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出 典
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標 題
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要 旨
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2017.12.29 |
日経新聞 インターネット |
北朝鮮、核戦力化へ強硬 17年に弾道ミサイル15回 |
<1801-122901>
30日で就任して6年を迎える北朝鮮の金正恩委員長朝鮮人民軍最高司令官が2017年はBMを15回発射し、
6回目の核実験も強行して11月には核戦力完成を宣言した。
金委員長は2017年の新年の辞でICBM発射試験の準備は最終段階と発言し、それを実証するかのように核やミサイル開発に邁進した。 BMの発射回数は
昨年の14回を上回り、中長距離BMの開発に重点を置いた。
3回発射した火星-12 IRBMは9月の発射後、戦力化が実現したと実戦配備への準備を指示した。
火星-14 ICBMも2回発射し、11月には火星-14より直径と全長を延ばし、飛行距離は推定13,000km以上と米全土を射程に収める火星-15も発射した。
金委員長は「国家核戦力完成の歴史的大業、ミサイル強国の偉業が実現した」と宣言した。 |
2017.12.20 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea test complex for canister-launched missiles spotted near Kusong |
<1802-122006>
DigitalGlobe衛星の画像から北朝鮮がキャニスタ発射型ミサイルの試験場を北平壌件のRikuに建設したのが明らかになった。 Riku試験場
では2017年2月12日に北極星-2 MRBMが発射されている。 |
2017.12.20 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea announces it will build additional nuclear-capable weapons |
<1802-122005>
北朝鮮が火星-15を発射した11月29日から2週間後の12月13日にKCNAを通じて、今後核兵器
の質と数を増強するとした計画を発表した。 |
2017.12.20 |
中央日報 |
朝日新聞「北、ICBM に炭疽菌搭載実験を開始」 |
<1801-122003>
朝日新聞が韓国の情報関係筋を引用して20日、北朝鮮がICBMに生物兵器の炭疽菌を搭載する
実験をしていると報じた。 同紙は、北朝鮮はICBMの大気圏再突入時に発生する7,000゚以上の高温でも炭疽菌が死滅しないように、耐熱
耐圧装備などの実験を始めたとしている。
米国政府が18日に発表した国家安保戦略にも、北朝鮮は核と生物化学兵器で米国を脅かしていると記述されたという。 |
2017.12.06 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea calims test-launch of new ICBM shows all of US is within range |
<1801-120606>
北朝鮮が11月29日に、米国まで届く火星-15 ICBMの発射試験に成功したと発表した。 火星-15は02:48に発射され、高度4,475kmまで
達し53分間にわたり950km飛翔した。 |
2017.12.03 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮 ICBM、再突入失敗か=米本土攻撃技術は未確立―CNN」 |
<1801-120302>
CNN TVが米当局者の話として2日、北朝鮮が11月29日に発射したICBMの弾頭部が、大気圏に
再突入する際に分解していた可能性があると報じた。
この分析が正しければ、米本土攻撃能力の獲得に不可欠な大気圏再突入技術が、北朝鮮ではまだ確立されていないことになる。 |
2017.12.02 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北朝鮮、SLBM の開発進展か 2台目の発射用はしけが近く運用可能に 米サイト分析」 |
<1801-120202>
Johns Hopkinse大の北朝鮮分析サイト38 Northが1日、北朝鮮西部の南浦にある海軍造船所で建造されていた
、SLBMの発射試験用の可潜式のはしけが近日中に運用可能になるとする、商業衛星の画像に基づく分析を発表
した。
38 Northによると11月11日に撮影された画像でははしけの建造が完了しており、16日の画像では中央にSLBM発射装置の支持架が設置さ
れたはしけが浮きドックに乗せられて近くの埠頭に接岸しているのが確認された。 また24日の画像では、はしけが浮きドックから離れ
造船所の艤装ドックに移動していた。 |
2017.12.01 |
Defense Update |
North Korean Deterrence Boosted with HS-15 Success |
<1801-120106>
北朝鮮が11月28日夜、Hwasong 15 (HS-15)を平壌の北25kmのPyongsongから発射した。 HS-15は高度4,472kmに達し、53分間にわたっ
て950kmを飛翔し日本海に落下した。
ミサイルの専門家Norbert Brügge氏によるとHS-15は40tの二段推進で139秒間燃焼
し、一段目には北朝鮮がRD-250をコピーしたエンジンが使われ、燃焼機を2基にしたことで推
力がHS-14の170%に増大している。 |
2017.12.01 |
Yahoo |
WoW! Korea記事
「韓国軍『火星15型は新型 ICBM 級…1万3000キロ飛行可能』」 |
<1801-120103>
韓国国防部が1日、11月29日に北朝鮮が発射した火星15型を新型ICBMと判断し、通常の角度で発射した場合、13,000km
以上飛翔が可能だと評価した。
国防部は、火星15は火星14に比べてミサイルとTELの全長がそれぞれ2m、胴径は
0.4~0.8m増加したことを明らかにした。 |
2017.11.30 |
日経新聞 インターネット |
北朝鮮、新型 ICBM の写真を公開 |
<1712-113003>
北朝鮮は29日に発射実験に成功したと発表した新型のICBM火星15の写真を公開した。
金委員長がミサイルを載せたTELを視察する様子や、暗闇のなかでミサイルがオレンジ色の炎を吹き出しながら上昇する光景が写
っている。 |
2017.11.30 |
Yahoo |
時事通信記事
「『火星15』の写真公開=新型の移動式発射台使用―北朝鮮紙」 |
<1712-113002>
朝鮮労働党機関紙の労働新聞公開した火星15発射の様子を伝えた記事と写真では、火星15のTELは新規開発
されたもので国産化可能と報じ量産化を示唆している。
同紙によれば、火星15に使用されたTELは軍需工業部門が新たに開発した9軸のTELで、7月に発射された火星14では、片側8輪のTELが使
用されていた。 |
2017.11.30 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮メディア 新型ミサイル『火星15』の写真公開」 |
<1712-113001>
北朝鮮の労働新聞と朝鮮中央通信が30日、北朝鮮が前日未明に実施した新型のICBM火星15の発射試験の写真40枚を
公開した。
公開された写真を見ると、火星15は北朝鮮が7月に2度発射した火星14とは二段目の上部の形態が異なり、火星14は先端が尖っていた
のに対し火星15は丸い。 また、移動式発射台に積まれた写真では、火星15のミサイルの胴体は火星14よりも長いように見える。
火星15が片側9輪のTELに積まれた写真もあり、朝鮮中央通信は29日の報道で、新たに9輪のTELを開発し
たと言及している。 |
2017.11.29 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮ミサイル 新型エンジンで射程延長か」 |
<1712-112909>
北朝鮮が29日未明に発射したBMについて新型ICBM火星15と発表したが、専門家らはこの火星15を北朝鮮が7月
4日と28日に発射した火星14のエンジンの一部を改良し推力を高めたことで、少なくとも500~600kgの弾頭を搭載できるようになった可能
性もあるとみている。
韓国航空大の張泳根教授は、火星15は火星14の延長線とみられるとした上で、1段目は火星14のエンジンを使い、2段目は新型エンジンに交換した可能性が高いと
説明している。 軍の専門家も同様の見方を示した上で、2段目のエンジンの性能を改良して火星15と命名した可能性が高いと分析している。 |
2017.11.29 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮、新型 ICBM 発射成功と表明 『米全土に到達可能』」 |
<1712-112908>
北朝鮮の国営メディアが29日、新型ICBM「火星15」の発射試験に成功したと発表した。 火星15は同国が保有する最も強力なミサイル
で、米国全土への到達が可能としている。
北朝鮮側の発表によると、試験で火星15が到達した高度は4,475km、飛行距離は950kmで、飛行時間は
53分だったという。
北朝鮮がミサイルの発射試験を行うのは9月半ば以来である。 |
2017.11.29 |
Yahoo |
時事通信記事
「『火星14』改良型か=射程1万3000キロも―北朝鮮ミサイル」 |
<1712-112907>
韓国大統領府が、文大統領が29日にトランプ米大統領との電話会談で、北朝鮮が同日発射したBMについて、これまでより性能が改良され
ているとみていると述べたことを公表した。 これに関連し韓国国防省当局者は、発射されたのは火星14 ICBM系列と推定していることを
明らかにした。
米大量破壊兵器専門家のジェフリー・ルイス氏も取材に、火星14の改良型とみていると述べ、通常の角度で飛行すれば射距離は13,000km
近くになるという見方もあると指摘ししている。 |
2017.11.29 |
Yahoo |
産経新聞記事
「中国陸軍、厳寒下で大規模演習 北部戦区部隊、北を牽制」 |
<1712-112906>
中朝国境地帯を管轄する中国人民解放軍北部戦区の陸軍部隊が大規模演習を行い、
関心を集めている。 この演習には北朝鮮の軍事的挑発を牽制する狙いもありそうである。
人民解放軍機関紙の解放軍報などによると、演習は厳寒のもと今月下旬に始まり長距離の機動訓練や実弾射撃が実施され、-17゚Cの内モンゴル自治区東部の大草
原では、強力なECMや航空戦力も交えながら行われた。 |
2017.11.29 |
日経新聞 インターネット |
防衛相「多弾頭の可能性」 北朝鮮、射程は過去最長 |
<1712-112905>
小野寺防衛相が29日朝、北朝鮮が同日未明に発射したBMについて多弾頭の可能性も
あると述べた。 発射時点では1発だったとの見方を示しつつ、いくつかに分かれて落下したことから多弾頭の可能性は否定できないと指摘した。
ミサイルの射程に関しては、過去最長になるとの認識を示した。 |
2017.11.29 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北のミサイル、通常軌道なら射程1万3000キロか 米全土を射程に 米専門家」 |
<1712-112904>
米軍備管理専門家のデービッド・ライト氏が北朝鮮が発射したBMについて28日、通常軌道で発射された場合の飛距離
は13,000km以上に達し、ワシントンを含む米全土が射程を収めることができるとの分析を明らかにした。 |
2017.11.29 |
Yahoo |
讀賣新聞記事
「防衛相『ICBM 級』4,000km超える高度に」 |
<1712-112903>
小野寺防衛相が29日未明、北朝鮮によるBM発射について、ICBM級と判断できる過去最大級の高さだと語った。
同相によると、BMは03:18に北朝鮮西岸から1発発射され、53分間飛行して青森県西方250kmの日本の排他的経
済水域(EEZ)内に落下したとみられる。
4,000kmを大きく超える高度に達しておりロフテッド軌道だったとみられる。 |
2017.11.29 |
Yahoo |
朝日新聞記事
「弾道ミサイル、53分間飛翔 政府『EEZ 内に落下』」 |
<1712-112901>
政府が29日朝、本日03:18に北朝鮮西岸よりBMが1発発射され04:11ごろに日本海の
我が国の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられると発表した。
付近を航行する航空機や船舶への被害は確認されていないという。 |
2017.11.28 |
Yahoo |
中央日報記事
「北弾道ミサイル発射準備の電波信号を感知」 |
<1712-112801>
共同通信が複数の日本政府関係者の話として28日、政府が北朝鮮のBM発射準備とみられる信号情報
(SIGINT)を感知したと報じた。 北朝鮮によるBM発射準備をうかがわせる電波信号が捕捉され、政府が警戒を強めていると
報じている。
共同通信によると、電波信号はミサイルが位置情報などを地上に伝えるためのものとみられ、発射に先立ち作動状態などを確認する際にも発信されるという。 |
2017.11.20 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北、サイバーの守り脆弱 ウイルス大量感染」 |
<1712-112001>
東京の情報セキュリティ会社トレンドマイクロ社が19日、昨年8~12月にかけて北朝鮮が送
受信しているネット情報の流れなどを調べた結果、北朝鮮内がサイバ攻撃に使用しているPCが既に
別のウイルスに感染しているなど、相当数のPCが相次いで外部の侵入を受けていたことを明らかにした。
北朝鮮は外貨獲得などのため他国へのサイバ攻撃に力を入れているとされる一方で、セキュリティが不十分なフリーメールサービスが公共機関で利用されている
ことも判明し、ネット環境をめぐるお粗末さや、守りの弱さが浮き彫りになった。 |
2017.11.15 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「米政府、北朝鮮によるハッカー攻撃の詳細を公表」 |
<1712-111503>
米FBIと米国土安全保障省(DHS)が14日、2016年以降に同国の航空宇宙、通信、金融を標的として行われた北朝鮮政
府が関与したサイバ攻撃に関する詳細を発表した。
発表によると、北朝鮮のハッカはコンピューターシステムやネットワークシステムに不正アクセスするFallChillと呼ばれるマルウェア
を使用していた。 |
2017.11.06 |
Yahoo |
Asia Press記事
「北朝鮮内部 『中国国境を第2の軍事境界線にせよ』 金正恩氏の命令で国境沿いの住宅強制撤去進む」 |
<1712-110601>
北朝鮮北部両江道恵山市に住む複数の取材協力者が10月30日、中朝国境の鴨緑江に近接する住宅や公共の建物の解体
撤去が本格化していると伝えてきた。 目的は住民を国境から遠ざけ脱北と中国からの情報流入を阻止するための安全地帯を作る
ことにあるという。
恵山市に住む取材協力者A氏は、「国境から50m以内の家屋はすべて解体撤去してアパートを建設する作業が恵新洞、恵河洞で始まって
いると現地の状況を伝えた。
またB氏は「脱北と密輸の拠点のようになった恵山一帯に安全地帯を作ることにしたとするほか、中国からの見栄え
を気にしてのことであると述べた。 更に「中国との国境線を第二の軍事境界線に作り変えよ」という指示だった」とも述べた。 |
2017.10.30 |
Yahoo |
中央日報記事
「元 CIA アナリスト『北、米に核 EMP を使えば米国民の90%が死亡』」 |
<1711-103001>
韓国国防科学研究所(ADD)が9日に国会に提出したシミュレーション結果から、北朝鮮が先月3日に行った6回
目の核実験同規模160kTの核EMP弾をソウル上空40kmで爆発させる場合、全北群山~
慶北金泉~江原東海をつなぐ朝鮮半島中部地域がEMPに晒され、地上の電子機器内部の回路を燃焼させることが分かった。
一方、米CIAの元核兵器専門家が25日に米議会の国家安保小委員会で、北朝鮮が米国に対しEMPを使った場合
には、飢餓や病気、社会崩壊などで米国民の90%が死亡する可能性があることをと明らかにした。 |
2017.10.26 |
Yahoo |
時事通信記事
「水爆実験、また警告=外相発言『文字通り』―北朝鮮高官」 |
<1711-102601>
CNN TVが平壌での北朝鮮外務省高官へのインタビュー内容について25日、太平洋上での水爆実験を示唆した李
外相の発言を文字通り受け取るべきと警告したと報じた。
李外相は9月にニューヨークで、「北朝鮮の完全な破壊」に言及したトランプ米大統領の国連演説に猛反発し、「太平洋上で過去最大級の水爆実験を行うことにな
るのではないか」と述べていた。 |
2017.10.25 |
Jane's Defence Weekly |
Iran unveils Khorramshahr ballistic missile |
<1712-102503>
イランが9月22日にパレードで公開したKhorramshahrは北朝鮮のBm-25 Musudanを元に
したものとみられる。 米外交筋は2009年12月に、イランが北朝鮮からMusudan 19発を入手したことを示す直接的な証拠があると述べてい
る。
Khorramshahrは射程が2,000kmのRV切り離し式で、RVには複数の弾頭が搭載されて
いるという。 イランにはShahab-3シリーズのGhadr-Fの様にKhorramshahrより射程の長いMRBMがあるが、KhorramshahrはShahab-3より全長が短く胴経が太く、大型
の弾頭が搭載されていると見られる。 |
2017.10.25 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea posts images of IRBM launch |
<1712-102502>
北朝鮮が9月15日に発射試験を行った火星-12 (KN-17) IRBMの発射画像を公表した。 火星-12はMAZ-547Vと似た
TELから発射された。
TELの車輪には保護用のカバーが取り付けられており、ミサイルは車両後部から発射された。 発射場所は明
らかに飛行場の滑走路上であった。 |
2017.10.18 |
Jane's Defence Weekly |
North Korean hackers reportedly stole US-South Korean wartime operation plan |
<1712-101801>
聯合ニュースが、2016年に北朝鮮のハッカーが米韓の戦時作戦計画を盗んだと報じた。
ハッキングに会ったのは韓国国防統合情報センタで、2016年9月にOPLAN 5015やOPLAN 3100計画が盗まれたとい
