2020年の東シナ海の情勢に関する報道

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要             旨
2020.12.27 産経新聞

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尖閣周辺で海保巡視船が中国船の接近阻止 漁船「かつてない危機」 <2101-122703>
 尖閣諸島周辺で26日に領海侵入した中国艦に追尾された漁船に乗っていた石垣市議の仲間均氏が27日に産経新聞の取材に応じ、当時の緊迫した様子を語った。
 追尾は4時間以上に及び、中国艦が漁船に近づこうとしたが、海上保安庁の巡視船が間に入って阻止した。
2020.12.26 共同通信

(Yahoo)

中国船、尖閣周辺で漁船に接近 2隻が領海侵入、今年29日目 <2101-122602>
 第11管区海上保安本部(那覇)が26日、尖閣諸島周辺の領海に同日16:10ごろに中国海警局艦2隻が相次いで侵入し、航行中の日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せたと発表した。 中国艦2隻は漁船に続いて領海に入り、南小島の南南東22kmの海上で近づこうとしたため海保が警告し、漁船の周囲に巡視船を配して安全確保に当たった。
 11管によると、中国艦が尖閣周辺で領海侵入したのは23日以来で、今年になって29日目になる。
2020.12.23 時事通信

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領海侵入、日本漁船に接近 中国公船2隻 沖縄・尖閣沖 <2101-122303>
 尖閣諸島沖で23日に中国海警局の海警2隻が日本の領海に侵入日本漁船に接近しようとしたため海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう2隻に警告した。
 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2隻は02:55~03:05に大正島南南西などの領海に侵入し漁船に向かう動きを見せた。
 尖閣諸島沖での中国艦の領海侵入は12月9日以来今年23回目になる。
2020.12.23 日経新聞 尖閣警備の巡視船5割増 中国公船への対応強化 <2101-122302>
 政府が、尖閣周辺接続水域内で中国公船の航行が2020年に過去最多を更新していることから、中国の海洋進出への対処を強化するため尖閣諸島周辺の領海警備などにあたる巡視船を急ピッチで整備する。
 1,000t以上の大型巡視船令和5年度に22隻とし、現在の15隻から5割増やす。
 海上保安庁によると2020年に接続水域を航行した中国公船は21日時点でのべ1,135隻となり、2008年の統計開始以来、初めて1,000隻を超えた昨年を上回っている。 また領海侵入も繰り返し、日本の漁船に接近する危険な事例もみられる。
令和3年度海上保安庁予算
2020.12.19 産経新聞

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中国海軍、瀬取り監視を牽制 増強裏付け、包囲網に警戒 <2101-121905>
 複数の政府関係者が19日、北朝鮮による洋上での瀬取りへの対策として日米両国などが東シナ海で実施する警戒監視活動に対し、中国軍艦艇が牽制する動きを強めていることを明らかにした。  自衛隊や米軍の艦艇それぞれに1隻ずつ張り付き追尾する活動が常態化しているという。
 これとは別に展開する艦艇を加えれば、多いときで中国艦10隻以上が東シナ海を航行しており、中国海軍の増強を裏付ける形となっている。
2020.12.17 Stars & Stripes Rand report highlights how Japan could assist US military with conflicts in East China Sea <2101-121707>
 Rand研究所が12月17日に、東シナ海で中国海軍との衝突が生起した場合、海上自衛隊には米海軍を支援するに足る能力を有しているとした報告書を公表した。
 特に琉球諸島における高度な装備を有する海上自衛隊のプレゼンスと掃海及び対潜作戦で果たす役割は期待できるとしている。
2020.12.13 時事通信

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インド太平洋に軍艦派遣 独国防相 中国警戒、自衛隊と訓練も・岸防衛相と討論へ <2101-121306>
 ドイツのクランプカレンバウアー国防相が12日までに時事通信の書面インタビューに応じ、日本やオーストラリアなどインド太平洋諸国との連帯を示すため、独連邦軍のフリゲート艦1隻を近くインド太平洋地域に派遣すると表明した。
 また、中国の南シナ海での領有権主張に強い警戒感を示し、自衛隊やインド太平洋諸国の軍隊と共同訓練を行う可能性にも言及した。
2020.12.07 共同通信

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地対艦弾の開発費、大幅増額へ 政府、南西諸島防衛を強化 <2101-120706>
 複数の政府関係者が7日、12式地対艦誘導弾の射程を現行より伸ばす方針を固め、令和3年度予算案で概算要求の27億円の開発費を大幅増額して330億円超にする方向で調整していることを明らかにした。
 尖閣諸島周辺で中国との緊張状態が続くなか、南西諸島防衛を強化する狙いで宮古島駐屯地への配備を検討している。
2020.11.27 産経新聞 尖閣周辺に82日連続で中国公船 <2012-112702>
 尖閣諸島周辺の接続水域で27日、中国海警局の警備艦2隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認し、領海に近づかないよう巡視船が警告した。
 那覇の第11管区海上保安本部によると、1隻は機関砲のようなものを搭載していた。 尖閣周辺で中国艦が確認されるのは82日連続となる。
2020.11.18 Jane's Defence Weekly Concern grows over China Coast Guard's use of firepower <2101-111805>
 中国が11月4日、海警局警備艦の武器使用を許容する海警法の草案を公表した。
2020.11.16 朝鮮日報

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漁船だけではなかった…西海を脅かす30万の中国海上民兵隊 <2012-111604>
 中国は南シナ海など領有権紛争を起こしている海域や、操業上の対立が続く海域などで武力を行使するため、準軍事組織海上民兵隊を活用している。 韓国政府と軍の分析によると、中国には平時には生業に従事し、戦時には軍に編入される民兵制度があり、海上民兵隊は18~35歳の漁民らに加入が義務付られていて、その規模は30万人と推定されている。
 軍事的な対応をしにくくさせるグレーゾーン戦略を積極的に活用しており、今後黄海や離於島などの海域でも海上民兵隊を活用する可能性が高い。
2020.11.11 琉球新報

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海上自衛隊の八重山整備を要請 地元防衛協会が防衛省に <2012-111102>
 南西諸島への自衛隊配備を巡り、八重山防衛協会の三木巖会長らが防衛省に対し10日までに、八重山地方への海上自衛隊の基地整備を要請した。 海自の八重山配備要請は初めてとみられる。
 防衛省は要請を受けたことについて「すぐに何か動くということはない」としているが、南西諸島の防衛力強化が進められる中、今後の基地配備に影響を与える可能性がある。
【註】
 八重山諸島とは石垣島、西表島、下地島から与那国島に至る日本最西端の島々で、宮古列島とともに先島諸島の一部となっている。
2020.11.04 共同通信

