTEL (MRL) は中・小径弾を6発から20発程度を搭載している。
2019.08.03 時事通信

(Yahoo)

北朝鮮、また「ロケット砲」試射=正恩氏視察、高度制御飛行を検証 <1909-080301>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が3日、金委員長が2日未明に行われた新開発大口径誘導
MLRの発射試験を再び視察したと報じた。
 同通信によると、試験は高度制御軌道誘導命中精度を検証する目的で実施され、高度制御水平飛行性能と軌道変則能力、目標への命中率、弾頭威力が十分と確認されという。
2019.08.02 聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮の飛翔体 高度25キロ・飛距離220キロ=韓国軍 <1909-080202>
 韓国軍合同参謀本部が2日、北朝鮮が同日未明に発射した飛翔体について、高度25km220kmを飛翔したと発表した。
 最高速度はMach 6.9だったという。
2019.08.02 NHK 北朝鮮がまた未詳の飛翔体を発射した。 <1909-080201>
 韓国軍合同参謀本部が2日、北朝鮮が同日02:5903:23に咸鏡南道永興付近から東側の日本海上に未詳の短距離飛翔体を1発ずつ発射したと発表した。 北朝鮮による発射はこの1週間余りで3回目で、米韓両軍が詳しい分析を進めている。
 トランプ大統領は「問題ない。 ありふれた短距離ミサイルだ」と述べ、改めて問題視しない考えを示した。
2019.08.01 Stars & Stirips UK, France and Germany condemn North Korea missile launches <1909-080107>
 北朝鮮が最近行っているBM発射について、英独仏が8月1日に国連の制裁決議違反と非難した。
 これについてポンペイオ米国務長官は、北朝鮮との協議は続けると述べている。
2019.08.01 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国軍は「新型弾道ミサイル」の評価変えず 北のロケット砲発射報道 <1909-080102>
 韓国軍合同参謀本部が1日、北朝鮮7月31日発射した飛翔体大口径誘導ロケット砲だと発表したが、韓国軍はSRBMだとする評価を変えていない。 韓国軍合同参謀本部の関係者は1日、この飛翔体について「現在のところ韓米情報当局は新たな形態の新型SRBMと類似した飛行特性を持っていると評価している」と述べた。
 韓国の軍事専門家の間では、射程が数百㌔に達する大口径ロケット弾の場合、誘導装置を搭載すれば一般的なSRBMと区別が難しいとの指摘もある。
2019.08.01 聯合ニュース

(Yahoo)

金委員長が新型ロケット砲の発射実験視察 北朝鮮メディア <1909-080101>
 北朝鮮の朝鮮中央放送が1日、金委員長が前日に実施された新型の大口径誘導ロケット弾の発射試験を指導したと報じた。
 北朝鮮は7月31日05:0605:27に元山付近から飛翔体を1発ずつを発射している。 韓国軍はこれをSRBMとしていたが、北朝鮮の発表が正しければ、BMではないことになる。
2019.07.31 Jane's Defence Weekly North Korea lauches more short-range ballistic missiles <1909-073102>
 北朝鮮が7月25日の05:34と05:57に日本海に向けて2発のSRBMを発射した。 韓国統合参謀本部は26日、2発とも600km飛翔し、高度は50kmに達したと発表した。
 北朝鮮は5月4日と9日にもロシアのIskander SRBMの9M723/9M723Eと良く似たKN-23を発射している。
2019.07.31 Jane's Defence Weekly North Korea release partial images of 'new built sub' <1909-073101>
 朝鮮中央通信 (KCNA) が7月23日、金委員長が造船所を訪問したニュースで潜水艦の一部分を報じた。
 John Hopkins大学の38 Northは6月12日に、4月11日~5月5日に民間衛星が撮影した画像から、北朝鮮が別の新浦級SSBの建造を続けていると報告している。
 この潜水艦は北極星-1
SLBMの発射試験に使われると見られている。 北極星-1は2016年8月24日に500kmを飛翔している。
2019.07.31 時事通信

(Yahoo)

北朝鮮、弾道ミサイル2発発射=東部から250キロ飛行か <1908-073102>
 韓国軍などによると、北朝鮮が31日05:00すぎに、元山付近から北東の日本海上に向け飛翔体2発を発射した。 韓国軍はSRBMと発表した。
 発射したのは05:06と05:27で、250km飛翔し最高高度は30kmと推定されている。 韓国軍合同参謀本部は、更なる発射に備えて関連動向を監視し対応態勢を維持していると表明した。
 複数の米メディアによると、米政府当局者も発射されたのはSRBM 2発と考えている。
2019.07.31 NHK 北朝鮮が飛しょう体数発を発射 <1908-073101>
 韓国軍の合同参謀本部が31日未明、北朝鮮が東部咸鏡南道から飛翔体数発を発射したと明らかにした。
 韓国軍は米軍とともに詳しい情報の収集や分析を急いでいる。
2019.07.29 朝鮮日報

(Yahoo)

米専門家「北の新型ミサイルはイスカンデルの燃料供給システムを改造」 <1908-072902>
 米ランド研究所のベネット研究員が26日、北朝鮮が日本海に向け7月25日に発射したSRBMはロシアのIskaderと同じもので、燃料システムを改造射程距離を伸ばしたものとの見方を示した。
 ベネット氏は、BMの射程を500km以上とするには最高高度が100kmは必要だとした上で、今回北朝鮮が発射したBMの頂点は50kmだったにもかかわらず600km飛行したのは、飛行中にエンジンが再点火されたことを意味すると述べた。
【註】
 Iskader (SS-26) は固体燃料ロケットで推進するため「飛行途中で燃料に再点火」は考えにくい。
 敢えてこの記事にあるように2度エンジンに点火するのであれば、エンジンを液体燃料にしたか、二段推進のロケットエンジンにしたかのいずれかで、推進装置の根本的な変更が必要になる。
2019.07.26 聯合ニュース

(Yahoo)