う。 OPLAN 5015は最新の米韓合同作戦計画である。 |
2017.10.10 |
Stars & Stripes |
4 ships banned from all ports for violating NKorea sanctions |
<1711-101006>
国連安保理の北朝鮮制裁専門家会議が9日、北朝鮮に禁じている物資を輸送したとして、4隻の貨物船の入港禁止
を加盟各国に求めた。
4隻はPetrel 8、Hao Fan 6、Tong San 2、Jie Shunで、Marine Traficによるとこれら船舶の船籍はコモロ諸島、セントクリスト
ファー・ネイビス連邦、北朝鮮などになっている。 |
2017.10.10 |
Yahoo |
中央日報記事
「英国、韓半島戦争時最新空母の早期投入案を策定中」 |
<1711-101002>
英日刊紙Daily Mailが9日、英国政府が北朝鮮と米国間戦争が起きる場合に備えて対
応策を設けることを軍に指示し、この計画が密かに進められていると報じた。 特に、現在試験航海中の空母Queen Elizabethの投入
まで含まれていることが分かった。 Daily Telegraph紙も、戦時に動員できる空母と戦闘機を相当数準備しており、戦時状況が起きるれば最新型装備を動員するだ
ろうという政府消息筋の話を報じた。
Queen Elizabethは現在ポーツマスで試験航海を行っていて、2021年に就役する計画であるが、朝鮮半島で戦争が起きれば
艦載機の飛行試験を経ていないにもかかわらず投入される可能性がある。 |
2017.10.07 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮が長距離ミサイル発射準備、米西海岸射程内=ロシア議員」 |
<1711-100701>
ロシア通信(RIA)が、2日から6日まで北朝鮮を訪問した3人のロシア下院議員が6日、北朝鮮は
米西海岸が射程に入る長距離BMの発射試験を計画しているとの見方を示していると述べたと報じた。
露議員によると、北朝鮮は新たな長距離BMの発射実験の準備を進めており、彼らはBMが米国の西海岸を攻撃できることを証明すると考える数学の計算式も提示し
た。 |
2017.09.30 |
朝日新聞 インターネット |
北朝鮮、潜水艦発射型の弾道ミサイル開発で爆発事故か |
<1710-093001>
軍事関係筋によると、北朝鮮東部で日本海に面し北朝鮮軍の潜水艦基地がある新浦で9月中旬にミサイル用エ
ンジンの地上噴射試験が行われたが失敗したという。 試験では爆発が起き、北朝鮮技術者に死傷者が出たとい
う。
米韓両国は、今回の試験は新型の北極星-3 SLBMの開発試験の可能性があるとみて注視している。 |
2017.09.27 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北 脆弱な防空体制 米軍に太刀打ちできない?爆撃機に気づかず」 |
<1710-092703>
韓国情報機関の国家情報院が26日に国会に、23日深夜から24日未明にかけて北朝鮮東方沖北方限界線(NLL)の北側を
飛行した米空軍のB-1 2機とF-15に対し、北朝鮮が全く対応措置を取っていなかったと報告した。 飛行
に気づかなかった可能性が高く、北朝鮮の脆弱な防空体制が浮き彫りになった。
北朝鮮は飛行判明後になって、西方の航空部隊を東海岸に移動させたり、哨戒飛行を実施したりするなど、
防空態勢を強化した。 中国やロシアにも飛行の事実確認を行ったとされる。 |
2017.09.26 |
Yahoo |
中央日報記事
「米ステルス機、2000年代金正日別荘上空での急降下は事実だろうか」 |
<1710-092604>
冷戦時代に米国が北朝鮮領空に、今日つい側今日最速のMach 3.3で飛行する
SR-71 Black Birdなどの偵察機を送り込んでおり、SR-71は最近機密解除された米CIAの文書によると、1696年に日本海から黄海に何度も北
朝鮮を横断する飛行ルートで偵察飛行を遂行している。 北朝鮮軍はSR-71の撃墜を試みたが毎回失敗した。
1981年8月26日には撃墜に失敗し、1983年3月には撃墜用ミサイルが民家に落ちたという情報がある。
2004年に文芸春秋と2007年に米国のAir Force Times紙が、F-117が夜間に北朝鮮領空に侵入し金正日の秘密の別荘上空
に急降下して対応態勢を調べたと報じている。 |
2017.09.26 |
Yahoo |
時事通信記事
「『米国が宣戦布告』=戦略爆撃機『撃墜の権利』―北朝鮮外相」 |
<1710-092601>
国連総会のため訪米中の北朝鮮の李外相が25日、トランプ米大統領が北朝鮮は長くはないだろうと述べたことについて、彼は宣戦布告を
したと主張した。
その上で、北朝鮮には米爆撃機の撃墜を含む自衛的な対応を取るあらゆる権利があると警告した。 |
2017.09.22 |
Yahoo |
時事通信記事
「『太平洋上の水爆実験』も=北朝鮮、『史上最高の超強硬措置』検討」 |
<1710-092203>
金委員長が21日の声明で、トランプ米大統領が国連演説で北朝鮮を完全に破壊するしかなくなると警告したに対して、史上最高の超強硬措置を慎重に検討する
と述べたことについて、北朝鮮の李外相は21日に訪問先のニューヨークで、おそらく、太平洋上で過去最大級の水爆実験
を行うことになるのではないかと語った。 |
2017.09.22 |
NHKニュース |
キム委員長「史上最高の超強硬な対応措置 慎重に検討」 |
<1710-092202>
トランプ米大統領が国連総会で19日に演説で、米国と同盟国を守らざるをえない場合には北
朝鮮を完全に壊滅するほか選択肢はなくなると述べて核開発をやめるよう強く警告したのに対し、北朝鮮は22日朝に国営メディアを通じて
金委員長の声明を発表した。
声明では、わが国をなくすという歴代で最悪の宣戦布告をしてきた以上、妄言に対する代価を必ず支払わせるとしたうえで、われわれも史上最高
の超強硬な対応措置の断行を慎重に検討すると、さらなる軍事挑発の可能性を示唆して強く反発した。 |
2017.09.21 |
Yahoo |
朝鮮日報記事
「北朝鮮危機:北ミサイル、直接脅威なしでも迎撃検討=CNN 」 |
<1710-092103>
CNN TVが19日、米政府が北朝鮮のBMが米本土や同盟国を直接脅かさない場合でも、迎撃を検討していると報じ
た。 国防総省関係者も、日本上空を2発が通過した時点で、直接脅威にならないBMであっても迎撃を検討する必
要があると語った。
北朝鮮は8月29日と9月15日に日本上空を通過して北太平洋に向かってBMを発射したが、米国は迎撃しなかった。 |
2017.09.20 |
Jane's Defence Weekly |
Misile threat & counter-threat |
<1711-092008>
= 北朝鮮 BM 脅威の増大と対応に関する8頁の記事 =
・North Korea's first ICBM
・IRBMs and MRBMs
・SRBMs and anti-ship cruise missiles
・Further testing required
・Seoul goes on the defensive
・Indigenous development
・New shipborne capabilities
・Missiles for 'decapitation' operations
・No warhead weight limit
・The THAAD factor
・Japan: $1.6bn on missile defence
・Supersonic missile for JASDF F-2s?
・Japan's 'collective self-defence' |
2017.09.20 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea fires second ballistic missile over northern Japan in two weeks |
<1711-092006>
北朝鮮が9月15日06:57に火星-12 IRBMを発射した。 火星-12は北日本上空を越えて19分間飛翔し襟裳岬の沖合2,200kmの太平洋上に落下
した。 防衛省によると高度800kmに達し飛翔距離は北朝鮮からグアムまでの距離3,400kmを上回る3,700kmであっ
た。
北朝鮮は8月29日にも火星-12を発射しているが、その際は到達高度゛1,000kmであった。 |
2017.09.16 |
NHKニュース |
北朝鮮 「火星12型」発射の映像をテレビで公開 |
<1710-091609>
北朝鮮が、15日に火星-12発射の映像を公開した。 映像では、5月と8月29日には、片側6輪のTELで垂直に
立てたあとに車体から切り離して発射されていた火星-12が、今回は初めてTELから直接発射された様子が捉えら
れている。
また、合わせて公開された写真では、金委員長が見つめるモニター画面に「19分45秒」という飛行時間が表示され、先月にグアム島周辺に向けて、火星-12 4発を
同時に発射する計画を検討中だと発表した際に予告した「17分45秒」よりも2分長かったとしていることが確認できる。 |
2017.09.16 |
Yahoo |
時事通信記事
「対北朝鮮、58%が軍事行動容認=外交・経済で解決失敗なら―米世論調査」 |
<1710-091607>
米調査会社ギャラップが15日、北朝鮮に対し外交・経済での事態解決が失敗に終わった場合の選択肢として、米国人
の58%が軍事行動を支持したとする世論調査結果を公表した。 反対は39%だった。
軍事行動を容認する人の割合は、2003年の前回調査の47%から上昇し、前回48%だった反対派を逆転しており、北朝鮮が米本土を射程に収めるICBM開発に成功した
と主張するなか、米国人の間で危機感が高まっていることを示した。 |
2017.09.16 |
Yahoo |
産経新聞記事
「金正恩氏が中距離弾道ミサイル『火星12』の実戦配備化を宣言 核戦力『終着点にほぼ達した』」 |
<1710-091606>
北朝鮮の朝鮮中央通信が16日、金委員長が火星-12 IRBMの発射を視察したと報じた。 金委員長は、核戦力の
完成目標が終着点にほぼ達したとの認識を示し、火星-12がoperationalになったと宣言した。
その上で核攻撃力で米国との力の均衡を成し遂げるという最終目標に向け、国家の総力を挙げるよう指示した。 |
2017.09.16 |
NHKニュース |
北朝鮮 「火星12型」の発射訓練を実施したと発表 |
<1710-091601>
北朝鮮国営メディアが16日06:30頃、15日に平壌郊外の順安付近から北海道の上空を通過させ太平洋に向けて発射したBMについて、
火星-12の発射訓練を再び行ったと、発表した。 |
2017.09.15 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮ミサイル、再び日本通過=3700キロ飛行、襟裳岬東太平洋へ―被害なし」 |
<1710-091502>
北朝鮮は日本時間の15日06:57、平壌の順安付近から北東方面に向けBM 1発を発射した。 高度は
800kmに達し、飛距離は3,700kmと推定される。
小野寺防衛相はBMの種類について火星-12 IRBMとの見方を示した。 自衛隊は迎撃措置を取らなかった。 |
2017.09.15 |
NHKニュース |
官房長官「日本の領域への被害報告なし」 |
<1710-091501>
菅官房長官が15日07:30すぎに臨時の記者会見を行い、本日06:57に北朝鮮西岸から北東方向
に発射されたBM 1発が07:04に日本の領域に侵入し、07:06に領域から出て07:16
に襟裳岬の東方2,000kmに落下したと発表した。
そのうえで、現在のところ日本の領域への落下物は確認されず、付近を航行する航空機や船舶への被害報告なども無いと述べた。 |
2017.09.14 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、新型ミサイル開発か=8月下旬発射の3発―米報道」 |
<1710-091403>
アジア太平洋地域問題を扱うオンラインのDiplomat誌が14日、北朝鮮が8月26日に発射した3発のBMについて、米政府筋が
Scud系列改良型の新型SRBMと分析していると報じた。
米軍がKN-21と名付けた新型ミサイルは、5月下旬に発射されたScud改良型のKN-18と似た精密誘導能力を持つと
みられが、KN-18とは異なり弾頭部分が分離せず飛行する。 |
2017.09.14 |
東京新聞 インターネット |
北朝鮮、新型潜水艦の完成間近か 複数のミサイル発射管 |
<1710-091401>
北朝鮮関係者が、北朝鮮がSLBMの発射管2~3基を備えた長時間潜行可能な新型潜水艦
建造を進め、8割がた完了いるとの情報があることを明らかにした。 新型潜水艦は新型SLBM北極星-3を搭載する
可能性があるという。
北朝鮮が現在保有するSLBM搭載潜水艦は発射管が1基だけで、浅海で数日間しか潜航できない2,000tの新浦型だけとされるが、関係者によると
3,000t級の新型潜水艦は年内に進水する模様で、動力にはAIPを採用しているとの情報もある。 |
2017.09.13 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea conducts its sixth, largest nuclear test |
<1711-091303>
北朝鮮が現地時間9月3日12:30に6回目にして過去最大の核実験を行った。
爆発規模について韓国は50~60kT、防衛省は160kTと見積もっている。 |
2017.09.13 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北核実験の爆発規模250キロトンか 米分析サイト これまでの推定を上回る規模」 |
<1710-091304>
John Hopkins大の北朝鮮分析サイト38 Northが12日、北朝鮮が3日に強行した6回目の核爆発の規模を
250kTだったとする推定を発表した。 これまで160kTとされた推定を大きく上回り、水爆実験とする北朝鮮の主張を裏付けるものだとして
いる。
日本政府は包括的核実験禁止条約機構(CTBTO)が発表した地震規模のM 6.0を元に160kTと推定したが、38 NorthはCTBTOがM 6.1に上方修正したことを受けて、250kT
と推定した。 |
2017.09.10 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「小野寺防衛相 『北朝鮮は核兵器持っている』 異例の明言」 |
<1710-091002>
小野寺防衛相が10日、北朝鮮は脅威となる核兵器を持っていると考えざるを得ず、国
際社会が核保有国として認めるかは別として、核実験を繰り返し相当の能力を持っている国であると述べた。
政府高官が北朝鮮の核保有を明言するのは異例である。 |
2017.09.06 |
Jane's Defence Weekly |
North Korean IRBM flies over Japan |
<1711-090601>
北朝鮮が8月29日、火星-12の発射試験を行った。 火星-12は日本の上空を越えて14
分間にわたり2,700mを飛翔した。
4月15日に平壌で行われたパレードで初披露された火星-12は、5月14日に行われた発射試験で行動2,111kmまで上昇し787kmを飛翔している。 |
2017.09.06 |
Yahoo |
朝日新聞記事
「核実験、160キロトン規模に上方修正 広島型の10倍」 |
<1710-090601>
小野寺防衛相が6日午前に北朝鮮核実験の爆発規模について、当初試算した70kTから160kTに
大幅上方修正したことを明らかにした。
広島に投下された原爆の10.7倍、長崎の7.6倍となり、小野寺防衛相は水爆の可能性は否定できないと述べた。 |
2017.09.05 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮核爆発規模、120キロトンも=広島原爆の8倍―防衛副大臣」 |
<1710-090503>
山本防衛副大臣が5日の参院外交防衛委員会で、北朝鮮の核実験の爆発規模は120kTに達する可能性があるとの見解を示した。
政府は核実験直後には70kTと推定しており上方修正した。 |
2017.09.05 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北朝鮮核実験 爆発規模70キロトン以上の可能性 小野寺防衛相が上方修正」 |
<1710-090502>
小野寺防衛相が5日午前、北朝鮮6回目の核実験の爆発規模について当初、推定値として公表した70kTから上方修正
する可能性に言及した。
70kTとの推定値は、包括的核実験禁止条約機構(CTBTO)が地震波をM 5.8とした暫定値に基づき算出していたが、暫定値がM 5.9~M 6.0に上方
修正される可能性に触れ、そうなれば破壊力はさらに大きなものと推定されるため、CTBTOの数値が確定した段階で、また能力を判定したいと述べた。 |
2017.09.04 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北に ICBM 発射の兆候 韓米は戦略兵器展開を推進=韓国国防部」 |
<1710-090402>
韓国国防部が北朝鮮の今回の核実験の威力を50kTと推定した。 これは10kTと見られる昨年9月に行われた5回
目の核実験の5倍に達する。 国防部は、北朝鮮が今回の核実験で核分裂・融合物質などさまざまな核物質を使用したと推定されると報告したが、水爆実験かどうか
は明らかにしなかった。
韓国軍は4日、北朝鮮の核実験に対する最初の独自対抗措置として東海岸で玄武-2AとAGM-84H
SLAM-ERを発射し、武力誇示を行った。 国防部はまたTaurus ALCMの射撃訓練を今月中
に行う計画だという。 |
2017.09.03 |
Military Times |
North Korea says 6th nuke test was H-bomb, 'perfect success' |
<1710-090307>
北朝鮮が3日、6回目にして今まで最大規模の熱核爆発試験を実施したと発表した。
これはICBM弾頭用の水素爆弾と見られ、小野寺防衛大臣はその規模を70kTと推定すると述べている。
一方、朝鮮の国営メディアは3日、金委員長がICBM用の水爆弾頭を視察したとする画像を報じている。 |
2017.09.03 |
産経新聞 インターネット |
北「電磁パルス攻撃」も可能と主張 日米韓防衛網を無力化 |
<1710-090306>
北朝鮮の朝鮮中央通信が3日、金委員長が視察したICBMのに搭載する水爆はEMP攻撃も
加えられると主張した。
米ミサイル専門家は6月に、北朝鮮が2004年にロシアからEMP技術を獲得した事実が米議会の調査を通じて確認されたと指摘し、金正恩政権が最初の攻撃手段とし
