年 月 日 出 典 標 題 要 旨 2024.12.31 10:05 讀賣新聞(Yahoo) 海自艦艇の共同開発、政府がインドネシアに再提案へ…ジョコ前政権下では交渉停滞 <2501-123103> 複数の日本政府関係者が、政府がインドネシアに海上自衛隊艦艇の共同開発を改めて提案する方針を固めたことを明らかにした。 同国が関心を示してきた護衛艦が念頭にあり、中谷防衛相が2025年1月上旬に同国を訪問し、シャムスディン国防相に伝える。 インドネシア政府は、護衛艦のほか、潜水艦にも高い関心があり、数年前から共同開発などに向けた協議を続けてきたが、ジョコ前政権下では、首都移転で多大な資金を投じたことなどから交渉が停滞していた。 同国では10月に、交渉の経緯を知るスビアント前国防相が大統領に就任し、中谷防衛相は1月5~8日の日程で同国を訪問し新政権との間で交渉の意向があるかを確認し、直後に石破首相も訪問予定で、中谷防衛相の訪問は首脳会談に向けた地ならしとなる。 2024.11.11 18:30 Reuters 通信(Yahoo) インドネシア「南シナ海で中国の主張認めず」、開発協定には調印 <2412-111115> インドネシア政府が11日、中国と共同海洋開発協定に調印したにもかかわらず、南シナ海における中国の主張を認めていないと表明した。 一部アナリストは同協定がインドネシアの主権的権利を損なう恐れがあると警告している。 南シナ海における中国との協定は長年にわたって敏感な問題で、同国の広大な領有権主張を正当化するものと解釈されることを恐れ、一部の領有権主張国は協定を結ぶことを警戒している。 インドネシアのプラボウォ大統領が中国を訪問した週末に発表された共同声明は「両国は主張が重複するエリアにおける共同開発について重要な共通認識に達した」としている。 インドネシア外務省はこれまで、南シナ海で中国と管轄権はかぶっていないと繰り返し主張している。 同省は11日、その立場に変わりはなく、協定は自国の主権的権利に何の影響も与えないと説明し、「インドネシアはこれらの中国の主張には国際的な法的根拠がないという立場を改めて表明する」とし、「今回のパートナーシップは北ナトゥナ海における主権、主権的権利、インドネシアの管轄権に影響を与えるものではない」とした。 中国外務省からはインドネシアの声明に対するコメントを得られていない。 2024.11.04 14:07 共同通信(Yahoo) ロシアと初の軍事演習 ジャワ海で5日間 インドネシア <2412-110408> インドネシア海軍は4日、東ジャワ州スラバヤ沖でロシア海軍との合同演習を開始した。 演習はスラバヤ沖のジャワ海で8日まで行われる。 ロシア海軍は水上艦艇4隻と潜水艦2隻を派遣し、インドネシア海軍からも艦艇2隻とヘリコプター1機、兵員約200名が参加した。 2国間での演習は初めてで、10月20日にプラボウォ大統領が就任したばかりのインドネシアは、全方位外交路線を維持しながらも、ロシアとの関係を強化していく可能性がある。 2024.10.25 13:50 朝日新聞(Yahoo) 南シナ海でインドネシアの調査船を妨害 中国「主権有する」と主張 <2411-102505> インドネシア海上保安機構が24日、南シナ海の南端にある同国の排他的経済水域(EEZ)に中国海警艦1隻が侵入し、活動中だった調査船を妨害したと発表した。 インドネシアと中国は同海域の海洋権益をめぐって対立している。 海上保安機構などによると、23日に南シナ海の南端にあるナトゥナ諸島北側のEEZに中国艦が侵入して同海域にいた国営石油会社の調査船に接近し、妨害する動きを見せた。 調査船は石油や天然ガス採掘に向けた地震データなどの採集をしていた。 その後、現場に到着した海上保安機構が中国艦を追尾し、EEZ外に追い出したという。 同海域には、21日にも同じ中国海警局艦が侵入していた。 海上保安機構が公開した動画によると、当局が無線で呼びかけると中国艦から「中国は南沙諸島とその周辺海域に対し、明白な主権を有している」と応答があった。 2024.10.25 11:53 Reuters 通信(Yahoo) インドネシア、BRICS 加盟意向を表明 新政権の政策と一致 <2411-102504> インドネシア外務省は、BRICSに加盟する意向を表明したと明らかにした。 世界経済に占めるシェアは35%にのぼるBRICSには現在、ブラジル、中国、エジプト、エチオピア、インド、イラン、ロシア、南アフリカ、UAEなどが加盟しており、今週、ロシア西部のカザンで首脳会議が開催される中、インドネシア外務省は24日遅くにBRICSへの加盟手続きが始まったと明らかにした。 新外相に就任したスギオノ外相は「インドネシアのBRICS加盟は、自主的かつ積極的な外交政策の表れで、特定のブロックに加盟するという意味ではなく、あらゆるフォーラムに積極的に参加するという意味だ」と説明した。 