2016年の東シナ海の情勢に関する報道

年 月 日
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標       題
要             旨
2016.12.30 産経新聞

インターネット

尖閣の状況把握体制強化 海保、全巡視船から映像送信 本庁や官邸でリアルタイム視聴 <1701-123001>
 海上保安庁が尖閣警備専従部隊大型巡視船全12隻映像伝送装置を平成29年度中に設置 する。 巡視船の映像を海上保安庁本庁や官邸でリアルタイムで視聴する体制を強化することで、非常事態時により迅速に意思決定ができるようになる。
 海保によると、尖閣警備専従部隊では現在、12隻のうちヘリコプタ搭載型大型巡視船2隻を含む3隻だけが映像伝送装置を搭載している。
2016.12.26 Yahoo Focus 台湾記事

「中国大陸の空母『遼寧』 台湾最南端沖150キロ地点を航行」

<1701-122601>
 台湾国防部ず26日、中国の空母遼寧が、台湾最南端の鵝鑾鼻(ガランピ)沖90nm を南西に向かって航行したと明らかにした。
 国防部によると遼寧は、25日20:00頃にバシー海峡を通過して26日09:00頃にガランピ沖に達したという。
2016.12.21 NHKニュース 海上保安庁 尖閣対応で今年度中に職員を緊急増員へ <1701-122101>
 海上保安庁尖閣諸島周辺の警備強化により職員の不足が続いているため、来年度予算案 の概算要求で300名の増員を求めているのに加えて、今年度中にさらに100名緊急増員を行うことにした。
 巡視船の運航には乗組員の専門知識や技量などが求められることから、今後は急増する職員の教育も課題となる。
2016.12.12 Stars & Stripes China reportedly responds to Trump’s Taiwan call by flying nuclear-capable bomber <1701-121204>
 トランプ米次期大統領が台湾総統と電話会談した(註:12月2日)のに対抗して、中国が台湾近 くと紛争中の東シナ海上空長距離軍用機の飛行をさせた(註:12月10日)が、トランプ氏は"Fox News Sunday"(註:12月11日)で 、一つの中国論にとらわれないと発言した。
 AP通信によると、中国外務省はこれに対し両国の関係に最悪の影響を及ぼすと警告した。
2016.12.10 Yahoo 時事通信記事

「中国軍6機、宮古沖を通過=空自機が緊急発進」

<1701-121002>
 防衛省が10日、中国軍の戦闘機など6機が同日午前から昼頃にかけて、沖縄本島と宮古島の間の公海上空を 太平洋方面へ通過し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進したと発表した。 領空侵犯はなかったという。
 統合幕僚監部によると、通過したのは中国軍のSu-30 2機H-6 2機Tu-154情報収集機1機 Y-8情報収集機1機で、このうちSu-30は、反転して東シナ海方面へ向かったという。
【註】
 この機種、機数と行動パターンは9月25日のケースと同じである。
【関連記事:1610-092501 (産経新聞 2016.09.25)】
 この際中国は、日の種の飛行を常態化させると公言していた。
【関連記事:1610-092601 (東京新聞 2016.09.26)】
2016.12.10 Yahoo 時事通信記事

「『空自機が妨害弾発射』=宮古沖で接近、日本側に抗議―中国国防省」

<1701-121001>
 中国国防省が10日夜、宮古海峡から西太平洋に向かう定例の遠洋訓練をしていた中国空軍機 に対し10日午前に航空自衛隊のF-15 2機が接近し、妨害弾を発射し中国側の安全を危うくしたと発表した。  妨害弾について具体的に説明していないが、ミサイルを回避するためのフレアのような防御装置とみられる。
 日本政府関係者によると、6月に空自機と中国軍機が接近した際も空自機はフレアを発射して退避したことがある。
2016.12.03 産経新聞

インターネット

中国の掘削船が移動 なおガス田開発海域内に3隻停船 <1701-120302>
 東シナ海の日中中間線付近で中国が一方的に進めるガス田開発で新たな掘削が確認され た問題で、中国が停船させて作業を行っていた掘削船3隻が移動したことが2日に分かった。 3隻はその後、中国の開発施設が点在する海域 内で停船しているのが確認されており、今後の動向が注目される。
 海上保安庁は同日17:00、緊急安全情報「航行警報」で「東シナ海、掘削装置撤去」と伝え、10月28日に移動式掘削船への注意を呼びかけた航行警報を1ヵ月ぶり に削除した。
2016.12.01 Record China 中国空軍機がバシー海峡、宮古海峡を同時通過=中国国防部「常態化する」 <1701-120103>
 中国国防部報道官が11月30日、中国空軍が25日に各種戦闘機を同時に出動させ、台湾とフィリピンの間にある バシー海峡や、沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡を通過する訓練を行ったことについて、今後 も同様の訓練を継続すると述べた。
2016.11.26 Stars & Stripes China again sends fighter jets, bombers through sensitive strait south of Okinawa <1612-112603>
 多数の中国軍機が25日、東シナ海から宮古海峡を通過して太平洋へ出た。 領空侵犯はなかったものの、このよう な9月に次いで2度目である。
 H-6 2機情報収集機2機が太平洋から東シナ海に戻るのに合わせて、Su-30 2機が合流した。
2016.11.23 NHKニュース ロシアの哨戒ヘリコプター 尖閣諸島沖の上空を飛行 <1612-112301>
 防衛省によると、ロシア海軍のKa-27哨戒ヘリ1機が、22日午後に尖閣諸島の大正島と久 場島の付近を数時間にわたって飛行したのが確認された。 Ka-27は大正島と久場島の間を南下していた露海軍駆逐艦から発 進したということで、付近で警戒していた海上自衛隊が確認し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。 領空侵犯はなかったが、Ka-27は一時領空から10kmを飛 行したという。
 ロシア軍のこの哨戒ヘリが尖閣諸島付近で確認されるのは初めてで、防衛省は今回の飛行の目的を分析している。
2016.11.18 Yahoo 読売新聞記事

「米軍機訓練移転、馬毛島購入へ…政府方針固める」

<1612-111802>
 複数の政府筋が、政府が在日米軍再編計画の柱の一つである米艦載機の離着陸訓練(FCLP)の移転先について、候補地の西之表市 馬毛島を購入する方針を固めたことを明らかにした。
 年度内に土地を鑑定評価した上で購入額を確定し、来年度から訓練施設の調査設計に着手したい考えで、購入額は数十億円に上る見通しである。 政府は普天間飛行 場のOspreyの訓練移転なども検討する。
【関連記事:1612-110501 (産経新聞 2016.11.05)】
2016.11.16 Jane's Defence Weekly Chinese vessels sail near Sebkaku/Diaoyu Islands <1701-111606>
 中国海警局の警備艦4隻が、11月5~7日に尖閣諸島の接続水域に入り、6日には 一時的に日本の領海を侵犯した。
 国連海洋法条約(
UNCLOS)では、接続水域を実効支配している国は海域内で国内法への違反行為を防止するため権力を行使できるとし ており、更に領海内では排除活動を認めている。
2016.11.15 中央日報 中国の陸・海・空軍部隊、東シナ海で合同訓練 <1612-111501>
 中国中央電視台(CCTV)の公式ウェブサイト「央視網」が14日、東海艦隊揚陸艦部隊陸軍水陸両用部隊、ヘリコプ タ部隊、空軍部隊などが、東シナ海合同で揚陸訓練を実施したと報じた。
 独立路線を強化する台湾に対して警告を与える意味合いの訓練と見られる。
2016.11.13 産経新聞

