2018.12
International Defence Review
China's AVIC trials Venus solar-electric UAV
<1902-120016>
AVIC社が10月26日、翼端長20mの太陽電池動力長期滞空型UAV Venusを発表した。 Venusの巡航高度は20,000m (65,616ft) 以上という。 翼幅は1.1mで翼の重量は18.9kgである。
2016年の航空展で公表された同社の最終目標は、翼端長50m、全長21mで100~125km/hで巡航し30日間滞空する。
2018.12
International Defence Review
CASIC unveils WJ-700 armed reconaissance UAV
<1902-120011>
2018.12
International Defence Review
China's CASC announces stealth UCAV development
<1902-120010>
2018.11.21
Jane's 360
China's Beihang UAS readies BZK-005E long-range reconnaissance UAV for export
<1812-112109>
北京UAV技術社が殊海航空展で、初めてBZK-005E MALE UAVを海外から受注したことを明らかにした。
BZK-005EBは中国で陸海空軍が広く採用しているChangying (Long Eagle) とも呼ばれているZK-005の改良型で、全長10.05m、翼端長18m、MTOW 1,500kgで、最高速度210km/h、巡航速度130~180km/h、搭載能力370kg、上昇限度7,500m、滞空能力40時間、航続距離2,000kmの性能を持つ。
2018.11.14
Jane's Defence Weekly
Unmanned military systems take centre stage in Zhuhai
<1901-111404>
MTOW 3,000kg
・CH-7 UAV
MTOW 1,300kg
・Sharp Claw Ⅰ/Ⅱ UGV
・CTSUMP UGV
・War Wolf logistic UGV
・Calvary UGV
・King Leopard combat UGV
・各種 USV
2018.11.14
Jane's Defence Weekly
Wing Loong Ⅱ UAV enters PLAAF sevice
<1901-111402>
中国軍が殊海航空展で、WingLoong Ⅱを調達したことを明らかにした。
WingLoong ⅡはMQ-9 Reaperと似た武装偵察MALE UAVで、軍ではGJ-2 (Gongji-2) と呼ばれる。
2018.11.09
Defense Update
New Drones Dominate China’s Airshow
<1812-110908>
殊海航空展に展示された各種UAVに関する記事
・XY-280
はF-22/F-35並の6g高旋回が可能なUAVでRCS=0.05~0.1㎡のステルス性を有し、機内には2箇所の弾庫を持ちステルス攻撃機として使用されることが推測される。
全長4.33m、翼端長6m、MTOW 650kgで150kgの搭載能力があり、発進は陸上からRATOを用いて行われ最大速度Mach 0.72の性能を持つ。
センサと武器を搭載しての滞空能力は2時間という。
・CH-7
米国のX-45やX-47に似たCH-7 UCAVは全長10m、翼端長22m、MTOW 13tで、最高速度Mach 0.75で、任務に応じてMach 0.5~0.6で巡航する。
巡航高度は30,000~43,000ftである。
・WJ-700
CASIC社が展示したジェット推進でMTOW 3.5tのWJ-700は70時間の滞空能力をもち、CM-102 ARMやC701、C-705KD対艦ミサイルを搭載するほか、EWやECM装置を搭載することもできる。
・HK-5000G
HK-5000GはMTOW 5tの空母搭載のUAVで、両翼下に合わせて2箇所のハードポイントを持つ。
・YJ-300
Tian Shaoとも呼ばれるYJ-300はAEWと偵察の両用UAVで、胴体両側と翼前縁にアレイを配したAESAアンテナを搭載できる。
MTOWは1.3tで、400kgの搭載能力を持ち、滞空能力15時間、速力200km/h、上昇限度・CH-10
CH-10はVTOL能力を持つチルトロータ式UAVである。
・FL-71
FL-71はMTOW 3tで、高度50,000ftでMach 1.8、高度30,000ftでMach 0.74の高速性能を持つ。
100kgを搭載しての航続距離は800kmで、単一任務で1時間の滞空能力を持つ。
・FL-2
MTOW22tのFL-2はMach 0.73で航続距離7,300kmの性能を持つ。
・TW-356
実大模型が展示されたTengden社製双発のTW-356は重量物運搬用で、空輸品はポッドに収納して翼下4箇所に搭載され高高度を空輸される。
・TW-765
同社最大のTW-765は22tを7,500km空輸できる。
2018.11.06
Jane's 360
Airshow China 2018: CASIC unveils WJ-700 armed reconnaissance UAV
<1812-110604>
CASIC社が殊海航空展にWJ-700 MALE UAVの実大模型を出品した。
