2018年のその他中東情勢に関する資料

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2018.12.21 Stars & Stripes US aircraft carrier enters Persian Gulf after long absence <1901-122110>
 米海軍の空母John C Stennisとその
CSGが12月21日に、米国が5月にイランとの核合意を破棄して以来初めてペルシャ湾に入った。 John C Stennisにはイラン革命防衛軍の艦艇が付きまとった。
 米空母がペルシャ湾不在にしていたのは9月11日同時多発テロ事件以来最長であった。
2018.12.19 Jane's 360 Saudi Arabia cuts defence budget <1901-121907>
 サウジアラビアが2019年国家予算で、全体が7%増大するなか国防費は9.1%削減すると発表した。
 2018年度に国防費は実質3.8%増であった。
2018.12.17 日経新聞 サウジへの兵器輸出「取りやめ検討」 カナダ首相 <1901-121704>
 カナダのトルドー首相が16日、サウジアラビア2014年に契約した総額CAD15B(1兆2,000億円)の武器輸出についてイスタンブールのサウジ領事館での記者殺害や、イエメン内戦への介入を理由に取りやめを検討していると語った。  ロイタ通信によると、カナダ政府に兵器を供給している米GD社のカナダ法人は17日、契約を破棄すればカナダ政府は数十億ドルの債務を負うとコメントした。
2018.12.05 Jane's Defence Weekly Qatari air defence commander declares Patriot system in position and operational <1902-120510>
 カタールに新設された防空軍の司令官が11月27日、少なくとも1個システムのPatriotがoperationalであると述べた。 システムは当初米要員の支援を受けるが徐々にカタール防空軍が肩代わりするという。
 米
DSCAが2012年11月に、カタールがPAC-2 GEMとPAC-3 11個FUの売却を要求していることを明らかにし手織り、2014年12月にはRaytheon社が10個FUを$2.4Bで受注したが、その後契約が変更されてPAC-3がMSEになっている。
 カタールはこの他にTHAADの売却を求めており、更に低域防空システムも機種選定を進めている。
2018.11.29 ロイタ通信

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サウジ、THAAD 購入で米国と合意締結 <1812-112904>
 米国務省の報道官が28日、サウジアラビアが26日にTHAADを$15Bで購入する契約に署名した。 THAAD売却交渉は2016年12月から続いていた。
 国務省によると、売却されるのは発射機44基と迎撃ミサイルおよび関連装備品である。
【註】
 サウジアラビアへのTHAAD売却は米国防安全保障協力局 (DSCA) が2017年10月に発射機6基で編成した7個 FUと迎撃弾360発の売却を承認している。 売却額は$15Bにのぼると見られていた。
【関連記事:1712-101811 (JDW 2017.10.18)】
 Lockheed Martin社は既にUAEからTHAADを受注し、カタールも要求しているという。
【関連記事:1711-091314 (JDW 2017.09.13)】
2018.11.27 共同通信

(Yahoo)

首相、ヨルダン国王と陸自視察 <1812-112705>
 安倍首相は27日午前、ヨルダンのアブドラ国王と共に習志野演習場を訪れ陸自特殊作戦群の訓練を視察した。 同省は「機密性が高い」として視察の様子を公開しなかったが、ヨルダンとテロとの戦いで連携する狙いがある。 首相は今年1月にもオーストラリアのターンブル首相(当時)と同部隊の訓練を視察している。
 ヨルダンはシリア、イラクと国境を接し、米国主導の対ISIS有志連合に参加しており、アブドラ国王は即位前に国軍特殊部隊の司令官を務めている。
2018.11.21 Jane's Defence Weekly Sausi-led coalition confirms end of US aerial refuelling <1901-112112>
 サウジアラビア主導の連合軍が11月10日、今後米空軍機による空中給油支援は行わないと発表した。
 マティス米国防長官は10月30日に、米空軍による空中給油支援は全体の20%未満であると述べている。
2018.11.07 Jane's Defence Weekly US withdraw Patirots from Bahrain, Jordan <1901-110713>
 バーレーンとヨルダンに展開していた米陸軍のPatriotが10月27日までに撤退した。 カタールとUAEに配置したPatriotはそのままのようである。
 Wall Street Journalは9月26日、中国とロシアの脅威に備えるため、クウェートから2個中隊バーレーンとヨルダンからそれぞれ1個中隊ずつのPatriotを撤退させたと報じている。
2018.10.27 時事通信