て直接的な核ミサイル攻撃より、EMP弾を使う可能性が高いとの見通しを示していた。 |
2017.09.03 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北朝鮮核実験 爆発規模は過去最大?『水爆の可能性否定できず』小野寺防衛相」 |
<1710-090305>
小野寺防衛相が3日、北朝鮮が同日行った核実験の爆発の規模について、包括的核実験禁止条約機構(CTBTO)が初期値として発表したマ
グニチュード5.8を基準に推定すれば、今回の核実験の推定出力は70kTになると考えられるとしたうえで、過去の核実験に比べてはるかに
大きなものだと認識しており、水爆実験の可能性も否定できないと述べた。
北朝鮮が昨年9月に行った5回目の核実験の爆発の規模は、10~30kTと推定されている。 |
2017.09.03 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、6回目核実験=『ICBM 用水爆』成功と発表―過去最大の爆発規模」 |
<1710-090304>
朝鮮中央テレビによると、北朝鮮の核兵器研究所が3日にICBM用水爆の試験が同日正午に北東部の実験場で行われ「完全に成功した」と
発表したと報じた。
核爆発実験は昨年9月9日の建国68周年に際し実施して以来1年ぶり6回目、トランプ米政権発足後では初めてで
、水爆と主張する試験は昨年1月6日以来2回目になる。 |
2017.09.03 |
Yahoo |
産経新聞記事
「菅義偉官房長官も『北朝鮮の核実験の可能性』 緊急記者会見全文」 |
<1710-090303>
菅官房長官が3日午後に緊急記者会見し、気象庁が北朝鮮付近を震源とする地震波を観測したとして
「北朝鮮による核実験の実施に伴い、発生した可能性がある」と述べた。 官房長官によると、本日12:31に気象庁が北朝鮮付近を震源と
する自然地震ではない可能性のある地震波を観測した。 この地震は過去の事例などを踏まえると北朝鮮による核実験の実施に伴い、発生した可能性があると考え
ている。
気象庁によると、当該地震の震源は、北緯41.3゚度、東経129.1゚、深さ0kmで、地震の規模はマグニチュード6.1とされている。 |
2017.09.01 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「小野寺防衛相 北朝鮮ミサイル『分離したか否か分析中』」 |
<1710-090104>
小野寺防衛相゛1日、北朝鮮が8月29日に発射したBMの航跡が三つに分離していたことについて、以下の可能性を示した。
(1) 弾頭、ブースタ、接合部品に分かれる構造だった
(2) 想定外の分解だった
(3) 実際には存在しないゴーストがレーダに映った
複数弾頭やデコイが使用された可能性も排除せず、実際に分離したか否かについては
詳細については分析中だと述べた。 |
2017.08.30 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「朝鮮 ミサイル試射に正恩氏立ち会い=中距離『火星12』」 |
<1709-083003>
北朝鮮の朝鮮中央放送が30日、金委員長がIRBMの発射訓練を指導したと報じた。 訓練には米国軍基地の打撃
任務を担う朝鮮人民軍戦略軍とIRBM火星-12が参加したという。
金委員長は、今回の訓練はわが軍隊が行った太平洋上での軍事作戦の第一歩で、グアム島を牽制するための意
味ある前奏曲となると述べた。 また、太平洋をターゲットにしたBMの発射訓練を重ね、戦略武力の戦略実戦化を積極的に進めるべきだとした。 |
2017.08.30 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射、米韓軍事演習に対抗=KCNA」 |
<1709-083002>
朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が30日、金委員長が米韓合同軍事演習への対抗措置として29日にIRBM火星-12
の発射を指揮したと報じた。 |
2017.08.30 |
NHKニュース |
北朝鮮ミサイル 意図的に飛距離抑えたか失敗か分析 |
<1709-083001>
29日に北朝鮮がに発射したBMは北海道の上空を通過して太平洋上に落下したと推定され、防衛省は新型のIRBMの可能性が高いとしてい
るが、飛行距離がこのIRBMの最大射程の半分ほどだったことから、意図的に飛行距離を抑えたか失敗した可能性
があると見てさらに分析を進めている。
このIRBMの最大射程は5,000kmとされているが、防衛省によると今回は最も飛行距離が出る軌道で発射されたと見られるものの、飛行したのは最大射程の半分ほ
どであった。 |
2017.08.29 |
NHKニュース |
防衛省 北朝鮮ミサイル 3つに分離してない可能性も |
<1709-082906>
29日朝に北朝鮮が発射したBMをめぐって政府が、日本海上空で3個に分離した可能性があるなどと、自治体な
どにメールで連絡するエムネット(緊急情報ネットワークシステム)で発信し、菅官房長官が記者会見で説明したが、防衛省はさまざまな情報を総合的に分析し
た結果29日夜、分離していない可能性もあるとして、これまでの説明を修正した。
防衛省によると、レーダでは3個ミサイルの航跡が確認されたが、気象状況などによっては、実際は1個のものが複数に映ることもあるということで、引き続き
分析を進めることにしている。 |
2017.08.29 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「北朝鮮ミサイル 2700キロ飛行 最高高度は550キロ」 |
<1709-082903>
菅官房長官が29日午前、北朝鮮のBM発射を受けた同日2回目の緊急記者会見を行い、ミサイルの飛行距離は
2,700km、最高高度は550kmとの推定を明らかにした。
また、ミサイルは日本海上空で三つに分離した可能性があるとの分析を明らかにする一方、同一地点に落下したかについては明言を避
けた。
【北朝鮮が多弾頭BMを開発と報じた記事:1709-082203 (中央日報 2017.08.22)】 |
2017.08.29 |
朝日新聞 インターネット |
北朝鮮がミサイル発射 中距離以上の弾道ミサイルか |
<1709-082902>
韓国軍合同参謀本部が、北朝鮮が29日05:57に平壌近郊の順安地区からBM 1発を発射
したと発表した。 同本部によれば、ミサイルは北太平洋上に落下した。
最大高度は550km、飛距離は2,700kmという。 専門家の間では、Musudan IRBMか北極星-2 (NK-15)ではないか
との声が出ている。 |
2017.08.29 |
Yahoo |
時事通信記事
「ミサイル、日本上空通過か=平壌から発射―北朝鮮」 |
<1709-082901>
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が日本時間29日05:57、平壌の順安付近から日本海に
向けて飛翔体を発射した。 発射したのはBMで日本の上空を通過した。
米軍も北朝鮮が飛翔体を発射したことを確認した。 |
2017.08.28 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北朝鮮が『核実験の準備完了』と韓国情報機関が報告 北東部・豊渓里の坑道で」 |
<1709-082803>
韓国情報機関の国家情報院が28日、北朝鮮北東部の豊渓里
にある核実験場の2つの坑道について核実験の準備が完了したと国会に報告したことを、出席した議員が明らか
にした。
昨年、掘削を中断していた別の坑道でも今年4月以降、実験の準備に向けた動きがみられるという。 |
2017.08.28 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮 新型短距離弾道ミサイルを開発中=韓国政府筋」 |
<1709-082802>
複数の韓国政府消息筋が28日、北朝鮮IRBM、MRBMに続きSRBMを開発し試験に乗り出した状況を捉えたと明らかにした。
26日に発射した短距離飛翔体も地対地BMの可能性が高いとみられている。
北朝鮮が開発中のSRBMはKN-02とは形状が異なる新型で、固体燃料を使うという。 |
2017.08.28 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮の飛翔体 短距離弾道ミサイルの可能性高い=韓米中間評価」 |
<1709-082801>
韓国軍関係者が28日、北朝鮮が26日に発射した飛翔体について、米国との共同分析の中間結果として、
SRBMの可能性が高いと明らかにした。
韓国大統領府は発射当日、300mm MLRと推定されると発表しており、事実上、発表を訂正したことになる。 |
2017.08.27 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮発射は新型飛翔体? 弾道ミサイルより低高度」 |
<1709-082703>
複数の韓国政府消息筋が27日、前日北朝鮮が発射した短距離飛翔体について、高度が50km
に達したと分析されたと明らかにし、通常はが80kmに達する一般的なBMの飛行高度に遠く及ばないことから、北朝鮮が発射した
のは新型の300mmMLRか、新型SRBMの可能性が高いとの見方が出ている。
北朝鮮が配備しているMLRのうち射程が200kmに達するのは300mmだけなため、今回発射されたのが300mm MLR
だった場合、北朝鮮が改良型を開発したとの見方が出ている。 |
2017.08.26 |
Yahoo |
時事通信記事
「『2発は失敗せず』と訂正=ミサイルの見方は維持―米軍」 |
<1709-082604>
米太平洋軍報道担当官が26日、北朝鮮が同日発射した飛翔体について、初期の分析を訂正して3発のうち2発は
失敗ではなく、北東方向に250km飛翔したと述べ、日韓両国の分析を追認した。 |
2017.08.26 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮発射 『改良型ロケット砲と推定』=韓国」 |
<1709-082603>
北朝鮮が26日朝に日本海に向け発射した飛翔体について、韓国大統領府の首席秘書官が、改良型300mm
MLRと推定されるとした上で、軍が分析を続けていると伝えた。 北朝鮮が今回発射したのがMLRだった場合、性能改良のための発射
試験だった可能性もある。
一方、米太平洋軍司令部は北朝鮮がBM 3発を発射し、いずれも失敗したとみられる
との見方を示している。 300mm MLRの射程は200kmとみられるのに対し、今回発射された3発のうち一部は250km飛翔したとされるためである。 |
【註】
このMLRが米陸軍のGMLRSなどのように誘導装置付きロケット弾だとした場合、誘導制御ができなかった場合に弾は自由飛行となり
、制御が効かない状態で期待した射程より遠方まで飛行する場合もある。 |
2017.08.26 |
Yahoo |
時事通信記事
「米『北朝鮮がミサイル3発』=短距離、いずれも失敗―東部から日本海に」 |
<1709-082602>
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が26日06:49頃に江原道の旗対嶺付近から北東方向の日本海に向け飛翔体数発を
発射した。 飛距離は250kmという。
これについて米国防総省は、北朝鮮がBM 3発を発射し、いずれも失敗したとの初期の分析を明らかにした。
国防総省によると、ミサイルは06:49~07:19に連続して発射されたが、1発目と3発目は予定通り飛行せず、2発目は発射直後に爆発した
とみられる。 |
2017.08.25 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮、新型 ICBM の開発示唆する写真公開」 |
<1709-082504>
北朝鮮の国営朝鮮中央通信社(KCNA)が23日、金党委員長が火星-13と称する三段式BM
の横に立っている写真を公開した。 写真を分析した専門家らは、このBMが開発を完了したことを意味しないとしたうえで、まだ発射試
験はしていないため飛距離を推測することは不可能だが、三段式BMは二段式の火星-14よりも強力だと見ている。
火星-14の射程は10,000kmと推測されているのに対し、慶南大学極東問題研究所の軍事専門家は火星-13を、米国本土
全部が射程内に入れる12,000kmのICBMとみると述べいる。 |
2017.08.23 |
Yahoo |
時事通信記事
「新型 SLBM、開発推進か=北朝鮮、『北極星3』の図を公開」 |
<1709-082303>
朝鮮労働党機関紙の労働新聞が23日に金党委員長による国防科学院科学材料研究所視察を伝えた報道で、新型とみられるミサイルの説明図
が映った写真を掲載した。
このミサイルには「水中戦略弾道弾北極星-3」と表記され、新型SLBMとして注目されている。 |
2017.08.23 |
東京新聞 インターネット |
固体エンジンと弾頭増産を 金正恩氏、研究所拡張指示 |
<1709-082301>
朝鮮中央通信が23日、金委員長が国防科学院化学材料研究所を視察し、研究所を拡張してBM用の固体燃料エンジンや弾
頭を増産を指示したと報じた。
同研究所はICBMの弾頭やエンジン噴出口に使われる炭素複合材料などを開発している。 |
2017.08.22 |
中央日報 |
北、パトリオット防御網を避ける拡散弾を開発…化学弾装着可能 |
<1709-082203>
北朝鮮が米韓のBMDSに対応するため、迎撃ミサイルの最大迎撃高度より高高度で子弾を散布する方式の拡散弾
(ERS)を開発した。 またERSには化学弾の使用も可能だという。 情報消息筋は、北朝鮮が開発を完了したERS
はPAC-3の迎撃高度20kmより高空の25kmで子弾を散布するためPAC-3で迎撃するのは難しいと見ている。
米韓情報当局によると、ERSはNo DongとScud系列BMに搭載可能で、北朝鮮朝鮮中央TVが14日に報じた金委員長が戦略軍司令部を視察した
写真では金委員長の右側には、Scudの弾頭部が外皮がない状態で展示されていた。 7月4日に朝鮮中央TVが放送した番組では、金委員長が「散布」と書かれた弾頭部
を眺める場面が登場している。 |
2017.08.16 |
Jane's Defence Weekly |
Pnetagon intelligence report finds North Kora can arm ICBMs with nuclear devices |
<1710-081602>
Washington Post紙が8月8日、米DIAが7月28日に行った夏期報告を元に、北朝鮮が既に
核兵器を長距離BMに弾頭として搭載できる小型化に成功しており、60発分の核材料を保有していると報
じた。 |
2017.08.16 |
NHKニュース |
ウクライナで製造のロケットエンジンを北朝鮮に提供か |
<1709-081601>
IISSのロケット技術専門家が14日に、北朝鮮の火星-14 ICBMなどでソ連製エンジン
の改良型が使われている可能性が高いという分析結果を発表し、このエンジンがウクライナの工場から闇市場を通じて北朝鮮に流れ、北朝鮮がICBM技術を急速に進展
させた可能性があると指摘していることについてウクライナは15日、ウクライナで2001年まで製造しロシアに供給したエンジンはすべてロケットに使用されたと述べ
、北朝鮮との友好的な関係を考えるとロシアにはロケットやエンジンなどを提供する理由があるだろうと、ロシアが北朝鮮にエンジンを
提供した疑いがあるという見方を示した。 |
2017.08.15 |
Yahoo |
中央日報記事
「北朝鮮戦略軍、3年前に移動式発射台100台・ミサイル800発保有」 |
<1709-081505>
中央日報が入手した2014年に作成された韓国軍と情報当局の非公開北核評価会議資料によると、北朝鮮の戦略軍
は2014年の創設時点はScud旅団、No Dong旅団、Musudan旅団3個旅団が編成され、TEL
100両、BM 800発を保有していると軍が判断していた。 その資料によると、射程50~1,000kmのScudを装備する
旅団は、休戦ライン近傍に配置した前方軍団のすぐ北に展開して韓国全域を射程圏内に置いた。
射程300~1,300kmのNo Dongを装備する旅団は北朝鮮の北部に位置し、米軍が韓半島に増援を送るのを遮断するため在日米軍基地を打撃する。
射程500~3,500kmのMusudanを装備する旅団は中部地域に位置し、日本とグアム、大邱より南側への攻撃が可能だと軍は判断していた。
【関連記事:1610-082409 (JDW 2016.08.24)】 |
2017.08.15 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮の金委員長、決定下す前に米国の行動注視=KCNA」 |
<1709-081504>
北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)が15日、金委員長がグアムへのミサイル発射計画について軍から報告を受け
たと報じた。
KCNAによると金委員長は、何らかの決定を下す前にもう少し米国の行動を注視する姿勢を示した。 |
2017.08.15 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北朝鮮、ミサイルを移動か マティス米国防長官、ミサイルがグアム直撃コースなら『撃墜する』」 |
<1709-081502>
CNN TVが複数の米当局者の話として14日、北朝鮮がこの数日の間に少なくとも1両のTELを
移動させていることが偵察衛星で確認されたと報じた。 米国防総省は、北朝鮮がグアム沖に向けてIRBMの発射準
備を進めている可能性もあるとして警戒を強めている。 マティス国防長官は14日、もし北朝鮮が米国に向けてBMを発射すれば即座に戦争にエスカレートする
恐れがあると警告した。
一方、マティス長官とティラーソン国務長官は14日付けのWall Street Journal紙に連名で寄稿し、一連の平和的
な圧力政策の目的は朝鮮半島の非核化で、米国は体制転換や性急な南北統一に関心はないと強調している。 |
2017.08.15 |
Yahoo |
時事通信記事
「ウクライナからエンジン流出か=北朝鮮 ICBM が搭載―米紙」 |
<1709-081501>
New York Times紙が14日、英国際戦略研究所(IISS)のミサイル専門家などの分析
に基づき、北朝鮮が発射したICBMは非合法に入手した旧ソ連製エンジンの改良型を搭載していた可能性が高いと報
じた。 専門家らは、ウクライナ中部ドニプロ(旧ドニエプロペトロフスク)にある工場を流出元とみているとい
う。 北朝鮮のミサイル技術が予想を上回るペースで向上した背景には、闇ルートを通じた国外からの高性能エンジン調達があったことになる。
IISSの専門家は発射画像の分析から、北朝鮮の火星-12 IRBMと火星-14 ICBMは旧ソ連の液体燃料エンジンRD250の改良型を搭載していたと
指摘した。 過去2年以内にロシアを経由して鉄道で北朝鮮に持ち込まれた可能性が高い