同社はWJ-500、WJ-600、WJ-600A/DなどのMALE UAVを生産しているが、WJ-700の前身であるターボジェット推進のWJ-600はMTOW3,500kg、滞空能力20時間であった。
【註】
WJ-700と一緒に写っているCM-102はFC-1/JH-7A戦闘機が搭載する射程100kmのARMで、80kgの弾頭を搭載する。 この写真からするとWJ-700はCM-102を搭載できると思われる。
2018.11.05
産経新聞
中国が最新鋭ステルス無人機「彩虹7」を初公開 米試作機と酷似
<1812-110506>
珠海航空展の開幕を前日に控えた5日、中国のステルスUCAV CH-7(彩虹-7)の実大モデルが公開された。 来年初飛行し、2022年には量産に入るという。
翼端長22mのCH-7は無尾翼で、外観はNorthrop Grumman社のX-47Bに酷似しており、一部の欧米メディアはX-47Bのクローンで、中国がサイバ攻撃で技術を盗んだ可能性を指摘している。 2011年にイランで墜落した米空軍RQ-170の情報が中国に流出したとの見方もある。
2018.10.29
Jane's 360
China's AVIC trials Venus solar-electric UAV
<1811-102906>
中国AVIC社が26日、翼端長20mの太陽光発電式技術検証UAVのQi Mingxing (Venus) が初飛行したと発表した。 初飛行の場所と時期は明らかにされていないが高度20,000mを巡航し、引き続き開発する実用機に向けたデータを収集したという。
AVIC社は2016年に10mのVenusを試作し2年間の試験を行い、2018年9月には5時間の飛行を達成している。
2018.10.22
Jane's 360
AVIC readies Wing Loong I-D prototype for maiden flight
<1811-102209>
中国AVIC社がWing Liing Ⅰ MALE UAVの改良型であるWing Liing ⅠD武装偵察UAVを開発し、2018年末までに初飛行を行う。
全複合材料製のWing Liing ⅠDは重量330kg、全長8.7m、全高3.2m、翼端長17.6mである。
2018.09
International Defence Review
China's CASC reveals enhanced CH-804C hybrid UAV
<>1810-090008>
中国国営CASCの付属機関CAAAがCH-804C固定翼ハイブリッドVTOL UAVの改良型を開発した。 改良型は従来型のMTOW 25kg、翼端長4m、搭載能力3kgに対して、30kg、4.25m、4kgと
能力が向上している。
胴体下には視野角を46゚×34.5゚の広角と4.6゚×3.45゚の狭角に切り替えられる2.5kgのEO/IR装置を装備している。 CH-804Cは到達距離100kmのL-bandデータリンクを搭載し25.6kb/sでデータ転送ができるが、画像伝送に際しては一時的に4Mb/sの伝送が可能になる。
2018.08.22
Jane's Defence Weekly
UAE deploys Wing Loong Ⅱ UAV to Eritrea
<1810-082202>
DigitalGlobe衛星が8月3日に撮影したエリトリアのAssab空港の画像に、サイズからAVIC社製Wing Loong Ⅱ UAVと見られる機体が写っていた。 このことからUAEは少なくとも1機の同機を保有していると見られる。 同空港では3月上旬にMirage 2000用の格納庫より大きい26×21mの格納庫2棟が建造されているのが分かっていた。
2018.08.06
Jane's 360
CASC highlights enhanced CH-804C hybrid UAV
<1809-080605>
中国国営CASCの付属機関CAAAがCH-804CハイブリッドVTOL UAVの改良型を開発した。
改良型は従来型のMTOW 25kg、翼端長4m、搭載能力3kgに対して、30kg、4.25m、4kgと
能力が向上している。
胴体下には視野角を46゚×34.5゚の広角と4.6゚×3.45゚の狭角に切り替えられる2.5kgの
EO/IR装置を装備している。
2018.08.01
Jane's Defence Weekly
AVIC reveals Venus solar-electric UAV
<1809-080107>
中国の航空関係ポータルサイトCAN Newsが7月下旬、AVIC社が太陽光を動力源とする長期滞空型UAV Qi Mingxing (Venus)
の開発を進めていると報じた。
翼端長20m、翼幅1.1m、主翼重量18.9kgの試作機は2017年末に組み立てを開始し7月15日に完成し、初飛行に向け地上での電気、機械系統の試験を行っているという。
Venusの最終的な姿は公表されていないが、2016年の中国航空展では翼端長50m、全長21mのモデルが公表されていた。
2018.07.27
Jane's 360
China's AVIC reveals solar-electric UAV development
<1808-072703>
中国の航空関係ポータルサイトCAN Newsが7月下旬、AVIC社が太陽光を動力源とする長期滞空型UAV
Qi Mingxing (Venus) の開発を進めていると報じた。
翼端長20m、翼幅1.1m、主翼重量18.9kgの試作機は2017年末に組み立てを開始し7月15日に完成
