2013年の国内情勢に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2013.12.31 Yahoo 読売新聞記事

「尖閣警戒で空自、無人機を15年度に三沢配備へ」

<1401-123101>
 防衛省が、2015年度に導入する Global Hawk を三沢基地に配備する方針を固めた。 米空軍が2014年に同機を米軍三沢基 地に展開する計画であることから、日米共同で機体整備を行い、集めた情報も日米で共有し、分析に当たる。
 また中国軍の太平洋進出もにらみ、硫黄島に離着陸施設を整備することも検討する。
2013.12.26 DARPA HP After impressive demonstrations of robot skill, DARPA Robotics Challenge trials conclude <1401-122601>
 米
DARPA が12月20~21日に開いたロボットコンテスト DRC は16チームが参加して行わ れ、上位8チームがそれぞれ$1Mの開発費を受け取った。
 1位になったのは日本の SCHAFT社で、得点は27点と2位の20点を大きく引き離した。 8チームのうち SCHAFT社以外は全て米国のチームで、MITチー ムが4位(16点)、NASAチームが5位(14点)、Lockheed Martinチームが8位(9点)であった。
【関連記事:1401-121604 (DARPA HP 2013.12.16)】
【註】
 SCHAFT社は、東京大学でロボットを研究する研究室の OB らによってこの競技会に参加するために設立されたヴェンチャー企業であったが、Google社に買収された。
Wired 記事 (2013.12.23)】
2013.12.24 Yahoo 産経新聞記事

「来年度予算案 防衛、2年連続増の4.8兆円 離島防衛など整備」

<1401-122403>
 防衛省の平成26年度予算案は対前年度比2.8%増の4兆8,848億円(在日米軍再編経費を含む)で、 2年連続の増額となった。
 新たな中期防衛力整備計画の初年度にもあたり、中国の海洋進出や北朝鮮の弾道ミサイル対応を主眼とした防衛力の整備を急ぐ。
平成26年度予算の概要(防衛省)】
2013.12.24 Yahoo 時事通信記事

「消費増税へ『101兆円予算』=一般会計、過去最大96兆円―14年度政府案を決定」

<1401-122402>
 政府は24日午前の閣議で平成26年度予算案を決定した。 一般会計の総額は社会保障や公共事業、防衛などほとんどの分野で増額が認められ、平成 25年度当初比3.5%増の95兆8,823億円と過去最大となった。 今月上旬に決めた25年度補正予算案と合わせた歳出規模は101兆円超となる。
2013.12.19 Yahoo 朝日新聞記事

「ロシア哨戒機、日本列島を周回飛行 スクランブルで警戒」

<1401-121901>
 防衛省が19日、ロシアの Tu-142 2機が同日、日本列島を周回飛行したと発表した。 2機は北海道の北方から日本海を南下 し、沖縄本島の南を回って太平洋に出たのち、小笠原諸島の北を通って北上し、国後島と択捉島の間を抜けてサハリン方面へ飛び去った。
 ロシア軍の航空機が日本列島を周回したのは3月以来である。
2013.12.18 Yahoo 時事通信記事

「安保戦略、批判当たらない=米国務長官」

<1401-121801>
 ケリー米国務長官が17日にマニラで、日本の国家安全保障戦略に関し、日米両国が共に取り組み、日本が一定の時間をかけ て計画してきたと述べ、警戒が必要だとする中国の批判は当たらないとした。
 長官は、米国は戦略的観点から日本の取り組みを歓迎すると評価した。
2013.12.17 Yahoo NNN ニュース記事

「国家安全保障戦略と防衛大綱など決定~政府」

<1401-121701>
 政府が17、中長期的な外交安全保障政策の指針となる国家安全保障戦略防衛大綱中期防衛力整備計画 を決定した。
国家安全保障戦略
新防衛計画大綱
次期中期防
2013.12.13 Yahoo Record China 記事

「中国の識別圏、日本政府がフライトプランの提出を許可へ=態度の一変は韓国が影響?―日本メディア」

<1401-121303>
 日本メディアが12日、国土交通省が同日、中国が設定した防空識別圏に関して、フライトプラン提出は航空会社 各社の判断に委ねると政府の決定を明らかにしと報じた。
 国土交通省の関係者によると、中国の防空識別圏に反対する日本政府の姿勢に変わりはないが、飛行の安全面を考慮し、中国へのフライトプラン提出は日本の航空会社の判断 に委ねると決定したと話している。
2013.12.13 Yahoo 毎日新聞記事

「中期防 オスプレイ17機、18年度までに導入」

<1401-121302>
 2014年度から5年間の次期中期防では、防衛力整備の所要経費を約24兆6,700億円と、2010年に策定された現中期防(23兆4,900億円)より1兆2,000億 円増と大幅に増額し、防衛力整備を着実に進めるとともに、同盟国や周辺国へのアピールも狙う。 主な装備品は以下の通りである。
 ・F-35       × 28機
 ・Osprey      × 17機
 ・Global Hawk    × 3機
 ・空中給油機    × 3機
 ・AEW 又は AEW&C機 × 4機
 ・Aegis 艦     × 2隻
 ・潜水艦      × 5隻
 ・機動戦闘車    × 99両

 また中期防とあわせて17日に閣議決定する防衛計画大綱では、陸自の定数を現状と同じ159,000名とする一方、各地に固定的に配置してその場所を防衛する 地域配備部隊は削減される。 海上自衛隊の潜水艦部隊は現状の5個潜水隊から6個に、航空自衛隊の 戦闘機部隊は12個飛行隊から13個に増やす。
2013.12.13 NHK ニュース 防衛予算23兆9,700億円で最終調整へ <1401-121301
 麻生財務相と小野寺防衛相が12日に会談した結果、次期中期防の総額23兆9,700億円としたうえで、調達コストの削減など で捻出するおよそ7,000億円も使えるようにする方向で最終調整に入った。
 大綱に盛り込まれる人員や装備品については、戦闘機部隊に偵察機部隊1個飛行隊を編入して13飛行隊に増やし、旧式化した偵察機は順次戦闘機に置 き換える。 陸上自衛隊の定員は現員の159,000名とするほか、護衛艦は6隻増の54隻とする。
【関連記事:1401-121204 (東京新聞 2013.12.12)】
2013.12.12 朝日新聞

インターネット

海保、巡視船9隻新造 尖閣の領海警備強化へ230億円 <1401-121206>
 海上保安庁は12日、尖閣諸島の領海警備を強化するため、大型巡視船9隻の新造や改修を前倒しす るなど、230億円の今年度補正予算案を発表した。 2014年度当初予算の要求分を一部前倒しする。
 当初予算では1,000t型巡視船6隻の新規建造を求めており、今回の補正で2016年度末の完成予定が数ヵ月早まる。 ヘリコプ タ搭載型巡視船1隻の改修と、建造中の2隻の工期も早める。 巡視船の完成が早まるのに対応するため306名の増員も求める。
2013.12.12 東京新聞

インターネット

防衛費5年で24.7兆円 中期防、コスト削減徹底 <1401-121204>
 政府が12日、2014年度から5ヵ年の防衛予算の総額を約24兆7,000億円とする次期中期防をまとめた。
 防衛、財務両省は中期防の総額をめぐり24兆4,000億円程度で調整していたが、防衛装備品の調達方法の見直しによるコスト削減徹底を条件に財務省が増額を認めた。
【関連記事:1401-120904 (読売新聞 2013.12.09)】
2013.12.12 Yahoo 読売新聞記事

「中国対抗へ陸海空3自衛隊を一体運用…防衛大綱」

<1401-121201>
 自民、公明両党が11日、今後約10年の外交安保戦略の指針となる国家安全保障戦略防衛計画の大綱(防衛大綱)の概要を 了承した。
 いずれも17日に閣議決定する。
2013.12.11 東京新聞

インターネット

新大綱で『節度ある防衛力』削除 政府、抑制策から転換鮮明に <1401-121105>
 政府は11日、新防衛大綱のなかで、1995年以来明記されてきた『節度ある防衛力を整備する』との文言を削除する方針を固 め、抑制的な安全保障政策からの転換姿勢を鮮明にする。
 中国の海洋進出の活発化や北朝鮮の核、ミサイル開発など安保環境の変化に合わせた防衛力拡充の狙いが背景にある。
2013.12.09 読売新聞

インターネット

中期防、3期ぶり増額…中国にらみ防衛態勢充実 <1401-120902>
 政府は、2014年度からの次期中期防総額について、現中期防の23兆4,900億円を1兆円前後上回る24兆5,000億円とする方向で 最終調整に入った。
 政府は、予算の増額に加えて戦車など陸上戦力を縮減するなど防衛態勢の効率化を進め、海空戦力の整備に資源を集中させる考えである。
2013.12.04 Yahoo 新華網記事

「日本が“将来戦闘機”の基本構想を発表、『後方ステルス性能が弱い』―中国紙」

<1401-120403>
 中国の南寧晩報紙が3日、防衛省技術研究本部が『2013年度防衛技術座談会』で発表した次世代戦闘機 23DMU と 24DMU につ いて分析し、これら将来戦闘機は、YF-23、F-22、J-20 などの第五世代機と違い、後方ステルス性能に対する考慮が足りないのが最大の欠点との見方を 示した。
 また記事は、25DMU 計画もあるが、同座談会ではほとんど発表されなかったと報じている。
【註】
 この記事で言う『2013年度防衛技術座談会』とは、10月29~30日にグランドヒル市ヶ谷で開かれた『防衛技術シンポジウム2013』のことのようである。
 このシンポジウムでは航開3室が『将来戦闘機機体構想の研究』と題する発表を行っている。 この際 、『三次元デジタルモックアップの一例』を呈示していることから、DMU とは Digital MockUp のことと思われる。
 右図は Web Site Japanese.CHINA.ORG.CN に流れている 23DMU 及び 24DMU の画像 で、23DMU には『ミサイル並列内装、前方ステルス重視』、23DMU には『ミサイル縦列内装、側方ステルス重視』と記載されている。
2013.12.03 Yahoo 新華網記事
「『中国軍機が米日機に3度スクランブルをかけた』、台湾国防相が表明、日本の防衛相は否定―中国メディア」
<1401-120303>
 台湾の通信社が2日、厳明国防部長が同日、中国軍機が26、27、29日に中国が設定した防空識別圏 内で、米軍機と自衛隊機に緊急発進をかけたことを確認したと表明した。
 中国軍機の日米機に対するスクランブルでは、非常に近い距離を飛行していたと語った。
2013.12.03 東京新聞

インターネット

海洋安保で主導的役割 中国けん制、毅然対応 <1401-120301>
 政府が、外交安全保障政策の包括的な指針として初めて策定する『国家安全保障戦略』の最終案が2日に判明した。 4日に 初会合を開く国家安全保障会議で、協議した上で13日にも閣議決定する。
 最終案では10月下旬に公表された概要に加え、中国による尖閣諸島周辺海空域での進出を念頭に、開かれ安定した海洋の維持発展に向け 主導的な役割を発揮すると明記し、 現状変更の試みには冷静かつ毅然として対応するとして、中国への牽制をより強く打ち出したのが 特徴である。
2013.12.01 Yahoo Searchina 記事

「日本が中国の緊急発進を否定…揺れる中国人たち=中国版ツイッター」

<1401-120103>
 中国による一方的な防空識別圏設定後、防空識別圏内を日米韓の飛行機が相次いで事前通告なしに飛行 したのに対し中国国内では、緊急発進を行わなかったとして批判が高まっていたため、29日に緊急発進を行ったと発 表したのは、中国軍がメンツを守るために発表したとの見方があるようだ。
 中国の簡易投稿サイト微博にこのほど、日本メディアによる報道を伝えるユーザが現れ、『中国国営テレビの仕事は人民を騙すことだから』とか、『中国国営 TV はデマをで っち上げても問題ない。なぜなら国営だからだ』など、中国国営 TV の報道は信用できないというコメントが多く寄せられた。
2013.12.01 東京新聞

インターネット

日米、中国防空識別圏の対応同じ TV 番組で小野寺防衛相 <1401-120102>
 小野寺防衛相が1日の NHK 番組で、中国の防空識別圏を通過する米民間航空機が中国への飛行計画の提出 を容認する米政府方針に関し、外交ルートでは米政府から提出を要請していないとの答えが来ており、日本とスタンスは同じだと述べ、対応に 違いはないと強調した。
2013.11.30 東京新聞