インターネット

警察、海上保安庁、自衛隊の3機関 離島「グレーゾーン事態」想定で初の共同訓練 尖閣の現状に危機感 <1612-111301>
 警察、海上保安庁、自衛隊合同で、離島でのグレーゾーン事態を想定した初の合同訓練を 非公開で実施した。 東シナ海での日中間の緊張が高まるなか、政府は平成27年にグレーゾーン事態が起きた場合に自衛隊に発令する治安出動などの手続きを簡略化して いる。
 訓練は日中関係に影響を与える可能性もあるが、危機感を強める日本政府は、3機関の連携強化が不可欠と判断した。
2016.11.06 NHKニュース 尖閣沖 中国海警局船4隻が領海侵入 政府が官邸対策室 <1612-110602>
 第11管区海上保安本部によると、中国海警局の警備艦4隻が6日10:00すぎに尖閣諸島魚釣島の沖合から相次いで日本の領海 に侵入し、1時間半にわたって領海内を航行したのち正午前までに領海から出たという。 4隻は15:00現在、南小島の南東27kmの日本の接続水域を航行していて 、海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けている。 尖閣諸島沖合で中国警備艦の領海侵入は10月18日以来で、 今年に入って合わせて31日になる。
 この事態を受け政府は総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を「官邸対策室」に切り替えて、情報収集と警戒監視にあたっている。
2016.10.15 Yahoo 朝日新聞記事

「宮古島海保、署から部へ昇格 尖閣対応で態勢を強化」

<1611-101502>
 宮古島海上保安署が1日付で保安部に昇格し、15日に開所式が行われた。 尖閣諸島の周辺に現れる中国船への対応 のため、2018年度までに巡視船と人員をいずれも4倍に増やす。
 石垣海上保安部では、1,500tの新造大型巡視船10隻を含む12隻の尖閣専従チームが2月に発足しているが、漁船の取 り締まりには小回りの利く200t前後の小型巡視船が当たるため、その増強が必要だった。
2016.10.13 Yahoo 産経新聞記事

「中国、東シナ海のガス田開発継続 新たに2基で炎 菅長官『極めて遺憾』」

<1611-101303>
 政府が12日、東シナ海の日中中間線付近で中国が設置した16基のガス田開発施設のうち、 10月に入って新たに2基で天然ガスの生産活動を示す炎を確認したと発表した。 外務省は10月上旬に海上自衛隊が上空から撮影した最新の写 真を公開した。
 新たに炎が確認されたのは、日中中間線から中国側に60~70km離れた地点にある第11基、第12基と呼ばれる施設で、これで炎が確認されたのは12基となった。
2016.10.05 Jane's Defence Weekly PLAAF deploys 40 aircraft to western Pacific <1611-100506>
 中国空軍が9月25日に通常の訓練と称し、戦闘機、重爆撃機、空中給油機、
AEW&Cなど40機 以上を、宮古海峡を通過して西太平洋に展開させた。
2016.09.27 Stars & Stripes Japan scrambles jets after Chinese planes fly over Miyako Strait <1610-092704>
 自衛隊が25日、中国軍機8機が宮古海峡を通過したと発表した。 8機の内訳は、H-6爆撃機4機、Tu-154偵察機1機、Y-8偵察機1機、戦闘機2機 であった。
2016.09.26

インターネット

宮古海峡の上空を中国軍8機飛行 空自が緊急発進 <1610-092601>
 防衛省が25日、中国空軍機8機が同日午前に沖縄本島と宮古島の間の公海上空を往復飛行し、 空自戦闘機が緊急発進したと発表した。 8機は東シナ海から南東方向に飛行して宮古海峡を通過し、西太平洋に抜け、その後反転して東シナ海方向に戻った。 中国軍機 のうち2機が戦闘機とみられる。
 一方、中国空軍の報道官も25日、H-6K爆撃機やSu-30戦闘機など40数機が同日に 宮古海峡上空を通過して西太平洋に向かう遠洋訓練を行ったことを明らかにした。 同報道官は遠洋訓練について空軍 部隊の遠洋実戦能力の検証が狙いと述べ、偵察や哨戒、空中給油などを実施したと説明した。
 中国空軍は12日にも西太平洋における遠洋訓練を実施し、航空機が台湾とフィリピン間のバシー海峡を経由し、 西太平洋に向かったことを明らかにしている。
2016.09.25 Yahoo 時事通信記事

「宮古海峡越え大規模演習=40機以上が参加―中国空軍」

<1610-092502>
 中国空軍報道官が25日、爆撃機や戦闘機、空中給油機など40機以上が宮古海峡を越え、西太平洋 で演習を実施したと発表した。 報道官は2013年に設定された東シナ海の防空識別圏について、哨戒飛行を常態化 させていると主張し、今後も中国の正当な合法的権益を断固として守ると強調した。
 大規模な演習は、遠洋での攻撃能力を誇示するとともに、尖閣諸島などをめぐり対立する日米をけん制する狙いがあるとみられる。
【註】
 日本側は「中国空軍の8機が宮古海峡上空を通過」と発表しているのに対し、中国側は「40機以上が宮古海峡を越え西太平洋で演習を実施」と発表している。 この違いは 何を意味するのか。
2016.09.25 Yahoo 産経新聞記事

「中国戦闘機の宮古海峡通過は初めて 空自がスクランブル 空軍訓練、第1列島線突破を誇示か?」

<1610-092501>
 統合幕僚監部が25日、中国空軍の戦闘機など8機が沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡上空を通過 したと発表した。 戦闘機が宮古海峡を通過したのはめてである。
 宮古海峡上空を通過したのは戦闘機2機に加え、H-6爆撃機4機、Tu-154情報収集機1機、 Y-8情報収集機1機の計8機で、一旦宮古海峡を通過した後、往復する形で再び通過したという。
2016.09.21 Yahoo 時事通信記事

「東・南シナ海、一方的行動に反対=仲裁判決は『有用な基盤』―G7 外相」

<1610-092101>
 G7外相会合が20日にニューヨークで開かれ、中国が周辺国と摩擦を強める東・南シナ海情勢について、地域の緊張を 高めるあらゆる一方的な行動に反対するとした声明を発表した。
 特に中国公船による尖閣諸島周辺の日本領海への侵入を念頭に、東シナ海で発生した最近の事案へ の懸念を示した。
2016.09.13 Yahoo 産経新聞記事