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武器輸出凍結に同調せず=サウジ記者殺害とは「無関係」―仏大統領 <>1811-102702>
 マクロン仏大統領は26日、サウジアラビア人記者カショギ氏が殺害された事件を受けてドイツなどがサウジへの武器輸出の凍結を呼び掛けていることについて「事件とは無関係だ」と同調しない考えを示した。
 サウジはフランスにとってインドに次ぐ武器輸出先である。
2018.10.23 日経新聞 米、サウジ当局者のビザ停止 記者殺害めぐり <1811-102305>
 ポンペオ米国務長官が23日、サウジアラビアのカショギ氏の殺害に関わったサウジ政府当局者の米国への入国査証を取り消すと発表した。
 トランプ政権がカショギ氏の殺害に関連してサウジ政府に対抗措置を講じるのは今回が初めてとなる。
2018.10.23 ロイタ通信

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カナダ、記者殺害巡りサウジとの武器取引を凍結する用意=首相 <1811-102304>
 カナダのトルドー首相が22日、サウジアラビア人記者カショギ氏の殺害を巡り武器の悪用があったとの結論に至った場合にはサウジとの大型武器取引を凍結する用意があると述べた。
 この発言により、2014年に米GD社のカナダ部門がサウジと結んだ総額$13Bの軽装甲機動車供給契約が凍結される可能性がある。
2018.10.23 ロイタ通信

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仏、サウジ向け武器輸出で明言避ける 独は輸出中止を呼び掛け <1811-102303>
 フランス政府が22日、サウジアラビア向け武器輸出停止するかどうか明言を避けた。 これに先立ち、ドイツ政府はサウジのカショギ氏が殺害された疑惑の真相が解明されない限り、サウジへの武器輸出を中止するようEU加盟国に呼び掛けていた。
 フランスとサウジは、エネルギ・金融・武器など様々な分野で、密接な外交通商関係を築いており、仏国防省のデータによると2008~2017年にかけてサウジはフランスから€11B ($12.6B) 以上の武器を購入し、フランスにとって第2位の輸出相手先となっている。
 フランス外務省は、同国の武器売却制限政策は厳格なものであり、省庁間の委員会がケースバイケースで分析して決定すると表明したうえで、サウジへの武器輸出はこうした状況で検討されているとしている。
2018.10.23 AFP=時事

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トルコ大統領、サウジ記者殺害は「計画されていた」と断定 <1811-102302>
 トルコのエルドアン大統領が23日、イスタンブールのサウジアラビア総領事館内で、カショギ氏が死亡した事件を受け、殺害に関わったとみられるサウジ人容疑者18人の裁判をトルコで行うよう要求し、事件への関与者全員が刑罰を受けるべきだと訴えた。
 また同大統領は、記者殺害はそれを企図してイスタンブールへ派遣されたサウジ人グループがまとめた行程表に沿って、数日前から計画されていたとの見解を示した上で、このグループに誰が命令を出したのか、遺体はどこにあるのかなど、多くの疑問に対する答えが引き続き待たれると述べた。
2018.10.22 産経新聞

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サウジ記者死亡事件で主導権握るトルコ 国際社会味方に <1811-102205>
 サウジアラビアの反体制記者がトルコのサウジ総領事館で死亡した事件で、トルコが巧みな駆け引きを展開している。
 政府は事件への言及を控える一方でメディア捜査関係者の発言次々に報じ、サウジ政府に同氏の館内での死亡を認めさせた。 サウジに批判的な国際世論の醸成にも成功し、主導権を握ったトルコのエルドアン大統領は23日に事件に関して声明を出す方針を示している。
 通貨リラ急落など経済低迷に悩むトルコは近年、サウジや米国との関係が冷え込んでいるが、捜査情報を一手に握っている強みを外交面に生かし、外資導入などにつなげる狙いだという指摘もあった。
2018.10.22 時事通信

(Yahoo)

対イラン共闘にほころび=米サウジ関係の維持困難―記者死亡事件 <1811-102204>
 サウジアラビアの記者カショギ氏がイスタンブールのサウジ総領事館で死亡した事件で、イランを脅威と見なしてサウジやイスラエルと連携を強化する方針を取ってきたトランプ米政権サウジとの共闘関係にほころびが出るのは避けられない状況になっている。
 トランプ大統領は従来、対イランで連携するサウジについて「重要な同盟国だ」と強調してきたが、サウジが20日にカショギ氏が総領事館内での暴力沙汰で死亡したことを認めた後、対サウジ制裁も「あり得る」との立場を取るようになった。
2018.10.20 時事通信