北ミサイル2発とも約600キロ飛行 「イスカンデルに類似」=韓国軍 <1908-072601>
 韓国軍合同参謀本部の関係者が26日、北朝鮮が25日朝に発射したミサイルについて、ロシアのIskanderに似た飛行特性を持つ新型SRBMと判断していることを明らかにした。 また米韓軍の精密分析の結果、発射された2発の飛距離いずれも600kmと推定されたという。 合同参謀本部は当初、1発目は430km、2発目は690km飛翔したとの分析を示していた。
 同関係者は、北朝鮮のミサイルは一般的な弾道飛行ではなく下降段階で水平飛行したため、最初に判断した飛距離とは差があったと説明した。
2019.07.25 聯合ニュース

(Yahoo)

690キロ飛行の北ミサイル 韓国全土を射程圏に=迎撃困難か <1908-072504>
 北朝鮮が25日早朝に元山付近から発射した2発の短距離ミサイルのうち、2発目は690km飛翔したとの分析結果が出たことを受け、米韓はミサイルの詳細を把握するための情報収集を行っている。
 1発目のミサイルが430km飛翔し高度が50kmだったことから、当初は2発目もKN-23と同じ機種と評価されたが、2発目は高度50kmを維持したまま690km飛翔したことが分かり、米韓は新たな形態の短距離ミサイルである可能性があると判断した。 ただ今回発射に使われた
TELの外観は、5月4日と9日に北朝鮮がKN-23を発射する際に使用したTELと似ているという。
2019.07.25 朝鮮日報

(Yahoo)

北朝鮮の新型SLBM潜水艦、ロシアの「くず鉄」潜水艦を改造か <1908-072503>
 北朝鮮が23日に公開した新型潜水艦が旧ソ連のゴルフ型SLBM搭載潜水艦よく似ていることから、同型の改造型ではないかとの評価が出ている。 公開された動画には艦橋や艦首部分などが比較的鮮明に映し出されていた。
 ゴルフ型は1950年代末から1990年代初めまで旧ソ連が配備していた在来動力潜水艦で、全長98.9m、排水量3,500tで、艦橋には3発のSLBMを搭載できる。
2019.07.25 NHK 韓国「北朝鮮が飛しょう体発射」 <1908-072501>
 聯合ニュースが韓国軍合同参謀本部の話しとして、北朝鮮が25日05:34と05:57に東部の元山付近から2発の飛翔体を発射し、飛翔体は430km飛翔したと報じた。 韓国軍と米軍は発射の詳しい状況を調べている。
 AFP通信は米政府当局者の話しとして、発射されたのは短距離の飛翔体と報じている。
2019.07.23 共同通信

(Yahoo)

北朝鮮が新型潜水艦 正恩氏視察、弾道ミサイル搭載か <1908-072302>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が23日、金委員長新たに建造した潜水艦を視察したと報じた。 近く日本海の作戦水域に配備されるとしている。
 SLBM搭載艦の可能性があり、本格運用されれば米韓や日本にとって北朝鮮の核戦力の脅威が増大する恐れがある。
2019.07.17 Jane's Defence Weekly US Forces Korea confirms Hwaseong-15 ICBM is able to target all of US mainland <1908-071711>
 在韓米軍司令部が国連軍司令部及び統合軍司令部と共同で作成した2019 Strategic Digestで、北朝鮮が2017年11月29日に発射した火星-15 ICBMは射程が8,000哩 (12,875km) と推定され、米本土のいかなる地点へも到達可能であるとした。
 また火星-14 ICBMの射程は6,250哩、火星-13 ICBMは3,418哩以上、火星-12 IRBMは4,350哩と見積もっている。
2019.07.11 産経新聞

(Yahoo)

北が韓国に警告「焦土化する特別兵器実験」米ステルス機導入で <1908-071104>
 朝鮮中央通信が北朝鮮外務省の米国研究所政策研究室長の11日の談話として、韓国がF-35Aの配備を進めていることを批判し、韓国に増強される殺人装備を焦土化する特別兵器の開発と試験を行わざるを得なくなったと警告したと報じた。
 米朝対話が再始動する中でも、新兵器開発を続ける立場を正当化している。
2019.07.11 聯合ニュース

(Yahoo)

「北朝鮮ICBM、米本土全域を攻撃可能」 在韓米軍が初の公式見解 <1908-071103>
 在韓米軍司令部が11日に公表した「在韓米軍2019戦略ダイジェスト」で、北朝鮮は現在、火星-13と火星-14、火星-15という3種類のICBM級ミサイルを保有しており、射程はそれぞれ5,500km (3,418哩) 以上、6,250哩、8,000哩と推定され、火星-15は米国本土の全域を攻撃する能力を備えているとの公式見解を初めて示した。
2019.06.17 中央日報

(Yahoo)

スウェーデンシンクタンク「北、核弾頭20~30個と推定…昨年より増加」 <1907-061705>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が17日公開した2019年鑑 (SIPRI Yearbook 2019) によると、核保有国と判定された国は米国、ロシア、英国、フランス、中国、インド、パキスタン、イスラエル北朝鮮9ヵ国で、これらの国々が保有している核弾頭数は今年初めを基準として13,865発と推算している。 これは昨年の14,465よりは600発減った。
 昨年より核弾頭数が増加した国は中国、パキスタン、イスラエル、北朝鮮の4ヵ国で、特に北朝鮮の場合、昨年10~20発を保有していると推定されたが今年20~30発に増えた。 ただしSIPRIは北朝鮮が核兵器保有に関する情報を全く提供しておらず、全体集計には北朝鮮の核兵器保有量が反映されなかったとしている。
2019.06.17 朝日新聞

(Yahoo)

核弾頭、昨年より600発減 装備の近代化は進む <1907-061703>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が17日に核保有国による核装備の現状をまとめた年次報告書を公表した。 世界の核兵器の総数は減少する一方で、近代化が進む傾向が続いていると分析している。
 報告書によると、米露英仏中とインド、パキスタン、イスラエル北朝鮮の9ヵ国が持つ核弾頭は計13,865発で、昨年より600発減った。 世界の核弾頭数が減ったのは、全体の9割以上を保有する米露の削減が進んだためである。
2019.06.12 東亞日報 米議会調査局、「北朝鮮の弾道ミサイル実験、迎撃無力化に焦点」 <1907-061203>
 米議会調査局 (
CRS) が6日に公開した報告書「北朝鮮の核と弾道ミサイル」で、5月4日と9日北朝鮮が発射した飛翔体3発KN-23 SRBMと断定し、発射目的は、固体燃料と誘導装置の性能改良による迎撃システムの無力化と分析した。
 米軍に続き米議会も北朝鮮の挑発が攻撃用BMと規定したが、韓国軍は依然として分析中だと沈黙を守っている。
2019.06.07 共同通信