「尖閣への中国公船侵入延べ518隻 国有化4年 海保、増員上積みへ」

<1610-091301>
 海上保安庁によると、11日午前に尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入し、1時間半航行したのちに領海外側の接続水域 に出た。 領海侵入は今年に入り延べ87隻で、平成24の国有化以降では延べ518隻になる。
 海上保安庁は今春、尖閣専従体制を整備した上で、28年度補正予算で大型巡視船3隻の増強を要求しているほか、29年度予算の概算要求では海上保安官の増員を求め ているが、8月に中国公船が漁船とともに大挙して押し寄せたことを受け、さらなる上積みを検討する。
2016.08.31 Jane's Defence Weekly Tokyo to upgrade SAM system to defend disputed East China islands <1610-083105>
 読売新聞が8月22日、政府が03式中SAM改 (SAM-4) を宮古島、石垣島、奄美大島に配備する方針で、FY17予算に177億円 を要求すると報じた。
2016.08.29 Yahoo 毎日新聞記事

「海保 7%増の2005億円を概算要求 尖閣など対応」

<1609-082902>
 海上保安庁が29日、来年度予算概算要求で、本年度当初予算比7%増の2,005億円を要求し たと発表した。 尖閣諸島周辺をはじめとする離島遠方海域の警備強化19%増の474億円を求めている。 概算要求 では、漁船に対応できるよう小回りの利く巡視船や新型ジェット機の建造を盛り込んだほか、新造船の乗組員など海上警備の強化に190名の増員 を求めた。
 海保は今年4月に尖閣周辺対処として、巡視船10隻とヘリ搭載型巡視船2隻からなる尖閣専従体制を発足させ、本年 度第二次補正予算案でも、大型巡視船3隻の建造費を計上している。
2016.08.25 産経新聞

インターネット

尖閣周辺に中国公船3隻 与那国 EEZ では海洋調査 <1609-082508>
 尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で25日、中国海警局の船3隻が航行しているのを巡視船が確認したが、こ れに先立つ24日夜に接続水域より外側の日本の排他的経済水域(
EEZ)で、別の中国公船に漁船が横付けしているのを巡視船が発見したため 、海保は公船に対し漁業に関する管轄権を行使しているのであれば認められないと警告した。
 一方、与那国島周辺のEEZでは、中国海洋調査船科学箱状のものを2回にわたり 海中に投入したのを巡視船が見つけたため、調査の中止を求めた。 沖縄近海で中国船による調査活動が認められる のは16日以来である。
2016.08.24 Jane's Defence Weekly Chinese fighter flies to within 50km of disputed Senkaku/Diaoyu Islands <1610-082410>
 共同通信社が8月14日、中国軍機5月下旬以降3回にわたり尖閣諸島周辺の日本の領空を侵犯 したと報じた。
 そのうち1回では戦闘機が領空内50kmまで侵入したという。
2016.08.24 Jane's Defence Weekly Japan to develop SSM to protect Senkaku/Diaoyu islands <1610-082403>
 読売新聞が8月14日、政府が尖閣防衛のため射程300kmの対艦ミサイル(SSM)を開発すると報じた。 陸上自衛隊の 沿岸監視隊が2016年に配置された与那国島から尖閣諸島までの距離は150kmであるのに対し、現有のType 12 SSMの射程は100kmでしかない。
2016.08.23 Record China 中国の爆撃機3機、韓国領空を侵入か= THAAD 配備への対抗措置との憶測も―韓国メディア <1609-082304>
 聯合ニュースが23日、中国の爆撃機3機東シナ海で中韓がともに管轄権を主張する離於島(中国 名・蘇岩礁)上空の領空に侵入したと報じた。 THAAD韓国配備への対抗措置かと憶測を呼んでいる。
 一方、中露の爆撃機が最近、日本の周辺海域を飛行したため航空自衛隊が警戒を強めている。 中国海軍の 東海艦隊の航空爆撃隊日本海で数日続けて演習を実施した。 中国海軍 は年明け以降、4度にわたって遠洋飛行訓練を行っている。
2016.08.22 Yahoo 読売新聞記事

「改良型ミサイル、南西諸島配備へ…離島防空強化」

<203.pdf>1609-082203>
 政府が尖閣諸島など離島の防空を強化するため、迎撃能力を向上させた改良型のSAMを南西諸島に配備する方針を固め、来年度予算の概算要 求に導入費177億円を盛り込み、2021年頃の配備を目指す。 概算要求には、発射機やレーダなどで構成される誘導弾を1個
FU を計上する。
 導入するのは、03式中距離地対空誘導弾の改良型で、戦闘機のほかに高速のCMも迎撃可能なほか、03式より射程や複数目標への対処能力が高い。
2016.08.22 産経新聞

インターネット

防衛省、尖閣防衛で新型潜水艦建造へ 沖縄の空自部隊も格上げ 来年度概算要求 <1609-082202>
 防衛省がそうりゅう型潜水艦の後継となる新型潜水艦を建造するため来年度予算案概算要求に1隻分の建造費として約760億円を計上する。 新 型潜水艦はソナーの能力 を強化させ静粛性も高める。
 また、那覇基地に司令部を置き、沖縄の防空を担う航空自衛隊の南西航空混成団について、戦闘機部隊が倍増したことを受け、 南西航空方面隊に格上げする。 南西航空混成団では今年1月に飛行隊が2個に増えてF-15も約40機に倍増し第9航空団が編成されている。
2016.08.22 日経新聞

インターネット

尖閣警備に600億円、最新巡視船3隻新造へ 政府、2次補正で <1609-082201>
 政府は尖閣諸島周辺で中国公船が相次いで領海に侵入している事態を踏まえ、尖閣周辺の警備体制を強化するため、今年度2次補正予算案に約600億円を計上し、これまで 10隻体制だった海上保安庁の尖閣警備専門の大型巡視船を3隻新造するとともに、来年度予算案でも整備費を計上して 巡視船をさらに増やし、尖閣の実効支配を堅持する。
 政府は尖閣諸島専従の大型巡視船として、昨年度までに1,500t級の最新型巡視船10隻とヘリ搭載型2隻の警備体制を敷いたが、今回のように多くの中国公船が同時侵入する と尖閣専従チームだけでは足りないという。 そこで25~27年度の補正予算で200億円台だった整備費を今年度22次補正予算案では2倍強の600億円規模に拡大する。  海上保安庁によると、中国の1,000t級以上の公船は2012年に40隻だったが、2015年には120隻に増強され、2019年には135隻までなる見通しである。
2016.08.20 Yahoo 時事通信記事

「日本海演習に爆撃機も=急襲能力誇示か―中国軍」

<1609-082004>
 中国国営新華社通信が20日、東海艦隊の爆撃機数機が19日に日本海での演習に参加したと報じた。 演習では
AEW&C機の誘導の下、爆撃機ず迅速に指定の空域に到達し、目標に対し正確な攻撃をしたという。 水上艦と協力した爆撃機の急襲能力を誇 示し、日米をけん制する狙いがあるとみられる。
 具体的な演習海域は明らかにしていない。
2016.08.19 Yahoo 朝鮮日報記事