(Yahoo)

情報リークでサウジに圧力=トルコ、手法に疑問も―記者死亡事件 <1811-102007>
 サウジアラビアの記者カショギ氏がイスタンブールのサウジ総領事館で殺害された疑惑をめぐり、サウジ人の容疑者がカショギ氏に加えた暴行に関する情報は次々にメディアで報道されたが、この件についてトルコ当局はこれまで捜査状況を公式な形では発表していない。 しかし追い込まれたサウジは最終的にカショギ氏が「口論と殴り合いの末、死亡した」と認めざるを得なくなった。
 トルコとサウジは事件前から関係が悪化しており、サウジの政権に打撃を与えるためトルコが情報をリークした可能性も指摘されるが、手法には疑問の声も出ている。
2018.10.19 ロイタ通信

(Yahoo)

米財務長官、サウジ投資フォーラムへの参加を取りやめ <1811-101902>
 ムニューシン米財務長官が18日、サウジアラビアで来週開催される経済投資フォーラム「砂漠のダボス会議」への参加を取りやめる意向を表明した。
2018.10.19 産経新聞

(Yahoo)

米がサウジ捜査に期限「数日間」 トルコに資料提供求める サウジ記者不明 <1811-101901>
 サウジアラビアの反体制ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏トルコのサウジ総領事館行方不明になった事件で、トランプ米大統領は18日にサウジ、トルコ両国訪問から帰国したポンペオ国務長官から報告を受け対応を協議した。
 米国とサウジの関係についてトランプ大統領は、サウジはイランの脅威を食い止めている中東における非常に重要な同盟国だと述べるとともに、サウジに対する巨額の武器輸出合意を維持することの重要性を改めて強調した。
2018.10.12 時事通信

(Yahoo)

サウジへの武器売却凍結せず=反体制記者行方不明で―米大統領 <1811-101201>
 サウジアラビア人の反体制記者がトルコのイスタンブールで行方不明になった問題で、トランプ米大統領は11日、サウジへの武器売却凍結は検討していないと語った。
 凍結すれば、サウジはロシアや中国から武器を購入することになると指摘した。
2018.10.10 Jane's Defence Weekly US gives green light to sale of ATACMS, GMLRS to Bahrain <1812-101012>
 米国防安全保障協力局 (
DSCA) が9月28日、バーレーンへのGMLRSATACMS売却を国務省が承認したと発表した。
 売却されるのはM31 GMLRS 120ポッドとM57 ATACMS 110発で、総額は$300Mという。
2018.10.05 ロイタ通信

(Yahoo)

サウジ、南アフリカの軍事産業と広範な提携交渉 <1811-100503>
 サウジアラビアの国営軍事企業SAMI社が3日、南アフリカの主要軍事企業全社との提携交渉を進めていることを明らかにした。 南アの公共企業省はSAMI社と交渉していることを認めたが、提携の可能性に言及するのは時期尚早とした。
 南アではかつて軍事産業が主要産業の一つだったが、最近は世界的な軍事費の削減などで苦戦している。 一方サウジの軍事支出は米国、中国に次いで世界第3位だが国内には軍事機器の生産能力が乏しく、輸入に頼らざるを得ない部分が多くなっている。
2018.10.03 Jane's Defence Weekly US reportedly withdrawing Patriots from Middle East <1812-100314>
 Wall Street Journalが9月26日、米国がバーレーン、ヨルダン、クウェートに展開していたPatriotを撤収していると報じた。 同紙によるとクウェートから2個システム、バーレーンとヨルダンからそれぞれ1個システムという。
 ただクウェートは既存のPatriotをPAC-3対応に改良し、更に追加の2個システムを新たに購入している。
2018.08.29 Jane's Defence Weekly Saudi Patriot PAC-3 capability confirmed <1810-082913>
 サウジアラビアのSaudi Armed Force News Twitterに8月20日に掲載された写真から、メッカにPAC-3 1個中隊が配置されていることが初めて確認された。
 サウジへのPAC-3売却は2014年10月に米国防総省国防安全保障協力局 (
DSCA) が議会に、PAC-3弾202発発射機36基など関連装備の改良を報告した時点で明らかになっていた。
2018.08.22 Jane's Defence Weekly UAE deploys Wing Loong Ⅱ UAV to Eritrea <1810-082202>
 DigitalGlobe衛星が8月3日に撮影したエリトリアのAssab空港の画像に、サイズからAVIC社製Wing Loong Ⅱ UAVと見られる機体が写っていた。 このことからUAEは少なくとも1機の同機を保有していると見られる。 同空港では3月上旬にMirage 2000用の格納庫より大きい26×21mの格納庫2棟が建造されているのが分かっていた。
Assab空港の位置 (Google Map)】
 新華社は2017年2月28日に、初飛行前のWing Loong Ⅱの輸出が確実になったと報じていた。 またCCTVが8月1日にWing Loong Ⅱが既に100機受注した報じている。
2018.08.01 Jane's Defence Weekly China, UAE to expand defence industry ties <1809-080115>
 中国の習主席がアブダビを訪問した7月21日、中国とUAEは軍事生産の協力強化で合意した。 UAEはWing Liing Ⅰ/Ⅱ MALE UAVを購入したと見られている。
 クウェートも7月上旬に中国と同様の合意を行っている。 合意内容は明らかにされていないが、クウェートはNORINCO社製PLZ-45 155mm/45口径
SPHを購入している。
2018.05.17 産経新聞