し、初飛行に向け地上での電気、機械系統の試験を行っているという。
Venus UAVの開発についてはまだ公表されていないが、2016年の航空展で全長21mも翼端長50mで4基の電動モータで推進
しするモデルが公開されている。 このモデルは翼と胴体の上面が太陽電池で覆われ、巡航速度100~120km/h、滞空能力30日以上
の性能を持つという。
2018.07.18
Jane's Defence Weekly
China's Yaoying Ⅱ MALE UAV conducts maiden flight
<1809-071811>
新華社通信が7月5日、Yaoying Ⅱ (Sparrow Hawk Ⅱ) MALE UAVが初飛行したと報じた。 国際市場も狙っているという。
全長6mのYaoying Ⅱは攻撃能力を持つ偵察用UAVで、両翼にそれぞれ少なくとも1箇所のハードポイントを持ち、速力
230km/h、滞空能力16時間、実用上昇限度7,500mの性能を持つ。
2018.06.13
Jane's Defence Weekly
Image emerges of China's stealthy Dark Sword UCAV
<1808-061306>
AVIC社が開発しているUCAV暗剣 (Dark Sword) の実大モデルの画像が中国のネット上で公表された。 2006航空展で初
めて計画が公表されて以来12年経た画像の公表であるが性能、諸元は未だ公表されず、暗剣の前に並ぶ関係者の写真から全長は12m程度と推測され
る。
2018.06.07
Jane's 360
Image emerges of China’s stealthy Dark Sword UCAV
<1807-060706>
AVIC社が5日にウェブ上で、暗剣 (An Jian) UCAVの全体像を公表した。
中国が2006年の航空展で構想を公表してから12年経っているが、公表された画像がモックアップなのか試作機なのかは分からない。
一緒に写っているスタップとみられる19名からすると、暗剣の全長は12m以上と推測される。
2018.05.16
Jane's Defence Weekly
Jordan unveils CH-4 UAV
<1807-051605>
アンマンで5月9日~10日に開かれたSOFEX展でヨルダン空軍が中国から購入したCH-4B武装UAVを展示した。 CH-4B
は2016年4月に中国から購入したもので、Al-Zarqa市近郊のSahl Nsab航空基地に配備されている。 また同国はCH-4Bに搭載するAR-1レーザ
誘導ミサイルとFT-9誘導爆弾も購入している。
更にヨルダンのCH-4Bには衛星通信装置が搭載されているため、その戦闘行動半径が250kmから
2,000kmへと延伸しているという。
2018.04.11
Jane's Defence Weekly
China confirms development fo UAVs for aircraft carriers
<1806-041103>
Global Times紙が4月3日、CASC社が空母搭載用のUAVを開発中であることを認めたと報じた。 これについては2016年11月に民間衛星が中国海軍
航空隊のカタパルト試験場にUAVがあるのを発見している。
画像からするとUAVは翼端長178mでV字型尾翼のCloudShadow HALE UAVのようで、光学偵察装置やSIGINT装置を搭
載できる。 このような大型のUAVはスキージャンプ台からの離着艦は難しいため、カタパルトを装備する三番艦の空母に搭載
されると見られている。
2018.04
International Defence Review
China's CASC readies improved CH-4 UAV
<1806-040012>
中国CASC社の技術開発部門であるCAAAがCH-4 MALE UAVの能力向上型であるCH-4Cを開
発している。 CH-4Cは100kg級LGBを搭載できるほかELINT装置も装備できる。
Jane'sはかつてCH-4について、全長8.5m、翼端長18m、MTOW 1,330kgとしていたが、最近ではCH-4は速度が巡航で180km/h、最大で235km/h、
滞空能力40時間、運用高度9,842~19,685ft、実用上昇限度23,600ftとしている。 またMTOW 1,260kgで滞空能力30時間の
CH-4Aや、345kgを搭載して14時間の滞空両力を持つCH-4Bも報告されている。
2018.03.28
Jane's Defence Weekly
Xianglong UAVs spotted on China's Hainan Island
<1805-032802>
民間衛星が2月に撮影した画像から、海南島の凌水航空基地に祥龍HALE UAVが2機配備されていることが分かった。
全長13.25m、翼端長22.5mで巡航速度405kt、上昇限度18,000m、航続距離3,780nmと、RQ-4 Global Hawkと同程度の能力を有する凌水は、2017年
8月にチベット自治区のShingatse航空基地で3機、2018年2月に中国東北部のYishuntun航空基地で2機が確認されている。
2018.03.01
Jane's 360
China's CASC readies improved CH-4 UAV
<1804-030107>
中国CASC社が1月下旬に、CH-4 MALE UAVで最も強力なCH-4Cを公表した。