また、BRICS加盟はプラボウォ政権の主要政策である食糧とエネルギーの安全保障や貧困撲滅、人材育成に一致するとし、BRICSをグローバルサウスの利益を推進する手段とみなしていると語った。 インドネシアは2024年に入り、2~3年以内に経済協力開発機構 (OECD) に加盟することを目指すとも表明していた。 2024.10.24 18:09 Reuters 通信(Yahoo) インドネシア、南シナ海で中国公船を追い払ったと発表 今週2回目 <2411-102407> インドネシア海上保安機構 (BAKAMLA) が24日、南シナ海で国営エネルギー会社による調査を妨害した中国海警局艦をインドネシア領海から再び追い払ったと発表した。 BAKAMLAによると、中国艦は21日にこの海域は中国の管轄内だと主張して24日に戻ってきて、また追い払われたという。 発生現場は中国の海南島から1,500km離れたインドネシアのナトゥナ諸島沖だが、正確な場所は今のところはっきりしていない。 中国外務省の林報道官は24日、海警局は「国際法と国内法にのっとって、中国の管轄海域で定期的な巡航」を行っていると説明し、インドネシアとの協議を強化し、両国間の海洋問題を適切に処理したいと述べた。 24日の対立はインドネシアのシャフリ新国防相がジャカルタで中国大使と会談していた際に起こった。 国防省の発表文によると、シャフリ国防相は共同演習を含む中国との防衛協力強化を期待したが、今週起きた一連の出来事には触れられていない。 2024.08.20 15:18 時事通信(Yahoo) 防衛協力協定で合意 対中けん制、合同演習も 豪インドネシア <2409-082012> アルバニージー豪首相が20日、首都キャンベラでインドネシア次期大統領のプラボウォ国防相と会談し、2国間の新たな防衛協力協定について実質合意した。 両国軍が互いに相手国の施設を利用することや合同演習の実施を可能にする内容で、近くインドネシアで署名される。 インド太平洋で覇権主義的動きを強める中国への牽制となりそうである。 豪インドネシア両国間にはこれまでも防衛協力の取り決めはあったが、条約レベルに格上げして協力内容を拡充させることにした。 アルバニージー首相は「この歴史的な協定は両国の安全だけでなく、地域の安定にとっても極めて重要だ」と強調し、プラボウォ次期大統領も「協定は大きな進展で、良き隣人関係を継続していく」と語った。 2024.07.26 21:09 時事通信(Yahoo) 南シナ海「平和的解決を」 インドネシア、中国外相に要求 ASEAN会議 <2408-072614> ASEAN各国外相らと中国の王共産党政治局員兼外相との会議が26日にラオスの首都ビエンチャンで開かれた。 中国とフィリピンなどが領有権を争い衝突が起きている南シナ海問題が議論され、インドネシアのルトノ外相は王外相に対話によって平和的に解決すべきだと要求した。 インドネシア外務省によると、ルトノ外相は「中国はインド太平洋地域の平和と安定の維持に貢献する必要がある。 南シナ海の問題は中国とASEANの障害となっている」と強調し、紛争回避のための「行動規範」を早期に策定することの重要性を訴えた。 2024.05.09 09:03 中央日報(Yahoo) 韓国防衛事業庁、「KF-21 インドネシア分担金」1兆ウォン削減受け入れる…技術移転も縮小 <2406-050910> 韓国が開発中のKF-21の共同開発国インドネシアの技術陣が機密流出で捜査を受けるなか、「開発分担金を減らして技術の移転も減らしたい」というインドネシア側の提案を、分担金削減と技術流出疑惑は別の問題としながら韓国政府が事実上受け入れることにした。 DAPAは8日に、「インドネシアがKF-21開発終了時点の2026年までにKRW600Bを出すことで分担金調整を提案し、その提案に基づいて調整を進めている」とし「調整された分担金の規模に合わせてインドネシアに対する技術移転の価値の規模も調整する」と明らかにした。 DAPAは国防部や企画財政部など関連部処と協議した後、早ければ5月末に開かれる防衛事業推進委員会の会議で最終決定を出す。 DAPAによると、当初インドネシアは2026年までに全体開発費用の20%に該当するKRW1.6Tを分担することにしていたが、最近これまでKRW400Bを支払い、KRW200Bだけを追加で出すと提案してきた。 インドネシア側の責任未履行を受け入れることにした理由についてDAPAは、「開発完了と装備化時期が迫った時点でインドネシア側の分担金未納と意思決定の遅延が続けばKF-21の装備化にも影響を及ぼしかねない」と説明した。 分担金を多く受けようとして遅延するよりは、ここで終えて装備化に集中するという。 