(Yahoo)

韓国全域を核攻撃可能か 5月発射の新型、米専門家 <1907-060702>
 米国の核やミサイル問題専門家が7日までに、北朝鮮が5月上旬に発射した新型のSRBMについて、ソウル南方の平沢に移転した在韓米軍司令部を含め、韓国のほぼ全域を核攻撃できるとの分析を発表した。
2019.06.07 中央日報

(Yahoo)

「5月に弾道ミサイルを北が開発、500キロの核弾頭搭載可能」 <1907-060701>
 米ミドルベリー国際学研究所非拡散研究センターのルイス所長が5日、北朝鮮が5月4日と9日に発射したSRBM韓国内目標を核攻撃できる能力を備えたという分析の結果を発表した。  ルイス所長はこの日に公開した報告書で、KN-23は全長7.5m、胴径0.95mと推定した。 KN-23は2018年2月8日建軍70周年記念閲兵式で初めて公開された時、米国の情報当局が名付けたコード名である。
 ルイス所長は、このミサイルは500kgの弾頭を搭載して450km飛翔することができると分析した。
2019.06.05 東亞日報 米国務長官、「北のミサイル、安保理決議を明確に違反」 <1907-060501>
 ポンペオ米国務長官がFOXニュースとのインタビューで3日、5月4日と9日に北朝鮮が発射した短距離ミサイルを、初めて国連安全保障理事会の決議を明らかに違反したとみえるとの見解を明らかにした。
2019.06.01 朝鮮日報

(Yahoo)

北の新型ミサイル生産施設が完工段階に <1907-060101>
 北朝鮮の固体燃料ミサイルを製造している咸興ミサイル工場団地地下施設が完工したことが31日までに分かった。 韓国軍関係者は、北朝鮮は非核化交渉中も咸興ミサイル工場団地を拡張改善してきており、ミサイル工場地域周辺で巨大な地下施設が新たに完工、もしくは拡張されたと語った。 咸興団地が地下施設まで備えた総合ミサイル団地になったということを意味する。
 こうした事実はGoogle Earthを通しても確認でき、2017年の写真では、咸興団地北西部の地下施設で工事をしている様子がはっきり分かが、今年2月の写真には、地下施設付近がすっきり整理されている様子がとらえられ、一部はコンクリートなどで舗装されていた。
2019.05.27 日経新聞 トランプ氏、北ミサイル「国連決議に違反せず」 共同記者会見 <1906-052704>
 トランプ米大統領が日米首脳会談後の記者会見で、北朝鮮による今月の短距離ミサイル発射が国連の安保理決議に違反すると思わないとの見方を示した。
 一方、安倍首相は共同記者会見で、北朝鮮が発射した短距離ミサイルに関し安保理決議に違反し極めて遺憾だと語った。
2019.05.27 時事通信

(Yahoo)

北朝鮮ミサイル「なお分析中」=ボルトン氏発言で韓国大統領府 <1906-052703>
 韓国大統領府当局者ず27日、ボルトン米大統領補佐官が北朝鮮のSRBM発射を国連安保理決議違反と批判したことについて、米韓軍は依然としてミサイルの種類などについて分析中だと、BMとはまだ断定していないという立場を強調した。
2019.05.25 産経新聞

(Yahoo)

ボルトン米補佐官 北ミサイルは「国連決議違反」 トランプ政権として初表明 <1906-052504>
 ボルトン米大統領補佐官が25日に都内で、北朝鮮による今月上旬のSRBM発射は国連安保理の決議違反だと語った。 ボルトン補佐官はまた、発射されたのは米軍がKN-23と名付けた新型のSRBMであるとの認識を明らかにした。 トランプ政権高官がミサイル発射を安保理決議違反だと公式に明言したのは初めてである。
 問題のミサイルについては国防総省が9日の声明で、複数の弾道BMだったと断定したものの、トランプ大統領は10日に、北朝鮮が信頼を破ったとは思っていないと述べ、問題視しない考えを示していた。
2019.05.17 産経新聞

(Yahoo)

北朝鮮東倉里のミサイル発射施設で建物拡充などの動き <1906-051701>
 38 Northが16日、北朝鮮が先に解体を約束した東倉里のBM発射施設「西海衛星発射場」で建物の拡充などの動きがあるとする、最新の商業衛星画像に基づく分析結果を発表した。
 同サイトによると、4月18日に撮影された画像で、ミサイル関連部品の組み立て棟とみられる敷地内で、今年1月に建設が確認されたL字形の建物が完成していることが分かった。
2019.05.15 Jane's Defence Weekly North Korea resumes missile firings <1907-051501>
 北朝鮮が5月9日に2発発射したのミサイルは、北朝鮮メディアの画像から見ると5月4日に発射した
CRBM/SRBMと同型の見られる。  2発は16:29及び16:49に発射され、それぞれ420km、270km飛翔して日本海に落下した。 聯合ニュースは高度50kmに達したと報じている。
 韓国メディアは米国防総省報道官イーストバーン中佐の発言を引用して、飛翔したのはBMで飛翔距離は300kmを超えると報じている。
2019.05.14 産経新聞 飛翔体はロシアから輸入か 北朝鮮巡り米分析サイト <1906-051405>
 38 Northが13日までに、北朝鮮が4日に発射した飛翔体はロシア製Iskanderと酷似しているとの分析を公表し、ロシアから輸入したとの見方を示した。
 米ミサイル専門家エレマン氏は北朝鮮が発射後に公表した写真を基に、韓国の玄武-2のほかウクライナのGromとの形状や大きさの類似点も指摘したが、打ち上げ後の破片などから、ロシアからの輸入の可能性が高いとした。
2019.05.13 東亞日報 北のミサイル挑発、昨年2月に登場した新型兵器、「戦力化」か <1906-051303>
 韓国国防部と国家情報院は、北朝鮮が4日と9日に発射した短距離ミサイルがBMと明示しておらず、これまで目にしなかった新型兵器なのでさらに分析が必要としている。
 しかし軍内外ではこのミサイルを昨年2月の北朝鮮軍創建70年記念式で初めて公開された新型固体燃料BMと見ている。 米韓情報当局は、このミサイルをKN-21と呼び動きを注視してきたという。
 北朝鮮は昨年、試作品を公開したあと1年かけて誘導装置や推進装置などを改良して信頼度を高め、金委員長が見るなか発射試験を強行したと見られる。
2019.05.11 ハンギョレ