という。 工場を運営する企業やウクライナ当局は、同国から流出した可能性を否定している。 |
2017.08.13 |
Yahoo |
中央日報記事
「韓米日、火星-14型の大気圏再突入は失敗と結論」 |
<1709-081301>
朝日新聞が12日に日米韓3ヵ国政府関係筋の話として、3ヵ国政府が北朝鮮が先月試験発射した火星-14 ICBMにつ
いてNHKが落下推定時刻に北海道で撮影した閃光の映像の分析の結果、大気圏再突入に失敗したとの結論を下したと
報じた。
NHKの映像では光点が徐々に暗くなり、海面に到達する前に見えなくなった。 これは弾頭が最終的に消滅したものとみられる。 |
2017.08.12 |
東京新聞 インターネット |
北朝鮮、潜水艦ミサイル実験兆候 米サイト分析 |
<1709-081201>
John Hopkins大の北朝鮮分析サイト38 Northが11日、7日に民間衛星が撮影した画像から、北朝鮮が北極星-1 SLBM発射
試験の準備をしている可能性があるとの分析を発表した。
38 Northによると、北朝鮮東部新浦の造船所に停泊している新浦級潜水艦の船首と船尾部分に、隠蔽網かシートのようなものがかけられ
ているが、同様の動きは北朝鮮が昨年7月にSLBM発射試験を行う前にも確認されている。 |
2017.08.10 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮 グアム包囲射撃を検討=『日本上空を通過する』」 |
<1709-081002>
朝鮮中央放送が、北朝鮮の戦略軍が10日、火星-12 IRBMを4発を同時に発射して
グアムの主要軍事基地の包囲射撃を検討していると発表したと報じたが、火星-12は島根県、広
島県、高知県の上空を通過することにり、3356.7kmを1,065秒間飛翔し、グアム島と周辺30~40kmの海上に着弾すると威嚇した。 |
2017.08.10 |
中央日報 |
北朝鮮戦略軍「『火星 12』4発でグアム包囲射撃を検討」 |
<1709-081001>
北朝鮮の朝鮮中央放送が、北朝鮮軍でBMを所掌する戦略軍のキム司令官が10日、す
でに明らかにしたように我々の戦略軍はグアム島の主要軍事基地を制圧牽制し、米国に厳重な警告信号を送るために
火星-12 IRBM 4発の同時発射で進行するグアム島包囲射撃する案を深重に検討していると発表したと報じた。 |
2017.08.09 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea claims second ICB
<1710-080902>
北朝鮮が7月28日23:41にBMの発射試験を行った。 北朝鮮国営KCNAによると、発射されたのは火星-14 ICBMで
、高度3,724.9kmに達し、998kmを飛翔した。
火星-14の発射試験は7月4日にも行われ2,802kmまで上昇し、933kmを飛翔した。
28日の試験では8軸16輪のTELが使用されたが、この車体は中国万山特殊車両社製のWS51200のようである。
しかしながら日本の気象監視カメラの映像から、弾頭は着水する前に分解した模様である。 |
|
2017.08.09 |
中央日報 |
北朝鮮、深夜2時に「ソウルを火の海に」脅威 |
<1709-080906>
北朝鮮の朝鮮中央通信が8日02:00、韓国海兵隊の西北諸島射撃訓練に対して、白翎島や延坪島はもちろん
ソウルまでも火の海になる可能性があると、2013年以降初めて北朝鮮メディアが「ソウルを火の海に」言及し、白翎島駐屯海兵隊第6旅
団と海兵隊延坪部隊が実施した射撃訓練を問題にした。
この射撃訓練で第6旅団と延坪部隊はK-9 SPH 200発、AH-1Sの2.75吋ロケットとバルカン砲を発射した。 |
2017.08.09 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、『グアム周辺への発射検討』=ミサイルで米軍けん制」 |
<1709-080903>
朝鮮中央通信が9日、北朝鮮戦略軍報道官は8日の声明で、グアム島周辺を火星-12 IRBMで包囲射撃する作戦
計画を慎重に検討していると威嚇した。
火星-12の射程は4,500~5,000kmと推定され、グアムを射程に収めているとみられる。 |
2017.08.09 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、核小型化成功か=爆弾60発保有の推定も―トランプ氏『火力に直面』と警告」 |
<1709-080901>
Washington Postが8日、北朝鮮が核弾頭をミサイル搭載可能な水準にまで小型化す
ることに成功したと判断する米当局の分析を報じた。 同紙によると、米国防情報局(DIA)が7月28日にまとめた分析では、北朝鮮が
ICBM級を含むBMで運搬する核弾頭を生産したと米国の情報機関はみていると指摘したうえで、米当局は7月時点で北朝鮮が
保有する核爆弾を最大60発と推定しているとしている。
トランプ大統領はこの日、北朝鮮がこれ以上米国を脅かせば世界が目にしたことのないような火力と怒りに直面することになると強く警告した。 |
2017.08.06 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「国連 新たな決議採択=北朝鮮輸出額の3分の1禁止」 |
<1709-080601>
国連安全保障理事会が5日、北朝鮮の2回にわたるICBMの発射試験を受け、北朝鮮に石炭、鉄や鉄鉱石など
主な鉱物、水産物の輸出を全面的に禁止する新しい制裁決議を中国とロシアを含む全会一致で採択した。
関係者によると、今回の輸出禁止措置により北朝鮮に年間$1.1Bの資金を遮断する効果があると見込まれる。 $3Bと推定される北朝鮮の年間輸出
額の1/3となる。 |
2017.08.02 |
Yahoo |
時事通信記事
「仏旅客機が直前に飛行=北朝鮮 ICBM 落下の日本海上」 |
<1709-080206>
米ABC TVが米当局者の話として1日、北朝鮮が7月28日にICBMを発射した際、北海道沖の日本
海の落下地点付近を羽田発パリ行きのエールフランスAF293便が飛行していたことが分かったと報じた。
AF293便はミサイル落下の10分前に現場付近を通過しており、時間次第では危険が及ぶ可能性があったという。
米国防総省は7月4日に北朝鮮が発射したICBMに関して、民間機で混み合う空域を飛来したと警告していた。 |
2017.08.01 |
NHKニュース |
北朝鮮の ICBM アメリカの専門家「再突入技術は未確立」 |
<1709-080101>
北朝鮮が行った2回目のICBM発射試験について、John Hopkins大学のロケット技術の専門家
が31日にNHKのカメラが捉えた落下推定時刻とほぼ同じ時刻に閃光のような映像の詳細な分析から、北
朝鮮が発射したBMの弾頭部分を含む再突入体と見られるとした。
そのうえで、映像では上空20kmの辺りで摩擦熱などにより発光し、4秒ほど光を発
し続けたあと、稜線に隠れる手前の3~4km辺りでその光がかすんで消えていったように見えることから、この
物体が最終的に突入の負荷に耐えきれず分解した可能性を示しているとして、大気圏への再突入技術を
確立させていないという見解を明らかにした。 |
2017.07.29 |
Yahoo |
時事通信記事
「ミサイル対処、予算拡充を=二階氏」 |
<1708-072908>
北朝鮮によるBM発射を受けて自民党の二階幹事長が29日、物騒なものが飛んでくることを想定したとき、普通の予算、
普通の年次計画ではなく、頭をフル回転させてしっかりとした対応をしなければならないと述べ、ミサイル対処能力の向上など
関連予算の大幅な拡充を求めていく考えを示した。 |
2017.07.29 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「正恩氏『ICBM 奇襲能力誇示…米本土全域が射程圏に』」 |
<1708-072907>
北朝鮮の朝鮮中央通信が29日、金委員長がICBMの発射試験で奇襲能力を誇示したとし、米本土全域がわれわれの射程圏
内にあることが裏付けられたと主張したと報じた。
朝鮮中央通信はこの日の報道で、28日夜に『火星-14』ICBM 2回目実験が成功裏に実施され、3,724.9kmまで上
昇して998kmを47分12秒間で飛翔し、公海上の設定された水域に正確に弾着したと報じた。 |
2017.07.29 |
東京新聞 インターネット |
ロシアは中距離と発表 北朝鮮ミサイル |
<1708-072906>
Tass通信などによると、ロシア国防省が28日に北朝鮮が同日発射したBMについて航跡を追った結果、到達
高度681km、飛翔距離732kmで、日本海中部に落下したとしIRBMだと発表した。 ロシアの
発表は、高度3,500km以上、飛翔距離1,000kmとする日本政府の分析とかけ離れている。
ロシアは4日に発射されたBMについても、ICBMではなくIRBMだと発表していた。 |
2017.07.29 |
NHKニュース |
NHK の複数カメラにせん光のような映像 |
<1708-072904>
北朝鮮から発射されたBMが北海道西方の日本海に落下したと見られるのとほぼ同じ時刻に、NHK
が道内に設置している複数のカメラに閃光のような映像が捉えられていた。 このうち室蘭市では、
室蘭放送局の屋上と祝津町地区の2ヵ所に設置されたカメラに、00:28 26秒頃に北西の空を流れ星のようなものが光
りながら落下して行く様子が写っていた。 これとほぼ同じ時刻に江差町で北西に向けて設置されたカメラにも、海面が短い間、まばゆい光
に照らされる様子が写っており、また奥尻島に設置されたカメラは北の方角を向いていましたが、映像からは、同じ00:28頃に西側の上空が一
瞬明るくなったのが確認できた。
米国の専門家はこの映像を見たうえで、断言することは難しいが弾頭部分が落下している様子をとらえたものである可能性があると述べ、
撮影された時間がBMが発射されてから46分後であることを考えれば、北朝鮮のBMである可能性が高いと分析してい
る。 |
2017.07.29 |
Yahoo |
時事通信記事
「最大飛距離は1万キロか=北朝鮮発射のミサイル―米研究所」 |
<1708-072903>
米Johns Hopkins大高等国際問題研究大学院の米韓研究所が28日、北朝鮮が同日発射し
たICBMとみられるBMについて、より低い角度で打ち上げた場合9,000~10,000km飛翔していた可能性があると分析し
た。
同研究所は、飛行時間が45分間、最大高度が3,000kmという情報が正確なら火星-14の二段目を大型高推力化した
エンジンを搭載した想定と完全に一致するとした。 |
2017.07.29 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮ミサイルは ICBM、米国防総省・韓国軍が分析」 |
<1708-072902>
北朝鮮が発射したBMについて米国防総省が28日、ICBMであったとの見方を示した。 国
防総省の報道官によると、BMは北朝鮮北部から発射されて1,000km飛翔、北海道沖167kmの日本の排他的経済水域
(EEZ)内に落下したという。
今回発射されたBMについて韓国軍もICBM級だったとの見方をしており、高度は3,700kmに達したとしている。 |
2017.07.29 |
Yahoo |
讀賣新聞記事
「北朝鮮が深夜にミサイル発射、日本 EEZ に落下」 |
<1708-072901>
北朝鮮が28日23:42頃、同国中部からBMを発射した。 ミサイルは45分程度飛翔し、
奥尻島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に落下したとみられる。 防衛省などによると高度は3,000km
以上に達したとみられるという。
北朝鮮が今月4日に火星-14 ICBMをロフテッド軌道で発射した際は、40分間飛行し高度は2,500km超に達したと推定されているが、今回の飛行時間はそれよりも長い
45分間飛行している。
北朝鮮のBMが日本のEEZ内に落下するのは6回目で、BM発射は今年11回目である。 |
2017.07.26 |
Yahoo |
時事通信記事
「ICBM、来年完成も=情報機関の北朝鮮報告書―米報道」 |
<1708-072604>
Washington Post紙が25日、北朝鮮が早ければ来年にもICBMを完成させる可能性がある
との報告書をDIAがまとめたと報じた。 報告書は、北朝鮮がICBMについて試験段階から量産、配備に移行する
と指摘している。
北朝鮮のミサイル開発をめぐっては、米シンクタンクが2年以内に米西海岸を射程に収める可能性があると指摘していた。 |
2017.07.21 |
東京新聞 インターネット |
北朝鮮潜水艦が日本海で活動 米報道、異例の動きに警戒 |
<1708-072101>
CNN TVが20日、北朝鮮のRomeo級潜水艦(1,800t)が48時間連続で、本国から100km離れた日本海で活動していると
報じた。 北朝鮮の潜水艦がこれほど離れた海域を航行するのは異例で、米韓両軍は警戒を強めている。 沿岸地域で行う典型的な訓練活動とは異なるといい、米軍
が偵察衛星から監視を続けている。
米軍はこの潜水艦が母港から遠く離れた海域で航行する能力はないとみていた。 CNNによると、Romeo級は全長65mの旧式潜水艦で、BMの発射能力
は備えていない。 |
2017.07.19 |
Jane's Defence Weekly |
South Korea doubts North Korea has warhead re-entry technology |
<1709-071901>
韓国の国会議員が7月11日、北朝鮮が7月4日に発射し、弾頭の再突入試験に成功したと称する火星-14
(Hwasong-14) ICBMについて韓国国家情報局(NIS)は再突入に失敗したと見ている
ことを明らかにした。
NISは火星-14を、5月14日に発射した火星-12 (KN-17)の改良型と見ている。 |
2017.07.13 |
Yahoo |
時事通信記事
「巡視船派遣し日本海警戒=EEZ、北朝鮮違法操業―海保」 |
<1708-071302>
政府関係者への取材で13日、日本のEEZ内にある日本海で北朝鮮漁船が違法操業している問題で、第9管区海上
保安本部などが好漁場として知られる日本海中部の大和堆周辺海域に巡視船を派遣し、警戒していることが分かった。
海保は水産庁と情報共有しながら、北朝鮮の違法操業船を排除しているとみられる。 |
2017.07.12 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea claims capability to strike 'a nywhere in the world' |
<1709-071201>
北朝鮮が7月4日09:39にICBMと称するHwasong-14を発射し、40分飛翔して日本のEEZ内となる日本海の海域に落
下した。 朝鮮中央通信(KCNA)によるとHwasong-14は高度2,802kmにまで達し933km
を飛翔したという。 |
2017.07.12 |
産経新聞 インターネット |
北船舶が水産庁取締船に銃口 日本海 EEZ の北大和堆 |
<1708-071203>
日本海で外国漁船の違法操業を取り締まっていた水産庁の漁業取締船が7日17:00頃、違法操業の外国漁船に対応していたところ、
北朝鮮籍とみられる船舶が接近し、乗組員が取締船に対して銃口を向けたため、安全
を確保して海域を離脱していたことが、12日に水産庁への取材で分かった
水産庁によると、現場は男鹿半島から西に500kmの北大和堆の西側にある日本のEEZ内にある北大和堆で、北朝
鮮船のスルメイカ違法操業が問題になっている大和堆から北西に100kmにある。 大和堆には海上保安庁が巡視船を派遣し、抑止対策に当たっている。 |
2017.07.10 |
Yahoo |
中央日報記事
「北の弾道ミサイル技術発展はロシアの支援が背景に…最近も訪朝」 |
<1708-071002>
Washington Post紙が8日、北朝鮮が猛スピードでBMの技術力を引き上げている核心的
な背景として、専門家の間ではロシアと中国の水面下の支援が話題にのぼっていると報じた。 専門家は特にロシアの
貢献が大きいとみている。
ロシアの科学者からミサイルの設計やノウハウの伝授を受け、中国企業がミサイルの誘導システムに必要な電子装備などを北朝鮮当局に供給しているという。 |
2017.07.05 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮が ICBM 実験を行ったと結論=米国防総省」 |
<1708-070504>
米国防総省報道官が4日、北朝鮮がICBMの発射実験を行ったとの見解を明らかにした。
米軍は当初、発射されたのはIRBMとの見方を示していた。 |
【註】
今まで北朝鮮が超えてはならない一線(red line)はICBMの発射とされてきたことから、米国は4日に発射されたミサイルをICBMと断定すれば、軍事行動などの対応
をせざるを得なくなることから、断定には慎重であったと思われる。 |
2017.07.05 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮、4日のミサイル運搬・発射で中国製トラック使用か」 |
<1708-070503>
北朝鮮の国営TVが4日に放送したBMの発射で、迷彩塗装された大型車両の荷台でBMが垂直に立てられ、発射準備
が進む様子が報じられたが、ミサイルの運搬と発射に中国製の木材運搬用車両を使ったもようである。
国連委員会の2013年の報告書によると、この車両は北朝鮮が民生用として中国から輸入していたもので、国連の北朝鮮
制裁委員会が以前に中国の木材運搬車を改造した可能性が高いと指摘した車両と同一のものとみられる。 |
2017.07.05 |
Yahoo |
中央日報記事
「韓米軍、東海置沖で弾道ミサイル射撃訓練実施…北に警告メッセージ」 |
<1708-070502>
韓国の合同参謀本部は5日午前、米韓のミサイル部隊がこの日07:00、北朝鮮の度重なるBM挑発に対応して日本海沖
で米韓合同弾道BM発射訓練を実施したことを明らかにした。
今回の訓練で、韓国軍の玄武-2と米第8軍のATACMSを同時射撃し命中させることによって、有事の際に敵挑発指
導部を精密打撃できる能力を誇示したと合同参謀本部は説明した。 |
2017.07.05 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮ミサイル発射実験は ICBM、米当局者が分析=報道」 |
<1708-070501>
Fox NewsやNBCが、北朝鮮がICBMの発射に成功したと発表したことについて、米当局者らがICBMの発射試験だっ
たとの見方を示したと報じた。
米国防総省と国務省は4日、他の米政府機関と発射についてより詳しい分析を進めていると説明したが、米軍は発射後まもなくIRBMだったとの初期分析を発表して
いた。 |
2017.07.04 |
Military Times |