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中国、海上警備に武器使用へ 尖閣周辺など、日本漁船も対象か <2012-110407>
 中国全国人民代表大会(全人代)が4日、中国海警局の権限を定める海警法草案の全文を公表した。 外国船が中国の管轄する海域で違法に活動し、海警局の停船命令などに従わない場合は武器の使用を認める内容になっている。
 中国は尖閣諸島の領有権を主張しており、尖閣周辺の領海で漁をする日本漁船が対象となる恐れがある。
2020.11.02 共同通信

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尖閣周辺に中国船、年間最多更新 57日連続、計283日に <2012-110202>
 尖閣諸島周辺の接続水域で2日、中国海警局艦4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、尖閣周辺で中国艦が確認されるのは57日連続で、年間では283日となり、過去最多を更新した。
2020.11.01 朝日新聞

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南西諸島の離島に「野戦病院」 陸自、有事に備え初の実地訓練 <2012-110103>
 陸上自衛隊南西諸島の離島などで過去最大規模の戦時医療訓練を行っており、1日はヘリによる戦闘地域で負傷した人たちの輸送などがあった。
 訓練は鹿児島県徳之島の防災センタに野戦病院が設置され、負傷者を熊本県に搬送するという内容で、実際の離島を戦時医療の拠点とした実地訓練は自衛隊史上初めてという。
2020.10.27 NHK 在日米軍トップ「尖閣防衛で部隊輸送可能」中国をけん制か <2011-102701>
 日米共同演習にあわせて在日米軍司令官のシュナイダ空軍中将が記者会見し、日米の統合的な運用能力は、尖閣諸島を防衛するための部隊の輸送に使うことが可能だと述べた。
 尖閣諸島周辺での活動を活発化させている中国を牽制した発言と受け止められている。
2020.10.15 讀賣新聞

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尖閣領海侵入の中国公船2隻、日本漁船に接近…海保巡視船が安全確保 <2011-101510>
 第11管区海上保安本部によると、中国艦2隻が15日10:42~10:49に尖閣諸島大正島沖の領海に侵入した。 中国艦2隻は15日12:25までに領海を出た。
 2隻は同島沖で日本漁船に接近する動きを見せたため、巡視船が間に入り漁船の安全を確保している。
2020.10.13 讀賣新聞

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中国公船2隻が領海外へ、滞在最長の57時間39分…尖閣・大正島沖 <2011-101304>
 尖閣諸島大正島沖の領海に侵入していた中国艦2隻は13日20:19~20:26頃に領海を出た。 第11管区海上保安本部によると、領海内の連続滞在時間57時間39分で、2012年の同諸島国有化以降、最長となった。 これまでの最長は、7月の39時間23分だった。
 2隻は、11日10:47から相次いで領海に侵入し、操業中の日本漁船に接近しようとする動きを繰り返したため、海上保安庁の巡視船が漁船の安全を確保しながら、領海からの退去を求めた。
2020.10.11 TBS

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尖閣沖で領海侵入した中国公船2隻が日本漁船に接近 <2011-101102>
 第11管区海上保安本部によると、11日11:00前に尖閣諸島沖の日本の領海に中国艦2隻が相次いで侵入し、日本の漁船に接近した。
 尖閣諸島周辺で中国艦が日本の領海に侵入するのは、今年18回目になる。
2020.10.09 時事通信

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空自戦闘機の緊急発進371回 上半期、前年比減少 防衛省 <2011-100903>
 防衛省が9日、航空自衛隊戦闘機の緊急発進が、令和2年度上半期に前年同期と比べて99回減少した371回あったと発表した。
 同省によると、中国機への対応は98回減の234回全体の63%を占め、ロシア機は36%の134回で1回減った。
2020.10.09 日経新聞 電子戦部隊、全国8ヵ所に 中国にらみ南西諸島に重 <2011-100902>
 防衛省が令和3年度電子戦専門部隊南西諸島に配置する。 電子戦部隊の全国8拠点のうち3箇所を奄美大島と沖縄本島に置き、東シナ海での中国軍の動向に対処する体制を強化する。
 電子戦の司令部となる電子作戦隊を朝霞駐屯地に設ける予定である。
【関連記事:2011-100106 (MBC 2020.10.01)】
2020.10.01 南日本放送

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陸自奄美駐屯地に「電子戦部隊」新たに編成 防衛省が概算要求 <2011-100106>
 陸上自衛隊奄美駐屯地に来年度、電子戦の専門部隊が新たに編成される。 防衛省の令和3年度の予算概算では、電子戦に関する情報収集システム取得など、関連経費として88億円を要求して、陸上自衛隊は来年度電子戦部隊朝霞駐屯地を司令部に、留萌相浦奄美那覇知念の駐屯地合わせて6ヵ所に新編する。
 奄美駐屯地には健軍駐屯地の部隊の一部が加わるとみられるが、規模などは明らかになっていない。
2020.10.01 産経新聞

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尖閣周辺の領海侵入、平成30年12月以来確認されず 接続水域では1日も活動 <2011-100105>
 海上保安庁によると、尖閣諸島周辺中国海警局警備艦の活動が続くなか、9月は警備艦の航行が領海外側の接続水域にとどまり、領海侵入が月別で平成30年12月以来確認されていない
 尖閣周辺の接続水域では1日に中国海警局の警備艦4隻の航行を巡視船が確認しており、尖閣周辺で中国艦は25日連続で確認されている。
【註】
 「中国海警局の警備艦2隻が領海に相次いで侵入」、「今年20日目」とする8月28日付の同紙報道 (2009-082804) と整合しない。
2020.09.25 南日本放送

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鹿児島県十島村・臥蛇島で日米共同訓練 10月から11月 <2010-092505>
 統合幕僚監部が25日、10月26日から11月5日にかけて行われる日米共同演習Keen Sword 21の一環として、鹿児島県十島村の無人島である臥蛇島で離島の奪還を想定した共同訓練を行うと発表した。 種子島でも自衛隊の訓練が行われるという。
 Keen Sword 21演習全体では日本側から37,000名と艦艇20隻、航空機170機が、米側からは太平洋軍と在日米軍など9,000名が参加するが、臥蛇島での離島の奪還訓練には自衛隊の水陸機動団と護衛艦ひゅうがなど1,500名と、米海兵隊200名やOspreyが参加する。
2020.09.24 長崎新聞

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水陸連隊 五島市も誘致 市長表明、防衛相に要望書 <2010-092402>
 五島市の野口市長が23日に開会した定例市議会の市政報告で、陸上自衛隊水陸機動団に新編予定の第3水陸機動連隊について、市内への誘致に取り組むと表明したことを明らかにした。
 五島市は陸上自衛隊が配置されていない空白地域であるため、野口市長は8月上旬に市内への同連隊配置を求める要望書を防衛大臣らに提出したという。
 同連隊を巡り、県内では佐世保市大村市も誘致を目指している。
2020.09.21 朝日新聞