(Yahoo)

イラク総選挙 サドル師派が第1勢力の公算 反米、イラン批判…連立交渉注目 <1806-051702>
イラクで12日に行われた国会選挙で、2003年のイラク戦争後に駐留米軍と交戦したイスラム教シーア派の 反米有力指導者、ムクタダ・サドル師の政党連合第一勢力になる見通しが強まった。
 ただ、サドル師は一方でイランの国内への介入も批判しており、米、イラン関係にどのような影響が表れるかが注目される。
2018.05.09 時事通信

(Yahoo)

サウジ歓迎、シリアは非難=米の核合意離脱 <1806-050902>
 サウジアラビアが8日、米国のイラン核合意離脱を歓迎する声明を発表した。 イランは経済制裁解除による収益をBM 開発やテロ組織支援に費やしてきたと批判し、制裁再発動への支持を強調した。
 一方、シリア外務省は国営メディアを通じて米国の決定に反発し、米国の敵対的態度による影響をイランが克服すると確信していると表明した。
2018.04.18 産経新聞

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米軍撤収後、合同部隊派遣も トランプ政権、中東・湾岸諸国に協力要請 <1805-041803>
 Wall Street Journalが16日、トランプ政権がシリアでのISIS掃討作戦の終結後、米軍部隊の撤収と入れ替えに 中東湾岸諸国合同軍部隊を派遣させることを計画していると報じた。
 同紙によるとボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官が、エジプトの情報機関の総合情報庁 (GIS) 長官代行と電話で会談した際、エジプト が部隊派遣に協力できるか打診した。 またトランプ政権は、サウジアラビアカタールUAE に対しても、シリア情勢の安定化に向けて数十億ドルを拠出するよう要請するとともに、部隊派遣も求めているとしている。
2018.04.13 Marine Times Thousands of US troops and Marines arrive in Jordan <1805-041304>
 シリア政府軍がDoumaで化学兵器を使用したことにより緊張が高まるなか、米陸軍第26海兵遠征隊3,600名近くがヨルダンとの共同演習 "Eager Lion" に参加するためヨルダンに入る。
 数千名の海兵隊員のほかAV-8B Harrier、MV-22 Osprey、攻撃ヘリを搭載したSan Antonio級強襲揚陸艦New Yorkは12日、イタリアの Augusta湾を出航した。
2018.04.04 Jane's Defence Weekly UAE stops runway work on Bab al-Mnadab island base <>1806-040414>
 DigitalGlobe衛星が2月に撮影した画像から、UAEBab al-Mnadab海峡のPerim島に建設していた滑走 路の建設を中止している模様である。
 UAEは2016年後半に、イエメン南部での作戦での活用と海路上の隘路となっている同海峡を確保するため、同島に3,200mの滑走路を建設していた が、同衛星の画像から1年近く工事が中断していることが明らかになった。
2018.03.27 Defense News Videos raise questions over Saudi missile intercept claims <1804-032703>
 イエメンの武装勢力がサウジアラビアに向けてBMを発射したのに対し、サウジは7発全てを撃墜したと発表しているが、 ネット上の映像を見るとこの発表は疑わしい。 25日夜の映像では、発射されたPatriot 1発が突然コースを変えてリヤド近郊に 墜落爆発している。 その他もリヤドで発射直後に破裂している。
 専門家によるとサウジは1980年代後半に開発されたPAC-2に大きく依存しているという。
【註】
 PAC-3弾はPAC-2弾のようなHE弾頭は搭載していないことから、地上に落下して、あるいは空中で破裂したとなるとPA-2弾の可能性が高い。
2018.03.16 日経新聞 レバノン政府軍増強へ、欧州が資金支援 難民流出の恐れ <1804-031602>
 欧州やサウジアラビアなどアラブ諸国、日本や中国など約40の国や地域と国際機関が15日、緊迫が続くレバノン支援会合 を開き、欧州を中心にレバノン政府軍の増強に向けた支援を決めた。 レバノンを巡ってサウジアラビアと イランが対立から紛争への発展も懸念されているため、欧州は政府軍の支援で混乱を早期に収拾したい考えである。
 レバノンではイラン傘下のシーア派組織ヒズボラの存在感が増しており、政府に閣僚を送り込むほか軍事部門を持ち、装備 などで政府軍を圧倒している。 2017年11月にはハリリ首相が唐突に辞任を表明したが、イランやヒズボラに接近するハリリ氏に同氏を長年支援してきたサウジ が辞任を迫ったとの見方が多い。 その後、ハリリ首相は辞任を撤回したものの、サウジの動きをイランは批判しており、イエメンやシリアでの代理戦 争がレバノンにも波及する恐れが出ている。
2018.03.15 時事通信