インターネット

純国産飛行艇、インドに輸出へ 受注交渉で12月合同作業部会 <1312-113003>
 政府関係者が30日、日本とインド両政府が US-2 のインド輸出への向け、防衛省などの合同作業部会 を12月に発足させることで合意したことを明らかにした。 来年1月下旬には安倍首相が訪印してトップセールスする予定で、海外からの初の受注を目指し交渉が本格化する。
 インドへの飛行艇輸出はカナダやロシアも力を入れており、日本との間で国際受注競争を展開している。
2013.11.29 読売新聞朝刊 日米、尖閣監視強化へ <1312-112902>
 政府は来年度那覇基地E-2C を装備する第2飛行監視隊を新編すると 共に、12月にまとめる新中期防で、E-2C の後継機を2015年度に導入する。
 候補機種には E737 が浮上しており、E-2C が空中給油を受けられないのに対し、E737 は空中給油が可能であるとしている。
【註】
 E737 は Being 737 に Northrop Grumman社製 MESA レーダを搭載した AEW&C 機で、韓国が Peace Eye という名 称で4機を装備している。 また豪空軍が既に Wedgetail(右図)として6機装備しているほか、トルコ空軍 4機を発注している。
2013.11.29 Yahoo 読売新聞記事

「日米、尖閣の監視強化へ…空自警戒機を沖縄配備」

<1312-112901>
 日米両政府が、中国が尖閣諸島を含む東シナ海で防空識別圏を設定したことを受け、米軍と自衛隊が連携して周辺の 警戒監視を強めていく方針を固めた。
 両国は、戦闘機などの飛来を監視するため E-2C の部隊那覇基地に新設するほか、Global Hawk の活用 を拡大する。
2013.11.28 Yahoo 朝鮮日報記事

「中国防空識別圏:日本の軍艦・偵察機が東シナ海に集結」

<1312-112806>
 中国国営の環球時報が27日、中国の防空識別圏宣言後、日本は東シナ海で日中を隔てる中間線である『東経125度30分』の海域に偵 察機、自衛艦、大型巡視船を集結させていると報じた。 尖閣諸島を中心に活動していた日本の艦船や航空機が、中国の防空識別圏宣言後、南北に活動 範囲を広げたと言うことになる。
 日本は東シナ海における中国との境界線について、中間線の『東経125度30分』を基準にすべきだと主張してきた。
【註】
 中国の防空識別圏宣言への対応ではなく、南航する空母 遼寧 を中心とする艦隊の動向を監視していた艦船や航空機の可能性がある。
2013.11.28 Yahoo 朝日新聞記事

「自衛隊機、通告せず防空識別圏を飛行 中国側、反応なし」

<1312-112802>
 中国が尖閣諸島を含む空域に防空識別圏を設定し、飛行の事前通告を求めた問題で、自衛隊機海上保安庁の航空機がこの 空域を中国への通告なしで飛行したが、緊急発進など中国側の反応はなかったという。
 中国国防省は、防空識別圏に関する指示に従わない航空機には、中国軍などが緊急措置を取る方針を23日に発表していた。
2013.11.27 東京新聞

インターネット

陸自が独断で海外情報活動 首相、防衛相に知らせず <1312-112710>
 共同通信が27日、陸上自衛隊の秘密情報部隊『陸上幕僚監部運用支援情報部別班』(別班)が、冷戦時代から首相や防衛相 (防衛庁長官)に知らせず、独断でロシア中国韓国東欧などに拠点 を設け、身分を偽装した自衛官情報活動をさせてきたと伝えた。
 陸上幕僚長経験者、防衛省情報本部長経験者ら複数の関係者がの証言による。
2013.11.27 Yahoo 読売新聞記事

「日本の防空識別圏、小笠原まで拡大検討…防衛省」

<1312-112706>
 防衛省は、日本の防空識別圏 (
ADIZ) の範囲を小笠原諸島まで拡大 する検討に入った。 小笠原の上空は他国の航空機による領空侵犯の恐れが低いため防空識別圏を設定していなかったが、中国の空母が西太平洋に進出しはじめたことを踏まえ 、離島の防衛態勢を強化する必要があると判断した。  防衛省は、周辺の基地に緊急発進のための戦闘機部隊の配置も検討している。
 防空識別圏は防衛省訓令で設定しており法改正は必要ないが、範囲拡大の時期は中国を刺激しないよう慎重に検討するとしている。
2013.11.23 Yahoo Record China 記事

「韓国の反日親中外交に思わぬ落とし穴、疎遠になった米韓と蜜月の日米―韓国紙」

<1312-112304>
 韓国中央日報中国語電子版が22日、『米韓同盟→日米蜜月、1年で関係が逆転』と題した記事を掲載した。 1年前の対米関係を振り返ると、米韓自 由貿易協定(FTA)の発効、米韓同盟の強化など経済的、軍事的に結びつきが協調され、韓国が大きくリードしていたが、今や状況は一転している。 その要因の一つは 朴政権の政策にあり、こうした状況で米国は東北アジア戦略を修正しているという。
 ある外交専門家は日本と対立している間に米国が新アチソン・ラインを策定したことに韓国は気づいていないと嘆く。 1950年1月にアチソン米国 務長官はアメリカが責任を持つ防衛ラインはフィリピン、沖縄、日本、アリューシャン列島までと発言し韓国を防衛ラインから外したが、その6カ月後に朝鮮戦争が勃発してい る。
2013.11.23 Yahoo 読売新聞記事

「空自機、東シナ海上空で中国機にスクランブル」

<1312-112303>
 防衛省が23日、東シナ海上空を飛行する中国軍の情報収集機2機に対し、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させたと発表し た。 領空侵犯はなかった。
 統合幕僚監部によると、同日昼から夜にかけて、中国軍の Tu-154Y-8 が東シナ海上空を北から南方向に飛行し、その うち1機は尖閣諸島の領空の北方40kmまで接近したという。
2013.11.23 産経新聞

インターネット

日本政府が中国に厳重抗議 防空識別圏設定で 防衛相『大変危険な行為』 <1312-112302>
 中国が防空識別圏を設定したのを受け、外務省アジア大洋州局長が23日に駐日公使に電話し、わが国固有の領土である尖閣諸島の領空を含むもの で、全く受け入れることはできないと厳重抗議した。
 また、小野寺防衛相は同日、防衛省内で統合幕僚長らと今後の対応について協議し、一方的な指定は大変危険な行為であり、警戒監視については従前にも増して、しっかり とした対応が必要だと語った。
2013.11.21 NHK ニュース 防衛省 護衛艦10隻程度増強を検討 <1312-112101>
 防衛省が防衛計画大綱の見直しで、島嶼部の防衛態勢を強化するため小型の新型艦を導入するな どして、現在の大綱では48隻としている護衛艦を10隻程度増やす案をまとめた。
 一方、約700両ある戦車は、現在の大綱の400両よりさらに300両までに削減したうえで本州への配備をやめ、北海道と九州 に集約する一方、新たに開発した機動戦闘車を200両配備して機動性を向上させるとしている。 さらに、陸上自衛隊に陸上総隊司 令部を設けるとともに、師団の半分機動師団と位置づけることなどで南西諸島などに緊急展開できるようにすると している。
2013.11.20 Jane's Defence Weekly Mitsubishi in talks with Turkish firm to set up MBT engine JV <1401-112015>
 日本とトルコが、トルコ陸軍の
MBTエンジンの共同開発を検討している。
 日本のメディアによると、三菱重工業とトルコのエンジンメーカ TUSAS社は、合弁会社を設立する 準備を進めている。
2013.11.17 Yahoo 読売新聞記事

「中国に対抗、日・ラオス首脳が協力強化で一致」

<1312-111704>
 ラオスを訪問した安倍首相が17日にトンシン首相と会談し、中国と ASEAN が協議中している南シナ海 での『行動規範』の早期策定を目指して協力していくことで一致した。 海洋進出の妨げになるとして行動規範に消極的な中国をけん制する狙いがある。 また両首 脳は、ラオスの経済発展に向けたインフラ整備への資金協力や、医療分野の協力 強化を盛り込んだ共同声明を発表した。
 更に会談でトンシン首相は、安倍首相が掲げる積極的平和主義に支持を表明し、外交防衛当局による安全保障対話の枠組みを創設することで一致 した。 これで安倍首相は ASEAN 加盟10ヵ国全ての歴訪を終えた。
2013.11.15 韓国中央日報

インターネット

中国を牽制…米国・日本はフィリピンに大規模支援 (1) <1312-111501>
 台風30号で被害を受けたフィリピンの支援で日本と中国の態度が対照的である。 小野寺防衛相は14日、 1,000名規模の自衛隊をフィリピンに派遣すると明らかにした。 ロイタ通信は、これは925名を派遣した2004年のインドネシア津波よりも多いと報じている。 すで に$20Mの支援を約束した米国は、香港に停泊中だった空母 George Washington を急派するなど海軍艦9隻をフィリピンに派遣すると共に、病 院船も派遣することにした。 これに対し中国政府が当初支援すると明らかにした資金はわずか$100,000 で、14日にテントなど救援物資$1.6M分を追加で支援すると発表したが、経済大国にふさわしくないという批判が出ている。
これは、日米中がこの数年間、アジア太平洋地域の覇権をめぐり繰り広げた外交的神経戦が再び表れたものとみられ、米国にとってフィリピンは中国を牽 制するための太平洋の軍事的拠点であり、今回の救援外交は絶好の機会になった。
韓国中央日報

インターネット

中国を牽制…米国・日本はフィリピンに大規模支援 (2)
2013.11.12 東京新聞

インターネット

トルコと防衛技術協力へ 戦車エンジン開発も視野 <1312-111202>
 政府関係者が12日、日本とトルコ両政府が防衛分野での技術協力を検討していることを明らかにした。 今後、協力分野 を特定した上で、第三国への技術移転を制限するための政府間協定を結ぶ方向で調整している。
 具体的には戦車用エンジンを共同開発する案が浮上している。
2013.11.09 Yahoo 読売新聞記事

「米、最新鋭戦闘艦を佐世保配備へ…中国けん制」

<1312-110901>
 米海軍作戦部長が8日、早ければ2018年にも
LCS佐世保基地 に配備し、掃海艦4隻と交代させる意向を示した。
 佐世保基地への配備には、尖閣諸島を巡り日中の緊張が続く東シナ海で中国を牽制する狙いがある。
2013.11.08 Yahoo NNN ニュース

「新防衛大綱 最新鋭小型戦闘艦の配備で調整」

<1312-110802>
 防衛省は、米海軍の
LCS と同じような艦艇を新たに配備する方針で、来月中旬に閣議決 定する新防衛大綱に盛り込む方向で、与党や財務省などと配備数などの最終調整を進める。
 LCS は高い通信機能とステルス性能を持ち、任務に応じて艦内の装備を入れ替えることができるなど、汎用性が高いことから、尖閣諸島をはじめとする南西諸島防衛にも効 果的だと判断した。
2013.11.08 韓国東亞日報

インターネット

日本自民党幹部『東南アジアも集団的自衛権行使の対象』 <1312-110801>
 自民党の石破茂幹事長が6日の民放番組で、集団的自衛権の行使の対象国家にフィリピン、マレーシア、インドネシア、ベ トナムを例示し、そういう国々に急迫不正の攻撃がなされた場合、アジア太平洋全体の軍事バランスが大きく崩れ、日本にとって死活的な問題になる 可能性はあると指摘し、米国でないから自衛隊を出さないということでいいのかと付け加えた。
 東京新聞は7日、海洋進出を進める中国を念頭に置いた発言とみられ、集団的自衛権の行使の対象国に東南アジア諸国が入 ることもあり得るとの考えを示したと報じた。
2013.11.07 Defense News RAND suggests using land-based ASMs against China <1312-110703>
 米
RAND 研究所が最近の報告で、米国防総省が予算削減の中で中国の A2/AD に対抗する方策として、 地対艦ミサイルに着目しだしたと述べている。
 特に宮古島に 88式地対艦ミサイルを配備して、沖縄本島と宮古島の間の海峡を頻繁に通過する中国海軍の動きを止める事 を考えている。 宮古島への 88 ASM の配備は最近自衛隊の行った演習で初めて実施された。
2013.11.06 Yahoo 毎日新聞記事

