(Yahoo)
2020.11.25
Jane's Defence Weekly
SM-3 Block ⅡA missile intercepts an ICBM-class target for the first time
<2101-112501>
米MDAが11月17日、SM-3 Block ⅡAで初めてICBMを模した標的の撃墜に成功した。 SM-3 Block ⅡAでのICBM迎撃試験は米議会が2020年中に実施するよう求めていた。
標的弾はマーシャル群島共和国Kwajalein環礁にあるRonald Reagan BMD試験場からハワイ北東海域に向けて発射された。
迎撃は駆逐艦John Finnが遠隔射撃モードで行い、John FinnはC2BMCから送られた追随諸元で発射した。
2020.11.17
Defense News
US Navy destroyer shoots down an ICBM in milestone test
<2012-111706>
米MDAが11月17日、駆逐艦John Finnが発射したSM-3 Block ⅡAがICBMを模した標的の撃墜試験に成功したと発表した。
標的となった模擬ICBMは東部時間16日01:00直前ににマーシャル諸島共和国クウェゼリン環礁にあるRonald Reagan試験場からハワイ北東部に向けて発射された。 Aegis Baseline 9を装備した駆逐艦John Finnは他のセンサが捕捉した情報をC2BMC経由で取得し、遠隔射撃モードで射撃を行った。
2020.11.17
時事通信
米、初のICBM迎撃実験に成功 日本と共同開発ミサイル
<2012-111705>
米MDAが17日、SM-3 Block ⅡAによるICBMの迎撃試験に成功したと発表した。 SM-3 Block ⅡAはSRBM~MRBMを迎撃する目的で開発されたもので、ICBMの迎撃試験は初めてである。
試験はハワイ時間16日夜に行われた。 マーシャル諸島クエゼリン環礁にある米軍施設からICBM模擬標的弾をハワイ沖に向けて発射し、駆逐艦John Finnに搭載したSM-3 Block ⅡAで迎撃した。
2020.11.16
MDA HP
U.S. successfully conducts SM-3 Block ⅡA Intercept Test against an Intercontinental Ballistic Missile Target
<52012-111608>
米MDAと海軍が11月16日、駆逐艦John Finnが発射したSM-3 Block ⅡAがICBMを模した標的を撃墜する試験FTM-44を行い迎撃に成功した。 FTM-44はSM-3 Block ⅡAによる6回目の迎撃試験である。
標的となった模擬ICBMはハワイ時間16日07:50にマーシャル諸島共和国クウェゼリン環礁にあるRonald Reagan試験場からハワイ北東部に向けて発射された。 駆逐艦John FinnはC2BMCのハワイ防衛シナリオに沿ってC2BMCからの情報を使った遠隔射撃モードで射撃を行った。
SM-3 Block ⅡAはIRBM迎撃用に開発されたミサイルで、ICBMを迎撃したのは初めてである。
2020.07.30
Inside Defense
GAO: SM-3 Block IIA suffered glitch while achieving intercept in December 2018 flight test, triggering delays
<2008-073009>
SM-3 Block ⅡAは2018年12月の迎撃試験で、開発段階から量産段階に移行できない欠陥が見つかったがその事実が公開されなかったことが、GAO最近公開した年次報告で明らかになった。
2020.07.09
Inside Defense
Navy mulling BMD mission for unmanned surface vessels
<2008-070902>
米海軍は現在、大型及び中型水上艦を基幹とした作戦構想を検討しているが、BMD任務にUSVを活用することを検討している。
駆逐艦の行動の自由を確保し、より広域での活動ができるようにしようというものである。
2020.04.22
NHK
日米共同開発の新型迎撃ミサイル 北朝鮮念頭に初実験へ 米高官
<2005-042207>
米国防総省でBMDを担当するスーファー次官補代理が21日、われわれは北朝鮮がICBMで米本土を攻撃する技術的能力があると見て、日米で共同開発しているSM-3 Block ⅡAで北朝鮮からのICBM攻撃を想定した迎撃試験を今年の夏に行うことを明らかにした。
国防総省は昨年発表したBMD戦略の中で、ICBM迎撃のためにGMDに加え海SM-3 Block ⅡAも投入する方針を打ち出していて、米本土防衛の強化を図る構えである。
2020.04.08
Jane's Defence Weekly
MDA awards Raytheon milti-year deal to produce SM-3 Block ⅠB interceptors
<2005-040810>
Raytheon社が3月30日に、米MDAからSM-3 Block ⅠBのFY19~FY23の多年度契約を$2.1Bで受注したと発表した。
MDAはFY21でSM-3 Block ⅠBに34発分として$401Mを要求している。 MDA当局者によるとBlock ⅠBを174発調達する計画で、最終納入は2026年になる。
2020.04
International Defence Review
US Missile Defense Agency requests funding to augment strategic missile defences
<2005-040007>
米MDAがFY21に要求した$1.9Bには、2019年に計画中止となったRKVに代わるNGIに$664.1Mを計上している。 FY21要求と共に提出された5ヵ年計画でNGIは総額$4.9Bとしているが、NGIはFY21で要求の分析と設計などが行われる。
NGIのRfPは2月末に発簡され2020年末までに契約が行われ、2025~2026年に発射試験、2027~2028年配備可能が計画されているが、MDA長官のヒル海軍中将は現在のGMDが2020年代の中頃から後段に陳腐化するとして、その間の補完を検討している。
候補となるのはSM-3 Block ⅡAとTHAADで、FY21に発展型THAADの開発と試験に$139Mを要求している。 SM-3 Block ⅡAは間もなくICBM迎撃試験が行われる計画で、搭載艦を沿岸に配置する案とAegis Ashoreを米本土に配備する案が検討されている。
2020.01.08
Inside Defense
DOT&E backed SM-3 Block IIA decision, set to determine operational effectiveness, suitability
<15.pdf>2002-010815>
米国防総省のOT&E責任者が昨秋、2006年以来日米で共同開発してきたSM-3 Blovk ⅡAについて量産移行を勧告しており、来月には実用に供しうるとの結論を下す。