「米国、東シナ海に強襲揚陸艦を投入」

<1609-081905>
 人民網など中国メディアが17日、米軍が東シナ海の尖閣諸島強襲揚陸艦Bonhomme Richard を投入したと報じた。 人民網によると、Bonhomme Richardは6日に母港の佐世保基地を出港し、14日から東シナ海周辺のパトロールに入った。 その間 MV-22 OspreyやMH-60Sの夜間飛行訓練も実施した。
 日米は昨年5月に米防衛協力指針(ガイドライン)を改定し、尖閣諸島など島部を両国の共同防衛範囲に含めており、尖閣諸島海域に武装警備船や漁船を大挙して派遣し、 緊張を高めている中国に圧力をかけるのが狙いとみられる。
2016.08.19 Yahoo 時事通信記事

「中国海軍、日本海で演習=安倍政権けん制か」

<1609-081903>
 人民解放軍機関紙の解放軍報が19日、中国海軍が18日に日本海で演習を実施したと報じた。 同紙は定例の訓練で特定 の国を対象としていないと説明しているが、海洋進出を強め、尖閣諸島をめぐり対立する安倍政権をけん制する意図があると思われる。
 今回の演習が行われた具体的な海域は不明であるが、ミサイルフリゲート艦や艦載ヘリなどが訓練を実施した。 6月末から8月初旬に米海軍が主催した多国間海上演習 リムパックに参加した駆逐艦も中国への帰途に加わった。
2016.08.17 Jane's Defence Weekly Tokyo protests 'repeated Chinese intrusions' onto Japanese waters <1610-081701>
 中国公船の度重なる日本領海及び接続水域侵入、及び係争海域にある中国のガスプラントへのレ ーダ設置に対して、政府は中国に強く抗議した。
 一方、今年の4~6月に中国軍機に対する航空自衛隊の緊急発進回数過去最多の199回に達している。
2016.08.16 NHKニュース 政府 尖閣諸島周辺で領海侵入 中国船の動画公開 <1609-081601>
 政府が15日夜に外務省などのHPで、尖閣諸島周辺中国当局の船活動を活発化させてい ることを受けて、海上保安庁の巡視船が領海侵入した中国当局の船に対し、退去するよう警告を行う様子などを撮影した動画を公開した。
【註】
 海上保安庁のHPでも「尖閣諸島周辺海域における中国公船及び中国漁船の活動状況について」で動画 を公開している。 また同庁のHPではあわせて、PDF文書で静止画も掲載している。
 静止画には中国漁船と連携する中国公船や展開している中国漁船がうつっている。
2016.08.14 東京新聞

インターネット

中国戦闘機が尖閣接近、5月以降 政府警戒「異例の事態」 <1609-081401>
 政府関係者が13日、中国軍の戦闘機が5月下旬以降、尖閣諸島周辺に複数回にわたり接近し、最も近くて領空まで50km に迫っていたと述べた。 5月下旬以降に少なくとも3回、尖閣諸島に接近たという。
 中国軍の艦船が6月9日に尖閣周辺の接続水域を初めて航行するなど、海域で活動を拡大しているのと同時に、空域でも活動を活発化させていることから、政府は接近 事例が相次じ異例の事態だと警戒している。
2016.08.11 朝日新聞

インターネット

中国公船9隻、接続水域からすべて退去 8日ぶり <1609-081102>
 尖閣諸島周辺の日本領海に中国公船が侵入を繰り返していた問題で海上保安庁が、接続水域にとどまっていた 中国公船9隻が11日朝までに退去したと発表した。 接続水域から中国公船がすべていなくなるのは8日ぶりである。
 海保によると、中国公船は3日に3隻が接続水域に入って以降、8日には最多の15隻が入り、領海への侵入も28回あった。 周辺の海域には 一時、中国漁船が約400隻集まっていたが、漁船の数は減ってきているという。
2016.08.11 NHKニュース 米 尖閣諸島周辺の中国公船の活動に懸念表明 <1609-081101>
 尖閣諸島では今月5日以降、中国当局の船が領海侵入を繰り返し、10日も久場島と魚釣島の沖合の接続水域で航行 しているのが確認されたが、この問題について、米国務省報道部長が10日、尖閣諸島周辺で中国当局の船が増えていることに 懸念を表明した。
 更に同部長は尖閣諸島は日本の施政権下にあり、日米安全保障条約の適用範囲だという立場を改めて示したうえで、尖閣諸島における 日本の施政権を損なわせるいかなる一方的な行為にも反対すると述べ、中国の動きをけん制 した。
2016.08.10 産経新聞
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中国公船の尖閣諸島領海侵入 有効な対応策迫られる政府 対外発信強化、巡視船増強、海上警備行動発令も <1609-081005>
 海上保安庁が2月に発足させた尖閣警備専従部隊は大型巡視船10隻とヘリ搭載型巡視船2隻の計 12隻で編成されているが、中国が13隻を投入すると中国船1隻に対し、巡視船1隻以上で対応するやり方では、全船を稼働させても1隻足りないことになる。 実 際には乗組員の交代や船の修理などを考えると12隻が同時に稼働することはないという。 このため専従部隊発足後も全国からの応援で監視活動を行っており、 今回も応援でしのいだ
 防衛省はP-3Cや護衛艦を展開して中国軍艦艇の動向に目を光らせているが、軍艦ではない公船の活動に自衛艦が直接対処 すれば中国海軍が展開する口実を与える恐れがある。 ただ、仮に尖閣諸島が武装漁民に占拠され、海上保安庁や警察が保持する装備 で対応が不可能ならば自衛隊に海上警備行動が発令される。 これにより政府は、中国が漁民保護などを名目に主権行使の既成事実を作ることを防ぎたい考えである。
2016.08.08 日経新聞

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尖閣領海侵入は計8隻 7日に中国公船、外務省が抗議 <1609-080803>
 外務省は8日、中国海警局の公船7日夕から夜にかけて尖閣諸島周辺の領海に相次いで 侵入したと発表した。 同日に領海に侵入した中国公船は延べ8隻だった。 外務省によると、7日10:00ごろに中国海 警局の公船2隻が領海に侵入し35分で外に出たが、16:00前後にも2隻が入った。 その後18:40ごろから21:00ごろにか けて4隻が相次いで領海に侵入した。
 領海の外側の接続水域に13隻が航行しており、一部が領海に出たり入ったりしているもようだ。
2016.08.08 東京新聞

インターネット

尖閣周辺に中国公船、最多15隻 政府、首脳間で打開検討 <1609-080802>
 海上保安庁が8日、尖閣諸島周辺の接続水域や領海に一時、中国海警局などの公船15隻が入 ったと発表した。 尖閣周辺で同時に航行する公船の数としては過去最多である。
 中国公船や漁船による接続水域や領海への侵入は5日から活発化して4日連続しており、8日は15隻のうち 3隻が領海に侵入した。 中国当局船は2日連続して領海侵入した。
2016.08.07 日経新聞