(Yahoo)

北朝鮮が亀城で発射したのも“イスカンデル”と推定 <1906-051102>
 北朝鮮9日に発射した飛翔体は、5日前に発射した戦術誘導兵器と、発射方式や弾体の形が同じであることが分かった。 相当数の軍事専門家は、当時この飛翔体を北朝鮮版Iskander SRBMと推定している。
 韓国合同参謀本部は10日、この発射体に対する評価を短距離ミサイル「推定」から「判断」へ修正したが、このミサイルがBMなのか否かについては、飛行特性と発射角度、射的距離、速度に対する追加分析が必要だとし慎重な態度を見せた。
2019.05.11 日経新聞 平壌北東に秘密ミサイル基地か 米シンクタンク <1906-051101>
 戦略国際問題研究所 (
CSIS) が9日までに、平壌の北東63kmの場所に秘密のミサイル基地があるとの分析結果を明らかにした。
 ICBM級の火星-14や火星-15を格納していたとみられ、現在も稼働状態にあるという。
2019.05.10 中央日報

(Yahoo)

米国防総省「9日の北の飛翔体は弾道ミサイル」…国連安保理決議を違反 <1906-051001>
 トランプ米大統領が9日、北朝鮮の2回目のミサイル発射について「非常に深刻に見ている」と述べ、4日の「飛翔体」とは違いそれは小型ミサイルであり短距離ミサイルと規定した。
 米国防総省報道官はこの日午後、ワシントン現地時間で午前の早い時間に北朝鮮が北西部地域で複数のBMを発射したとし、ミサイルは発射地点から東に300km以上飛翔した後、海に落ちたと説明して、北朝鮮のミサイル発射から12時間後にBM発射の事実を確認した。 44日の新型戦術誘導武器試験についてミサイルかどうかという評価を明らかにしなかったのとは対照的である。
2019.05.09 Bloomberg

(Yahoo)

北朝鮮が2発の短距離ミサイルを発射、東に向け半島横切る-韓国 <1906-050902>
 韓国軍合同参謀本部が、北朝鮮が9日に短距離ミサイル2発を発射したもようだと発表した。 北朝鮮は4日に飛翔体を発射したばかりで、1週間足らずで2度目の挑発行為となる。  韓国合同参謀本部によれば、北朝鮮は新五里ミサイル基地から現地時間04:29と午後04:49に計2発の短距離ミサイルを発射した。 2発とも朝鮮半島を横切り東へ飛行し、最初のミサイルは420km、2発目は270km飛んだという。
2019.05.07 産経新聞

(Yahoo)

米研究所、北の飛翔体は「短距離弾道ミサイル」 <1906-050703>
 北朝鮮が4日に発射した飛翔体について、米Middlebury国際問題研究所のルイス上級研究員が発射直後の衛星画像を基に5日、飛翔体は国連安保理の北朝鮮制裁決議違反となるSRBMの発射だった可能性が高いとの見方を明らかにした。
 ルイス氏はツイッターでミサイルが昨年2月の軍事パレードに登場したロシア製Iskanderを基にしたSRBMと同型だと述べた。
2019.05.05 聯合ニュース

(Yahoo)

弾道ミサイル説に触れず=北朝鮮の飛翔体で韓国国防省 <1906-050504>
 韓国国防省が5日、北朝鮮が4日に発射した飛翔体に関するこれまでの分析結果から、新型戦術誘導兵器を含め240mm、300mm
MLR多数を発射したと発表した。
 ただ、新型戦術誘導兵器が国連制裁決議に抵触するBMかどうかについては触れなかった
2019.05.05 聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮がロケット砲など訓練 <1906-050503>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が5日、金委員長が4日に実施された火力打撃訓練を指導したと報じた。 訓練では長距離
MLR戦術誘導兵器の能力点検などを実施した。 北朝鮮は4日、東部の元山付近から東側に向け、飛翔体数発を発射しており、火力訓練はこれを指すとみられる。
【註】
 画像が公開されたロシアのSS-26 Iskander似の戦術誘導兵器と称するミサイルは、外観から見ると射程が150~160kmと言われるKN-02 SRBMと思われる。
【関連記事:1304-030802 (中央 2013.03.08)】
 KN-02であれば、開城など休戦ライン近くでこのミサイルを撃った場合、ソウルや京畿道、平沢の在韓米軍基地はもちろん、大田 北部圏まで射程圏に入る。
2019.05.05 時事通信

(Yahoo)

ロケット砲など訓練実施=金正恩氏、立ち会う-北朝鮮 <1906-050501>
 北朝鮮国営の朝鮮中央通信が5日、金委員長が立ち会った火力打撃訓練が4日に日本海沿いで行われたと報じた。
 訓練では長距離
MLR戦術誘導兵器の能力点検などを目的に行われ、正恩氏は結果を高く評価したという。
2019.05.04 産経新聞

(Yahoo)