US Army, South Korea respond to North's latest missile test |
<1708-070410>
北朝鮮が4日にBMを発射したのに呼応して、その丁度1日後に米陸軍
と韓国軍が日本海に向けたBM発射訓練を実施した。
この訓練で韓国軍は玄武-2 BMを、米陸軍は第210砲兵旅団第18野戦砲兵連隊第1大隊がM270 MLRSからMGM-140
ATACMSを発射した。 |
2017.07.04 |
Defense Update |
North Korea lunches its first ICBM |
<1708-070409>
北朝鮮が4日にKN-14(火星-14)の発射試験を行った。 北朝鮮によると到達高度は2,802km
で40分にわたり933kmを飛翔した。 このことから最適軌道で飛翔させれば7,000kmは飛
翔することになり、射程5,500km以上とするICBMの定義から火星-14はICBMと見なせる。 専門家には最大射程を8,000kmと見る向きも
ある。
北朝鮮は5月14日に火星-12 IRBMを発射したがその際の到達高度は2,100km、飛翔距離700kmであった。 KN-12は単段推進であったのに対しKN-14
は二段推進のようである。 噴射の画像から液体エンジンには主エンジンの他にステアリング用のエンジン4基があることがわかる。 |
2017.07.04 |
Stars & Stripes |
N. Korea claims to have tested ICBM as US celebrates Independence Day |
<1708-070408>
北朝鮮が米国独立記念日の4日にBMを発射した。 朝鮮中央通信によると発射したのは火星-14
で、39分間にわたり580哩を飛翔し、高度は1,740哩以上に達した。
このBMについて米太平洋軍司令部はIRBMと見ている。
火星-14の到達高度について韓国軍は1,430哩、防衛省は1,560哩を遙かにしのぐ高度と発表している。
射程について「憂慮する科学者同盟」は、正常な発射角で発射すれば4,160哩に達すると述べている。 |
2017.07.04 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮『火星14』 射程8000キロ超のICBMか」 |
<1708-070406>
北朝鮮が4日に発射したBMについて、韓国や日本の専門家は北朝鮮が公開した火星-14
の飛行距離と最高高度が事実である場合、正常な角度で発射すれば射程は8,000kmを超えるICBM級と判断している。
韓国軍は射程5,500km以上のBMをICBMに分類していることから、火星-14もICBMに含まれることになる。 |
2017.07.04 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮 ICBM『火星14』発射写真を公開」 |
<1708-070405>
北朝鮮の朝鮮中央TVが4日、この日午前に発射されたICBMと称する火星-14の写真を公開した。 同TVは火星-14
の運搬から分離、発射に至るまでの写真11枚を放映したが、映像は公開しなかった。
公開された写真によると、火星-14は8軸16輪のTELに搭載発射された。 またブースタが分離される写真も
公開した。 |
2017.07.04 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮『ICBM 成功』=攻撃能力誇示、対立激化も―高度2800キロ」 |
<1708-070404>
北朝鮮の朝鮮中央TVが4日午後に特別重大報道を放送し、火星-14 ICBMの発射試験に成功したと発表した。 そ
れによると、火星-14は高度2,802kmに達し、39分間にわたり933km飛翔して日本海の目標
水域に正確に着弾した。
ただ、米太平洋軍は4日にIRBMが発射されたと発表しICBMとは判断しておらず、関係各国が分析を進めている。 ICBMは通常、射程5,500km以上のBMを指す。 |
2017.07.04 |
Yahoo |
読売新聞記事
「北ミサイル、高度2500キロ超と推定…防衛省」 |
<1708-070403>
防衛省が4日午後、北朝鮮が同日09:39に発射したBMについて、2,500kmを大きく超える高度に達したと推定され
ると発表した。
飛行時間は約40分間、飛距離は900kmで、日本の排他的経済水域(EEZ
)内の日本海に落下したとみられる。 |
2017.07.04 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮が弾道ミサイル発射=日本海へ、40分間飛行―EEZ内に落下か」 |
<1708-070402>
韓国軍合同参謀本部などによると、北朝鮮が4日09:40頃に亀城市付近から日本海に向けBM 1発を発射した。 日
本政府によれば、約40分間飛行し、日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下し
たとみられる。 ロフテッド弾道で発射した可能性があり、韓国軍は930km飛翔したと推定している。 一方
米国防総省はIRBMだと発表した。
北朝鮮のBMが日本のEEZ内に落下したとみられるのは、昨年8月以降、5回目で、今年3月には北西部から発射した4発のうち、3発がEEZ内に落ちたとされている。 |
2017.07.04 |
Yahoo |
中央日報記事
「『北朝鮮、多弾頭 ICBM 開発中』…事実なら THAAD で迎撃難しく」 |
<1708-070401>
韓国政府当局者が、北朝鮮がKN-14(火星-14)を多弾頭ICBMとして開発中だと述べた。 中央日報が3日に入手
した米国防情報弾道ミサイル分析委員会(DIBMAC)の報告書「弾道・巡航ミサイル脅威」によると、北朝鮮は13種類のBMを保有してい
て、このうち射程5,000km以上のICBMはTaepoDong-2、火星-13型 (KN-08)、火星-14 (KN-14)の3種類で、報告書は火星-14を液体エンジンの二段推
進としている。
報告書で注目されるのは弾頭の数が"unknown"とされている点で、火星-13を単弾頭としているのに対し火星-14の弾頭部は火星-13より周囲が大きく先が太いため、
搭載空間が相対的に大きく、匿名を求めた情報消息筋は米韓情報当局の共同の認識としていると述べた。 火星-14は設計過程でロシアの多弾頭ミサイルを模倣した
というのも情報当局が多弾頭方式とみる理由の一つである。
【弾道・巡航ミサイル脅威】 |
2017.07.03 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、核弾頭20発保有=ミサイル開発も進展―国際平和研」 |
<1708-070301>
ストックホルム国際平和研究所(SIPRIがは3日に世界の核軍備に関する最新報告書を発表し、
北朝鮮が今年1月時点で推定10~20発の核弾頭を保有していると推計する分析結果を明らかにした。 またSRBMやMRBM
に搭載可能な小型弾頭の製造技術も確保したと考える専門家の見方も掲載した。
更に、今年と昨年の軍事パレードの写真を分析した結果、移動式のICBMも開発中と推測した。 |
2017.06.28 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「世界同時サイバー攻撃 露、ウクライナで被害大」 |
<1707-062804>
27日に世界各地であった大規模なサイバ攻撃は、特にウクライナとロシアでの被害が大きく、ウクライナの
チェルノブイリ原発の放射線測定システムも被害に遭い、手動作業に切り替えるなど混乱が広がっている。
日本を含め150ヵ国以上の30万台のパソコンが影響を受けた今年5月に発生したサイバ攻撃は、ランサムウエアの一種である
「ワナ・クライ」が使用され、北鮮の関与が指摘されたが、米ソフトウエア会社シマンテックによると、今回使用されたのはワナ・
クライに似た「PETYA」と呼ばれるウイルスで、「コンピュータの機能回復のために$300の支払いを要求するメッセージがディスプレー上に
表示されるという。 |
2017.06.23 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮、ロケットエンジンの実験を実施=米当局」 |
<1707-062301>
米当局者がロイタに対し22日、北朝鮮が新型ロケットエンジンの試験を実施したと明かした。
ICBMの開発計画の一環とみられるという。
別の当局者も実験の実施を確認したが、ロケットエンジンの種類や大陸間弾道ミサイル開発計画に沿ったものかどうかなどの詳細は明らかにしなかった。 |
2017.06.21 |
Jane's Defence Weekly |
Suspected North Korean UAV photographed THAAD site in South Korea, says report |
<1708-062103>
韓国防衛当局が6月13日、北朝鮮のUAVが在韓米軍のTHAADを写真撮影したと発表した。 墜落したUAVに搭載さ
れた64G個GBのメモリには数百枚の画像が保存されていて、そのうち十数枚がTHAADの写真であった。
UAVは全長1.8m、翼端長2.4mで、サイズ及び形状は2014年3月に黄海の白翎島に墜落したものと似ているという。 |
2017.06.14 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea air practises striking aircraft carriers |
<1708-061404>
米空母2隻と海上自衛隊が日本海で共同演習を行った直後の6月5日、北朝鮮の労働新聞が空軍による空母攻撃を想定し
た訓練の様子を報じた。 |
2017.06.14 |
Jane's Defence Weekly |
Noeth Korea test-fires salvo of anti-ship missiles |
<1708-061403>
北朝鮮が6月8日に短距離ASCMの発射試験を実施した。
最初の発射は06:18で、その後数分間にわたり4発が連射されたと見られる。
発射されたのはロシア製3M24 ASCMの北朝鮮型と見られ、水平距離200km、最高高度2km
を飛翔し日本海に海没した。 |
2017.06.14 |
Jane's Defence Weekly |
US MDA chief 'concerned' about North Korean missile advancements |
<1708-061401>
米MDA長官が米議会下院軍事委員会で6月7日、北朝鮮のBM技術が過去6ヶ月間で大幅に伸びたと懸念を示した。 |
2017.06.13 |
朝鮮日報 |
北の無人機が THAAD を撮影、カメラはソニー製 |
<1707-061304>
先週、江原道麟蹄郡の山地で発見された北朝鮮軍のUAVがTHAAD基地を撮影していた。
韓国軍の合同参謀本部は、UAVに搭載されたソニー社製アルファ7Rカメラのメモリに保存された200~300枚のを分析した結果、UAVは星州
の北方数㌔の地点から撮影を開始し、THAADが配備された地域の南数㌔の地点まで南下した後、再び北上して撮影を続けた。
ただ、保存された画像のうちTHAADの発射機が映っているものは十数枚だという。 |
2017.06.09 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「北朝鮮ミサイル 日本海上の目標、探知して『命中』」 |
<1707-060905>
北朝鮮の朝鮮中央通信が9日、新型陸上発射型ASCMの初めての発
射試験を実施し、日本海上の標的船を探知し命中したと報じた。
北朝鮮は8日、日本海に向け陸上発射型ASCMと推定される数発を発射しており、これと同一のものとみられる。
【関連記事:1707-060701 (時事 2017.06.07)】 |
2017.06.08 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、対艦巡航ミサイル数発発射=4週連続、日本海へ―『日本まず焦土化』と威嚇」 |
<1707-060803>
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が8日06:18から数分間にわたり、元山から日本海に向けミサイル数発を発射
した。 短距離のASCMと推定され、飛翔距離200km、最高高度は2,000mだった。
北朝鮮は射程は160kmのASCM KN-01を保有しているが、8日発射されたミサイルは200km飛翔しており、改良型か新型
の可能性もある。 |
2017.06.08 |
聯合ニュース |
北朝鮮が飛翔体 南東部から数発=地対艦ミサイルか |
<1707-060802>
韓国軍合同参謀本部が8日、北朝鮮が今朝、元山付近から日本海に向け地対艦ミサイルと推定される何らかの
飛翔体を数発発射したと発表した。
北朝鮮のBM発射は、先月29日に元山付近から、地対艦、地対地兼用と見られるScud系列のBMを発射してから10日ぶりで、文政権発足後のBM発射はこれで4回となる。 |
2017.06.07 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea tests 'Scud' missile with manoeuvrable RV |
<1707-060704>
北朝鮮が5月29日05:40、MaRV弾頭を搭載したSRBMを発射した。 このSRBMは400km飛翔し、日本の排他的経
済水域(EEZ)内の日本海に着弾した。 北朝鮮のKCNAは着弾誤差が7mであったと報じた。
この発射試験では、Scud AのTELである2U218とよく似た装軌式のTELが使用された。
また北朝鮮は、ロシアのS-300Pまたは中国のHQ-9を元にしたと見られるKN-06 (Pongae-5)の発射試験も行った。 |
2017.06.05 |
中央日報 |
中国の固体燃料技術、イラン・パキスタンを通じて北朝鮮に? (1) |
<1707-060504>
北朝鮮のロケットエンジン開発の経緯は大きく三段階に区分される。
第一段階: 1981年初めにエジプトから入手したScudを元にScud Aを開発し、その後その技術を元にScudシリーズとTaepo Dong、
銀河-3、光明星-4などを開発。
第二段階: 1990年代に入ると、液体燃料を使用するソ連のSLBM R-27のエンジンを模倣してMusudanを開発し、更に固体燃料エンジ
ンのSS-21を改良したと推定されるKN-02を開発。
第三段階: 中国は1990年代「東風」の輸出型M-11、M-9をイランとパキスタンに輸出した。 北朝鮮は北朝鮮が主導する形でパ
キスタンやイランと数十年間にわたりミサイル技術を取引してきたが、北極星-1の固体燃料エンジンの直径が1.25mという点などからみて、イランが配備した「セジル」
と諸元が同じという分析が出ていおり、最近は流れが逆転し、中国→イラン→北朝鮮とミサイル技術が流れたと強く推定
されている。 |
中央日報 |
中国の固体燃料技術、イラン・パキスタンを通じて北朝鮮に? (2) |
2017.05.31 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea declares Pukkuksong-2 MRBM ready for operational deployment |
<1708-053101>
北朝鮮が5月21日、北極星-2 MRBMの発射試験を行った。 北極星-2は16:49に平安南道北倉付近から発射され500km
を飛翔して日本海に着弾した。 北極星-2初の発射試験は2月12日にが行われている。
聯合ニュースは到達高度を560kmと報じた。 北朝鮮はその1週間前に火星-12を発射して、高度2,000kmに達していた。
北極星-2は「天馬」か「暴風」戦車の車体を利用したと見られるTELから発射された。 |
2017.05.30 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「北朝鮮 ミサイルは新誘導弾 『誤差7メートル』主張」 |
<1706-053002>
北朝鮮の朝鮮中央通信が30日、精密誘導システムを導入したBMの発射試験に成功したと
報じた。 29日朝に日本海に向けて発射したSRBMを指すとみられ、新型ミサイルは艦船を含む目標を精密に打撃できるとして、空母などを目標
としたASBMの能力も持つと主張した。
朝鮮中央通信によると、試験はミサイルの誘導技術や装軌式TELの信頼性を確認する目的で行われ、予定された目標に
誤差7mで命中した。 |
【註】
洋上に海没した弾頭の位置を特定することは不可能であるため、北朝鮮が主張する「7mの誤差で着弾」とは「テレメータの送信データから7mの誤差と推測される」程
度の値と思われる。
いずれにせよ、この日発射されたのはKN-17 ASBMのようである。 |
2017.05.29 |
Yahoo |
読売新聞記事
「北またミサイル…400キロ飛行、スカッドか」 |
<1706-052902>
米太平洋軍が北朝鮮がSRBMを発射し、6分間飛行したと発表した。 ミサイルは400km飛翔し、日本の排他的経済
水域(EEZ)内に落下した。 発射したのはScud系列とみられる。
今月14、21日に続く3週連続のBM発射で、今年に入り9回目、EEZ内への落下は3月6日以来、4回目となる。 |
2017.05.29 |
NHKニュース |
北朝鮮が東部から飛しょう体発射 韓国 連合ニュース |
<1706-052901>
聯合ニュースが、北朝鮮が29日朝に東部の元山から何らかの飛翔体を発射したと報じた。 韓国軍が詳しい
情報の収集を急いでいる。
政府は、05:40頃に北朝鮮からミサイルが発射され、日本海のわが国の排他的経済水域内に着水する可能性があると発表した。 |
2017.05.27 |
Yahoo |
時事通信記事
「新型迎撃ミサイルの試射『成功』=金正恩氏、量産・配備指示―北朝鮮」 |
<1706-052801>
北朝鮮国営の朝鮮中央通信などが28日、新型SAMの発射試験が行われ成功したと報じた。
韓国国防省当局者は28日、米韓は北朝鮮が27日にSAMを発射したことを把握しているが、具体的な種類については特定していないと述べたが、聯合ニュースなど
の韓国メディアは、画像から「ポンゲ(稲妻)5」(KN-06)SAMの改良型とみられると伝えた。 最大
射程は150kmと推定されるという。 |
2017.05.26 |
Yahoo |
産経新聞記事
「『北のサイバー攻撃、外貨獲得が目的』 NSA 元首席監察官、ジョエル・ブレナー氏がズバリ」 |
<1706-052601>
サイバーセキュリティの専門家で元米国家安全保障局(NSA)首席監察官、ブレナー
氏が都内で産経新聞の単独インタビューに応じ、世界各地で今月発生した大規模サイバ攻撃について
北朝鮮による外貨獲得が目的との見方を示した上で、北朝鮮のサイバ攻撃の能力は急速に上昇していると警鐘
を鳴らした。 |
2017.05.24 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea fires missile to 2,000km aktitude |