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「電磁波戦」部隊、沖縄に新設へ 対中国を念頭に検討 <2010-092102>
 複数の政府関係者への取材で、防衛省が電子戦部隊を沖縄本島に新設する検討に入ったことが明らかになった。 沖縄本島の既存の陸自施設内に数年のうちに拠点を置く方向で、来年度概算要求に関連費用が盛り込まれる見通しである。
 南西諸島周辺では昨今、中国軍が自衛隊の使う電波などの情報を集めるなど動きを活発化させており、そうした現代戦に特化した部隊も必要と判断した。
2020.09.07 ロイタ通信

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中国、東部沿岸などで軍事演習を実施へ <2010-090707>
 中国海事局が、北東部および東部の沿岸で7日から軍が演習を実施すると発表した。 第一段階の演習を7日に渤海の河北省秦皇島市沖で実施し、次いで8~9日に黄海南部の江蘇省連雲港市沖で、実弾を用いた演習などを行う。
 中国は先月4回の演習実施を発表し、渤海東シナ海黄海のほか、南シナ海でも演習を実施した。
2020.09.07 時事通信

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中国空母2隻、初同時訓練 一体運用の見方 <2010-090706>
 人民日報系の環球時報が7日、中国軍が保有する遼寧山東空母2隻が先週、それぞれ黄海渤海で初めて同時期に演習を行った。 訓練の詳細は明らかではないが、2隻の空母が一体的に運用されるという見方も出ているという。
 訓練には、米国との関係が悪化する中、急速に拡大する海軍力を誇示する狙いがあるとみられる。
2020.09.04 文春オンライン

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領海侵犯を繰り返す中国…「尖閣諸島死守」に覚悟を決めた自衛隊“極秘作戦”の中身 <2010-090402>
 尖閣諸島の日本からの奪取を狙う中国の動きが激しさを増しているなか、今年8月に関係者が「夏の態勢」とひそかに呼んでいた演習が秘密裏に実施された。 演習は陸上総隊司令部が前進司令部を沖縄に置くというもので、その目的は尖閣防衛以外にない。
 夏の態勢演習では陸上自衛隊のさまざまな部隊が、沖縄本島および周辺の島嶼部に秘密裏に展開されるが、何処にどの様な部隊が配置されるのかについては極秘で、徹底的に隠されている。
2020.08.28 産経新聞

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尖閣領海侵入の中国公船、漁船に接近 大正島5キロまで近づく <2009-082804>
 第11管区海上保安本部(那覇)が28日、尖閣諸島周辺で同日に中国海警局の警備艦2隻領海に相次いで侵入し、航行中の日本漁船に接近する動きを見せたため巡視船が間に入り、日本漁船の安全を確保したことを明らかにした。 現場付近には漁場があり、日本漁船は操業中だったとみられる。
 中国艦は接続水域にいた4隻のうち2隻が侵入し、大正島に5kmまで接近したため巡視船が領海から出るよう警告した。 接続水域の2隻のうち1隻は機関砲のようなものを搭載していた。 中国艦が尖閣周辺で領海侵入したのは17日以来で、今年20日目になる。
2020.08.22 産経新聞

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南西諸島防衛、空港足りぬ…9割が戦闘機「×」 下地島は県が認めず <2009-082202>
 南西諸島で、自衛隊の航空機や艦艇使用できる空港や港湾が少ないとの懸念が自民党内で出ている。 南西諸島の20空港のうち、18空港は2,000m以下の滑走路のため、戦闘機、哨戒機、早期警戒機が離着陸できず、戦闘機が支障なく離着陸できる長さの滑走路は沖縄本島にしかないが、尖閣諸島からは420km離れている。
 このため沖縄県が認めていない下地島空港の自衛隊利用の解禁を求める声がある。 下地島空港は3,000mで性能上は可能だが、1971年の琉球政府と日本政府の確認書に基づき自衛隊の使用が認められていない。
 南西諸島には大型護衛艦や輸送艦が停泊できる水深6~7m以上の港湾も少ない。 沖縄本島以西に約20の有人島が連なる先島諸島では宮古島の平良港と石垣島の石垣港のみで、輸送艦が入れなければ有事の際、海上ルートで速やかに住民を避難させることができない。
2020.08.16 産経新聞 海保調査に韓国が中止要求 長崎沖、外交ルートで抗議 <2009-081602>
 海上保安庁が15日、長崎県の男女群島女島西方の東シナ海で、海洋調査をしていた同庁の測量船平洋に対し、韓国海洋警察庁の船が英語で「韓国の海域で調査するには同意が必要なので、やめなさい」と要求してきた。 更に韓国側は船が交代し、16日になっても平洋と並走したり、漂泊したりして要求を続けた。
 現場海域は日韓双方から200nmの範囲にあるが、海保の測量船は両国の中間線の日本側で調査をしていた。 付近で韓国からのこうした行動は初めてという。
2020.08.16 讀賣新聞

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韓国海洋警察庁の船、日本の EEZ 内で調査中の海保測量船に中止要求…日本政府が抗議 <2009-081601>
 海上保安庁が15日、長崎県男女群島女島の西方141kmの日本の排他的経済水域 (EEZ) 内で海洋調査をしていた海保測量船平洋が同日04:20頃、韓国海洋警察庁の船から無線で「韓国海域で海洋調査を行うには、韓国政府の事前同意が必要」と即時中止を求められたと発表した。 その後も韓国側は繰り返し中止を求め、16日00:00現在も平洋付近を並走しているという。
 日本政府は不当として外交ルートを通じ、韓国政府に抗議した。
2020.08.15 共同通信

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尖閣30カイリへ進入禁止、中国 休漁明け漁船に、摩擦回避か <2009-081505>
 尖閣諸島の周辺海域中国が設けた休漁期間が16日に明けるのを前に、東シナ海沿岸の福建、浙江両省の地元当局が漁民に対し「釣魚島(尖閣の中国名)周辺30nmへの進入禁止」など、尖閣への接近を禁じる指示をしていたと、15日に漁民らが証言した。
 中国は尖閣の領有権の主張を強めているが、日本との過度な摩擦を避ける意向とみられる。
2020.08.11 南日本新聞

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馬毛島は「南西防衛の要」 防衛相が地元理解求める <2009-081103>
 河野防衛相が11日、西之表市馬毛島への自衛隊基地整備と米空母艦載機の陸上離着陸訓練 (FCLP) 移転計画について、南西諸島の防衛が日本の安全保障上、極めて重要になっており、基地は要の一つになると期待すると述べ、地元に特に理解してほしいと強調した。 また海上自衛隊の燃料補給に使いたい考えも示した。
 基地の主な管理はFCLPが暫定的に行われている硫黄島と同様に航空自衛隊がを担う方針という。
2020.08.10 時事通信

