2017年の在日米軍に関する記事

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2017.11.29 Jane's Defence Weekly USAF starts Pacific deployment of F-35 <1801-112905>
 米太平洋軍司令部が11月21日、空軍がF-35A初の海外展開を沖縄で開始したと発表した。
 嘉手納基地には11月上旬からユタ州Hill AFBの第388戦闘機航空団(FW)と第419FWから12機と人員300名以上が移動し、嘉手納に駐留している第18 FWのF-15Cと 行動を共にしている。
2017.11.27 Yahoo 毎日新聞記事

「米艦載機 27日にも第2陣の30機岩国移転 防衛局伝達」

<1712-112702>
 米空母Ronald Reagan艦載機の厚木基地から岩国基地への移駐で中国四国防衛局が26日、 第二陣としてF/A-18など30機が27日にも移駐すると、山口県と岩国市に伝えた。 第一陣のE-2D 5機8月に移駐しており、来年5月までに艦載機計61機が段階的に移駐する。
 防衛局によると、第二陣はF/A-18 2個隊24機とEA-18G 1個隊6機の計30機で、このうち24、25日に岩国基地に到着しているF/A-18など11機について防衛局は当初、 沖ノ鳥島沖で22日に発生したC-2艦載輸送機の墜落事故を受けた運用の一環で正式移駐ではないと説明していたが、そのまま配備されることになるとしている。
2017.11.23 Yahoo 毎日新聞記事

「米軍 主力戦闘攻撃機15機が24日に岩国基地に飛来」

<1712-112302>
 防衛省中国四国防衛局が23日、F/A-18 15機が24日岩国に飛来すると発表した。 同防衛局によると、今回の 飛来について米軍は、沖ノ鳥島周辺で22日に発生したC-2艦載輸送機の墜落事故を受けた一時的な処置であり、厚木基地の艦載機部隊を岩 国基地へ移転する計画による正式移転ではないと説明しているが、F/A-18 48機の岩国配備今 月に始まり、来年5月までに61機が段階的に移る計画であることから、飛来がそのまま配備につながる可能性もあるとみている。  艦載機移転は第一陣のE-2D 5機が8月に到着している。
2017.11.22 Jane's 360 USAF commences Pacific deployment of F-35 <1712-112205>
 米太平洋軍司令部が21日、米空軍がF-35A初の海外実戦展開沖縄で行ったと発表した。 F-35Aは4月に欧州に 派遣されたことはある。
 嘉手納AFBに派遣されたのはユタ州Hill AFBを基地とする第388及び第419戦闘飛行隊からのF-35A 12機と兵員300名以上で、11月上旬から 同基地所属第18航空団のF-15Cと共に任務に就いている。
2017.11.16 Stars & Stries 16 high-tech F-35B stealth fighters now deployed to Japan <1712-111605>
 米海兵隊岩国基地に15日にF-35B 3機が飛来し、1月からF-35Bを装備している所属の第121飛行隊が 16機の編成を完結した。
2017.10.31 朝日新聞

インターネット

日本版海兵隊、2020年代前半に沖縄へ 米部隊移転後 <1711-103101>
 複数の政府関係者が、陸上自衛隊に来年3月に新編される水陸機動団当初は相浦駐屯地 をはじめ九州に置くが、2020年代の前半には沖縄県の米海兵隊キャンプ・ハンセンにも配置する方針を固め、米 側と調整に入ったことを明らかにした。
 在日米軍再編に伴って沖縄に駐留する米海兵隊の一部がグアムに移転した後を想定しているという。
2017.10.30 産経新聞

インターネット

米空軍 F35A が2機、嘉手納到着 アジア初の実戦配備 <1711-103003>
 F-35A 2機が30日に米軍嘉手納基地に飛来した。 米太平洋軍が6ヵ月間のローテーションによる配備を発表し ていた12機のうちの2機とみられる。
 太平洋軍が管轄するアジア太平洋地域では初の実戦配備となる。
【関連記事:1711-102302 (DN 2017.10.23)】
2017.10.23 Defense News Air Force F-35s coming to Japan in November <1711-102302>
 米空軍が11月上旬、太平洋地域で初めて嘉手納基地にF-35A 12機を6ヶ月間の計画で配備する。
 嘉手納に派遣されるのはユタ州Hill AFB所属の第34戦闘機飛行隊で、300名を超える兵員も派遣される。
2017.09.08 Yahoo 時事通信記事