北朝鮮が短距離ミサイル発射 東海岸から日本海に向け <1906-050401>
 韓国軍合同参謀本部が4日、北朝鮮が同日09:06頃に数発の飛翔体を発射したと明らかにした。 飛翔体は北朝鮮南東部の元山周辺から日本海に向けて発射され、70~200km飛行して日本海に落下したという。 短距離ミサイルとみられる。
 北朝鮮のミサイル発射は、2017年11月末に「火星15」ICBMを発射して以来、1年5ヵ月ぶりになる。
2019.04.18 NHK 北朝鮮「新型の戦術誘導兵器」発射実験を実施 米けん制か <1905-041802>
 北朝鮮の国営メディアが18日朝、17日に金委員長の立ち会いのもとに新型戦術誘導兵器の発射試験を行ったと報じた。 国営メディアは、この兵器について、特殊な飛行の誘導方式だとしていて、設計上の数値が完全に検証されたとしている。
 新型の戦術誘導兵器がどういったものなのか詳しいことは明らかにしていないが、長距離BMではない通常兵器と見られる。
2019.04.17 東京新聞 北朝鮮、寧辺で核物質の搬送か 米研究所が衛星写真を分析 <1905-041702>
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) が衛星写真に基づき16日、北朝鮮寧辺の核施設で核物質の搬送に使われる特殊な鉄道車両が確認されたとの分析結果を公表した。 核物質の搬送の可能性を指摘したが、既に実施されたかどうかは不明としている。
 12日撮影の衛星写真によると、寧辺のウラン濃縮施設と再処理施設である放射化学研究所の近くで確認された停車した特殊車両5両が、過去に核物質の移動や再処理活動に関わっていたとの見方を示している。 ウラン濃縮施設には輸送コンテナのようなものが確認された。
2019.04.05 毎日新聞

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米韓連携のきしみを懸念 防衛研が「東アジア戦略概観」 <1905-040509>
 防衛研究所が5日に年次報告書東アジア戦略概観を公表した。 報告書では韓国の文政権北朝鮮との融和に傾いていることへの警戒感を示し、在韓米軍と韓国軍の連携を弱めて抑止能力の低下につながりかねないとの懸念を示している。
2019.04.05 産経新聞

(Yahoo)

防衛研究所「米朝交渉は北朝鮮の時間稼ぎの可能性」 <1905-040508>
 防衛研究所が5日に東アジア戦略概観 2019を発表した。 昨年6月の初の米朝首脳会談に関しては、北朝鮮に核やミサイル開発を継続しつつ経済状況を立て直すための時間稼ぎとして利用される可能性があると警鐘を鳴らした。
 また、北朝鮮産石炭の密輸入韓国政府が見逃したとされる問題などに触れ、韓国は制裁をなし崩し的に緩めようとしているのではないかという疑念を米国に持たれているようだと分析し、昨年12月に発生した韓国海軍駆逐艦による自衛隊哨戒機への火器管制レーダ照射問題も記述している。
2019.04.05 時事通信

(Yahoo)

北朝鮮、新型の潜水艦建造中=SLBM3、4基搭載可能か-韓国紙 <1905-040504>
 朝鮮日報が5日、北朝鮮新浦の造船所SLBM 3~4基を搭載可能と見られる3,000t級の新型潜水艦建造を本格化させていると報じた。
 韓国軍高官は、新浦港に新型潜水艦建造に必要とみられる部品が大量に運び込まれたことを明らかにし、SLBMの試験発射のためのフローティングドック(バージ船)を沖に移す動きも把握されたと述べたという。
2019.04.02 聯合ニュース

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北朝鮮が「衛星」主張しても長距離ミサイル=韓国高官 <1905-040204>
 韓国の政府高官が1日、北朝鮮が宇宙飛翔体の発射試験を強行し、衛星発射と主張しても韓国政府としては長距離BM発射と理解する方針を明確にした。
 東倉里のミサイル発射施設で復旧の動きがみられることについては、交渉力を高めるためのものなのか、実際の発射のためなのかは引き続き見守って判断するとして、今予測できる状況ではないとの認識を示した。
2019.04.02 中央日報

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北朝鮮、ミサイル発射場の準備完了…「金委員長の決断だけが残った状況」 <1905-040203>
 北朝鮮が東倉里発射場をいつでも使用できる状態に整備したのに続き、先週予定された国際会議に出席しないなど異常兆候が続いており、今月中に「人工衛星打ち上げ」を挑発カードとして取り出す可能性があるという懸念が強まっている。
 韓国政府の当局者は1日、北が東倉里発射場の整備を事実上終えたとして、発射台にロケットを設置したわけではないが、人工衛星に見せた発射試験をするかどうかは金委員長にかかっているという見方を示した。
2019.03.30 ロイタ通信

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全ての核引き渡しを要求、トランプ氏が金正恩氏に=関係筋 <1904-033005>
 ハノイで開催された米朝首脳会談が物別れに終わった2月28日に、トランプ大統領が北朝鮮の金委員長に全ての核兵器と核燃料を引き渡すよう要求していたことが、ロイタが入手したトランプ大統領が金委員長に手渡した文書で明らかになった。 これまで米側も北朝鮮側も会談が決裂した理由を明確に説明していないが、この文書が一因となった可能性がある。
 関係筋によると、米国が求める非核化とは何を意味するか、その定義をトランプ大統領が金委員長に直接伝えたのはこれが初めてという。
2019.03.28 日経新聞 外務省、北朝鮮「瀬取り」を公表 11件目 <1904-032806>
 外務省が28日、東シナ海の公海上で北朝鮮が瀬取りをした疑いがあると公表した。 瀬取りの疑いを公表するのは11件目で、海上自衛隊の補給艦が2日未明に船籍不明の船舶が北朝鮮船籍のタンカーに横付けし、ホースを接続していた様子を確認した。
 国連安全保障理事会の制裁決議違反の可能性が高いとみて、国連に通報した。
2019.03.27 中央日報