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尖閣行き「当局の指示次第」 中国漁民、東シナ海出漁準備 <2009-081001>
 尖閣諸島沖で中国公船が領海侵入を繰り返すなか、中国東部の浙江省の漁港では、近く禁漁期が明ける東シナ海への出漁準備が進められている。 ただ、片道2日を要する尖閣沖への出漁は一部大型漁船を除くとそんなにもうからない(漁民)のが実情で、必ずしも積極的ではなく当局の指示次第のようである。
 5日朝に台風直後の象山県石浦港を案内してくれた船長は「釣魚島(尖閣)は中国のもので、日本への引き渡しは許さない」と公式見解を力説しつつも「燃料費もかかる。 行きたいという漁民は多くない」と付け加えた。
2020.08.09 讀賣新聞

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中国公船4隻、尖閣諸島の領海に侵入…7月14日以来 <2009-080903>
 那覇の第11管区海上保安本部によると、9日08:17から08:33にかけて中国公船4隻尖閣諸島久場島沖の領海に相次いで侵入した。 いずれも09:59までに領海を出た。
 中国公船の領海侵入は7月14日以来となる。
2020.08.09 時事通信

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中国漁船団の動向注視 尖閣、操業解禁を警戒 情報収集、日米で連携 <2009-080902>
 中国が東シナ海での漁船操業を解禁する8月に入り、日本政府は中国漁船が公船とともに沖縄県尖閣諸島海域で示威的な活動をすることを警戒している。
 政府筋によると、中国は5月から3ヵ月間、東シナ海などに禁漁期を設定していたが、解禁は8月16日午後以降との情報がある。 海上保安庁などによると、2016年8月の休漁明けには中国漁船200~300隻が尖閣に出漁したのに続いて中国公船が領海侵入を繰り返し、4日間の公船の領海侵入は延べ28隻、退去警告を受けた漁船は延べ72隻に上った。
 尖閣周辺の日本の排他的経済水域 (EEZ) は日中漁業協定により中国漁船の操業も認められているが、同協定はEEZについての取り決めで領海内での操業は違法になる。
 在日米軍司令官のシュナイダー空軍中将は7月下旬、海警、海軍や海上民兵に支援された中国漁船が出漁する可能性があると指摘し、日本政府に対し更なる情報提供を行う用意があると述べている。
2020.08.07 産経新聞

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馬毛島の基地計画案公表 滑走路2本を新設 米軍 FCLP も実施 <2009-080704>
 防衛省が7日、鹿児島県西之表市の馬毛島に整備する自衛隊基地の計画案を公表した。 滑走路2本を新設し、格納庫や燃料施設、弾薬庫なども備える。 工期は全体で4年程度で、秋にも環境影響評価手続きを開始する。
 主滑走路は2,450m、V字型に交差する横風用滑走路は1,830mとした。 米軍の発着艦訓練 (FCLP) では騒音の影響を軽減するため、種子島上空を飛ばずに海上に飛行経路を設定した。 また陸海空の各自衛隊も馬毛島基地で訓練を実施する。
 馬毛島基地に恒常的に勤務する自衛隊員は航空交通管制、施設の維持管理、警備などにあたる150~200名程度で、種子島に整備する宿舎に住み、船での往復することを想定している。
2020.08.07 時事通信

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中国、「空母キラー」で米けん制 東風26ミサイルの発射訓練開始 <2009-080702>
 人民日報系の環球時報が、中国軍が最近DF-26 ASBMの実射訓練を開始したと報じた。
 DF-26は射程4,000kmグアムを射程に収めると推定されているが、空母に対する攻撃の精度は高くないという指摘もある。
2020.08.04 時事通信

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河野防衛相、尖閣周辺「自衛隊も行動」 <2009-080403>
 河野防衛相が4日、尖閣諸島の周辺海域で中国公船が活動を活発化させていることに関し、自衛隊としても海上保安庁と連携し、必要な場合にはしっかり行動したいと述べた。
 ただ、その場合の具体的な事態の想定や対処方法については「手の内」だとして明らかにしなかった。
2020.08.02 産経新聞

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中国、漁船群の尖閣領海侵入を予告 「日本に止める資格ない」 <2009-080205>
 中国政府が日本政府に対し、尖閣諸島周辺での多数の漁船による領海侵入を予告するような主張とともに、日本側に航行制止を要求する資格はないと伝えてきたことから、日本の実効支配の切り崩しに向け、挑発をエスカレートさせる可能性もあるとみて日本政府内では危機感が高まっている。
 尖閣周辺で中国が設定する休漁期間が16日に終わり、漁船と公船が領海に大挙して侵入する恐れがある。
2020.08.02 時事通信

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中国公船、接続水域出る 過去最長111日航行 沖縄・尖閣沖 <2009-080204>
 尖閣諸島沖で2日、中国海警局の海警4隻が領海外側の接続水域から出たのを海上保安庁の巡視船が確認した。 那覇市の第11管区海上保安本部によると、4隻は先島諸島周辺に接近している台風4号を避けた可能性があり、尖閣を離れつつあるという。
 中国海警局の警備艦は4月14日に接続水域に入ってから、入れ替わりながら尖閣周辺で航行を続けており、過去最長となる111日連続となる。
2020.08.02 産経新聞

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尖閣領海侵入時にミサイル艇展開 中国軍が海警局と連動 <2009-080201>
 複数の政府関係者が1日、中国海警局の警備艦尖閣諸島の領海に侵入する際、中国海軍のミサイル艇が巡視船に連動して台湾付近に展開していることを明らかにした。 不測の事態に備え、周辺海域を警戒する海上自衛隊の護衛艦を牽制する狙いがあるとみられる。
 4月14日から8月1日まで110日連続で警備艦が尖閣周辺を航行した期間にも同様の動きがあり、中国本土ではミサイル部隊が展開していることも判明した。
2020.07.29 ロイタ通信

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尖閣周辺で「前例のない」中国船侵入、米軍は監視支援可能=司令官 <2008-072905>
 在日米軍司令官のシュナイダー空軍中将が29日、尖閣諸島周辺における中国公船による前例のない侵入監視を米軍が支援することが可能との見解を示した。 尖閣問題について米国は中立な立場をとっているが、同盟国である日本が攻撃に対応する場合は支援する方針を示していた。
 これに対し、中国外務省は、釣魚島は中国固有の領土であり、この地域で法執行活動を行う権利を有すると表明した。
2020.07.29 長崎新聞

(Yahoo)