インターネット

尖閣接続水域に中国公船、最多13隻 領海侵入も <1609-080705>
 外務省が8日、尖閣諸島周辺の接続水域を航行していた中国海警局の公船延べ8隻断続的に日本の領海に侵入し たと発表した。 6日から公船7隻が接続水域での航行を続け、7日に新たに公船6隻が接続水域に入ったことも確認した。 海上保安庁によると、接続水域に同時に入った 中国公船の数としては、政府が尖閣諸島を国有化した2012年の12隻を上回り、過去最多の計13隻となった。
 7日午前には公船2隻が領海に入り35分で領海外に出たが、そのうちの1隻と別の1隻が午後に相次いで領海に入った。 その後も同日夕から夜にかけて、断続的に領海 への侵入を繰り返していた。 尖閣周辺の中国の挑発を巡っては、5日に海警局の公船と漁船が同時に日本の領海に侵入し、6日には公船7隻が接続水域に入り、周辺海域で 漁船230隻が航行しているのが確認された。
2016.08.07 NHKニュース 尖閣沖 中国海警局船2隻が領海に侵入 海保が警告と監視 <1609-080704>
 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島沖合の領海外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船7隻のうち2隻が、7日午前10時すぎに 相次いで領海に侵入した。 午前10時半現在、2隻とも領海内にとどまっているということで、海上保安本部が警告と監視を続けている。 また このほかに、中国の公船2隻が新たに接続水域に入っているのが確認されたという。
 尖閣諸島の周辺では6日時点で、中国の漁船300隻が航行しているのが確認されており、5日には中国海警局の船中国国旗を掲げた漁船同時に日本の領海に侵入したのが初めて確認されている。
2016.08.07 日経新聞

インターネット

中国、ガス田にレーダー 軍事用の可能性も <1609-080702>
 外務省が6日更新したホームページで、東シナ海の日中中間線の中国側で確認された中国が構築した16基のガス田開発 用構造物のうち1基で、中国が対水上レーダを設置している写真を掲載した。
 政府関係者は、海洋巡視船に搭載するようなレーダで、ガス田開発には必要ないと指摘。日本政府は中国が東シナ海での軍事力強化につなげる 可能性もあるとみて性能の分析を急いでいる。
 金沢工業大学院教授の伊藤俊幸元海将は、A2AD戦略の一環とており
ASBMの射撃用に使えば命中精度が向上するう え、次は対空レーダの設置も考えられると語っている。
2016.08.07 NHKニュース 接続水域に中国海警7隻 政府 分析急ぐ <1609-080701>
 政府が6日、中国海警局の船7隻尖閣諸島周辺の接続水域に入ったことを受けて中国に対し 、緊張を高める一方的な行為だとして抗議し警戒を続けるとともに、中国側の意図やねらいについて分析を急いでいる。
 中国海警局の船7隻が尖閣諸島周辺の接続水域に入り、中国の漁船およそ300隻がその周辺を航行しているのが6日に確認されている。
2016.08.06 Yahoo ロイタ通信記事

尖閣周辺に約230隻の中国漁船、武装した海警船も」

<1609-080601>
 外務省が6日、尖閣諸島の接続水域中国の漁船約230隻海警局の船6隻を確認し、中国側 に抗議したと発表した。 これほどの多くの中国漁船が同接続水域に入るのは異例。海警局の船のうち、3隻は武装しているという。
 日本が中国に抗議をするのは2日連続である。
2016.08.01 Yahoo 時事通信記事

「東シナ海で実弾演習=日本けん制する狙いか―中国」

<1609-080101>
 国営新華社通信などによると、中国海軍が1日に東シナ海で実戦を想定した実弾演習を実施 した。 演習は呉勝利海軍司令官が指揮し、東海艦隊が中心となり北海、南海両艦隊も参加 して、約100隻の艦艇や数十機の戦闘機、各種兵器が投入された。
 定例の訓練と位置付けているが、尖閣諸島をめぐり対立する日本を牽制する狙いがあると見られる。 中国軍は中国の主張を退けた仲裁裁判所の判決が出た7月12日の 前後にも南シナ海で演習を実施した。
2016.07.13 Jane's Defence Weekly JASDF scrambles hit a record <1609-071303>
 共同通信が7月5日、中国機に対する航空自衛隊機の緊急発進が、4~6月の3ヶ月間で199回過去最多であったと報じた。
2016.07.13 Jane's Defence Weekly China Says Japanese F-15s locked onto its fighter over East China Sea <1609-071301>
 中国国防相が、東シナ海上空で6月17日に中国のSu-30 2機に対し航空自衛隊のF-15 2機が レーダをロックオンさせたと非難した。
 国防相報道官は、Su-30 2機は東シナ海上空に中国が設けたADIZで、通常の哨戒飛行中であったと述べた。
2016.07.05 Yahoo 時事通信記事

「中国機に緊急発進199回=過去最多、4~6月―防衛省」

<1608-070503>
 統合幕僚監部が5日、中国機に対する緊急発進が今年4~6月199回だったと発表した。 四 半期ベースで過去最多だった1~3月の198回を上回った。
 中国機に対する緊急発進は前年同期より85回増加しているが、統幕は中国機は今までより活動するエリアを南下させており、引き続き拡大活発 化の傾向にあると警戒している。
 4~6月全体のスクランブルは前年同期比108回増の281回で、中国機が全体の約7割を占めたほか、ロシア機に対する緊急発進回数は78回で前年同期より21回増えた。
2016.07.05 Yahoo 時事通信記事

「空自機はレーダー照射せず=萩生田副長官」

<1608-070502>
 萩生田官房副長官が5日の記者会見で、航空自衛隊機中国軍機
FCS レーダを照射したと中国国防省が非難していることについて、挑発的な行為を取ったという事実は一切なく、FCSレーダを日本側からロ ックオンさせたという事実もないと否定した。
2016.07.04 Yahoo 時事通信記事

「空自機が『レーダー照射』=『挑発行動』と非難―中国国防省」

<1608-070402>
 中国国防省が4日、東シナ海上空で先月17日に航空自衛隊機が中国軍機に対し緊急発進したことについて談話を発表 し、F-15 2機が高速で接近挑発し、
FCSレーダをわが方に照射し たと主張し、日本側が挑発をしたと非難した。
 中国軍のSu-30 2機が東シナ海に中国が設定した防空識別圏内で通常のパトロールを行っていた際に、レーダ照射を受けたという。
【関連記事:1607-062901 (毎日 2016.06.29)】
2016.06.30 Yahoo 時事通信記事
「対中国機の緊急発進増加=統幕長が異例の言及」
<1607-063001>
 河野統合幕僚長が30日の記者会見で、4~6月に発生した領空侵犯のおそれのある航空機に対する緊急発進が前年同期 比で90回以上増え、中でも中国機に対する発進は80回以上増加したことを明らかにした。
2016.06.29 Yahoo 時事通信記事
「空自機へ攻撃動作『事実無根』=中国大使館」
<1607-062904>
 航空自衛隊の元空将が、中国軍機が空自機に攻撃動作を仕掛けたとする記事をインターネット上で公表したことについて、在日 中国大使館報道官代理は29日、全く事実無根と否定した。
2016.06.29 Yahoo 読売新聞記事

「空自機、中国軍用機と上空近距離で『やり取り』」

<1607-062903>
 萩生田官房副長官が29日、今月17日に東シナ海上空を南下した中国軍用機に対し、航空自衛隊機が緊急発進した際、上空で 近距離でのやり取りが発生していたことを明らかにした上で、攻撃動作をかけられたとかミサイル攻撃を受けたという 事実はないと否定した。
2016.06.29 Yahoo 毎日新聞記事