「第7艦隊、深刻な訓練不足=乗員4割修了せず―米海軍」

<1710-090802>
 米議会付属の政府監査院(
GAO)高官が7日、第7艦隊所属艦の衝突事故が相次いだことについて下院軍事委員 会で証言し、同艦隊の乗組員の4割近く定期訓練を受けていなかったと明らかにした。
 任務が増える中で人員が減ったため、十分な訓練時間を確保できなかったとみられることから、過度な負担や訓練不足が事故につながっ た可能性がある。
2017.08.31 Yahoo 時事通信記事

「東アジアにイージス艦2隻派遣へ=対北朝鮮で日韓防衛態勢維持―米太平洋軍司令官」

<1709-083101>
 米太平洋軍司令官のハリス海軍大将が28日に太平洋軍司令部で時事通信と単独会見し、衝突事故で長期の修理が必要となった 第7艦隊所属艦2隻の代替として、来年にも別のAegis駆逐艦2隻を派遣すると明らかにした。
 ハリス大将は第7艦隊について、現在は2隻が離脱した状態だが、日本などの防衛に十分な数はそろっているとしたうえで、さらに必要があれば 、いつでも艦船を増強できる用意があると述べ、北朝鮮のミサイルの脅威に十分対応できるとの見方を示した。
2017.05.29 Aviation Week & ST Northern Edge <1708-052903>
 1月から岩国基地に駐留している米海兵隊のVMFA 121飛行隊は、F-35B 10機を装備して日本国中ばかりか韓国に も飛行しているが、5月1~12日にアラスカ州で行われた"Northern Edge"演習にも8機を派遣した。
 アラスカ州のEielson AFBには、2020年に空軍がF-35Aを配備する計画になっている。
2017.05.11 中央日報 ロナルド・レーガン、カール・ビンソンと任務交代 北朝鮮挑発を抑制 <1706-051101>
 CNN TVが9日、横須賀基地で1月から4ヶ月余りの間行われていた維持補修作業を終えた空母Ronald Reagan>が、近く Carl Vinson
CSG任務を交代すると報じた。
Ronald Reaganは今月7日から日本の東部海域で試運転に入っている。
【註】
 米第3艦隊の空母Carl Vinsonが朝鮮半島海域に派遣されたのは、単に定期修理中で動けないRonald Reaganの穴埋めであった可能性が高い。
 もし今後、定期修理を終えて米西海岸にいる空母Nimitzが極東海域に派遣されれば、初めて戦力強化と見なすことができる。
【関連記事:1705-041705 (DN 2017.04.17)】
2017.05.01 産経新聞

インターネット

無人偵察機グローバルホーク、横田基地に到着 <1706-050103>
 グアムの米空軍Andersen AFB所属のRQ-4 Global Hawk 1機が1日、横田基地に飛来し、10月まで日本で運用 される。 今回の1機に続いて48時間以内に2機目が到着するという。
 米空軍横田基地広報部によると、台風などを避けるための一時的な配備というが北朝鮮への警戒とみられる。 同基地にはGlobal Hawk 5機 と人員105名を配置するという。
2017.03.09 Yahoo 朝鮮日報記事

「日本に配備されたXバンドレーダーには何も言わない中国」

<1704-030903>
 中国は韓国へのTHAAD配備に対し、レーダの捕捉範囲中国の戦略的かつ安全保障上の 利益を侵害しているとして反対しているが、同型のX-abndレーダはすでに日本で2ヶ所に配備 され探知距離が2,000kmのForward Based Modeで使用されているが、韓国に配備されるTHAADレーダは 探知距離1,000kmのTeminal Based Modeで使用される。 ところが中国は探知距離が長い日本のレーダを問題視したとは聞いたことがない。
 中国には日米韓同盟から韓国を引き離す意図があるとの見方もあったが、最近は習主席が公の席で反対したにもかかわらず、 韓国が聞き入れなかったことへの怒りという見方の方がより説得力がある。
2017.03.07 Yahoo ロイタ通信記事