第3水陸機動連隊 大村市が誘致へ 佐世保市も国に要望 <2008-072902>
 陸上自衛隊水陸機動団への新編が計画されている第3水陸機動連隊について、大村市竹松駐屯地への誘致に乗り出す。 竹松駐屯地からは昨年度、第7高射特科群本部と本部管理中隊など200名が宮古島駐屯地に移駐したため大村市は、自衛隊施設などの誘致を目指していた。
 同機動団3番目の連隊創設は中期防衛力整備計画に明記されているが、防衛省は新編時期は検討中としている。
 一方、相浦駐屯地に第1、第2水陸機動連隊がある佐世保市も21日に九州防衛局に対し、第3水陸機動連隊の誘致を緊急要望したことを、28日の市議会基地対策特別委員会で市が明らかにした。
2020.07.22 産経新聞

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尖閣、豪雨、コロナ…海保が体制増強で同時対応 <2008-072206>
 海上保安庁が平成24~27年度、第11管区海上保安本部(那覇)に巡視船12隻尖閣領海警備専従体制を構築し、2016年12月に尖閣警備と大規模事案の同時対応を掲げた「海上保安体制強化方針」を策定した。
 海保が保有する6,500t型PLHは尖閣国有化翌年の2013年以降2隻だったが、同方針の元で整備した6,500t型PLHが2020年2月に就役し、同時期に6,000t型PLHも1隻増やして2隻にした。 PLHの建造ラッシュは続き、6,500t型2隻が今年度と令和3年度、6,000t型2隻が5年度の就役を予定である。
2020.07.22 産経新聞

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菅官房長官「極めて深刻。毅然と対応」 尖閣周辺で中国公船100日連続確認で <2008-072204>
 菅官房長官が22日の記者会見で、尖閣諸島周辺で中国当局の船100日連続で確認されたことについて、極めて深刻に考えており、中国側には毅然とした態度で対応したいと述べた。
2020.07.20 時事通信

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中国公船、尖閣沖侵入が常態化 98日連続、最長記録更新中 <2008-072004>
 中国公船による尖閣諸島沖の接続水域への侵入常態化している。 20日で連続98日となり、これまでの最長記録だった2019年4~6月にかけての連続64日を更新し続けている。
 政府によると、中国公船が初めて尖閣沖の日本領海に侵入したのは2008年12月で、2012年9月の尖閣国有化以降、活発化した。
 4月14日に始まった今回の連続侵入では、中国公船のべ365隻が接続水域に、のべ32隻が領海侵入しており、外務省幹部は「既成事実を積み上げて現状変更を狙っている」と分析している。
2020.07.19 共同通信

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中国政府が「漁船侵入」阻止要求 尖閣巡り、地名変更中止も <2008-071901>
 日中外交筋が19日、中国政府が日本政府に対して外交ルートを通じて今月、尖閣諸島の周辺海域での日本漁船の操業領海侵入だとして立ち入らせないよう要求していたことを明らかにした。
 また沖縄県石垣市議会が議決した尖閣の住所地の字名を10月から変更する措置の中止を求めたが日本側は即座に拒否した。
2020.07.18 共同通信

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対中国機、即時に緊急発進 防衛省、東シナ海上空を常時警戒 <2008-071803>
 複数の政府関係者が18日、防衛省はレーダ上で明らかに領空侵犯の恐れがある場合のみ戦闘機を緊急発進させていたが、尖閣諸島を巡る日本と中国の激しいせめぎ合いを踏まえて緊急発進の基準を見直し、昨年の早い段階から中国福建省の航空基地を離陸する全戦闘機に対し、即時に那覇基地の戦闘機を発進させるなど、大幅に対応を強化していることを明らかにした。
 また中国軍機の動向を監視するため、AEW&C日の出から日没まで東シナ海上空を飛行していることも新たに明らかになった。
2020.07.15 Jane's Defence Weekly Japan's GSDF to establish new EW unit <2009-071507>
 陸上自衛隊が7月2日、2021年の3月~4月に西部方面隊隷下部隊として80名規模の電子隊建軍駐屯地で編成すると発表した。
 同隊は電子戦装置NEWSを装備し、敵海空の通信を探知識別すると共に、レーダやミサイルシーカの電子情報を捕捉してjammingの実施に活用する。
2020.07.14 時事通信

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軍事色深める中国公船 海軍が組織・装備支援 防衛白書 <2008-071404>
 令和2年版の防衛白書は、尖閣諸島で領海侵入を執拗に繰り返す中国公船が所属する中国海警局が、組織面でも海軍の支援を受け融合を深めていることに警戒感を示した。
 海警に世界最大級の10,000t級の警備艦2隻が含まれるとされることや、海軍艦と同じ76mm砲を搭載した警備艦が確認されていることなどから、軍との共同訓練などを踏まえ統合一体的な作戦行動能力を着実に強化する狙いがあるなどとした。
2020.07.10 産経新聞

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尖閣対応船でコロナ複数感染 警戒監視への影響懸念 <2008-071008>
 尖閣諸島周辺の領海警備を担う海上保安庁の尖閣専従巡視船の乗組員がCOVID-19に感染していたことが10日に分かった。 6月に鹿児島市内で感染したとみられ、尖閣警備で指揮を執る海保最大級の巡視船2隻の乗組員2名も感染していた。
 尖閣周辺での中国公船の確認日数が過去最長を更新するなかで、海保は感染拡大が警戒監視活動に影響を及ぼす恐れがあるとみて、危機感を強めている。
2020.07.05 日経新聞 中国、東シナ海でも軍事演習 3海域同時で影響力誇示 <2008-070504>
 中国国営中央テレビ (CCTV) が5日までに、人民解放軍南シナ海だけでなく東シナ海黄海でも演習をしたと報じた。 3海域同時の演習は異例である。
 CCTVは東シナ海を所管する東部戦区の海軍が駆逐艦を投入し、軍用ヘリ2機と連携して船舶を拿捕する訓練の様子を放映した。 また黄海を所管する北部戦区ではフリゲート艦が実弾射撃訓練する場面を放映した。
 南シナ海パラセル諸島海域でも1~5日まで船舶の航行を禁止し海上の射撃訓練をすると通告している。
2020.07.05 朝日新聞 中国公船、尖閣沖に4日連続で侵入 日本漁船の後つける <2008-070503>
 尖閣諸島沖で2日から領海侵入を続けていた中国海警局の警備艦2隻が5日17:45頃に領海を出た。 中国艦が連続で領海内にいた時間は4~5日にかけて計39時間で、海保によると2012年9月の政府の尖閣国有化以降で最長となった。
 海上保安庁によると、2隻は領海内で日本漁船に接近したため、巡視船を漁船と中国艦の間に入れて退去警告を続けたが、2隻は漁船が大正島へ漁場を変えても追跡し、漁船が5日夕に領海を出るとまもなく退去した。
2020.07.03 共同通信