「米司令官 日本に問題なし…海自の中国監視を支持」

<1312-110604>
 中国政府が西太平洋上での演習を海上自衛隊に妨害されたと主張していることについて、米太平洋軍司 令官が5日<、海上自衛隊の行動は特異な行動とは言えないと述べ、日本側の行動に問題はないとの認識を示した。
 同司令官は、軍事演習を他国の軍が監視するのは世界中で行われていることだと述べ、中国海軍の軍事演習を監視していた海自の行動を支持し中国側の主張を退けた。
2013.11.06 Yahoo 読売新聞記事

「陸自ミサイル部隊、宮古島に…離島防衛訓練で」

<1312-110603>
 沖縄地方などで自衛隊が実施している大規模演習に参加する陸自北部方面隊の 地対艦ミサイル部隊が、6日朝に宮古島に到着し高台にある空自宮古島分屯基地へ移動した。
 今回の訓練では陸海空自衛隊の34,000名が参加しで18日まで行われ、沖縄県内の離島を架空の敵に占領された島に見立て、海自の護衛艦の艦砲射撃 や、離島防衛を担う陸自西方普通科連隊が上陸する手順の確認などを行う。
2013.11.03 Yahoo NNN ニュース

「新防衛大綱 イージス艦2隻、追加配備へ」

<1312-110301>
 防衛省は来月中旬に閣議決定する新たな防衛大綱に、『あたご』型の Aegis 艦2隻を建造とする方針を固め、新たな防衛大綱に盛り込むことが 分かった。 追加配備される2隻は、SM-3 Block ⅡA を装備する。
 また、PAC-3 についても、アメリカが開発している MSE弾を新たに購入する方向で検討している。
2013.11.01 Yahoo 時事通信記事

「ロシア機が日本海飛行=防衛相会談の当日、空自緊急発進」

<1312-110104>
 防衛省は1日、ロシアの IL-20 電子偵察機が日本海上空を飛行し、航空自衛隊が緊急発進したと発表したが 領空侵犯はなかった
 同日午後には東京都内で日露防衛相会談があり、2日には両国初の 2-plus-2 が開催されるが、防衛省報道官は、公海上の 飛行で問題になるものではなく、引き続き警戒監視に万全を期していくと述べた。
2013.10.29 東京新聞

インターネット

日本、ロシアが基地相互訪問 防衛交流の促進確認 <1311-102907>
 日露両政府が29日、東京で11月2日に開く初の外務防衛閣僚級協議 (2 plus 2) に合わせ、自衛隊とロシ ア軍の交流を促進する方針を固めた。
 航空自衛隊とロシア空軍の基地の相互訪問や、陸上自衛隊とロシア陸軍が互いに演習へのオブザーバ参加を認めることが 柱になる。
2013.10.29 Yahoo Record China 記事

「尖閣問題 中国の原潜部隊公開、日本を威嚇が目的か―米メディア」

<1311-102906>
 中国海軍原子力潜水艦部隊の公開したのに対し、米国など海外メディアは尖閣諸島の領有権で対立する 日本を威嚇する狙いがあると報じている。 Business Week誌は、中国原潜部隊の公開は日中の領有権対立が発端になっていると報道した。
 また中国の軍事専門家は28日、原潜部隊の公開は軍事的な透明性を示すものではなく、中国を挑発するすべての国への警告であると語った。
2013.10.29 Yahoo 読売新聞記事

「防衛相『大変異例』…与那国島接続水域に中国艦」

<1311-102902>
 防衛省が29日、与那国島などの接続水域内を航行する中国海軍のフリゲート艦2隻を確認したと発表した。 領海には侵入 しなかったが、領海の外側約22km以内となる仲ノ神島の接続水域に侵入した。
 この海域で中国艦の活動が確認されるのは4回目で、太平洋で訓練をした帰りとみられる。
2013.10.29 Yahoo 新華網記事

「韓国が日本と距離を置く本当の理由とは?『日本の右傾化ではない』―露メディア」

<1311-102901>
 ロシア国営ラジオ局『ロシアの声』が25日、韓国が日本との距離を大きく開けるようになったのは日本の軍国主義復興へ の警戒からではなく、自身が日本と中国による争いの前線地帯になりたくないからで、中国の影響力が増大するのに従い、 さらに日韓関係は冷え込むことが予想されると報じた。
 日中関係が急速に悪化したのを受け、日本は米国との盟友関係強化に躍起になっているが、中国のこの地域における台頭を認めざるを得ない韓国は、自らが米中対立、日中 対立の前線地帯になることを恐れた。
2013.10.28 Yahoo JNN ニュース

「中国軍機、沖縄本島-宮古島間を3日連続飛行」

<1311-102801>
 防衛省が、27日中国軍の爆撃機と早期警戒機あわせて4機が、沖縄本島と宮 古島の間を飛行し東シナ海と太平洋を往復したと発表した。 領空侵犯はなかったという。
 この4機は、25日と26日にも沖縄本島と宮古島の間を飛行していた。
2013.10.27 Yahoo Record China 記事

「台湾の中国接近が加速、統一が実現すれば日本のシーレーン防衛が危機に―米メディア」

<1311-102701>
 米ニュースサイト Micro Network Policy が23日、『中国本土にますます接近する台湾、米国はなぜ緊張しないのか?』と題する記事を掲載した。 台湾 は中国本土と両岸経済協力枠組協議 (ECFA) を結び接近を続けているが、台湾に経済的利益を与える反面 政治的自決権を失なった。 専門家は経済関係の強化は台湾と中国本土の統一を不可避なものになると分析している。
 統一が実現すると中国は、台湾山岳部の BMD レーダを太平洋の米艦隊の監視に、潜水艦基地太平洋進出の拠点に利用できるようになるであろう。 台湾が実効支配している南沙諸島最大の島太平島は中国の南シナ海領有主張を後押しするもの となる。 そして何より台湾海峡の両岸を支配すれば、中国は中東へ向かう日本、韓国のシーレーンをいつでも封鎖する能力を持つことになる。
2013.10.26 東京新聞

インターネット

日ロ、サイバー攻撃で高官協議 海賊対処でも訓練 <1311-102602>
 日本政府筋が25日、日露両政府が11月2日に開く初の外務防衛閣僚級協議 (2 plus 2) に合わせ、サイバ 攻撃対策を検討する高官級協議創設に合意する方向で最終調整に入るとともに、捜索と救難に限っていた海自と露海軍の共 同訓練を拡充し、海賊テロ対策や災害救援を目的に加えることでも一致する見通しであることを明らかにした。
 海洋進出を続ける中国をにらみ、日露は 2 plus 2 始動を契機に安全保障分野での連携強化に乗り出す。
2013.10.20 Yahoo 産経新聞記事

「民生品を軍事転用、武器に日本製部品…日本に依存する中国軍」

<1311-102001>
 中国の
HQ-9/FD-2000日本製の部品が使われていることが発覚したが、さらに駆逐艦 青島艦載レーダに、日本製アンテナが使用されていることも明らかになり、日本に依存する中国の実態が浮き彫 りになった。
 人民日報傘下の環球時報が運営するウェブサイト環球網で評論員が、この20年で中国は重工業や産業化の領域では著しい進歩を遂げているが、半導体を主とする電子部品産 業、新材料の分野における日韓や欧米との差は大きいと認め、炭素繊維、電子部品、半導体は日韓などからの輸入に依存しており、国防と国家戦略か らもこの問題を解決しなければならないと指摘している。
2013.10.19 NHK ニュース 海上自衛隊練習艦隊 ベトナムに寄港 <1311-101901>
 海上自衛隊の練習艦隊が、最後の寄港地であるベトナムのダナンに入港し、ベトナム海軍と共同訓練 も行う計画である。
 ベトナムは、南シナ海の島々の領有権を巡って対立している中国が海洋進出を活発化させていることを念頭に、日本との協力関係の強化を急いでお り、9月も小野寺防衛大臣を防衛の要衝である南部カムラン湾の基地の視察に招いている。
2013.10.18 Yahoo NNN ニュース

「無人機領空侵犯、政府が新たな対処方針」

<1311-101801>
 政府は、中国軍の UAV が領空侵犯した場合の新たな対処方針を防衛省を中心に取りまとめ、先週までに安倍首相に報 告し了承された。
 対処方針では有人機と同じ手順をとることとし、まず UAV に対し無線で退去や着陸を要請し、次に接近して翼を振るなど機体による警告サイン を送る。 従わなければ前方に信号射撃を行い、こうした警告にも従わず、領空に入ったり、正当防衛、緊急避難であると判断された場合は 撃墜するとしている。
2013.10.16 東京新聞

インターネット

日英外相が戦略対話 安全保障協力推進で一致 <1311-101605>
 岸田外相が16日、英国のヘイグ外相と東京都内で戦略対話を開き、海洋安全保障や宇宙、サイバー空間、テロ対策を重 点に安保分野の協力を推進していく方針で一致した。
 また、両国による防衛装備品の共同開発の推進も確認した。
2013.10.15 Yahoo 新華網記事

「『日本は釣魚島で中国側と衝突する準備を整えた』、大型巡視船の配備受け中国海軍少将が指摘―中国メディア」

<1311-101501>
 中国共産党機関紙人民日報が14日、海上保安庁が尖閣諸島の警戒強化のため、大型巡視船 おきなわ那覇海上保安部に配属したことについて中国海軍の尹卓少将は、特徴的なのは喫水線部分の甲板と両側の鋼板を強化し、 衝突を受ける準備をしていると指摘している。
 おきなわ は排水量3,100tのヘリコプタ搭載巡視船で、1999年には北朝鮮船に海上保安庁で46年ぶりとなる威嚇射撃を行っている。
2013.10.14 東京新聞

インターネット

エンジン部品英艦提供を政府容認 川崎重工製、禁輸三原則抵触せず <1311-101401>
 政府関係者13日、政府が海上自衛隊の護衛艦に使われている川崎重工業製のエンジン部品を、英海軍 艦船へ提供する取引を容認していたことを明らかにした。
 政府は、同じ部品が民間でも使用された例があるため武器とは言い切れないとして、武器輸出三原則の禁輸対象に当たらないと判断した。
2013.10.11 東京新聞

インターネット

韓国『日本との軍事協力必要』 制服組トップ候補 <1311-101101>
 韓国軍合同参謀本部議長に内定している崔潤喜前海軍参謀総長が11日の国会の人事聴聞会で、増大する北朝鮮の核やミサイルの脅威に効果的に対 応するため日本との軍事的協力も必要だと述べた。
 崔氏は、政治的なものとは関係なく、軍事的に必要な部分は日本と互いに協力できるように交流するべきだと主張した。
2013.10.09 Jane's Defence Weekly US to rotate Global Hawks through Japan <1311-100911>
 日米両政府が 2-plus-2 の合意事項として10月3日、今後12ヶ月間 RQ-4 Global Hawk を、日本に 巡回配備することを明らかにした。
 またこれと共に、P-8 Poseidon を12月から日本に配備することや、AN/TPY-2 レーダを日本に配備することでも合意した。
2013.10.08 Yahoo 時事通信記事

「日米共同訓練中止に=予算不成立受け―陸自」

<1311-100801>
 陸上自衛隊が8日、王城寺原演習場で15日から予定されていた米陸軍との共同訓練が、米国の暫定予算 不成立を受けて中止になったと発表した。
 米陸軍から予算不成立を理由に訓練を中止したいと要請が8日までにあった。
2013.10.05 Yahoo 琉球新報記事

「嘉手納基地 P8 12月に6機 米国外初配備」

<1311-100503>
 米軍嘉手納基地の P-3 が、今年12月に P-8 に換装されるが、米海軍はまず6機を同基地に配 備する計画を固めている。 日米両政府は3日の日米安全保障協議委員会 (2+2) で P-8 の日本配備を発表したが、対象基地や機数は公表していなかった。  嘉手納基地には現在 P-3 と EP-3 が合わせて8機配備されており、P-8 の米国外での配備は初めてである。
2013.10.05 Yahoo 毎日新聞記事