<1708-052405>
北朝鮮が5月14日に火星-12ミサイルを発射した。 火星-12は高度2,000mまで達し、
30分間にわたり800km飛行し日本海に落下した。 |
2017.05.22 |
Yahoo |
中央日報記事
「韓国軍『北朝鮮の“北極星-2型”、IRBMではなくMRBM』」 |
<1706-052203>
韓国合同参謀本部が22日、北朝鮮が21日に発射した北極星 2は正常な角度で発射された場合でも、射程はMRBM
で、3,500km離れたグアムまでは到達できないと判断したことを明らかにした。
北朝鮮は、北極星 2が今月14日に発射した火星 12と共にIRBMだと主張している。 |
2017.05.22 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「金正恩氏 ミサイル『北極星2』の実戦配備承認=発射実験成功受け」 |
<1706-052202>
北朝鮮の朝鮮中央通信が22日、MRBM北極星 2の発射実験に再度成功したと報じ、実験に立ち会った金労働党委員長が実
戦配備を承認したと報じた。 中央通信は北極星 2の量産の準備を完了しており、今回の実験は北極星 2の技術を最終的に確認し、
部隊に実戦配備することを目的に行われたと説明した。
北極星 2はSLBMを地上配備型に改良したミサイルで、敵に察知されることなく迅速に発射できる固体燃料が使われている。 |
2017.05.22 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮、ミサイル実験『成功』 核弾頭の誘導性能を確認と発表」 |
<1706-052201>
北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)が22日、MRBM北極星 2の発射実験に成功し、核弾頭の末期誘導性能を確認
したと発表したと報じた。
専門家は固体燃料エンジンと移動式発射装置により、発射の兆候を察知するのが一段と困難になると見ている。 |
2017.05.21 |
Yahoo |
読売新聞記事
「北が弾道ミサイル発射、日本海に落下…EEZ 外」 |
<1706-052101>
北朝鮮が21日16:59に同国西部の平安南道北倉付近からBM 1発を発射した。 韓国軍
合同参謀本部によると、高度560kmに達し、発射軌道などの特徴が2月12日に初めて発射された新型のMRBM北極星 2
(射程2,000km)と類似しているという。 北朝鮮のBM発射は今月14日に続く今年8回目で、航空機や船舶への被害は確認されていない。
日本政府によると、BMは朝鮮半島から東方向に500km飛翔し、北朝鮮東岸から東に350kmの日本の排他的経済水域(EEZ)外の日本海に落下
した。 稲田防衛相は弾頭の落下地点について、男鹿半島から700km、隠岐諸島から400kmだったと述べ、1,000kmを超えるような特異な高
度ではなかったと語った。 |
2017.05.20 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、弾頭再突入成功か=14日のミサイル発射―米報道」 |
<1706-052001>
米NBC TVが複数の米国防当局者の話として19日、北朝鮮は14日に行ったBMの発射試験
で弾頭の大気圏再突入に成功したと報じた。 再突入時に弾頭は燃え尽きなかったという。
ただ、マティス国防長官は19日、北朝鮮は今回の発射で多くのことを学んだとみられると述べるにとどめ、成否の確認を避けた。 |
2017.05.17 |
日経新聞 インターネット |
大規模サイバー攻撃、北朝鮮部隊の関与浮上 外貨獲得狙いか |
<1706-051701>
世界各地で起きた大規模サイバ攻撃に北朝鮮が関与した可能性が浮上した。 社会
の混乱や外貨の獲得を狙ったとみられ、北朝鮮偵察総局傘下の121部隊が関わった可能性もある。
国家ぐるみのサイバ犯罪が事実であれば、国際社会にとって大きな脅威となる。
Googleの研究者は、今回の攻撃に使われたソフトWanna Cryの初期版に北朝鮮が関与した技術的痕跡があると指摘し、
北朝鮮のハッカ集団ラザルスが2015年に使った攻撃ソフトと同じ記述がプログラムに見つかったとしている。 ロシアの情報セキュリティー企業のカスペ
ルスキー研究所は、ラザルスはウイルス工場を運営していると指摘した。 |
2017.05.16 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「サイバー攻撃 北朝鮮との関連調査…米セキュリティー会社」 |
<1706-051602>
ロイタ通信などが、身代金要求型のウイルスランサムウエアによる大規模サイバ攻撃
を巡り、米セキュリティーソフト大手のシマンテック社とロシアの情報セキュリティー会社カスペルスキー社が
15日に、北朝鮮によるものと指摘された過去の攻撃との関連を調査していると明らかにしたと報じた。
今回、世界規模で拡散したランサムウエアはWanna Cryと呼ばれるタイプで、シマンテック社によると昨年10月
以降に世界31ヵ国104機関が標的とされた攻撃で用いられたウイルスと、プログラムの一部が類似しているという。 前
回の攻撃を実施したのはハッカ集団ラザルスとされ、北朝鮮の関与が強く疑われている。 |
2017.05.16 |
Yahoo |
産経新聞記事
「サイバー攻撃 北朝鮮ハッカー集団『ラザルス』関与? 過去の攻撃プログラムに類似 被害額は800万円」 |
<1706-051601>
ロイタ通信が15日に、セキュリティー大手シマンテック社とカスペルスキー社の見方として、世界各地で起き
た大規模サイバ攻撃は攻撃を受けた端末のデータ復旧と引き換えに金銭を要求するランサム
(身代金)ウエアのプログラムコードの一部が北朝鮮のハッカ集団ラザルスが過去の攻撃で使ったプログラムに類似していたと報
じた。 シマンテック社によると、ラザルスは北朝鮮の意を受けて昨年2月にバングラデシュ中央銀行にサイバー攻撃を仕掛け、$81Mを盗んだとみられている。
両社はロイタに対し、プログラムコードは現時点で問題のランサムウエアWanna Cryの源流をたどる最大の手がかりだと語ったが、北朝鮮が今回の攻撃に関与
したかは今の段階では断定できないというが、 欧米の安全保障当局者はロイタに対し、北朝鮮が攻撃に関与した可能性を排除しないとした。 |
2017.05.15 |
Defense Update |
Pyongyang tested its longest arm yet – Hwasong 12 ballistic missile |
<1706-051502>
北朝鮮が打ち上げに成功した「火星12」(KN-17)は高度2,111kmに達し、787kmを26分間飛行した。 もしこれ
を最適弾道(MET)で発射していれば4,500kmは飛翔したと見られる。
グアムまでの距離が3,500kmであるので、グアムはKN-17の射程圏内に入ることになる。 |
2017.05.15 |
NHKニュース |
北朝鮮 新型中距離弾道ミサイルの発射実験に成功と発表 |
<1706-051501>
北朝鮮国営メディアが15日、新型IRBMの発射試験に成功したと報じた。 北朝鮮は
14日、北西部の亀城からBM 1発を発射しており、これを指すとみられる。 国営メディアは発射したBMを「火星12」だとしていており、
SLBMを改良した新型のIRBM Musudanと見られる。
この発射試験で、威力が強い大型の核弾頭の装着が可能な新型BMの技術特性を確認するために行ったとしたうえで、通常より角度をつけて高く打ち上げるロフテ
ッド軌道を用いたと明らかにし、高度2,111kmまで上昇し、787km離れた公海上の目標水域に正確に攻撃したとし
ている。 |
【註】
北朝鮮は移動式SSMを火星、固定式BMを木星と命名しており、Scud-B改良型は火星 2、Scud-C改良型は火星 6、No Dong 1は火星 7、Musudanは火星 10と呼ん
でいる。 今回のBMを「火星 10」ではなく「火星 12」と呼んでいることから、Musudanの改良型とも考えられる。
【関連記事:1703-021408 (東亜日報 2017.02.14)】
これに対しKN-11 SLBMを「北極星」、KN-11を陸上発射型にして射程を延長したKN-15を「北極星 2」と呼んでいる。
【関連記事:1705-041502 (時事通信 2017.04.15)】 |
2017.05.14 |
Yahoo |
時事通信記事
「『新型』、米グアム攻撃も=ミサイル技術大幅向上か―北朝鮮」 |
<1706-051406>
北朝鮮が14日発射した新型とみられるBMは、高度2,000km、飛距離800kmに達したが
、通常の角度で発射した場合、射程は4,000kmを超えるとの分析もあり、グアムを射程に収める可能性が出てきた。
北朝鮮は昨年6月、高度1,400kmを超える飛距離400kmのミサイルを発射し、当時は射程2,500~4,000kmのMRBM Musudanと推定されたが、今回は大幅に上回る高度
、飛距離を達成し、技術向上を見せつけた。 |
2017.05.14 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北ミサイル 新型の弾道ミサイルか 『高度2千キロ超、新型の可能性』と稲田朋美防衛相」 |
<1706-051405>
稲田防衛相が14日午前、北朝鮮が同日朝に発射したBMについて、
高度が2,000kmを超えるものだったと推定され、新型のBMだった可能性があると述べた。
2,000kmを超える高度は初めてだとも語り、意図的に通常よりも高い角度で打ち上げる「ロフテッド軌道」での発射だった可能性もあるとした。 |
2017.05.14 |
NHKニュース |
北朝鮮 弾道ミサイル1発発射し700キロ余飛んだか |
<1706-051403>
連合ニュースが韓国軍の合同参謀本部の話として、北朝鮮が14日05:27に北西部平安北道の亀城付近からBMと見
られる1発を発射し、700km余り飛翔したと報じた。 北朝鮮による発射は、韓国で今月10日に文大統領が就任してから初めてのことで、韓
国軍が情報の収集と分析を急いでいる。
北朝鮮は、今年2月にも同じ亀城からBM 1発を発射して、発射地点から東に500km離れた日本海に落下し、北朝鮮は固体燃料エンジンを搭載した『北極星2型』の
発射実験に成功したとしたうえで、発射の映像を公開している。 |
2017.05.14 |
産経新聞 インターネット |
菅義偉官房長官「弾道ミサイルは30分程度飛翔」 日本海に着弾 |
<1706-051402>
菅官房長官が14日早朝し、北朝鮮が同日05:28にBM 1発を発射し、30分ほど飛翔して日本海に
落下したとみられることを明らかにした。
ミサイルの着弾地点は日本の経済的排他水域(EEZ)ではないと推測され、現時点で着弾地点の付近を航行する航空機や船舶などの被害は確認されていないという。 |
2017.05.14 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮が飛翔体1発発射 弾道ミサイルか」 |
<1706-051401>
韓国軍合同参謀本部が、北朝鮮が14日午前に北西部の亀城付近からBMと推定される飛
翔体1発を発射したと発表した。
北朝鮮が飛翔体を発射したのは、先月29日のBM発射以来で、韓国の文大統領就任後初めてである。 |
2017.05.11 |
Yahoo |
時事通信記事
「CIA に北朝鮮専門組織=核・ミサイル問題に対応―米」 |
<1706-051104>
米中央情報局(CIA)が10日、北朝鮮の核・ミサイル問題を専門に扱う内部組織「朝鮮ミッションセンタ」を新設
したと発表した。
CIAには「東アジア・太平洋」「アフリカ」「対テロ」など地域・分野別に計10のミッションセンタがあるが、特定の国に関するセンタ設置は初
めてである。 |
2017.05.10 |
Jane's Defence Weekly |
Iranian midget submarine missile test reportedly fails |
<08.pdf>1707-051008>
Fox Newsが米政府当局者2人の話として5月3日、イランが小型潜水艇からのミサイル発射
に失敗したと報じた。 ミサイルを発射したのは北朝鮮のYono級小型潜水艇(註:潜水時排水量130t、浮上時76~95t)
で、イランはGhadirと命名して使用している。 発射はホルムズ海峡で行われた。
イランは2月にNasirという潜水艦発射CMを発射している。 4月に公表されたNasirの画像からすると中国のC-704のイラン版であるNasrを
元にしている模様である。 |
2017.05.03 |
Stars & Stripes |
North Korea is building mysterious artificial islands that would be perfect for missile launches |
<1706-050302>
北朝鮮が黄海上に人工島を造成し、軍事施設と見られる構造
物を建設しているのが衛星画像から明らかになった。 人工島は5年前から平壌から130哩離れたソヘア市近くで構築しており、ICBMの試験設備
と見られる。
【Sohea の位置 (Google Map)】 |
2017.05.02 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、2基目の SLBM 発射台=ロシア製と酷似―米研究所」 |
<1706-050202>
John Hopkins大学高等国際問題研究大学院の米韓研究所が最新の人工衛星画像に基づき1日、北朝鮮西部の南浦の海軍
造船所で、東部の新浦に続いて2基目とされるSLBM試験用の発射機が新たに確認されたと発表した。
4月19日撮影の画像で新たに確認された発射機は、長さ22m+、幅9mと1基目とほぼ同じ大きさで、どちらもロシアの発射機と極めて似てい
る。 |
2017.05 |
International Defence Review |
Details emerge of North Korean C4I systems |
<1707-050003>
国連の調査でマレーシアのGlocom社が北朝鮮の企業で、各種C4Iシステムを取り扱っていることが判明した。
取り扱っているのは携帯、車載、艦船搭載、航空機搭載システムやBMS、暗号装置と多彩で、すでに輸出も開始
されている。
Glocom社が定挙すしているGR-150は1.6~30MHzをカバーするソフトウェア無線機で、毎秒
10回の周波数変換を行う周波数ホッピングを行う。 またAEW246ディジタル暗号機や
3G ALE、NVISなどの機能も持つ。 伝送速度は110~4,800Bites/sで、プリセットの100チャネルを有する。
GR-930 BMSはIPをベースにして、各種センサ、通信、位置情報などの統合を行う。 |
2017.04.29 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北の弾道ミサイル 最大高度71キロ・数分飛行=韓国軍」 |
<1705-042908>
韓国軍合同参謀本部が29日、北朝鮮が同日早朝に発射したBMについて、最大高度は71kmで数分飛翔した後に
爆発したと明らかにした。
AP通信はこのミサイルについて、米軍関係者がScud系列の対艦弾道弾(ASBM) KN-17と推定していると報
じた。 同関係者によると、ミサイルは発射から2分後に爆発し、残骸が日本海に落下した。 |
2017.04.29 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮が安保理直後に弾道ミサイル、米韓は失敗と推定」 |
<1705-042907>
北朝鮮が29日に平安南道北倉付近から北東方向に向けて発射したBMについて、日本政府によると50km離れた
同国内陸部に落下したもようで、米韓当局は失敗したと推定している。 これで発射は4回連続で失敗したこ
とになる。
米軍はこのBMはIRBM KN-17の可能性があり、発射後数分で爆発したとみている。 韓国軍によると高度71km
まで上昇したようだという。 |
2017.04.29 |
日経新聞 インターネット |
官房長官、北朝鮮ミサイル 内陸部に落下 北朝鮮に厳重抗議 |
<1705-042905>
菅官房長官が29日朝、北朝鮮が5:30頃北朝鮮内陸部から1発のBMが発射したが、ミサイルは
北朝鮮の内陸部に落下したもようだと語った。 |
2017.04.29 |
NHKニュース |
北朝鮮が弾道ミサイル発射 失敗か 韓国通信社 |
<1705-042904>
聯合ニュースが韓国軍合同参謀本部の話として、北朝鮮が29日05:30頃、西部平安南道北倉からBM 1発を発射
したものの失敗したと見られると伝えた。
これについてABC TVは米政府の当局者の話として、ミサイルは発射の数分後にバラバラになり、日本海に落ちた
と報じた。 |
2017.04.29 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮のミサイル発射、失敗か=『数秒で爆発』と韓国メディア」 |
<1705-042903>
聨合ニュースなどによると、北朝鮮が29日午前に西部の北倉周辺からBMを発射したが、発射
数秒後に空中爆発したとみられ失敗したもようである。
防衛省幹部も発射情報について、失敗したとの見方を示した。 |
2017.04.26 |
Jane's Defence Weekly |
US considers relisting North Korea as a state sponsor of terrorism |
<1706-042602>
ティラーソン米国務長官が4月19日、米政府が北朝鮮をテロ支援国家に再指定することを検討
していると述べた。 |
2017.04.25 |
Yahoo |
中央日報記事
「中国、北朝鮮国境に兵力10万集結…2級戦備態勢」 |
<1705-042502>
北朝鮮が25日の人民軍創建記念日にあわせて6回目の核実験あるいはBMの発射を強行する可能性が高まるなか、読売新聞が24日、中国軍が朝
鮮半島有事を想定して中朝国境に「2級戦備態勢」を発令したと報じた。 同紙は北京の中国軍など複数の関係消息筋を引用し
て、中朝国境一帯に10万人規模の兵力を展開しているという情報もあると明らかにしている。
中国国防部が2013年に公開した白書によると、2級戦備態勢は3段階の戦備態勢で2番目の段階で、自国に対する直接的な軍事的脅威が一定水準に達したと判断
した時、武器や装備の準備や隊員の禁足、当直態勢の強化などを行う。 |
2017.04.22 |
中央日報 |
中国環球時報「韓米が北朝鮮攻撃すれば軍事介入する」 |
<1705-042201>
中国人民日報の姉妹紙である環球時報が22日、米韓が北朝鮮を攻撃すれば中国も軍事行動を開始するだろうと
した内容の社説を掲載した。
社説では、我々は北朝鮮を積極的に説得しているが北朝鮮が耳を傾けず、北朝鮮の核・ミサイル発射と韓米軍事訓練の同時中断を提案したが韓米両国が受け入れ
ないとし、このように主張した。 |