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中国船、過去最長の領海侵入 沖縄・尖閣周辺、30時間超 <2008-070304>
 那覇の第11管区海上保安本部が3日、尖閣諸島周辺で2日に領海侵入した中国海警局警備艦2隻が3日22:30までに領海を退去したと発表した。
 11管によると領海侵入は30時間超で、2013年8月の28時間15分を超え、2012年9月の尖閣国有化以降、過去最長となった。
2020.07.02 共同通信

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中国船が日本漁船に接近 尖閣周辺、海保が安全確保 <2008-070204>
 第11管区海上保安本部が2日、尖閣諸島周辺の接続水域にいた中国海警局警備艦4隻のうち2隻が同日16:10頃から領海に相次いで侵入し、16:50頃に魚釣島の西7kmの海上で、操業中の日本漁船に接近しようとする動きを見せたため、海保の巡視船が間に入り漁船の安全を確保したことを明らかにした。
 中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは6月22日以来で、今年13日目になる。
2020.07.01 Jane's Defence Weekly Number of Chinese vessels near disputed Senkaku/Diaoyu islands hits record high <2009-070106>
 複数の中国海警局の警備艦が1月から3月の間に、尖閣諸島から24nmの接続水域495回にわたり侵入している。
2020.06.22 時事通信

(Yahoo)

中国公船4隻が領海侵入 沖縄・尖閣沖 <2007-062203>
 尖閣諸島沖で22日、中国海警局の海警4隻3時間40分にわたり日本の領海内を航行した。 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、4隻は15:30~15:50ごろに南小島南南西の領海に侵入し、07:10~07:30ごろに久場島東北東から領海を出た。
 尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は6月8日以来となる今年11回目で、尖閣周辺での航行は22日で70日目となり、記録が残る2012年9月以降で最長となっている。
2020.06.21 NHK 奄美大島周辺 狭い海域を航行 中国が潜水艦の能力 誇示か <2007-062102>
 海上自衛隊は、奄美大島の周辺外国の潜水艦が今月18日から20日にかけて、潜航したまま領海のすぐ外側にある接続水域を航行したのを確認した。 政府関係者によるとこの潜水艦は中国海軍のものとみられ、領海への侵入はなかった。 奄美大島とトカラ列島の間の狭い海域で、潜水艦は幅10kmほどの領海と領海の間縫うように進んでいたという。
 政府は、海洋進出を強める中国が潜水艦の能力や海底地形情報を収集していることなどを誇示するため、敢えて狭い海域を通過した可能性もあると分析し、警戒を強めている。
2020.06.20 産経新聞

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中国海警、有事に海軍と一体行動も 「武警法」改正案可決 <2007-062004>
 中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会が20日、中国国内の治安維持などにあたる人民武装警察部隊(武警)の指揮系統を明確化した人民武装警察法改正案を可決し、武警傘下の中国海警局が有事や合同演習の際に、人民解放軍海軍と同じ指揮系統の下で一体的に行動することが可能となった。
 2018年に海警が国務院の管理下から切り離され武警に編入されたのを受けて、改正法は武警が担う任務に「海上での権益保護や法執行」を追加すると共に、武警は戦時に中央軍事委員会か人民解放軍の地域別指揮機関である5戦区から指揮を受けると規定した。
2020.06.09 Taiwan Defense Taiwanese propose name change of Diaoyutai Islands to defend sovereignty <2007-060906>
 沖縄県石垣市長が市議会に、登野城と呼ばれていた地名を登野城尖閣と変えるよう提案したと朝日新聞が報じたのを受け、台湾宜蘭の地元政府が6月8日、台湾政府に対し釣魚台とした地名を頭城釣魚台に変えるよう要望した。
2020.05.24 産経新聞

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中国公船、日本の抗議後も尖閣領海で漁船追尾 今月上旬、領海外でも45キロ <2006-052402>
 政府関係者や漁船船長らが24日、中国海警局の警備艦が5月10日に与那国島に向かっていた日本の漁船を領海外で45km追尾したことを明らかにした。 中国警備艦は5月上旬にも尖閣諸島周辺の領海に侵入して日本漁船を追尾したたため8日に日本政府が抗議したが、そこ後も2日間にわたり漁船を追尾していたことになる。
 政府は一連の動きを特異な行動と位置づけ分析を進めている。
2020.05.12 日経新聞 中国、海洋支配へ再び強硬 「コロナ後」の対米にらむ <2006-051204>
 中国が軍傘下の機関を警備に動員するための法改正に着手し、東シナ海や南シナ海で勢力を拡大する動きを再び強め、尖閣諸島や台湾の周辺では示威行動を繰り返し、米国との覇権争いをにらみ、COVID-19後の布石を打ちつつある。
 人民解放軍の機関紙である解放軍報によると、全人代を運営する常務委員会は4月の会合で人民武装警察法の改正案を審議した。 通常は国内の治安維持を担う人民武装警察部隊(武警)の任務に、海上での権益を守る活動を追加する条項が柱で、数ヵ月以内に成立する可能性がある。
 海上で周辺国の民間漁船などと摩擦が生じた場合、現行では中国公船を管理する海警局が対応しているのが、法改正後は武警も海上警備に投入できるようになる。 70万~80万人とされる武警の中で「海警執行証」を取得した要員に海上警備を担えるようにしている。
2020.05.09 産経新聞

(Yahoo)

中国公船の領海侵入、日本船追尾に厳重抗議 外務省 <2006-050903>
 第11管区海上保安本部(那覇)が9日、尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国海警局の警備艦が8日16:50ごろ、魚釣島の西南西12kmの海上で操業中の日本漁船に接近し追尾したと明らかにした。 海保が領海から退去するよう警告し、漁船の周囲に巡視船を配備して安全を確保した。漁船の3人にけがはなかった。
 海保によると、尖閣周辺を航行中の中国警備艦4隻が8日16:00ごろから約2時間、相次いで領海に侵入し、そのうち2隻が漁船に接近、追尾した。 4隻は9日も尖閣周辺の領海外側にある接続水域を航行し、うち2隻は18:00ごろから相次ぎ領海に侵入した。
 昨年5月にも同様の事案があり、2009年に中国船が尖閣周辺で確認されるようになってから今回で2回目という。
2020.05.08 産経新聞 中国船が一時領海侵入 尖閣周辺、今年8日目 <2006-050806>
 中国海警局の警備艦4隻が8日16:00ごろから尖閣諸島周辺領海に相次いで侵入し、約2時間航行して領海外側の接続水域に出た。 第11管区海上保安本部によると、1隻は機関砲のようなものを搭載していた。
 中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは4月17日以来で、今年8日目になる。
2020.05.06 Focus 台湾