「防衛省 硫黄島にレーダー・通信傍受施設建設へ」

<1311-100501>
 防衛省が、硫黄島に外国軍の艦船や航空機の通信を傍受するための施設を新設する方針を固め た。 西太平洋上の活動を活発化させている中国軍への警戒監視を強めるため、26年度予算概算要求に設計費など4億5,000万円を計上した。 施設の総工費は約130億円で、 2017年度末までの完成を目指している。
 小野寺防衛相は4日、いままでは日本海や東シナ海が重要とされてきたが、これからは太平洋でもしっかりとした監視体制を取ると述べた。
2013.10.04 Yahoo 読売新聞記事

「敵基地攻撃能力、日米協議で一致…防衛相」

<1311-100401>
 小野寺防衛相が4日、他国からのミサイル攻撃に対抗して基地を攻撃する敵基地攻撃能力について、3日に行われた日米安全保障 協議委員会 (2+2) で議題になったことを明らかにした上で、2+2 で共通の認識になり、今後、日米両国で協議する考えで一致したことを明 らかにした。
2013.10.03 Defense News US to deploy Global Hawks, F-35s, new radars to Japan <1311-100302>
 1997年に開始されて以来初めて東京で開かれた 2+2 で、来年早々から2~3機の Global Hawk日本 に派遣されることで合意した。 派遣は恒久的なものではないが、1年間は駐留する。
 この他に、米海軍が12月から P-8 を派遣することや、海兵隊が2017年から F-35B を派遣することでも合意した。
2013.10.02 Jane's Defence Weekly Japan to develop stealth-detecting long-range radar <1311-100209>
 防衛省がFY14予算要求に、ステルス機対策先進レーダ射統装置の開発予算を37億円要求した 。 計画期間は6年で、実用機開発の資を得るものである。
 レーダは車載型で、FPS-5 や FPS-7 などの固定レーダの情報を元に目標の捕捉追随及びミサイルの発射を行う。 システムは 03式中 SAM や SAM-4 と連接できる。
2013.10.01 Yahoo 朝鮮日報記事

「中国製兵器の重要部品は日本製=香港紙報道」

<1311-100102>
 9月30日付の香港紙が、
HQ-9 の部品のうち電流制御装置である AZ8112 と呼ばれるスイッチがパナソニック製 だと報じた。 また、中国の潜水艇は古野電気製のレーダを使用していると報じた。 同紙はまた、電子素材産業で中国 と日本の技術格差が大きいため、当面は中国製が日本製に取って代わることは事実上不可能だと分析している。
 2010年に中国が輸入した電子部品のうち、コンデンサの35%、抵抗器の28.1%が日本製であった。
2013.10.01 Yahoo 毎日新聞記事

「日米ガイドライン 来秋までに改定の方針」

<1311-100101>
 安倍首相は集団的自衛権の行使容認について公明党への配慮などから来春以降に結論を持ち越したが、日米両政府は『日米防衛 協力の指針』(日米ガイドライン)を来秋までに改定する方針を固めた。 政府は来秋までに憲法解釈変更の論議を終え、新ガイドライン に反映させたい考えである。
 改定協議を開始を10月3日に東京で開く日米安全保障協議委員会 (2+2) で合意し、新ガイドラインをまとめる目標時期も表明する。
2013.09.28 毎日新聞

インターネット

日米:サイバー共同防衛、要綱策定へ バーチャル演習も <1310-092804>
 日米両政府が、防衛当局間でサイバ攻撃への対処を検討する作業部会を設置し、自衛隊や在日 米軍がサイバ攻撃を受けた場合の共同対処要領を策定する方針を固め、10月3日に東京で開く日米安全保障協議委員会 (2+2) で日米防衛相会談が、 サイバ防衛分野の協力に関する覚書に調印する。
 自衛隊と米軍は、この共同対処要領に基づき、ネットワーク上のバーチャル演習場で共同演習も行う。
2013.09.27 Defense News Japan requests AWACS upgrade <1310-092705>
 日本E-767 AWACS 4機用に、ミッションコンピュータの能力向上 (
MCU) を行おうとしている。 契約先となる Boeing社は、契約額を$950Mと見ている。 MCU には以下の内容が含まれ、この結果米空軍の E-3 Sentry との協同がより進 むことになる。
 ・ESM 装置4組
 ・AN/UPX-40 次世代 IFF 装置8基
 ・AN/APX-119 IFF トランスポンダ8基
 ・KIV-77 暗号機4基
2013.09.27 Yahoo 読売新聞記事

「海自最新鋭 P1、来月にも飛行再開…不具合特定」

<1310-092701>
 海上自衛隊の新型哨戒機 P-1 のエンジンが飛行中に止まり、海自が同機の飛行を停止している問題で、防衛省は27日、 エンジンの燃料噴射弁の不具合が原因と特定したと発表した。
 同省は、厚木航空基地などに配備されている5機を順次改修し、来月にも飛行を再開する。
2013.09.22 Yahoo 新華網記事

「中国と日本の『無人機戦争』が勃発?日本側の『撃墜』予告に中国側は『戦争の挑発』―中国メディア」

<1310-092202>
 防衛省中国軍の UAV が日本の領空を侵犯した際の対処法に撃墜を盛り込むことを検討している ことも明らかになったが、中国はこれに対し、撃墜すれは戦争を誘発することになると威嚇した。
 このような中国の強硬姿勢に対して日本は監視強化を表明しており、中国もこれを受けてパトロールを強化し、尖閣諸島での法の執行を常態化させているとしている。
2013.09.22 Yahoo Record China 記事

「尖閣問題 無人機戦争がアジアにやってきた―米誌」

<1310-092201>
 米 Foreign Policy誌が17日、『 UAV 戦争がアジアにやってきた』と題する記事を掲載した。
 9日に尖閣諸島に近い東シナ海上空に中国の UAV が出現し、日本の防空識別圏に進入したが、同誌は UAV による尖閣諸島巡視が実施されれば、アジアの UAV 軍拡競争を招くだろうと指摘している。
2013.09.18 Jane's Defence Weekly Abe plays it safe but looks for defence reforms <1311-091811>
= 安倍政権の防衛政策に関する論評 =
 
2013.09.18 Yahoo 読売新聞記事

「離島防衛に『水陸両用団』…3千人規模で新設へ」

<1310-091803>
 政府が18日、離島防衛を担う3,000名規模の専門部隊『水陸両用団』(仮称)を27年度にも陸上自 衛隊に新設する方針を固め、来年度に30名程度の水陸両用準備隊を設置する。
 水陸両用団はこの準備隊を基に、西部方面普通科連隊も組み入れ中央即応集団に編入し、全国各地の離島に機動的に展開することも想定している。
2013.09.11 Jane's Defence Weekly Japan requets $55m fir first flight of ATD-X <1310-091108>
 防衛省が26年度予算で ATD-X に、55億円を要求した。
 ATD-X はFY14に初飛行する計画である。
2013.09.10 Yahoo 新華網記事

「小野寺防衛相が指示、中国が尖閣で2つの『初めて』を展開、日本は警戒が必要―香港メディア」

<1310-091002>
 香港紙が10日、小野寺防衛相が10日、中国の爆撃機や艦隊が日本の西南海域を通過していることに鑑みて、中国軍の艦船と航空機に対する 監視を強化する必要があることから、防衛省と各自衛隊に相当の緊張感をもって対応するよう指示したことを明らかにしたと報じた。
 防衛省は、中国の爆撃機が沖縄本島と宮古島の間の空域を飛行したのは初めてで、尖閣諸島付近の空域で UAV が飛行したのも初めてだとした上で、異常な状況であると見て 、9日に特別警戒令を発して自衛隊の各部隊に警戒強化を指示した。
2013.09.09 Aviation Week & ST Japan's ATD-X fighter demonstrator in static testing <1311-090901>
 ATD-X の静荷重試験が、2014~2016年に行われる飛行試験に向けて、技術研究本部で行われて いる。
 ATD-X は、そのままで実用戦闘機になるのではなく、F-3 として提案されている実用機の開発は2017年に開始され、その 10年後に装備化される。
2013.09.04 Jane's Defence Weekly Japanese MoD requests largest budget increase in 22 years <1310-090409>
 防衛省が8月30日、前年度比3%増26年度予算要求を行った。
 要求額が3%増となるのは、平成4年度の3.8%増以来22年ぶりである。
2013.08.31 Yahoo 産経新聞記事

「 NSC、自衛官が半数 発足時20人 軍事情報の集約強化」

<1309-083103>
 防衛省が30日、外交安全保障政策の司令塔となる国家安全保障会議(日本版 NSC )の事務局となる国家安全保障局(安保 局)の要員として約20名の自衛官を出向させる方針を固めた。 年内に予定する発足時の安保局要員は40~40名規模のため、自衛官 が半数を占めることになる。
 安保局で自衛官のトップとなる審議官に将補を充て、軍事情報の集約能力を強化する。
2013.08.31 Yahoo JNN ニュース

「防衛省、改革案発表 安全保障環境の変化に対応」

<1309-083102>
 防衛省はが安全保障環境の変化に対応するため、組織改革案を発表した。 内局と各幕がそれぞれに持っている装備調達部 門をまとめて防衛装備庁の創設を視野に組織を改編するほか、部隊運用に関する業務を基本的に統幕に一元 化することなどが柱となっている。
 また、対外的な交渉を専門に担当する防衛審議官を新設し、各国との関係強化をはかるとしている。
2013.08.29 Yahoo 毎日新聞記事

「オスプレイ 『15年度に導入』防衛省が目標明」

<1309-082903>
 防衛省が28日、前年度当初比1,390億円増 (3%増) の4兆8,928億円とする概算要求を自民党に示した。 実現すれば2年連続 の増額になる。
 防衛省はまた概算要求に、購入費を27年度予算に計上することを目指すと明記したうえで、 Osprey の調査費1億円を盛り込む。
2013.08.28 Jane's Defence Weekly Out of the blue <1310-082808>
= 各国の BVRAAM の現状に関する6頁の特集記事 =
欧州の BVRAAM
米国の混迷
中国のからくり
ロシアの決意
困難の果ての Astra (インド)
南半球の連携
日本の潜在能力
先を見るイスラエル
2013.08.27 朝日新聞

インターネット

海保、概算要求13%増 尖閣対応で巡視船や桟橋整備 <1309-082706>
 海上保安庁が27日、26年度予算の概算要求額を、前年度の当初予算と比べ13%増の1,963億円と公 表した。 尖閣諸島沖の領海に侵入する中国公船の警備に主眼を置き、石垣島に巡視船用の桟橋を造るなど、領海警備に29%増 の459億円を要求する。
 海保は昨年度から巡視船12隻の新造や改修を進めており、27年度までに600名規模の尖閣専従チームを発足させ、その拠点 となる石垣港に4隻分の桟橋を造り、近くに乗組員の宿舎も整備する。 専従チームの乗組員を確保するため、戦後の海保発足直後を除くと最多の528名の増員を要求する。
2013.08.25 Yahoo 毎日新聞記事

「防衛省 陸自機材更新へ 3自衛隊、相互通信可能に」

<1309-082501>
 防衛省が、離島防衛などに欠かせない陸海空三自衛隊の連携を改善するため、海空自と周波数や変換方式などが異なる陸自の通信 機器の更新に乗り出す。 来年度予算の概算要求で陸自部隊の通信機材費約100億円を計上する。
 防衛省は防衛計画大綱見直しの中間報告で水陸両用機能の確保を盛り込んだが、こうした作戦の中核は陸自が担うのに、通信面で陸自は孤立してきた。
2013.08.23 Yahoo 琉球新報記事

「那覇に飛行警戒部隊 防衛省、概算要求に関連費」

<1309-082302>
 防衛省が22日までに、那覇基地に E-2C を常駐配備するため、飛行警戒監視隊を新設する方針を固め、26年度予算概算要求 に関連費13億円を計上する。 E-2C は三沢基地を拠点に飛行警戒監視隊が13機を装備しているが、部隊新設に伴い三沢基地のうち約半数を那覇に移 す。
 航空自衛隊は、手狭な那覇基地の実情に加え、沖縄の基地負担に配慮して、三沢基地から那覇基地に展開するローテーション配備で対応してきたが、緊急発進回数の増加を 踏まえ、常駐化させ警戒監視態勢の強化を図る。
2013.08.23 Yahoo Searchina 記事