2024.04.03 21:47 テレ朝 News(Yahoo) インドネシア次期大統領と安保協力推進を 岸田総理 <2405-040326> 岸田首相が2月の大統領選で当選したインドネシアのプラボウォ次期大統領と初めて会談し、中国が海洋進出を続ける南シナ海や東シナ海での連携の強化について確認した。 プラボウォ次期大統領は来日する直前に中国を訪れ、習国家主席と会談している。 会談では日本とインドネシア双方が「古くからの友人だ」と確認したうえで、岸田首相は、覇権を強める中国を念頭に「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて安全保障分野での協力も進めていきたい」と強調した。 これに対し、プラボウォ次期大統領は「安全保障協力をはじめ農水産業や防災を含む幅広い分野での協力をさらに強化したい」と応じたという。 2024.04.03 12:45 日経新聞 木原氏「防衛協力を強化」 日インドネシア防衛相会談 <2405-040311> 木原防衛相が3日に防衛省でインドネシアの次期大統領プラボウォ国防相と会談した。 木原防衛相は「2国間、多国間の防衛協力・交流も引き続き強化していきたい」と述べた。 木原防衛相は海洋進出を強める中国を念頭に、南シナ海での力による一方的な現状変更や緊張を高める行為に強く反対すると表明し「法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋を維持・強化していきたい」とも強調した。 プラボウォ次期大統領はインドネシアの軍人が防衛大学校に留学する計画を自身が創設したと紹介し、受け入れ人数の増員を木原防衛相に提起した。 プラボウォ次期大統領は、南シナ海のナトゥナ諸島周辺でのインドネシアと中国との資源開発を巡る対立を背景に、米国やその同盟国との関係を重視している。 日本とインドネシアの防衛協力は深まりつつあり、2023年12月に岸田首相とジョコ大統領が会談して、日本からの大型巡視船1隻の無償供与で合意している。 日本はインドネシアと米国との定期合同演習(註:Super Garuda Shield 演習)に2022年から参加している。 2024.03.30 06:09 Defense News Fincantieri inks $1.3B deal with Indonesia for two patrol ships <2404-033002> イタリアのFincantieri社が3月28日、インドネシア海軍に4,900tの洋上哨戒艦 (PPA) 2隻を納入する契約を締結したと発表した。 €1.2B ($1.3B) のこの契約により、イタリア海軍向けに建造中のPPA多目的洋上哨戒艦2隻がインドネシアに納入される。 Fincantieri社の報道資料によると、現在、リヴァ・トリゴソ・ムッジャーノの統合造船所で建造中の全長143mの2隻は艤装中である。 Defense Newsは10月にイタリアがこの売却をめぐってインドネシアと協議中であると報じた。 当時クレムナゴ国防次官は、「どの艦がインドネシアに行くかは明らかではない。 それは契約がいつ結ばれるかによる」と述べていた。 2024.03.11 12:30 Defense News Next Indonesian president may be boon to military buildup, expert says <2404-031107> 専門家がDefense Newsに、インドネシアで最近行われた大統領選挙の結果では、現在の国防相が主導権を握っていることから、軍の近代化計画に恩恵をもたらす可能性があると語った。 2月14日の大統領選挙ではスビアント国防相が3月5日時点で60%近い票を獲得した。 世界銀行によると、2019年の就任以来、COVID-19パンデミックがインドネシア経済に打撃を与え、貧困削減策が部分的に後退したにもかかわらず、プラボウォ氏は大規模な軍事近代化と国防費の増額を推進してきた。 シンガポールに本拠を置くS・ラジャラトナム国際問題研究大学院のコー上級研究員は、インドネシアは2004年に初当選したユドヨノ大統領の任期以来一貫して防衛を強化してきたと述べた。 また、プラボウォ候補の経歴を考えると、軍の近代化に向けた取り組みの継続を支持する可能性が高いと、コー研究員は付け加えた。 2023.08.31 14:50 日経新聞 米インドネシアが拡大演習 南シナ海にらみ水陸に軸足 <2309-083115> インドネシアと米国が31日、他国に枠を広げた両国陸軍の演習Super Garuda Shieldを開始した。 南シナ海で軍事拠点化を進める中国をにらみ、離島防衛の強化をめざして水陸両用の訓練に軸足を置く。 インドネシア国軍の30日時点の発表では、米国とインドネシアのほか、日英豪、シンガポールの6ヵ国が部隊を派遣し、6,000名が参加する。 