同社によるとCH-4Cでは数ヵ所で能力向上が図られ、新型の100kg級レーザ誘導爆弾 (LGB) や新型
電子偵察装置も搭載できるという。
CH-4の詳細データは現時点では公表されていない。
2018.03
International Defence Review
China's AVIC aims to roll out Wing Loong ⅠD in 2018
<1804-030009>
中国国営ニュース社が、中国空軍がGongji-1 (Attack-1) として採用しているAVIC社製Wing Loong武装偵察用MALE UAVの新型で
あるWing Loong ⅠD計画を報じた。
Wing Loong ⅠDは全長8.7m、全高3.2m、翼端長17.6mで、最高速度280km/h、対空能力35時間、実用上昇限度7,500mの性能
を持つ。 搭載能力は400kgである。
Wing Loong Ⅰの寸法はそれぞれ、9m、2.8m、14mで、MTOW 1,200kg、搭載能力200kgである。
2018.03
International Defence Review
China's Star Shadow stealth UAV aims to fly in 2019
<1804-030007>
成都のStar UAV社がシンガポール航空展でStar Shadow構想を発表した。
Star Shadowは全長7.3m、翼端長15m、MTOW 4,000kgで、RCS=0.1㎡
のステルス性を持つという。
また全長2.5m、幅0.76m、奥行き0.7mの機内弾庫を持ち、400kgの搭載が可能という。
2018.02.14
Jane's Defense Weekly
Star Shadow stealth UAV aims to fly in 2019
<05.pdf>1804-021405>
成都市のUAVメーカであるStar UAV社がシンガポール航空展にStar Shadow UAVを出品した。
Star Shadowは全長7.3m、翼端長15m、MTOW 4,000kgで400kgの搭載能力を持ち、最大速度700km/h、巡航速度400~
600km/h、上昇限度49,212ft、実用上昇限度39,370ft、滞空能力12時間の性能を持つ。
2018.02.06
Jane's 360
Singapore Airshow 2018: China’s Star Shadow stealth UAV aims to fly in 2019
<1803-020607>
成都市を拠点とするStar UAV社がシンガポール航空展でStar Shadow UCAV構想を公表した。
Star Shadowは全長7.3m、翼端長15m、MTOW 4,000kgの菱形翼機で、RCSは
0.1㎡であるという。
機内には長さ2.5m、幅0.76m、高さ0.7,の弾庫を持ち、400kgの搭載が可能であるという。
2018.01.31
Jane's Defence Weekly
UAE revealed as Wing Loog Ⅱ launch customer
<1803-013105>
10月22日に撮影された衛星の画像で、UAEのQusahwirah航空基地にAVIC社製Wing Loong Ⅱ MALE UAVが駐機してい
るの明らかになった。 新華社通信はWing Loong Ⅱが初飛行する前日の2017年2月28日に、ある国から同機を受注したと報じていた。
一方2016年10月31日と12月21日の衛星写真ではそれより小型のUAVが確認されていたが、これはWng Loongの原型
と見られる。
2018.01.29
Jane's 360
China’s AVIC aims to roll out Wing Loong I-D in 2018
<1802-012904>
中国国営通信社が25日、AVIC社がWing Loong Ⅰ-Dの初飛行を行い、年内に国際市場での販売を開始すると報じた。
【註】
AVIC社はWing Loong Ⅰの後継として武器搭載能力を増強したWing Loong Ⅱを開発し昨年に初飛行させているので、このWing Loong ⅡとWing Loong Ⅰ-Dの違いが分
からない。
2017.01.10
Jane's Defence Weekly
Chinese UAV sets live-fire record
<1803-011014>
新華社通信が12月31日、新型武装UAVのWing Loong Ⅱが最近行われた実射試験で、5個の標的に対し
5種類の武器を全て命中させたと報じた。
報道では使用した武器は明らかにしていないが、2016年に殊海で行われた航空展では搭載武器として、47kgのBlue Arrow 7、26.5kmのBlue Arrow 9 4発パック、
250kgのGB3、50kgのGB7レーザ誘導爆弾などが紹介されていた。
更にBlue Arrow 21 ASMやTL-10 (YJ-9E) 対艦ミサイルも装備できるという。
2018.01.03
Jane's 360
China's Wing Loong II UAV test-fires five different missiles in single sortie, says report
<1802-010304>
中国国営新華社通信が12月31日、試験飛行中の武装偵察UAVであるWing Loog Ⅱが一回の飛
行で、5箇所の異なる標的に対し5種類のミサイルを発射し、全てに命中させたと報じた。