わが海軍の艦艇…質・数が海上自衛隊を超えるのは時間の問題=中国

<1309-082301>
 米国の Military photos.net が、中国の造船所が建造中の艦艇の写真を公開した。 専門家は、大型水上艦艇や第三世 代原潜の建造は、空母艦隊の編成を急いでいることを裏付けているようで、大量建造は中国に複数の空母艦隊を編成できる ことを意味すると見ている。
 中国のある造船所で撮影された写真によると、公試運転中の Type 052C 2隻、艤装中の Type 052D 3隻、船台で組み立て 中の Type 052D 1隻、船体ブロックを製造中の Type 052D 1隻の、少なくとも7隻の駆逐艦を建造 している。
 中国海軍は今後4年にわたり、2ヵ所の造船所で、8~12隻の Type 054A改フリゲート艦を建造する計画で、更に5ヵ所の造船所でも同時に、 45~55隻もの Type 056/056A コルベット艦を建造している。
【註】
 中国が建造中の日本では護衛艦と呼ばれるこの種水上艦の総数が60~74隻であるのに対し、現在わが国で建造中の護衛艦は、21年度艦から24年度艦 で、DD×2隻、DDH×2隻の、合わせてわずか4隻に過ぎない。
2013.08.22 Yahoo 時事通信記事

「ロシア軍機が領空侵犯=福岡・沖ノ島北西」

<1309-082203>
 防衛省が22日、ロシア軍Tu-95 2機が同日昼すぎに沖ノ島北西の領空を侵犯したと発表した。
 ロシアによる領空侵犯は今年2月以来で、旧ソ連時代を含めると35回目になる。
2013.08.22 Yahoo 産経新聞記事

「中国機の侵犯監視へ、那覇に『飛行警戒隊』 防衛省方針」

<1309-082202>
 防衛省が21日、那覇基地E-2C を装備する『飛行警戒監視隊』を新設する方針を固め、26年度 予算案概算要求に13億円を計上する。
 E-2C は三沢基地を拠点にする飛行警戒監視隊が13機を保有しているが、E-2C は配備から30年以上経過し老朽化しつつあるため、後継機の選定作業にも入り、27年度予算で 購入経費を盛り込む。
 また、併せて AWACS の搭載機器の能力も向上させる。 AWACS は浜松基地を拠点とする『飛行警戒管制隊』が装備している。
2013.08.19 毎日新聞

インターネット

政府:安保戦略年内策定へ 初の中長期国家目標 <1309-081902>
 政府は、国家戦略に関する包括的な指針となる『国家安全保障戦略』を年内に策定する方針を固めた。 外交や経済も含 め中長期的な国家目標を示す初めての政府文書となるもので、今後は従来の防衛計画の大綱は下位文書と位置づけられる。
 国家安全保障戦略は、国際的な安全保障環境や日本を取り巻く情勢についての認識を提示したうえで、国益追求のために目指すべき課題や諸外国との関係について道筋を示 すものとなり、防衛政策にとどまらず、経済力の強化やエネルギ政策推進など幅広い分野に言及しながら、国家戦略上の優先課題について内外に明 らかにするものとなる。
2013.08.19 Yahoo 朝日新聞記事

「求む日本の巡視船 東南アジア各国導入検討 背景に中国」

<1309-081901>
 ベトナムが、日本の巡視船の導入を考え始めた。 東南アジアではインドネシアフィリピンに次ぐ動きで、この分野で日本の支援を求める国は8ヵ国に上る。
 巡視船導入を考えているのは漁船の安全を管轄する農業農村開発省水産局であるが、両政府関係者によると海上警察への供与も模索していて、7月末に海上保安大の練習船 こじま がダナン港に寄港した際に、ベトナム海上警察の幹部が歓迎式典で、海保には豊富な経験があるので今後も協力を進めたいと日本の 支援に期待を寄せている。
こじま のダナン寄港記事:1309-080105 (Record China 2013.08.01)】
2013.08.18 Yahoo NNN ニュース

「防衛省、オスプレイ購入へ“調査費1億円”」

<1309-081802>
 防衛省が、MV-22 Osprey を導入する方針を固め、来年度予算の概算要求に購入に向けた本格的な調査費約1億円を盛り込 むことを決めた。 早ければ2015年度から陸上自衛隊に導入するとして、年内にまとめる新中期防にも明記する。
 また、中国や北朝鮮の警戒監視を行う UAV も、2015年度の導入に向け約2億円の調査費を求める。
2013.08.18 Yahoo 毎日新聞記事

「無人偵察機 配備前倒し14年度以降3機 防衛省」

<1309-081801>
 防衛省が来年度予算の概算要求で、Global Hawk HALE UAV を 導入する費用を計上する方針を固めた。 2014~2018年度で3機購入し、地上施設整備も含めた費用は1,000億円前後とな る。
 HALE UAV については民主党政権が2016年度以降の導入を検討していたが、導入時期を前倒し、年内に公表する新たな中期防にも明記する。
2013.08.14 Jane's Defence Weekly Japan unvils largest-ever helicopter carrier <1310-081401>
 海上自衛隊が8月6日、満載排水量24,000tと戦後最大の自衛艦である DDH 183 いずも を公開した。 いずも は全長248m、全幅38mで、Mk 15 Mod 31 SeaRAM 2基Phalanx Block ⅠA 2門を装備し、SH-60K 7機MCH-101 2機を搭載する。
 18,290tのひゅうが級ヘリ空母は、2009年と2011年に就役している。
2013.08.09 Yahoo Record China 記事

「『日本威嚇』目的の中露合同軍事演習、効果なく水泡に帰す―タイ紙」

<1309-080901>
 タイの Bangkok Times紙が8日、中国海軍とロシア太平洋艦隊が7月に日本海で行った合同軍事演習 日本に対する威嚇が目的だったが、効果はなく無駄だったと報じた。
。 多くのアナリストは今回の演習について、日米両国を政治目標としたもので、中国が日本の政権交代に合わせて威嚇する意図があったと分析し たが、7月の参院選で同演習が話題になることはなく、中国の目論見は水泡に帰した。
2013.08.07 Jane's Defence Weekly UAVs, marines, BMD top Japanese MoD's policy recommendations <1310-080701>
= 防衛省がまとめた防衛計画大綱中間報告に関する日本人記者の記事 =
 
2013.08.07 Yahoo Searchina 記事

「わが国がスリランカの港に投資…焦った日印が競争に参入=中国」

<1309-080702>
 中国企業が投資し建設したスリランカのコロンボ国際コンテナターミナルが、5日に正式 運営を開始した。
 これについて Bloomberg は5日、同港は中国のスリランカにおける最大規模の投資プロジェクトで、中国は2005年より同国に対して$3.7B億ドル以上の投資と資金援助を行 っており、そのうちの大部分は港湾、高速道路、発電所の建設に充てられている。 インドと日本もスリランカの競争に加わったと報じた。
2013.07.25 Yahoo 読売新聞記事

「中国艦艇が日本一周航海、洋上で補給も…防衛省」

<1308-072504>
 防衛省が25日、沖縄本島と宮古島間の海域を太平洋から東シナ海に向けて通過する中国海軍の駆逐艦など5隻を確認したと発表した。 統合幕僚 監部によると、25日午後7時頃、P-3C が宮古島の北東約100kmの海域で5隻を確認した。 これらの艦艇は、太平洋上で補給なども行っていた。
 これらの艦艇は、今月に対馬海峡や宗谷海峡を通過して太平洋に進出しており、同省によると中国艦艇が日本を一周して航行したのが確認された のは初めてである。
2013.07.25 産経新聞

インターネット

防衛費2年連続増額へ 来年度4%増 尖閣で上積みも <1308-072502>
 防衛省は24日、平成26年度予算案概算要求で防衛関係費として1,800億円増 4%増)となる4兆9,400億円を計上する方針を固めた。 安倍晋三首相は25年度の防衛費を11年ぶりに増額に転じさせており、2年連続の増額となる。 但し1,800億円 増額の内訳
 ① 国家公務員給与削減の25年度末終了に伴う人件費増1,000億円
 ② 円安による輸入装備品などの価格上昇分400億円
 ③ 消費税の5%から8%への引き上げによる調達経費増200億円
 ④ 米空母艦載機の岩国基地への移駐工事本格化などの増200億円
自然増にすぎないため、防衛省は部隊の活動や訓練での原油価格上昇による燃料費上昇についても活動経費の増額も要求 する。
2013.07.24 東京新聞

インターネット

無人偵察機導入を明記 新防衛大綱の中間報告 <1308-072405>
 政府が年末に策定する新防衛大綱に向けた防衛省中間報告の概要が24日に明らかになった。 防衛省は26日に公表する。
 尖閣諸島周辺などでの警戒監視体制を強化するため HALE UAV の導入を明記したほか、敵基地を 攻撃する能力の保持に関する検討開始や、海兵隊的機能の確保も柱に据えている。
2013.07.22 Defense News This year's top 100 lists <1308-072203>
 ・ 33位 (23位) 三菱重工
 ・ 44位 (55位) 日本電気
 ・ 51位 (40位) 川崎重工
 ・ 53位 (54位) 三菱電機
 ・ 54位 (番外)  DeNA
 ・ 89位 (93位) 東 芝
 ・ 97位 (92位) 富士通
 ・ 99位 (番外) 石川島播磨
 ・100位 (番外) 小 松         ( )内は昨年順位
2013.07.20 Yahoo Searchina 記事

「わが軍艦による宗谷海峡の通貨は日本に向けた強いシグナル=中国」

<1308-072001>
 中国網日本語版が、中国の軍艦が1週間に及ぶ中ロ合同軍事演習『海上連合 2013』を終えた後、初めて 宗谷海峡を通り北太平洋の国際海峡に入った。 中国は海軍部隊に迂回して日本列島に沿って航行するよう命じたと報じた。
 ウラジオストク港近くの日本海で行われた中ロ合同演習で、中国海軍は実力を示したが、演習は日本と米国に向けたものだと見ることができる。
【註】
 中国網 (China Net) は、中華人民共和国国務院直属の中国外文出版発行事業局が管理運営するニュースサイトである。
2013.07.17 朝日新聞

インターネット

自衛隊運用、制服組に移管 来年度にも、文官部局は廃止 <1308-071702>
 防衛省が自衛隊の運用について、文官からなる内部部局の運用企画局を廃止して統合幕僚監部に一元化する方針を固め た。
 運用企画局は部隊の活動や訓練を担当するが制服組も同様の組織を持ち、双方が防衛相に提言できる仕組みになっている。 運用企画局は機能が統合幕僚監部に移管され る形で廃止され、自衛隊の運用はすべて制服組の管轄となり、背広組の役割は大きく後退する。
2013.07.14 Yahoo FNN ニュース

「日本政府、艦載機として新たに『F-35B』導入を検討」

<1308-071401>
 次期主力戦闘機 F-35 について、日本政府は DDH への艦載機として導入することも検討していることがわかった。
 F-35B は米海兵隊が2017年夏に米本土外としては初めて岩国基地に配備する計画で、日本は2020年代半ば以降の導入を目指し検討している。
2013.06.26 Yahoo WEDGE 記事

「仮想敵は日本 韓国軍が狂わせる日米韓の歯車」

<1307-062604>
 5月の連休後半に韓国海軍の高官らとの会談を予定していた河野海上幕僚長の訪韓が、韓国側から訪問は受け入れられない との連絡があり突然取りやめとなった。
 その1ヵ月前にも、陸幕の装備部長と運用支援部長訪韓を計画していた韓国陸軍との軍事対話が、相 次いでキャンセルされていた。 今年に入って韓国陸軍は、陸将以上の訪問は遠慮願いたいと通告してきたため、陸幕では陸将補であれば韓国側も受け入れるはずと 判断し、2人を訪韓させて朝鮮半島情勢について意見交換するつもりだった。
2013.06.26 産経新聞