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北朝鮮で固体燃料ミサイル活動…韓米当局が集中監視 <1904-032702>
 韓国東亜日報が27日に複数の情報筋を引用して、米韓軍は北朝鮮が25日から新興一帯でミサイル活動に関連した通信を送信するのを観測したためこの一帯に対する監視を大幅に強化したと報じ、こうした信号は朝鮮半島周辺に相次いで投入されているRC-135など米軍偵察網が観測したという。
 東亜日報は外交筋を引用し、トランプ政権が対北制裁を維持する場合、対米奇襲打撃戦力で挑発の再開も可能という警告メッセージを発信して圧力を加えるものだと分析している。
2019.03.20 Jane's Defence Weekly UN report highlights role of foreign player in North Korean arms sales <1905-032001>
 国連安保理専門家パネルが3月5日に報告書で、北朝鮮は安保理決議に違反して小火器やその他の武器を仲介国を経てイエメンのフーシ派、スーダン、リビアなどに輸出していると指摘した。
 輸出されているのはAK突撃銃、PKG重機関銃、RPG-7、RPG-29のほか9K111 Fagot、9K111 Fagot
ATGMや9K38 Igla MANPADなどのミサイルも含まれている。
2019.03.20 中央日報

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米沿岸警備隊も北朝鮮船「瀬取り」取り締まりへ…日本に派遣 <1904-032002>
 米国沿岸警備隊が北朝鮮船の瀬取り取り締まりのため日本に派遣された。 米インド太平洋司令部が19日、米沿岸警備隊の警備艦Bertholfが3日に第7艦隊の基地がある佐世保に到着したと明らかにした。 Bertholfは1月20日に母港のカリフォルニア州アラメダを出発していた。
 2006年11月に就役したBertholf4,500t速力28+kt、高速距離12,000nmで、57mm機関砲1門、20mm
CIWS 1基、Cal.50機関銃4丁、7.62mm機関銃4丁を装備し、ヘリ2機またはUAV 4機を搭載できる。
2019.03.14 沖縄タイムス

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フランス海軍の哨戒機、嘉手納に飛来 北朝鮮「瀬取り」対応か <1904-031404>
 米軍嘉手納基地に13日17:40頃、フランス海軍の哨戒機1機が飛来した。
 防衛省は、北朝鮮の瀬取りを阻止するため、米国に加えて3月中旬から嘉手納基地を拠点にフランスが哨戒機での警戒監視活動を実施すると発表していた。
2019.03.14 FNN

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北朝鮮の脅威が再燃する中、日本を訪れた英 “瀬取り”監視フリゲート「モントローズ」の秘めた能力 <1904-031403>
 北朝鮮の瀬取りの警戒監視活動に参加するため、日本を訪れていた英海軍のType 23フリゲート艦Montroseが3月14日に晴海ふ頭を出港した。
 瀬取りの警戒監視活動に参加する英海軍艦としては、2018年4月のフリゲート艦Southerland、8月の揚陸艦Albion、12月のフリゲート艦Argyllに続く4隻目になる。
2019.03.14 東亞日報 北朝鮮、中朝国境付近に ICBM 基地建設 <1904-031402>
 国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会が12日に年次報告書を発表し、北朝鮮が米国の攻撃に備えて核とミサイル施設を民間施設に分散し、中朝国境付近にICBM基地を建設している証拠資料を公開した。
 報告書によると、ある加盟国が2018年11月に北朝鮮が国境付近にICBM基地を建設していると通知したという。 報告書はCNNがICBM基地と見ている両江道フェジョンリのミサイル基地の衛星写真を公開した。
 これは2018年の非核化対話後も北朝鮮が核とミサイル開発および隠蔽活動を続けてきた可能性を示唆している。
2019.03.13 時事通信

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北朝鮮、仮想通貨630億円盗む=日本にもサイバー攻撃-安保理年次報告 <1904-031307>
 対北朝鮮制裁決議の履行状況を調べる国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会の専門家パネル年次報告書が12日に正式に公表された。
 報告書は北朝鮮の核やミサイル開発は無傷のままだとしたうえで、製造施設の攻撃に備えて工場や非軍事施設を繰り返し利用していることや、日本を含む仮想通貨を標的とするサイバ攻撃を活発化させ、約630億円を盗んだと報告している。
2019.03.11 中央日報

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東倉里に警告?…ボルトン補佐官「瞬き1つせず北朝鮮見ている」 <1904-031103>
 ボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官が10日、北朝鮮が東倉里ミサイル発射場を復旧している動きなどに関し、北朝鮮に警告メッセージを送った。
 ただ「特定の商業衛星写真が見せるものについて推測はしない」と発言は控えめであった。
2019.03.08 AFP=時事

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北ミサイル施設、再び「稼働可能」に 衛星画像が示唆 <1904-030801>
 北朝鮮分析サイト38 Northが7日、北朝鮮の西海衛星発射場の発射台再建作業が急速に進み、正常な稼働状況に戻ったとみられることを明らかにした。 6日に撮影された商用衛星の画像では、ロケットをレールに乗せて発射台に移動させるための構造物が完成しており、発射台からはクレーンが外されロケットエンジン試験台の支持構造物も再建が進んでいるとみられる。
 この活動は先週ベトナムの首都ハノイで開催され物別れに終わった米朝首脳会談の前に開始されていた。
2019.03.07 産経新聞

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北朝鮮、ICBM 製造拠点に動き、ウラン濃縮施設も稼働 韓国情報機関分析 <1904-030705>
 韓国の情報機関である国家情報院院長国会の非公開会合で5日、平壌郊外の山陰洞にあるミサイル総合研究団地物資運送用の車両の活動を捕捉していたと述べた。 韓国軍は施設維持の動きとみており、2月末に物別れに終わった米朝首脳再会談と前後して北朝鮮が米側の出方に備えていた可能性がある。
 また首脳会談で金委員長が完全廃棄の意思を示したとする寧辺の核施設のうち核燃料のウラン濃縮施設が、会談前から正常に稼働していることも把握しているという。
2019.03.06 聯合ニュース

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北朝鮮ミサイル発射場で再建の動き=米シンクタンク <1904-030603>
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) が5日、2回目の米朝首脳会談後2日北朝鮮を撮影した衛星写真東倉里にあるミサイル発射場で再建を進めている動きがあり、意図的な活動再開の可能性があると明らかにした。
 動きはエンジン試験台や発射台の軌道式ロケット移動構造物などで確認されたという。
2019.03.05 聯合ニュース