「中国軍 空自機に攻撃動作 空自 OB 指摘」

<1607-062901>
 織田元空将が28日にインターネットのニュースサイトに、東シナ海上空で中国軍の戦闘機が空自戦闘機に対し 攻撃動作を仕掛け、空自機が自己防御装置を使用して離脱したとする記事を発表した。 織田氏は中国機の動きは少なくとも16日以降続いている ようだと話している。 政府は公表していないが、政府関係者は記事のような事実があったことを認めている。
 織田氏は毎日新聞に対し、攻撃動作とは中国機が後ろから近づいた空自機に対して正面から相対するような動きを見せ、さらに追いかけるような姿勢を見せたことだ とした。 空自機は一旦は防御機動でこれを回避したが、このままではドッグファイトに巻き込まれ不測の状態が生起しかねないと判断し、フレアを使用 しながらミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱したというとした。
2016.06.22 Jane's Defence Weekly Japan concerned about 'escalatig actions' of Chinese ships in its waters <1608-062201>
 中谷防衛相が6月17日、中国艦船が最近、日本の領海や領海近くを航行し始めたことに 懸念を示した。
 16日03:05PMから1時間にわたり、中国海軍のType 815 Dongdiao級情報収集艦接続水域に入り、15日には同じ情報 収集艦が口之永良部島12nm以内の領海に入っている。
2016.06.19 Yahoo 読売新聞記事

「護衛艦の警告無視、一時緊迫も…中国軍艦進入」

<1607-061901>
 尖閣諸島周辺の接続水域進入など南西諸島周辺で活発化する中国軍艦の行動について日本政府は、 軍上層部などの承認を得た上での計画的で組織的な行動との見方を強めている。
 最も緊迫したのは9日未明で、尖閣諸島の久場島の北東から接続水域に入ってきた中国艦に対し、護衛艦せとぎりが入らないよう 警告を続けたが、中国艦はこれを無視し、日本の領海に向け一時、 直進を続けたという。
2016.06.16 Yahoo 読売新聞記事

「中国軍艦、今度は沖縄・北大東島の接続水域に」

<1607-061601>
 防衛省が16日、15日に鹿児島県沖の領海に侵入したのと同一の中国海軍情報収集艦1隻が北大東島周 辺の接続水域内を航行したと発表した。 防衛省の発表によると、16日15:05頃、護衛艦ひゅうがが、沖縄本島の東360kmにある北大東島北の接続水域に入る ドンディアオ級情報収集艦を確認した。 同艦は16:00頃に同島北北西の同水域から出た。
 中国海軍情報収集艦は、沖縄東方海域で実施されている日米印共同訓練に参加していた3ヶ国の艦艇を追尾して接続水 域に入ったもので、同水域内の航行は国際法上問題ないが、中国軍艦による挑発行為が継続していることから、外務省は16日に在日中国大使館に 強い懸念を伝えた。
2016.06.15 Jane's Defence Weekly Chinese J-10 makes 'unsafe' interception of US RC-135 <1608-061507>
 中国の
J-102機が6月7日に東シナ海上空で、米空軍のRC-135に異常接近した。
 この内の1機はRC-135の100呎以内に接近したという。
2016.06.15 Jane's Defence Weekly Chinese frigate enters Senkaku contiguous zone for first time <1608-061506>
 日本政府が6月9日未明に駐日中国大使を召喚し、中国海軍のフリゲート艦が尖閣諸島の接続水域に侵入したことにつ いて強く抗議した。
 侵入したのはType 054フリゲート艦で、同日00:50に久場島北東の接続水域に侵入したのを護衛艦せとぎりが発見した。
2016.06.15 Yahoo 時事通信記事

中国軍艦が領海侵入=04年以来、鹿児島沖で

<1607-061501>
 防衛省が15日、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦1隻が同日午前3時半ごろ、口永良部島西の領海に侵入したことを 確認したと発表した。 中国軍艦艇が日本の領海に侵入したのは、2004年に中国軍潜水艦が石垣島周辺で確認されて以来二度目 である。 P-3Cが領海侵入を確認し、領海外へ出るよう警告を行った。 同艦は約1時間半、領海内を南東に進み、15日午前5時ごろに鹿児島県の屋久島南で領海外に 出た。
 防衛省によると、ほぼ同じ時刻に同海域を日米印共同訓練に参加するインド艦が航行しており、中国側が 共同訓練に関する情報収集活動を行っていた可能性もある。
2016.06.10 Yahoo 時事通信記事

「中国艦の動きに懸念表明=尖閣は防衛対象―米国務省」

<1607-061001>
 米国務省のトナー副報道官が9日、中国艦が尖閣諸島周辺の接続水域へ入ったことについて懸念 していると表明した上で、1972年から日本が施政権を有する尖閣諸島は、対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象である と確認した。 同副報道官は、情勢を注視し日本政府と緊密に対応を協議すると語った。
2016.06.09 朝日新聞

インターネット

中国軍艦の尖閣航行、軍事衝突の危険性は? 識者に聞く <1607-060904>
= 香田洋二元自衛艦隊司令官の話 =
 中国艦は、日本の接続水域には入ったものの領海には侵入しなかったが、領海に入った場合は偶発的に日中の軍事衝突が発生 する危険性もあった。
 中国はぎりぎりのラインで踏みとどまったともいえるが、今後、中国軍への警戒を一層強める必要がある。
2016.06.09 Yahoo 時事通信記事

「政府緊張、海上警備行動も視野=海空メカニズムの運用急務」

<1607-060903>
 政府が中国艦が領海に侵入した場合には海上警備行動を発令し、海上自衛隊の艦艇が中国軍艦に対し立ち退くよう求 める方針である。 河野統幕長は9日、非常に懸念すべき事態だとの認識を示し、海上保安庁で対応できない場合、海上警備行動を掛けた上で自衛隊が対応すると述べた。
 これに対してロシアについては区別して対応する方針である。 防衛省幹部によると、ロシア艦艇は5月上旬からブルネイ周辺海域などで行わ れたASEANなどによる共同訓練に参加後、帰投する途中だったとみられ、過去にも同じルートをロシア艦が通過したことがある
2016.06.09 Yahoo ロイタ通信記事

中国軍艦が初めて日本の接続水域に、同時間帯にロシア艦も

<1607-060902>
 防衛省によると、9日午前0時50分ごろに尖閣諸島周辺の接続水域中国艦1隻が入ったが、同時間帯に ロシアの駆逐艦など3隻が同じ海域を航行するのも確認されており、同省は関連を分析している。
 防衛省幹部によると、ロシア軍艦が接続水域を航行するのは初めてではないものの、中国軍艦の動きと重なったことから注視している。
2016.06.09 Yahoo 時事通信記事