インターネット

陸自に短距離弾道弾 沖縄配備で尖閣防衛 防衛大綱盛り込みへ <1307-062601>
 防衛省が、中国による尖閣諸島など東シナ海の離島侵攻への抑止力強化を目指して、沖縄本島に配備する射程 400~500kmの SRBM の開発を検討している。 7月にまとめる防衛計画大綱改定案中間報告に明記し、26年 度予算概算要求調査研究費を計上したい考えである。
 防衛省は2016年以降に MLRS 発射機から ATACMS を発射する案を検討していたが、ATACMS の射程は300kmで、沖縄本島から400km以上の尖閣には届かない。
【註】
 射程500kmの SRBM 開発の本当の目的は尖閣諸島問題にあるのであろうか。
 昨年米韓が、それまで300kmに制限されている韓国の BM の射程を550kmに延長することで合意し、韓国が射程500kmの玄武-2Bの開発を開始している。
2013.06.22 Yahoo 夕刊フジ記事

「辛坊氏を救出した海自飛行艇のスゴさ 水陸両用の『US-2』」

<1307-062201>
 US-2 が大荒れの太平洋(註:宮城県沖約1,200km)で漂流していた、ニュースキャスターの辛坊氏らを救出した。 当時の波高 は4mであった。
 US-2 は5月の日印首脳会談でインド輸出を検討することで合意したほか、南西諸島の自治体などから沖縄への配備を求める声 もあがっており、今回の大救出劇が輸出、配備増への追い風となる可能性がある。
2013.06.21 Defense News Lockheed, Mitsubishi sign F-35 FACO deal <1307-062102>
 Lockheed Martin社と MHI社が今週、F-35 の最終組み立てライン (FACO) 開設作業を開始 する協定に調印した。 F-35 は最初の4機を Fort Worth の Lockheed Martin社工場で組みたて、残る38機を日本で組みたてる。
 F-35 の FACO は、来月開設されるイタリアに続いて、日本が二番目になる。
2013.06.20 Yahoo 読売新聞記事

「最新鋭哨戒機『P1』飛行停止…深刻な不具合」

<1307-062002>
 海上自衛隊が3月に配備を始めた P-1 に深刻な不具合が見つかり、海自が安全性に問題があるとして飛行を停止した。  P-1 は、試作機のほか量産機2機が3月に厚木基地に配備され、現在は運用試験中である。
 関係者によると、 KHI社が、6月末に追加配備予定の機体の飛行試験を太平洋上で実施していた5月13日に、1機のジェットエンジンの燃焼が急に不安定になって停止したが 、乗員が手動で再起動させ着陸させたという。
2013.06.15 Yahoo NNN ニュース
「オスプレイ、海自護衛艦に初着艦 米」
<1307-061501>
 カリフォルニア州サンディエゴ沖で行われている自衛隊と米軍による大規模な離島奪還訓練で、現地時間14日に米海兵隊の MV-22 オスプレイが初 めて護衛艦 ひゅうが への発着艦と格納庫に収容する訓練が行われた。
2013.06.12 Jane's Defence Weekly Japan, France begin talks on collaboration <1307-061213>
 日仏防衛装備の共同開発で合意した。
 共同開発の対象となるのは C4ISR 分野と見られ、指揮統制装置、EO 及びレーダ装置になる模様である。
2013.06.12 NHK ニュース 護衛艦の巡視船転用見送りへ <1307-061201>
 政府は、退役した海上自衛隊の護衛艦を海上保安庁の巡視船に転用できないか検討してきたが、装備を変えるための 費用がかさむうえ、使用できる年数が短いことなどから、転用は見送ることになった。
 また、護衛艦と従来の巡視船ではエンジンの仕組みが異なり、海上保安官にとって操作が難しいことなども、転用を見送る理由である。
2013.06.11 東京新聞

インターネット

日英が情報保護協定締結で合意へ G8 の場で首脳会談 <1307-061102>
 政府筋が11日、安倍首相が来週、英ロックアーンで開催する G8 首脳会議でキャメロン首相と会談し、軍事面を含む機 密情報の交換を可能にする両国間の情報保護協定締結で正式合意する見通しとなったことを明らかにした。 また、外務防衛閣僚級協議 (2 plus 2) を視野に、ハイレベルの政府間対話創設に関しても協議する。
 日本は、豊富な国際情報活動を展開する英国との協力を通じ、アフリカなどを念頭に在外邦人の安全につなげたい考えであるのに対し、英国は情報提供の見返りに高い技 術力を持つ日本と防衛装備品の共同開発を本格化させる構えである。
2013.06.11 Yahoo JNN ニュース

「オスプレイ、海自の護衛艦に着艦訓練へ 災害救援想定」

<1307-061101>
 日米共同の離島防衛演習 Dawn Blitz 2013 が11日にカリフォルニア州で始まった。 この演習には西部方面普通科連隊や戦闘ヘリコプタ、また 海上自衛隊からは護衛艦 ひゅうがあたご が参加している。
 特に ひゅうが では、今回の演習に合わせて、災害救援という想定で初めてアメリカ軍のオスプレイが着艦する 訓練が行われる。
2013.06.10 Defense News Japan might delay F-35 purchases <1307-061003>
 森本前防衛相が、2021年までに42機調達する F-35 の計画は、最近の円高による 価格上昇から遅れることになると見られると述べた。 恐らく2023年頃までかかる模様である。
 F-35 は2017年に4機が輸入され、その後38機が国産される。
2013.06.08 NHK ニュース 東欧との関係強化へ 共同声明で調整 <1307-060801>
 安倍首相は、今月開かれる G8 サミットに先だってポーランドを訪れ、ポーランドハンガリーチェコスロバキアの東欧4ヵ国首脳と会談し、安全保障や経済面で の関係強化などを盛り込んだ共同声明を発表する方向で調整を進めている。
 東ヨーロッパでも近年、中国の影響力が強まっている。
2013.06.07 東京新聞

インターネット

日仏首脳、2プラス2創設で合意 防衛装備品を共同開発 <1307-060701>
 安倍首相が7日、フランスのオランド大統領と官邸で会談し、安全保障分野での協力を強めるた め、外務防衛閣僚級協議(2プラス2)を創設することで合意した。
 防衛装備品の共同開発や輸出管理の在り方を話し合う場とする。
2013.06.01 Yahoo 時事通信記事
「北朝鮮核・ミサイルは『脅威』=日米韓」
<1307-060104>
 小野寺防衛相ヘーゲル米国防長官金寛鎮韓国国防相が1日シンガポールで 会談し、北朝鮮の核、ミサイル問題に関し、挑発行為は深刻な脅威だとの認識で一致した。
2013.05.28 東京新聞

インターネット

内閣官房に国家安全保障局創設 日本版 NSC 要綱 <1306-052804>
 政府が28日、外交安全保障政策の司令塔となる日本版「国家安全保障会議 (NSC) 」の創設に関する有識者会議を官邸で開き、首相をトップに3閣 僚との4者会議常設を柱とした関連法案の要綱を最終報告した。 6月上旬に閣議決定して今国会に提出し、 秋の臨時国会での成立を目指す。
 それによると、内閣官房に事務局として数十人規模国家安全保障局を新設し、4者会議を恒常的にサポートする。
2013.05.26 Defense News Japan plans more aggressive defense <1306-052604>
= 自民党の『提言・新防衛計画の大綱について』を紹介分析する記事 =
 THAAD 導入に言及している。
 22DDH に F-35B を搭載する改造が行われるのではないかと見られる。
2013.05.22 Jane's Defence Weekly Insitu delivers first ScanEagle for JGSDF <1307-052206>
 Insitu社が、陸上自衛隊で評価試験が行われる ScanEagle 1機を MHI社に納入した。 これは2012年7月に MHI 及び双 日と契約されたもので、陸自で12ヶ月間の評価試験が行われる。
2013.05.22 毎日新聞

インターネット

日米韓:防衛相が会談へ 3年ぶり、6月に <1306-052202>
 日米韓三ヵ国が、5月31日からシンガポールで開かれるアジア安全保障会議に合わせ、6月1日に防衛相 国防相会談を現地で開催する方針を決めた。 会談では、北朝鮮による核開発や中国の動向などについて意見交換が行われる。
 3ヵ国の防衛相国防相会談が開かれるのは2010年6月以来3年ぶりとなる。
2013.05.19 Yahoo 時事通信記事

「また外国潜水艦航行=沖縄・南大東島接続水域―中国海軍か・防衛省」

<1306-051902>
 防衛省が19日、外国の潜水艦が同日早朝に南大東島沖の接続水域を潜ったまま航行したと発表 した。 領海への侵入はなかった。 防衛省は、国籍についてほぼ特定しているが公表は控えるとしているが、中国海軍が潜水艦による示威行為を した可能性もある。
今月2日には奄美大島沖の接続水域を、12日には久米島沖の同水域を中国海軍とみられる潜水艦が潜没航行したばかりである。
2013.05.13 産経新聞

インターネット

接続水域に中国原潜、米空母追尾か 防衛相『海上警備行動を準備』 沖縄近海 <1306-051302>
 12日深夜から13日朝にかけて久米島南方の接続水域内を潜航したまま通過した潜水艦について 防衛省は、公式には潜水艦を国籍不明としているが、中国の原子力潜水艦と断定している。 小野寺防衛相は13日、領海に入れば海上警備行動を発 令する予定だったと述べた。
 同省は2日夜にも国籍不明の潜水艦が奄美大島の西の海域で接続水域内を潜航したことも公表したが、12~13日の潜水艦 とは別の中国原潜とみている。 政府は2隻の中国原潜は、13日に韓国で始まった米韓合同海上訓練に参加するため釜山に向かっていた空母 Nimitz を追尾威嚇するために投入されたと分析している。
2013.05.13 Yahoo 時事通信記事

「国籍不明潜水艦が一時航行=久米島沖の接続水域―防衛省」

<1306-051301>
 防衛省が13日、国籍不明の潜水艦が12日深夜、久米島沖の接続水域を潜ったまま航行したと発 表した。 領海への侵入はなかった。
 2日には奄美大島西方の接続水域を航行する国籍不明の潜水艦も確認されており、同省が情報収集を進めている。
2013.05.12 Yahoo 毎日新聞記事

「米海軍 ペルシャ湾沖で掃海訓練、40ヵ国以上参加」

<1306-051201>
 米海軍第5艦隊が12日、ペルシャ湾沖で日本や英仏など世界40ヵ国以上が参加する史上最大規模の国際 掃海訓練を本格的に開始した。
 演習は30日までで、参加国が計35艦船を派遣、日本からは海上自衛隊が参加している。
2013.05 Jane's Missiles & Rockets Japan budgets for new anti-ship missiles <1306-050013>
 防衛省がFY13予算で、次期対艦ミサイル開発の初期分として13億円を確保した。 このミサイルは海上自衛隊が現有の90式の後 継として装備するもので、陸上自衛隊が79発装備する12式を元にしており、発射後の目標変換が可能になる。
 一方114億円かけて開発している航空自衛隊の XASM-3 は後回しになる。
2013.04.30 Yahoo 週プレ NEWS 記事

「自衛隊の『サイバー空間防衛隊(仮称)』は機能するのか?」

<1305-043003>
 陸上自衛隊に編成されるサイバ空間防衛隊に配置される人員がわずか100名程度の予定である ことから、システム防護隊の初代隊長を務め、現在はラック・サイバーセキュリティ研究所の所長である伊東寛氏が、サイバー戦の能力は人数だけで決まるわけではないが 、他国に比べるとあまりに少なすぎると指摘している。
 中国のサイバ部隊は民兵も含めて40万もいるといわれており、アメリカで2万 韓国は現状500名だが、今後大幅に拡充することが決まっている。 そして北朝鮮にはサイ バ部隊の精鋭が1,000~2,000名いる。
2013.04.30 NHK ニュース 日米防衛相 尖閣問題で中国をけん制 <1305-043002>
 アメリカを訪れている小野寺防衛大臣は、日本時間30日未明にヘーゲル国防長官と会談したあと、共同記者会見を行っ た。
 この席でヘーゲル長官は、尖閣諸島は日本の施政権の下に置かれていることから、日米安全保障条約の適用範囲内であり、緊張を高め誤算につな がる行為は地域の安定を損なうものだと述べた。 そのうえで、アメリカは一方的、威圧的に日本の施政権を侵そうとするいかなる行為にも反対す ると述べ、領海侵犯を繰り返す中国をけん制した。
2013.04.27 Yahoo 産経新聞記事