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北朝鮮のミサイル基地に「復旧兆候」=韓国情報機関 <1904-030507>
 韓国情報機関の国家情報院国会情報委員会の懇談会で5日、北朝鮮が寧辺の核施設の稼動は停止したが、東倉里にあるミサイル基地では復旧の兆候があると報告した。
 複数の情報委員によると、国情院は東倉里にあるミサイル基地では解体施設のうち、一部を復旧していおり、屋根とドアを取り付けていると説明した。
2019.03.05 中央日報

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米国が発見し北朝鮮が驚いた新たな核施設の場所は「分江」 <1904-030504>
 米朝首脳会談に精通する複数の消息筋が4日、トランプ米大統領が米朝首脳会談の決裂後に非核化対象に指定した寧辺核施設以外の施設とは寧辺核施設に隣接した分江地区地下高濃縮ウラン施設だと述べた。 トランプ大統領は、北朝鮮側は我々がそれを知っていたため驚いたようだったと述べている。
 複数の消息筋はこれについて「首脳会談2日目に北朝鮮側が寧辺地区を廃棄すると言うと米国側は寧辺以外に追加核施設1ヵ所の追加を求めたとし、この1ヵ所が分江地区の核施設で、米国側はこれを非核化対象に含めるように要求したという。
2019.03.05 ロイタ通信

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北朝鮮寧辺の原子炉、昨年12月から停止か= IAEA <1904-030502>
 国際原子力機関 (
IAEA) が4日、北朝鮮が核兵器用のプルトニウムの大半を供給しているとみられるの寧辺の5MW原子炉が過去3ヵ月間、停止しているもようだと指摘した。 理由は示していない。
 また衛星画像を分析している一部民間アナリストは、老朽化している原子炉に技術的な問題が起こっていると指摘している。
2019.03.04 毎日新聞

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「北朝鮮、核活動継続の疑い」 IAEA 事務局長 <1904-030403>
 国際原子力機関 (
IAEA) の天野事務局長が定例理事会で4日、北朝鮮が2月末に寧辺で核関連活動をしていた疑いがあると述べた。
 非核化について協議した2月27、28日の米朝首脳会談開催中活動を継続していたとみられるという。
2019.03.02 東京新聞 米朝、秘密核施設で対立 ウラン濃縮、再び焦点 <1904-030205>
 ハノイで会談した米朝首脳が合意に至らなかったのは、北朝鮮の秘密核施設を巡る対立が主な要因だったことが2日、米朝の説明から明らかになった。
 トランプ大統領は核開発の中心地、寧辺とは別の場所にあるウラン濃縮施設の存在を追及し情報開示を要求したが北朝鮮側は応じなかったという。
2019.03.01 産経新聞

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金正男氏息子を救援した団体が「臨時政府」発足を発表 正恩政権の弾圧に対抗 <1904-030102>
 マレーシアで暗殺された金正男氏の息子、金ハンソル氏らを救援したとする団体が3月1日日、臨時政府を発足させたとサイトで表明した。 拠点がどこかは明らかにしていない。
 千里馬民防衛と名乗ってきた同団体は自由朝鮮と改称し、北朝鮮人民を代表する単一で正当な組織だと主張し、各国の脱北者らに決起を促した。
2019.02.28 聯合ニュース

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米国「寧辺以外に大規模な核施設ある」 北朝鮮との首脳会談終え <1903-022805>
 金委員長と2回目の首脳会談を行ったトランプ米大統領が28日午後の記者会見で、米国は寧辺核施設廃棄以上の非核化措置を要求していたと述べた。
 更に寧辺の以外にわれわれが発見した核施設があったと述べ、われわれが知っていたということに北朝鮮は驚いていたようだと明かした。
2019.02.28 聯合ニュース

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第2回米朝首脳会談 突然の会談決裂…「いかなる合意にも至れなかった」 <1903-022804>
 米国と北朝鮮の28日の首脳会談はいかなる合意に至らなかった
 米大統領府はこの日、両首脳が非核化と経済発展案を進展させるために幅広く話し合ったが、現在ではいかなる合意にも至ることができなかったとしながら、各自チームは未来に会うことを期待していると発表した。
2019.02.24 日経新聞 北朝鮮非核化、難路の全容把握 新施設の指摘相次ぐ <1903-022401>
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) は2018年11月以降、複数回にわたって北朝鮮内のミサイル基地の存在を発表し、全体で15~20ヵ所のミサイル基地が稼働中との見方を示しており、サッカンモル、新五里、サンナムニの3ヵ所について設備や規模、配備されているミサイルの種類も突き止めた。 CSISはこうした基地が米朝の非核化交渉では取り上げられていないもようと指摘している。
 米Diplomat誌も2018年7月にカンソンの秘密濃縮施設所在を突き止めたとする記事を掲載していて同施設は米当局も把握しているという。 寧辺以外のウラン濃縮施設の存在はそれ以前から指摘されていたが、具体的な施設が判明するのは初めてで、生産能力は寧辺の2倍との報道もある。
 米国や日韓両国などが求める完全な非核化には北朝鮮の核やミサイル開発の全容把握が欠かせないため米国が非核化作業の前提として核リストの提出を求めてきたのはこのためだが、北朝鮮は拒否し続けている。
2019.02.17 NHK ペンス副大統領「完全非核化まで制裁」 米朝首脳会談前に強調 <1903-021702>
 ペンス米副大統領がミュンヘン安全保障会議で16日、今月27日と28日にハノイで行われる予定の2回目の米朝首脳会談について、「われわれは過去の過ちを繰り返さない。 完全かつ検証可能な北朝鮮の非核化が実現するまでわれわれは確固たる立場を崩さない」として、完全な非核化が実現するまで制裁による圧力をかけ続ける必要があると強調し、改めて各国に国連安全保障理事会の制裁決議の確実な履行を求めた。
 2回目の米朝首脳会談では北朝鮮による核関連施設の申告や査察の受け入れとともに、米国が見返りとして何らかの譲歩策を示すのかも焦点となっている。
2019.02.16 産経新聞 北朝鮮に未公表の中距離弾道ミサイル基地 米研究所公表 沖縄やグアム射程 <1903-021605>
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) が15日、南北の軍事境界線から250km北方の北朝鮮中部サンナムに、Musudanが配備されたミサイル基地が存在すると指摘した報告書を発表した。 同基地は北朝鮮が公表していない20ヵ所のBM基地の一つで、米朝の非核化協議の対象にもなっていないとみられるとしている。
 報告書は同基地について、沖縄やグアムの米軍基地を含む東アジアの複数の目標に対する戦略的先制攻撃を行うのが目的とみられると見ている。
2019.02.13 ロイタ通信