「在日米軍攻撃を想定の北ミサイル、『新たな段階』と稲田防衛相」

<1704-030706>
 稲田防衛相が7日、北朝鮮のBM発射在日米軍への攻撃を想定した訓練だったとの朝鮮 中央通信の報道について、新たな脅威の段階に入っていることが明確になったと語った。
 また、北朝鮮は昨年同時期の米韓合同軍事演習の期間中、7発の弾道ミサイルを発射していることから、今後、さらなる挑発行為に出る可能性も否定できないと述べ た。
2017.01.23 Aviation Week & ST Lockheed Martin F-35Bs of U.S. Marine Corps squadron VMFA-121 <1703-012301>
 米海兵隊VMFA-121飛行隊のF-35Bが1月18日、初の海外展開として岩国
MCASに到着した。
2017.01.18 Jane's Defence Weekly USMC begins first operational overseas deployment of F-35B... <1703-011808>
 米国防総省が1月10日、アリゾナ州Yuma
MCAS駐留第3海兵航空団第121飛行隊所属の海兵隊の F-35Bが、岩国MCASに移動初の海外展開をしたと発表した。
 121VMFAは2012年11月に海兵隊で初めて、2015年7月にIOCとなった実用型F-35Bを装備している。
2017.01.18 Defense News First F-35B fighter jets arrive in Japan <1702-011805>
 今月中に配備されるF-35B 10機の1番機が18日17:30に岩国基地に到着した。 VMFA-121飛行隊"Geen Knights"の 残りの6機は夏までに到着する。 VMFA-121飛行隊は今年アラスカで行われるNorthern Edge演習、GuamのForager Fury演習、韓国でのSsang Yong及びMax Thunder演習 に参加する。
 このうち秋に行われるNorthern Edge演習ではF-35Bが初めて強襲揚陸艦Waspに搭載される。 バージニア 州Norfolkを母港としているWaspは、この時点で第7艦隊の所属になり、母港を佐世保 に移す。
2017.01.18 Yahoo 産経新聞記事
「最新鋭ステルス戦闘機 F35 が岩国基地に到着 稲田防衛相『最も現代的で高度な能力』」
<1702-011801>
 岩国基地に配備されるF-35Bが18日に到着した。
 防衛省によると1月に10機8月に6機が到着し、合わせて16機が配備されるという。
2017.01.11 Stars & Stripes F-35B stealth fighters head to Japan for first overseas mission <1702-011105>
 米海兵隊が10日の声明で、第121戦闘攻撃飛行隊 (VMFA-121)のF-35Bが9日に font color=red>岩国海兵隊航空基地(
MCAS)を目指し、アリゾナ州Yuma MCASを飛び立ったと発表した。 VMFA-121は日本時間11日 朝時点でまだ岩国に到着していない。
 岩国MCASへのF-35Bの配備はF-35初の海外配備で、F-35計画にとって意義のある一歩となる。
2017.01.11 NHKニュース 米海兵隊の F35 配備先の岩国基地に向け出発 <1702-011101>
 米海兵隊が10日、岩国基地に配備するF-35B 10機がアリゾナ州の基地から 9日に出発したと発表した。 F-35が米国外の基地に配備されるのはこれが初めてで、今週中にも岩国基地に到着してF/A-18などと交代する。
 米国防総省は、今回の10機に加えて今年後半にも6機を岩国基地に派遣し、合わせて16機にする
2017.01.05 Stars & Stripes Reagan carrier group getting Airborne Early Warning Squadron <1702-010505>
 米海軍の空母Ronald Reaganの航空部隊
CAW-5に所属している厚木基地所属第125 AEW飛行隊(VAW-125)に代わるVAW-125が、来月岩国基地に飛来する。
 現在バージニア州Norfolkを基地としているVAW-125はE-2の最新型であるE-2Dを装備している。
2017.01.05 Yahoo 毎日新聞記事

「在日米海軍 艦載機部隊の岩国移転 17年7月以降に開始」

<1702-010501>
 在日米海軍が5日、厚木基地から岩国基地への艦載機部隊の移転を今年7月以降に開始すると発表した。 移転する のは当初でF/A-18 59機で、 岩国基地に現在配置されているF/A-18やAV-8Bなど60機と合わせて岩国基地の米軍機は120機となり、100機が常駐 する嘉手納基地と並ぶ極東最大級の航空基地になる。
 岩国基地では今年8月までにAV-8Bなどの代替としてF-35B 16機の配備も計画している。