「尖閣周辺、中国軍機40機超 8隻侵入時 新型大半『前代未聞の威嚇』」

<1305-042702>
 複数の政府高官が26日、尖閣諸島周辺の日本領海に中国の海監8隻が侵入した23日に中国軍の戦闘機など軍用機が40機以上 が尖閣周辺に飛来していたことを明らかにした。 軍用機は戦闘機が大半で、Su-27 と Su-30 であった。
 軍用機接近は、海上保安庁の警備態勢や護衛艦、P-3C の配置を上空から情報収集し、海監に伝える狙いもあったとみられる。
2013.04.19 Yahoo 毎日新聞記事

北朝鮮核 『日本への脅威はミサイルより小型船』米専門家

<1305-041901>
 北朝鮮の弾道ミサイル開発について米科学者、ヘッカー元ロスアラモス研究所長が18日、核弾頭を搭載するミサイルの実用化には大気圏への再突入の実験 も必要であることから、ICBM の開発には5年以上、IRBM にも5年近くかかると述べ、日本に到達可能な核弾頭を搭載した弾 道弾の実用化にはまだ時間がかか るとし、短期的には小型船による核兵器の運搬が最も深刻な脅威だとの見方を示した。
2013.04.12 産経新聞

インターネット

空自スクランブル800回、冷戦期に匹敵 『尖閣』以降、中国対応で急増 <1305-041201>
 中国の戦闘機や情報収集機が日本領空に接近した飛行は、昨年4~9月までは69回にとどまり、前年同期の83回を下回っ ていたが、9月の尖閣諸島の国有化以降に急増し、平成24年度には250回を超え、前年度の156回から急増した。
 これにより航空自衛隊の戦闘機や空中警戒管制機の出動総数は約800回と、冷戦終結以降では最多となった。
2013.04.10 Yahoo 時事通信記事

「日台、尖閣周辺に共同水域=台湾漁船操業を許可―領有権に触れず」

<1305-041006>
 日本と台湾が10日、尖閣諸島周辺海域を対象とした漁業協定を締結した。 協定締結は協議開始以来17年ぶりである。  尖閣周辺の日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に協定適用水域(共同水域)を設け、台湾漁船の操業 を許可する。
 協定は領有権には触れていないが、台湾漁船が日本の領海に入ることは引き続き認めない
2013.04.08 産経新聞

インターネット

原発警護に自衛隊出動 政府、月内にも改正案提出 <1305-040807>
 政府が7日、自衛隊の警護出動の対象に原子力関連施設を加え、原子力発電所を警護できるようにする自衛隊法改正案を 今国会に提出する方針を固め、自衛隊が海外で邦人保護活動を行う際に陸上輸送も認める改正とあわせ、月内にも閣議決定国会 提出する。
 原発の警護は、現行法では第一義的に警察や海上保安庁が担当し、警察力だけで対応できない場合に限り、首相による治安出動の発令を経て自衛隊も警護に加わることが できるが、治安出動は国会承認を必要とするため、緊急事態に間に合わない可能性がある。
2013.04 International Defence Review Japan to regenerates KC-130Rs <1305-040019>
 海上自衛隊が、米海兵隊が使用した中古の KC-130R 6機を roll-on-roll-off 輸送機に改造して購入 する。
2013.03.27 Jane's Defence Weekly MHI to invest in F-35A production <1305-032703>
 三菱重工が3月21日、数十億円かけて名古屋航空宇宙製作所小牧南工場に F-35A の組み立てラインを建設する準備を進め ていることを明らかにした。
2013.03.22 東京新聞

インターネット

防衛相、尖閣有事は平素から検討 日米共同作戦計画 <1304-032203>
 小野寺防衛相が22日、尖閣諸島をめぐる有事を念頭にした日米共同作戦計画の策定に関連して、武力攻撃への対応は平素から検討しており、安 全保障環境に対応し米国と意見交換すると述べ、米側と幅広く協議を進める考えを示した。
2013.03.22 Yahoo ロイタ通信記事

「尖閣諸島めぐり日米が共同作戦策定、中国『深刻な懸念』」

<1304-032202>
 尖閣諸島での有事を念頭に日米が共同作戦計画の策定に乗り出したと日本のメディアが21日に報じたことを受け、 中国外務省は深刻な懸念を示すと不快感を表明した。
 共同通信は21日、共同作戦計画の策定で、岩崎茂統合幕僚長と米太平洋軍司令官が米ハワイ で21~22日に会談すると報じたが、米国防総省は会談することを確認する一方で、アジア太平洋地域での治安情勢について協議する見通しだとした。
2013.03.18 Yahoo 朝日新聞記事

「中国に仏企業がヘリ装置売却 日本、仏政府に懸念伝える」

<1304-031802>
 フランスの防衛企業 DCNS社が中国にヘリコプタ着艦装置を売却したことで、日本政府が仏政府に懸 念を伝えた。 尖閣諸島周辺の領海に侵入する中国公船に装備されるとみて警戒している。 これに対し仏政府は、対中武器禁輸の対象外との立場だが、日本側は 調整中の日仏首脳会談に影響しないよう対応を求めている。
 同社の公表報道によるとこの着艦装置は、船の甲板に設置する小さな穴が一面に並ぶ特殊な鋼板で、ヘリ側から着艦時に伸びる棒が刺さることで固定され、悪天候でも 離着艦が可能になる。 納入先は中国のほか韓国や台湾、欧米など20ヵ国を超えるとしている。
2013.03.18 東京新聞

インターネット

中国軍幹部、射撃レーダー認める 『艦長判断』『領空侵犯は作戦』 <1304-031801>
 中国海軍のフリゲート艦が護衛艦にレーダ照射した問題で、中国軍の将官級など複数の高級幹部が17日までに、共同通信の取材に対し、攻撃用 の射撃管制レーダを照射したことを認めた。 その上で艦長の緊急判断だったと述べ、計画的な行動との見方を否定した。
 一方、昨年12月に中国の国家海洋局の航空機が、尖閣諸島付近で領空侵犯した問題については、軍の作戦計画だったと 認めた。
2013.03.16 Yahoo 読売新聞記事

「ロシア爆撃機が日本列島一周、空自機が緊急発進」

<1304-031602>
 防衛省が15日、ロシア軍の Tu-95 2機日本列島を一周するルートで飛行を行ったと発表した。 同省統合幕僚監部 によると、2機は九州の西側を南下し沖縄近海に出たのち、太平洋を日本列島に沿って北上し、北海道を周回して北の方角に飛び去ったという。
 ロシア軍機が同様の飛行をするのは2011年9月以来で、防衛省でロシア側の意図などについて分析している。
2013.03.15 Yahoo 毎日新聞記事

「気球型レーダー 政府が導入検討 尖閣など警戒監視に」

<1304-031502>
 政府は尖閣諸島などの警戒監視のため気球型レーダシステムを導入できないか検討を始めた。 中国機による昨年末の領空侵犯を受け、航空自 衛隊は E-2C や E-767 で警戒しているが、隊員の疲労や燃料費の増加といった問題もあり、負担を軽減するため無人の気球型レーダ導入論が浮上した。
 政府は25年度当初予算案に F-15 配備拡充と合わせて調査費5,000万円を計上しており、宮古島を含む先島諸島に配備が可能か研究する。
2013.03.14 産経新聞

インターネット

『ミリタリー・バランス2013』増強続くアジアの軍事費、初めて欧州諸国抜く 英研究所 <1304-031402>
 英国国際戦略研究所 (IISS) が14日、"Military Ballance 2013" を発表した。 その中で、中国の軍備増強に対 応を迫られるアジア諸国全体の軍事費が2012年に初めて欧州諸国の国防費を上回ったとしてい る。
 中国の軍事費は2011年から2012年にかけて8.3%増大し、アジア全体は2011年に対前年比で2.44%増だったのが2012年には同4.94%となった。 ただ、 日本については2010年から2012年にかけ東アジアで唯一防衛費を削減した国と紹介している。
2013.03.05 NHK

インターネット

退役護衛艦の巡視船転用を検討 <1304-030506>
 小野寺防衛大臣が、尖閣諸島の周辺で警戒などに当たっている海上保安庁の体制を強化するため、退役した海上自衛隊の 護衛艦を巡視船に転用できないか検討していることを明らかにした。
 同大臣は、護衛艦は平成24年度に1隻25年度に3隻退役することが決まっているが、退役護衛艦の活用について事 務レベルで緊密な連携を図っていると述べた。
2013.03.05 Yahoo ANN ニュース

「退役予定の海自護衛艦 海保巡視船に転用を検討」

<1304-030505>
 海上保安庁は、尖閣諸島で領海侵入を繰り返す中国公船に対応するため、2015年度末までに増強した尖閣専従チームを立ち上げる予定ですが、巡視船を新造する場 合、約3年かかるということから、来年3月までに退役する予定の海上自衛隊の護衛艦4隻の転用を検討している。 4隻は就役から30年近くた っているはつゆき型で、巡視船の新造までの間をカバーするという。
 しかし、転用には武器の撤去の費用や操船可能な人員を養成する必要があるなど課題も多く、実現できるかどうか不透明な状況である。
2013.02.10 Yahoo JSF 軍事ブロガー

「中国海軍フリゲートが照射したレーダーの種類」

<1303-021001>
 1月30日に尖閣諸島付近の海域で海上自衛隊の護衛艦 ゆうだち にレーダを照射したのは、江衛Ⅱ級フリゲート艦(Type 053H2G/H3)の 連雲港 で、この型が搭載している捜索警戒用レーダと火器管制レーダは以下の通りである。
  1. Type 345  火器管制レーダ (対空ミサイル用
  2. Type 343GA火器管制レーダ (速射砲、対艦ミサイル用
  3. Type 360  警戒捜索レーダ  (対水上、低空用)
  4. Type 517  警戒捜索レーダ  (長距離対空用)
  5. Type 341  火器管制レーダ (機関砲用
【註】
 連雲港ゆうだち に向けた火器管制レーダは、対艦射撃を目的としてならば Type 343GA(右図)とみられる。
 Type 343GA であれば機械走査型でレドームもないことから、アンテナが ゆうだち に向けらレたことは、画像からも映像からも確認できる。
 ただ、『アンテナを向けただけで、電波は出していない』との言い訳も可能である。
2013.02.09 Yahoo 産経新聞記事

「中国軍の“挑発”沈静化 レーダー照射『軍独断』か?」

<1303-020901>
 政府が5日に中国海軍艦艇の射撃管制用レーダ照射を発表して以降、東シナ海での中国軍の挑発が沈静化しており、中国共 産党指導部が挑発を自粛するよう指示したためとみられ、政府は照射が軍の独断だったとの見方を強めている。
 政府高官は『年末から一触即発の状態が続いていたが、6日以降は驚くほど静かになった』とし、別の高官も『フリゲート艦を尖閣北方から後退させることはないが、この3日 間の領空接近は皆無だ』と語っている。 昨年9月以降 Y-8 哨戒機と Y-8 情報収集機、12月からは Y-8 を護衛する形で J-10 も加え領空接近が連日 続いていた。
2013.02.07 Yahoo 時事通信記事

「ロシア戦闘機が領空侵犯=5年ぶり、北海道・利尻沖―外務省が抗議」

<1303-020701>
 防衛省が7日、ロシアの戦闘機2機が利尻島南西の日本領空を侵犯したと発表した。 ロシア機の領空侵犯は2008年2月 以来5年ぶりで、旧ソ連時代を含めると34回目になる。
 同省によると、7日午後、Su-27 2機が接近しているのを探知した航空自衛隊が、三沢基地から F-2 計4機を緊急発進させ、同基地が無線で領空 に入らないよう通告したが、午後2時59分から同3時までの1分11秒間、領空に侵入した。
2013.02.05 Yahoo 時事通信記事

「中国艦、海自護衛艦にレーダー照射=射撃用、1月に尖閣周辺―領有権主張で威嚇か」

<1303-020501>
 防衛省が5日、中国海軍のフリゲート艦が1月30日に東シナ海で、海上自衛隊の護衛艦に射撃用の火器管制レーダを照射し たと発表した。 防衛省によると、中国海軍の江衛Ⅱ級フリゲート艦(註:Type 053H2G/H3 右図上)1隻から、護衛艦 ゆうだち がレーダ照 射された。