2023.07.13 16:24 AP News(Yahoo) イラン船が原油違法積み替え インドネシアがタンカー拿捕 <2308-071311> インドネシアが7月7日、同国の排他的経済水域 (EEZ) 内で、別の船舶に違法に原油を積み替えた容疑で、イラン船籍のタンカーを拿捕し、乗組員を逮捕した。 イラン船籍のタンカーは、北ナトゥナ海のEEZ内で、423億円相当の原油230万バレルをカメルーン船籍のタンカーに積み替える作業を行っていた。 インドネシア警備隊が、2隻の大型タンカーが不審な動きしているのを察知し臨検のためタンカーに近づこうとしたところイラン船が逃げようとしたがマレーシア領海に入ったところで、同国沿岸警備隊に拿捕され、インドネシアに引き渡された。 2023.07.10 12:53 ロイタ通信(Yahoo) インドネシア、ニッケル鉱石の対中違法輸出を調査 <2308-071005> インドネシア政府はニッケル鉱石が中国に違法に輸出された可能性があるとして調査を進めていることを明らかにした。 インドネシアは世界最大のニッケル鉱石生産国だが、国内のステレンス鋼や電池用ニッケルの生産を強化するため、2020年初めからニッケル鉱石の輸出を禁止し、政府によるとこの政策により、ニッケル製品の輸出は2015年の$1Bから2022年には$3Bを超えた。 ただ、中国税関のデータによると、中国は輸出禁止後もインドネシアからニッケル鉱石を輸入しており、2020年から2023年5月の輸入量は556万㌧に達している。 インドネシアのタスリフ・エネルギー鉱物資源相は記者団に、どのような形で流出したのか調べていると述べた。 2023.06.05 21:04 時事通信(Yahoo) 合同海上演習に米中ロ参加 インドネシア軍が主催 <2307-060509> インドネシアのスラウェシ島沖で5日、同国海軍主催の定期合同演習が始まった。 災害対応や人道支援など「非戦闘」任務を主とする演習で、南シナ海や台湾などを巡り緊張が高まる米中両国のほかロシアなど36ヵ国が参加した。 2023.03.08 Jane's Defence Weekly Indonesia ratifies SAF exercises in South China Sea <2305-030803> インドネシアのジョコ大統領が2023年法第3号で、シンガポール軍が南シナ海を含むインドネシア領内の海域と空域で訓練を行うことを、2007年の両国国防相の合意に基づき認めた。 2023.02.15 Jane's Defence Weekly Indonesia decides to buy corvettes from South Korea <2304-021507> インドネシア国防省が2022年12月7日、一時拒否していた元韓国海軍浦項級コルベット艦の購入を承認した。 納入期限を2023年12月31日とした。 浦項級は韓国が1984年~1993年に24隻就役させた全長88m、満載排水量1,220tのコルベット艦で76mm砲と40mm砲を搭載し、対艦ミサイルや軽魚雷を発射する発射機を装備している。 2023.02.01 Jane's Defence Weekly Indonesia seeks to acquire AASM-Hammer for Rafale <2304-020105> インドネシアがフランスのSafran Gp.とAASM Hammer誘導爆弾キットの購入と国内での組み立てについて協議している。 AASM Hammerは既存の無誘導爆弾にシーカと誘導装置、射程延伸用拡張翼及びロケットブースタを取り付けるもので、インドネシアは韓国と開発しているKF-21/IF-Xへの装備を考えているが、Safran社は韓国製のT-50I超音速高等練習/軽攻撃機にも装備できるとしている。 2023.01.31 10:34 ロイタ通信(Yahoo) インドネシア、23年に10の石油・ガス田入札実施 南シナ海区域も <2302-013110> インドネシアのエネルギー省が30日、2023年に石油ガス田の合計10区域の入札を実施すると明らかにした。 エネルギー省高官によると、政府が提供予定の石油ガス田には、南シナ海にある巨大ガス田Natuna D-Alphaもある。 政府は2022年に総投資額が$3Bに達するNatuna諸島周辺のガス田の開発計画を承認した。 2023.01.12 06:42 Wall Street Journal インドネシア、中国との係争海域でガス田開発へ <2302-011209> インドネシアが先週、ナトゥナ諸島沖で大規模な天然ガス田を開発する計画を承認したと発表した。 このガス田は同国の排他的経済水域(EEZ)内にあるため、国際法上、資源探査権はインドネシアにあru が、中国は南シナ海のほぼ全域に対する管轄権を主張しており、本土から1,000哩近く離れたガス田のある海域も含まれることになる。
(Yahoo)