2017.04.21 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「ロシア軍が北朝鮮に向け装備移動と報道、大統領府はコメント拒否」 |
<1705-042103>
ロシア極東の一部のメディアは、露軍の装備が北朝鮮との国境に向けて移送されて
いるとの地元住民の話を伝えていた。
ロシア通信(RIA)は21日、この報道に対して大統領報道官は、ロシア国内の部隊の配備についての情報を公開しないとしてコメントを拒否
したと報じた。 |
2017.04.21 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北が SLBM 潜水艦改造か 韓国軍は『分析が必要』」 |
<1705-042102>
米Washington Free Beaconが国連の報告書を引用して20日、北朝鮮の2,000t級潜水艦の発射管両側に通風口が追加され
SLBM複数発を発射できるように改造した可能性があると報じた。 北朝鮮の2,000t級潜水艦は発射管が一つしかなく、1発しか発射
できないのに対し、北朝鮮はSLBMを3発以上搭載できる3,000t級の新型潜水艦を建造中であるとされる。
この報道に対し韓国軍は21日、もう少し分析が必要だと慎重な立場を示した。 |
2017.04.20 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北東アジアで超音速対艦ミサイル開発競争 韓国は20年ごろ配備」 |
<1705-042001>
南北朝鮮をはじめとする朝鮮半島周辺の国が超音速対艦ミサイルの開発競争を行なっている。
・韓 国
韓国軍消息筋が20日、韓国がMach 3~4で射程300~500kmのASCMを
2020年頃までの配備を目標に開発している。
・北朝鮮
韓国軍当局は北朝鮮も超音速の対艦ミサイルを開発していると分析している。 北朝鮮はミサイル艇に搭載するASCMを開発し、15日に平壌で行われた軍事パレード
で公開した。
一部の専門家は北朝鮮が新しい対艦ミサイルを開発中であり、Scud-ERやNo Dong、北極星もASBMになる可能性があると見ている。 こ
れと関連して米国メディアが18日、北朝鮮が空母などに対抗してKN-17を元にした新型ASBMの試射を行なっていると報じた。
・ロシア
ロシアはMach 8で飛行するジルコン対艦ミサイルの試射に成功した。
・中 本
中国も超音速の対艦ミサイルとして使用可能なDF-ZFを2014年1月から2016年4月までに合計7回の試射を実施し、Mach 5~
10に達したと見られている。
・日 本
日本は超音速のXASM-3の開発をほぼ終え、量産体制に入るとされる。 |
2017.04.17 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北、ミサイル発射強行 射程1000キロ以上、直後に爆発」 |
<1705-041701>
北朝鮮が日本時間16日06:21に東部・咸鏡南道新浦付近から発射し直後に爆発したBMについてマティス米国防長官
は15日、トランプ大統領と政権の軍事チームは、不成功だった北朝鮮のミサイル発射について把握しているとしたうえで、大統領からこれ以上のコメントはないとの声
明を発表した。
BMの射程について日本政府高官は、1,000km以上のMRBMと分析していることを明かした。 |
2017.04.16 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、弾道ミサイル発射に失敗=「4~5秒」で爆発か―米副大統領訪韓直前」 |
<1705-041601>
米韓両軍によると、北朝鮮が16日06:21に東部・新浦付近からBM 1発の発射したが失敗
した。 米太平洋軍は、ミサイルは発射直後に爆発したとの見方を示した。 ペンス副大統領に同行している米大統領府当局者も、発射4~5秒後に失敗に終わったと
語った。
また発射したのはICBMではなく、MRBMだったとみられると明らかにした。 やはり新浦付近で5日に発射され60km飛行したScud-ERの可能性
もある。 |
2017.04.15 |
Yahoo |
時事通信記事
「弾道ミサイル、続々登場=トランプ政権けん制―北朝鮮」 |
<1705-041502>
北朝鮮の平壌で15日開催された金日成主席生誕105年を祝う軍事パレードには、新型ICBMと推定されるミサイルやSLBM
、KN-08またはMusudanの改良型KN-14と推定される2種類のミサイルなど多数が登場し、聯合ニュースは最大3種類のICBM
が登場したとみられると報じている。
聯合ニュースによると、新型ICBMとみられるミサイルについて、これまでに公開されたKN-08やKN-14よりも全長が長いように見えるという。
さらに、昨年8月に試射に成功したとされるSLBM「北極星(KN-11)」や、KN-11を陸上発射型にして射程を延長した「北極星2(
KN-15)」とみられるミサイルも登場した。 |
2017.04.14 |
Yahoo |
中央日報記事
「中国消息筋『韓半島海域に潜水艦20隻急派…戦争勃発に対応』」 |
<1705-041403>
中国人権民主化運動情報センタが中国消息筋を引用して14日、中国当局が北海艦隊と東海艦隊が
潜水艦をそれぞれ10隻ずつ朝鮮半島海域に急派したと伝えた。 これは中国軍が米国の軍事行動警告で緊張が高まる朝鮮半島海域で、
戦争勃発の可能性に備えていると判断されるという。
中国が朝鮮半島に派遣した潜水艦のうちType 039(宋型)の1隻は、13日に日本列島付近に出没
したことも分かっている。 |
2017.04.14 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「米軍 『先制攻撃の準備』 北朝鮮核実験強行なら 米報道」 |
<1705-041402>
米NBC TVが複数の米情報当局者の話として13日、北朝鮮が6回目の核実験を強行しようとした場合、米軍が通常兵器によ
る先制攻撃を行う準備に入ったと報じた。
NBCによると、米海軍は北朝鮮近海にTomahawkを発射できる駆逐艦2隻を展開し、うち1隻は北朝鮮の核実験施設が
ある豊渓里から480kmに配置されている。 また米軍は今月8日、空母Carl Vinsonを中心とする空母打撃群を朝鮮半島近海に航行させ
ていると発表した。 更にグアムでも爆撃機も出撃態勢を整えているという。 |
2017.04.12 |
Jane's Defence Weekly |
Reports latest North Koran missile launches was a failure |
<1706-041204>
北朝鮮が4月5日にBMを発射したが失敗した模様である。 BMは60km飛翔したのち日
本海に落ちた。
このBMについて米韓は当初KN-15と見ていたが、液体燃料であったことからScud-ERと見られる。 |
2017.04.11 |
Record China |
「中国が中朝国境に15万人の兵力集結」報道に中国外交部がコメント |
<1705-041105>
韓国の複数のメディアが台湾メディアの報道を引用して9日、今月まで行われる米韓合同軍事演習での予期しない
状況の発生に備えるため、中国東北地方の防衛を担当する北部戦区が、所属部隊に全面的な戦備態勢命令を下し、
第16、第23、第39、第40集団軍の総兵力43万名のうち15万名を北朝鮮との国境地域に集結させたなどと報じた。
これに対し中国外交部報道官が10日、韓国の報道機関はこれまでに何度か同様の報道をしてきたが、最終的に作り話と証明されたと述べ
否定した。 |
2017.04.06 |
東京新聞 インターネット |
北朝鮮ミサイルはスカッド ER 米軍が分析修正 |
<1705-040602>
米国防総省当局者が5日、北朝鮮が5日に発射したBMについて、米軍は当初推定したKN-15ではなく
Scud-ERだったと分析を修正したことを明らかにした。 KN-15は固体燃料エンジンだが5日のミサイルは液体
燃料を使っていたという。
米太平洋軍はミサイルが9分飛行したとみていたが、国防総省当局者は発射後間もなく制御不能に陥り、飛行したのは1分程
度だったと説明し、発射は失敗だったとみている。 |
2017.04.06 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮発射のミサイルは『スカッド』=米当局者」 |
<1705-040601>
匿名の米ホワイトハウス当局者が5日、北朝鮮が前日に発射したBMはScud
だったことを明らかにした。 同当局者、発射されたミサイルは制御を失い射程の一部しか飛行しなかったと述べた。
米軍は当初、北朝鮮が発射したのはKN-15 MRBMとの見方を示していた。 |
2017.04.05 |
朝鮮日報 |
北朝鮮のミサイルは中距離「北極星 2」=米太平洋軍 |
<1705-040503>
米太平洋軍が米国時間4日、北朝鮮が東部の咸鏡南道新浦付近の地上施設からBM
1発を発射したと発表するとともに、MRBM KN-15(北極星-2)だったとする初期分析結果を示した。
韓国軍の合同参謀本部は、ミサイルは06:42に新浦付近から発射され、飛距離は60kmだったと発表している。 |
2017.04.05 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮 弾道ミサイル推定の発射体発射」 |
<1705-040502>
韓国軍合同参謀本部が5日、北朝鮮が咸鏡南道新浦から日本海に向け、BMとみられる飛翔体を発射
したと明らかにした。 |
2017.03.29 |
Jane's Defence Weekly |
South Korea says hacking threaty continues to grow |
<1705-032906>
聯合ニュースが3月22日、韓国軍のコンピュータネットワークに対するハッキングが3月になって
急増していると報じた。 |
2017.03.29 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea tests new 'high-thrust' engine |
<1705-032905>
北朝鮮のKCNAが3月19日、朝鮮方式の高推力エンジンの地上燃料試験を実施したと報じた。 |
2017.03.29 |
Jane's Defence Weekly |
US, South Korea detect 'failed' North Korean missile |
<1705-032904>
北朝鮮が3月22日にミサイル1発を発射したが、米韓両軍は発射数秒後に爆発した
ことを確認した。 |
2017.03.29 |
朝鮮日報 |
北朝鮮が無人機1千機保有 テロや挑発の懸念=韓国シンクタンク |
<1704-032904>
韓国政府系シンクタンクの統一研究院が、北朝鮮が多用途UAVを1,000機保有
しており、備えが必要だとの報告書を発表した。
報告書では現在のところ北朝鮮のUAVは主に韓国の情報把握や監視、偵察が目的とみられるが、今後UAVを利用し軍事的挑発や
テロを図る可能性があるとの懸念を示した。 |
2017.03.24 |
中央日報 |
北朝鮮元山で空中爆発したミサイルは「ムスダン」 |
<1704-032401>
複数の韓国軍関係者が23日、北朝鮮が22日午前07:49に元山の葛麻飛行場付近で発射し、数秒後に空中爆発したBMはMusudan
という暫定結論を韓米が出したことを明らかにした。 軍関係者は、米軍側が分析の結果、Musudanまたはその改良型とみられると知
らせてきたとし、米韓は共同で追加の確認作業を始めているという。
米軍がMusudanと見なした理由は、TELが装輪式でミサイルの外形がMusudanに似ていたからという。 北朝鮮が2月12日に発射した「北極
星2」のTELは装軌車だった。 |
2017.03.22 |
東京新聞 インターネット |
北朝鮮、米の政策見直しけん制 22日発射ミサイルは日本射程か |
<1704-032206>
北朝鮮が22日朝に元山付近から発射したBMは発射数秒後に空中で爆発したが、日本政府
関係者は日本を射程に収めるMRBMだった可能性があると見ている。 日米韓は、北朝鮮が失敗克服のため近くさらなる発射を強行する恐れが
あるとして監視を強化している。
このBM発射は、トランプ政権による対北朝鮮政策の見直しや米韓合同軍事演習をけん制する狙いがあるとみられる。 |
2017.03.22 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、ミサイル発射失敗か=東部から1発―韓国国防省」 |
<1704-032203>
韓国国防省当局者によると、北朝鮮が22日午前に元山の飛行場付近からミサイル1発を発射したが、
失敗したとみられる。 ロイタ通信は、米太平洋軍報道官がミサイルは発射から数秒で爆発したようだと語ったと報じた。
菅官房長官は22日午前の記者会見で、日本の安全保障に直接影響を与える事態は生じていないと述べた。 |
2017.03.14 |
Yahoo |
中央日報記事
「北朝鮮、米空母を狙ってミサイル開発中」 |
<1704-031402>
複数の韓国情報当局関係者が13日、北朝鮮が「空母キラー」と呼ばれるASBMを開発中
と見ていることを明らかにした。
情報当局の関係者は、北がASBMに必要な誘導技術と軌道修正技術を開発したとし、昨年9月と今月6日にScud-ER 4発の同
時発射でこの技術を検証したと述べた。
特に昨年9月の試験では3発のScud-ERが弾着群を形成するほどほとんど似た地点に落ちた。 別の情報当局関係者は、当時、北が海上目標物攻撃状況を仮定して発射
したとみていると話した。 |
2017.03.09 |
NHKニュース |
北朝鮮のミサイル 落下海域は日本本土にこれまでで最も近い |
<1704-030901>
北朝鮮が6日に発射したBM 4発のうち1発が能登半島の北北西200kmの海域に落下したと
推定されることが政府の分析で明らかになった。 これまでで最も日本の本土に近いうえに、4発は南北に80km程度の等間
隔で着弾したと見られることから、政府内からは複数の場所を同時に攻撃する能力の向上が著しいと懸念する声が相次いでいて、政
府は今後BMD迎撃体制のさらなる強化とともに、国民により迅速に情報を提供する方策の検討を進める方針である。 |
2017.03.08 |
NHKニュース |
北朝鮮 国営テレビが弾道ミサイルの映像を放送 |
<1704-030801>
北朝鮮国営の朝鮮中央TVが6日に発射したBMについて7日、在日米軍への攻撃任務を担う部隊
が6日にBM 4発を同時に発射かる訓練を行ったとする映像を放送した。
映像では、カウントダウンの数字が表示されたあと、一列に並んだTELに搭載されたBM 4発が、ほぼ同時に上昇
していく様子をさまざまな角度で捉えている。
映像によるとTELは片側4輪で、ミサイルの先端が尖っていることから、発射されたのは射程1,000kmのMRBM Scud-ER
である可能性が高い。 |
2017.03.07 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「在日米軍攻撃を想定の北ミサイル、『新たな段階』と稲田防衛相」 |
<1704-030706>
稲田防衛相が7日、北朝鮮のBM発射が在日米軍への攻撃を想定した訓練だったとの朝鮮
中央通信の報道について、新たな脅威の段階に入っていることが明確になったと語った。
また、北朝鮮は昨年同時期の米韓合同軍事演習の期間中、7発の弾道ミサイルを発射していることから、今後、さらなる挑発行為に出る可能性も否定できないと述べ
た。 |
2017.03.07 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮のミサイルは『スカッド改良型』 韓国軍が発表」 |
<1704-030704>
韓国軍合同参謀本部が7日、前日に北朝鮮が発射したBM 4発はScudの改良型だと判断したと発表した。 Scudの改良型とは
射程1,000kmのScud-ERを意味する。
北朝鮮はこの日、在日米軍基地の打撃任務を遂行する部隊が6日に4発のBM発射演習を行ったと発表した。 |
2017.03.07 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮『戦略軍火星砲兵部隊』とは 昨年7月に初登場」 |
<1704-030703>
韓国政府当局が北朝鮮で6日にBMを発射した朝鮮人民軍戦略軍火星砲兵部隊の実体について、この部隊北朝鮮のミサイル戦力をまとめる
戦略軍に所属し、BMの開発や運用を担っていると推定している。
火星という名称は北朝鮮ではBMを示しており、火星-5、火星-6、火星-7、火星10、火星-13などと呼んでいる。 |
2017.03.07 |
NHKニュース |
米当局者 スカッドER 含まれていた可能性 |
<1704-030701>
米政府当局者が北朝鮮が6日に発射したBMについて、射程1,000kmのScud-ERが含まれて
いた可能性があるとするとともに、合わせて5発が発射されが、このうち1発は発射直後に爆発していたという分析
を明らかにした。 |
2017.03.06 |
朝日新聞 インターネット |
ミサイル4発、10分以内か 北朝鮮、迎撃阻む意図? |
<1704-030606>
韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が6日に発射したBMは最高高度が260kmだったことから
ICBMの可能性は低く、射程1,000kmのScud-ERか1,300kmのNo Dongの可能性が高いが、固
体燃料を使った新型ミサイルの可能性もあることから慎重に分析している。
同本部などによれば、4発の落下地点はそれぞれ100km前後離れ、南北に300~350kmの範囲に広がっていることか
ら、北朝鮮は発射方位を真北を0゚として75゚から93゚の範囲で発射し、あえて別々の場所を狙ったとみられる。 4発は10分
以内の間に次々と発射したとみられる。 |
2017.03.06 |
Yahoo |
讀賣新聞記事
「北が弾道ミサイル4発、3発は EEZ に落下」 |
<1704-030602>
北朝鮮が6日07:34に東倉里付近から日本海に向けて4発のBMをほぼ
同時に発射し、うち3発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。
防衛省などによると、BMはいずれも最大高度260kmで1,000km飛翔し、男鹿半島の西方沖300~
350kmの日本海に着弾し、このうち3発がEEZ内、1発はEEZの手前に落下したとみられる。
北朝鮮が発射したBMの弾頭が日本のEEZ内に落下したのは、昨年9月5日以来3回目である。 |
2017.03.05 |
Yahoo |
時事通信記事
「オバマ氏がサイバー攻撃指示=北朝鮮のミサイル開発妨害―米紙」 |
<1704-030503>
New York Times紙が4日、オバマ前大統領が約3年前に北朝鮮のミサイル発射試験を
妨害するため、サイバ/電子攻撃を強化するよう国防総省に命じていたが、北朝鮮に効
果的に対抗できる段階にはまだ至っていないと報じた。