(Yahoo)

米軍機が台湾北東部沖の上空を飛行 国防部「周辺の状況を把握」 <2006-050605>
 軍用機の動向を追跡する民間のサイトAircraft Spotが6日午後に公開した情報によると、グアムのAndersen AFBを離陸したB-1B 2機KC-135 1機東シナ海に向けて飛行する際、台湾北東海域上空をかすめた。
 Aircraft Spotの情報によれば、B-1Bの編隊は5月1日と4日にも台湾北東部沖の空域に接近していた。
2020.04.26 讀賣新聞

(Yahoo)

中国、軍事挑発弱めず…1~3月の尖閣沖進入57%増 <2005-042601>
 COVID-19の感染が世界的に拡大するなか中国が依然として日本周辺での軍事的な挑発を続け、防衛省や海上保安庁によると、1~3月の中国公船による尖閣諸島周辺の接続水域内への進入は289隻と、前年同期比で57%増えた。
 今月11日には空母遼寧と駆逐艦など6隻が沖縄本島と宮古島の間を南下して太平洋に入り、南シナ海にも回って訓練を実施した。
 領空侵犯の恐れがある中国機に対して航空自衛隊が緊急発進した回数も1~3月で152回と高い水準が続いている。
2020.04.22 Jane's Defence Weekly JASDF scramble up nearly 6% in FY2019 in response to Chinese military aircraft <2006-042207>
 令和元年度における航空自衛隊の緊急発進回数は947回と前年度の999回を下回ったが、中国軍機に対しては675回と前年度を5.8%上回った
 一方ロシア機に対しては前年度の343回から268回に減った。
2020.04.11 産経新聞

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中国空母が沖縄-宮古島間を通過 昨年以来4回目 <2005-041103>
 防衛省統合幕僚監部が11日、空母遼寧を含む中国艦6隻沖縄本島と宮古島の間を通過するのを確認したと発表した。 防衛省によると、自衛艦が10日19:00頃男女群島の南西420kmの海域を南東進する遼寧Type 052D駆逐艦2隻、Type 054Aフリゲート艦2隻、Type 905高速戦闘支援艦1隻を発見した。 その後、沖縄本島と宮古島の間の海域を南下し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。
 この海域を遼寧が航行したのは昨年6月以来4回目で、危険な行為や領海侵入はなかったが、同省が情報収集に当たっている。
2020.04.09 産経新聞 空自の緊急発進、元年度は947回 対中国機が増加 <2005-040903>
 防衛省が9日、令和元年度における領空侵犯の恐れがある外国機に対する緊急発進の回数過去3番目に多い947回だったと発表した。 999回だった前年度に比べて全体では52回減ったが、中国機に対しては37回増加した。 947回のうち対中国機は675回で71%を占め前年度比7%増となっている。
 一方、対ロシア機は全体の34%にあたる268回で、前年度からは75回減ったが、2月にはSu-34が初めて目視されたほか、昨年7月には中露軍機が編隊を組み、対馬海峡や尖閣諸島付近を飛行する特異な動きを見せた。
2020.04.08 Jane's Defence Weekly Japan deploys SAM, ASM batteries to Miyakojima <2005-040812>
 防衛省が3月26日、宮古島駐屯地SAM中隊SSM中隊、合わせて340名を配置したと発表した。
 SAM中隊は180名で03式中SAM改を装備している。 防衛省によると射程は300km(註:ウソ!)である。
 SSM中隊は60名で、88式SSM-1を改良した12式ASM(註:SSM)を装備している。 射程は100km(註:これもウソ)である。  この他に100名の部隊が加わるが、その任務は明らかにされていない。 宮古島駐屯地には2019年3月に360名が配置されているため、合わせて700名になる。
2020.04.06 時事通信

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「第1列島線に地上発射ミサイル」 米軍司令官、対中国で報告書 <2005-040601>
 時事通信が5日、「優位性の奪回」と題された来年度の国防予算の大枠を定める国防権限法に反映される米議会に提出した報告書を入手した。
 それによると米インド太平洋軍司令官のデービッドソン海軍大将が、沖縄から台湾、フィリピンを結ぶ第一列島線への地上発射型ミサイル配備や、グアムの
AMD体制強化などに向けた支援を訴えていることが明らかになった。
 報告書は、国防総省が中国との大国間競争を最重視する一方、インド太平洋軍に十分な予算を回していないと懸念を示した上で、中国の急速な軍備増強に対する態勢を整えるため、今後6年間で$20Bを要請した。
2020.04.05 産経新聞

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宮古島にミサイル部隊編成 中国にらみ地対空、地対艦 <2005-040501>
 陸上自衛隊が5日、宮古島市に新設されたミサイル部隊の編成完結式宮古島駐屯地で行った。 同駐屯地は昨年3月に警備部隊が駐屯しており、ミサイル部隊と合わせて700名規模になる。
 竹松駐屯地から移駐した第7高射特科群は03式中SAMを装備し、新編された第302地対艦ミサイル中隊は12式SSMを装備している。
【註】
 竹松駐屯地に駐屯していた第7高射特科群は、2020年3月26日に群本部及び本部管理中隊、第346高射中隊、第307高射搬送通信中隊の一部が宮古島駐屯地へ移駐し、竹松駐屯地司令職は第327高射中隊長が担うことになった。
2020.04.02 朝日新聞 尖閣不法上陸を警戒、武装集団対応も 県警に離島警備隊 <2005-040201>
 尖閣諸島をはじめとする離島の警備にあたる沖縄県警に「国境離島警備隊」が1日に発足した。 離島での対応を専門にした初めての警察の部隊で、武装集団が離島に不法に上陸占拠するといった事態に備える。
 警備隊は専従の151名態勢で隊長は警察庁キャリアの警視正、約40名は警視庁など他の都道府県警からの出向者で構成する。 自動小銃や機関拳銃を装備し県警の施設に本拠を置く。 二十数人乗りの大型ヘリを今年度中に配備する。 大型ヘリは福岡県警にも配備し、沖縄の警備隊の支援に活用する。
 警備隊に関する費用は全額国費が充てられ、警察庁は今年度当初予算に約71億円を計上した。
2020.03.31 産経新聞 護衛艦、中国漁船と衝突 東シナ海、死者不明者なし <2004-033101>
 屋久島の西650kmの公海上で30日20:30頃、護衛艦しまかぜ中国籍の漁船と衝突した。 海自などによると、漁船には乗員13人がいたが、死者や行方不明者はいない。 衝突により、左舷側の水面上5mの部分を損傷した。
 防衛省によると、しまかぜは29日午前に佐世保基地を出港し、警戒監視の任務中だった。
2020.03.26 産経新聞