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イラン核武装なら追随=中東覇権争いで敵視鮮明―サウジ皇太子 <1804-031501>
 CBS TVが15日、サウジアラビアのムハンマド皇太子とのインタビューを報じた。
 その中で皇太子は、対立するイランが核兵器開発に成功すれば、サウジも直ちに核兵器開発を行うとの考えを強調し た。
2018.03.07 Jane's Defense Weekly Iraqi foreign minister confirms interest in S-400 <1804-030704>
 イラク外相が2月27日、イラクがS-400の購入に関心を持っていることを明らかにした。 イラクがS-400に関心を示していることは2月8日に駐シ リアのロシア大使がInterfaxに述べていたが、イラクの駐露大使が否定していた。
 S-400の導入についてはカタールとサウジアラビアも関心を持っている。
2018.02.14 Jane's Defense Weekly Saudi S-400 talks hindered by tech transfer <1804-021408>
 サウジアラビア産業省とロシアRosoboronexprt社が2017年10月にS-400の売却で合意
MoU を結んだが、ロシア紙が2月7日に大統領補佐官の話として、サウジが国内での製造を主張しているため交渉が進展していない と報じた。
2018.01.31 Jane's Defence Weekly UAE revealed as Wing Loog Ⅱ launch customer <1803-013105>
 10月22日に撮影された衛星の画像で、UAEのQusahwirah航空基地にAVIC社製Wing Loong Ⅱ MALE UAVが駐機してい るの明らかになった。 新華社通信はWing Loong Ⅱが初飛行する前日の2017年2月28日に、ある国から同機を受注したと報じていた。
 一方2016年10月31日と12月21日の衛星写真ではそれより小型のUAVが確認されていたが、これはWng Loongの原型 と見られる。
2018.01.26 Jane's 360 Third Burkan-2H missile shows no sign of Saudi intercept <1802-012606>
 サウジアラビア連合軍は2017年12月19日と12月4日にイエメンからリヤドに向けて発射されたBurkan-2HをPatriotで撃墜 したと発表しているが、証拠がない
 11月4日の場合には弾頭の破片も展示されたが、弾頭が空中で破裂した場合には破片の回収が困難であることから、地上に着弾したのち爆発した可能性が高い。
2018.01.08 Jane's 360 Thailand to receive first T-50 jet trainers <1802-010805>
 タイが韓国に12機発注T-50THの一次生産分4機の内の最初の 2機がバンコクに向けソウルを出発した。 KAI社に発注されたのは二次生産分の8機を含め12機であるがタイ空軍は16機のT-50TH を要求しており、最終的には18機になると見られる。
 T-50シリーズはこのほか既に12機のFA-50がフィリピンへ納入され、16機のT-50もインドネシアに納入されて いる。 更にイラクからは24機発注されたFA-50のうち6機が引き渡し中である。
2018.01.03 Jane's Defence Weekly Saudi Arabia increases defence budget <1802-010308>
 サウジアラビア財務省が12月19日、2018年の国防費を前年比10%増のSAR210B ($56B)とす ると発表した。