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北朝鮮、すべての核兵器放棄する公算小さい=米インド太平洋軍司令官 <1903-021302>
 米インド太平洋軍司令官デービッドソン海軍大将がは12日に上院軍事委員会で行った口頭での証言で、北朝鮮がすべての核兵器を放棄する公算は小さいとの見解を示し、北朝鮮の意図に対する疑念を表明した。
 トランプ米大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と2月27~28日にベトナムで2回目の会談に臨むことになっている。
2019.02.12 Stars & Stripes Gen. Abrams: North Korea has not changed its military posture as Trump-Kim meeting nears <1903-021209>
 在韓米軍司令官のエイブラムス陸軍大将が2月12日に米議会上院軍事委員会で、2018年6月の米朝首脳会談後、非武装地帯での緊張は緩和されたが北朝鮮で軍事的な変化は殆ど見られず核を放棄した兆候はないと発言した。
【註】
 2018年暮れのマティス国防長官更迭以来、2019年になってから1月29日にコーツ米国家情報長官が「北朝鮮が核兵器を放棄する公算は小さい」と述べ、2月5日に米中央軍司令官が「米軍の撤収後にISISが勢力を盛り返す恐れがある」と述べるなど、大統領の方針に疑問を呈する政権内部の発言が目立っている。
2019.02.12 ロイタ通信

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北朝鮮、核爆弾増やした可能性 脅威は低下=米報告書 <1903-021205>
 米スタンフォード大国際安全保障協力センタ (CISC) の調査報告書によると、北朝鮮は米国との非核化交渉中核爆弾用燃料の生産を継続しており、過去1年間に核兵器を最大7個増やすのに十分な核燃料を生産した可能性がある。 報告書は、トランプ米大統領と北朝鮮の金委員長との再会談を月末に控える中で公表された。
 一方で報告書は、北朝鮮が2017年以降、核やミサイルの試験を凍結していることを理由に、北朝鮮の核兵器計画は2017年末ごろと比べると脅威が低下したとみられると結論付けている。
2019.02.06 Jane's Defence Weekly North Korea 'unlikely to give up all for its WMD stockpiles', says US intelligence chief <1903-020603>
 コーツ米国家情報長官が1月29日に上院情報特別委員会で、北朝鮮大量破壊兵器放棄する可能性は全くないと発言した。
2019.02.05 ロイタ通信

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北朝鮮、核・ミサイル能力を攻撃から守る取り組み 国連委が報告 <1903-020502>
 国連安保理北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが、北朝鮮は核やBMの開発計画を維持しており、いかなる攻撃にも抗堪性を持つよう取り組んでいるとした報告書を提出した。 報告書は北朝鮮が空港を含む民間施設を使ってBMの製造や試験を行っているとし、これは既に存在が明らかになっている核やBMの製造施設に対する攻撃による致命的損害を防ぐ狙いがあるとしている。
 その上で、北朝鮮が製造、保管、試験施設を一貫して分散させる傾向にあるとの証拠をつかんだとしている。
2019.01.30 NHK 北朝鮮「瀬取り」約150回 制裁決議違反繰り返す 国連 <1902-013005>
 国連安全保理の専門家パネルが、北朝鮮に対する制裁決議の実施状況を調べて毎年まとめている報告書で、2018年1月から8月までに少なくとも148回の瀬取りを行って、決議が定める上限の年間50万バレルを超える石油製品を輸入したとしている。 また、石炭や銑鉄の輸出を全面的に禁止されているにもかかわらず、ロシアの極東の港を経由して、ロシア産と偽って合わせて$5.58M分を輸出したとしている。  報告書はさらに、寧辺の核施設が2018年1月から11月まで稼働していたことを示す排水を確認したほか、平山のウラン鉱山では採掘が行われていたとして、北朝鮮は核開発を続けていると分析している。
2019.01.30 ロイタ通信

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「北朝鮮が核放棄する公算小さい」、米国家情報長官が議会証言 <1902-013001>
 コーツ米国家情報長官が29日に上院情報委員会で行った証言で、北朝鮮は核放棄に向けた姿勢を示しているものの、実際に核兵器能力を放棄する公算は小さいとの認識を示した。
 長官は、北朝鮮はこれまでの挑発的な行動を止め、核やミサイルの実験を1年以上実施しておらず、一部の核関連施設も廃棄しているが、われわれは北朝鮮が大量破壊兵器能力の保持を目指していると見なしているとし、北朝鮮の指導部は体制維持に核兵器が不可欠と考えているため核兵器を完全に放棄する公算は小さいと指摘している。
 こうした見方は、われわれが捉えた完全な非核化とは矛盾する一部の活動に裏付けられていると述べた。
2019.01.22 ロイタ通信

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北朝鮮に未公表のミサイル拠点存在、米シンクタンクが分析 <1902-012202>
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) が21日、北朝鮮が一度も公表したことがない平壌北部の新五里基地に配備しているNo Dongは核又は非核型で先制攻撃能力を備えているとの分析を示した。
 北朝鮮が公表していないBM基地は20ヵ所にのぼり、新五里基地は非核化交渉の対象にも含まれていないという。
2019.01.03 朝鮮日報

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北朝鮮豊渓里でM2.8=2017年9月の核実験後11回目の自然地震 <1902-010302>
 北朝鮮の豊渓里核実験場周辺で1月2日、M 2.8の自然地震が発生した。 2017年9月に北朝鮮が6回目の核実験を行ったことが影響しているとみられる。
 韓国の情報当局や気象庁などによると、地震は同日07:20頃に吉州郡から北北西40kmの地点を震源として起こった。 北朝鮮が6回目の核実験を行った場所から東におよそ11km離れたところで、震源の深さは12kmとみられる。