同紙は北朝鮮の核やミサイル開発について、専門家の多くが考えるよりはるかに強靱と指摘し、トランプ大統領はどう対処するか決断を迫られているとしている。 |
2017.02.27 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮軍 連隊級まで生化学部隊創設=韓国軍」 |
<1703-022702>
金正男氏の遺体からVXが検出されたことで、北朝鮮の生物化学戦能力に対する不安が高まるなか、韓国軍は北朝鮮軍が連
隊級部隊にまで生物化学部隊を配属したと判断している。
保守系政党が韓国軍から北朝鮮の生物化学兵器の脅威に対する対応策について報告を受けたという。 |
2017.02.22 |
Jane's Defence Weekly |
Pukkuksong-2 missile launch site, Kusong |
<1704-022212>
北朝鮮が2月12日に、亀城市北方9kmの地点からPukkuksong-2(註:北極星-2、KN-11)を発射
した。
(KN-11 の発射位置は40.011775 N 125.219402 Eで、Google Earth で検索可能である。) |
2017.02.22 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea tests Trump with ballistic missile launch |
<1704-022208>
北朝鮮が2月12日07:55に朝鮮半島の西海岸から日本海に向けてBMを発射した。 韓国軍は飛翔距離を
550kmとしている。
国営朝鮮中央通信(KCNA)はこのBMをPukkuksong-2(註:北極星-2、KN-11)と呼び、固体燃料エ
ンジンの新型ミサイルであるとしている。 |
2017.02.15 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea capable of producing up to 60 nucoear warheads, says report |
<1704-021504>
中央日報が2月9日、北朝鮮は高濃縮ウラン758kgとプルトニウム54kgを保有しており、
核弾頭1個の製造に高濃縮ウランであれば16~20kg、プルトニウムであれば4~6kg必要なことから、北朝鮮はすでに核弾頭46~60個分の核原料
を保有していると報じた。 |
2017.02.14 |
東亞日報 |
「北極の上空を飛んで米攻撃」、「北極星 2」命名の理由 |
<1703-021408>
北朝鮮が12日に発射したBMを「北極星 2」と命名したが、開発したミサイルに星の名前
をつける北朝鮮の長い慣行によるもので、対戦車ミサイルの名称は水星(後に火の鳥に改称)、対艦ミサイルは金星、移動式SSMは火星、固定式BMは木星と命名してい
る。
最も多いのは火星で、北朝鮮が開発したScud-B改良型は火星 2、Scud-C改良型は火星 6、No Dong 1は火星 7、Musudanは火星 10号である。
新型ミサイルに太陽系惑星の名前を順につけた北朝鮮のミサイルの慣行に従うなら、昨年8月に発射したSLBMは土星となるはずだが
北極星と名付けられた。 これは北極海経由でワシントンを狙う意思が込められているためと見られる。 |
2017.02.14 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北ミサイルの角度89度 通常発射なら射程2千キロ超=韓国」 |
<1703-021406>
韓国情報機関の国家情報院が北朝鮮が12日に発射したBMについて14日に行った国会情報委員会への報告で、
発射角度は89゚と垂直に近く、これを通常の角度で発射すれば射距離が2,000km以上になる
と明らかにした。 |
2017.02.13 |
Defense News |
North Korea displays ballistic missile improvements with test launch |
<1703-021304>
北朝鮮が12日07:55に発射したBMの名称は朝鮮中央通信(KCNA)によればPukguksong-2で、2016年4月に発射したSLBMの名称
がPukguksong-1であったことからその発展型と見られる。
Pukguksong-2はコールドロンチ方式の固体燃料ミサイルで、Pukguksong-1とは弾頭/RVの形状が異なっている。 KCNAは、Pukguksong-2は
迎撃を回避できると主張しているが、そのやり方については述べていない。 |
2017.02.13 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「韓国軍『北、SLBM 技術の新型中距離弾道ミサイル』」 |
<1703-021303>
韓国軍合同参謀本部の関係者が北朝鮮が前日発射したBMについて13日、SLBM技術を利用した新
型の固体燃料MRBMと判断したことを明らかにした。 合同参謀本部
は前日、改良型Musudanの可能性が高いとの見方を示していた。
射程距離は、K-11 SLBMの2,000~2,500kmよりは長いが、Musudanの3,000~3,500kmよりは短い2,500~3,000kmと推定される。 |
2017.02.13 |
Yahoo |
朝鮮日報記事
「北のムスダン改良型ミサイル、韓国側はTHAADでのみ迎撃可能」 |
<1703-021302>
北朝鮮が12日、改良型MusudanとみられるBMを高射角発射したことで、韓国側ではTHAAD配備の
必要性がさらに強まったとの見方が出ている。
現在韓国軍と在韓米軍が装備しているPAC-2/3では、Mach 4~5で落下するミサイルしか迎撃できないが、高角発射ではMach 10以上で突入
するため、北朝鮮の弾道弾を迎撃できるのは現時点でTHAADしかない。 |
2017.02.13 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮が弾道ミサイル発射=SLBM 改良か、日本海に落下―安保理、緊急会合開催へ」 |
<1703-021301>
北朝鮮が日本時間の12日07:55に発射し高度550kmに達したのち、500km飛行して日本海に落下したBMについて北朝鮮国営朝鮮中央通信が13日
、新型の中長距離戦略弾道弾「北極星2型」の発射試験に成功したと報じた。
このBMは固体燃料エンジンのSLBM改良型で、飛距離を抑えて高度を高める高射角発射で発射されたという。 |
2017.02.12 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮のミサイル 改良型『ムスダン』の可能性=韓国軍当局」 |
<1703-021203>
韓国軍合同参謀本部が12日、同日に北朝鮮が発射したBMがNo DongよりもMusudanの改良型である可能性が高いと
の見解を示し、ミサイル発射の成否を判断するためには引き続き分析を進める必要があるとした。
同関係者は、北朝鮮が発射したBMについて合同参謀本部が修正した理由について、飛行速度がNo Dong (Mach 9.5)を上回ったためと説明し
た。 |
2017.02.12 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮がミサイル発射=『ムスダン』改良型か、日本海に落下―トランプ政権発足後初」 |
<1703-021202>
韓国軍合同参謀本部などによると、北朝鮮が日本時間の12日07:55ごろ、北西部の亀城からBM 1発を発射した。
ミサイルは高度550kmに達し、500km飛行して日本海に落下した。 韓国軍はMusudan改良型の可能性が高いと発表
した。
韓国軍は当初No Dongとの見方を示したが、その後の分析でNo Dongよりも飛行速度が速かったことなどからMusudanに修正した。 新型の
固体燃料エンジンが使用された可能性があるという。 |
【註】
発射されたBMが射程2,500~4,000kmのMusudanであれば飛翔距離が500kmとはどう言う事か。 上昇高度が550kmであれば高射角発射ではない。 固体燃料ロケットで
あれば燃料を減らしてとか、燃焼時間を短くしてとは考えにくい。
北朝鮮はこのBMを「北極星-2」と呼んでおり、2016年8月に発射したSLBMも"Bukgeukseong-1"(北極星-1)であったことから、Musudan改ではなくKN-11 SLBMでは
ないか。 |
2017.02.12 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮 開城団地配備のロケット砲など撤収=韓国政府筋」 |
<1703-021201>
韓国政府の消息筋が12日、北朝鮮が開城工業団地に配備していた火砲30門を昨年末に
撤収させたと明らかにした。
北朝鮮が2016年1月に核実験を実施したのに続き、長距離BMの発射強行を受け、韓国政府が2月10日に開城団地の稼働を中断したが、その翌日に北朝鮮は団地の閉鎖や
韓国側関係者の追放を発表し、軍事統制区域に指定して240mm MRLなど40門近くの火砲を配備
していた。 |
2017.02.09 |
Yahoo |
中央日報記事
「北、核弾頭60個生産可能…HEU だけで758キロ」 |
<1703-020903>
韓国政府は、北朝鮮が製造できる核兵器数をプルトニウム保有量を中心に10~15個と見積もっていたが、韓米情
報当局は北朝鮮が核兵器を最大60個ほど製造できると判断している。
8日に中央日報が確認した軍と情報当局の北朝鮮核物質に関する対外秘文書には、2016年を基準に北朝鮮の高濃縮ウラン(HEU)保有量を
758kg、プルトニウム保有量を54kgとしている。 核兵器1個を作るのにプルトニウム4~6kg、HEUでは16~20kgがで、情報当局の推定値を考慮すると北朝鮮が保有する
核物質でプルトニウム弾9~13個、HEU弾37~47個を作ることができ、計46~60個の核兵器
を製造できることになる。 |
2017.02.08 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea's plutonium-producing reactor likely to have been reactivated, say report |
<1704-020810>
民間衛星が1月22日に北朝鮮を撮影した画像から、寧辺の核施設にあるプルトニウム生産用の5MW
原子炉が再稼働した模様である。 ウェブサイト38 Northは同施設から水蒸気が立ち上っていると報じている。 |
2017.02.02 |
中央日報 |
米上院「対北朝鮮先制打撃論」…23年ぶり封印解く |
<1703-020203>
米国でトランプ政権が発足すると、対北朝鮮先制打撃論の封印が解かれた。 コーカー
上院外交委員長が先月31日の外交委員会公聴会で先制打撃について、北朝鮮の核の脅威の緊急性を受け米国が発射機上にあるICBMを攻撃する準備をするべきかと投げか
けた。
これはこれまでの交渉と制裁を繰り返した対北朝鮮政策の限界を越え、非現実的だと見なされた先制打撃案の議論を再開するもので、1994年の第一次北核危機で当時
のペリー国防長官が北爆計画を準備して以来23年ぶりになる。 |
2017.01.30 |
産経新聞 インターネット |
中国軍文書、北を米に次ぐ「仮想敵」扱い 3番目に日本、尖閣めぐり軍事衝突起きかねない… |
<1702-013004>
中国人民解放軍が2016年5月に発行した仮想敵に備えた戦時演習ガイドラインで、北朝鮮を米国
に次ぐ中国の脅威と位置付けている。 この文書の情勢分析で「五つの潜在的脅威」としてまず米国、次いで2番目に北朝鮮を挙げ、核保有国を宣言して多くの
核施設を中国との国境近辺に設けて中国を人質化しているとし、一旦戦争が起きれば中国の東北地方や華北地方に巨大な脅威となると強い警戒心をむき出しにした。
北朝鮮は外交的には依然中国の友好国だが、核・ミサイル開発などにより軍事的には仮想敵に匹敵する脅威と見な
していることを示唆している。 |
2017.01.25 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea 'could fire ICBM from mobile launcher' |
<1703-012502>
朝鮮日報が1月10日、韓国国防省が北朝鮮のKN-08及びKN-14 ICBMが、いずれも移動式で
TELから発射されると述べた。
KN-08の全長は19~20mであるのに対しKN-14は17~18mと若干短くなっている。 |
2017.01.22 |
NHKニュース |
北朝鮮が新型 ICBM か 2基を首都の北に展開 |
<1702-012201>
韓国軍の関係者によると、北朝鮮が新たに開発したエンジンを搭載している可能性のある、新型ICBMと見られる
2基がいつでも発射可能な状態で、平壌の北に展開しており、韓国軍が警戒と監視を続けて
いる。
この関係者によると、ミサイルは二段式でMusudanに似ているものの一段目の形状が異なり、新型エンジンを搭載
している可能性があるという。 |
2017.01.19 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮 新型ミサイル2基製造=ICBM と推定」 |
<1702-011904>
韓国の政府高官や韓米の軍事外交筋によると、北朝鮮が新型BM 2基を製造したもようで、2基は
TELに搭載されているという。 米韓両国はこのミサイルをICBMと判断したという。
このミサイルは二段型で、胴体の長さは15mを超えておらず、従来のICBMであるKN-08(19~20m)、改良型のKN-14(17~18m)より短いとい
う。 |
2017.01.18 |
Jane's Defence Weekly |
Evolving threat: North Korea's quest for an ICBM |
<1703-011816>
= 北朝鮮の ICBM 開発に関する記事 =
|
2017.01.18 |
Jane's Defence Weekly |
Pyongyang has '50kg of weapons-grade plusonium' |
<1703-011806>
韓国国防省が1月11日に発簡した2016年版国防白書で、北朝鮮は軍事用水準の
プルトニウムを核兵器10個分に相当する50kg保有していると述べ、2014年版より
10kg増の見積もりをしている。 |
2017.01.18 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea strengthns emergency airfields, highway airstrip capabilities |
<1703-011804>
商業衛星の画像から、北朝鮮が2015年末から高速道路を緊急着陸場とするため、掩体格納庫や
滑走路を整備していることが判明している。
滑走路は1,800mで、幅員も8~12mが15~22mに拡幅されている。
北朝鮮空軍の緊急飛行場には平均的に、全長2,100、幅30~40mの滑走路がある。 |
2017.01.14 |
朝鮮日報 |
米次期国防長官「北への軍事的対応も選択肢の一つ」 |
<1702-011403>
米国の次期国防長官に内定しているマティス元海兵隊大将が米議会上院軍事委員会の認証聴聞会で12日、北朝鮮のICBM開発
に関して、深刻な脅威であり軍事的対応も選択肢の一つと語った。 |
2017.01.11 |
Jane's Defence Weekly |
North Korean SLBM could have 600km range carrying a one-tonne warhead |
<1702-011117>
ソウル所在の研究機関IKSが出版している'Korea Ocserver'の12月号で、北朝鮮のSLBMは1.5t
の弾頭を搭載して450km、1tの弾頭では600km飛翔すると述べていると、聯合ニュー
スが報じた。 |
2017.01.11 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea to continue to enhance nuclea capabilities, says Kim Jong-un |
<1702-011109>
北朝鮮の金正雲が元日、今後も核を含む軍事力の強化を進めると述べた。
また開発中のICBMが発射最終段階にあるとも述べた。 |
2017.01.11 |
中央日報 |
北朝鮮、核専門戦略軍だけで約1万人を編成…小型化相当進展 |
<1702-011103>
韓国国防部が11日に発刊した2016年国防白書で、北朝鮮で陸軍
が102万人から110万人に増員され、戦略軍を新設するなどにより軍の総兵力が現在の120万から128万人に増強された
ことを明らかにした。 空軍は12万人から11万人に減少したが、海軍は6万人と例年と
同水準だった。 軍団級部隊は15から17に、師団級部隊は81から82にそれぞれ増加した。
北朝鮮軍はまた核・ミサイルを担当する戦略軍を1万人で編成した。 国防部は戦略軍について、核開発計画が最終段階に入ったとみられると分析した。 |
2017.01.11 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮は核兵器10個分のプルトニウム保有=韓国国防白書」 |
<1702-011102>
韓国国防部が11日に2016年版国防白書を発刊した。 同白書によると、北朝鮮は寧辺の核施設で再処理した
プルトニウムを50kg保有していると推定される。 2008年版国防白書では40kgと推定しており、8年で10kg増えたこと
になる。
核兵器1個を作るには4~6kgのプルトニウムが必要とされ、北朝鮮は10個程度の核兵器を作ることができると推定される。 |
2017.01.04 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea developing long-endurance UAV, says report |
<1702-010418>
聯合ニュースが12月18日に韓国軍関係者の話として、北朝鮮が長期滞空型UAVを開発していると報じた。
詳細については明らかにされていない。 |
2017.01.02 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮のSLBM 弾頭重量1トンなら韓国全域が射程内」 |
<1702-010201>
韓国学術研究院の季刊英文学術誌Korean Observerの2016年12月号に掲載に掲載した海外の専門家の論文が、北朝鮮がSLBM
に1tの弾頭を搭載した場合、韓国全域の攻撃が可能であると分析した。
論文は、米MITのセオドア・ポストル名誉教授とドイツ・STアナリティクスのミサイル専門家マーカス・シラー博士の共著で、北朝鮮のKN-11
SLBMは弾頭重量が1tの場合の射程600km、1.5tでは450kmと推定しているが、見積もりには更に詳しい情報が必要だと
した上で、弾頭重量1tの場合の飛距離は800kmの可能性もあるとの見方も示した。 |