中国軍艦が接続水域初航行=安倍首相、警戒監視など指示

<1607-060901>
 政府は9日未明、中国艦尖閣諸島周辺の接続水域内に入ったと発表した。 防衛省によると中国艦が尖閣周辺の接 続水域内に入ったのは初めてである。
 防衛省や内閣官房によると、9日午前0時50分ごろ、中国海軍のジャンカイI級フリゲート艦1隻が尖閣諸島久場島北東の接続水域内に入ったの を護衛艦せとぎりが確認した。
 これを受け、安倍晋三首相は
 ① 不測の事態に備え、関係省庁が緊密に連携して対処する
 ② 米国をはじめとする関係諸国と緊密な連携を図る
 ③ 警戒監視に全力を尽くす
の3点を指示すると共に、首相官邸の危機管理センタに情報連絡室を設置した。
2016.06.08 東京新聞

インターネット

中国戦闘機が米軍偵察機を妨害 東シナ海の公海上空 <1607-060801>
 CNN TVが複数の米国防当局者の話として7日、米空軍のRC-135東シナ海の公海上空を飛行中、中国の J-10から妨害を受けたと報じた。 CNNによると、J-10はRC-135の30m以内には接近しなかったが、RC-135に迫ってくるかのように高速で飛行したという。
 5月にもEP-3が南シナ海の公海上空でJ-11 2機から異常接近されている。
2016.06.02 朝日新聞

インターネット

東シナ海ガス田施設に掘削やぐら 中国に岸田外相抗議 <1607-060204>
 岸田外相が2日、中国が東シナ海の日中中間線付近でガス田開発のための 2ヶ所の施設に掘削櫓を建設していることを確認したと発表した。 日中間では海洋の境界が確定しておらず、岸田氏は一方的な開発を進めているとして 中国に抗議した。
 外務省によると、自衛隊機が5月下旬に付近を飛行中、大型クレーンやヘリポートを備えた施設の建設を確認した。 政府は中間線付近に 16基のガス田開発施設があることを確認しているが、今回の2基を加えて16基全てで櫓が作られ たことが明らかになった。
2016.05.30 Yahoo 産経新聞記事

「石垣配備着手、2年前倒し 陸自、29年度に用地費」

<1606-053001>
 防衛省が石垣島への陸上自衛隊警備部隊の配置について、平成31年度以降に駐屯地などの用地取得に入る予定だった が、着手を2年前倒しして29年度予算概算要求に用地取得費などで100億円前後を計上すること が29日に分かった。 尖閣諸島への中国の脅威をにらんだ措置で、宮古島と奄美大島での警備部隊配備と同時並行で進め、南西防衛強化を急ぐ。
 駐屯地などの施設整備は通常、用地取得と造成工事に1年ずつ、建設工事に2年の計4年かかる。 造成建設工事を効率的に進めれば計3年に短縮でき、 31年度に施設整備と配置を完了させることが可能になる。
2016.04.22 日経新聞

インターネット

中国機に緊急発進571回 15年度23%増で最多 <1605-042205>
 統合幕僚監部が22日、航空自衛隊の緊急発進回数について、26年度の中国機向けが前年度より23%増 の571回だったと発表した。 国別ごとの公表を始めた平成12年度以降で最多だった。
 ロシア機は39%減の288回で、すべての国地域を合わせた全体では7%減の873回だった。
2016.04.04 産経新聞

インターネット

海上保安庁が尖閣領海の警備を増強 巡視船12隻が専従体制 <1605-040406>
 海上保安庁が、尖閣諸島周辺の領海警備を専門とする1,500t級の最新型巡視船10隻の新造と ヘリ搭載型2隻の配置転換を全て完了し、乗組員も確保して第11管区海上保安本部(那覇)に尖閣専 従体制が整ったと明らかにした。
 新造した10隻はいずれも全長96m、1,500総㌧の高速巡航が可能な巡視船で、20mm機関砲や遠隔放水銃、停船命令表示装置などを装備している。
2016.03.28 Yahoo 毎日新聞記事

「与那国島 陸自が初配備 沿岸監視隊駐屯地が開設」

<1604-032801>
 日本最西端の与那国島に28日、陸上自衛隊沿岸監視隊の隊旗授与式が開かれ駐屯地を開設し た。 防衛省によると、沿岸監視隊は160名で編成され、島内2ヵ所(26ha)に監視所や隊員の宿舎などを整備した。
 配備は防衛の空白地域とされる南西地域の防衛力強化の一環で、レーダなどで船舶や航空機を24時間監視し、尖閣諸島周辺の東シナ海などへの海洋進出を活発化させる中 国軍などの動向ににらみを効かせる。
2016.03.21 Searchina 揚陸艦、今年になってから5隻が就役 中国海軍・東シナ海担当の東海艦隊 <1604-032103>
 中国メディアの捜狐が18日、中国海軍が今年、東海艦隊所属として揚陸艦5隻を就役されたとする記事を掲載した。
 1月12日には、満載時排水量5,000tのType 072B LST天目山の命名就役式を行い、3月7日にはType 072B LSTの武夷山徂徠山 五台山の命名就役式を行った。 中国で就役しているType 072B LSTは5隻で、いずれも東海艦隊に所属し ていて、072Bより古い型の072A 9隻は南海艦隊及び北海艦隊に所属している。
【関連記事:1604-031507 (CD 2016.03.15)】
 更に2月1日にはより大型のType 071揚陸艦沂蒙山の命名就役式を行った。 Type 071はこれまで3隻を南海艦隊 に配属していたが、東海艦隊にも1隻が加わったことになる。
2016.03.18 Defense News Japan Extends East China Sea Surveillance <1604-031807>
 駐米日本大使館防衛駐在官の山本1佐が、3月28日に与那国島に新たに国境監視部隊が配置さ れることを明らかにした。
 150名からなるこの部隊は、レーダや光学監視装置を装備し、日本の情報網を200哩拡張することになる。 山本1佐によると、今までこの地域は 力の真空地帯であったという。
2016.03.15 China Defense Photos of the day: East Sea Fleet's 5 new amphibious warfare assets <1604-031507>
 中国海軍がType 071揚陸艦を含む新型揚陸艦5隻東海艦隊に配属した。
 これについて軍事専門家は、中国の揚陸能力は1度に1個師団の10,000名がせいぜいで、心配ないとしている。
【註】
 記事が画像を掲載したType 072A LSTはType 072 LSTの改良型で、新たにヘリ甲板が設けられている。
2016.03.08 China Defense Three Type072A LSTs commissioned to East Sea Fleet in a single day <1604-030807>
 中国海軍が7日、新造した戦車揚陸艦(LST) 3隻を東海艦隊に配備した。
 配備されたWuyishanCulaishanWutaishanの3隻は満載時排水量5,000tで、島嶼揚陸作戦の支 援に使用するという。
2016.03.04 Yahoo 沖縄タイムス記事

「与那国島の陸自、28日に編成完結式 160人配置」

<1604-030401>
 防衛省が、今月28日与那国島に配置する隊員160名からなる陸上自衛隊 沿岸監視隊編成完結式を行う。
 防衛省は2015年度末までの部隊配備計画に合わせて配置するが、駐屯地施設は昨年の台風21号による被害などで未完成 なため、22日までに与那国町に入りする隊員は当面、建設作業員の宿舎で暮らす。 島内の宿舎が完成次第、家族ら90人も移住してくるという。
2016.02.24 産経新聞
インターネット
「尖閣警備専従部隊」完成へ 海保11管区、24日に2巡視船就役し14隻態勢で尖閣警備 全国最大に <1603-022401>
 尖閣諸島周辺海域の警備を所管する海上保安庁第11管区海上保安本部(那覇市)の定員が、小笠原諸島周辺海域を所管する第3管区を抜き 全国最大規模となった。 24日には大型巡視船いぜなあぐにが就役し、大型巡視船とヘリ搭載型巡視船計14隻 からなる第11管区の尖閣警備専従部隊が完成する。
産経新聞
インターネット
2016.02.17 Yahoo 朝日新聞記事

