非殺傷型 DEW 戦に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2018.09.12 時事通信

(Yahoo)

謎の「攻撃」、ロシア主犯か=キューバなどで外交官健康被害―米 TV <1810-091201>
 キューバのハバナでは2016~2017年にかけ、20名以上の米政府職員が自宅やホテルで脳損傷などの被害を受けた。 当初、音波攻撃が疑われたが、FBIは音波自体は健康被害をもたらさないとして、マイクロ波やその他の電磁波兵器が使用された可能性が高いとみている。 今年5月には、中国広州市の米総領事館に勤務する米国人職員1人も同様の被害に遭っていたことが分かった。
 これについて米NBは11日、米情報機関が主犯はロシアとみていると報じた。 報道によると、最終結論ではないものの、連邦捜査局 (FBI) や中央情報局 (CIA) が得た通信傍受などの情報ロシアの関与が浮上しており、当局者はNBCに対して「意図的行為だったと考えざるを得ない」との認識を示した。
2018.06.23 東京新聞 東シナ海、米軍機にレーザー照射 中国漁船か、米紙報じる <1807-062302>
 Wall Street Journal紙が22日に米政府当局者の話として、東シナ海と周辺で昨年9月以降に米軍機に対するレーザ照射 20件以上起きたと報じた。 漁船から照射されたとみられ、うち数件は中国の漁船だったという。 当局者は一連のレーザ照射の 全てに中国が関与しているかどうか明言していない。
 使われたのは商業用の低出力レーザだったとみられるが、操縦士が一瞬目がみえなくなったり目を負傷する危険があった。
2018.06.22 産経新聞

(Yahoo)

キューバの米大使館で1人に症状 「音響攻撃」の被害は25人に <1807-062202>
 米国務省報道官が21日、キューバの米国大使館職員らが2016年秋以降、聴覚障害などの体調不 良を訴えた問題で、更に外交官1名に症状が確認されたと発表した。 最後に確認された昨年8月以来初めてで、被害を訴えたのは 25名となった。 米政府は何らかの「音響攻撃」を疑い、キューバ政府に調査を求めているが原因は明らかにな っていない。
 広州の米総領事館でも5月に職員がキューバと同様の症状を訴えている。
2018.05.02 Jane's Defence Weekly US warns pilots of unauthorised high-power laser activity on Djibouti <1806-050207>
 米軍が、ジブチで米軍機に対しレーザの不法照射があったとする
NOTAMを発令した。 NOTAMはFAAのウェブサイト に掲載され、4月14日~6月14日となっている。 レーザの照射地点は中国がジブチに建設した基地の沖合750mとされている。
 この事件に遭遇したパイロットによると照射されたのは青色レーザで、この波長のレーザは中国とロシアが艦載レーザ兵器とし て採用している。