 1月19日にも、東シナ海で中国海軍の江凱Ⅰ級フリゲート艦(註:Type 054 右図下)1隻から護衛艦 おおなみ 搭載の SH-60K に火器管制レーダが照射された疑いがある。

2013.01.29 Yahoo 産経新聞記事

「25年度政府予算案 尖閣専従チーム正式決定 海保強化に364億円」

<1302-012903>
 平成25年度の予算案では、海上保安庁の強化に24年度比37.6%増の364億円が盛り込まれ、27年度 までに巡視船12隻600名規模の尖閣専従部隊を編成することが正式に決まった。
 25年度予算案では、専従部隊が装備する1,000t級巡視船など20隻や航空機13機の整備費を確保した。 また119名の大幅増員も行い、尖閣の警備を担当している第11管 区海上保安本部(那覇)の負担軽減のため、11管に30名からなる那覇海上保安部を新設して、沖縄本島のパトロールなどの業務を移管する。
2013.01.29 Yahoo 時事通信記事

「防衛費11年ぶりプラス=予算案」

<1302-012902>
 29日に決まった25年度予算政府案は尖閣問題を踏まえ、防衛省と海上保安庁の警備態勢を強化する内容にになり、防衛費 は米軍再編関係費など除けば11年ぶりの増額になった。
2013.01.28 Yahoo 産経新聞記事

「宇宙の目 コストの壁 情報収集衛星、軌道に 運用費1兆円、性能も課題」

<1302-012801>
 北朝鮮による弾道ミサイル発射を契機に導入された情報収集衛星は、今回の成功で当初予定から10年遅れで本格運用の見 通しとなった。 運用計画の遅れは平成15年の打ち上げ失敗や、レーダー衛星が19年と22年に相次ぎ故障したことによる。
 本格運用には光学衛星レーダ衛星各2基の4基体制が必要だが、今までは光学3基とレーダ1基が 稼働する変則的な状態にあり、レーダ衛星が1基足りないため、夜間や曇りのときは撮影回数の半減を余儀なくされていたが、今回のレーダ4号機が 機能すれば、ようやく態勢が整う。
 政府は高性能の衛星開発を継続する方針だが、1兆円規模に及ぶ巨額の費用が重くのしかかる。
2013.01.26 Yahoo 産経新聞記事

「防衛費400億円増に圧縮 予算案 財務省が大幅増員難色」

<1302-012601>
 政府が25日、平成25年度予算案の防衛関係費に関し、防衛省や自民党が今年度の4兆6,453億円から約1,200億円の 上積みを目指していた伸び幅を約400億円に圧縮する方針を固め、29日の閣議決定に向けた財務、防衛両省の調整で大筋合 意した。
 防衛省は尖閣諸島周辺での中国の活動に対処するため大幅定員増を求めたが、財務省が難色を示した。
2013.01.25 東京新聞

インターネット

民主策定の防衛大綱凍結、見直し 13年度、暫定方針で整備 <1302-012501>
 政府が25日の閣議で、民主党政権が2010年に策定した防衛計画大綱の凍結中期防の廃止を決め た。
 これに伴い25年度予算編成に向けて『各種事態への即応性向上』と『領土、領海、領空を守る態勢強化』などを掲げた暫定的な防衛整備方針も 決定した。
2013.01.24 Yahoo 時事通信記事

「中国機への緊急発進が最多=尖閣国有化後に急増―防衛省」

<1302-012401>
 統合幕僚監部が24日、中国機に対する2012年度第1~3/四半期の航空自衛隊戦闘機の緊急発進160回 に上り、国別の統計を公表し始めた2001年度以降で最多だったと発表した。
 年間を通じて最多だった2011年度の156回を上回っており、年間最多を更新するのは確実な見込みである。
2013.01.22 Yahoo Searchina 記事

「日米が共同開発を計画する新型艦『トリマラン型』とは」

<1302-012205>
 中国網によると、日米両国は米海軍 Indipendence に類似した三胴船型(トリマラン型)艦の共同 開発を計画している。
 三胴船型は現在、新型船舶の研究の寵児となりつつあり、米英などの海軍強国は、三胴船型や五胴船型を始めとする技術が、21世紀の海軍を一新するだろうとしてい る。日米は同技術の今後に期待しており、今回の提携に至ったとみられる
2013.01.17 Yahoo 読売新聞記事

「先島諸島に空自戦闘機部隊の配備検討…尖閣警戒」

<1302-011701>
 尖閣諸島周辺で中国機による領空侵犯や接近などが頻発していることを受け、政府が先島諸島に戦闘機部隊を配備する検討に入ったことが16日に分 かった。
 政府は25年度予算に、配備のための調査費として数百万円を計上する方向で調整している。
 候補地として検討されているのは、戦闘機の運用に支障のない3,000mの滑走路を持つ下地島空港で、新石垣空港宮古空港も検討対象となる。
2013.01.15 Yahoo 沖縄タイムス記事

「下地島に空自 F15 常駐 国が検討」

<1302-011502>
 中国の航空機による尖閣諸島周辺への領空侵犯に対処するため、防衛省が宮古島市の下地島空港に F-15 を常駐させる案を検討していることを、政 府関係者が14日に明らかにした。
 那覇基地から尖閣までは420kmあり、F-15 が緊急発進しても到着まで15~20分かかるとされる。  沖縄県が管理する下地島空港は尖閣まで190kmと近い上、3,000m滑走路があり、防衛省は利用価値は非常に高いと評価して いる。
2013.01.11 Yahoo 時事通信記事

「防衛省、1000億円増額=概算要求締め切り―財務省」

<1302-011104>
 財務省が11日、平成25年度予算案の概算要求を締め切った。 防衛省は24年度予算比で約1,000億円の増額を要求したが、 多くの省庁は2012年9月に民主党政権下で提出した水準に抑えたため、一般会計の要求総額は9月時点の約98兆円から大幅な変動はないもようである。
2013.01.11 Yahoo 時事通信記事

「『戦火の可能性、新段階に』=尖閣への軍用機出動で中国紙」

<1302-011103>
 人民日報系の環球時報が11日の社説で、中国の戦闘機が10日に尖閣諸島に接近して航空自衛隊が緊急発進したことについ て、尖閣諸島空域で初めて出現した中日の軍用機による示威行動で、中日が戦火を交える可能性新たな段階に入ったと指摘 した。
2013.01.11 Yahoo 読売新聞記事

「中国戦闘機も現場空域に…10日の空自緊急発進」

<1302-011102>
 複数の中国軍用機が10日、東シナ海に設定された日本の ADIZ 内を飛行し、自衛隊機が緊急発進した問題で、中国国防省が 11日、偵察機1機が通常の哨戒飛行を行っていたところ、F-15 2機に追尾され、付近に日本の偵察機もいたため、J-10 2機が出動して確認 と監視に当たったと、3機が現場空域を飛行したことを認めた。
2013.01.10 Yahoo FNN ニュース
「尖閣諸島接近の中国軍機、対艦ミサイル搭載の戦闘攻撃機か」
<1302-011002>
 尖閣諸島に接近した中国軍機は、対艦ミサイル搭載の戦闘機だったとみられる。
 自衛隊のレーダで確認したのは、JH-7 など少なくとも3種類十数機とみられる。
2013.01.10 Yahoo JNN ニュース

「尖閣周辺に中国軍機接近、空自 緊急発進」

<1302-011001>
 戦闘機など複数の中国軍機が10日、尖閣諸島に接近した。 政府関係者によると、戦闘機を含む複 数の中国軍機が尖閣諸島の北180kmの東シナ海に設定された ADIZ に入り、自衛隊機が緊急発進した。 領空侵犯はしていないという。
 尖閣諸島周辺では去年から中国の国家海洋局所属のプロペラ機が領空侵犯するなどしているが、中国軍機の接近は初である。
2013.01.09 Yahoo 産経新聞記事
「中国外務省 日本政府の警告射撃検討に反発」
<1302-010904>
 中国外務省報道官が9日、日本政府が尖閣諸島周辺で日本領空への接近飛行を繰り返す中国機に対し、自衛隊による警告射撃 などを検討していることについて、日本側の行動の拡大には高い警戒心を持っているなどと反発した。
2013.01.09 Yahoo Searchina 記事

「尖閣空域で自衛隊機『警告射撃も』…中国人『反撃だ』」

<1302-010903>
 中国メディアが9日、日本政府が尖閣諸島周辺にしばしば侵入して来る中国機に自衛隊機による警告射撃など対抗措置の強化を検討しはじめたと報 じたたことに対し、この記事を伝えた中国のニュースサイトでは、強い反発を示し対抗措置や反撃を求める書き込みが集まりはじめた。
2013.01.09 Yahoo 朝日新聞記事

「経済対策で PAC3 、戦闘機改修も 防衛省が補正に計上」

<1302-010901>
 防衛省が24年度補正予算案の緊急経済対策として1,805億円を要求し、PAC-3 の購入や F-15 の性能向上のための改修などを盛り込んだ。 補正の要求総額は2,124億円で、一回の補正としては過去最大になるが、安倍政権による防衛予 算の拡大方針のもと財務省は満額を認める見通しである。
 防衛省が計上したのはこのほか、哨戒ヘリ3機、03式中 SAM、輸送ヘリ1機、救難ヘリ2機、掃海輸送ヘリ2機と、主要な防衛装備品の整備が並ぶ。
2013.01.07 東京新聞

インターネット

防衛大綱、年内見直し 現行凍結を閣議決定へ <1302-010703>
 政府、自民党が7日、民主党政権が2010年に策定した防衛計画大綱と、2015年度までの中期防を凍結し、これに代わる 暫定的な整備方針を近く閣議決定することを決めた。
 新たな防衛大綱と中期防年内に策定する。
2013.01.07 Yahoo 産経新聞記事

「防衛費1,200億円増へ 11年ぶり増額」

<1302-010702>
 防衛省が7日の自民党国防部会で、平成25年度予算防衛関係費1,000億円超上積みする方針を説 明した。 これを受け同部会などは、前年度の4兆6,453億円から1,200億円 (2.6%) 増額する決議を採択した。 遠距離から小型機を探知できるレーダの調査研究や、 MV-22 Osprey の導入を検討するための調査費も盛り込んでいる。
 これとは別に24年度補正予算でも装備品取得など2,124億円を要求する。
2013.01.07 Yahoo 毎日新聞記事

「防衛大綱、参院選までに見直し 政府・自民が作業本格化」

<1302-010701>
 政府、自民党が7日、民主党政権が2010年に改定した防衛計大綱と中期防を7月の参院選までに見直す方針を固めた。
 この方針を受け防衛省は7日、25年度予算の概算要求を自民党に提示した。 防衛関係費を11年ぶりに増額し、24年度当初予算 (4兆6,453) から1,000億円 超の増額を要求し、25年度末時点で414名減とした定員削減を撤回し、現定員の維持を盛り込んだ。
2013.01.04 産経新聞

インターネット

防衛費1000億円上積み 政府・自民方針 現行大綱、中期防は凍結 <1302-010401>
 政府・自民党が3日、25年度の防衛関係予算について、自衛官定員の拡充などのため概算要求から1,000億円規模の 上積みを図る方針を固めた。 防衛省は25年度予算の防衛関係費として、前年度予算比602億円減の4兆5,851億円を概算要求しているが、政権転落 前の4兆7,000億円規模に回復させることを目指す。
 防衛予算の上積みにあたり、民主党政権下で22年に策定された現行の防衛大綱と23年度から5年間の中期防は、当面凍結する考えで、新たな防衛大綱、中 期防は今夏以降に見直し作業を本格化させ、今年中にまとめる。 具体的には、前年度比1,220名減となっている陸上自衛隊の定員削減計画の見直し、F-15 の近代 化改修の拡充などを検討する。
2013.01.02 Jane's Defence Weekly US could deploy its first F-35s to Japan in 2017 <1302-010206>
 アジア太平洋地域で軍事力の rebalance を図るためその存在感を高めようとしている米国防総省が、2017年に F-35 の最初の海外配備として岩国基地への配備を計画している。
 またこの他にもわが国には F-22 や MV-22 の配備も行っている。