「接続水域に外国潜水艦 『特殊な動き』と防衛省 対馬沖」

<1603-021701>
 防衛省が16日、外国の潜水艦1隻が対馬の南東沖の接続水域内潜ったまま 航行したのをP-3Cや護衛艦などが確認したと発表した。 潜水艦の国籍は明らかにしていない。
 接続水域内の潜水艦潜航は国際法上禁じられていないが、この海域の潜航は、過去にない特殊な動きとして公表した。
 外国の潜水艦による接続水域内の潜航は、最近では2014年3月に宮古島沖で確認されている。
2016.02.16 Yahoo 読売新聞記事

「対馬の接続水域に国籍不明潜水艦…領海侵入せず」

<1603-021605>
 防衛省が16日、対馬南東の接続水域内(領海の外側22nm)で、国籍不明の潜水艦の潜航を確認したと発表した。 P-3C が15日午前に南西に進行する潜水艦を探知し、その後、東シナ海に抜けとみられるという。 領海への侵入はなかった。
 同省によると、対馬周辺海域で潜水艦の潜航が確認されたのは初めてである。
2016.01.31 Yahoo 毎日新聞記事

「対馬海峡 中国軍2機が往復飛行 領空侵犯なし」

<1602-013101>
 防衛省が31日、中国軍のY-9
ELINT機とY-8 AEW&C機の 2機が東シナ海から対馬海峡を抜けて日本海まで往復飛行したと発表した。 中国機の対馬海峡の飛行を同省が公表した のは初めてである。
 北朝鮮のミサイル発射に向けた動きを受けて展開する海上自衛隊のAegis艦などの情報を収集している可能性があるとみられる。
2016.01.28 日経新聞>

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米軍司令官「中国攻撃なら尖閣守る」 南シナ海へ艦船派遣拡大 <1602-012802>
 米太平洋軍司令官ハリス海軍大将が27日のワシントン市内での講演で、中国による尖閣諸島周辺への領海侵入について 、中国の攻撃を受ければ我々が間違いなく尖閣を守ると明言した。
 また同司令官は、南シナ海スプラトリー諸島に米軍艦船を派遣する航行の自由作戦についても、より多くなるだろうと述べ頻度 を増やすことを明らかにした。
2016.01.26 Yahoo 時事通信記事

那覇に『第9航空団』新設=31日から、南西諸島防衛強化

<1602-012601>
 政府は26日午前の閣議で、航空自衛隊那覇基地の戦闘機部隊を1個飛行隊増やし、第9航空団とするための政令を決定し た。
 防衛省によると、新たな航空団編成は約50年ぶりとなる。
2016.01.14 Yahoo 沖縄タイムス記事

「陸自配備に合わせ、先島にヘリ部隊計画 石垣が有力候補か」

<1602-011401>
 防衛省が13日の衆院安全保障委員会で、宮古島、石垣島への陸上自衛隊配備に合わせ、先島諸島へのヘリ部隊配置を計画していることを明らかに した。
 具体的な配備先は現時点で決まっていないとしているが、次期中期防衛力整備計画内で陸自警備部隊などの配備を目指す石垣島内を有力候補地と して検討しているとみられる。
2016.01.13 Jane's Defence Weekly Japan, Vietnam protest about Chinese operations <1602-011312>
 中国が12月末に尖閣諸島の12nm内武装した巡視船3隻を入れたことで、日本が緊張を高めて いる。 これらの巡視船は海軍のType 053H2G江衛型フリゲート艦を改装したもので、ミサイルと100mm主砲を取り外し、37mm双 連砲4門を搭載している。 また同じく12月下旬に海軍のType 815 ELINT艦1隻を房総半島沖合に遊弋させている。
 一方南シナ海では1月2日にFiery Cross礁に構築した滑走路民航機2機を着陸させたことに 対しベトナムが反発している。
2016.01.13 Stars & Stripes Chinese incursions may lead Japan to patrol disputed island chain <1602-011310>
 武装船1隻を含む中国船3隻が12月26日に尖閣諸島の領海内に侵入したのを受け中谷防衛相が12日、今後も中国船の侵入が続けば自衛艦の派遣が求 められることになると述べた。
 図は海上保安庁がHPに掲載した「接続水域内確認隻数」グラフである。
海上保安庁HPの当該ページ
2016.01.13 東京新聞

インターネット

中国紙、自衛隊派遣なら軍艦出動 尖閣情勢で <1602-011306>
 人民日報系の環球時報が13日、日本政府が尖閣諸島周辺に海上自衛隊の艦船を派遣すれば、中国海軍の 軍艦が出動すると強調する社説を掲載した。
 社説は、中国が派遣する軍艦の数は自衛隊の比ではないと強調したうえで、日本が先に自衛隊の艦船を派遣した場合、東シナ海の摩擦が激化する道義的責任は日本が負わな ければならないと主張した。
2016.01.13 Yahoo 時事通信記事

「海上警備行動に警告=中国」

<1602-011305>
 中国外務省副報道局長が13日、菅官房長官や中谷防衛相が前日、中国艦が尖閣諸島周辺の領海に侵入した場合、海上警備行動で 自衛隊艦艇を派遣する可能性に相次ぎ言及したことを受け、「挑発や事態をエスカレートさせる行動を取らないよう忠告する。さもなければ一切の結果の責任を負う ことになる」と警告した。
2016.01.12 読売新聞

インターネット

尖閣侵入なら、海自が海上警備行動…中国に通告 <1602-011201>
 政府が中国艦による尖閣諸島の領海への侵入に備え、国際法に基づく無害通航を認めず海上警備行動を発令して自衛隊の 艦船を派遣し、中国軍艦に速やかな退去を促す新方針を決め、昨年11月の中国艦による尖閣諸島周辺の航行後、外交ルートを通じ中国政府に通告し ていた。
 国連海洋法条約は平和や安全、秩序を脅かさない限り、軍艦であっても他国の領海を自由に通航できる無害通航権を定めているが、中国は尖閣諸島の領有権を主張している ため、無害通航を求める可能性は低いと日本政府はみている。
2016.01.05 日経新聞

インターネット

中国、軍艦改造船を尖閣周辺に投入か 香港の人権団体指摘 <1602-010502
 香港の人権団体である中国人権民主化運動情報センタが5日までに、中国海警局が中国海軍の艦船を改造した 5隻を尖閣諸島周辺海域に投入する可能性があると伝えた。
 消息筋によると、フリゲート艦3隻が改造を完了し、駆逐艦2隻が年内に改造を終える予定で、いずれも機関砲を残してい るという。
【関連記事:1509-080511 (JDW 2015.08.05)】