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陸自、オスプレイ運用部隊とミサイル部隊新設 対中で南西防衛強化 <2004-032605>
 陸上自衛隊が26日、Ospreyを装備した輸送航空隊木更津駐屯地に、12式SSM部隊を宮古島駐屯地にそれぞれ同日付で新設したと発表した。
 Ospreyは相浦駐屯地に所在する水陸機動団を前線近くに輸送する役割を担うもので、部隊は発足したが機体は6月末から7月から配備され将来は17機態勢になる。
 12式SSMは200kmの射程であるが、改良して倍程度に延伸する案もある。
 03式中SAM部隊も26日付で長崎県から宮古島駐屯地に移駐させた。
2020.03.23 朝日新聞 沖縄上空に中国機、脅威のミサイル能力 軍拡競争の足音 <2004-032301>
 昨年3月に普通科部隊を主軸として新設された陸上自衛隊宮古島駐屯地に、今年に入りミサイル部隊の増強が開始され、駐屯地内には2月下旬以降に搬入された、地対艦ミサイルや中距離地対空ミサイルの発射機など30両以上の車両が並ぶ。
 冷戦時代の陸自は「北方重視」で戦車部隊を主軸に旧ソ連からの侵攻に備えていたが、現在は海上防衛をも担う「南西重視」に転換しており、2016年に日本最西端の与那国島に沿岸監視隊を設け、昨年3月には宮古島と奄美大島駐屯地を新設している。 今後は石垣島にも同様の部隊を置く予定である。
2020.02.08 産経新聞

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「日本版海兵隊」北海道に新設検討 水陸機動団、訓練環境整う <2003-020801>
 防衛省が北海道に陸自駐屯地を新設水陸機動団を配置すること検討していることが分かった。 長崎県佐世保市の相浦駐屯地に次ぐ2ヵ所目の配置で規模は600名程度で令和5年度末までに立ち上げる。
 水陸機動団は、相浦駐屯地(2個連隊)のほか、3個目の連隊を相浦以外に作る計画が決まっていて、沖縄本島へ新設する案もあるが、訓練環境が整い地元の理解も得やすい北海道が有力になっている。 北海道は即応性は不十分だが、浜大樹訓練場(大樹町)など海に面した訓練場があり、訓練実績も多い。
2020.02.05 Jane's Defence Weekly China despatching cutters to water around disputed Senkaku/Diaoyu Islands <2004-020504>
 海上保安庁 (JCG) が1月28日、10,000tのZhaotou級を含む中国海警局の警備艦による尖閣諸島近海航行の回数は2019年4月1日から12月31日までで1,097回にのぼり、記録のある2008年以降で最大となっている。
 また1ヶ月に3回の割合で領海への侵入が行われている。
2020.02.05 Jane's Defence Weekly JASDF sees rise in frequency of Chinese military aircraft approaching local airspace <2004-020503>
 防衛省が1月29日に、2019年の4月1日から12月31日の間における国籍不明機に対する緊急発進の回数を、前年同期の758回より少ない742回と発表した。 しかし中国機に対する緊急発進は523回前年を9%上回っている。
 航空方面隊別の内訳では北部が156回、中部が26回、西部が99回であるのに対し、尖閣諸島を任務空域に持つ南西部航空方面隊が461回になっている。
2020.01.31 Jane's 360 Update: China Coast Guard despatching Zhaotou-class cutters to waters around disputed Senkaku/Diaoyu Islands <2002-013105>  
【関連記事:2002-012806 (Jane 2020.01.28)】
 中国海警局10,000t級を含む警備艦を尖閣諸島に投入し、月に3回の割りで領海侵入繰り返しているが、南シナ海の場合と異なり海上民兵である漁船の投入は行っておらず海軍艦船領海侵入行っていない。 ただ2018年1月には商級原潜とType 054Aフリゲート艦が尖閣近海を航行している。
2020.01.29 共同通信

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空自の緊急発進742回 昨年4~12月、16回減 <2002-012902>
 防衛省が29日、航空自衛隊が2019年4~12月緊急発進した回数は742回と、前年の同時期より16回減少したと発表した。 前年同時期と比べ、対中国機は47回増えて523回で、尖閣諸島周辺などを担当する南西航空方面隊が461回で最多だった。
 一方、対ロシア機は216回で54回減った。
2020.01.28 Jane's 360 China Coast Guard despatching Zhaotou-class cutters to waters around disputed Senkaku/Diaoyu Islands <06.pdf>2002-012806>
 海上保安庁当局者が1月28日、中国海警局の10,000t級を含む警備艦が、少なくとも1ヶ月間に3回にわたり尖閣諸島の領海に侵入したことを明らかにした。
 海上保安庁で最大の巡視船しきしま型は7,000tである。
2020.01.09 CNS=AFP

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初の1万トン級巡視船を建造開始 中国・広東 <2002-010908>
 広東省で7日に行われた広東海事局の記者会見で、中国初の10,000t級海事巡視船の建造が始まったことが明らかにされた。 同船は全長165m、幅20.6m、喫水9.5m、排水量10,700tで、ヘリコプタの搭載が可能である。
 なお、現在中国で就役している排水量1,000t以上の海事巡視船は5隻あり、海巡 01 5,418t、海巡 11 3,250t、海巡 21 1,583t、海巡 22 2,320t、海巡 31 3,000tとなっていて、さらにもう1隻5,000t級が建造中である。
2020.01.09 NHK 尖閣沖の接続水域 中国当局の船航行が過去最多に <02.pdf>2002-010902>
 2019年尖閣諸島周辺接続水域中国当局の船が航行した日数が282日に上り、統計を取り始めてから最も多くなった。
 海上保安庁によると、2019年に尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国当局の船は延べ126隻で、2018年に比べて56隻増えた。 更に接続水域の航行も増えて2008年に統計を取り始めてから最も多くなった。
 一方、能登半島沖の日本の排他的経済水域にある大和堆周辺では、ここ数年北朝鮮のイカ釣り漁船による違法操業が相次いでいて、2019年に海上保安庁は1,308隻に退去警告を行い、このうち252隻に放水を行ったという。
2020.01.05 産経新聞

(Yahoo)

新型地対空弾を沖縄に優先配備 中国想定、3年3月までに <2002-010503>
 複数の政府関係者が5日、政府が03式中距離地対空誘導弾改善型(中SAM改)初の配備地として沖縄本島を選定し2021年3月までに配備する計画で、早ければ今年後半にも一部が置かれる見通しであることを明らかにした。
 平成29年度予算で初めて予算化した中SAM改は、令和元年度までに予算化された3個
FU全てを沖縄本島に振り向け、現在中SAMを装備している第15高射特科連隊に配備する。